JPH058330A - 製袋方法 - Google Patents

製袋方法

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JPH058330A
JPH058330A JP3160463A JP16046391A JPH058330A JP H058330 A JPH058330 A JP H058330A JP 3160463 A JP3160463 A JP 3160463A JP 16046391 A JP16046391 A JP 16046391A JP H058330 A JPH058330 A JP H058330A
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JP
Japan
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cutting
horizontal
sheet
vertical
corner
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JP3160463A
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Hiroshi Katogi
博史 加藤木
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】偏平角形袋状体の各コーナーに形成するコーナ
ーカッティング部に、コーナーカッティングラインと、
縦横カッティングラインとの不整合による突起部が発生
しないようにすることを目的とする。 【構成】加熱シール手段にてシート送行方向に数列及び
幅方向に所定ピッチ間隔毎にそれぞれ縦シール(1) 、横
シール(2) を施し、シート送行方向に沿って縦シール領
域内をスリット断裁して長尺シートを数列に分割送行さ
せた重ね合わせ長尺シート(a) を、平面略V字型であっ
てそのV字角の先端を互いに対向させた一対のコーナー
カッティング刃(24)と該対向するV字角先端を結ぶ直線
状の横カッティング刃(23)とを一体に備えた横方向カッ
ティング手段にて横方向にカッティングして袋状体(A)
を製袋する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙製、プラスチック製
の偏平角形袋状体の製造方法において、各コーナーに鈍
角、又は円形状のコーナーカッティング部を備えた袋状
体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、最終的に四方シールされて出荷さ
れる四角形状の袋体は、その各角隅部の直角部が、袋体
の運搬中などに他の袋体とぶつかって剥離を生じたり、
あるいは製品となった後において消費者の手指を傷付け
たりしないように、直角部に鈍角、乃至は円形状のコー
ナーカットを施すものである。上記コーナーカットに関
する従来技術としては、特開昭57−194954、特
開昭59−187550、特開昭61−169236な
どが開示されている。
【0003】上記コーナーカットを製袋加工工程におい
てインラインで実施する場合については、例えば、図
5、一枚の長尺シート乃至二枚の長尺シート(紙、プラ
スチックフィルム、これらの複合フィルム)により上下
重ね合わせした長尺シート(a)を矢印方向に搬送し、加
熱シール機構によって該シート(a) の搬送方向に幅Dの
間隔に複数列に縦シール部(1) と、搬送方向に直角に所
定ピッチP毎に横シール部(2) とを施して連続する四角
形状の袋体Aを形成した後、菱形状のカッティング刃(3
a)を備えたコーナー打抜カッティング手段(3) によっ
て、連続する袋体Aのシート(a)の両端部及び中程にあ
る各々袋体Aの各コーナー相当部を、図5に示すように
シール部(2) と同一位相にてピッチP/2毎に打抜断裁
して、コーナーカッティングのための刻切部(4) を形成
する。
【0004】続いて、該シート(a) を、縦シール(1) の
中程に沿って、ロータリーカッター、ナイフカッターな
どのスリッター(5) によって列方向に断ち割り状態に縦
カッティングし、搬送方向と直角方向にラインカッテン
