JPH0583456A - コードレスフアクシミリ装置 - Google Patents

コードレスフアクシミリ装置

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JPH0583456A
JPH0583456A JP3241070A JP24107091A JPH0583456A JP H0583456 A JPH0583456 A JP H0583456A JP 3241070 A JP3241070 A JP 3241070A JP 24107091 A JP24107091 A JP 24107091A JP H0583456 A JPH0583456 A JP H0583456A
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JP
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facsimile
slave station
unit
transmission
signal
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JP3241070A
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Inventor
Shigeyuki Sudo
茂幸 須藤
Sadaji Okamoto
貞二 岡本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】親局が単一の無線設備をもつ複数子局型のコー
ドレス電話の構成であり、子局の一つがファクシミリ機
能を備えたコードレスファクシミリ装置において、他の
子局によるファクシミリ子局の遠隔操作を可能とし、利
便性を向上する。 【構成】他の子局からファクシミリ子局への制御情報
を、ファクシミリ子局の識別番号を付加して親局3へ送
信する。データ識別部309は、識別番号を検出し、制
御情報をメモリ311に一旦蓄積するよう、ライトアド
レス発生部307に指示する。このとき転送フラグレジ
スタ308の、時分割通信においてファクシミリ子局に
割り当てたタイムスロットに対応する、フラグを設定す
る。親局3は、時分割通信のファクシミリ子局の割当て
期間に、フラグが設定されているときは時分割制御部3
10の接続制御により、メモリに格納した制御情報をフ
ァクシミリ子局へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の子局を備えたコ
ードレス電話に係り、子局の一つがファクシミリ装置で
あるようなコードレスファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の複数子局型コードレス電
話のシステム構成の一例を示す図である。図13で1は
一般加入電話網、2は有線連絡線、200は接続装置、
201、202は子局、203、205、は制御装置、
204、206は送信および受信装置から構成される無
線設備を示している。また、207、208は説明のた
め仮定した無線チャネルを示す。本システムは、一般加
入電話網1の電話機と、複数子局のうちの一台との通話
を行うため、一般加入電話網1と有線連絡線2によって
接続される接続装置200と、複数の子局のうち一台と
の間で複信方式の通信を行うものである。接続装置20
0は、有線連絡線2に接続され、電話回線とのインタフ
ェースおよび無線回線の制御を行う制御装置203と、
制御装置203の制御にもとづき各子局201、202
との通信を行う無線設備204から構成される。子局2
01は、接続装置200との通信を行う無線設備206
と無線回線の制御を行う制御装置205から構成され、
子局202も同等とする。また、無線設備204、20
6は、複信方式で成る単一の無線回線を設定できるもの
である。
【0003】本システムの応用に、接続装置200にお
いて折り返す半複信方式による、子局201と子局20
2間の相互通信が考えられる。例えば、図13に示すよ
うに上り207、下り208の無線回線を設定し、子局
201の送信信号を子局202にて受信する。この子局
間相互の通信は、財団法人、電波システム開発センタ2
50MHz/380MHz帯コードレス電話の無線局の
無線設備 標準規格(RCR STD−13)」、3
頁、に記載されるように禁止されている。
【0004】子局間相互の通信をおこなうためには、接
続装置200に複数の無線設備を備え、複数の無線設備
と各子局間の複信方式の回線を、二回線以上独立に設定
し、接続装置200を経由する必要があった。(図示せ
ず)一方、ファクシミリ装置が提供されている。本装置
は、原稿読み取るための走査手段、画像を再生するため
の記録手段、回線を通じて画像を送受するための回線接
続手段から構成される。このうち走査手段と記録手段は
使用者とのインタフェースを行う個所である。このため
同所の設置場所を固定的に限定せず、使用者の必要に応
じて移動することができれば利便性が向上する。
【0005】この要求に対し前記回線接続手段を接続装
置とし、走査手段および記録手段を子局として、両者の
間を無線回線で接続することが考案されている。例え
ば、特開平2−146856号公報に記載の「ファクシ
ミリ装置」に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13に示した複数子
局型コードレス電話の一つの子局に、前記走査および記
録の両手段を備える子局(以下ファクシミリ子局と称
