JP2002260490A - 多方向スイッチ - Google Patents
多方向スイッチInfo
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000011514 reflex Effects 0.000 claims 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Switches With Compound Operations (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のこの種多方向スイッチは、絶縁性ケース
の底板内面の中心及びその周囲の等角度毎に、底板側の
固定接点と該固定接点に套装した円板状のダイヤフラム
ばね形の可動接点からなるプッシュスイッチ式のスイッ
チ手段を平面的に配設したものであるため、どうしても
平面スペース（スイッチの平面サイズ）が大になり、よ
って、平面スペースの小なスイッチ構成即ちスイッチの
小形化が困難な課題があった。課題があった。 【解決手段】本発明は、絶縁性ケースの底板内面に配設
する複数のスイッチ手段の内、中心のスイッチ手段だけ
を底板側の固定接点と該固定接点に套装したダイヤフラ
ムばね形の可動接点からなるプッシュスイッチ式のスイ
ッチ手段とし、該スイッチ手段の周囲に等角度毎に備え
るスイッチ手段を２枚の接点ばね片からなるリーフスイ
ッチ式のスイッチ手段とすることによって、平面スペー
スの小なスイッチを構成することによって課題を解決し
た。
の底板内面の中心及びその周囲の等角度毎に、底板側の
固定接点と該固定接点に套装した円板状のダイヤフラム
ばね形の可動接点からなるプッシュスイッチ式のスイッ
チ手段を平面的に配設したものであるため、どうしても
平面スペース（スイッチの平面サイズ）が大になり、よ
って、平面スペースの小なスイッチ構成即ちスイッチの
小形化が困難な課題があった。課題があった。 【解決手段】本発明は、絶縁性ケースの底板内面に配設
する複数のスイッチ手段の内、中心のスイッチ手段だけ
を底板側の固定接点と該固定接点に套装したダイヤフラ
ムばね形の可動接点からなるプッシュスイッチ式のスイ
ッチ手段とし、該スイッチ手段の周囲に等角度毎に備え
るスイッチ手段を２枚の接点ばね片からなるリーフスイ
ッチ式のスイッチ手段とすることによって、平面スペー
スの小なスイッチを構成することによって課題を解決し
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】テレビ、ビデオ等の各種電子機器
のリモコンや、携帯電話機、その他に使用する多方向ス
イッチであり、ケース底板に配置した複数個のスイッチ
手段の開閉（ＯＮ、ＯＦＦ）操作を操作部材の目的スイ
ッチ手段方向へのスライド及び中心位置（ニュートラ
ル）の垂直下降によって選択的に行うようにした多方向
スイッチを提供する。
のリモコンや、携帯電話機、その他に使用する多方向ス
イッチであり、ケース底板に配置した複数個のスイッチ
手段の開閉（ＯＮ、ＯＦＦ）操作を操作部材の目的スイ
ッチ手段方向へのスライド及び中心位置（ニュートラ
ル）の垂直下降によって選択的に行うようにした多方向
スイッチを提供する。
【０００２】
【従来技術とその課題】近時、テレビ、ビデオ、その他
の各種電子電機機器のリモコンや携帯電話機等用として
多方向回路に切換自在な多方向スイッチが使用されてお
り、その内、例えば操作部材を前、後、左、右等の各方
向へ水平移動して各スイッチ作用を行うと共に、中心位
置（ニュートラル）で垂直下降してスイッチ作用を行う
タイプの多方向スイッチが広く使用されている。
の各種電子電機機器のリモコンや携帯電話機等用として
多方向回路に切換自在な多方向スイッチが使用されてお
り、その内、例えば操作部材を前、後、左、右等の各方