グ機構(6) のストレートカッティング刃(6a)によって、
前記刻切部(4) と同一位相、同一ピッチ( P/2)にて
断ち割り状態に横カッティングすることによって、コー
ナー部にコーナーカッティング部(8) が施され、一端部
に開口部(7) を備えた図6に示すようなシート状の袋体
Aが製造されるものである。
【0005】上記従来のコーナーカッティング方法にお
いては、図5に示すようにシート(a) に菱形状の刻切部
(4) を形成した後に、縦カッティング(1) 、横カッティ
ング(2) を行なうような場合に、刻切部カッティング刃
(3a)や縦、横ラインカッティング刃(5)(6a) の互いの位
置調整やシート(a) の位置決めが不十分であったり、シ
ート(a) の伸縮、蛇行などによって、刻切部(4) の鋭角
的切り込み部分と、縦カッティングライン(9) あるいは
横カッティングライン(10)とが整合せずに位置ずれが発
生し易いものである。
【0006】上記図5のB部分拡大図である図7に示す
ように、各々半径Rの内側に弯曲した曲率を有する四辺
を備えた菱形状の刻切部(4) の縦方向の刻切鋭角部(4
a),(4a) と、スリッターによって形成された縦カッティ
ングライン(9) とが完全に整合せず、あるいは、前記刻
切部(4) の横方向の刻切鋭角部(4b),(4b) と横カッティ
ングライン(10)とが整合しない状態でシートカッティン
グされた場合に、図8に示すように、カッティングライ
ン(9),(10)によって、シート(a) が刻切部(4) の刻切鋭
角部(4a)の個所にて断ち割りされず、カッティング後の
袋体Aのコーナーカッティング部(8) 近傍の端縁部分
に、鋭角部(4a)による突起部(11)が発生するものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、袋状体の各
コーナーに形成するコーナーカッティング部に、コーナ
ーカッティングラインと、縦横カッティングラインとの
不整合による突起部が発生しないようにすることを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
内面シール可能な重ね合わせ長尺シートを送行させつ
つ、加熱シール手段にてシート送行方向に数列の縦シー
ルと、幅方向に所定ピッチ間隔毎に横シールとを施し、
シート送行方向に沿って縦シール領域内を縦スリット断
裁して長尺シートを数列に分割送行させ、平面略V字型
であってそのV字角の先端を互いに対向させた一対のコ
ーナーカッティング刃と該対向するV字角先端を結ぶ直
線状の横カッティング刃とを備えた横方向カッティング
手段にて長尺シートの各列毎に前記横シールの1/2ピ
ッチ間隔毎に横方向にカッティングしてコーナーカッテ
ィング部を備えた袋状体を製造することを特徴とする製
袋方法である。
【0009】又、本発明の第2の発明は、内面シール可
能な重ね合わせ長尺シートを送行させつつ加熱シール手
段にてシート送行方向に数列の縦シールと、幅方向に所
定ピッチ間隔毎に横シールとを施し、シート送行方向に
沿って縦シール領域内及び縦シール間の中間部を縦スリ
ット断裁して長尺シートを数列に分割送行させ、平面略
V字型であってそのV字角の先端を互いに対向させた一
対のコーナーカッティング刃と該対向するV字角先端を
結ぶ直線状の横カッティング刃とを備えた横方向カッテ
ィング手段にて長尺シートの各列毎に前記横シールと同
一ピッチ間隔毎に横方向にカッティングしてコーナーカ
ッティング部を備えた袋状体を製造することを特徴とす
る製袋方法である。
【0010】
【作用】本発明製袋方法は、従来のような、コーナーカ
ッティング用の打抜刃として菱形状打抜刃を使用せず、
長尺シートの幅方向左右に互いの角部を対向させた一対
の平面略V字型のコーナーカッティング刃と、該刃の互
いの角部を結ぶ直線状の横カッティング刃とにより、列
シートの所定ピッチ毎に形成された横シール部を、その
ピッチの1/2ピッチにてカッティングして、横カッテ
ィングラインと、その両端にコーナーカッティングライ
ンとを一度に形成することができる。また、横カッティ
ング刃とコーナーカッティング刃とを一体にしたカッテ
ィング手段によりカッティングするため、従来のような