す)を設けたシステム構成を仮定する。このときファク
シミリ子局以外の他の子局は、例えば、送受話器を備え
るハンドセットとする。
【0007】使用者が画像を伝送する場合、ファクシミ
リ子局本体から操作できるだけでなく、ハンドセットか
らファクシミリの伝送を制御できれば、利便性はさらに
向上する。しかし、ハンドセットとファクシミリ子局間
の半複信方式による通信は前述の標準規格により禁止さ
れている。
【0008】この場合、接続装置内部に無線設備を複数
個備え、ファクシミリ子局、ハンドセットそれぞれに無
線設備を割当てることにより、接続装置を経由したハン
ドセットからの制御が許可される。しかし、接続装置の
回路規模およびコストが増大する。
【0009】本発明の目的は、単一の無線設備を備えた
接続装置と、前記接続装置と無線回線で接続されるハン
ドセットとファクシミリ子局を備え、半複信方式を用い
ず、ハンドセットからファクシミリ子局の制御を行える
コードレスファクシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、接続装置は複数の子局のそれぞれと共通の周波数チ
ャネルにおいて時分割で通信を行い、各子局は自局の割
当て期間のみ複信方式の無線回線を独立に設定する。こ
のとき、子局間相互の通信は情報を一度接続装置にて蓄
積して行われる構成とする。即ち、一般電話網と有線連
絡線で接続される接続装置(以下、親局と称す)と、前
記親局と複信方式の無線回線で接続される複数の子局を
備えた、コードレス電話システムであって、子局の内一
つは画像の記録、及び再生手段を含んだファクシミリ機
能を備えたファクシミリ子局、他の子局の内一つは送受
話器を備えたハンドセットとする、コードレスファクシ
ミリ装置において、親局は、時分割同期の基準となる時
分割同期信号を発生し、該時分割同期信号を基準に計算
される時間を単位に、各子局それぞれに割り当てた複数
の単位期間から時分割フレームを構成し、有線連絡線で
伝送される伝送情報と、無線回線の設定および各子局の
動作を指示する制御情報から構成されるバースト信号に
よって、各子局との複信方式の通信を行うものであっ
て、受信したバースト信号から前記制御情報に含まれ
る、制御情報の論理的な宛先を検出し、その宛先を示す
値を出力するデータ識別手段と、データ識別手段の出力
に応じて受信した制御情報を蓄積するデータ蓄積手段を
設け、各子局は、親局より受信した時分割同期信号を検
出し、自局の送信動作を親局に従属同期させる送信タイ
ミング制御手段を設け、各子局の操作者の入力に応じた
動作制御の情報を、前記制御情報において制御対象を示
す論理的な宛先を付加して親局に送信するものである。
【0011】また時分割通信のため、符号化された信号
は、信号の切り出し時間分の伝送情報を、同時に送信す
る制御情報を含め送信のために時間圧縮される。一方、
復号時については切り出し時間に相当する時間伸長の操
作が要求される。時間圧縮については、親局および各子
局に制御情報および伝送情報を入力とするバースト生成
手段を設け、時間伸長は、受信したバースト信号から制
御情報と伝送情報を分離するデータ分離手段を設けて、
それぞれ実行されるものである。
【0012】
【作用】上記の構成では、ハンドセットからファクシミ
リ子局の制御が以下のように行われる。
【0013】(1)ファクシミリ子局およびハンドセッ
トの従属同期が確立する段階 親局から、各子局に対し時分割同期信号が送信される
と、各子局の送信タイミング制御手段により該同期信号
を検出すると、各子局の送信出力タイミングを親局の指
定する受信時刻に一致するように調整する。ここでは時
分割同期信号と、予め設定されている自局固有の識別番
号から特定される時分割フレームでの割当て単位期間に
送信動作を指令する。
【0014】この時点で各子局に時間的に独立した親局
との複信方式の無線回線が設定可能となる。
【0015】 (2)制御情報が一旦、親局に蓄積される段階 ハンドセットの操作入力に対応する制御情報は、宛先を
ファクシミリ子局と示す識別信号を添付した形式で、バ
ースト生成手段を経由して親局に送信される。親局では
データ識別手段によって識別信号が検出され、ファクシ
ミリ子局を示す値が出力される。その結果、データ蓄積
手段のファクシミリ子局のために設けられた領域に制御
情報が蓄積される。
【0016】 (3)制御情報が、ファクシミリ子局へ転送される段階 親局の送信において、時分割の割当てがファクシミリ子
局への送信期間であって、データ識別手段の出力をもと
にファクシミリ子局への制御情報の蓄積が示されると、
この期間に送信すべき伝送情報と蓄積した制御情報をも
とにバースト信号が生成される。よってハンドセットよ
り受信した制御情報がファクシミリ子局に転送される。
【0017】(4)ファクシミリで受信される段階、 ファクシミリ子局においては、データ分離手段を経て前
記制御情報が抽出され、制御情報に応じた処理が実行さ
れる。
【0018】以上(1)より(4)に示した各手段の動
作により、半複信方式によらないハンドセットからのフ
ァクシミリ子局の遠隔制御を行うことができる。従って
ファクシミリ子局の設置場所をより自由に設定でき、利
便性が向上する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の第一の実施例のコードレスファクシミリ装置の構
成を示す概略図であって、1は一般加入電話網、2は有
線連絡線、3はコードレスファクシミリ装置の親局、4
はハンドセット、5はファクシミリ子局を示している。
本発明のコードレスファクシミリ装置は図1に示した親
