JPH0586244B2 - - Google Patents

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JPH0586244B2
JPH0586244B2 JP1047897A JP4789789A JPH0586244B2 JP H0586244 B2 JPH0586244 B2 JP H0586244B2 JP 1047897 A JP1047897 A JP 1047897A JP 4789789 A JP4789789 A JP 4789789A JP H0586244 B2 JPH0586244 B2 JP H0586244B2
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air
turntable
air filter
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drive mechanism
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Masanori Okamoto
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、大型トラツク等のエンジンのエアー
インテークに装着されるエアーフイルターを清浄
するためのエアーフイルター清浄装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕 従来、例えば、長距離を走る大型トラツク等の
エンジンのエアーインテークに装着されるエアー
フイルターは、1回の走行距離が長くなり、且つ
道路条件の悪い場所を走行することも多いので埃
等が付き易くなり、目詰まりを起す。そこで、通
常1〜2回の走行で新しいエアーフイルターに取
り替えていた。
しかし、1〜2回の走行毎に新たなエアーフイ
ルターを使用していたのではコスト高となり、輸
送採算ペースに乗らない。
本発明者は、こうした使い捨ての現状に鑑み、
実開昭63−20916号公報において、エアーフイル
ターを清浄にして再三の使用を可能にする装置を
提案した。
このフイルター清浄装置は、第6図に示すよう
に、枠体1内に駆動モータ(図外)にて常時回転
されるフイルター据付盤2を設置し、該フイルタ
ー据付盤2の上方にフイルター固定盤3を上下調
節自在に配置する一方、エアーフイルターAを内
部及び外部より清浄するノズル4,5をエアーフ
イルターA内外部に配設すると共に、該ノズル
4,5を直径方向に位置調節自在にし、且つ、上
下移動自在に配置した構成となつていた。
この構成によつて、エアーフイルターAを常時
回転させつつエアーフイルターAの内外からノズ
ル4,5でエアーを吹きつけてエアーフイルター
を自動的に清浄していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のノズル4,5のエアーフイルターAに対
する上下移動は、両ノズル4,5を集合ボツクス
7にて固定的に連結し、この集合ボツクス7を駆
動手段によつて上下方向に一体的に移動させる構
成によつて行つていたが、前記フイルター据付盤
2、即ちターンテーブルが常時回されている状態
でノズル4,5を上下に移動させてエアーを吹き
つけているので、前記エアーフイルターAの縦方
向に走る襞(エアーフイルターは、濾過面積を大
きくするために横断面視で多数の山形をなす襞を
備えている)奥側を充分に清浄できないという問
題があつた。
また、実公昭59−12984号公報には、こうした
ひだの付いた濾布を回転させつつ洗浄ブラシを回
転軸と平行に移動させて洗浄する装置が記載され
ており、濾布の回転数と洗浄ブラシの昇降速度と
を適当な値に組み合わせることによつて襞奥まで
洗浄するようにしている。
しかしながら上記第6図に記載の装置では比較
的幅広の洗浄ブラシではなく清浄領域の小さいエ
アーノズルを使用しているため、ターンテーブル
の回転数とエアーノズルの昇降速度との組み合わ
せをいかに調整しても、襞の奥までむらなく清浄
