JP2005506624A - データ入力パッド及びデータ入力パッドが組込まれた電子装置 - Google Patents
データ入力パッド及びデータ入力パッドが組込まれた電子装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005506624A JP2005506624A JP2003537293A JP2003537293A JP2005506624A JP 2005506624 A JP2005506624 A JP 2005506624A JP 2003537293 A JP2003537293 A JP 2003537293A JP 2003537293 A JP2003537293 A JP 2003537293A JP 2005506624 A JP2005506624 A JP 2005506624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folding lid
- electronic device
- touch panel
- control
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/23—Construction or mounting of dials or of equivalent devices; Means for facilitating the use thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
- H04M1/0206—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
- H04M1/0208—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
- H04M1/0214—Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
- H04M1/0206—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
- H04M1/0208—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
- H04M1/0235—Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M1/00—Substation equipment, e.g. for use by subscribers
- H04M1/02—Constructional features of telephone sets
- H04M1/0202—Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
- H04M1/0206—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
- H04M1/0241—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call
- H04M1/0245—Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call using open/close detection
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M2250/00—Details of telephonic subscriber devices
- H04M2250/22—Details of telephonic subscriber devices including a touch pad, a touch sensor or a touch detector
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
本発明は、データ入力ユニット(70)を提案し、このユニットは、両面タッチパネル(48)を有することを特徴とする。両面タッチパネルの第1の上面(46)は、キーパッドのような第1の制御装置(26)によって制御され、両面タッチパネルの第2の下面(62)は、第2の制御装置によって制御される。本発明は更に、このようなデータ入力ユニットを有する、移動電話機のような電子装置も提案する。
Description
【0001】
本発明は、データ入力パッドを提案する。
【0002】
本発明は更に、データ入力パッドを有する折り蓋がその上に着脱可能に取り付けられるケーシングを有する電子装置を提案する。
【0003】
電子装置は、ますます小型化する傾向があり、実行される機能の数も絶え間なく増加している。その一方で、ユーザは、装置が、ユーザフレンドリであり、使い勝手が良いことを要求する。このために、その面積が可能な限り大きいディスプレイ画面と、使い勝手が良く全ての機能への高速なアクセスを可能にする全ての機能を制御する装置を提供することが有利である。
【0004】
小型化の追求と、使い勝手の良い多数の機能を有する装置を提供することの必要性とは、相反する結果を有する2つの矛盾する目的であるということを理解するのは難しくない。
【0005】
更に、実現されるべき機能の数は、絶え間なく増加している。従って、全ての機能を、最小空間量で制御する必要がある。
【0006】
小型化と、多数の機能の使い勝手の良さとの妥協策を提案するために、幾つかの解決策が知られている。
【0007】
例えば、機能制御装置が、押しボタンとも称するキーから構成されると、幾つかの機能を各キーに関連付けることが可能である。キーを作動することによって達成される機能の選択は、例えば、別のキー又は音声認識装置によっても達成され得る。しかし、この解決策は、ユーザフレンドリ性と装置の使い勝手の良さに逆行する。というのは、機能を実行するためには、1つ以上のキーへの多数の作動が必要となり得るからである。
【0008】
別の解決策は、同じ空間的余裕におけるキーの数を増加することにある。しかし、キーを小型化することは、作動領域の最少寸法によって制限される。
【0009】
ディスプレイ画面を有する他の装置では、画面の一部を、特定の機能を制御する装置として利用することが可能である。このような画面は、タッチスクリーンとして知られる。
【0010】
しかし、この画面の一部を制御装置として利用することは、それに応じて情報表示領域の表面面積を減少する。従って、これは、装置のユーザフレンドリ性を減少する。更に、画面機能モードを選択する装置を設けることも必要である。
【0011】
これらの問題に対し解決策を与えるために、本発明は、データ入力キーパッドを提案する。本発明のデータ入力キーパッドは、第1の上面が、キーパッドのような第1の制御装置によって制御され、第2の底面が、第2の制御装置によって制御される両面タッチパネルを有することを特徴とする。
