JPH0585434U - 造粒コーティング装置 - Google Patents

造粒コーティング装置

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JPH0585434U
JPH0585434U JP3447792U JP3447792U JPH0585434U JP H0585434 U JPH0585434 U JP H0585434U JP 3447792 U JP3447792 U JP 3447792U JP 3447792 U JP3447792 U JP 3447792U JP H0585434 U JPH0585434 U JP H0585434U
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JP
Japan
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spray nozzle
powder
processing tank
granules
distance
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Pending
Application number
JP3447792U
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English (en)
Inventor
佳宏 塚田
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理槽内において粉粒体を転動或いは流動さ
せながらスプレーノズルから液体を噴霧して、粉粒体の
造粒やコーティングを行うにあたり、処理槽内における
粉粒体の量が増加した場合にも、スプレーノズルから粉
粒体に対して常に一定の距離で液体が噴霧され、一定し
た粉粒体の造粒やコーティングが簡単に行えるようにす
る。 【構成】 処理槽1内において粉粒体2を転動或いは流
動させながら、スプレーノズル3より液体4を噴霧して
粉粒体2の造粒やコーティングを行うにあたり、処理槽
1内における粉粒体2の量が増加してスプレーノズル3
との間隔が短くなった場合、これを非接触式センサー6
によって検知し、これに基づき制御装置7により昇降装
置5を作動させてスプレーノズル3を上昇させ、スプレ
ーノズル3と粉粒体2との間隔を常に一定に保つように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、処理槽内において粉粒体を転動或いは流動させながら、この粉粒 体にスプレーノズルから液体を噴霧して、粉粒体の造粒やコーティングを行うよ うになった造粒コーティング装置に係り、更に詳しくは、上記のようにして処理 槽内において粉粒体の造粒やコーティングが行われ、処理槽内における粉粒体の 量が次第に増加した場合であっても、処理する粉粒体に対して一定の距離でスプ レーノズルから液体が噴霧され、粉粒体の造粒やコーティングが安定して行える 造粒コーティング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、薬品や食品等の粉粒体を処理槽内において転動流動させながら、こ の粉粒体にスプレーノズルから液体を噴霧して、粉粒体の造粒やコーティングを 行うようにした造粒コーティング装置が知られている。
【0003】 ここで、このような造粒コーティング装置を用い、その処理槽内において粉粒 体の造粒やコーティングを行った結果、処理槽内における粉粒体の量が次第に増 加すると、粉粒体に液体を噴霧するスプレーノズルと造粒やコーティングを行う 粉粒体の距離が短くなり、これによって粉粒体の造粒やコーティングの状態が一 定しなくなるという問題があった。
【0004】 そこで、従来においては、上記のスプレーノズルを昇降装置に取り付けて昇降 できるようにし、人が処理槽内における粉粒体の量を観察しながら、処理槽内に おける粉粒体とスプレーノズルとの距離が短くなった場合には、上記昇降装置を 作動させてスプレーノズルを徐々に上昇させ、これによりスプレーノズルと粉粒 体との距離を一定になるように調整し、粉粒体の造粒やコーティングが一定の状 態で行われるようにしていた。
【0005】 しかし、上記のように人が処理槽内において処理された粉粒体の量を観察しな がら、処理槽内における粉粒体の増加に伴って昇降装置によりスプレーノズルを 徐々に上昇させて、スプレーノズルと粉粒体との距離を一定に保つようにするこ とは非常に面倒であり、作業効率が非常に悪く、またスプレーノズルと処理を行 う粉粒体との距離を正確に調整することも困難であり、粉粒体の造粒やコーティ ングの状態を一定に保つことができない等の問題があった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、処理槽内において粉粒体を転動或いは流動させながら、この粉粒 体にスプレーノズルから液体を噴霧して、粉粒体の造粒やコーティングを行うよ うになった造粒コーティング装置における上記のような問題を解決することを課 題とするものである。