することは困難であつた。
本発明は、かかる問題に鑑み、エアーフイルタ
ーの襞の充分な清浄を行うことを目的とする。
また、従来においては、前記各ノズル4,5の
上下動ストロークは、その清浄室6の高さ方向略
一杯にまで設定されており、従つて、これらノズ
ル4,5は、清浄するフイルターAの大きさ(高
さ)に関係なく、常時最大ストロークで上下移動
されていたのである。このため、中小型のフイル
ターを清浄する場合、前記ノズル4,5はフイル
ターの丈の短くなつた分、上方の空間に対してエ
アー噴射を行うことになり、しかもこの余分なス
トロークが往復分あることから、清浄効率が時間
的にもエネルギー的にも非常に悪くなるという問
題があり、エアフイルターの大きさに合つた効率
のよい清浄が望まれていたのである。
そこで実公昭59−12984号公報に記載された構
成を踏襲して、エアーノズルの昇降動作の上限及
び下限を規定するスイツチを設け、該スイツチに
エアーノズルが接触もしくは到達したときに駆動
モータを反転させるようにした構成を採用するこ
とが考えられるが、上記エアフイルターの高さ寸
法は車種によつて千差万別であり、清浄の都度、
上記エアーノズル4,5の昇降ストロークを調整
する作業が必要になるという煩雑さが増すことに
なる。
本発明はかかるエアーノズルの昇降ストローク
の調整を極めて簡便に行えるようにすることを目
的とする。
また、上述の従来技術によれば、フイルターA
は、上部にサイ頭円錐状の固定盤3が嵌合されて
押さえ込まれ、且つ、この固定盤3を駆動手段に
よつて回転させて、そのフイルターA上部に対す
る摩擦力でフイルターAを回転駆動していた。
また、フイルターによつては、その上部に蓋体
を取り付けたまま清浄する場合もある。
これらいずれの場合にも、フイルター内部に位
置するノズル4の作動は、上昇時に前記固定盤3
や蓋体に衝突しないように予めストロークを短か
くしておく必要があるのに対し、逆にフイルター
Aの外部に位置するノズル5のストロークはフイ
ルターAの高さ(軸心方向の長さ)と同じ、又は
それよりも長くしておく必要がある。
こうしたフイルターAの内外ノズル4,5の上
下ストローク差を、一つの駆動系を用いながら簡
単な構成によつて自動的に得ることができるよう
にすることが望まれていた。本発明は、こうした
従来技術の問題点をも解決することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかるエアーフイルター清浄装置は、
上述の課題を解決すべく、請求項1に記載の通
り、 洗浄ハウジング1の清浄室6内で縦軸心回りに
回転自在に設けられるとともに、エアーフイルタ
ーAが載置されるターンテーブル3と、該ターン
テーブル3を所定方向に回転させるターンテーブ
ル駆動手段2と、エアーフイルターAの内外でエ
アーノズル駆動手段7によつて相互に連動して昇
降する内外のエアーノズル4,5とよりなるエア
ーフイルター清浄装置において、 上記ターンテーブル3の外周部に多数の孔3b
を所定ピツチで穿設するとともに、ターンテーブ
ル駆動手段2を上記孔3bに対して係脱自在の操
作突起2aを進退駆動する流体圧シリンダー2b
で構成することにより、ターンテーブル3を間歇
駆動し、 上記操作突起2aの退行動作から進出動作まで
のターンテーブル3の静止状態で上記エアーノズ
ル駆動手段7によるエアーノズル4,5の昇降動
作を行うようにした構成とする。
また、上記清浄室6に隣接する位置に設けられ
たエアーフイルターAを載置する載置部9と、清
浄室6内に配置されて外側エアーノズル5を検知
したときに上昇動作を下降動作に反転させる上限
測定用センサ10と、上記上限測定用センサ10
と連結されて載置部9の側上方に突設した操作杆
10aとを備え、 上記載置部9に載置したエアフイルターAの高
さ寸法に合わせて、操作杆10aを上下移動させ
ることにより、上限測定用センサ10の高さ位置
を調節するようにした構成とするのが望ましい。
さらに、上記ノズル駆動手段7は、内側ノズル
駆動機構7A、外側ノズル駆動機構7B、これら
両者を連動連結する連携駆動機構7C及び前記外
