JPH0586667A - 袖壁の下地組構造 - Google Patents

袖壁の下地組構造

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Publication number
JPH0586667A
JPH0586667A JP25141491A JP25141491A JPH0586667A JP H0586667 A JPH0586667 A JP H0586667A JP 25141491 A JP25141491 A JP 25141491A JP 25141491 A JP25141491 A JP 25141491A JP H0586667 A JPH0586667 A JP H0586667A
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JP
Japan
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panel
sleeve wall
side panels
panels
attached
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Pending
Application number
JP25141491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Tanigawa
琢洋 谷川
Junya Kaneko
順也 金子
Katsumi Iwai
克巳 岩井
Ryohei Sakai
良平 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 袖壁の寸法精度を高める。 【構成】 壁パネル10から側面パネル12、14が突
出するように固定され、該側面パネル12、14の前面
に前面パネル16が固定されている。側面パネル12、
14の上部に連結金具38が取り付けられ、長ボルト5
2により側面パネル12、14の間隔は調節可能とされ
ている。連結金具38の上面パネル載置面50上に上面
パネル18が載置され、刃付きビス62により固定され
ている。 【効果】 長ボルト52を回すことにより側面パネル1
2、14の間隔を正確に調節することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は袖壁の下地組構造に係
り、特に袖壁の厚さ方向の寸法を正確に出すことができ
る袖壁の下地組構造に関する。
【0002】
【従来の技術】袖壁の下地組構造として、室内の壁面か
ら第1及び第2の側面パネルを対峙させて該壁面から垂
直に突設し、該第1及び第2の側面パネルの突出方向前
端面に前面パネルを取り付け、さらにこれら側面パネル
及び前面パネルの上側に上面パネルを取り付けたものが
ある。このように下地組みされたパネルの表面に、タイ
ルやクロスなどを張り付けることにより袖壁が構築され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の袖壁の下地組構
造においては、側面パネル同志の間隔を正確に出すこと
ができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の袖壁の下地組
構造は、室内の壁面から第1及び第2の側面パネルを対
峙させて該壁面から垂直に突設し、該第1及び第2の側
面パネルの突出方向前端面に前面パネルを取り付け、さ
らにこれら側面パネル及び前面パネルの上側に上面パネ
ルを取り付けた袖壁の下地組構造において、該第1及び
第2の側面パネルの対峙面の上部のそれぞれに、上面パ
ネルの載置面、側面パネルと平行なボルト螺合面及び該
ボルト螺合面に設けられたボルト孔を有した連結金具を
取り付けておき、第1及び第2の側面パネルの該連結金
具同志の間に長ボルトを前記ボルト孔に通して架設する
ことにより両側面パネルの間隔を調節し、該連結金具の
上面パネル載置面に前記上面パネルを載置し、ビスによ
り該上面パネルを該連結金具に固定したことを特徴とす
るものである。
【0005】請求項2の袖壁の下地組構造は、請求項1
の袖壁の下地組構造において、前記側面パネルの先端に
L金具が取り付けられており、前記前面パネルは該L金
具に対し刃付きビスで固定されていることを特徴とする
ものである。
【0006】請求項3の袖壁の下地組構造は、請求項2
の袖壁の下地組構造において、前記側面パネルは板状芯
材の両面に表面材を設けてなるサンドイッチパネルであ
り、該芯材と表面材との間に金属片が該サンドイッチパ
ネルの端面から挿入され、前記連結金具及びL金具は、
この金属片に螺入された刃付きビスによってそれぞれ側
面パネルに固定されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項4の袖壁の下地組構造は、請求項1
ないし3のいずれか1項の袖壁の下地組構造において、
袖壁の側面は複数枚の縦長パネルの縦辺を突き合わせて
なり、該縦長パネルの各々に前記連結金具が取り付けら
れており、かつ一つの側面パネルと平行方向に延在する
長ボルトを連結金具同志の間に架設し、該長ボルトの締
込によって突き合わされた縦長パネル同志を密着方向に
付勢していることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】請求項1の袖壁の下地組構造においては、側面
パネル間に架設された長ボルトを回すことにより、側面
パネル同志の間隔を調節できる。
【0009】請求項2の袖壁の下地組構造にあっては、