向へ水平移動して各スイッチ作用を行うと共に、中心位
置（ニュートラル）で垂直下降してスイッチ作用を行う
タイプの多方向スイッチが広く使用されている。
【０００３】然るところ、従来のこの種多方向スイッチ
は、絶縁性ケースの底板内面の中心及びその周囲の等角
度毎に、底板側の固定接点と該固定接点に套装した円板
状のダイヤフラムばね形の可動接点からなるプッシュス
イッチ式のスイッチ手段を平面的に配設したものである
ため、どうしても平面スペース（スイッチの平面サイ
ズ）が大になり、よって、平面スペースの小なスイッチ
構成即ちスイッチの小形化が困難な課題があった。
は、絶縁性ケースの底板内面の中心及びその周囲の等角
度毎に、底板側の固定接点と該固定接点に套装した円板
状のダイヤフラムばね形の可動接点からなるプッシュス
イッチ式のスイッチ手段を平面的に配設したものである
ため、どうしても平面スペース（スイッチの平面サイ
ズ）が大になり、よって、平面スペースの小なスイッチ
構成即ちスイッチの小形化が困難な課題があった。
【０００４】
【発明が解決した課題】そこで、本発明は、絶縁性ケー
スの底板内面に配設する複数のスイッチ手段の内、中心
のスイッチ手段だけを底板側の固定接点と該固定接点に
套装したダイヤフラムばね形の可動接点からなるプッシ
ュスイッチ式のスイッチ手段とし、該スイッチ手段の周
囲に等角度毎に備えるスイッチ手段を２枚の接点ばね片
からなるリーフスイッチ式のスイッチ手段とすることに
よって、平面スペースの小なスイッチを構成してスイッ
チの小形化の課題を解決したものである。
スの底板内面に配設する複数のスイッチ手段の内、中心
のスイッチ手段だけを底板側の固定接点と該固定接点に
套装したダイヤフラムばね形の可動接点からなるプッシ
ュスイッチ式のスイッチ手段とし、該スイッチ手段の周
囲に等角度毎に備えるスイッチ手段を２枚の接点ばね片
からなるリーフスイッチ式のスイッチ手段とすることに
よって、平面スペースの小なスイッチを構成してスイッ
チの小形化の課題を解決したものである。
【０００５】
【課題を解決する手段】即ち、本発明は、絶縁性ケース
の底板内面中心に、底板側の固定接点ｂと該固定接点ｂ
に套装したダイヤフラムばね形の可動接点ａからなるプ
ッシュスイッチ式のスイッチ手段Ａを備えると共に、該
スイッチ手段Ａを中心としてその周辺の等角度毎にリー
フスイッチ式のスイッチ手段Ｂを備えたものであり、
の底板内面中心に、底板側の固定接点ｂと該固定接点ｂ
に套装したダイヤフラムばね形の可動接点ａからなるプ
ッシュスイッチ式のスイッチ手段Ａを備えると共に、該
スイッチ手段Ａを中心としてその周辺の等角度毎にリー
フスイッチ式のスイッチ手段Ｂを備えたものであり、
【０００６】各スイッチ手段Ｂは底板内面上に固設した
基台に可動側と固定側の接点ばね片ｃ、ｄを略平行に埋
設し、接点ばね片ｃの先端に絶縁性の押圧片を固設する
と共に、接点ばね片ｄの先端を該押圧片に係合して備え
たものであって、接点ばね片ｃの押圧片を接点ばね片ｄ
方向へ押圧し該ばね片ｃを反曲して接点ばね片ｃの先端
に設定荷重を加えると該接点ばね片ｄの略中央部が接点
ばね片ｃ方向へ瞬間的にスナップ反曲して両接点ばね片
ｃ、ｄが接触し（スイッチＯＮ）、押圧を解くと接点ば
ね片ｃが瞬間的にスナップ復元し両接点ばね片ｃ、ｄが
離隔する（スイッチＯＦＦ）ように備えたものであり、
基台に可動側と固定側の接点ばね片ｃ、ｄを略平行に埋
設し、接点ばね片ｃの先端に絶縁性の押圧片を固設する
と共に、接点ばね片ｄの先端を該押圧片に係合して備え
たものであって、接点ばね片ｃの押圧片を接点ばね片ｄ
方向へ押圧し該ばね片ｃを反曲して接点ばね片ｃの先端
に設定荷重を加えると該接点ばね片ｄの略中央部が接点
ばね片ｃ方向へ瞬間的にスナップ反曲して両接点ばね片
ｃ、ｄが接触し（スイッチＯＮ）、押圧を解くと接点ば
ね片ｃが瞬間的にスナップ復元し両接点ばね片ｃ、ｄが