局3、ハンドセット4、ファクシミリ子局5を三つの構
成要素とするものである。特に複数子局の一つにファク
シミリ機能を備えたファクシミリ子局5を設け、このフ
ァクシミリ子局5の動作をもう一方の子局であるハンド
セット4から制御できるように構成したことを特徴とす
る。さらにハンドセット4あるいはファクシミリ子局5
は、親局3と複信方式の無線回線で接続され、有線連絡
線2を通して一般加入電話網1の他の電話機との通話を
行うものである。以下に第一の実施例の個々のブロック
について、内部構成と動作について説明する。
【0020】図2は第一の実施例の親局3の構成を示す
ブロック図である。同図において、301は接続部、3
02は符号部、303は制御部、304は復号部、30
5はデータ分離部、306はバースト生成部、307は
ライトアドレス発生部、308は転送フラグレジスタ、
309はデータ識別部、310は時分割制御部、311
はメモリ、312はスイッチ、313は受信機、314
は送信機、315はリードアドレス発生部、316は分
波器、317は送受共用アンテナである。また2は有線
連絡線、3は親局である。
【0021】有線連絡線2は、接続部301へ接続され
る。接続部301は有線連絡線2により伝送される電話
信号(伝送信号と称す)とのインタフェースを行い、受
信伝送信号を符号部302へ、復号部304の出力する
送信伝送信号を有線連絡線2へ接続する。接続部301
は、さらに着呼および発呼時における一般電話網に対す
る回線接続動作を実行するものである。
【0022】受信伝送信号は、符号部302において、
サンプリングされ、音声あるいはファクシミリ信号とい
った伝送信号の種類に適した、それぞれの圧縮符号化
が、予め設定された切り出し時間を一単位に行われ、デ
ィジタル化された伝送情報としてバースト生成部306
へ出力される。一方、接続部301の動作状態は制御部
303において監視される。制御部303は接続部30
1の状態に応じた無線回線の設定、および無線回線を経
由して子局の動作制御を行うための制御情報をバースト
生成部303へ出力する。
【0023】バースト生成部306は、制御部303よ
りの制御情報、符号部302よりの伝送情報もとに、時
分割の単位期間に伝送するバースト信号を組立て、単位
期間内に伝送できるように時間圧縮したデータ列を、ス
イッチ312の一方の入力へ接続する。
【0024】スイッチ312の他方の入力は、メモリ3
11のデータ出力が接続される。スイッチ312はバー
スト生成部306、メモリ311からの二つの入力の一
方を送信機314へ接続する。スイッチ312の接続選
択の制御は、転送フラグレジスタ308の設定内容が入
力される時分割制御部310の制御出力により行われる
ものである。
【0025】時分割制御部310の他の出力はリードア
ドレス発生部315へ接続される。リードアドレス発生
部315は、時分割制御部310の指示により、メモリ
311の特定領域に格納されている制御情報を順次読み
だすためのアドレス信号を与えるものである。
【0026】スイッチ312の出力した信号は順次、送
信機314にてディジタル変調された後、送信周波数へ
の周波数変換と高周波増幅が行われて、分波器316へ
入力され、分波器316に接続された送受共用アンテナ
317より送信される。
【0027】次に、送受共用アンテナ317によって受
信された、ファクシミリ子局5、ハンドセット4よりの
受信信号は、分波器316を経由して受信機313に入
力される。受信機313では、検波波動作が行われ、復
調信号を前記メモリ311、データ識別部309、デー
タ分離部305へ、それぞれ出力する。
【0028】データ識別部309は復調信号に含まれる
データの宛先を示す識別信号を検出し、識別信号の示す
値を出力する。このデータ識別部309の出力は、デー
タ分離部305、ライトアドレス発生部307、前記転
送フラグレジスタ308ヘそれぞれ入力される。
【0029】ライトアドレス発生部307は、メモリ3
11のデータ識別部309の出力値によって一意的に特
定される領域に、復調信号に含まれる制御情報を順時格
納するためのアドレス信号を与えるものである。
【0030】転送フラグレジスタ308は時分割フレー
ムを構成する単位期間の割当て分割数に等しい数のフラ
グを備える。同レジスタ308は入力される値の示す宛
先の子局に割当てられた単位期間の位置に対応するフラ
グを設定する。
【0031】一方、データ分離部305へ入力された復
調信号は、データ識別部309の出力値が親局を示す場
合に、制御情報と伝送情報に分離され、それぞれ制御部
303へ、復号部304へ出力される。復号部304
は、伝送情報の種類に応じた復号アルゴリズムによっ
て、アナログ伝送信号に変換する。このアナログ信号は
接続部301を経由して有線連絡線2へ送出される。
【0032】特に、時分割制御部310は次のように動
作する。データ識別部309において、復調信号の制御
情報の宛先がファクシミリ子局であるとが検出される
と、ライトアドレス発生部307はファクシミリ子局の
ために設けたメモリ311の特定領域に制御情報を格納
するようにアドレス信号を出力する。同時に転送フラグ
レジスタ308はファクシミリ子局に割当てた単位期間
の位置に対応するフラグを’Hi’レベルに設定する。
同レジスタ308はビット列イメージで各割当て期間に
対応するフラグを設けたものである。
【0033】次に、時分割制御部310は親局の受信動
作に同期し、各単位期間の送信情報を選択制御する。例
えば、転送フラグレジスタの値をデコードして、ファク
シミリ子局5へ割り当てた位置の送信単位期間のフラグ