側ノズル駆動機構7Bを駆動する駆動手段13と
から構成され、 前記内外側ノズル駆動機構7A,7Bは夫々一
対のスプロケツト7a,7b,7c,7dに巻回
されたチエーン7e,7fに、各々内外側エアー
ノズル4,5が繋げられた構成とする一方、前記
連携駆動機構7Cは、前記内側ノズル駆動機構7
Aのスプロケツト7aと、該スプロケツト7aよ
りも小径とした上記外側ノズル駆動機構7Bのス
プロケツト7dとの間に巻回されたチエーン7g
から構成されることとする。
〔作 用〕
上記構成によれば、上記操作突起2aの進出動
作により、ターンテーブル3は該操作突起2aが
係合した孔3bを力点とする回転モーメントを受
け、所定量だけ回動する。次いで操作突起2aの
退行動作では、操作突起2aが孔3bから離脱す
るのでターンテーブル3は外力を受けず、操作突
起2aの次の進出動作まで静止することになる。
上記操作突起2aの退行動作の開始を受けて、
エアーノズル駆動手段7の作動が開始され、後述
する昇降動作によりエアーフイルターAにエアー
を噴射をするようにしている。
そして該昇降動作が完了すると、上記操作突起
2aの進出動作が再び開始され、内外エアーノズ
ル4,5は次の襞に対置し、かかる動作が繰り返
されてエアフイルターAの全周面にわたつて清浄
が行われることになる。
上記ターンテーブル駆動手段2とエアーノズル
駆動手段7との相互の応動動作は、周知の機構も
しくは電気的制御回路を介して行うことができ
る。
また上記エアフイルターAの清浄に先立つて、
載置部9にエアフイルターAを載置し、該載置部
9の側上方に突出している操作杆10aを該エア
フイルターAの上端位置に合わせるようにして上
下移動させることにより、清浄室6内の上限測定
用センサ10の高さ位置を調整し、外側エアーノ
ズル5の昇降動作の上端を規定する。
このエアフイルターA(又は、これと同型)を
洗浄ハウジング1の清浄室6内に入れて、そのタ
ーンテーブル3上に載置する。これに対して、外
側エアーノズル5に備えた操作杆11(マグネツ
ト)が駆動手段13(実施例ではロツドレス型エ
アーシリンダ)の作動によつて上昇してくると、
前記上限測定用センサ10に到達して磁気操作で
リミツトスイツチが入り、該リミツトスイツチに
一般の電気的制御回路を介して接続された前記駆
動手段13の駆動回転方向が反転され、ノズル駆
動手段7の駆動方向を逆転させて外側エアノズル
5を下降に転じるのである。
この際、前記内外側エアーノズル4,5は連動
駆動されているので、当然に内側エアノズル4も
上昇から下降に転じることになり、内側エアノズ
ル4の上端を規定するための手段は必須ではな
い。
しかも、上記内外側エアーノズル4,5を連動
駆動する連携駆動機構7Cのチエーン7gが巻回
された各一方のスプロケツト7a,7dのうち、
内側ノズル駆動機構7Aのスプロケツト7aより
も外側ノズル駆動機構7Bのスプロケツト7dが
小径に構成され、以て、同一のノズル駆動手段1
3で駆動されるにもかかわらず、外側エアノズル
5の方が内側エアノズル4よりも速く昇降するの
で、その差だけ前記外側エアーノズル5が長いス
トロークで昇降する。そして、前記内外側エアー
ノズル4,5が上下端に至つたときに一旦停止さ
れ、これに対応して制御信号を出してターンテー
ブル駆動手段2を間歇的に駆動させる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第1図および第2図に示すように、エアーフイ
ルター清浄装置の基本的な構造は次のとおりであ
る。
中心に開口部3aを設けたターンテーブル3
を、清浄ハウジング1の清浄室6内において縦軸
心まわりに回転自在に設けてある。このターンテ
ーブル3は、回転をスムーズに行うためにベアリ
ング3cにて支持されている。
前記ターンテーブル3を、第3図における平面
視で反時計方向に回転させるターンテーブル駆動
手段2を設けてある。このターンテーブル駆動手
段2は、更に第4図に詳しく示すように、前記タ
ーンテーブル3の外周近傍に周方向に沿つて所定
ピツチで穿設された多数の孔3bと、該孔3bに