コーナーカッティング部に突起部が発生するといった心
配がなく綺麗なコーナーカッティング部が得られる。
【0011】
【実施例】本発明方法の第1の発明を図1、図2に従っ
て説明すれば、図1、製袋用材料としての長尺シート
(a) を、矢印方向に送行し、送行上流側から順に縦シー
ル手段(12)及び横シール手段(13)と、縦カッティング用
の縦スリット手段(14)と、ガイドローラー(16)と、コー
ナーカッティング刃と横カッティング刃とを備えた横方
向カッティング手段(17),(18) を備えるものである。
【0012】長尺シート(a) は、縦シール手段(12)の下
側に導入される段階で、上下に二つ折りされたシート、
又は二枚のシートを重ね合わせしたシートとして供給
し、そのシート(a) 重ね合わせ内面は、シート本体内面
の加熱溶融する素材によって、または予め塗布されるシ
ーラント層によって互いに加熱される領域のみがシール
(加熱融着)可能になっている。
【0013】長尺シート(a) に使用する材料としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩
化ビニルなどの熱可塑性プラスチックフィルム、あるい
はこれらのコーポリマーフィルム又は複合フィルム、ポ
リエステルフィルムなど熱硬化性プラスチックフィルム
若しくは用紙の一面に熱可塑性樹脂のコーティングされ
たフィルムなどである。
【0014】縦シール手段(12)は、図1、図2の一実施
例では、長尺シート(a) 幅方向両端と該長尺シート(a)
中央部とに送行方向に3列に設けるものであり、図2、
長尺シート(a) の上側にはストレートなシール形状を有
する加熱ブロック(12a) を、下側にはシール定盤(12b)
を備え、加熱ブロック(12a) とシール定盤(12b) とを相
対的に上下動作させて、その間に導入される長尺シート
(a) の幅両端部及び中央部に、長尺シート(a) の所定送
行長さ( 例えば送行方向にピッチP、又は2P、又は3
P・・・)毎に、上下より繰り返し押圧して、送行方向
に連続する縦シール(1) を施す。なお、縦シール手段(1
2)は、上記のようなレシプロ動作以外に、ロータリーシ
リンダーの外周面にシール形状に加熱ブロックを設置し
たロータリー方式でもよい。
【0015】又、横シール手段(13)は、図1、図2の一
実施例では、長尺シート(a) 送行方向と直角の幅方向に
1行に設けるものであり、図2、長尺シート(a) の上側
にはストレートなシール形状を有する加熱ブロック(13
a) を、下側にはシール定盤(13b) を備え、長尺シート
(a) の送行方向に一定のピッチ間隔( 例えばピッチ間隔
P)を保持して1行毎に横シール(2) を施す。
【0016】なお、前記縦シール手段(12)の列数と、横
シール手段(13)の行数は、必ずしも上記に限定されるも
のではなく、必要とする縦シール(1) の列数に対応して
縦シール手段を設定するものである。
【0017】縦スリット手段(14)は、長尺シート(a) 幅
のほぼ中央に設け、前記縦シール手段(12)によって形成
された縦シール(1) のうち中央部に形成される縦シール
(1)領域内をシート送行方向に沿ってスリット断裁する
もので、縦横シール手段(12),(13) によってそれぞれ縦
シール(1) と横シール(2) を施した後に、長尺シート
(a) を2列に分割するためのものであり、カッターナイ
フ類の刃材、又はロータリーカッター類の刃材を使用で
きる。なお、該スリット手段(14)の直前には、長尺シー
ト(a) ガイド用のガイドローラー(15)を設けことができ
る。
【0018】ガイドローラー(16)は、長尺シート(a) を
スリット手段(14)によって縦方向に2列に分割された長
尺シート(a) の他方の長尺シート(a) の送行方向を斜め
上側、又は下側に変換した後に、再度、元の送行方向(
図1では水平方向)に修正するもので、2列シートのう
ち一方のシートの送行方向を変換せず、他方のシートの
送行方向を変換することによって、前記2列に分割した
長尺シート(a) を上下方向に2段にして送行させる。
【0019】横方向カッティング手段(17)は、長尺シー