このように正確に間隔を調節された側面パネルの前端面
に前面パネルを容易に取り付けることができる。
【0010】請求項3の袖壁の下地組構造にあっては、
サンドイッチパネルに対し端面から金属片が挿入されて
おり、この金属片に対し刃付きビスをねじ込むことか
ら、ビスが十分に効く。従って、連結金具やL金具の取
付強度が高く、しかもこの取付作業もきわめて容易であ
る。
【0011】請求項4の袖壁の下地組構造にあっては、
袖壁の側面を複数枚の縦長パネルで構成しており、袖壁
の出の長さを現場にて容易に調節できる。また、この縦
長パネル同志が長ボルトによって強固に連結されて一体
化されるため、側面パネルの強度も高い。
【0012】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。
【0013】第1図は本発明の実施例に係る袖壁1の下
地組構造を示す分解斜視図、第2図は本発明の実施例構
造を示す水平断面図、第3図は連結金具同志の係合状態
を示す斜視図、第4図はL金具の固定構造を示す水平断
面図である。なお、第2図では連結金具やL金具等は、
その図示が省略されている。
【0014】第1図及び第2図に示す如く、第1及び第
2の側面パネル12、14が対峙して壁パネル10の壁
面から垂直に突設されている。第1及び第2の側面パネ
ル12、14の突出方向前端面に前面パネル16が取り
付けられ、これら側面パネル12、14及び前面パネル
16の上側に上面パネル18が取り付けられている。
【0015】壁パネル10にはコーナーフレーム20が
取り付けられ、側面パネル12、14はそれらの基端側
が該コーナーフレーム20に連結されている。コーナー
フレーム20には、壁パネル10及び側面パネル12、
14にくい込む凸部20aが設けられており、壁パネル
10及び側面パネル12、14はビス22によって該コ
ーナーフレーム20に対し固定されている。
【0016】側面パネル12、14は、2枚の縦長パネ
ル24を組み合わせた構成となっている。縦長パネル2
4同志は、それらの側辺を突き合わせており、突き合わ
せ面には平ジョイント26が介在されている。
【0017】本実施例では、壁パネル10、前面パネル
16、上面パネル18及び縦長パネル24は、いずれ
も、板状の芯材30の両面に表面材28を張り合わせた
サンドイッチパネルである。この芯材30は発泡ウレタ
ン等のビスの効かない材料よりなっており、そのままビ
スを打ってもビスを効かすことができない。そこで、第
4図に示す如く、表面材28と芯材30との間に金属片
32を押し込み、刃付きビス34でL金具36や、次に
述べる連結金具38をビス止めできるようにしている。
【0018】側面パネル12、14の上縁部には、合計
4個の連結金具38がビスにより固定されている。この
連結金具38は、L字形の本体部40と、該本体部40
の両端側から折り立てられた形状のフランジ部42、4
4と、フランジ部42、44に穿設された孔46、48
と、本体部40の上側に溶接などにより一体に設けられ
ている上面パネル載置面50を備えている。この本体部
40が刃付きビスにより側面パネル12、14に固定さ
れている。
【0019】連結金具38、38同志の間に長ボルト5
2、54がかけ渡されている。長ボルト52は側面パネ
ル12、14を連結する方向に延在されており、その両
端が孔46にねじ込まれている。なお、長ボルト52、
54の両端側では、一端に正ねじが刻設され、他端に逆
ねじが刻設されており、従って、長ボルト52、54を
回すことにより、連結金具38同志を接近方向に付勢し
たり離反方向に付勢したりすることができる。
【0020】この長ボルト52を回すことにより、側面
パネル12、14同志の間隔を正確に調節することがで
きる。また、長ボルト54は、前記孔48に螺合され、
この長ボルト54を締め込むことにより、縦長パネル2
4同志を接近方向に付勢し、両者を緊密に連結すること
が可能となっている。
【0021】側面パネル12、14をコーナーフレーム
20を介して壁パネル10に連結し、該側面パネル1
2、14同志の間隔を長ボルト52で調節した後、前面
パネル16及び上面パネル18を刃付きビス60、62
で固定する。刃付きビス60はL金具36にねじ込ま
れ、刃付きビス62は連結金具38の上面パネル載置面
50にねじ込まれる。
【0022】上記の説明から明らかな通り、長ボルト5
2により側面パネル12、14同志の間隔を正確に調節
することができる。そして、このように正確に間隔を調
節された側面パネル12、14の前端面に前面パネル1
6をL金具36及び刃付きビス60によって容易に取り
付けることができる。
【0023】また、金属片32がサンドイッチパネルに
押し込まれているから、刃付きビスを十分に効かせるこ
とができ、連結金具38やL金具36の固定取付強度が
高く、しかもこの取付作業もきわめて容易である。
【0024】さらに、側面パネル12、14が2枚の縦
長パネル24の組み合わせよりなり、一方の縦長パネル
を切断することにより、壁面10からの袖壁1の突出長
さ(出の長さ)を現場にて自在に調節することができ
る。しかも、長ボルト54により縦長パネル24同志の
連結が行なわれており、側面パネル12、14自体の強
度もきわめて高い。
【0025】なお、上記の如くして構築された袖壁1の
側面、前面、上面にはそれぞれタイルやクロスなどの仕
上材が装着され、袖壁が完成される。
【0026】上記実施例では、長ボルト52、54とし
て両切りのボルトが用いられているが、本発明では片切