が、’Hi’レベルに設定されている時は、ファクシミ
リ子局5に対する制御情報の送出期間、スイッチ312
の出力をメモリ311のデータ出力側に接続するよう
に、スイッチ312の制御を行う。さらに、メモリ31
1に格納したファクシミリ子局5に当てた制御情報を読
みだすようにリードアドレス発生部315に指令する。
【0034】従って、ハンドセット4から送信されたフ
ァクシミリ子局5に対する制御情報が、一度蓄積された
後に親局3から送信されることになる。
【0035】図3は、第一の実施例におけるハンドセッ
ト4の構成を示すブロック図である。同図3において4
01はオーディオ部、402は操作部、403は復号
部、404は制御部、405は符号部、406はデータ
分離部、407は送信タイミング制御部、408はバー
スト生成部、409は識別番号レジスタ、410は受信
機、411は送信機、412は分波器、413は送受共
用アンテナであり、4はハンドセットを示す。
【0036】ハンドセット4の構成は以下のようであ
る。親局3からの変調波は送受共用アンテナ413にて
受信され、分波器412により受信機410へ入力され
る。受信機410では、検波動作が行われ、復調信号を
送信タイミング制御部407およびデータ分離部406
へ出力する。送信タイミング制御部407へは他に各子
局に個別与えられた識別番号を格納した識別番号レジス
タが接続される。送信タイミング制御部406では、復
調信号に含まれる、時分割同期信号を検出し自局の識別
番号から計算される送信用タイミングクロックを出力す
る。送信タイミングクロックはバースト生成部408に
対し、送信許可の指令として入力される。一方、データ
分離部406へ入力された、復調信号は制御情報と伝送
情報に分離され、それぞれ制御部404、復号部403
へ出力される。制御部404は、入力した制御情報に応
じて、予め定められた子局4の処理を実行する。また復
号部403では、入力された信号を復号し、アナログオ
ーディオ信号をオーディオ部401へ出力する。オーデ
ィオ部401はアナログオーディオ信号を増幅し、備え
られたレシーバに出力を得る。
【0037】オーディオ部401に備えられたマイクに
よるオーディオ入力は、帯域制限と、増幅の処理を行
い、送信音声となるアナログ伝送信号として符号部40
5へ出力される。符号部405では音声信号に適した符
号アルゴリズムによって伝送情報に符号化されバースト
生成部408へ出力する。バースト生成部408へは、
他に制御部404の出力する制御情報が入力される。こ
こで、制御部404には識別番号レジスタ409が接続
されており、制御情報には、その論理的な宛先に対応す
る子局の識別番号を付加されている。バースト生成部4
08は、制御部404よりの制御情報、符号部405よ
りの伝送情報をもとに誤り訂正符号を付加し、一単位期
間に伝送するバースト信号を組立て、送信タイミング制
御部407による送信許可のクロック信号入力により、
一単位期間の時間長と整合した所定の伝送レートに時間
圧縮したバースト信号のデータ列を送信機411へ出力
する。送信機411は、入力されたデータ列をディジタ
ル変調し、送信周波数への周波数変換と高周波増幅し
て、分波器412へ出力する送信機411の出力は、分
波器411を経由し送受共用アンテナ413より、親局
3へ送信される。
【0038】また、ハンドセット4において、キー入力
を行う操作部402はオーディオ、制御部404に接続
される。制御部404は、操作部におけるキー入力に応
じて回線制御に必要な制御情報を出力し、あるいはオー
ディオ部の信号経路の設定および断続制御や出力レベル
の設定を行う。
【0039】ハンドセット4のこの構成において、操作
部402はファクシミリ子局に対する制御キーを備え
る。制御キーの入力により、制御部404はファクシミ
リ子局5に対する制御情報にファクシミリ子局5の識別
番号を付加して親局に送信するように動作する。
【0040】図4は第一の実施例のファクシミリ子局5
の構成を示すブロック図である。同図4において501
はファクシミリ部、502はオーディオ部、503は操
作部、504は復号部、505は制御部、506は符号
部、507はデータ分離部、508は送信タイミング制
御部、509はバースト生成部、510は識別番号レジ
スタ、511は受信機、512は送信機、513は分波
器、514は送受共用アンテナであり、5はファクシミ
リ子局を示す。
【0041】その構成は以下のようである。送受信共用
アンテナ514に受信した、親局よりの送信波は、分波
器513を経由して、受信機511へ入力される。受信
機511の復調出力はデータ分離部508、送信タイミ
ング制御部508へ入力され、る。データ分離部508
は制御情報、伝送情報の二つの出力をもち、それぞれ制
御部505、復号部504へ接続される。復号部504
は、伝送情報の種類に応じて、復号したファクシミリ信
号はファクシミリ部501へ、音声信号はオーディオ部
502に出力される。ファクシミリ部501、およびオ
ーディオ部502は制御部505により制御され、使用
者からのキー入力は前記制御部505に接続される操作
部503により行われる。制御部505は操作部503
を介した指示により、親局との無線回線を制御する制御
情報を出力するか、ファクシミリ部501や、オーディ
オ部502の信号経路の設定や、断続制御、信号レベル
の設定といったファクシミリ端末機能の制御を行う。ま
た、親局3より受信した制御情報に応じた、ファクシミ
リ子局5の処理についても制御部505で行われる。
【0042】ファクシミリ部501が出力するファクシ