順次係合離脱する操作突起2aを備えた流体圧駆
動シリンダー2b(ここではエアーシリンダーで
あるが、油圧シリンダー等を用いてもよい)とに
よつて構成され、前記操作突起2aを前記孔3b
に係合させて前記ターンテーブル3を略接線方向
に押し操作し、以て、前記ターンテーブル3を間
歇的に所定ピツチづつ回転させるのである。前記
孔3bは、そのピツチを任意に設定できる。
2cは、付勢バネであり、前記流体圧駆動シリ
ンダー2bの基端を揺動自在に枢支しておき、前
記流体圧駆動シリンダー2bを収縮させるときに
全体が下方に逃げて前記操作突起2aが前記孔3
bから離脱でき、且つ、次の孔3bの位置に至る
と上方に移動して係合できるようにするためのも
のである。
第4図に示す2dは位置決め体であり、前記タ
ーンテーブル3の孔3bに係合することによつ
て、所定ピツチで回転したターンテーブル3を位
置保持する。この位置決め体の設置方向は、前記
ターンテーブル3の接線方向であり、係合部分の
折れ曲がり部は、丁度カム面の作用をなし、前記
ターンテーブル3の強制回転に対して上方に逃げ
る。
このターンテーブル駆動手段2では、その操作
突起2aが押し操作後に前記孔3bから外れ易く
なるように、前記ターンテーブル3に対して斜め
に設けられており、流体圧シリンダー2bのため
に比較的大きな設置スペースが必要である。
そこで第5図に示すように、流体圧シリンダー
2bの操作突起2aが押し操作後に前記孔3bか
ら外れ易くなるように、前記操作突起2aの片面
にカム面2cを備え、前記流体圧シリンダー2b
が引き作動のときに前記操作突起2aがバネ2f
に抗して揺動して前記孔3bから外れるように構
成し、これによつて流体圧シリンダー2bを前記
ターンテーブル3の下側で略水平に設置できる別
形態を採用してもよい。
上記第4図、第5図に示したいずれのターンテ
ーブル駆動手段2によつても、操作突起2aの退
行動作から次の進出動作までの間は、ターンテー
ブル3は静止することになり、後述の電気的制御
回路を利用して、該静止したエアフイルターAに
対して内外エアーノズル4,5を昇降させるとと
もにエアー噴射を行い清浄を行うようにしてい
る。
前記ターンテーブル3の開口部3aを貫通して
上下移動自在に内側エアーノズル4を設け、且
つ、前記ターンテーブル3に載置されるエアーフ
イルターAの外側相当位置に、前記エアーフイル
ターの外側に沿つて上下動自在に外側エアーノズ
ル5を設けてある。
前記両エアーノズル4,5を所定相対関係で連
動して上下移動させるノズル駆動手段7を設けて
ある。
前記ノズル駆動手段7は、内側ノズル駆動機構
7A、外側ノズル駆動機構7B、これら両者を連
動連結する連携駆動機構7C、及び前記外側ノズ
ル駆動機構7Bを駆動する駆動手段13としての
ロツドレス型エアシリンダーとから構成されてい
る。
このノズル駆動手段7の前記ロツドレス型エア
シリンダー13および前記ターンテーブル駆動手
段2とともに電気的制御回路によつて接続され、
後述するエアーフイルターAの上限測定用センサ
10に前記外側エアーノズル5が上昇して接近乃
至当接すると電気的信号を発して前記エアーシリ
ンダー13を停止させるともに前記ターンテーブ
ル駆動手段2を間歇的に作動するところの電気的
制御回路構成が取られている。
この電気的制御回路は、格別新規なものではな
く一般公知の技術によるものであり、少なくとも
操作突起2aが進出動作を終え、退行動作に移行
すると同時に、上記駆動手段13の駆動を開始す
るように制御されればよく、内部の回路構成につ
いての詳細な説明は省略する。
前記内外側ノズル駆動機構7A,7Bは、夫々
上下一対のスプロケツト7a,7b,7c,7d
間に巻回されたチエーン7e,7fに、前記内外
側エアーノズル4,5に繋がるエアー供給パイプ
4′,5′を連結して構成されている。これらのエ
アー供給パイプ4′,5′のうち、内側エアーノズ
ル4は剛体のパイプと、これに接続されたフレキ
シブルなホースとを用いたが、外側エアーノズル
5の方は直接フレキシブルなホースを用いた。
前記連携駆動機構7Cは、前記内外側ノズル駆
