JPH0583667B1 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0583667B1
JPH0583667B1 JP50205888A JP50205888A JPH0583667B1 JP H0583667 B1 JPH0583667 B1 JP H0583667B1 JP 50205888 A JP50205888 A JP 50205888A JP 50205888 A JP50205888 A JP 50205888A JP H0583667 B1 JPH0583667 B1 JP H0583667B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
scale
napped
fibers
raised
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP50205888A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Nakajima
Naosuke Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP50205888A priority Critical patent/JPH0583667B1/ja
Publication of JPH0583667B1 publication Critical patent/JPH0583667B1/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06QDECORATING TEXTILES
    • D06Q1/00Decorating textiles
    • D06Q1/06Decorating textiles by local treatment of pile fabrics with chemical means
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D27/00Woven pile fabrics
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C27/00Compound processes or apparatus, for finishing or dressing textile fabrics, not otherwise provided for
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1052Methods of surface bonding and/or assembly therefor with cutting, punching, tearing or severing
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/23907Pile or nap type surface or component
    • Y10T428/23929Edge feature or configured or discontinuous surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/23907Pile or nap type surface or component
    • Y10T428/23943Flock surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/23907Pile or nap type surface or component
    • Y10T428/23957Particular shape or structure of pile
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/23907Pile or nap type surface or component
    • Y10T428/23986With coating, impregnation, or bond
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/24Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
    • Y10T428/24355Continuous and nonuniform or irregular surface on layer or component [e.g., roofing, etc.]
    • Y10T428/24471Crackled, crazed or slit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

請求の範囲 1 多数本の立毛繊維先端部がフイルム状に一体
化され、かつ、割裂されてフイルム状の多数の鱗
片状構造によつて布帛表面層が覆われていること
を特徴とする特殊な構造を持つ立体的な布帛。 2 鱗片状構造の、該鱗片形状が質的に定形をも
たないものであることを特徴とする請求の範囲第
1項記載の特殊な構造を持つ立体的な布帛。 3 鱗片状構造の、一鱗片構成単位の平均面積値
が、0.5x10-2cm2〜1x102cm2であることを特徴とす
る請求の範囲第1項記載の特殊な構造を持つ立体
的な布帛。 4 鱗片状構造の先端周縁部の少なくとも一部に
おいては、多数本の立毛繊維先端部が集団で偏平
状に一体化されている一体構造が割裂されてい
て、繊維状態が現出されていることを特徴とする
請求の範囲第1項に記載の特殊な構造を持つ立体
的な布帛。 5 多数本の立毛繊維先端部が、樹脂とともに集
団で偏平状に一体化されて、鱗片状構造を形成し
ていることを特徴とする請求の範囲第1項、第2
項、第3項または第4項に記載の特殊な構造を持
つ立体的な布帛。 6 繊維からなる立毛を多数有する立毛布帛の立
毛層に対し加熱圧縮プレス処理を施して、立毛の
先端が形成する立毛表面層を広い面積にわたり接
着せしめてフイルム状に一体化せしめ、しかる
後、該布帛に揉み作用を与えることにより、前記
フイルム状の一体化状態の構造を小面積単位に割
裂させて多数の鱗片状構造を形成せしめることを
特徴とする特殊な構造を持つ立体的な布帛の製造
方法。 7 加熱圧縮プレス処理を、カレンダーロールを
用いて行なうことを特徴とする請求の範囲第6項
記載の特殊な構造を持つ立体的な布帛の製造方
法。 8 立毛繊維が、極細合成繊維であることを特徴
とする請求の範囲第6項記載の特殊な構造を持つ
立体的な布帛の製造方法。 9 揉み処理を施す前に、少なくとも該布帛の立
毛一体化表面層に対して、樹脂を付着せしめるこ
とを特徴とする請求の範囲第6項記載の特殊な構
造を持つ立体的な布帛の製造方法。 10 揉み処理を施して多数の細かな鱗片状構造
を形成せしめた後、少なくとも該鱗片状構造部分