ミリ信号、オーディオ部が出力する送信音声は、符号部
506へ入力される。符号部506は入力された伝送信
号の種類に応じて符号化を行い伝送情報としてバースト
生成部509へ出力する。バースト生成部509は制御
部505の出力する制御情報と組合せて、一単位期間に
送信するバースト信号を生成する。このとき制御情報に
は、論理的な送信先を特定する識別番号が付加されてい
るものとする。識別番号については、制御部505、送
信タイミング制御部508のそれぞれに接続する識別番
号レジスタ510より供給されるものである。
【0043】バースト生成部509は、バースト信号の
データ列を所定の伝送レートとなるように時間圧縮し、
送信機512へ出力する。その出力タイミングは、ハン
ドセット4の送信タイミング制御部407と同等な送信
タイミング制御部508の出力する送信クロックによ
り、親局の定めたファクシミリ子局5に割り当てた単位
期間に許可される。
【0044】送信機512は入力データ列を順次ディジ
タル変調し、送信周波数への周波数変換および高周波増
幅を行う。送信機512の出力は分波器513を経由し
て送受信アンテナ514より、親局に送信される。
【0045】この構成から、ファクシミリ子局5は親局
より送信された制御情報によりファクシミリ部501の
制御を実行できる。
【0046】以上をまとめると、ハンドセット4から送
信される、論理的な宛先をファクシミリ子局5に設定さ
れた制御情報は、一旦、親局3のメモリ311に蓄積さ
れ、ファクシミリ子局に割り当てられた単位期間におい
て、親局3より送信される。従って、ハンドセット4か
ら、ファクシミリ子局5の遠隔制御が行える。
【0047】次に第一の実施例にもとづく、コードレス
ファクシミリ装置の発呼シーケンスの一例を図5ないし
図9を用いて説明する。()内の数字は図中、各局の動
作または状態を示す。時間経過は図5より昇順に経過す
る。
【0048】図5に記載の段階は、初期の状態は、親局
3、ハンドセット4、ファクシミリ子局5はそれぞれ、
待ち受け状態(100、101、102)とする。ハン
ドセット4において通話キーが押下される(103)
と、ハンドセット4は無線回線の設定の目的に使用され
る制御チャネルを監視しチャネルの空きを確認する(1
05)。空きが確認されると制御チャネルを用い、発呼
信号を親局3に送信する(107)。また制御チャネル
が使用中の場合待ち受け状態に復帰する。この間、ファ
クシミリ子局5は、間欠受信を続ける(104)。親局
はハンドセット4の送信した発呼信号を検出すると(1
06)、時分割同期信号の送信を行う(108)。時分
割同期信号の送信はハンドセット4およびファクシミリ
子局5が従属同期を確立する(109、110)ために
十分な期間、継続される。
【0049】これ以後、各局は時分割多重通信モードに
移行する。即ち、ハンドセット4およびファクシミリ子
局5は交互に親局3と複信方式の無線回線を設定し通信
を行うものである。親局3は、時分割多重通信モードに
移行後、ハンドセット4に対する発呼応答信号を各割当
て単位期間に送信する(111)。ハンドセット4、お
よびファクシミリ子局5はこの発呼応答信号を検出し
(112、113)、次のシーケンスに移行する。
【0050】図6に記載の段階は、親局3は発呼応答信
号を送信後に、ハンドセット4、ファクシミリ子局5は
発呼応答信号検出後に、それぞれ通話チャネルに移動す
る(114、115、116)。移動先のチャネルは発
呼応答信号に付加されて親局3より指定される。次にハ
ンドセット4は、移動先の通話チャネルの空きを確認し
(117)、通話チャネル移動完了信号を送信する(1
20)。ファクシミリ子局5も同様に通話チャネルの空
きを確認し(118)、通話チャネル移動完了信号を送
信する(122)。ただし、ハンドセット4およびファ
クシミリ子局5は、通話チャネルの空きを確認できない
場合にそれぞれ待ち受け状態に復帰する。
【0051】二つの移動完了信号は同一の時分割フレー
ムの異なる単位期間に送信されるもので、親局3は各割
当て期間に移動完了信号の検出を行う(119、12
1)。そして両方の移動完了信号を検出したとき、ハン
ドセット4の音声経路の接続を指示する音声オン信号を
送信し(123)、いずれか一方でも未検出の場合、待
ち受け状態に復帰する。ハンドセット4はこの音声オン
信号を一定時間内に検出したときに(124)、音声の
出力経路を接続する(126)。ただし検出できなかっ
た場合は待ち受け状態に復帰する。またファクシミリ子
局5はハンドセット4に対する、音声オン信号を一定時
間監視し(125)、検出時は監視受信動作を継続し
(127)、未検出時はハンドセットと同様待ち受け状
態に復帰する。そして親局3は、音声オン信号を送信し
た後、交換機に対し、回線接続を行う。
【0052】図7に記載の段階は、交換機との回線が接
続された状態で、ハンドセット4においてダイヤルキー
が押下(128)されると、ハンドセット4は親局3に
対しダイヤル符号を送信する(130)。親局3はダイ
ヤル符号を検出し(129)、交換機に対応するダイヤ
ル信号を送出する。この後、呼出し先と通話回線が接続
され、親局3およびハンドセット4は通話モードに移行
する(131、132)。交換機を経由してCED(C
alled Station Identificat
ion:被呼端末識別信号)信号が送られてくると(1
33)、操作者はハンドセットの音響出力により、CE
D信号を確認できる(134)。CED信号は被呼出し
端末が音声端末で無いことを示すもので、回線接続後に
送出を開始する2.6秒乃至4秒の2.1kHzのトー