離隔する（スイッチＯＦＦ）ように備えたものであり、
【０００７】上記スイッチ手段Ａの上方位置に該スイッ
チ手段Ａの中心を中心とした操作部材を備え、該操作部
材は、ばね圧に抗して設定寸法押圧垂直下降し可動接点
ａを凹ませて固定接点ｂに接触し（スイッチＯＮ）、押
圧を解くとばねの弾発復元力で復元上昇する（スイッチ
ＯＦＦ）ように備えると共に、各スイッチ手段Ｂ方向へ
設定寸法水平移動し接点ばね片ｃの押圧片を押圧して両
接点ばね片ｃ、ｄを反曲接触し（スイッチＯＮ）、押圧
を解くと両接点ばね片ｃ、ｄの弾発復元力で復元水平移
動する（スイッチＯＦＦ）するように備えたものであ
る、多方向スイッチによって課題を解決したものであ
る。
チ手段Ａの中心を中心とした操作部材を備え、該操作部
材は、ばね圧に抗して設定寸法押圧垂直下降し可動接点
ａを凹ませて固定接点ｂに接触し（スイッチＯＮ）、押
圧を解くとばねの弾発復元力で復元上昇する（スイッチ
ＯＦＦ）ように備えると共に、各スイッチ手段Ｂ方向へ
設定寸法水平移動し接点ばね片ｃの押圧片を押圧して両
接点ばね片ｃ、ｄを反曲接触し（スイッチＯＮ）、押圧
を解くと両接点ばね片ｃ、ｄの弾発復元力で復元水平移
動する（スイッチＯＦＦ）するように備えたものであ
る、多方向スイッチによって課題を解決したものであ
る。
【０００８】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。（図１〜
図１０参照） 絶縁性ケース１の底板２内面中心に、底板２側の固定接
点ｂと該固定接点ｂに套装したダイヤフラムばね形の可
動接点ａからなるプッシュスイッチ式のスイッチ手段Ａ
を備えると共に、該スイッチ手段Ａを中心としてその周
囲の等角度毎（図示例、９０°毎）にリーフスイッチ式
のスイッチ手段Ｂを備えたものであり、
図１０参照） 絶縁性ケース１の底板２内面中心に、底板２側の固定接
点ｂと該固定接点ｂに套装したダイヤフラムばね形の可
動接点ａからなるプッシュスイッチ式のスイッチ手段Ａ
を備えると共に、該スイッチ手段Ａを中心としてその周
囲の等角度毎（図示例、９０°毎）にリーフスイッチ式
のスイッチ手段Ｂを備えたものであり、
【０００９】各スイッチ手段Ｂは底板２内面上に固設し
た基台３に可動側と固定側の接点ばね片ｃ、ｄを略平行
に埋設し、接点ばね片ｃの先端に絶縁性の押圧片４を固
設すると共に、接点ばね片ｄの先端を該押圧片４に係合
して備えたものであって、接点ばね片ｃの押圧片４を接
点ばね片ｄ方向へ押圧し該ばね片ｃを反曲して接点ばね
片ｃの先端に設定荷重を加えると該接点ばね片ｄの略中
央部５が接点ばね片ｃ方向へ瞬間的にスナップ反曲して
両接点ばね片ｃ、ｄが接触し（スイッチＯＮ）、押圧を
解くと接点ばね片ｃが瞬間的にスナップ復元し両接点ば
ね片ｃ、ｄが離隔する（スイッチＯＦＦ）ように備えた
ものであり、
た基台３に可動側と固定側の接点ばね片ｃ、ｄを略平行
に埋設し、接点ばね片ｃの先端に絶縁性の押圧片４を固
設すると共に、接点ばね片ｄの先端を該押圧片４に係合
して備えたものであって、接点ばね片ｃの押圧片４を接
点ばね片ｄ方向へ押圧し該ばね片ｃを反曲して接点ばね
片ｃの先端に設定荷重を加えると該接点ばね片ｄの略中
央部５が接点ばね片ｃ方向へ瞬間的にスナップ反曲して
両接点ばね片ｃ、ｄが接触し（スイッチＯＮ）、押圧を
解くと接点ばね片ｃが瞬間的にスナップ復元し両接点ば
ね片ｃ、ｄが離隔する（スイッチＯＦＦ）ように備えた
ものであり、
【００１０】上記スイッチ手段Ａの上方位置に該スイッ
チ手段Ａの中心を中心とした操作部材６を備え、該操作
部材６は、ばね１３圧に抗して設定寸法押圧垂直下降し
可動接点ａを凹ませて固定接点ｂに接触し（スイッチＯ
Ｎ）、押圧を解くとばね１３の弾発復元力で復元上昇す
る（スイッチＯＦＦ）ように備えると共に、各スイッチ
手段Ｂ方向へ設定寸法水平移動し接点ばね片ｃの押圧片