に対して、樹脂を付着せしめることを特徴とする
請求の範囲第6項記載の特殊な構造を持つ立体的
な布帛の製造方法。 11 極細合成繊維が、単繊維繊度1デニール以
下のものであることを特徴とする請求の範囲第8
項記載の特殊な構造を持つ立体的な布帛の製造方
法。 12 極細合成繊維が、単繊維繊度0.5デニール
以下のものであることを特徴とする請求の範囲第
11項記載の特殊な構造を持つ立体的な布帛の製
造方法。 技術分野 本発明は、従来には類を見ない新素材感覚にあ
ふれ、フアツシヨン性、意外性に富んだ新規な布
帛に関する。 さらに詳しくは、フイルム状の鱗片状構造が布
帛の表面層を覆つて多数存在しているという新規
な構造を有する立体的な繊維布帛とその製造方法
に関するものである。 背景技術 本発明に類似した布帛は、いまだかつて市場に
は見られない。 あえて近似する例を上げるならば、合成皮革に
エンボス加工などのうろこ状形状の型押しをして
表面に、エナメル加工などを施した布帛が上げら
れる。 しかしながら、このような従来布帛は、表面及
び断面構造が立体感に乏しくまた表面形状が規則
的なことから、いかにも人工的で自然感に乏し
く、かつ風合も非常に粗硬でペーラーライクなも
のであつた。 発明の開示 本発明が解決しようとする技術的課題は、従来
には類を見ない新素材感覚、意外感にあふれてい
て、極めてフアツシヨン性に富んだ新規な布帛を
提供すること、そして該布帛の製造方法を提供す
ることにある。 本発明は、次の構造を有する。 すなわち、本発明の布帛は、多数本の立毛繊維
先端部がフイルム状に一体化され、かつ、割裂さ
れてフイルム状の多数の鱗片状構造によつて布帛
表面層が覆われていることを特徴とする特殊な構
造を持つ立体的な布帛である。 また、本発明の特殊な構造を持つ立体的な布帛
の製造方法は、繊維からなる立毛を多数有する立
毛布帛の立毛層に対し加熱圧縮プレス処理を施し
て、立毛の先端が形成する立毛表面層を広い面積
にわたり接着せしめてフイルム状に一体化せし
め、しかる後、該布帛に揉み作用を与えることに
より、前記フイルム状の一体化状態の構造を小面
積単位に割裂させて多数の鱗片状構造を形成せし
めることを特徴とする特殊な構造を持つ立体的な
布帛の製造方法である。 本発明によれば、人工的なものであることが簡
単に判別できる従来品に対し、繊維製品としては
従来類を見ない、表面外観が鱗片状構造を呈して
いて、これが雲母(うんも)状、石炭状の如き鉱
物状、もしくはミノ虫状あるいは松の木の表皮状
の外観の如き、自然物感と新素材感に富んだ外
観、光沢を有するものであつて、且つ立体的でし
かも柔軟性に優れた風合を兼備えた、新規な特殊
な構造を持つ立体的な布帛とその製造方法が提供
されるものである。 さらに詳細に述べると、本発明によつて提供さ
れる特殊な立体構造を有する立体布帛は、従来の
類似の布帛においては見られない、次の(1)〜(9)に
記載する如き具体的効果を有するものである。 (1) 布帛表面層を覆つて存在している鱗片状構造
により、表面の外観が、鱗片状、鉱物状、松の
木の表皮状、ミノ虫状等の如き、従来の品には
見られない非常に自然感にあふれた様相を呈す
る新素材感覚、意外感に富んだ布帛が提供され
るものである。 (2) 布帛表面層を覆つて存在している鱗片状構造
が、その偏平形状による光の反射現象により、
独特な光沢感をもたらしているものであつて、
良好な審美性とフアツシヨン性を有する布帛が
提供されるものである。 かかる特異な光沢感は、黒などの濃色系にお
いて特に顕著である。 (3) 一見、粗硬に見える表面外観とは裏腹に、柔
軟性に富んだ繊維布帛が提供されるものであ
る。 (4) 立体布帛から構成されていて、種々の面積の
鱗片状構造を形成しているため、全体外観が立
体感に富んでいる繊維布帛が提供されるもので
ある。 個々の鱗片状構造は、それぞれが別個の立毛
の先端部から構成されているため、ある程度別
個の動きをすることが可能であり、このために
該布帛の使用中の動きに応じて、外観や光沢の
変化効果を得ることができるものである。 (5) 立体構造布帛の立毛根元から鱗片状構造の内
側までの中間層部は、多数の立毛繊維で構成さ
れているので、空隙率が高く、かかる中間層部
が存在する構造によつて、良好な保温性、柔軟
性、クツシヨン性がもたらされているものであ
る。 (6) 布帛表面のほぼ全面が、偏平形状である多数
の鱗片状構造によつて覆われているために、水
をはじき、また風を通さず、良好な防風性と撥
水性を兼備えているものである。 (7) 野趣に富んだ感じと高級新素材感の2面特性
を併せ持つているものである。 (8) カツター、ハサミ等により断ち切り裁断も通
常の繊維布帛と同様に可能であり、毛羽などが
飛散することも実質的になく、各種高次加工製
品に加工することも容易にできるものである。 (9) 立毛繊維先端部が、特に樹脂とともに集団で
偏平状に一体化されて鱗片状構造が形成されて
いるものは、該鱗片状構造の耐久性も非常に良
好であり、本発明の所期の効果である新規素材
感、意外感、良好なフアツシヨン性を長期にわ
たり保持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の特殊な構造を持つ立体的な
布帛の断面構造例を模式的に示した概略モデル断
面図である。 第2図は、同じく本発明の布帛における鱗片状
構造を模式的に示した概略モデル平面図である。 第3図は、同じく本発明の布帛の断面形状の一
例を示す顕微鏡写真である。 第4図は、同じく本発明の布帛の鱗片状構造の
一構成単位面積が比較的大きくかつ比較的大きさ
が揃つていないものの鱗片状構造の一外観例を示
す布帛表面を拡大した顕微鏡写真である。 第5図は、同じく本発明の布帛において、鱗片
状構造の一構成単位面積が比較的小さい場合の、
鱗片状構造の一外観例を示す布帛表面の顕微鏡写
真である。 第6図は、同じく本発明の立体的な布帛の鱗片
状構造をさらに部分的に拡大した顕微鏡写真であ
る。 第7図は、第6図の鱗片状構造をさらに部分的
に拡大した布帛表面の顕微鏡写真である。 発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の特殊な構造を持つ立体的な布帛
とその製造方法について、さらに詳細に説明す
る。 本発明で言う鱗片状構造とは、多数本の立毛繊
維の先端部がフイルム状に一体化され、かつ、割
裂されてフイルム状のあたかもうろこのように布
帛の表面層に存在している構造を言い、本発明の
布帛は、この鱗片状構造が、布帛層表面を実質的
に覆つて多数存在してなるものである。 本発明の特殊な構断を有する立体的な布帛は、
ベースとなる布帛が立毛布帛からなるものであつ
て、例えば、単パイル及び複パイル等の二重ビロ
ード織、チンチラ織、シエニール糸使いの織編物
や立毛トリコツト、その他の経編立毛品、電気植
毛、機械植毛品等が使用できるものであるが、必
ずしもこれらに限定されるものではなく、多数の
立毛を有する布帛であれば、他の製造方式による
立毛布帛でも使用できるものである。 第1図は、本発明の特殊な構造を持つ立体的な