ン信号である。そこでハンドセット4に備えたファクシ
ミリ送信キーを押下(135)する。ハンドセット4は
親局3に対し、ファクシミリ送信要求符号を論理的な宛
先であるファクシミリ子局5の識別番号を付加して送信
する(137)。親局3はこの信号を、一旦、蓄積し、
ファクシミリ子局5に対する割当て単位期間に転送する
(138)。受信監視状態にあったファクシミリ子局5
はファクシミリ送信要求符号を検出し(139)、次の
状態に移行する。
【0053】図8に記載の段階は、ファクシミリ子局5
は、送信要求応答信号を論理的な宛先をハンドセットと
示す制御情報を付加し、親局3へ送信する(141)。
親局は一定期間、送信要求応答信号を監視する。これを
検出した場合、送信要求応答信号を一旦蓄積し(14
0)、ハンドセット4に対して割り当てた単位期間に蓄
積した前記送信要求応答信号を転送する(142)。ま
た未検出時は送信不良として待ち受け状態に復帰する。
【0054】ハンドセット4では一定期間以内に前記の
送信要求信号を検出した場合(143)、受信監視モー
ドへ移行する(145)。また非検出の場合は、送信不
良を操作者に対して音響的に報知する(153)。一
方、ファクシミリ子局5は送信要求応答信号送信後、フ
ァクシミリの送信を開始する(146)。親局3は、フ
ァクシミリ信号を受信し有線連絡線2へ送出する(14
4)。ファクシミリ子局5においてファクシミリの送信
が終了すると、送信終了信号を論理的な宛先をハンドセ
ット4とする識別信号を付加して、親局3へ送信する
(148)。親局3は、送信終了信号を検出すると同時
に、一旦蓄積し、ハンドセット4に対する割当て単位期
間に送信終了信号を転送する(149)。このときハン
ドセット4は受信監視モードであり、送信終了信号の転
送を検出することによって(150)、操作者に音響出
力を用いてファクシミリ送信の終了を報知する(15
2)。ハンドセット4はこの送信終了か、あるいは送信
不良の報知後、次の動作状態に移行する。またファクシ
ミリ子局5は送信終了信号を送信した後に、ファクシミ
リ送信モードを終了する(151)。
【0055】図9に記載の段階は、ファクシミリ子局5
は受信監視モードに移行する(155)。ハンドセット
4の操作者は音響出力による報知に応じ、終話キーを押
下(154)、親局に対し終話信号を送信する(15
7)。親局3は終話信号を検出し(156)、終話応答
信号をハンドセット4およびファクシミリ子局5のそれ
ぞれに対し送信する(158)。ハンドセット4および
受信監視モードにあるファクシミリ子局5は、各局の割
当て単位期間において終話応答信号を検出すると(15
9、160)、ハンドセット4は音声の出力経路を切断
(162)した後に、ファクシミリ子局5は直ちに、各
待ち受け状態にそれぞれ復帰する(164、165)。
また親局3は交換機との回線を切断(161)後、待ち
受け状態に復帰する(163)。
【0056】以上により、本実施例の発呼シーケンスの
一例を示した。
【0057】次に本発明の第二の実施例について説明す
る。図10はシステムの構成を示すブロック図である。
図10において、4’はハンドセット、5’はファクシ
ミリ子局、414、517は表示部、515はファクシ
ミリ部、516は伝送情報蓄積部であり、また第一の実
施例と同等な部分については共通の符号を付した。
【0058】本実施例において、特徴とする点は、ハン
ドセット4’へ転送されるファクシミリ子局5’からの
制御情報には、ファクシミリ子局5’のファクシミリ送
受信動作をハンドセット4’の操作者に報知する情報
と、ハンドセット4’からの検索に応答して送信され
る、伝送情報蓄積部516に蓄積したデータのリスト情
報を含み、逆に操作部402からのキー入力にもとづ
く、ファクシミリ子局5’に対する間接的な動作指令を
行う制御情報に、伝送情報蓄積部516の特定のデータ
の印刷、およびファクシミリ送信を指示する情報を含む
ことにある。
【0059】即ち、ハンドセット4’において、ファク
シミリ子局5’に蓄積した画像デ−タに対する操作を指
示できることになる。以下にその構成と動作を説明す
る。
【0060】本実施例は、第一の実施例の各局の構成に
おいて次の変更を施したものである。ハンドセット4’
は、ハンドセット4において制御部404に接続される
表示部414をあらたに備え、またファクシミリ子局
5’は、ファクシミリ子局5においてファクシミリ部5
01をファクシミリ部515に置換し、ファクシミリ部
515に接続される伝送情報蓄積部516と、伝送情報
蓄積部516の出力およびファクシミリ部515の出力
が接続され、かつ、制御部505によって制御される表
示部517を備えたものである。従って各局の無線回線
に対するの設定およびその制御に関する動作は第一の実
施例と同様に行われる。
【0061】ファクシミリ子局5’において、ファクシ
ミリ部515は、親局から送信されたファクシミリ信号
による画像を印字再生すると共に、制御部505の指令
に応じて再生画像をビットマップイメージのデータに変
換し、参照のためのリスト情報(日付、受信時刻、送信
元、電話番号、リスト番号)を付加して、伝送情報蓄積
部516へ出力するものである。
【0062】さらに原稿を読み取るための走査手段より
入力された信号か、あるいは制御部505の指令に応じ
て伝送情報蓄積部516より出力されるビットマップイ
メージのデータのいずれか一方をファクシミリ信号に変
換し、その変換出力を符号部506に出力するものであ
る。
【0063】伝送情報蓄積部516は、ファクシミリ部
515の出力するデータを、付加されたリスト番号をも