【0012】
もう1つの特徴によると、データ入力キーパッドは、第1又は第2の制御装置による制御モードを識別する手段を有する。
【0013】
本発明は更に、折れ蓋が折り畳まれた位置と開位置との間で可動であるようその上に取り付けられるケーシングを有する電子装置を提案するが、折り畳まれた位置では、折れ蓋の底部を形成する下壁は、ケーシングの上面に接して延在し、開位置では、第1の制御装置の折れ蓋は、電子装置の第1の制御回路の第1の制御部材と協働することが可能である。本発明の電子装置は、折れ蓋は、上述したような種類のデータ入力ユニットを有し、このデータ入力ユニットは、折れ蓋が折り畳まれた位置にあり、第1の制御装置がタッチパネルの第1の上面と協働するとき、第1の制御部材を形成し、また、折れ蓋が開位置にあり、第2の制御装置が第2の下面と協働するとき、電子装置の第2の制御回路の第2の制御部材を形成することを特徴とする。
【0014】
本発明の他の特徴によると、
−第1の制御装置は、アイドル位置と作動位置との間で可動であり、上部制御部と、タッチパネルの第1の上面と協働可能である下部作動部とを有するキーを有するキーパッドである。
【0015】
−タッチパネルは、折れ蓋が開位置にあるときに、タッチパネルの第1の上面のための支持素子を形成する下壁の下面に接して固定され、下壁には、折れ蓋が折り畳まれた位置にあるときに、キーの下部作動部が、タッチパネルの第1の上面に向かって通ることを可能にするよう各キーに関連付けられる開口部が形成されること。
【0016】
−弾性戻り素子が、キーをアイドル位置に戻すよう底壁の上面とキーとの間に配置される。
【0017】
−折れ蓋は、ケーシング上に関着される。
【0018】
−折れ蓋は、ケーシング上に平行移動で摺動するよう取り付けられる。
【0019】
−本発明の電子装置は、GSM式の移動電話機である。
【0020】
本発明を、図面に示す実施例を参照しながら詳細に説明する。しかし、本発明は、実施例に制限されない。
【0021】
図1は、ここでは、例えば、GSM式の移動電話機である電子装置10を示す。
【0022】
電話機10は、上部シェル16と下部シェル14からなるケーシング12を有する。
【0023】
折れ蓋18が、ケーシング12の上に着脱可能に取り付けられる。折れ蓋18は、ここでは、例えば、モールド成形によって折れ蓋と部分的に一体に形成することのできる関着部20の軸Aについて関着するよう取り付けられる。
【0024】
折れ蓋18は、底部を形成する折れ蓋18の下壁22が、ケーシング12の上面24に接して位置する図1に示す折り畳まれた位置と、軸Aについて180°旋回された後の図2に示す開位置との間で可動であるよう取り付けられる。
【0025】
折れ蓋18は、ここでは、非制限的に、キーパッドから構成される第1の制御装置26を有する。
【0026】
この目的のために、折れ蓋18の上壁32は、特に、キー36を通すことができるようにする開口部34を有する。キー36は、ここでは、それぞれ3つのキーを有する3つの水平の組に分散され、10個目のキーは、一連のボタンの下側の中心領域に位置付けられ、電話機10上に10個のキーを有する標準的な数字キーパッド38を形成する。
【0027】
標準的な英数字キーパッド38の3つの水平組にあるキー36の上面は、1から9の数字が付される。下部中央にある10番目のキーの上面は、0の数字が付される。
【0028】
電話機10は、周知の方法で、標準数字キーパッド38の周りに配置される他の追加のキーを有する。
【0029】
キー36は、図3に示す上部アイドル位置と、図4に示す下部又は押し込まれた作動位置との間に垂直方向に可動であり、作動位置では、各キーは、装置の第1の制御回路(図示せず)の制御に関連付けられる電気スイッチの第1の制御部材40と協働する。
【0030】
キー36は、主に上部制御部42から構成され、この上部制御部42上に、ユーザの指によって制御力が与えられる。上部制御部42は、対応するキーの上部を形成する。
【0031】
キー36は更に、第1の制御部材40と協働可能な剛性下部作動部44からも構成される。
【0032】
剛性下部作動部44は、対応するキー36の上部42の上部の底面から、第1の関連付けられる制御部材40の上壁まで垂直に延在する中心幹部の形に形成される。
【0033】
本発明によると、第1の制御部材40は、ここでは、両面タッチパネル48の第1の上面46である。第1の上面46は、装置の第1の制御回路を制御するために電気導体(図示せず)に電気接続される。
【0034】
例示的に、両面タッチパネル48は、抵抗性のタイプであることが可能である。この場合、両面タッチパネルは、抵抗のアレイから構成され、そのうちの一部は、折り蓋18が折り畳まれた位置にあるときに、第1の所定の電気信号を供給し、第1の制御装置26が、第1の上面46の第1の所定の領域と協働するよう電気的に相互接続される。
【0035】
変形によると、タッチパネル48は、誘導性、又は、容量性のタイプでも可能である。
【0036】
供給された第1の電気信号は、次に、装置の第1の制御回路を制御する。
【0037】
両面タッチパネル48は、ここでは、折り蓋18の下壁22の下面49に接して固定される。各キーの剛性下部作動部44が、下壁22を通り抜けることを可能にするために、下壁22は、開口部51を有する。
【0038】
キー36は、ここでは、キーを特にアイドル位置に戻すために、折り蓋18の下壁22とキーの間に置かれる弾性変形可能なドームから構成される素子50によって、アイドル位置に弾性的に戻される。
【0039】
電子装置10のケーシング12の上部シェル16は更に、窓52を有する。窓は、ここでは、略矩形である液晶ディスプレイ画面であるディスプレイ装置又は画面54を通す。
【0040】
標準キーパッド38のキー36を作動することによって、第1の制御部材40によって、例えば、英数字の組合わせ、特に、電話番号を入力し、それを画面54上に表示することを可能にする。
【0041】
キーパッド38上の別のキーを作動することにより、オフフックにするか、又は、選択又は前に行われた作業を有効化することを可能にする。
【0042】
折り蓋18が、図1に示すように折り畳まれた位置にあるとき、タッチパネル48は、画面54の保護素子53に向かい合う。従って、キー36を作動すると、タッチパネル48は、下方向に変形し、その内部応力を制限するよう保護素子53に当接することが可能である。
【0043】
折り畳まれた位置では、ディスプレイ画面54の第1の部分56は可視であり、その寸法は、名前又は電話番号といった特定の英数字を表示可能にする寸法である。
【0044】
従って、ユーザが、電話をかけようと希望する場合、ユーザは、折れ蓋18が折り畳まれた位置にある装置10を用いる。
【0045】
しかし、装置10は、電子ダイアリ、メモリエイド、又は、インターネットアクセスインタフェースといった他の動作モードを有することが可能である。
