JPH0585945A - 3−フエニル−1−置換−2−プロペノン類の製造方法 - Google Patents

3−フエニル−1−置換−2−プロペノン類の製造方法

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JPH0585945A
JPH0585945A JP3270465A JP27046591A JPH0585945A JP H0585945 A JPH0585945 A JP H0585945A JP 3270465 A JP3270465 A JP 3270465A JP 27046591 A JP27046591 A JP 27046591A JP H0585945 A JPH0585945 A JP H0585945A
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JP
Japan
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carbon atoms
optionally substituted
halogen
substituted
alkyl
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JP3270465A
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English (en)
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Shinzo Toshibe
伸三 利部
Katsuaki Wada
勝昭 和田
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Bayer CropScience KK
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Nihon Bayer Agrochem KK
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C205/00Compounds containing nitro groups bound to a carbon skeleton
    • C07C205/45Compounds containing nitro groups bound to a carbon skeleton the carbon skeleton being further substituted by at least one doubly—bound oxygen atom, not being part of a —CHO group
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C201/00Preparation of esters of nitric or nitrous acid or of compounds containing nitro or nitroso groups bound to a carbon skeleton
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    • C07C45/61Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
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    • C07C67/343Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記反応式で表される3−フェニル−1−置
換−2−プロペノン誘導体の新規製造方法。 [式中、Zはハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シク
ロアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチ
オ、ハロアルキルチオ、置換されていてもよいフェニ
ル、同フェノキシ、同フェニルアルキル、同フェニルア
ルコキシ、または同フェニルアルケニルを示し、Rはア
ルキル、シクロアルキル、置換されていてもよいフェニ
ル、同フェニルアルキル、同フェニルアルコキシ、同フ
ェニルアルケニル、同アルコキシカルボニル、ヘテロア
リル、縮合した芳香環またはシアノを示し、そして、m
は0,1,2,3又は4を示す。]例えば、弗化フェニ
ルメタンスルホニルと臭化フェナシルよりカルコンが得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、3−フェニル−1−
置換−2−プロペノン誘導体の新規製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カルコン型構造を有する化合物は、一般
にアルカリの存在下でアセトフェノンとベンズアルデヒ
ドとを縮合させ合成されている。また、アリル置換アル
ケン類は、弗化フェニルメタンスルホニルとアルデヒド
類又はケトン類とを反応させることによって得ることが
できる(文献 J. Chem. Soc., Chem. Commun., 1991,4
08)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】3−フェニル−1−置
換−2−プロペノン誘導体は、医薬・農薬の製造中間体
として有用である(EP40345等)。本願は該誘導
体の新規製造方法を提供する。
【0004】下記式(I)で表される3−フェニル−1
−置換−2−プロペノン誘導体は、
【化4】 式中、Zはハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シクロ
アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチ
オ、ハロアルキルチオ、置換されていてもよいフェニ
ル、置換されていてもよいフェノキシ、置換されていて
もよいフフェニルアルキル、置換されていてもよいフェ
ニルアルコキシ、または置換されていてもよいフェニル
アルケニルを示し、Rはアルキル、シクロアルキル、置
換されていてもよいフェニル、置換されていてもよいフ