りの長ボルトを用いても良い。また、上記実施例では孔
46、48が素孔となっているが、雌ねじ孔としても良
い。また、フランジ部42、44にナットを取り付けて
も良い。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明の袖壁の下地組構造
にあっては、側面パネル同志の間隔を正確に調節するこ
とができる。従って、寸法精度の良い袖壁を構築するこ
とができる。
【0028】請求項2の袖壁の下地組構造にあっては、
前面パネルを容易に取り付けることができる。請求項3
の袖壁の下地組構造にあっては、サンドイッチパネルに
対し強固に金具を取り付けることができ、しかも金具の
取付作業もきわめて容易となる。請求項4の袖壁の下地
組構造にあっては、袖壁の出の長さを現場にて容易に調
節できる。また、縦長パネル同志の連結強度がきわめて
高く、袖壁の強度も高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例構造を示す分解斜視図である。
【図2】実施例構造を示す水平断面図である。
【図3】連結金具同志の取り合いを示す斜視図である。
【図4】L金具の固定構造を示す水平断面図である。
【符号の説明】
1 袖壁 10 壁パネル 12,14 側面パネル 16 前面パネル 18 上面パネル 24 縦長パネル 32 金属片 36 L金具 38 連結金具 46,48 孔 52,54 長ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 良平 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナツクス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の壁面から第1及び第2の側面パネ
    ルを対峙させて該壁面から垂直に突設し、該第1及び第
    2の側面パネルの突出方向前端面に前面パネルを取り付
    け、さらにこれら側面パネル及び前面パネルの上側に上
    面パネルを取り付けた袖壁の下地組構造において、 該第1及び第2の側面パネルの対峙面の上部のそれぞれ
    に、上面パネルの載置面、側面パネルと平行なボルト螺
    合面及び該ボルト螺合面に設けられたボルト孔を有した
    連結金具を取り付けておき、 第1及び第2の側面パネルの該連結金具同志の間に長ボ
    ルトを前記ボルト孔に通して架設することにより両側面
    パネルの間隔を調節し、 該連結金具の上面パネル載置面に前記上面パネルを載置
    し、ビスにより該上面パネルを該連結金具に固定したこ
    とを特徴とする袖壁の下地組構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の袖壁の下地組構造において、
    前記側面パネルの先端にL金具が取り付けられており、
    前記前面パネルは該L金具に対し刃付きビスで固定され
    ていることを特徴とする袖壁の下地組構造。
  3. 【請求項3】 請求項2の袖壁の下地組構造において、
    前記側面パネルは板状芯材の両面に表面材を設けてなる
    サンドイッチパネルであり、該芯材と表面材との間に金
    属片が該サンドイッチパネルの端面から挿入され、前記
    連結金具及びL金具は、この金属片に螺入された刃付き
    ビスによってそれぞれ側面パネルに固定されていること
    を特徴とする袖壁の下地組構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項の袖壁
    の下地組構造において、袖壁の側面は複数枚の縦長パネ
    ルの縦辺を突き合わせてなり、該縦長パネルの各々に前
    記連結金具が取り付けられており、かつ一つの側面パネ
    ルと平行方向に延在する長ボルトを連結金具同志の間に
    架設し、該長ボルトの締込によって突き合わされた縦長
    パネル同志を密着方向に付勢していることを特徴とする
    袖壁の下地組構造。
JP25141491A 1991-09-30 1991-09-30 袖壁の下地組構造 Pending JPH0586667A (ja)

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JPH0586667A true JPH0586667A (ja) 1993-04-06

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JP25141491A Pending JPH0586667A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 袖壁の下地組構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10268231B2 (en) 2015-06-15 2019-04-23 Nagaki Seiki Co., Ltd. Lock structure for operating lever

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10268231B2 (en) 2015-06-15 2019-04-23 Nagaki Seiki Co., Ltd. Lock structure for operating lever

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