【0046】
この場合、画面54の第1の部分56は、十分な情報を表示するためには小さすぎる場合がある。
【0047】
更に、装置10が、電子ダイアリモードで機能しているときの所与の日の迅速な選択、又は、装置10が、メモリエイドモードで機能にしているときのテキスト入力といった特定の機能の制御は、例えば、標準キーバッド38のキー36だけで行うには、複雑であり得る。
【0048】
ディスプレイ画面54の可視面積を増加するために、折れ蓋18は、軸Aについて旋回され、それにより、折れ蓋18は、図2に示すような開位置に配置される。従って、ユーザは、ここでは、上部シェル16の上壁24の略全体に延在する画面54の全体面を表示できる。
【0049】
従って、画面54の大面積は、英数字又はピクトグラムといった多数の情報アイテムを表示可能にする。このことは、画面54の使い勝手の良さと、装置10のユーザフレンドリ性を増加する。何故なら、画面54は、例えば、ウェブページ又は週間番組のコンテンツを表示可能だからである。ユーザが一回で見ることができるよう表示可能な情報量は、大きい。
【0050】
開位置では、折れ蓋18の下壁22は、ユーザに向けて方向付けられる。
【0051】
提案する構成によると、両面タッチパネル48の第2の下面62が、ユーザに向けて方向付けられる。本発明によると、タッチパネル48は、この場合、装置を制御する第2の回路(図示せず)のための第2の制御部材64を構成する。
【0052】
第2の制御部材64は、図2によると、ペンシルである第2の制御装置66によって制御される。第2の制御装置66は、第2の下面62と協働する。
【0053】
1つの変形によると、第2の制御装置66は、ユーザの指、又は、第2の制御部材64を制御可能な任意の他のアクセサリであることが可能である。
【0054】
両面タッチパネル48の下面62とのペンシルの接触点68は、第2の部材64によって装置の第2の制御回路を制御する。
【0055】
何故なら、両面タッチパネル48が抵抗のアレイから構成される、前に引用した例を参照するに、タッチパネル48は、折れ蓋18が開位置にあり、且つ、第2の制御装置66が、第2の下面62の第2の所定の領域と協働するときに、第2の所定の電気信号を供給するからである。
【0056】
供給される第2の電気信号は、装置の第2の制御回路を制御する。
【0057】
尚、上面46の第1の所定の領域が、下面62の第2の所定の領域に向かい合うとき、供給される所定の電気信号は、折れ蓋18が折り畳まれた位置にあり、第1の装置26が第1の所定の領域を制御するときと、折れ蓋18が開位置にあり、第2の装置66が、第2の所定の領域を制御するときと同じである。
【0058】
従って、折れ蓋18は、その第1の上面48は、ここでは、特に、標準キーパッド38である第1の制御装置26によって制御可能であり、その第2の下面62は、ここでは、ペンシルである第2の制御装置66によって制御される両面タッチパネル48から構成されるデータ入力パッド70を有する。
【0059】
データ入力パッド70は更に、ユーザが、電話メニュ10をブラウスすることを可能にする。
【0060】
入力キーパッド70は、導電性の電気素子(図示せず)によって、装置の第1及び第2の制御回路に接続する。
【0061】
両面タッチパネル48は、ここでは、折れ蓋18の底部22に接触し、このことは、特に、折れ蓋18のサイズを制限することを可能にする。
【0062】
1つの変形によると、両面タッチパネル48は、底部22の下面49に接触しないよう僅かにオフセットにされることも可能である。この場合、パネル48は、第2の制御装置66が下面62と協働するときに、その変形を制限するために十分に剛性でなければならない。
【0063】
折れ蓋18の底部22は、両面タッチパネル48の第1の上面46のための支持素子を形成することができる。
【0064】
従って、第2の制御装置66が、第2の下面62と接触するとき、両面タッチパネル48は、上方向に変形し、底部22と当接し、それにより、その変形及びその内部応力を制限することができる。
【0065】
この場合、キーの剛性下部作動部44が通過することを可能にする開口部51の直径は、底部22に付勢することのできないパネル48の領域を制限するために、できるだけ小さくなければならない。実際には、開口部の直径は、3mm未満であることが有利である。
【0066】
絶縁材の層が、タッチパネル48の上面46と底部22の下面49との間に置かれ、それにより、タッチパネル48が底部22と接触しているときに、パネル48上の抵抗の望まない電気接続の危険性を阻止することが有利である。
【0067】
タッチパネル48は、制御装置26、66によって働きかけられるときに変形しないよう十分に剛性に設計されることが可能である。この場合、タッチパネルは、折れ蓋18の底部を形成し得、下壁62が省略可能となる。
【0068】
従って、本発明は、大きい表面面積を有する画面を有する電話機10を提案することが可能である。
【0069】
更に、ここでのタッチパネル48の第2の下面62は、キーパッドによる制御と比較して、電話機10を制御する可能性を増加することを可能にする。何故なら、第2の制御部材64は、ドローイングの可能性を提供するからである。図2は、パネル48の下面62上に、破線で、ペンシルの点68が、パネル48の下面62と接触しながら移動した経路を示す。経路は、画面54上に表示される。
【0070】
従って、ユーザは、ダイアグラムを描くことができ、このダイアグラムは、通信する相手に伝送することができる。
【0071】
一部の領域69との接触点68は、コマンドの有効化といった所定の機能を制御することを可能にし得る。
【0072】
領域69は、第2の下面62上にプリントされる表現によって決定されることが可能である。更に、パネル48の下面62が「タッチスクリーン」タイプである場合、表現は、電話機10のメニュにおけるユーザの位置に依存して現れたり現れなかったりする。
【0073】
両面タッチパネル48のアクティブ制御モードを決定するために、つまり、タッチパネル48が、電話機10の第1又は第2の制御回路を制御することを可能にするために、入力キーパッド70は、識別手段を有する。
【0074】
識別手段は、押された位置と、図2に示すように外に出ている位置との間で可動である押しボタン72に接続されるスイッチから構成され得る。
【0075】
従って、折れ蓋18が、折り畳まれた位置にある場合、折れ蓋18は、ボタン72を押し、タッチパネル48は、第1のコマンドモードで機能する。
【0076】
折れ蓋18が、開位置にあり、ボタン72が出ていると、タッチスクリーン48は、第2の制御モードで機能する。
【0077】
1つの変形によると、識別手段は、電話機10のキーから構成されることが可能であり、そのキーに圧力がかかる度に、第1の制御モードから第2の制御モードに、及び、第2の制御モードから第1の制御モードに切り替わる。