とに配置される領域に蓄積し、制御部505の指示した
対応データをファクシミリ部515、表示部516に出
力するものである。このときデータ参照のため作成され
たリスト情報は同時に制御部505に出力され必要に応
じて制御情報として親局3に送信される。
【0064】表示部516はビットマップイメージに変
換されたデータを表示出力するもので、ファクシミリ用
紙に印刷することなく操作者に受信画像を知らせること
ができる。さらに伝送情報蓄積部516に蓄積されたデ
ータを送信するときに送信状態を監視するため、送信動
作に同期してリアルタイムに表示を行うものである。
【0065】ハンドセット4’では、表示部414は制
御部404の出力する、表示データをディスプレイ表示
するものである。
【0066】このように、第二の実施例におけるファク
シミリ発信の一例を示す。
【0067】図11、図12において、ファクシミリ子
局5’に蓄積されたデータを呼出し先へ転送する場合の
動作シーケンスを示す。図中、第一の実施例の発呼シー
ケンスにおける場合と同等な動作には同じ符号を付し
た。
【0068】図11に記載の段階は待ち受け状態から、
ハンドセット5’の通話キーが押下され、通話親局3お
よびハンドセット4’、ファクシミリ子局5’に時分割
同期した無線回線が設定され、その後ハンドセット4’
の音声経路が接続される過程は第一の実施例に示した場
合と同等(図5、図6)である。この状態でハンドセッ
ト4’よりファクシミリ子局5’に対し、伝送情報蓄積
部516に格納したリスト情報の送信を要求するリスト
参照信号を、親局3に送信する(167)。親局3は一
旦リスト参照信号を蓄積し(166)、ファクシミリ子
局5’に割当てた単位期間に転送する(168)。ファ
クシミリ子局5’にリスト参照信号が受信されると(1
69)、ファクシミリ子局5’は蓄積したリスト情報を
論理的な宛先をハンドセット子局に指定して順次、親局
3へ返送する(171)。親局3はこれを蓄積し(17
0)、ハンドセット4’の割当て単位期間に転送する
(172)。ハンドセット4’はリスト情報を順次受信
し(173)、制御部404を経由して受信したリスト
情報を表示部414へ出力する。
【0069】次に、図12に記載の段階は、上記表示部
414の出力によって、操作者は送信したい画像のリス
ト番号の確認を行う(174)。次に第一の実施例と同
様に、操作者はダイヤル押下して(128)回線を接続
し(接続の過程は図7に記載と同等)、前述のCED信
号を確認した後(134)、リスト番号を指定しながら
ファクシミリ子局5’に対する送信要求を親局3に送信
する(175)。親局3は、一旦、これを蓄積し、(1
76)、ファクシミリ子局5’の割当て期間に送出する
(178)。ファクシミリ子局5’は親局3より転送さ
れたリスト番号付きの送信要求を受信すると(17
8)、次にファクシミリ送信要求応答を親局3に返送す
る。以後の各局間のシーケンスは第一の実施例の説明に
おいて、図8、図9に示した過程と同等であり、ここで
は説明を省略する。
【0070】さて送信要求を受信したファクシミリ子局
5’は、ファクシミリ送信において次のように動作す
る。制御部505はリスト番号に対応するデータを伝送
情報蓄積部516より出力するように指示し、ビットマ
ップイメージの画像データが表示部517およびファク
シミリ部515へ出力される。ファクシミリ部515は
入力データをファクシミリ信号に変換して親局3へ送信
するように動作する。このとき表示部517は転送する
画像をファクシミリ送信に同期して表示するものであ
る。
【0071】第二の実施例によれば、ハンドセット4’
から蓄積した画像データのファクシミリ転送を指示する
ことができる。またファクシミリ子局5’が、ファクシ
ミリ受信において伝送情報蓄積部516への蓄積処理を
優先するものとすると、操作者は必要に応じてハンドセ
ット4’によりリスト情報を検索して受信状態を確認
し、特定の蓄積データを選択して印字を指示することが
可能となる。
【0072】以上、ハンドセット4’とファクシミリ子
局5’間の相互通信を行えることにより表示蓄積型のフ
ァクシミリ装置の利便性が向上する。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、無線設備としては送受
一対のみを備えた親局と、複数の子局から構成され、子
局の一つがファクシミリ機能を備えたファクシミリ子局
であるコードレスファクシミリ装置において、親局は、
複数の子局のそれぞれと共通の周波数チャネルにおいて
時分割して独立に設定される複信方式の無線回線で通信
を行え、各子局から送信される制御情報は、親局に一旦
蓄積される時間差をもって、子局相互で通信が行えるの
で、各子局の設置場所を限定せずに、さらにファクシミ
リ子局に対して、いずれの子局からも遠隔操作を行うこ
とが可能となり、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示す説明図、
【図2】本発明の第一の実施例の親局の構成を示すブロ
ック図、
【図3】本発明の第一の実施例のハンドセットの構成を
示すブロック図、
【図4】本発明の第一の実施例のファクシミリ子局の構
成を示すブロック図、
【図5】本発明の第一の実施例の発呼シーケンスの一例
を示すフローチャート、
【図6】本発明の第一の実施例の発呼シーケンスの一例
を示すフローチャート、
【図7】本発明の第一の実施例の発呼シーケンスの一例
を示すフローチャート、
【図8】本発明の第一の実施例の発呼シーケンスの一例
を示すフローチャート、
【図9】本発明の第1の実施例の発呼シーケンスの一例
