JPH0583962U - リモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多機能リモコンを小型化する。 【構成】 図１において、５のスイッチのブロックを選
択する場合には、サブキーをスイッチ３の方向にスライ
ドさせる。５のスイッチのブロックが現れるので、機能
５を選択する事ができる。その際図２において示すよう
に、サブスイッチは、１４の溝の中をスイッチ５ブロッ
ク側に押されるように構成されているので、サブプレー
トの窓は、５のブロックになる。図３において、６のス
イッチのブロックを選択する場合は、サブプレートをス
イッチ３とは反対の方向にスライドさせる。６のスイッ
チのブロックが現れるので、機能６を選択する事ができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はテレビ、ＶＴＲ等のスイッチ操作を遠隔操作によって行う為のリモコ ン装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一つのリモコンによって複数の機器を制御する事が可能な多機能リモコンに於 いて、前記多機能リモコンを従来のリモコンによって実現する場合に於いては、 機能の増加した分に応じて、スイッチの数が増える為スイッチの識別が困難にな り、スイッチ操作のステップ数増加により操作が煩わしくなる。又リモコンが大 型化する。という課題があった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はこのような点に鑑みなされたもので、機能が増加しても、見掛け上 スイッチ数は増加せず、スイッチの識別も簡単に出来、且つリモコンが大型にな らないという多機能リモコンを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決する為に本考案は、サブスイッチをリモコン本体のスイッチ上 をスライドさせることにより、一種類のスイッチにモード切換機能を持たせ、多 機能なスイッチとして使用出来るようにしたリモコンを提供するものである。

【０００５】

【作用】

以上のように構成したので、本考案による多機能リモコンのスイッチに於いて は、必要に応じてモードの切換をして使用する事が出来る。

【０００６】

【実施例】

以下、図面に基づいて本考案による多機能リモコンの実施例を詳細に説明する 。図１において、１は、多機能リモコン本体の上面図で、２は、サブスイッチで 、３は、共通に使用するキーのブロック、４は、サブスイッチ上のスイッチブロ ック、５は、選択する事の出来るスイッチのブロックである。図２は、サブスイ ッチの断面図で、１１〜１３は、スイッチが現れる窓である。１４は、サブプレ ートをスライドさせる溝である。２１、２３、２５は、それぞれ、前記５のブロ ックのスイッチが選択された際に、ブロック内の機能に対応スイッチである。図 ３、及び図４は上記多機能リモコンが別の機能を選択した状態を示したものであ る。図５は、多機能リモコン本体の側面図で、サブプレートは、溝３１に沿って スライドさせる事ができる。．図６は、サブプレートをスライドさせる事ができ る為のサブスイッチの接点構造を示したもので図６のＡは、通常のスイッチの場 合の接点構造で、４１は、スイッチの頭部で、４２はスイッチのカバー、４３は 、通常の表示プレート、４４は、通常のスイッチの支持軸、４５は、スイッチの 接点カバー、４６は、スイッチの接点である。図６のＢは、本発明に使用する為 の接点構造であり、４８はスライドする事が出来る、表示プレート、４９は、表 示プレートをスライドさせる事が出来るようにしたスイッチの支持軸である。図 ７は、サブ表示プレートが、モードによって切換る状態を示した上面図で、５１ は、スイッチの支持軸通過する為の溝で、５２と５３は互いに異なるモードので ある。

【０００７】 次に、本考案による多機能リモコンの動作を、図１から図４に従って説明する。 図１において、５のスイッチのブロックを選択する場合においては、サブキーを スイッチ３の方向にスライドさせる。５のスイッチのブロックが現れるので、機 能５を選択する事ができる。その際図２において示すように、サブスイッチは、 １４の溝の中をスイッチ５ブロック側に押されるように構成されているので、サ ブプレートの窓には、図７のサブ表示プレートのスイッチ機能表示は、５のブロ ックになる。図７の矢印５４は、５のスイッチのブロックが選択された場合にサ ブ表示プレートが押される方向を示し、矢印５５は、６のスイッチのブロックが 選択された場合にサブ表示プレートが押される方向を示したものである。図３に おいて、６のスイッチのブロックを選択する場合においては、サブプレートをス イッチ３とは反対の方向にスライドさせる。６のスイッチのブロックが現れるの で、機能６を選択する事ができる。又その際図４において示すようにサブスイッ チは、１４の溝の中をスイッチ６のブロック側に押されるように構成されている ので、サブプレートの窓には、６のブロックになる。

【０００８】 図５は、リモコン側面に設けた溝にそってリモコン本体の上を、サブスイッチが スライドする事を説明する図で、図６は、モード切換えによってサブ表示プレー トがサブスイッチの接点の間をどのように移動するかを示したもので、図７に示 すようにサブ表示プレートに設けた溝を経由して、サブキーの接点に接触する構 造になる為、図６のＡのに示すような通常のスイッチの支持軸のようにスイッチ の中央部からではなく、図６のＢに示すようにスイッチの一方に偏っ方から支持 軸をだし、表示の面を妨害しない構造になっている。る。

【０００９】

【考案の効果】

以上に説明したように、本考案による多機能リモコンによれば、機能が増加して も、見掛け上スイッチ数は増加せず、スイッチの識別も簡単に出来、スイッチ操 作が容易となりリモコンが大型にならない。

【図面の簡単な説明】

【図１】機能５のスイッチブロックを選択した場合の多
機能リモコン本体の上面図

【図２】機能５のスイッチブロックを選択した場合のサ
ブプレートの断面図

【図３】機能６のスイッチブロックを選択した場合の多
機能リモコン本体の上面図

【図４】機能６のスイッチブロックを選択した場合のサ
ブプレートの断面図

【図５】機能リモコン本体の側面図

【図６】サブスイッチの断面図

【図７】サブ表示プレートの上面図

【符号の説明】

１ 多機能リモコン本体 ２ サブプレート ３ 共通に使用するキーのブロック ４ サブプレート上の窓 ５ 選択する事の出来るスイッチのブロック ６ 選択する事の出来るスイッチのブロック １１ サブプレート上の窓の断面 １２ サブプレート上の窓の断面 １３ サブプレート上の窓の断面 ２１ 機能５のスイッチブロックの機能表示 ２３ 機能５のスイッチブロックの機能表示 ２５ 機能５のスイッチブロックの機能表示 ３１ サブプレートの移動する溝 ４１ スイッチの頭部で ４２ スイッチのカバー ４３ 通常の表示プレート ４４ 通常のスイッチの支持軸 ４５ スイッチの接点カバー ４６ スイッチの接点 ４８ スライドする事が出来る表示プレート

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 リモコン本体のスイッチの上に共通に使
   用するスイッチのブロックと、モードを切換て使用する
   事が出来るスイッチのブロックとを備えた事を特徴とす
   るリモコン装置。
2. 【請求項２】 リモコンスイッチ本体の上にサブスイッ
   チを設け、該サブスイッチを前記リモコン本体のスイッ
   チ上をスライドさせて使用出来る事を特徴とするリモコ
   ン装置。
3. 【請求項３】 リモコンスイッチ本体の上に設けたスラ
   イド式サブスイッチが、モード切換出来る事を特徴とす
   るリモコン装置。