【0007】 すなわち、この考案においては、上記のように処理槽内において粉粒体を転動 或いは流動させながら、この粉粒体にスプレーノズルから液体を噴霧して、粉粒 体の造粒やコーティングを行った結果、処理槽内における粉粒体の量が次第に増 加して処理槽内における粉粒体とスプレーノズルとの距離が短くなった場合には 、上記スプレーノズルが昇降装置によって自動的に上昇されて、スプレーノズル から常に一定の距離で粉粒体に対して液体が噴霧されるようになり、一定した状 態での粉粒体の造粒やコーティングが簡単に行えるようにすることを課題とする ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案においては、上記のような課題を解決するため、処理槽1内において 粉粒体2を転動或いは流動させながら、この粉粒体2にスプレーノズル3から液 体4を噴霧して、粉粒体2の造粒やコーティングを行う造粒コーティング装置に おいて、上記処理槽1内においてスプレーノズル3を上昇させる昇降装置5と、 処理槽1内における粉粒体2とスプレーノズル3との間隔を検知する非接触式セ ンサー6と、この非接触式センサー6によって検知された粉粒体2とスプレーノ ズル3との間隔に基づき上記昇降装置5を作動させて粉粒体2とスプレーノズル 3との間隔を一定になるように調整する制御装置7とを設けるようにしたのであ る。
【0009】
【作用】
この考案における造粒コーティング装置においては、処理槽1内において粉粒 体2を転動或いは流動させながら、この粉粒体2にスプレーノズル3より液体4 を噴霧して粉粒体2の造粒やコーティングを行うと共に、上記非接触式センサー 6によって処理槽1内における粉粒体2とスプレーノズル3との間隔を検知する ようになっている。
【0010】 そして、処理槽1内において粉粒体2の造粒やコーティングが行われ、処理槽 1内における粉粒体2の量が増加して、処理槽1内における粉粒体2とスプレー ノズル3との間隔が短くなった場合には、これを上記非接触式センサー6によっ て検知し、この非接触式センサー6によって検知された結果に基づいて、制御装 置7により上記昇降装置5を作動させてスプレーノズル3を上昇させ、スプレー ノズル3と粉粒体2との間隔を常に一定に保つようになっている。
【0011】 このようにすると処理槽1内における粉粒体2とスプレーノズル3との間隔が 常に一定の間隔に保たれ、スプレーノズル3から常に一定の距離で粉粒体2に対 して液体4が噴霧されるようになり、一定した状態で粉粒体2の造粒やコーティ ングが行われるようになる。
【0012】 また、処理槽1内における粉粒体2とスプレーノズル3との間隔を非接触式セ ンサー6を用いて検知するようにしたため、接触式のセンサーを用いた場合のよ うに、処理槽1内において舞い上がった粉粒体2によって誤動作するということ もなく、処理槽1内における粉粒体2とスプレーノズル3との間隔の検知が安定 して行えるようになる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例に係る造粒コーティング装置を添付図面に基づいて 具体的に説明する。
【0014】 この実施例の造粒コーティング装置においては、図1に示すように、粉粒体2 の造粒やコーティングを行う処理槽1内の底部に、回転軸8によって回転する回 転板9を設けると共に、乾燥空気を供給する空気供給管10を接続させ、この空 気供給管10を通して処理槽1内に乾燥された空気を送り込むようにした。
【0015】 また、この処理槽1の上面には蓋11を取り付け、この蓋11に排気管12を 接続させて、処理槽1内における空気をこの排気管12を通して排出させるよう にすると共に、粉粒体2を収容させた粉粒体供給装置13から粉粒体供給管14 を上記蓋11を通して処理槽1内に導くようにした。
【0016】 また、この処理槽1の外部に設けられた昇降装置5における昇降アーム部5a から下方に伸びた取付アーム5bを上記蓋11を通して処理槽1内に導き、この 取付アーム5bの下端に設けられた取付板5cに液体4を噴霧するスプレーノズ ル3を複数個保持させると共に、このスプレーノズル3と処理槽1内における粉 粒体2との間隔を検知する非接触式センサー6を保持させるようにし、さらに上 記の粉粒体供給管14を通して処理槽1内に導かれる粉粒体2を案内する案内管 15を上記取付板5cに保持させ、この案内管15内に上記粉粒体供給管14の 下部を挿入させるようにした。
【0017】 次に、この実施例の造粒コーティング装置により、処理槽1内において粉粒体 2の造粒やコーティングを行う場合について説明する。
【0018】 ここで、処理槽1内において粉粒体2の造粒やコーティングを行うにあたって は、先ず上記の粉粒体供給装置13から粉粒体供給管14及び案内管15を通し て、粉粒体2を処理槽1内に供給する一方、この処理槽1内の底部に設けられた 回転板9を上記回転軸8によって回転させると共に、この処理槽1内に空気供給 管10から乾燥された空気を供給し、上記のように処理槽1内に供給された粉粒 体2を処理槽1内において転動或いは流動させるようにした。
【0019】 そして、このように処理槽1内において転動或いは流動される粉粒体2に対し て上記スプレーノズル3から液体4を噴霧し、粉粒体2の造粒やコーティングを 行うようにした。
【0020】 また、このようにして粉粒体2の造粒やコーティングを行うに連れて、処理槽 1内における粉粒体2の量が増加し、上記スプレーノズル3と処理槽1内におけ る粉粒体2との距離が短くなった場合には、これを上記の非接触式センサー6に よって検知し、この結果を非接触式センサー6から制御装置7に入力するように した。
【0021】 そして、このように非接触式センサー6から制御装置7にスプレーノズル3と 処理槽1内における粉粒体2との距離が短くなったことが入力されると、この制 御装置7によって上記昇降装置5を作動させて、この昇降装置5における昇降ア ーム部5aを上昇させ、この昇降アーム部5aに取り付けられた取付アーム5b と一緒に、この取付アーム5bの取付板5cに保持された上記スプレーノズル3 や案内管15や非接触式センサー6を上昇させるようにした。
【0022】 このようにして取付アーム5bと一緒に上記スプレーノズル3や案内管15や 非接触式センサー6を上昇させた結果、スプレーノズル3と処理槽1内における 粉粒体2との間隔が所定の距離になった場合には、これを上記非接触式センサー 6によって検知し、この結果を非接触式センサー6から制御装置7に入力して、 この制御装置7による昇降装置5の作動を停止させ、上記案内管15を通して処 理槽1内に供給される粉粒体2に対して、スプレーノズル3から一定の距離で液 体4が噴霧されるようにした。