ェニルアルキル、置換されていてもよいフェニルアルコ
キシ、置換されていてもよいフェニルアルケニル、置換
されていてもよいアルコキシカルボニル、ヘテロアリ
ル、縮合した芳香環またはシアノを示し、そして、mは
0、1、2、3又は4を示す、本発明の製造方法、
【0005】式(II):
【化5】 式中、Zおよびmは、前記と同じで表される化合物と、 式(III):
【化6】 式中、Rは、前記と同じ、Aは、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子、アルキルホニル、フェニルスルホニルまた
はパラトルイルスルホニルを示す、で表される化合物と
を、相間移動触媒及び酸結合剤の存在下で反応させるこ
とにより製造することができる。
【0006】本発明の製造方法によれば、従来の方法、
例えば、アルカリの存在下でアセトフェノンとベンズア
ルデヒドとを縮合させる方法に比較し下記のような利点
がある。反応条件が温和なので原料のケトン類の縮合な
どを防ぐことができ、収率が良い。反応操作が簡便なた
め、特別な器具や温度の厳格な条件設定をしなくてもよ
い。しかも、反応時間と精製操作に要する時間が短くて
すむ。トランス体のみ合成することができる。
【0007】本発明によって製造される3−フェニル−
1−置換−2−プロペノン誘導体は、例えば、EP−4
0345(欧州特許)に記載される殺菌性トリアゾール
誘導体の中間体として利用される。
【0008】上記製法に於いて、原料として、例えば、
弗化フェニルメタンスルホニルと、フェナシルブロマイ
ドとを用いると、下記の反応式で表される。
【化7】
【0009】式(I)の化合物において、好ましくは、
Zは、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキル、炭素数1〜2のそしてハロゲン原子数1〜5
(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキ
ル、炭素数5〜7のシクロアルキル、炭素数1〜4の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシ、炭素数1〜2そしてハロゲ
ン原子数1〜5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)
のハロアルコキシ、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキルチオ、炭素数1〜2そしてハロゲン原子数1〜5
(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキル
チオ、ハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状
のアルキルによって置換されていてもよいフェニル、ハ
ロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキ
ルによって置換されていてもよいフェノキシ、アルキル
部分が炭素数1〜2でありハロゲンまたは炭素数1〜4
の直鎖又は分枝鎖状のアルキルによって置換されていて
もよいフェニルアルキニル、アルキル部分が炭素数1〜
2でありハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖
状のアルキルによって置換されていてもよいフェニルア
ルコキシ、または、アルケニル部分が炭素数2〜4であ
りハロゲンであり炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキルによって置換されていてもよいフェニルアルケニ
ルを示し、Rは、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキル、炭素数1〜2のアルキルによって置換されてい
てもよい炭素数3〜7のシクロアルキル、ハロゲン、炭
素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
1〜2そしてハロゲン原子数1〜5(例えば、特に塩素
原子又は弗素原子)のハロアルキルによって置換されて
いてもよいフェニル、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又
は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数1〜2そしてハロゲ
ン原子数1〜5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)
のハロアルキルによって置換されていてもよいアルキル
部分が炭素数1〜2のフェニルアルキル、ハロゲン、炭
素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
1〜2そしてハロゲン原子数1〜5(例えば、特に塩素
原子又は弗素原子)のハロアルキルによって置換されて
いてもよいアルケニル部分が炭素数2〜4のフェニルア
ルケニル、置換されていてもよいアルコキシカルボニ
ル、ヘテロアリル、縮合した芳香環またはシアノを示
し、そして、mは、0、1、2又は3を示す。
【0010】特に、好ましくは、Zは、弗素原子、塩素
原子、臭素原子、メチル、t−ブチル、シクロヘキシ
ル、メトキシ、メチルチオ、トリフルオロメチル、トリ
フルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、弗素原
子、塩素原子またはメチルから選ばれる置換基で1置換
もしくは2置換されていてもよいフェニル、弗素原子、
塩素原子またはメチルから選ばれる置換基で1置換もし
くは2置換されていてもよいフェノキシ、ベンジル、ま
たはベンジルオキシを示し、Rはt−ブチル、イソプロ
ピル、メチル、メチル置換されていてもよいシクロプロ
ピル、メチル置換されていてもよいシクロペンチル、メ
チル置換されていてもよいシクロヘキシル、弗素原子、
塩素原子またはメチルから選ばれる置換基で1置換もし
くは2置換されていてもよいフェニル、または、シアノ
を示し、そして、mは0、1又は2を示す。
【0011】原料である式(II)の化合物において、Z
およびmは、前記と同じ、好ましくは前記好ましい定義
と同義を示す。式(II)の化合物は、例えば、J. Org.