４を押圧して両接点ばね片ｃ、ｄを反曲接触し（スイッ
チＯＮ）、押圧を解くと両接点ばね片ｃ、ｄの弾発復元
力で復元水平移動する（スイッチＯＦＦ）するように備
えた、多方向スイッチである。
チ手段Ａの中心を中心とした操作部材６を備え、該操作
部材６は、ばね１３圧に抗して設定寸法押圧垂直下降し
可動接点ａを凹ませて固定接点ｂに接触し（スイッチＯ
Ｎ）、押圧を解くとばね１３の弾発復元力で復元上昇す
る（スイッチＯＦＦ）ように備えると共に、各スイッチ
手段Ｂ方向へ設定寸法水平移動し接点ばね片ｃの押圧片
４を押圧して両接点ばね片ｃ、ｄを反曲接触し（スイッ
チＯＮ）、押圧を解くと両接点ばね片ｃ、ｄの弾発復元
力で復元水平移動する（スイッチＯＦＦ）するように備
えた、多方向スイッチである。
【００１１】例えば、上記の操作部材６は、下面中心に
円形軸７を突設したノブ８（図６）と、中心に該円形軸
７を垂直上下動自在に挿通する中心孔９をあけ、下面に
前後左右４方向の水平移動をガイドするガイド板１０
（図１０）を備えた隅切方形板状の水平ガイド板１１
（図９）からなり、ケース１（図５）の天板１２（図
４）下面に水平ガイド板１１を４方向水平移動自在に設
置すると共にその中心孔９にノブ８の円形軸７を垂直上
下動自在に挿通しその下端をスイッチＡの可動接点ａの
中心と相対して設置し、水平ガイド板１１上とノブ８下
面の間にばね１３を張設してノブ８を上方付勢し、ま
た、水平ガイド板１１の４辺に各スイッチ手段Ｂの接点
ばね片ｃの押圧片４を当接して備えたものである、（図
１〜図３）
円形軸７を突設したノブ８（図６）と、中心に該円形軸
７を垂直上下動自在に挿通する中心孔９をあけ、下面に
前後左右４方向の水平移動をガイドするガイド板１０
（図１０）を備えた隅切方形板状の水平ガイド板１１
（図９）からなり、ケース１（図５）の天板１２（図
４）下面に水平ガイド板１１を４方向水平移動自在に設
置すると共にその中心孔９にノブ８の円形軸７を垂直上
下動自在に挿通しその下端をスイッチＡの可動接点ａの
中心と相対して設置し、水平ガイド板１１上とノブ８下
面の間にばね１３を張設してノブ８を上方付勢し、ま
た、水平ガイド板１１の４辺に各スイッチ手段Ｂの接点
ばね片ｃの押圧片４を当接して備えたものである、（図
１〜図３）
【００１２】また、必要に応じて図示例のように、ケー
ス１の底板２若しくは周側板の、各スイッチ手段Ｂの接
点ばね片ｄの基部付近にストッパー１４を備えたもので
あり、接点ばね片ｃの押圧反曲により接点ばね片ｃ先端
に荷重が加わったときに、接点ばね片ｄの基部が該スト
ッパー突起４に圧接して該ストッパー突起４方向へ撓み
を制止することによって、接点ばね片ｄが小さな荷重で
容易にスナップ反曲するように備えたものである。
ス１の底板２若しくは周側板の、各スイッチ手段Ｂの接
点ばね片ｄの基部付近にストッパー１４を備えたもので
あり、接点ばね片ｃの押圧反曲により接点ばね片ｃ先端
に荷重が加わったときに、接点ばね片ｄの基部が該スト
ッパー突起４に圧接して該ストッパー突起４方向へ撓み
を制止することによって、接点ばね片ｄが小さな荷重で
容易にスナップ反曲するように備えたものである。
【００１３】ケース１の底板２の、水平ガイド板１１の
各角部から設定距離離れた位置にストッパー１５を突設
し、水平ガイド板１１の水平移動距離を該ストッパー１
５に水平ガイド板１１の角部が衝突することによって規
制するように備えたものである、
各角部から設定距離離れた位置にストッパー１５を突設
し、水平ガイド板１１の水平移動距離を該ストッパー１
５に水平ガイド板１１の角部が衝突することによって規
制するように備えたものである、
【００１４】また、ケース１の底板２に、操作部材６の
水平ガイド板１１のガイド板１０の左右方向水平移動を
ガイドするためのガイド突起１７を突設したものであ
る。符号１６はスイッチ手段Ａ（の可動接点ａ）のカバ
ーである。