動機構7A,7Bの各一方のスプロケツト7a,
7dに巻回されたチエーン7gから構成されてい
る。この連携駆動機構7Cのチエーン7gが巻回
された各一方のスプロケツト7a,7dのうち、
内側ノズル駆動機構7Aのスプロケツト7aより
も外側ノズル駆動機構7Bのスプロケツト7dが
小径に構成され、以て、同一のノズル駆動手段7
で駆動されるにもかかわらず、前記外側ノズル駆
動機構7Bの方が前記内側ノズル駆動機構7Aよ
りも早く作動し、その差だけ前記外側エアーノズ
ル5が長いストロークで昇降し、これによつて、
前記エアーフイルターAの内側よりも清浄範囲が
長くなる外側の清浄が自動的、且つ十分に行い得
るとともに、内側ノズル4がエアーフイルターA
の天井部にあたることが防止される。
また、この実施例では、上記清浄室6に隣接す
る位置に設けられたエアーフイルターAを載置す
る載置部9と、清浄室6内に配置されて外側エア
ーノズル5を検知したときに上昇動作を下降動作
に反転させる上限測定用センサ10と、上記上限
測定用センサ10と連結されて載置部9の側上方
に突設した操作杆10aとを備えるようにし、上
記載置部9に載置したエアフイルターAの高さ寸
法に合わせて、操作杆10aを上下移動させるこ
とにより、上限測定用センサ10の高さ位置を調
節するようにしている。
8は集塵手段であつて前記清浄ハウジング1内
に設けられ、前記内外側エアーノズル4,5によ
つてエアーフイルターAから飛散した塵埃を収集
するため、吸引フアンとこれを駆動する電動モー
ター(いずれも図示省略)から構成されている。
第1図において、12は前記内側エアーノズル
4のヘツドに取り付けられた近接スイツチであ
り、前記内側エアーノズル4の上昇限度を決定し
て該内側エアーノズル4が上昇してエアーフイル
ターAの上部の蓋体(備えている場合)に近接す
るとスイツチが作動し、前記ノズル駆動手段7の
駆動方向を反転させる制御回路を働かせ、以て、
上限作動範囲の安全を確保して前記上限測定用セ
ンサ10に優先する保証機能を分担させている。
なお、内外側エアーノズル4,5の下限は、初
期設定において極めて容易に基準を定めることが
できるが、この下限制御に別途リミツトスイツチ
を設けてもよい。
また、本実施例では、前記ノズル駆動手段7の
駆動源にはロツドレス型エアーシリンダーを用い
たが、通常の電動モータに代えて良いことは勿論
であり、その場合においても公知の電気的制御回
路によつて、ターンテーブル3を間歇的に駆動
し、内外側エアーノズル4,5をその上下端部に
おいて停止制御させるように両者を制御できれば
よい。
また、この実施例では、前記ターンテーブル3
と載置部9とを同じ高さ位置とし、この下側基準
を当初から設定してあるという実施例の前提で説
明した為に、下降から上昇への反転についての説
明が不要となつて省いてある。しかし、前記ター
ンテーブル3と載置部9とを異なるレベルに設定
しておいて、その差異を別途換算修正して、上下
に測定用センサを設けるようにしてもよく、要す
るに清浄室6外において予めエアーフイルターA
のサイズを検知しておき、これに応じたノズルの
ストロークを効率よく得ることができればよい。
〔発明の効果〕
本発明にかかる請求項1に記載のエアーフイル
ターの清浄装置によれば、ターンテーブルの間歇
駆動を、流体圧シリンダーとターンテーブルに穿
孔した孔とで行うので極めて簡略な構造で済むと
ともに、ターンテーブル停止中に上下方向にノズ
ルを移動させながらエアーを噴射する動作を比較
的容易に制御できるので、フイルターの外周の襞
の入口から奥側へ至る範囲の塵埃を確実に吹き飛
ばして清掃できるという効果を奏する。
また、請求項2によれば、各種サイズのエアー
フイルターに対応した最も能率のよい清掃を自動
的に行うための上限測定用センサの設定位置を極
めて簡便に行い得る利点がある。
また、請求項3によれば、ノズル駆動手段の構
造を、チエーン、スプロケツト等という簡潔、且
つ安価な部品を用いながら、作動の確実性とトラ
ブル発生を少なくすることができる利点があり、
スプロケツトの大きさを変える程度の調整で、各