【0023】 そして、処理槽1内における粉粒体2の量が増加するに連れて、このような操 作を何度も繰り返して行い、案内管15を通して処理槽1内に供給される粉粒体 2に対して、スプレーノズル3から液体4が常に一定の距離で噴霧されるように して、処理槽1内において粉粒体2の造粒やコーティングを連続して行うように した。
【0024】 このようにして粉粒体2の造粒やコーティングを行うと、上記のように粉粒体 供給装置13から処理槽1内に供給された粉粒体2に対して、スプレーノズル3 から液体4が常に一定した距離で噴霧されるようになり、粉粒体2の造粒やコー ティングが一定した状態で行われるようになった。
【0025】 また、この実施例の造粒コーティング装置においては、上記の非接触式センサ ー6を昇降装置5によってスプレーノズル3と一緒に上昇させるようにしたため 、この非接触式センサー6によって処理槽1内における粉粒体2との距離を測定 することにより、スプレーノズル3と処理槽1内における粉粒体2との間隔を検 知できるようになった。
【0026】
【考案の効果】
以上詳述したように、この考案における造粒コーティング装置においては、処 理槽内において粉粒体を転動流動させながら、この粉粒体にスプレーノズルより 液体を噴霧して粉粒体の造粒やコーティングを行うにあたり、非接触式センサー によって処理槽内における粉粒体とスプレーノズルとの間隔を検知し、処理槽内 における粉粒体の量が増加してスプレーノズルとの間隔が短くなった場合には、 この非接触式センサーによって検知された結果に基づいて、制御装置により昇降 装置を作動させて、スプレーノズルを上昇させ、このスプレーノズルと粉粒体と の間隔を常に一定に保つようにした。
【0027】 この結果、この考案における造粒コーティング装置を用いて粉粒体の造粒やコ ーティングを行うようにすると、処理槽内における粉粒体の量が増加した場合に おいても、自動的にスプレーノズルが上昇して、処理槽内における粉粒体に対し てスプレーノズルから液体が常に一定の距離で噴霧されるようになり、粉粒体の 造粒やコーティングが簡単かつ正確に一定した状態で行えるようになった。
【0028】 また、この考案における造粒コーティング装置においては、処理槽内における 粉粒体とスプレーノズルとの間隔を非接触式センサーを用いて検知するようにし たため、接触式のセンサーを用いた場合のように、処理槽内において舞い上がっ た粉粒体による誤動作が生じるということもなく、処理槽内における粉粒体とス プレーノズルとの間隔を正確に検知できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る造粒コーティング装
置によって粉粒体の造粒やコーティングを行う状態を示
した概略断面図である。
【符号の説明】
1 処理槽 2 粉粒体 3 スプレーノズル 4 液体 5 昇降装置 6 非接触式センサー 7 制御装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽1内において粉粒体2を転動或い
    は流動させながら、この粉粒体2にスプレーノズル3か
    ら液体4を噴霧して、粉粒体2の造粒やコーティングを
    行う造粒コーティング装置において、上記処理槽1内に
    おいてスプレーノズル3を上昇させる昇降装置5と、処
    理槽1内における粉粒体2とスプレーノズル3との間隔
    を検知する非接触式センサー6と、この非接触式センサ
    ー6によって検知された粉粒体2とスプレーノズル3と
    の間隔に基づき上記昇降装置5を作動させて粉粒体2と
    スプレーノズル3との間隔を一定になるように調整する
    制御装置7とを設けたことを特徴とする造粒コーティン
    グ装置。
JP3447792U 1992-04-23 1992-04-23 造粒コーティング装置 Pending JPH0585434U (ja)

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JP3447792U JPH0585434U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 造粒コーティング装置

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JP3447792U JPH0585434U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 造粒コーティング装置

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JPH0585434U true JPH0585434U (ja) 1993-11-19

Family

ID=12415333

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JP3447792U Pending JPH0585434U (ja) 1992-04-23 1992-04-23 造粒コーティング装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007160262A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Fuji Paudal Co Ltd 流動層装置

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