【0078】
上述した説明は制限的ではない。何故なら、図5に示す1つの変形によると、折れ蓋18は、ケーシング12上を平行移動で摺動するよう取り付けられることが可能だからである。折れ蓋18は、ケーシング12上の相補的なガイドレール76と協働する溝74によって長手方向に案内される。ここにも識別手段があり、そのボタン72は、折れ蓋18が折り畳まれた位置にあるときに、折れ蓋18の横断当接面78に長手方向に配置される。
【0079】
この構成において、パネル48の下面62は、ディスプレイ画面54に向かい合う方向に方向付けられる。
【0080】
従って、第2の制御部材68を用いるには、電話機をひっくり返すことが必要である。従って、電話機には、下部シェル14の下壁に位置付けられる第2の画面(図示せず)が装備されることが有利である。第2の画面は、特に、折れ蓋18が開位置のあるときに、作動される。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】ケーシングと、データ入力パッドを有し折り畳まれた位置にある関着折れ蓋とから構成される、例えば、GSM式の移動電話機を示す斜視図である。
【図2】ケーシング上の回転式に可動の折れ蓋が、開位置にある移動電話機を示す斜視図である。
【図3】アイドル位置にある本発明のデータ入力パッド上のキーの図1に示す線III−IIIについての部分拡大断面図である。
【図4】キーが、作動位置にある図3に類似する図である。
【図5】折れ蓋が、ケーシング上で平行移動するよう.取り付けられ、且つ、開位置にある移動電話機を示す斜視図である。
本発明は、データ入力パッドを提案する。
【0002】
本発明は更に、データ入力パッドを有する折り蓋がその上に着脱可能に取り付けられるケーシングを有する電子装置を提案する。
【0003】
電子装置は、ますます小型化する傾向があり、実行される機能の数も絶え間なく増加している。その一方で、ユーザは、装置が、ユーザフレンドリであり、使い勝手が良いことを要求する。このために、その面積が可能な限り大きいディスプレイ画面と、使い勝手が良く全ての機能への高速なアクセスを可能にする全ての機能を制御する装置を提供することが有利である。
【0004】
小型化の追求と、使い勝手の良い多数の機能を有する装置を提供することの必要性とは、相反する結果を有する2つの矛盾する目的であるということを理解するのは難しくない。
【0005】
更に、実現されるべき機能の数は、絶え間なく増加している。従って、全ての機能を、最小空間量で制御する必要がある。
【0006】
小型化と、多数の機能の使い勝手の良さとの妥協策を提案するために、幾つかの解決策が知られている。
【0007】
例えば、機能制御装置が、押しボタンとも称するキーから構成されると、幾つかの機能を各キーに関連付けることが可能である。キーを作動することによって達成される機能の選択は、例えば、別のキー又は音声認識装置によっても達成され得る。しかし、この解決策は、ユーザフレンドリ性と装置の使い勝手の良さに逆行する。というのは、機能を実行するためには、1つ以上のキーへの多数の作動が必要となり得るからである。
【0008】
別の解決策は、同じ空間的余裕におけるキーの数を増加することにある。しかし、キーを小型化することは、作動領域の最少寸法によって制限される。
【0009】
ディスプレイ画面を有する他の装置では、画面の一部を、特定の機能を制御する装置として利用することが可能である。このような画面は、タッチスクリーンとして知られる。
【0010】
しかし、この画面の一部を制御装置として利用することは、それに応じて情報表示領域の表面面積を減少する。従って、これは、装置のユーザフレンドリ性を減少する。更に、画面機能モードを選択する装置を設けることも必要である。
【0011】
これらの問題に対し解決策を与えるために、本発明は、データ入力キーパッドを提案する。本発明のデータ入力キーパッドは、第1の上面が、キーパッドのような第1の制御装置によって制御され、第2の底面が、第2の制御装置によって制御される両面タッチパネルを有することを特徴とする。
【0012】
もう1つの特徴によると、データ入力キーパッドは、第1又は第2の制御装置による制御モードを識別する手段を有する。
【0013】
本発明は更に、折れ蓋が折り畳まれた位置と開位置との間で可動であるようその上に取り付けられるケーシングを有する電子装置を提案するが、折り畳まれた位置では、折れ蓋の底部を形成する下壁は、ケーシングの上面に接して延在し、開位置では、第1の制御装置の折れ蓋は、電子装置の第1の制御回路の第1の制御部材と協働することが可能である。本発明の電子装置は、折れ蓋は、上述したような種類のデータ入力ユニットを有し、このデータ入力ユニットは、折れ蓋が折り畳まれた位置にあり、第1の制御装置がタッチパネルの第1の上面と協働するとき、第1の制御部材を形成し、また、折れ蓋が開位置にあり、第2の制御装置が第2の下面と協働するとき、電子装置の第2の制御回路の第2の制御部材を形成することを特徴とする。
【0014】
本発明の他の特徴によると、
−第1の制御装置は、アイドル位置と作動位置との間で可動であり、上部制御部と、タッチパネルの第1の上面と協働可能である下部作動部とを有するキーを有するキーパッドである。
【0015】
−タッチパネルは、折れ蓋が開位置にあるときに、タッチパネルの第1の上面のための支持素子を形成する下壁の下面に接して固定され、下壁には、折れ蓋が折り畳まれた位置にあるときに、キーの下部作動部が、タッチパネルの第1の上面に向かって通ることを可能にするよう各キーに関連付けられる開口部が形成されること。
【0016】
−弾性戻り素子が、キーをアイドル位置に戻すよう底壁の上面とキーとの間に配置される。
【0017】
−折れ蓋は、ケーシング上に関着される。
【0018】
−折れ蓋は、ケーシング上に平行移動で摺動するよう取り付けられる。
【0019】
−本発明の電子装置は、GSM式の移動電話機である。
【0020】
本発明を、図面に示す実施例を参照しながら詳細に説明する。しかし、本発明は、実施例に制限されない。
【0021】
図1は、ここでは、例えば、GSM式の移動電話機である電子装置10を示す。
【0022】
電話機10は、上部シェル16と下部シェル14からなるケーシング12を有する。
【0023】
折れ蓋18が、ケーシング12の上に着脱可能に取り付けられる。折れ蓋18は、ここでは、例えば、モールド成形によって折れ蓋と部分的に一体に形成することのできる関着部20の軸Aについて関着するよう取り付けられる。
【0024】
折れ蓋18は、底部を形成する折れ蓋18の下壁22が、ケーシング12の上面24に接して位置する図1に示す折り畳まれた位置と、軸Aについて180°旋回された後の図2に示す開位置との間で可動であるよう取り付けられる。
【0025】
折れ蓋18は、ここでは、非制限的に、キーパッドから構成される第1の制御装置26を有する。