布帛の断面構造例を模式的に示した概略モデル断
面図である。 同図に示したように、本発明の立体的な布帛1
は、実質的に3層構造を呈しており、その最も上
層の第1層2においては、多数の立毛繊維3の先
端部が互いに、該立毛繊維を構成しているポリマ
ーの熱溶融による自己接着作用により、あるいは
さらに樹脂等の接着剤を併用されている場合には
その接着剤の接着作用によつても、フイルム状に
一体化されて、かつ、割裂されており、適宜の面
積を有してなる面4を形成している。5は、3層
構造のうちの最下層であるところの立毛布帛のグ
ランド(地)組織であり、また、6は、3層構造
のうちの中間層であるところの立毛繊維層であ
る。該中間層において、立毛繊維3は一般に傾斜
して林立して存在している。 第1図で説明した上述の面4が、布帛表面部に
おいて、該布帛全面域を覆うが如くに多数形成さ
れて鱗片状構造を形成しているものであり、第2
図は、その布帛表面の状態をモデル的に示した平
面図である。 すなわち、多数の面4が、亀裂部分8を介し
て、密に表面を覆つて存在していることにより、
全体として鱗片状構造7を形成しているのであ
る。互いに隣接する鱗片状構造の1単位(一鱗片
構成単位)面4は、亀裂8により表面外観上は分
離されているが、立体布帛の内部においては、立
毛繊維3、グランド組織5、さらに異なる立毛繊
維3を介して実際にはつながつているものであ
る。すなわち、鱗片状構造7とグランド組織5の
中間に介在する多数の立毛繊維3は、概して傾斜
されているものの、立毛としての林立状態を保持
して多数の立毛繊維からなる空隙率の高い中間層
を形成しており、また、グランド組織5は該立毛
繊維3を保持して、本発明の立体布帛1の基布5
を構成しているものである。中間層部分における
立毛繊維部分の長さは、1〜40mmの範囲内である
のが、上記した3層構造の効果を十分に発揮でき
得て、好ましいものである。 このような構造に基づき本発明の立体布帛は、
面4よりなる個々の鱗片状構造7は、それぞれ隣
接している鱗片状構造7と、それぞれある程度別
の動きをすることが可能な鱗片状構造の集合体
を、その表面層に有していることになるものであ
る。そして、本発明の立体的な布帛は、このよう
な特殊な形態、構造をしているために、表面の外
観が、フイルム状の鱗片状、鉱物状、松の木の表
皮状、ミノ虫状等の如き、従来の品には見られな
い非常に自然感にあふれた様相を呈していて、か
つ、該立体布帛を屈曲もしくは湾曲させてみたと
きには、隣接する鱗片状構造が立体的に別れて、
それら鱗片の内側までも露顕される状態にもなり
得るものであり、このような特異な外観と鱗片状
構造の動き方が、新規素材感覚、意外感、高度な
フアツシヨン性に富んだ布帛を提供するものなの
である。 第3図は、本発明の特殊な構造を持つ立体布帛
の断面形状の一例を示す断面顕微鏡写真であり、
第1図に示したモデル図に対応する実際の布帛断
面構造を拡大して示した顕微鏡写真である。 第4図は、本発明の特殊な構造を持つ立体布帛
の鱗片状構造の一構成単位面積が比較的大きくか
つ比較的大きさが揃つていないものの鱗片状構造
の一外観例を示す布帛表面の顕微鏡写真である。 第5図は、本発明の特殊な構造を持つ立体布帛
において、鱗片状構造の一構成単位面積が比較的
小さい場合の、鱗片状構造の一外観例を示す布帛
表面の顕微鏡写真である。 第6図は、本発明の特殊な構造を持つ布帛の鱗
片状構造をさらに部分的に拡大した顕微鏡写真で
ある。 第7図は、鱗片状構造部分をさらに部分的に拡
大した布帛表面の顕微鏡写真である。 また、本発明の立体的な布帛において、鱗片状
構造の先端周縁部の少なくとも一部においては繊
維状態を現出してなる割裂状態である構造を呈す
るものであることが好ましい。該繊維状態を現出
してなる割裂状態とは、第2図に9で示したよう
に、鱗片状構造の先端周縁部が繊維状に実質的に
バラけている状態を言うものである。このような
状態が現出されるようにして、鱗片状構造の形成
状態および立毛先端の一体化接着状態などを調節
することにより、本発明の立体的な布帛の持つ、
布帛外観の新素材感、自然物感が強くなり、また
風合もペーパライクとなりにくく柔軟性と立体感
を有し、よりフアツシヨナブルなものになるもの
である。 本発明の、上述のような特殊な構造を有する立
体的な布帛は、前述のような単パイル及び複パイ
ル等の二重ビロード織、チンチラ織、シエニール
糸使いの織編物や立毛トリコツト、その他の経編
立毛部、電気植毛、機械植毛品等の多数の立毛繊
維を有する立毛布帛を原材料布帛として用いて、
該立毛布帛の立毛層に対し加熱圧縮プレス処理を
施して、立毛の先端が形成する立毛表面層を広い
面積にわたり接着せしめフイルム状に一体化せし
め、しかる後、該布帛に揉み作用を与えることに
より、前記フイルム状の一体化状態の構造を小面
積単位に割裂させて多数の鱗片状構造を形成せし
めることにより製造することができるものであ
る。 原材料たる立毛布帛の立毛長さは、鱗片状構造
の形成性に大きな影響を及ぼす。 すなわち、立毛長さが長ければ、立毛先端が偏
平状に一体化されやすく、鱗片状構造の形成が容
易となるが、短い立毛であれば立毛先端の一体化
が困難となり鱗片状形成性も劣りがちとなる。こ
れらのことから、立毛長さは3mm以上とするのが
好ましく、より好ましくは5mm以上とするのが望
ましい。立毛長さの上限は、特に制限されるもの
ではないが、立毛布帛の製造技術上の観点などか
ら、45mm程度までが実用的なものである。 立毛部を形成する繊維の単繊維繊度は、特に限
定されないが、鱗片状構造の形成性、耐久性、外
観の審美性等を考慮した場合、1デニール以下、
より好ましくは0.5デニール以下の極細人造繊維
使いであることが好ましい。 また、原材料の立毛布帛の立毛本数の密度は、
5000本/cm2程度以上は十分にあることが好まし
い。特に、現在の極細立毛布帛の製造技術では
0.01デニール以下の超極細繊維の製造も十分に可
能なので、このような超極細繊維を用いたときに
は500万本〜600万本/cm2もの超高立毛密度の立毛
布帛を製造することができるものであるが、この
ような超高立毛密度の立毛布帛も本発明の立体的
な布帛を得るに際して使用できるものである。た
だし、本発明者らの知見によれば、実際生産上の
容易さなども加味して、一般的には、10000〜
200000本/cm2程度のもの高立毛密度のものを用い
るのがよい。一般的には、面積当りの立毛本数の
多い方が多数集合できて偏平化状態を作りやすい
ので好ましく、かかる点からも、上述したような
1デニール以下などの極細の人造繊維を用いるこ
とは立毛本数の増加に結びつくので望ましいので
ある。 鱗片状構造の一構成単位の面積平均値は、本発
明の所期の効果、特に、フアツシヨン性に直接結
びつく外観効果を得る上で重要なフアクターであ
り、本発明者らの知見によれば、特に、0.5×
10-2cm2(0.5mm平方)〜1×102cm2(10cm平方)の
範囲内であることが好ましく、より好ましくは2
×10-2cm2〜1×10cm2の範囲内にあることである。 例えば、特に小さな柄でおとなしい感じの布帛