水平ガイド板１１のガイド板１０の左右方向水平移動を
ガイドするためのガイド突起１７を突設したものであ
る。符号１６はスイッチ手段Ａ（の可動接点ａ）のカバ
ーである。
【００１５】
【作用】操作部材６のノブ８をばね１３の弾発力に抗し
て押圧し垂直下降すると、円形軸７の下端がスイッチ手
段Ａの可動接点ａの中心を凹ませて固定接点ｂに圧接し
（スイッチＯＮ）、そして、押圧を解くとばね１３の復
元弾発力でノブ８が上昇復元し、可動接点ａが復元して
固定接点ｂと離隔する（スイッチＯＦＦ）。
て押圧し垂直下降すると、円形軸７の下端がスイッチ手
段Ａの可動接点ａの中心を凹ませて固定接点ｂに圧接し
（スイッチＯＮ）、そして、押圧を解くとばね１３の復
元弾発力でノブ８が上昇復元し、可動接点ａが復元して
固定接点ｂと離隔する（スイッチＯＦＦ）。
【００１６】また、操作部材６の水平ガイド板１１を
前、後、左、右の目的方向（図示例、右方向）へ、ガイ
ド板１０の摺動案内で、該水平ガイド板１１の右側隅部
がストッパー１５に衝突するまで水平移動すると、該水
平ガイド板１１の右側辺がスイッチ手段Ｂの接点ばね片
ｃの押圧片４に衝突押圧し、接点ばね片ｃを反曲し同時
に接点ばね片ｄの先端に荷重を加え、よって、該接点ば
ね片ｄがその基部付近をストッパー突起１４で反曲規制
されていることと相俟って瞬間的に接点ばね片ｃ方向へ
スナップ反曲して接触し（スイッチＯＮ）、そして、水
平ガイド板１１の水平移動を止め解放すると、該水平ガ
イド板１１が接点ばね片ｃ、ｄの復元弾発力で復元水平
移動すると同時に、接点ばね片ｄが荷重を解かれて瞬間
的に復元弾発して接点ばね片ｃから離隔する（スイッチ
ＯＦＦ）。
前、後、左、右の目的方向（図示例、右方向）へ、ガイ
ド板１０の摺動案内で、該水平ガイド板１１の右側隅部
がストッパー１５に衝突するまで水平移動すると、該水
平ガイド板１１の右側辺がスイッチ手段Ｂの接点ばね片
ｃの押圧片４に衝突押圧し、接点ばね片ｃを反曲し同時
に接点ばね片ｄの先端に荷重を加え、よって、該接点ば
ね片ｄがその基部付近をストッパー突起１４で反曲規制
されていることと相俟って瞬間的に接点ばね片ｃ方向へ
スナップ反曲して接触し（スイッチＯＮ）、そして、水
平ガイド板１１の水平移動を止め解放すると、該水平ガ
イド板１１が接点ばね片ｃ、ｄの復元弾発力で復元水平
移動すると同時に、接点ばね片ｄが荷重を解かれて瞬間
的に復元弾発して接点ばね片ｃから離隔する（スイッチ
ＯＦＦ）。
【００１７】
【効果】上記のように、中心のスイッチ手段Ａを除き、
その周囲のスイッチ手段Ｂを全てリーフスイッチ式のス
イッチ手段としたので、従来に比し特に平面スペースの
小な多方向スイッチを提供し得る優れた効果がある。な
お、現時点における本発明スイッチの実施例寸法は縦、
横１０ｍｍ位の方形で高さ７ｍｍ位であるが、より以上
の小形化も可能である。
その周囲のスイッチ手段Ｂを全てリーフスイッチ式のス
イッチ手段としたので、従来に比し特に平面スペースの
小な多方向スイッチを提供し得る優れた効果がある。な
お、現時点における本発明スイッチの実施例寸法は縦、
横１０ｍｍ位の方形で高さ７ｍｍ位であるが、より以上
の小形化も可能である。
【００１８】操作部材のノブ及び円形軸をばねの弾力で
上方付勢して、常時円形軸の下端をスイッチ手段Ａの可
動接点から離隔して備え、ばね圧に抗し設定圧力で押下
しなければスイッチＯＮしないように備えたので、それ
によってスイッチ手段Ａの誤操作を防止できると共に、
可動接点のダイヤ付ラム形ばねの過荷重によるへたりを
防止できる効果がある。
上方付勢して、常時円形軸の下端をスイッチ手段Ａの可
動接点から離隔して備え、ばね圧に抗し設定圧力で押下
しなければスイッチＯＮしないように備えたので、それ
によってスイッチ手段Ａの誤操作を防止できると共に、
可動接点のダイヤ付ラム形ばねの過荷重によるへたりを