【0026】
この目的のために、折れ蓋18の上壁32は、特に、キー36を通すことができるようにする開口部34を有する。キー36は、ここでは、それぞれ3つのキーを有する3つの水平の組に分散され、10個目のキーは、一連のボタンの下側の中心領域に位置付けられ、電話機10上に10個のキーを有する標準的な数字キーパッド38を形成する。
【0027】
標準的な英数字キーパッド38の3つの水平組にあるキー36の上面は、1から9の数字が付される。下部中央にある10番目のキーの上面は、0の数字が付される。
【0028】
電話機10は、周知の方法で、標準数字キーパッド38の周りに配置される他の追加のキーを有する。
【0029】
キー36は、図3に示す上部アイドル位置と、図4に示す下部又は押し込まれた作動位置との間に垂直方向に可動であり、作動位置では、各キーは、装置の第1の制御回路(図示せず)の制御に関連付けられる電気スイッチの第1の制御部材40と協働する。
【0030】
キー36は、主に上部制御部42から構成され、この上部制御部42上に、ユーザの指によって制御力が与えられる。上部制御部42は、対応するキーの上部を形成する。
【0031】
キー36は更に、第1の制御部材40と協働可能な剛性下部作動部44からも構成される。
【0032】
剛性下部作動部44は、対応するキー36の上部42の上部の底面から、第1の関連付けられる制御部材40の上壁まで垂直に延在する中心幹部の形に形成される。
【0033】
本発明によると、第1の制御部材40は、ここでは、両面タッチパネル48の第1の上面46である。第1の上面46は、装置の第1の制御回路を制御するために電気導体(図示せず)に電気接続される。
【0034】
例示的に、両面タッチパネル48は、抵抗性のタイプであることが可能である。この場合、両面タッチパネルは、抵抗のアレイから構成され、そのうちの一部は、折り蓋18が折り畳まれた位置にあるときに、第1の所定の電気信号を供給し、第1の制御装置26が、第1の上面46の第1の所定の領域と協働するよう電気的に相互接続される。
【0035】
変形によると、タッチパネル48は、誘導性、又は、容量性のタイプでも可能である。
【0036】
供給された第1の電気信号は、次に、装置の第1の制御回路を制御する。
【0037】
両面タッチパネル48は、ここでは、折り蓋18の下壁22の下面49に接して固定される。各キーの剛性下部作動部44が、下壁22を通り抜けることを可能にするために、下壁22は、開口部51を有する。
【0038】
キー36は、ここでは、キーを特にアイドル位置に戻すために、折り蓋18の下壁22とキーの間に置かれる弾性変形可能なドームから構成される素子50によって、アイドル位置に弾性的に戻される。
【0039】
電子装置10のケーシング12の上部シェル16は更に、窓52を有する。窓は、ここでは、略矩形である液晶ディスプレイ画面であるディスプレイ装置又は画面54を通す。
【0040】
標準キーパッド38のキー36を作動することによって、第1の制御部材40によって、例えば、英数字の組合わせ、特に、電話番号を入力し、それを画面54上に表示することを可能にする。
【0041】
キーパッド38上の別のキーを作動することにより、オフフックにするか、又は、選択又は前に行われた作業を有効化することを可能にする。
【0042】
折り蓋18が、図1に示すように折り畳まれた位置にあるとき、タッチパネル48は、画面54の保護素子53に向かい合う。従って、キー36を作動すると、タッチパネル48は、下方向に変形し、その内部応力を制限するよう保護素子53に当接することが可能である。
【0043】
折り畳まれた位置では、ディスプレイ画面54の第1の部分56は可視であり、その寸法は、名前又は電話番号といった特定の英数字を表示可能にする寸法である。
【0044】
従って、ユーザが、電話をかけようと希望する場合、ユーザは、折れ蓋18が折り畳まれた位置にある装置10を用いる。
【0045】
しかし、装置10は、電子ダイアリ、メモリエイド、又は、インターネットアクセスインタフェースといった他の動作モードを有することが可能である。
【0046】
この場合、画面54の第1の部分56は、十分な情報を表示するためには小さすぎる場合がある。
【0047】
更に、装置10が、電子ダイアリモードで機能しているときの所与の日の迅速な選択、又は、装置10が、メモリエイドモードで機能にしているときのテキスト入力といった特定の機能の制御は、例えば、標準キーバッド38のキー36だけで行うには、複雑であり得る。
【0048】
ディスプレイ画面54の可視面積を増加するために、折れ蓋18は、軸Aについて旋回され、それにより、折れ蓋18は、図2に示すような開位置に配置される。従って、ユーザは、ここでは、上部シェル16の上壁24の略全体に延在する画面54の全体面を表示できる。
【0049】
従って、画面54の大面積は、英数字又はピクトグラムといった多数の情報アイテムを表示可能にする。このことは、画面54の使い勝手の良さと、装置10のユーザフレンドリ性を増加する。何故なら、画面54は、例えば、ウェブページ又は週間番組のコンテンツを表示可能だからである。ユーザが一回で見ることができるよう表示可能な情報量は、大きい。
【0050】
開位置では、折れ蓋18の下壁22は、ユーザに向けて方向付けられる。
【0051】
提案する構成によると、両面タッチパネル48の第2の下面62が、ユーザに向けて方向付けられる。本発明によると、タッチパネル48は、この場合、装置を制御する第2の回路(図示せず)のための第2の制御部材64を構成する。
【0052】
第2の制御部材64は、図2によると、ペンシルである第2の制御装置66によって制御される。第2の制御装置66は、第2の下面62と協働する。
【0053】
1つの変形によると、第2の制御装置66は、ユーザの指、又は、第2の制御部材64を制御可能な任意の他のアクセサリであることが可能である。
【0054】
両面タッチパネル48の下面62とのペンシルの接触点68は、第2の部材64によって装置の第2の制御回路を制御する。
【0055】
何故なら、両面タッチパネル48が抵抗のアレイから構成される、前に引用した例を参照するに、タッチパネル48は、折れ蓋18が開位置にあり、且つ、第2の制御装置66が、第2の下面62の第2の所定の領域と協働するときに、第2の所定の電気信号を供給するからである。
【0056】
供給される第2の電気信号は、装置の第2の制御回路を制御する。
【0057】
尚、上面46の第1の所定の領域が、下面62の第2の所定の領域に向かい合うとき、供給される所定の電気信号は、折れ蓋18が折り畳まれた位置にあり、第1の装置26が第1の所定の領域を制御するときと、折れ蓋18が開位置にあり、第2の装置66が、第2の所定の領域を制御するときと同じである。
【0058】