をねらうような鱗片状構造の場合には、0.5×
10-2cm2〜6×10-2cm2程度の範囲内とするのがよ
く、一方、中程度の柄の大きさでやや大胆な感じ
のする鱗片状構造をねらうような場合には、6×
10-2cm2〜1×10cm2程度の範囲内とするのがよく、
さらに、より大胆な大きな柄の鱗片状構造をねら
いとするような場合には、1×10cm2〜1×102cm2
程度の範囲内のものとするのが好ましい。 なお、本発明において、鱗片状構造の一構成単
位の面積平均値Vは、単位面積100cm2当りの鱗片
状構造の数を計算して、次の(1)式により求めるも
のである。 V=100cm2÷〔鱗片状構造の数〕 ……(1) なお、柄が大きい等の理由から、100cm2のサン
プリング面積では不適切と判断されるときには、
適宜広いサンプリング面積を採用してもよく、要
は、サンプリング面積を、その面積内に存在する
鱗片状構造の数で割つて、一構成単位の面積平均
値を求めるものである。 上述したような面積範囲のものが定型をもたな
いで適度にランダムな大きさ及びランダムな形状
で混在したものであれば、より自然感にあふれ、
フアツシヨン性、審美性に優れるものとなる。 鱗片状構造の一構成単位の面積平均値が、0.5
×10-2cm2未満になると、鱗片状構造の存在効果が
乏しくなり、通常の単なる立毛布帛と変わらない
表面外観に近くなり、特異性に欠けたものとな
り、価値は薄れてくる。また、1×102cm2を越え
ると表面状態全体がフイルムシートの如くフラツ
トに近い物となり、立体感に欠け、風合もペーパ
ーライクとなり一般には好ましくない。ただし、
壁装材用途等の、概して大寸法で使用される用途
分野においては、このような1×102cm2を越える
ような大きな鱗片状構造の柄であつても差支えな
く、要は、各種の具体的用途に応じて、その適切
な大きさも変わつてくるものである。 本発明の布帛を構成せしめる繊維素材として
は、天然繊維及び合成繊維のいずれを用いてもよ
く、これらが、適宜混紡、混繊されたものであつ
てもよい。ただし、立毛部を形成する繊維として
は、熱溶融性繊維であることが好ましく、特に合
成繊維使いが好ましい。 合成繊維の素材例としては、ポリエチレンテレ
フタレート、あるいはその共重合体(例えば、5
−ナトリウムスルホイソフタル酸のごとき共重合
成分など)、ポリブチレンテレフタレート、ある
いはその共重合体、ナイロン66、ナイロン6,12
などのポリアミド系ポリマ、ポリアクリロニトリ
ル系ポリマなどいずれもが好ましく用いられる。
また、これらポリマに静電防止、染色性向上、艷
消し、防汚、難燃、防縮などを目的とした改質剤
や添加剤を配合したものも適宜好ましく用いられ
る。 立毛布帛の立毛層に対し加熱圧縮プレス処理を
施して、立毛の先端が形成する立毛表面層を広い
面積にわたり接着せしめてフイルム状に一体化せ
しめる具体的な方法としては、加熱カレンダーロ
ールを用いて立毛層に対する加圧を行ない立毛層
を圧縮プレスせしめた状態下で熱処理をなす方法
が、最も実際的なものである。カレンダーロール
方法以外では、加熱された板状物を用いて、加熱
圧縮プレス処理を行なうようにしてもよい。ま
た、ロールや板状物を用いてプレスする際に、そ
のプレス面は、平坦面あるいは凹凸面のいずれを
用いてもよい。本発明において、一般には、平坦
な鏡面のプレス面によつてプレスするものである
が、特に、定形または不定形のエンボスパターン
を有するエンボスロール、エンボスプレートなど
を用いてプレスを行なつてもよく、このようにす
ると、エンボツシングパターンによる立体模様も
有した、よりフアツシヨン性に富んだ立体的な布
帛を得ることができる。 上記のようなプロセスで、フイルム状の鱗片状
構造は効果的に形成されるが、さらに、該形成さ
れた鱗片状構造の形態保持性、および耐久性をよ
り強固なものにするために、該鱗片状構造を樹脂
で固定する方法が好ましく用いられる。 該樹脂を用いて、鱗片状構造を固定化せしめる
には、具体的には、揉み処理を施す前に、少なく
とも該布帛の立毛一体化表面層に対して樹脂を付
着せしめて、しかる後、揉み処理を施して、小面
積単位に割裂させて多数の鱗片状構造を形成せし
めるというプロセス順を採用することができ、あ
るいは、揉み処理を施して多数の細かな鱗片状構
造を形成せしめた後、少なくとも該鱗片状構造部
分に対して樹脂を付着せしめるというプロセス順
を採用することもできる。 風合い的には、前者のプロセス順による方が柔
軟なものが得られるが、耐久性、形態保持性の点
からすれば後者のプロセス順によるものの方が優
れている。 このとき、採用される樹脂としてはアクリル
系、メラミン系、酢酸ビニル系、エポキシ樹脂お
よびこれらの共重合樹脂、ブタジエン共重合物、
塩化ビニル共重合物や、ポリウレタンなどの高分
子弾性体などが用いられる。 樹脂付与の方法としては、樹脂含浸→絞り→乾
燥→キユアリング加工法や、直接転写、グラビ
ア、スプレー法などによるコーテイング加工法な
どが好ましく用いられるが、特別に限定されるも
のではなく、適宜所望の風合特性などに応じて選
択すればよいものである。 立毛布帛の立毛層に対する加熱圧縮プレス処理
を施すに際しての加熱温度は、立毛繊維の素材に
より適宜選定しなければならないが、一般的には
120℃〜230℃の範囲、より好ましくは160℃〜210
℃の範囲とするのが好ましく、立毛繊維が半溶融
状態に達する温度で行なうのが好ましいものであ
る。あまりに低い温度条件ではフイルム状の鱗片
状構造の形成は困難であり、また、あまりに高い
温度条件では布帛物性、染色堅牢度等が低下する
恐れがあり、前述の120℃〜230℃の範囲内が最適
なものである。 圧縮プレスの処理圧力は、5Kg/cm2以上とする
のがよく、20Kg/cm2以上とするのがより好まし
い。5Kg/cm2未満では、プレス圧力が低く鱗片状
構造の形成、及び形態の耐久性が不十分なものと
なる。通常は20〜100Kg/cm2の範囲で処理するの
が一般的である。 熱カレンダーロール装置を加熱圧縮プレス処理
の手段として用いる場合、該カレンダーロール装
置は、通常3本ロール構造であり、中央のシリン
ダーロールが加熱され、上下2本のプラストロー
ルは加熱できない構造となつているので、処理時
においては、立毛部が加熱されたシリンダーロー
ル面に接触し加熱処理されるようにすることが重
要である。処理速度は装置の種類にもよるが、
0.5〜20m/minが好ましく、より好ましくは2〜
10m/minである。20m/minを越えると、加熱
圧縮プレス処理、融着効果が乏しく、目的とする
立毛先端の集団が偏平状に一体化された鱗片状構
造とはなりにくく、鱗片状構造の形態の耐久性が
不十分となる。 熱プレス加工前の布帛の立毛状態や毛並み処理
方向によつて、鱗片状構造の形成状態が、結果的
に、大きく左右される。すなわち、鱗片状構造の
一構成単位の面積平均値が0.5×10-2cm2〜6×
10-2cm2と小さくまたほぼ形状も比較的揃つた表面
状態のものを得るには、ブラツシングやシリコー