Chem., (1960), vol.25,2016.に記載された方法に従っ
て合成することができ、その具体例として下記化合物を
挙げることができる。弗化フェニルメタンスルホニル、
弗化4−クロロフェニルメタンスルホニル、弗化4−ブ
ロモフェニルメタンスルホニル、弗化4−メチルフェニ
ルメタンスルホニル、弗化4−メトキシフェニルメタン
スルホニル、弗化4−フルオロフェニルメタンスルホニ
ル、弗化4−トリフルオロメチルフェニルメタンスルホ
ニル、弗化4−ニトロフェニルメタンスルホニル、弗化
4−フェノキシフェニルメタンスルホニル、弗化4−フ
ェニルメタンスルホニル、弗化3、4−ジクロロフェニ
ルメタンスルホニル、弗化3−メチルフェニルメタンス
ルホニル、弗化3−メトキシフェニルメタンスルホニ
ル、および弗化3−フルオロフェニルメタンスルホニ
ル。
【0012】もう一つの原料である式(III)の化合物に
おいて、RおよびAは、前記と同じ、好ましくは前記R
の好ましい定義と同義を示し、Aは好ましくは、塩素原
子、臭素原子、ヨウ素原子、アルキルスルホニル、フェ
ニルスルホニルまたはパラトルイルスルホニルを示す。
式(III)の化合物は、有機化学の分野ではよく知られた
化合物で、その具体例として下記化合物を挙げることが
できる。フェナシルブロマイド、4−クロロフェナシル
ブロマイド、4−ブロモフェナシルブロマイド、4−ニ
トロフェナシルブロマイド、4−フルオロフェナシルブ
ロマイド、および3、4−ジクロロフェナシルブロマイ
ド。
【0013】本発明の実施に際しては、適当な希釈剤と
して、すべての不活性な有機溶媒を挙げることができ
る。斯かる希釈剤の例としては、脂肪族、環脂肪族およ
び芳香族炭化水素類(場合によっては塩素化されてもよ
い)例えば、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、石
油エーテル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、メチレンクロライド、ジクロロメタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、エチレンク
ロライド、クロルベンゼン、ジクロロベンゼン;その
他、エーテル類例えば、ジエチルエーテル、メチルエチ
ルエーテル、ジ−イソ−プロピルエーテル、ジブチルエ
ーテル、プロピレンオキサイド、ジオキサン、ジメトキ
シエタン(DME)、アニソール、テトラヒドロフラン
(THF)、ジエチレングリコールジメチルエーテル
(DGM)、ジエチレングリコールジエチルエーテル;
その他、ケトン類例えばアセトン、メチルエチルケトン
(MEK)、メチル−イソ−プロピルケトン、メチル−
イソ−ブチルケトン(MIBK);その他、ニトリル類
例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、アクリロ
ニトリル、ベンゾニトリル;その他、エステル類例え
ば、酢酸エチル、酢酸アミル;その他、酸アミド類例え
ば、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセト
アミド(DMA);その他、スルホン、スルホキシド類
例えば、ジメチルスルホキシド(DMSO)、スルホラ
ン;その他、および塩基例えば、ピリジン等を挙げるこ
とができる。
【0014】本発明製法に於いて、相間移動触媒として
は、ハロゲン化テトラアルキルアンモニウム、ハロゲン
化テトラアルキルホスホニウム、クラウンエーテル類ま
たはクリプタント類、例えば、塩化ベンジルジメチルア
ンモニウム、臭化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩
化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩化セチルベンジ
ルジメチルアンモニウム、臭化セチルベンジルジメチル
アンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、
塩化テトラブチルアンモニウム、ヨウ化テトラブチルア
ンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、臭
化トリエチルベンジルアンモニウム、18−クラウン−
6−エーテル、ジベンゾ−18−クラウン−6、ジベン
ゾ−25−クラウン−8−エーテル、ジシクロヘキサノ
−18−クラウン−6−エーテル等を挙げることができ
る。
【0015】本発明の製法は、酸結合剤の存在下で行
い、斯かる酸結合剤としては、無機塩基としてアルカリ
金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩およびアルコラート
等例えば、炭酸水素ナトリウム、酢酸カリウム、酢酸ナ
トリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、水酸化リ
チウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カ