従って、折れ蓋18は、その第1の上面48は、ここでは、特に、標準キーパッド38である第1の制御装置26によって制御可能であり、その第2の下面62は、ここでは、ペンシルである第2の制御装置66によって制御される両面タッチパネル48から構成されるデータ入力パッド70を有する。
【0059】
データ入力パッド70は更に、ユーザが、電話メニュ10をブラウスすることを可能にする。
【0060】
入力キーパッド70は、導電性の電気素子(図示せず)によって、装置の第1及び第2の制御回路に接続する。
【0061】
両面タッチパネル48は、ここでは、折れ蓋18の底部22に接触し、このことは、特に、折れ蓋18のサイズを制限することを可能にする。
【0062】
1つの変形によると、両面タッチパネル48は、底部22の下面49に接触しないよう僅かにオフセットにされることも可能である。この場合、パネル48は、第2の制御装置66が下面62と協働するときに、その変形を制限するために十分に剛性でなければならない。
【0063】
折れ蓋18の底部22は、両面タッチパネル48の第1の上面46のための支持素子を形成することができる。
【0064】
従って、第2の制御装置66が、第2の下面62と接触するとき、両面タッチパネル48は、上方向に変形し、底部22と当接し、それにより、その変形及びその内部応力を制限することができる。
【0065】
この場合、キーの剛性下部作動部44が通過することを可能にする開口部51の直径は、底部22に付勢することのできないパネル48の領域を制限するために、できるだけ小さくなければならない。実際には、開口部の直径は、3mm未満であることが有利である。
【0066】
絶縁材の層が、タッチパネル48の上面46と底部22の下面49との間に置かれ、それにより、タッチパネル48が底部22と接触しているときに、パネル48上の抵抗の望まない電気接続の危険性を阻止することが有利である。
【0067】
タッチパネル48は、制御装置26、66によって働きかけられるときに変形しないよう十分に剛性に設計されることが可能である。この場合、タッチパネルは、折れ蓋18の底部を形成し得、下壁62が省略可能となる。
【0068】
従って、本発明は、大きい表面面積を有する画面を有する電話機10を提案することが可能である。
【0069】
更に、ここでのタッチパネル48の第2の下面62は、キーパッドによる制御と比較して、電話機10を制御する可能性を増加することを可能にする。何故なら、第2の制御部材64は、ドローイングの可能性を提供するからである。図2は、パネル48の下面62上に、破線で、ペンシルの点68が、パネル48の下面62と接触しながら移動した経路を示す。経路は、画面54上に表示される。
【0070】
従って、ユーザは、ダイアグラムを描くことができ、このダイアグラムは、通信する相手に伝送することができる。
【0071】
一部の領域69との接触点68は、コマンドの有効化といった所定の機能を制御することを可能にし得る。
【0072】
領域69は、第2の下面62上にプリントされる表現によって決定されることが可能である。更に、パネル48の下面62が「タッチスクリーン」タイプである場合、表現は、電話機10のメニュにおけるユーザの位置に依存して現れたり現れなかったりする。
【0073】
両面タッチパネル48のアクティブ制御モードを決定するために、つまり、タッチパネル48が、電話機10の第1又は第2の制御回路を制御することを可能にするために、入力キーパッド70は、識別手段を有する。
【0074】
識別手段は、押された位置と、図2に示すように外に出ている位置との間で可動である押しボタン72に接続されるスイッチから構成され得る。
【0075】
従って、折れ蓋18が、折り畳まれた位置にある場合、折れ蓋18は、ボタン72を押し、タッチパネル48は、第1のコマンドモードで機能する。
【0076】
折れ蓋18が、開位置にあり、ボタン72が出ていると、タッチスクリーン48は、第2の制御モードで機能する。
【0077】
1つの変形によると、識別手段は、電話機10のキーから構成されることが可能であり、そのキーに圧力がかかる度に、第1の制御モードから第2の制御モードに、及び、第2の制御モードから第1の制御モードに切り替わる。
【0078】
上述した説明は制限的ではない。何故なら、図5に示す1つの変形によると、折れ蓋18は、ケーシング12上を平行移動で摺動するよう取り付けられることが可能だからである。折れ蓋18は、ケーシング12上の相補的なガイドレール76と協働する溝74によって長手方向に案内される。ここにも識別手段があり、そのボタン72は、折れ蓋18が折り畳まれた位置にあるときに、折れ蓋18の横断当接面78に長手方向に配置される。
【0079】
この構成において、パネル48の下面62は、ディスプレイ画面54に向かい合う方向に方向付けられる。
【0080】
従って、第2の制御部材68を用いるには、電話機をひっくり返すことが必要である。従って、電話機には、下部シェル14の下壁に位置付けられる第2の画面(図示せず)が装備されることが有利である。第2の画面は、特に、折れ蓋18が開位置のあるときに、作動される。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】ケーシングと、データ入力パッドを有し折り畳まれた位置にある関着折れ蓋とから構成される、例えば、GSM式の移動電話機を示す斜視図である。
【図2】ケーシング上の回転式に可動の折れ蓋が、開位置にある移動電話機を示す斜視図である。
【図3】アイドル位置にある本発明のデータ入力パッド上のキーの図1に示す線III−IIIについての部分拡大断面図である。
【図4】キーが、作動位置にある図3に類似する図である。
【図5】折れ蓋が、ケーシング上で平行移動するよう.取り付けられ、且つ、開位置にある移動電話機を示す斜視図である。
Claims (9)
- データ入力ユニットであって、
その第1の上面は、キーパッドといった第1の制御装置によって制御され、その第2の下面は、第2の制御装置によって制御される両面タッチパネルを有することを特徴とするデータ入力ユニット。 - 前記第1の制御装置又は前記第2の制御装置による制御のモードを識別する手段を有することを特徴とする請求項1記載のデータ入力ユニット。
- 折り蓋が折り畳まれた位置と開位置との間で可動であるようその上に取り付けられるケーシングを有する電子装置において、
前記折り畳まれた位置では、前記折れ蓋の底部を形成する下壁は、前記ケーシングの上面に接して延在し、
前記開位置では、第1の制御装置の前記折れ蓋は、前記電子装置の第1の制御回路の第1の制御部材と協働可能である前記電子装置であって、
前記折れ蓋は、請求項1又は2に記載のデータ入力ユニットを有し、