ン等の仕上剤処理により立毛の捌けやこなれを予
め良好な状態にしておき、やや低めの温度(立毛
繊維素材がポリエチレンテレフタレートならば、
180℃前後)で、しかも立毛方向と順毛方向とな
るように立毛繊維層を寝かせるように構成して、
加圧プレス加熱処理を立毛布帛に対し施せばよ
い。 また、鱗片状構造の一構成単位の面積平均値が
6×10-2cm2以上の中程度の大きさの柄や、さらに
大きい柄の表面状態のものを得ようとする場合に
は、逆に立毛のさばけやこなれ状態の悪いものを
高温(立毛素材がポリエチレンテレフタレートな
らば、200℃前後)で、しかも立毛方向が逆毛方
向となるように立毛繊維層を寝かせるように構成
して、加圧プレス加熱処理を立毛布帛に対し施せ
ばよい。 また、一構成単位の面積が10-2cm2〜102cm2の範
囲で小さな柄、中程度の柄、大きな柄の種々混在
したものを得ようとする場合には、前述したうち
の後者の条件で処理して得られたものを、後工程
で手揉みまたは機械的な揉み加工を行なうこと等
で容易に得ることができる。 なお、かかる機械的な揉み加工を行なうには、
具体的には、布帛に揉み作用を与えることが可能
な各種の装置をうまく利用して行なうのがよいも
のである。すなわち、特別に揉み処理を施すとい
う目的下で製造された装置でなくとも十分に使用
ができるものであつて、たとえば、一般に、布帛
を柔らかくすることのできる柔布装置の範疇に入
る、バイブレーカー装置と呼ばれる装置や、ウイ
ンス染色機、液流染色機などの液浴処理装置、物
理的に布帛を持ち上げて落下させるタンブル装
置、布帛を棒状物で打撃するビーデイング装置、
布帛を屈曲走行させるために複数の棒状物から構
成した布帛走行ガイド装置などの、布帛を柔らか
くする処理をすることができる装置であれば、各
種のものが適宜利用できるものである。 なおまた、実質的に定形の鱗片状構造を多数持
つ本発明の立体的な布帛を得んとする場合には、
例えばエツジのあるナイフ等で三角形、長方形、
多角形、円形、楕円形など任意の単一あるいは混
在した形状または/および任意の大きさになるよ
うに擦過割裂させるなどの割裂手段をとることも
できる。 本発明の立体的な布帛は、鱗片状構造化する前
工程もしくは後工程において、通常一般の立毛織
編物と同様に裏面のコーテイング加工、糊抜き精
練、熱セツト加工、立毛素材等に極細化可能人造
繊維が用いられている場合には極細化処理、染
色、仕上剤付与、乾燥などの各種加工が適宜行な
われてもよいものである。 なお、一般に、従来の通常の立毛布帛の場合に
は、毛抜けを防止するために、布帛裏面に樹脂コ
ーテイング等によるバツキング処理を施されるこ
とが多いが、本発明の布帛では、布帛表面層は、
鱗片状構造であるために毛抜けの問題がほとんど
なくバツキング処理は必ずしも必要ではない。 また、本発明の立体的な布帛は、適宜所望に応
じて、撥水性加工、難燃性付与加工、防汚性付与
加工などを施されていてもよいものである。 次に、実施例によつて、本発明をより具体的に
説明する。 実施例 1 次の2種の海島型複合繊維を紡糸、延伸して、
73デニール、18フイラメントの混合複合糸を得
た。 a 海島型複合繊維その1 島成分:ポリエチレンテレフタレート(16
島)、 海成分:ポリスチレン、 b 海島型複合繊維その2 島成分:イソフタル酸10モル%を共重合した
ポリエチレンテレフタレート(16島)、 海成分:ポリスチレン、 ここで、海島型複合繊維その1は、島成分が80
%、海成分が20%のものであり、糸全体は36.5デ
ニール、9フイラメントであり、また、海島型複
合繊維その2は、島成分が80%、海成分が20%の
ものであり、糸全体は36.5デニール、9フイラメ
ントのものである。したがつて、混合複合糸全体
としては、合計73デニール、18フイラメントの混
合糸であつた。 この混合複合糸を立毛糸として、ポリエチレン
テレフタレートの30デニール、12フイラメントの
双糸(下撚(S方向)900T/m、上撚(Z方向)
900T/mの、撚止めセツト糸)を地の経糸とし、
同じく150デニール、48フイラメントの仮ヨリモ
デイフアイド加工糸に400T/m(S方向)の追撚
を施し、撚止めセツトした糸を地の緯糸に用い、
二重ビロード織機にて立毛長さ10mmの布帛を得
た。 織密度は、立毛糸が46本/in、地経糸が91本/
in、地緯糸が93本/inである。 こうして得られた立毛布帛を、乾熱セツトし、
その後、トリクロルエチレンで処理して、立毛複
合繊維の海成分を除去し、単糸繊度0.2デニール
の極細立毛繊維が多数立毛されてなる立毛布帛と
した。トリクロルエチレンの乾燥後、該立毛布帛
の裏面に、ポリウレタン樹脂100部、DMF25部、
顔料0.25部からなる溶液をナイフコーター装置で
塗布して、布帛裏面にバツキング加工した。この
ときのウレタン付着量は、14.8g/m2であつた。 さらにその後、液流染色機に、染色加工中、立
毛が逆毛方向になる方向で投入し、下記条件で染
色加工した。 (1) 精練(処理時間:80℃×30分) 処理剤: サンデツトG−29(三洋化成製) 0.5g/ ソーダ灰 0.5g/ (2) 染色(処理時間:120℃×60分) 染料: Kayalon Polyester Light Red BS
0.5%owf Resoline Blue BBLS 3.0%owf Samalon Black BBL Liq150 20.0%owf LAP−50 0.5g/ PH−500 0.5g/ (3) 還元洗浄(処理時間:80℃×20分) 処理剤: NaOH(30%) 3g/ ハイドロサルフアイト 3g/ サンデツト G−29 3g/ 染色後、遠心脱水機で脱水して乾燥した。 次に、油圧式3本ロールプラストカレンダー装
置を用いて、下記(A),(B)の2種類の条件のカレン
ダー加工を行なつた。
【表】
【表】 なお、かかる加工に際しては、カレンダーロー
ルの加熱されたシリンダーロールに布帛の立毛部
が接触するようにした。また、 条件(A)の加工に投入した布帛は、カレンダー加工
前に、ブラツシングを十分に行なつて立毛の解繊
性とさばけ状態を良好にしたものである。 かくして得られた加工布帛は、表面の立毛先端
層が、広い面積にわたり接着せしめられてフイル
ム状に一体化されて、光沢を有する状態のもので
あつた。 この加工布帛を、布をジグザク状に屈曲走行さ
せることができるように、複数の棒を交互に高低
差を与えて配置させた布帛走行ガイド装置に通し
て、揉み処理を施した。 こうして得られた(A),(B)の各水準の布帛とも、
立毛先端が偏平状態に一体化されていて、フイル
ム状の鱗片状構造であつた。 該鱗片状構造の一構成単位は、(A)水準のものは
面積平均値20×10-2cm2であり、3×10-2cm2〜36×
10-2cm2の範囲内で比較的小さな面積で形状も比較
的良く揃つているものであつた。 また、(B)水準のものは、鱗片状構造の一構成単
位は、その面積平均値が、1.5×10cm2であり、25
×10-2〜0.8×102cm2の範囲内で大小さまざまな形