ト(a) の上側にカッティング刃(17a) を備え、下側にカ
ッティング定盤(17b) を備え、前記カッティング刃(17
a) を定盤(17b) に対して相対的に上下動作させ、長尺
シート(a) に対してカッティング刃(17a) を押圧動作さ
せて、分割された長尺シート(a)のうち、送行方向を変
換しない一方の長尺シート(a) を、一定のピッチ間隔1/
2 P( 前記横シール(2)のピッチ間隔Pの1/2のピッ
チ間隔)にてシート送行方向と直角の横方向にカッティ
ングするものであり、前段にて形成された横シール(2)
のシール領域内をシート送行方向と直角方向に直線的に
横カッティングするとともに、その直線横カッティング
ラインの両端相当部の長尺シート(a) をコーナーカッテ
ィングするものである。
【0020】横方向カッティング手段(18)は、長尺シー
ト(a)の上側にカッティング刃(18a) を備え、下側にカ
ッティング定盤(18b) を備え、分割された長尺シート
(a) のうちガイドローラー(16)にて送行方向を変換した
他方の長尺シート(a) を、一定のピッチ間隔1/2 P( 前
記横シール(2) のピッチ間隔Pの1/2のピッチ間隔)
にてシート送行方向と直角の横方向にカッティングする
ものであり、前段にて形成された横シール(2) のシール
領域内をシート送行方向と直角方向に直線的に横カッテ
ィングするとともに、その直線横カッティングラインの
両端相当部にある長尺シート(a) をコーナーカッティン
グするものである。
【0021】なお、前記横方向カッティング手段(17),
(18) は、上記のような直線的な往復動作であるレシプ
ロ動作以外に、ロータリーシリンダーの外周面に、それ
ぞれカッティング形状の横カッティング刃とその両端に
連続するコーナーカッティング刃とを設置したロータリ
ー方式でもよい。
【0022】なお、図2、(19)は長尺シート(a) を搬送
する所定のインフィードローラー手段、(20)はテンショ
ンローラー、(21)、(22)は縦方向カッティングによって
二分された各長尺シート(a),(a) のそれぞれ所定のアウ
トフィードローラー手段である。
【0023】本発明における前記縦シール手段(12)及び
横シール手段(13)及び横方向カッティング手段(17)及び
縦方向カッティング手段(18)の各手段は、シール動作、
及びカッティング動作中は、長尺シート(a) の送行移動
速度と同一速度で前進させ、押圧動作解除後は前進した
分だけ後退動作させて元の位置に復帰させるように、長
尺シート(a)の送行方向に往復動作できるようにするこ
とは可能であり、前記各手段を往復動作させない場合、
若しくは往復動作させる場合によって、長尺シート(a)
は、それぞれ間欠送行、若しくは連続送行させるもので
ある。
【0024】本発明方法の第1の発明における一実施例
を、図2に示す装置の側面図に従って詳細に説明する。
まず、二つ折り、又は二枚重ねされた長尺シート(a)
を、インフィードローラー(19)によって前方に送行させ
てフィードする。フィードされた長尺シート(a) を、縦
シール手段(12)の加熱シールブロック(12a) とシール定
盤(12b) との間に導入して、長尺シート(a) の所定送行
長さ( 送行ピッチ間隔P又は2P)毎に、縦シール手段
(12)を上下動作させて、該長尺シート(a) の幅方向中央
部と両端部とに送行方向に沿って順次縦シール(1) を連
続して入れる。
【0025】縦シール(1) を入れた長尺シート(a) は、
次の横シール手段(13)によって長尺シート(a) 送行方向
に直角な横方向に所定送行ピッチ毎に横シール(2) を施
す。
【0026】続いて、横シール(2) の施された長尺シー
ト(a) を、縦スリット手段(14)にて中央縦シール(1) 領
域を縦方向にスリット断裁して二分割して、一方の長尺
シート(a) をアウトフィードローラー(21)を介して横カ
ッティング手段(17)に導入送行させて、横カッティング
とコーナーカッティングとを同時に行い、袋状体(A)を
製造し、他方の長尺シート(a) をアウトフィードローラ
ー(22)を介して横カッティング手段(18)に導入送行させ
て、横カッティングとコーナーカッティングとを同時に
行い、シート状の袋状体(A) を製造して、該袋状体(A)