種サイズのエアーフイルターに合わせた最も効率
のよい内外側エアーノズルのストロークを得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例であるエアフイルタ
ー清浄装置を示し、第1図は全体の縦断側面図、
第2図は要部の横断面図、第3図はターンテーブ
ルの平面図、第4図はターンテーブルの駆動手段
を示す縦断側面図、第5図はターンテーブルの別
の駆動手段を示す縦断側面図、第6図は従来技術
を示す全体の縦断側面図である。 図中、1…清浄ハウジング、2…ターンテーブ
ル駆動手段、3…ターンテーブル、3a…開口
部、4…内側エアーノズル、5…外側エアーノズ
ル、6…清浄室、7…ノズル駆動手段、8…集塵
手段、9…載置部、10…上限測定用センサ、1
0a…操作杆、13…駆動手段、A…エアーフイ
ルター、7A…内側ノズル駆動機構、7B…外側
ノズル駆動機構、7C…連携駆動機構、7a,7
b,7c,7d…スプロケツト、7e,7f,7
g…チエーン、4′,5′…エアー供給パイプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 洗浄ハウジング1の清浄室6内で縦軸心回り
    に回転自在に設けられるとともに、エアーフイル
    ターAが載置されるターンテーブル3と、該ター
    ンテーブル3を所定方向に回転させるターンテー
    ブル駆動手段2と、エアーフイルターAの内外で
    エアーノズル駆動手段7によつて相互に連動して
    昇降する内外のエアーノズル4,5とよりなるエ
    アーフイルター清浄装置において、 上記ターンテーブル3の外周部に多数の孔3b
    を所定ピツチで穿設するとともに、ターンテーブ
    ル駆動手段2を上記孔3bに対して係脱自在の操
    作突起2aを進退駆動する流体圧シリンダー2b
    で構成することにより、ターンテーブル3を間歇
    駆動し、 上記操作突起2aの退行動作から進出動作まで
    のターンテーブル3の静止状態で上記エアーノズ
    ル駆動手段7によるエアーノズル4,5の昇降動
    作を行うようにしたことを特徴とするエアーフイ
    ルター清浄装置。 2 上記清浄室6に隣接する位置に設けられたエ
    アーフイルターAを載置する載置部9と、外側エ
    アーノズル5を検知したときに上昇動作を下降動
    作に反転させる清浄室6に配置された上限測定用
    センサ10と、上記上限測定用センサ10と連結
    されて載置部9の側上方に突設した操作杆10a
    とを備え、 上記載置部9に載置したエアフイルターAの高
    さ寸法に合わせて、操作杆10aを上下移動させ
    ることにより、上限測定用センサ10の高さ位置
    を調節するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載のエアーフイルター清浄装置。 3 上記ノズル駆動手段7は、内側ノズル駆動機
    構7A、外側ノズル駆動機構7B、これら両者を
    連動連結する連携駆動機構7C及び前記外側ノズ
    ル駆動機構7Bを駆動する駆動手段13とから構
    成され、 前記内外側ノズル駆動機構7A,7Bは夫々一
    対のスプロケツト7a,7b,7c,7d間に巻
    回されたチエーン7e,7fに、各々内外側エア
    ーノズル4,5が繋げられた構成とする一方、前
    記連携駆動機構7Cは、前記内側ノズル駆動機構
    7Aのスプロケツト7aと、該スプロケツト7a
    よりも小径とした上記外側ノズル駆動機構7Bの
    スプロケツト7dとの間に巻回されたチエーン7
    gから構成される請求項1乃至2に記載のエアー
    フイルター清浄装置。
JP4789789A 1989-02-27 1989-02-27 エアーフィルター清浄装置 Granted JPH02223661A (ja)

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