前記データ入力ユニットは、前記折れ蓋が折り畳まれた位置にあり、前記第1の制御装置が前記タッチパネルの前記第1の上面と協働するとき、前記第1の制御部材を形成し、また、前記折れ蓋が開位置にあり、第2の制御装置が前記第2の下面と協働するとき、前記電子装置の前記第2の制御回路の第2の制御部材を形成することを特徴とする電子装置。 - 前記第1の制御装置は、アイドル位置と作動位置との間で可動であり、上部制御部と、前記タッチパネルの前記第1の上面と協働可能である下部作動部とを有するキーを有するキーパッドであることを特徴とする請求項3記載の電子装置。
- 前記タッチパネルは、前記折れ蓋が開位置にあるときに、前記タッチパネルの前記第1の上面のための支持素子を形成する前記下壁の前記下面(49)に接して固定され、
前記下壁には、前記折れ蓋が折り畳まれた位置にあるときに、前記キーの前記下部作動部が、前記タッチパネルの前記第1の上面に向かって通ることを可能にするよう各キーに関連付けられる開口部が形成されることを特徴とする請求項4記載の遠視装置。 - 弾性戻り素子が、前記キーを前記アイドル位置に戻すよう前記底壁の上面と前記キーとの間に配置されることを特徴とする請求項5記載の電子装置。
- 前記折れ蓋は、前記ケーシング上に関着されることを特徴とする請求項3乃至6のうちいずれか一項記載の電子装置。
- 前記折れ蓋は、前記ケーシング上に平行移動で摺動するよう取り付けられることを特徴とする請求項2乃至6のうちいずれか一項記載の電子装置。
- GSM式の移動電話機であることを特徴とする請求項2乃至7のうちいずれか一項記載の電子装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR0113331 | 2001-10-16 | ||
PCT/IB2002/004303 WO2003034697A1 (en) | 2001-10-16 | 2002-10-16 | Data entry pad and an electronic apparatus incorporating it |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005506624A true JP2005506624A (ja) | 2005-03-03 |
Family
ID=8868354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003537293A Pending JP2005506624A (ja) | 2001-10-16 | 2002-10-16 | データ入力パッド及びデータ入力パッドが組込まれた電子装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20060045259A1 (ja) |
EP (1) | EP1440556A1 (ja) |
JP (1) | JP2005506624A (ja) |
KR (1) | KR20040053171A (ja) |
CN (1) | CN1572102A (ja) |
WO (1) | WO2003034697A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034937A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Fujitsu Component Ltd | ポインティングデバイス |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7010333B2 (en) * | 2003-02-19 | 2006-03-07 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Radiotelephone terminal with dual-sided keypad apparatus |
JP2007081556A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Canon Inc | 撮像装置及びその制御方法 |
WO2007107618A1 (en) * | 2006-03-23 | 2007-09-27 | Nokia Corporation | Touch screen |
US7860539B2 (en) | 2007-05-11 | 2010-12-28 | Sony Ericsson Mobile Communications Ab | Keypad for a slider type portable mobile communications device |
GB0823008D0 (en) | 2008-12-17 | 2009-01-28 | Native Design Ltd | Hand-held device |
WO2011006498A1 (en) * | 2009-07-16 | 2011-01-20 | Opdi Technologies A/S | An interactive system and a method of encoding |
CN103383603B (zh) * | 2012-05-02 | 2017-08-29 | 联想(北京)有限公司 | 信息处理的方法及电子设备 |
CN110323095B (zh) * | 2018-03-30 | 2021-05-25 | 昆山康龙电子科技有限公司 | 具有较佳触控手感的触控按键 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3696908A (en) * | 1970-11-09 | 1972-10-10 | Sperry Rand Corp | Capacitive key |
JPH01187718A (ja) * | 1988-01-20 | 1989-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 両面キーボードスイッチ |
US5715524A (en) * | 1995-02-06 | 1998-02-03 | Motorola, Inc. | Radio communication device with movable housing element control |
JP2705631B2 (ja) * | 1995-04-26 | 1998-01-28 | 日本電気株式会社 | 携帯用電子機器 |
US6798882B2 (en) * | 1995-09-28 | 2004-09-28 | Nokia Mobile Phones Limited | Mobile station |
FI111897B (fi) * | 1995-11-24 | 2003-09-30 | Nokia Corp | Kaksitoiminen tiedonvälityslaite |
AU4919297A (en) * | 1996-10-29 | 1998-05-22 | Ericsson Inc. | Telecommunication apparatus having dual keypads |