を製品として所定のデリバリ手段に集積排出するもので
ある。
【0027】図3は、第1の発明に使用する横方向カッ
ティング手段(17),(18) に設置する横方向カッティング
刃(17a),(18a)の形状を説明する平面図であり、直線状
の横カッティング刃(23)と、その直線状カッティング刃
(23)の両端に連続したコーナーカッティングを行う概略
V字型のカッティング刃(24)とを備えるものである。V
字型コーナーカッティング刃(24)は、そのV字型の角先
端部と直線状カッティング刃(23)の両端部とを連続した
形状にしたものである。
【0028】第1の発明によるカッティングラインは、
図3に説明するように、横方向カッティング手段(17)及
び横方向カッティング手段(18)に備えるカッティンク刃
(17a),(18a) は、直線パターンのカッティング刃先(23)
と、該直線パターンのカッティング刃先(23)と、該刃先
(23)の両端部に平面的に見た場合にV字型パターンをし
たコーナーカッティング刃先(24),(24) とを備え、刃先
(24)のV字型角部を互いに対向するように配置して前記
直線状パターンの刃先(23)の両端部に連続させてある。
なお、上記実施例におけるそれぞれ横方向カッティング
手段(17),(18) は、前記直線パターンのカッティング刃
(23)とV字型パターンのコーナーカッティング刃(24),
(24) とを、カッティング定盤(17b),(18b) に対向して
上下動作する1個の刃支持用ホルダー部に一体に取り付
けるものであるが、必要に応じては、それぞれ刃(23)、
(24),(24) を別個の支持用ホルダーに取り付けることが
できる。
【0029】前記コーナーカッティング刃先(24)のV字
型パターン角部を挟む各二辺部は、それぞれ直線状、ま
たは所定の曲率Rを有して互いに内側に凸に弯曲した形
状である。また、前記直線状カッティング刃先(23)と、
その両端にあるV字型コーナーカッティング刃先(24),
(24)とにより形成されるカッティングラインの横方向の
全幅(一方のV字開放端部と他方のV字型開放端部との
離間距離) は、少なくとも縦スリット断裁後に横方向カ
ッティングを行う分割長尺シート(a) 各列の長尺シート
(a) の幅より長いことが望ましい。
【0030】前記図1、図2に示すように、縦シール
(1) と横シール(2) を入れ、縦スリット手段(14)にて縦
方向に分割された長尺シート(a) の横シール(2) 領域内
は、図3に示すように、分割した各長尺シート(a) の1
列毎に列送行方向( 矢印方向)に対して直角に配置した
横方向カッティング手段(17)と、横方向カッティング手
段(18)に設置したそれぞれカッティング刃(17a),(18a)
の直線状カッティング刃先(23)と連続するV字型カッテ
ィング刃先(24)による連続したカッティングラインによ
ってカッティングされてシート状の袋状体(A) が製造さ
れるものである。
【0031】次に、本発明の第2の発明について、図4
に従って説明すれば、長尺シート(a) の幅方向の両端に
縦シール(1) を施し、該両側の縦シール(1),(1) の間の
中央部に縦スリット手段(14)を設置して、前記縦シール
(1),(1) 間を縦にシート送行方向に沿ってスリット断裁
するもので、縦横シール手段(12),(13) によってそれぞ
れ縦シール(1) と横シール(2) を施した後に、長尺シー
ト(a) を2列に分割するためのものであり、カッターナ
イフ類の刃材、又はロータリーカッター類の刃材を使用
できる。なお、該スリット手段(14)の直前には、長尺シ
ート(a) ガイド用のガイドローラー(15)を設けことがで
きる。なお、第2の発明においては、袋状体(A) の開口
部は、シート送行方向に沿って形成される。又、第2の
発明においては、横シール(2) のピッチ間隔Pと同一ピ
ッチ間隔P及び同一位相にて、横方向カッティング手段
(17),(18) により、各列毎に横カッティングとコーナー
カッティングを行なうものである。
【0032】
【発明の効果】本発明方法は、V字型コーナーカッティ
ングラインと横カッティングとを一体としたカッティン