状、面積を有するものであつた。 そして、いずれのものも、外観は、ミノ虫また
は石灰、松の木の表皮状の自然感に富んだフイル
ム状で光沢を有する特異な外観を有するにも拘ら
ず柔軟性を有し、さらに立体感に富み、これまで
全く見られなかつた審美性、高級感に富んだ布帛
であつた。 特に、(A)水準、(B)水準のものどうしを比較する
と、(A)水準のものは個々の鱗片状構造が小さめの
ために、ややおとなしい感じがするものであり、
(B)水準のものは個々の鱗片状構造が大きいことか
ら、大胆で野趣に富んだものであつた。 実施例 2 島成分がポリエチレンテレフタレート、海成分
がポリスチレンである構成の海島型複合繊維(島
成分本数:6本、島/海成分比率:80/20、島成
分の単糸繊度:0.56デニール)を紡糸、延伸し
て、75デニール、18フイラメントの糸を得て、こ
れをパイル糸に用いた。 地経糸としてポリエチレンテレフタレートの75
デニール、36フイラメントの仮撚加工糸、地緯糸
として同じく150デニール、48フイラメントの仮
撚加工糸を用い、二重ビロード織機にて立毛長さ
11mmの布帛を得た。 織密度は、立毛糸が47本/in、地経糸が93本/
in、地緯糸が94本/inであつた。 該立毛布帛を、乾熱セツト後、トリクロルエチ
レンで処理し、立毛糸に用いた海島型複合繊維の
海成分を除去し、単糸繊度0.56デニールの極細立
毛繊維が多数立毛されている立毛布帛とした。 トリクロルエチレンの乾燥後、該布帛の裏面に
ポリウレタン樹脂100部、MEK/トルエン:13/
18部、水/MEK:50/5部、加橋剤2部、顔料
0.25部からなる溶液をナイフコーター装置で塗布
して、立毛布帛裏面にバツキング加工した。この
ときのウレタン付着量は22g/m2であつた。 その後、液流染色機に、染色加工中に立毛が逆
毛方向になる方向で投入し、下記条件で染色加工
した。 (1) 精練(処理時間:80℃×30分) 処理剤: サンデツトG−29(三洋化成製) 0.5g/ ソーダ灰 0.5g/ (2) 染色(処理時間:120℃×60分) 染料: Resoline Blue BBLS 2.5%owf Kayalon Polyester Light Red BS
3.0%owf Foron Yellow Brown S−2RFL
4.6%owf Palanil Yellow 3G 1.7%owf LAP−50(三洋化成製) 0.5g/ PH−500(三洋化成製) 0.5g/ (3) 還元洗浄(処理時間:80℃×20分) 処理剤: NaOH(30%) 3g/ ハイドロサルフアイト 3g/ サンデツト G−29(三洋化成製)
3g/ 染色後、遠心脱水機で脱水し乾燥した。 次に、油圧式3本ロールプラストカレンダー装
置にてカレンダー加工を行なつた。 加工条件は、次のごときであつた。 温度:200℃(立毛部を加熱ロールに接触) 圧力:30Kg/cm2 加工速度:8m/min 投入布帛の立毛解繊性:やや不十分 カレンダーへの布帛投入方向:逆毛方向 加工後、若干の手揉み作用を加え、さらに形態
の耐久性を付与するために、次の条件で樹脂加工
を行なつた。 樹脂加工: 樹脂含浸(Pickup57%)→乾燥(100℃×5
分)→キユアー(180℃×1分) 樹脂組成: Sumitex Resin M−3(住友化学工業製)
20g/ CB−01(コスモ化学製) 2g/ 過硫酸アンモニウム 2g/ 樹脂付着率:0.9% さらに、かかる布帛を80℃の温水を入れたウイ
ンス染色機に入れて、温水中で該布帛を20分間、
回動させて揉み処理を行なつて後、乾燥させた。 かくして得られた加工布帛は、立毛先端が一体
化されていて、良好な鱗片状構造を形成してい
た。 該鱗片状構造の一構成単位の面積平均値は、
2.4×10cm2で9×10-2cm2〜0.8×102cm2の大、中、小
さまざまな形状、面積を有し、外観も鱗片状構造
が見事で、雲母のような光沢のあるフイルム状の
外観を有する非常に自然感、新規素材感、フアツ
シヨン性に富んだ優れた布帛であつた。 さらに該鱗片状構造の耐久性を調べた。耐久性
テスト方法及び結果は、次のとおりである。 なお、樹脂加工による形態固定加工を施さない
未加工品についても比較のためのテストを行なつ
た。
【表】 第1表から明らかなように、樹脂とともに一体
化して鱗片状構造を形成せしめているものの方
が、良好な耐久性特性を有していることが確認で
きた。 また、樹脂を付着させているものの方が光沢特
性において優れているものであつた。風合の柔軟
性では、樹脂を付着させていないものの方が、感
触、タツチが柔らかいものであつたが、樹脂を付
着させた方のものも、十分に優れた柔軟性を有し
ていると認められるものであつた。 実施例 3 次の2種の海島型複合繊維を紡糸、延伸して、
65デニール18フイラメントの混合複合糸を得た。 a 海島型複合繊維その1 島成分:ポリエチレンテレフタレート(16
島)、 海成分:ポリエチレンテレフタレート/イソ
フタル酸/5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸/87.5(70/30)/12.5
モル%を共重合したもの、 b 海島型複合繊維その2 島成分:イソフタル酸4.9モル%を共重合し
たポリエチレンテレフタレート(16
島)、 海成分:ポリエチレンテレフタレート/イソ
フタル酸/5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸/87.5(70/30)/12.5
モル%を共重合したもの、 ここで、海島型複合繊維その1は、いずれも島
成分が90%、海成分が10%のものであり、糸全体
は32.5デニール、9フイラメントであり、また、
海島型複合繊維その2は、島成分が90%、海成分
が10%のものであり、糸全体は32.5デニール、9
フイラメントのものである。したがつて、混合複
合糸全体としては、合計65デニール、18フイラメ
ントの混合糸であつた。 この混合複合糸を立毛糸として用い、地経糸と
してはポリエチレンテレフタレートの75デニー
ル、36フイラメントの仮ヨリ加工糸を用い、ま
た、地緯糸としてはポリエチレンテレフタレート
の100デニール、48フイラメントの仮ヨリ加工糸
を用いて、二重ビロード織機にて立毛長さ6mmの
布帛を得た。 織密度は、立毛糸が45.5本/in、地経糸が91
本/in、地緯糸が107本/inであつた。 こうして得られた立毛布帛を、乾熱セツト後、
サーキユラー染色機にて、以下の処理を行なつ
た。 (1) 極細化処理 1次処理 処理剤:マレチードCM(武田薬品工業製)
1g/ 処理温度×時間:120℃×30分 2次処理 処理剤:NaOH(30%) 3g/ 処理温度×時間:80℃×30分 (2) 染色 染料: Resoline Blue BBLS 0.53%owf Kayalon Polyester Light Red BS
0.73%owf Foron Yellow Brown S−2RFL
3.2%owf (3) 還元洗浄 処理剤: NaOH(30%) 3g/ ハイドロサルフアイト 3g/ サンデツト G−29 1g/ (4) シリコーン処理 処理剤: ULtratex ESC(CIBA−GEIGY製)