US6038313A (en) * | 1997-11-20 | 2000-03-14 | Nortel Networks Corporation | Double sided keyboard for a telephone |
GB2372665B (en) * | 1998-05-08 | 2002-11-27 | Orange Personal Comm Serv Ltd | Mobile communications |
US6542721B2 (en) * | 1999-10-11 | 2003-04-01 | Peter V. Boesen | Cellular telephone, personal digital assistant and pager unit |
US7508411B2 (en) * | 1999-10-11 | 2009-03-24 | S.P. Technologies Llp | Personal communications device |
US6751487B1 (en) * | 2000-02-08 | 2004-06-15 | Ericsson, Inc. | Turn around cellular telephone |
US6630925B1 (en) * | 2000-10-31 | 2003-10-07 | Nokia Corporation | Double-sided keyboard having two keymats and one activation mat |
US6931265B2 (en) * | 2002-05-24 | 2005-08-16 | Microsite Technologies, Llc | Wireless mobile device |
-
2002
- 2002-10-16 JP JP2003537293A patent/JP2005506624A/ja active Pending
- 2002-10-16 WO PCT/IB2002/004303 patent/WO2003034697A1/en not_active Application Discontinuation
- 2002-10-16 CN CNA028205626A patent/CN1572102A/zh active Pending
- 2002-10-16 EP EP02770160A patent/EP1440556A1/en not_active Withdrawn
- 2002-10-16 KR KR10-2004-7005530A patent/KR20040053171A/ko not_active Application Discontinuation
- 2002-10-18 US US10/492,449 patent/US20060045259A1/en not_active Abandoned
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007034937A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Fujitsu Component Ltd | ポインティングデバイス |
JP4615390B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-01-19 | 富士通コンポーネント株式会社 | ポインティングデバイス |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20040053171A (ko) | 2004-06-23 |
WO2003034697A1 (en) | 2003-04-24 |
EP1440556A1 (en) | 2004-07-28 |
US20060045259A1 (en) | 2006-03-02 |
CN1572102A (zh) | 2005-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7010333B2 (en) | Radiotelephone terminal with dual-sided keypad apparatus | |
GB2387988A (en) | Mobile phone having three units movable into several positions | |
EP1168393B1 (en) | A key assembly | |
US20090140982A1 (en) | Navigation input mechanism, electronic device including the same and method for switching mode thereof | |
JPH11195353A (ja) | 通信端末装置 | |
KR20090103185A (ko) | 이동 키패드를 구비하는 휴대 단말기 | |
US20080018607A1 (en) | Input device and mobile terminal having the same | |
JP2005506624A (ja) | データ入力パッド及びデータ入力パッドが組込まれた電子装置 | |
KR20160034355A (ko) | 키패드 | |
KR100764568B1 (ko) | 휴대용 전자장치의 입력장치 | |
KR101058506B1 (ko) | 키패드 어셈블리 | |
JP2005175555A (ja) | 携帯通信機器 | |
US7106857B1 (en) | Wireless communication devices | |
KR100569584B1 (ko) | 터치패널과 이중 입력식 슬라이딩 커버가 구비된 통신단말기 | |
KR200412587Y1 (ko) | 휴대용 전자장치의 입력장치 | |
KR101140623B1 (ko) | 휴대통신기기용 스킨 | |
KR20020053004A (ko) | 제어 버튼을 형성하는 디스플레이 디바이스를 포함하는전자 장치 | |
KR200269515Y1 (ko) | 전화기의 버튼 위치 변경장치 | |
EP2148495B1 (en) | Electronic device | |
KR101042818B1 (ko) | 휴대단말기의 슬라이딩 키패드 장치 | |
KR100594104B1 (ko) | 휴대 단말기의 슬라이딩 키패드 장치 | |
JPH09244815A (ja) | 情報端末装置 | |
KR20060073202A (ko) | 이동통신단말기용 디스플레이 장치 | |
KR20070057547A (ko) | 가동형 키패드를 구비한 개인휴대단말기 | |
JP2006107091A (ja) | 入力装置及びこれらを備えた携帯端末 |