ルシウム、水素化カルシウムを例示することができる。
有機塩基として第3級アミン類、ジアルキルアミノアニ
リン類及びピリジン類、例えば、トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、1,1,4,4−テトラメチルエチレ
ンジアミン(TMEDA)、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、ピリジン、4−ジメチ
ルアミノピリジン(DMAP)、1,4−ジアザビシク
ロ〔2,2,2〕オクタン(DABCO)及び1,8−
ジアザビシクロ〔5,4,0〕ウンデク−7−エン(D
BU)等を挙げることができる。
【0016】本発明の製法は、実質的に広い温度範囲内
において実施することができる。一般には、約0〜約1
50℃、好ましくは、約0〜約100℃の間で実施でき
る。また、該反応は常圧の下で行うことが望ましいが、
加圧または減圧下で操作することもできる。本発明を実
施するにあたっては、実質的に広いモル比で実施するこ
とができるが、一般には、式(II)の化合物1モルに対
し、0.5モル量乃至3モル量を、好ましくは、0.8
モル量乃至1.2モル量の式(III)を、反応させること
によって目的化合物を得ることができる。本発明の製法
で使用される酸結合剤の量は、実質的に広い範囲で実施
することができるが、一般には、式(II)の化合物1モ
ルに対し、1モル量乃至6モル量を、好ましくは、2モ
ル量乃至3モル量使用される。本発明の製法で使用され
る相間移動触媒の量は、有機化学で一般に使用される触
媒の量と同じであり、例えば、式(II)の化合物1モル
に対し、0.001モル量乃至0.01モル量使用され
る。
【0017】以下に、実施例により本発明の内容を具体
的に説明するが本発明は、これのみに限定されるべきで
はない。
【実施例】
合成例1
【化8】 18.4gの弗化フェニルメタンスルホニルと10.0
gの臭化フェナシルを100mlのアセトニトリルに溶か
し、これに触媒量のジベンゾ−18−クラウン−6(約
500mg)を加えた。混合液を攪拌しながら68gの無
水の粉末炭酸カリウムを添加した後、10時間加熱還流
した。冷却後アセトニトリルを減圧下で留去し、残さを
トルエンで抽出した。抽出液を短いカラム(シリカゲ
ル)を通し、触媒と無機物を除いた。トルエンを留去す
ると16.0gのカルコンを得た。融点56℃
【0018】合成例2
【化9】 21.8gの弗化4−クロロフェニルメタンスルホニル
と23.3gの4−クロロフェナシルブロミドを100
mlのテトラヒドロフランに溶かし、これに触媒量の臭化
テトラブチルアンモニウム(約300mg)を加えた。混
合液を攪拌しながら68gの無水の粉末炭酸カリウムを
添加した後、50℃で8時間加熱した。冷却後無機物を
漉去しテトラヒドロフランを減圧下で留去し、残さをエ
タノールで洗浄すると、黄色結晶の4,4−ジクロロ−
トランス−カルコンを得た。 融点156℃ 上記合成例1および2と同様にして得た化合物を下記第
1表に示す。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】3−フェニル−1−置換−2−プロペノ
ン誘導体は、本発明の製造方法により収率良く簡便に製
造することができる。
【手続補正書】
【提出日】平成3年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】式(I)の化合物において、好ましくは、
Zは、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキル、炭素数1〜2のそしてハロゲン原子数1〜5
(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキ
ル、炭素数5〜7のシクロアルキル、炭素数1〜4の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシ、炭素数1〜2そしてハロゲ
ン原子数1〜5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)
のハロアルコキシ、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキルチオ、炭素数1〜2そしてハロゲン原子数1〜5
(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキル
チオ、ハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状
のアルキルによって置換されていてもよいフェニル、ハ
ロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキ
ルによって置換されていてもよいフェノキシ、アルキル
部分が炭素数1〜2でありハロゲンまたは炭素数1〜4
の直鎖又は分枝鎖状のアルキルによって置換されていて
もよいフェニルアルキニル、アルキル部分が炭素数1〜
2でありハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖
状のアルキルによって置換されていてもよいフェニルア
ルコキシ、または、アルケニル部分が炭素数2〜4であ
りハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキルによって置換されていてもよいフェニルアルケニ
ルを示し、Rは、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキル、炭素数1〜2のアルキルによって置換されてい
てもよい炭素数3〜7のシクロアルキル、ハロゲン、炭
素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
1〜2そしてハロゲン原子数1〜5(例えば、特に塩素
原子又は弗素原子)のハロアルキルによって置換されて
いてもよいフェニル、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又
は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数1〜2そしてハロゲ
ン原子数1〜5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)
のハロアルキルによって置換されていてもよいアルキル
部分が炭素数1〜2のフェニルアルキル、ハロゲン、炭
素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
1〜2そしてハロゲン原子数1〜5(例えば、特に塩素
原子又は弗素原子)のハロアルキルによって置換されて
いてもよいアルケニル部分が炭素数2〜4のフェニルア
ルケニル、置換されていてもよいアルコキシカルボニ
ル、ヘテロアリル、縮合した芳香環またはシアノを示
し、そして、mは、0、1、2又は3を示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明製法に於いて、相間移動触媒として
は、ハロゲン化テトラアルキルアンモニウム、ハロゲン
化テトラアルキルホスホニウム、クラウンエーテル類ま
たはクリプタン類、例えば、塩化ベンジルジメチルア
ンモニウム、臭化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩
化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩化セチルベンジ
ルジメチルアンモニウム、臭化セチルベンジルジメチル
アンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、
塩化テトラブチルアンモニウム、ヨウ化テトラブチルア
ンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、臭
化トリエチルベンジルアンモニウム、18−クラウン−
6−エーテル、ジベンゾ−18−クラウン−6、ジベン
ゾ−25−クラウン−8−エーテル、ジシクロヘキサノ
−18−クラウン−6−エーテル等を挙げることができ
る。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【化1】 式中、Zはハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シクロ
アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチ
オ、ハロアルキルチオ、置換されていてもよいフェニ
ル、置換されていてもよいフェノキシ、置換されていて
もよいフェニルアルキル、置換されていてもよいフェニ
ルアルコキシ、または置換されていてもよいフェニルア
ルケニルを示し、 Rはアルキル、シクロアルキル、置換されていてもよい
フェニル、置換されていてもよいフェニルアルキル、置
換されていてもよいフェニルアルコキシ、置換されてい
てもよいフェニルアルケニル、置換されていてもよいア
ルコキシカルボニル、ヘテロアリール、縮合した芳香環
またはシアノを示し、そして、 mは0、1、2、3又は4を示す、 で表される3−フェニル−1−置換−2−プロペノン誘
導体の製造方法であって、 式(II):
【化2】 式中、Zおよびmは、前記と同じ で表される化合物と、 式(III);
【化3】 式中、Rは、前記と同じ、Aは、塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子、アルキルスルホニル、フェニルスルホニル
またはパラトルイルスルホニルを示す、で表される化合
物とを、相間移動触媒及び酸結合剤の存在下で反応させ
る方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】カルコン型構造を有する化合物は、一般
にアルカリの存在下でアセトフェノンとベンズアルデヒ
ドとを縮合させ合成されている。また、アリール置換ア
ルケン類は、弗化フェニルメタンスルホニルとアルデヒ
ド類又はケトン類とを反応させることによって得ること
ができる(文献 J.Chem.Soc.,Chem.