0.3%owf 処理時間×時間:20℃×10分 これらの処理により単糸繊度0.2デニールの極
細立毛織物を得た。 該極細立毛織物を乾燥した後、油圧式3本ロー
ルプラストカレンダー装置に通してカレンダー加
工を行なつた。 加工条件は、次のごときであつた。 温度:190℃(立毛部を加熱ロールに接触)、 圧力:30Kg/cm2、 加工速度:8m/min、 投入布帛の立毛解繊性:やや不十分、 カレンダーへの布帛投入方向:逆毛方向 こうして得られたカレンダー加工布に対し、直
ちに、次の条件の樹脂加工を行なつた。 樹脂加工プロセス: 樹脂含浸(Pickup41%)→乾燥(100℃×5
分)→キユアー(120℃×3分) 樹脂組成: Sumitex Resin M−3(住友化学工業製)
28g/ CB−01(コスモ化学製) 2g/ 過硫酸アンモニウム 2g/ 樹脂付着率:0.3% さらに、この布帛を、80℃の温水を入れた液流
染色機に投入し、エンドレスに結んだ該布帛を該
液流染色機中で12分間循環させて、揉み処理を行
なつた。浴比は、1:30、ノズル圧は、1.2Kg/
cm2とした。 こうして得られた本発明の立体的な布帛は、鱗
片状構造の一構成単位が、1×10-2cm2〜5×10-2
cm2の範囲内で比較的小さめでまた大きさも比較的
揃つたフイルム状の鱗片状構造を有するものであ
つた。 この立体的な布帛は、多数の細かな鱗片状構造
が多数布帛表面に密に存在するものであり外観は
鱗片状構造が見事であり、おとなしい感じがする
ものであつたが、自然感、新規素材感、フアツシ
ヨン性に富んだ優れた布帛であつた。 また、この実施例3の立体的な布帛は、実施例
1,2に記載のものと異なり、立毛布帛に樹脂に
よるバツキングを施していないものであるが、そ
のため、布帛の風合いは非常に柔らかく、ドレー
プ性に優れた衣料用として良好なものであつた。 産業上の利用分野性 本発明の特殊な構造を持つ立体的な布帛は、そ
の新規素材感覚、意外感を生かして、フアツシヨ
ン性が重要視される各種用途に幅広く利用するこ
とができる。 すなわち、例えばフアツシヨナブルな外衣とし
て利用することができ、オーバーコート、レイン
コート、ケープ、肩掛けなどの外套類や、ジヤケ
ツト、スーツ、背広などの上衣類や、スラツク
ス、パンツなどのズボン類や帽子類、手袋などの
外衣類として用いることができる。 また、フアツシヨン性に富んだ袋物の表地材料
として使用でき、バツグ、手提げ袋などの袋物
類、各種カバン、各種のケース類などの表地とし
て利用することができる。 また、新感覚、新素材感に富んだ内壁材、外壁
材などの壁装材として利用することができる。 また、フアツシヨン性、新素材感に富んだカー
テン、床張り、カーペツト類、椅子張り、商品展
示用ケース、商店のテスト地などのインテリア材
として利用することができる。 短靴、長靴、ブーツなどの靴や履き物類に利用
することができる。
JP50205888A 1987-02-27 1988-02-26 Pending JPH0583667B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50205888A JPH0583667B1 (ja) 1987-02-27 1988-02-26

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4274587 1987-02-27
JP4731887 1987-03-02
JP50205888A JPH0583667B1 (ja) 1987-02-27 1988-02-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0583667B1 true JPH0583667B1 (ja) 1993-11-29

Family

ID=26382482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50205888A Pending JPH0583667B1 (ja) 1987-02-27 1988-02-26

Country Status (6)

Country Link
US (2) US4939006A (ja)
EP (1) EP0303716B1 (ja)
JP (1) JPH0583667B1 (ja)
KR (1) KR890700702A (ja)
DE (1) DE3878343T2 (ja)
WO (1) WO1988006651A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8806949D0 (en) * 1988-03-23 1988-04-27 Knight C G F Cleaning products
SE461156B (sv) * 1988-05-25 1990-01-15 Eka Nobel Ab Saett foer framstaellning av papper varvid formning och avvattning aeger rum i naervaro av en aluminiumfoerening, ett katjoniskt retentionsmedel och en polymer kiselsyra
JP4047305B2 (ja) * 2004-07-01 2008-02-13 セーレン株式会社 立体模様形成立毛布帛
US8336117B2 (en) * 2005-10-19 2012-12-25 Nike, Inc. Article of apparel with material elements having a reversible structure
KR101307335B1 (ko) * 2010-11-11 2013-09-10 웨이렌 탕 극세사 인조피혁 및 그 제조방법
CN103015241B (zh) * 2012-12-24 2014-08-27 江阴兴吴呢绒科技有限公司 一种具有三维立体效果的面料的生产方法
USD747055S1 (en) * 2013-09-19 2016-01-05 Sharkninja Operating Llc Surface treatment pad
TWI804882B (zh) * 2021-06-03 2023-06-11 洪孟涓 保暖布結構及其製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517222A (en) * 1974-07-11 1976-01-21 Teijin Ltd Tansenijobutsuno teiryokyokyuhoho
JPS5789674A (en) * 1980-11-26 1982-06-04 Teijin Ltd Production of silver surface like artifical leather