防止できる効果がある。
【図１】本発明の実施例多方向スイッチの平面透視図。
【図２】図１のＥ−Ｅ断面図。
【図３】図１の操作部材（水平ガイド板）を右方向へ水
平移動して右位置のスイッチ手段ＢをスイッチＯＮした
状態を示す作用説明図。
平移動して右位置のスイッチ手段ＢをスイッチＯＮした
状態を示す作用説明図。
【図４】ケースの天板の平面図、及びその横断面図。
【図５】ケースの平面図、及びその横断面図。
【図６】操作部材のノブの正面図、及び平面図。
【図７】スイッチ手段Ａのカバーの底面図、及びその横
断面図。
断面図。
【図８】スイッチ手段Ａの可動接点ａの平面図、及びそ
の横断面図。
の横断面図。
【図９】操作部材の水平ガイド板の正面図、及び平面
図。
図。
【図１０】水平ガイド板のガイド板の正面図、平面図、
及び右側面図。
及び右側面図。
Ａ スイッチ手段（プッシュスイッチ式） Ｂ スイッチ手段（リーフスイッチ式） ａ 可動接点 ｂ 固定接点 ｃ 接点ばね片（可動側） ｄ 接点ばね片（固定側） １ ケース ２ 底板 ３ 基台 ４ 押圧片 ５ 中央部 ６ 操作部材 ７ 円形軸 ８ ノブ ９ 中心孔 １０ ガイド板 １１ 水平ガイド板 １２ 天板 １３ ばね １４ ストッパー突起 １５ ストッパー（水平ガイド板） １６ カバー（スイッチ手段Ａ） １７ ガイド突起
Claims (4)
- 【請求項１】絶縁性ケースの底板内面中心に、底板側の
固定接点ｂと該固定接点ｂに套装したダイヤフラムばね
形の可動接点ａからなるプッシュスイッチ式のスイッチ
手段Ａを備えると共に、該スイッチ手段Ａを中心として
その周辺の等角度毎にリーフスイッチ式のスイッチ手段
Ｂを備えたものであり、 各スイッチ手段Ｂは底板内面上に固設した基台に可動側
と固定側の接点ばね片ｃ、ｄを略平行に埋設し、接点ば
ね片ｃの先端に絶縁性の押圧片を固設すると共に、接点
ばね片ｄの先端を該押圧片に係合して備えたものであっ
て、接点ばね片ｃの押圧片を接点ばね片ｄ方向へ押圧し
該ばね片ｃを反曲して接点ばね片ｃの先端に設定荷重を
加えると該接点ばね片ｄの略中央部が接点ばね片ｃ方向
へ瞬間的にスナップ反曲して両接点ばね片ｃ、ｄが接触
し（スイッチＯＮ）、押圧を解くと接点ばね片ｃが瞬間
的にスナップ復元し両接点ばね片ｃ、ｄが離隔する（ス
イッチＯＦＦ）ように備えたものであり、 上記スイッチ手段Ａの上方位置に該スイッチ手段Ａの中
心を中心とした操作部材を備え、該操作部材は、ばね圧
に抗して設定寸法押圧垂直下降し可動接点ａを凹ませて
固定接点ｂに接触し（スイッチＯＮ）、押圧を解くとば
ねの弾発復元力で復元上昇する（スイッチＯＦＦ）よう
に備えると共に、各スイッチ手段Ｂ方向へ設定寸法水平
移動し接点ばね片ｃの押圧片を押圧して両接点ばね片
ｃ、ｄを反曲接触し（スイッチＯＮ）、押圧を解くと両
接点ばね片ｃ、ｄの弾発復元力で復元水平移動する（ス
イッチＯＦＦ）するように備えたものである、 多方向スイッチ - 【請求項２】操作部材は、下面中心に円形軸を突設した
ノブと、中心に該円形軸を垂直上下動自在に挿通する中
心孔をあけ、下面に前後左右４方向の水平移動をガイド
するガイド板を備えた隅切方形板状の水平ガイド板から
なり、 ケースの天板下面に水平ガイド板を４方向水平移動自在
に設置すると共にその中心孔にノブの円形軸を垂直上下
動自在に挿通しその下端をスイッチＡの可動接点ａの中
心と相対して設置し、水平ガイド板上とノブ下面の間に
ばねを張設してノブを上方付勢し、また、水平ガイド板
の４辺に各スイッチ手段Ｂの接点ばね片ｃの押圧片を当
接して備えたものである、 請求項１の多方向スイッチ。 - 【請求項３】ケースの底板若しくは周側版の、各スイッ
チ手段Ｂの接点ばね片ｄの基部付近にストッパーを備え
たものであり、接点ばね片ｃの押圧反曲により接点ばね
片ｃ先端に荷重が加わったときに、接点ばね片ｄの基部
がストッパーに圧接して該ストッパー方向へ撓みを制止