Commun.,1991,408)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】下記式(I)で表される3−フェニル−1
−置換−2−プロペノン誘導体は、
【化4】 式中、Zはハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シクロ
アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチ
オ、ハロアルキルチオ、置換されていてもよいフェニ
ル、置換されていてもよいフェノキシ、置換されていて
もよいフェニルアルキル、置換されていてもよいフェニ
ルアルコキシ、または置換されていてもよいフェニルア
ルケニルを示し、Rはアルキル、シクロアルキル、置換
されていてもよいフェニル、置換されていてもよいフェ
ニルアルキル、置換されていてもよいフェニルアルコキ
シ、置換されていてもよいフェニルアルケニル、置換さ
れていてもよいアルコキシカルボニル、ヘテロアリー
、縮合した芳香環またはシアノを示し、そして、mは
0、1、2、3又は4を示す、本発明の製造方法、
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】式(I)の化合物において、好ましくは、
Zは、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキル、炭素数1〜2のそしてハロゲン原子数1〜5
(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキ
ル、炭素数5〜7のシクロアルキル、炭素数1〜4の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシ、炭素数1〜2そしてハロゲ
ン原子数1〜5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)
のハロアルコキシ、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状ア
ルキルチオ、炭素数1〜2そしてハロゲン原子数1〜5
(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキル
チオ、ハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状
のアルキルによって置換されていてもよいフェニル、ハ
ロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキ
ルによって置換されていてもよいフェノキシ、アルキル
部分が炭素数1〜2でありハロゲンまたは炭素数1〜4
の直鎖又は分枝鎖状のアルキルによって置換されていて
もよいフェニルアルキニル、アルキル部分が炭素数1〜
2でありハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖
状のアルキルによって置換されていてもよいフェニルア
ルコキシ、または、アルケニル部分が炭素数2〜4であ
りハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキルによって置換されていてもよいフェニルアルケニ
ルを示し、Rは、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
ルキル、炭素数1〜2のアルキルによって置換されてい
てもよい炭素数3〜7のシクロアルキル、ハロゲン、炭
素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
1〜2そしてハロゲン原子数1〜5(例えば、特に塩素
原子又は弗素原子)のハロアルキルによって置換されて
いてもよいフェニル、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又
は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数1〜2そしてハロゲ
ン原子数1〜5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)
のハロアルキルによって置換されていてもよいアルキル
部分が炭素数1〜2のフェニルアルキル、ハロゲン、炭
素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
1〜2そしてハロゲン原子数1〜5(例えば、特に塩素
原子又は弗素原子)のハロアルキルによって置換されて
いてもよいアルキル部分が炭素数1〜2のフェニルアル
コキシ、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状の
アルキルまたは炭素数1〜2そしてハロゲン原子数1〜
5(例えば、特に塩素原子又は弗素原子)のハロアルキ
ルによって置換されていてもよいアルケニル部分が炭素
数2〜4のフェニルアルケニル、置換されていてもよい
アルコキシカルボニル、ヘテロアリール、縮合した芳香
環またはシアノを示し、そして、mは、0、1、2又は
3を示す。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明製法に於いて、相間移動触媒として
は、ハロゲン化テトラアルキルアンモニウム、ハロゲン
化テトラアルキルホスホニウム、クラウンエーテル類ま
たはクリプタンド類、例えば、塩化ベンジルジメチルア
ンモニウム、臭化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩
化ベンジルトリブチルアンモニウム、塩化セチルベンジ
ルジメチルアンモニウム、臭化セチルベンジルジメチル
アンモニウム、塩化ドデシルトリメチルアンモニウム、
塩化テトラブチルアンモニウム、ヨウ化テトラブチルア
ンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、臭
化トリエチルベンジルアンモニウム、18−クラウン−
6−エーテル、ジベンゾ−18−クラウン−6、ジベン
ゾ−24−クラウン−8−エーテル、ジシクロヘキサノ
−18−クラウン−6−エーテル等を挙げることができ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】合成例2
【化9】 21.8gの弗化4−クロロフェニルメタンスルホニル
と23.3gの4−クロロフェナシルブロミドを100
mlのテトラヒドロフランに溶かし、これに触媒量の臭
化テトラブチルアンモニウム(約300mg)を加え
た。混合液を攪拌しながら68gの無水の粉末炭酸カリ
ウムを添加した後、50℃で8時間加熱した。冷却後無