を示すフローチャート、
【図10】本発明の第二の実施例のシステム構成を示す
ブロック図、
【図11】本発明の第二の実施例の動作シーケンスの一
例を示すフローチャート、
【図12】本発明の第二の実施例の動作シーケンスの一
例を示すフローチャート、
【図13】従来の複数子局型コードレス電話のシステム
のブロック図。
【符号の説明】
2…有線連絡線、 3…コードレスファクシミリ装置の親局、 301…接続部、 302…符号部、 303…制御部、 304…復号部、 305…データ分離部、 306…バースト生成部、 307…ライトアドレス発生部、 308…転送フラグレジスタ、 309…データ識別部、 310…時分割制御部、 311…メモリ、 312…スイッチ、 313…受信機、 314…送信機、 315…リードアドレス発生部、 316…分波器、 317…送受共用アンテナ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般電話網と有線連絡線で接続される接続
    装置と、前記接続装置と複信方式の無線回線で接続され
    る複数の子局を備えた、コードレス電話システムであっ
    て、子局の一つは画像の記録、及び再生手段を含んだフ
    ァクシミリ機能を備えたファクシミリ子局とするコード
    レスファクシミリ装置において、 複数の前記子局は、前記接続装置によって時分割に割り
    当てられた単位期間にのみ複信方式の無線回線を設定す
    る時分割制御手段を備え、 前記有線連絡線により伝送される伝送信号は、前記接続
    装置と複数の前記子局間で、時間圧縮されたバースト信
    号形式で伝送され、前記バースト信号には無線回線の接
    続、および各子局の動作の制御を目的とした制御情報が
    付加されていることを特徴とするコードレスファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、複数の子局が接続装置
    に送信する前記制御情報には、前記制御情報の論理的な
    宛先を示す識別信号を含み、 前記接続装置は、バースト信号に付加される制御情報に
    含まれる前記識別信号を検出し、その論理的な宛先を識
    別するデータ識別手段と、 前記データ識別手段の出力に応じて送信された制御情報
    を蓄積するデータ蓄積手段とを備え、 かつ、データ識別手段の出力に応じて特定される単位期
    間に前記データ蓄積手段に蓄積した制御情報を送信する
    コードレスファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記ファクシミリ子局
    は、前記子局に対する直接的な操作と、前記接続装置か
    ら送信される前記制御情報によって間接的に指示される
    操作指令により、動作を制御されるファクシミリ機能を
    備えたコードレスファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、 複数の子局のうち一つがハンドセットであって、前記ハ
    ンドセットにファクシミリ子局に備えたファクシミリ機
    能に対する操作キーを備えたコードレスファクシミリ装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記ファクシミリ子局
    は、 ファクシミリ信号による再生画像をビットマップイメー
    ジのディジタルデータに変換する手段と、 変換したディジタルデータを蓄積する伝送情報蓄積手段
    を備えたコードレスファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記ファクシミリ子局
    は、 ビットマップイメージに変換されたディジタルデータを
    表示する表示手段を備えたコードレスファクシミリ装
    置。
  7. 【請求項7】請求項5において、前記伝送情報蓄積手段
    は、蓄積したディジタルデータに関する、日付、時間、
    送信元で構成されるリスト情報を同時に蓄積し、前記リ
    スト情報はバースト信号に含まれる制御情報として、検
    索制御に応じて前記接続装置に送信するファクシミリ子
    局を備えたコードレスファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 ハンドセットは、前記ファクシミリ子局の伝送情報蓄積
    手段に蓄積されたリスト情報に対し、前記リスト情報の
    検索、および前記リスト情報によって参照される蓄積さ
    れたディジタルデータの印字、転送を指令する操作キー
    を備えたコードレスファクシミリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738067A1 (de) * 1995-04-15 1996-10-16 GRUNDIG E.M.V. Elektro-Mechanische Versuchsanstalt Max Grundig Schnurloses Faksimilegerät
KR100444236B1 (ko) * 1997-08-08 2004-10-14 삼성전자주식회사 무선 팩시밀리에서 자국의 전화번호를 등록/변경하는 방법
CN116684221A (zh) * 2023-08-02 2023-09-01 佛山冠湾智能科技有限公司 一种控驱一体硬件模块化的分时io总线

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