することによって、接点ばね片ｄが小さな荷重で容易に
スナップ反曲するように備えたものである、 請求項１の多方向スイッチ。 - 【請求項４】ケースの底板の、水平ガイド板の各角部か
ら設定距離離れた位置にストッパーを突設し、水平ガイ
ド板の水平移動距離を該ストッパーに水平ガイド板の角
部が衝突することによって規制するように備えたもので
ある、 請求項１の多方向スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001056335A JP2002260490A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 多方向スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001056335A JP2002260490A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 多方向スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=18916376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001056335A Pending JP2002260490A (ja) | 2001-03-01 | 2001-03-01 | 多方向スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002260490A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7301111B2 (en) | 2005-11-02 | 2007-11-27 | Hosiden Corporation | Slide switch |
| EP2546275A2 (en) | 2002-09-05 | 2013-01-16 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Curable epoxy resin compositions, epoxy resin compositions for the encapsulation of electronic parts, stabilizers for electrical insulating oils, and casting epoxy resin compositions for electrical insulation. |
-
2001
- 2001-03-01 JP JP2001056335A patent/JP2002260490A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2546275A2 (en) | 2002-09-05 | 2013-01-16 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Curable epoxy resin compositions, epoxy resin compositions for the encapsulation of electronic parts, stabilizers for electrical insulating oils, and casting epoxy resin compositions for electrical insulation. |
| US7301111B2 (en) | 2005-11-02 | 2007-11-27 | Hosiden Corporation | Slide switch |
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