機物を漉去しテトラヒドロフランを減圧下で留去し、残
さをエタノールで洗浄すると、黄色結晶の4,4’−ジ
クロロ−トランス−カルコンを得た。 融点156℃ 上記合成例1および2と同様にして得た化合物を下記第
1表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 49/217 8213−4H 49/782 8213−4H 69/618 8018−4H 69/96 Z 9279−4H 205/45 6917−4H 255/40 6917−4H 323/22 7419−4H C07D 521/00 // C07B 61/00 300

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式: 【化1】 式中、Zはハロゲン、アルキル、ハロアルキル、シクロ
    アルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチ
    オ、ハロアルキルチオ、置換されていてもよいフェニ
    ル、置換されていてもよいフェノキシ、置換されていて
    もよいフェニルアルキル、置換されていてもよいフェニ
    ルアルコキシ、または置換されていてもよいフェニルア
    ルケニルを示し、 Rはアルキル、シクロアルキル、置換されていてもよい
    フェニル、置換されていてもよいフェニルアルキル、置
    換されていてもよいフェニルアルコキシ、置換されてい
    てもよいフェニルアルケニル、置換されていてもよいア
    ルコキシカルボニル、ヘテロアリル、縮合した芳香環ま
    たはシアノを示し、そして、 mは0、1、2、3又は4を示す、 で表される3−フェニル−1−置換−2−プロペノン誘
    導体の製造方法であって、 式(II): 【化2】 式中、Zおよびmは、前記と同じ で表される化合物と、 式(III): 【化3】 式中、Rは、前記と同じ、Aは、塩素原子、臭素原子、
    ヨウ素原子、アルキルスルホニル、フェニルスルホニル
    またはパラトルイルスルホニルを示す、で表される化合
    物とを、相間移動触媒及び酸結合剤の存在下で反応させ
    る方法。
  2. 【請求項2】Zが、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又は
    分枝鎖状のアルキル、炭素数1〜2のそしてハロゲン原
    子数1〜5のハロアルキル、炭素数5〜7のシクロアル
    キル、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状アルコキシ炭素
    数1〜2そしてハロゲン原子数1〜5のハロアルコキ
    シ、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状アルキルチオ、炭
    素数1〜2そしてハロゲン原子数1〜5のハロアルキル
    チオ、ハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状
    のアルキルによって置換されていてもよいフェニル、ハ
    ロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキ
    ルによって置換されていてもよいフェノキシ、アルキル
    部分が炭素数1〜2でありハロゲンまたは炭素数1〜4
    の直鎖又は分枝鎖状のアルキルによって置換されていて
    もよいフェニルアルキニル、アルキル部分が炭素数1〜
    2でありハロゲンまたは炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖
    状のアルキルによって置換されていてもよいフェニルア
    ルコキシ、または、アルケニル部分が炭素数2〜4であ
    りハロゲンであり炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
    ルキルによって置換されていてもよいフェニルアルケニ
    ルを示し、Rが、炭素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のア
    ルキル、炭素数1〜2のアルキルによって置換されてい
    てもよい炭素数3〜7のシクロアルキル、ハロゲン、炭
    素数1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数
    1〜2そしてハロゲン原子数1〜5のハロアルキルによ
    って置換されていてもよいフェニル、ハロゲン、炭素数
    1〜4の直鎖又は分枝鎖状のアルキルまたは炭素数1〜
    2そしてハロゲン原子数1〜5のハロアルキルによって
    置換されていてもよいアルキル部分が炭素数1〜2のフ
    ェニルアルキル、ハロゲン、炭素数1〜4の直鎖又は分
    枝鎖状のアルキルまたは炭素数1〜2そしてハロゲン原
    子数1〜5のハロアルキルによって置換されていてもよ
    いアルケニル部分が炭素数2〜4のフェニルアルケニ
    ル、置換されていてもよいアルコキシカルボニル、ヘテ
    ロアリル、縮合した芳香環またはシアノを示し、そし
    て、mが、0、1、2又は3を示す、で表される請求項
    1記載の3−フェニル−1−置換−2−プロペノン誘導
    体の製造方法。
  3. 【請求項3】Zが、弗素原子、塩素原子、臭素原子、メ
    チル、t−ブチル、シクロヘキシル、メトキシ、メチル
    チオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ト
    リフルオロメチルチオ、弗素原子、塩素原子またはメチ
    ルから選ばれる置換基で1置換もしくは2置換されてい
    てもよいフェニル、弗素原子、塩素原子またはメチルか
    ら選ばれる置換基で1置換もしくは2置換されていても
    よいフェノキシ、ベンジル、またはベンジルオキシを示
    し、Rが、t−ブチル、イソプロピル、メチル、メチル
    置換されていてもよいシクロプロピル、メチル置換され
    ていてもよいシクロペンチル、メチル置換されていても
    よいシクロヘキシル、弗素原子、塩素原子またはメチル
    から選ばれる置換基で1置換もしくは2置換されていて
    もよいフェニル、または、シアノを示し、そして、m
    が、0、1又は2を示す、で表される請求項1記載の3
    −フェニル−1−置換−2−プロペノン誘導体の製造方
    法。
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