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1952407A (en) * 1933-07-12 1934-03-27 Artloom Corp Pile fabric and its manufacture
US3334006A (en) * 1963-01-22 1967-08-01 Du Pont Bonded pile article and process for the production thereof
FR1364634A (fr) * 1963-03-19 1964-06-26 Toyo Cloth Company Compositions ressemblant au cuir
US3359147A (en) * 1963-12-30 1967-12-19 Paul E Miller Non-woven patterned pile making method and apparatus
US3667982A (en) * 1970-06-29 1972-06-06 Bukflex Processes Ltd Plastics coated material
BE762914A (fr) * 1971-01-12 1971-07-16 Girmes Werke Ag Simili-peau fabriquee a partir de poils ou filamants
FR2155851A1 (en) * 1971-10-11 1973-05-25 Peltex Sa Pile fabrics - with knitted or woven base fabric bot non-woven fabric characteristics
US3973065A (en) * 1973-10-04 1976-08-03 Microfibres, Inc. Synthetic suede
DE2457104B2 (de) * 1973-12-21 1979-07-19 Stotz & Co Ag, Zuerich (Schweiz) Verfahren zur Herstellung textlien Flächengebildes mit zonenweise verminderter Steifigkeit
US4190572A (en) * 1976-06-14 1980-02-26 Kuraray Co., Ltd. Method of producing a leather-like sheet with a delicate appearance and a deluxe hand
FR2384879A1 (fr) * 1977-03-21 1978-10-20 Rhone Poulenc Textile Dispositif pour la fabrication d'elements textiles poilus et son procede de mise en oeuvre
JPS5735032A (en) * 1980-08-04 1982-02-25 Toray Industries Leather like artificial sheet
JPS57101068A (en) * 1980-12-09 1982-06-23 Teijin Ltd Production of silver surface like artificial leather
US4703424A (en) * 1985-01-03 1987-10-27 General Electric Company Method and means of correcting for a shift in the center of rotation of a rotating fan beam CT system

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS517222A (en) * 1974-07-11 1976-01-21 Teijin Ltd Tansenijobutsuno teiryokyokyuhoho
JPS5789674A (en) * 1980-11-26 1982-06-04 Teijin Ltd Production of silver surface like artifical leather

Also Published As

Publication number Publication date
WO1988006651A1 (en) 1988-09-07
US4939006A (en) 1990-07-03
DE3878343T2 (de) 1993-07-22
US5112426A (en) 1992-05-12
EP0303716B1 (en) 1993-02-10
EP0303716A4 (en) 1989-08-09
KR890700702A (ko) 1989-04-26
EP0303716A1 (en) 1989-02-22
DE3878343D1 (de) 1993-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0953674B1 (en) process for the production of nubuck-type artificial leather
JPH0583667B1 (ja)
JPS59150133A (ja) 皮革状ヤ−ン
JPH02139476A (ja) 毛皮調パイル布帛およびその製法
JPH0633577B2 (ja) 銀摺り調皮革状物の製造法
CN111364149B (zh) 一种三合一面料的加工工艺
JP2008169505A (ja) 極細繊維からなる押圧加工布およびその製造方法
KR101002292B1 (ko) 스웨이드조 스트레치 직물의 제조방법
KR100513964B1 (ko) 불규칙한 주름이 형성된 직물지의 제조방법 및 그에 의해제조된 직물지
CA1305602C (en) Fabric having a scary surface structure
JPS62191539A (ja) 毛皮調立毛織編物およびその製造方法
JPH0120273B2 (ja)
JPH01277502A (ja) ファッション性に富んだ履物類
JPH11256484A (ja) 光沢のある植毛シートの製造方法
JPS6235040Y2 (ja)
JPH01280165A (ja) 新感覚な壁装材
JPH01221502A (ja) ファッショナブルな外衣
KR20210019293A (ko) 구스털을 이용하여 제작한 하이파일 원단
JPS6343507B2 (ja)
JPH01214305A (ja) ファッション性に富んだバッグ、ケース、袋物類もしくはかばん類
JPS6075680A (ja) 銀面層を有する皮革様シ−ト状物の製造法
JPH01280086A (ja) ファッショナブルなインテリヤ材
JPS6297989A (ja) 人工毛皮
JPS6043465B2 (ja) 獣毛調パイル布帛の製造方法
JPH02169758A (ja) 柔軟な野蚕調ポリエステル系織物の製造方法