グ刃によって長尺シートの縦横シール部をカッティング
して、コーナーカッティング部を備えた袋状体を製袋す
る方法であり、横カッティングの際に、V字型コーナー
カッティングラインと横カッティングラインとの不一致
(不整合)状態が決して発生せず、製袋された袋状体の
端縁部に、従来のような縦カッティング刃又は横カッテ
ィング刃と、コーナーカッティング刃とのカッティング
ラインの不一致による突起部が発生することなく良好な
コーナーカッティング部を備えた製袋が実施でき、製袋
加工に顕著な効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明方法の一実施例を説明する製袋工程
の平面図である。
【図2】本発明方法の一実施例を説明する製袋工程の側
面図である。
【図3】第1の発明方法の一実施例における縦方向カッ
ティングと横方向カッティングを説明する平面図であ
る。
【図4】第2の発明方法の一実施例における縦方向カッ
ティングと横方向カッティングを説明する製袋工程の平
面図である。
【図5】従来の製袋工程におけるコーナーカッティング
の状態を示す平面図である。
【図6】コーナーカッティングを備える一般的な袋状体
を説明する平面図である。
【図7】従来のコーナーカッティング方法を説明する部
分拡大平面図である。
【図8】従来のコーナーカッティング方法により得られ
るコーナーカッティング部を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 …縦シール部 2 …横シール部 3 …コーナー打抜カ
ッティング手段 3a…菱形打抜カッティング刃 4 …打
抜部 4a,4b …打抜先端部 5 …縦スリット手段 6 …横カッティング手段 7 …袋状体開口部 8 …コー
ナーカッティング部 9…縦カッティングライン 10…
横カッティングライン 11…突起部 12…縦シール手段
13…横シール手段 14…縦スリット手段 15…ガイド
ローラー 16…ガイドローラー 17…横方向カッティン
グ手段 18…横方向カッティング手段 19…インフィー
ドローラー 20…送行調整ガイドローラー 21,22 …ア
ウトフィードローラー 23…直線パターンカッテイング
刃先 24…V字型コーナーカッティング刃先 a …長尺
シート A …袋状体 B …拡大部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面シール可能な重ね合わせ長尺シートを
    送行させつつ、加熱シール手段にてシート送行方向に数
    列の縦シールと、幅方向に所定ピッチ間隔毎に横シール
    とを施し、シート送行方向に沿って縦シール領域内を縦
    スリット断裁して長尺シートを数列に分割送行させ、平
    面略V字型であってそのV字角の先端を互いに対向させ
    た一対のコーナーカッティング刃と該対向するV字角先
    端を結ぶ直線状の横カッティング刃とを備えた横方向カ
    ッティング手段にて長尺シートの各列毎に前記横シール
    の1/2ピッチ間隔毎に横方向にカッティングしてコー
    ナーカッティング部を備えた袋状体を製造することを特
    徴とする製袋方法。
  2. 【請求項2】内面シール可能な重ね合わせ長尺シートを
    送行させつつ加熱シール手段にてシート送行方向に数列
    の縦シールと、幅方向に所定ピッチ間隔毎に横シールと
    を施し、シート送行方向に沿って縦シール領域内及び縦
    シール間の中間部を縦スリット断裁して長尺シートを数
    列に分割送行させ、平面略V字型であってそのV字角の
    先端を互いに対向させた一対のコーナーカッティング刃
    と該対向するV字角先端を結ぶ直線状の横カッティング
    刃とを備えた横方向カッティング手段にて長尺シートの
    各列毎に前記横シールと同一ピッチ間隔毎に横方向にカ
    ッティングしてコーナーカッティング部を備えた袋状体
    を製造することを特徴とする製袋方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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