JPH0581841U - スリット走査型投影露光装置 - Google Patents

スリット走査型投影露光装置

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JPH0581841U
JPH0581841U JP2861292U JP2861292U JPH0581841U JP H0581841 U JPH0581841 U JP H0581841U JP 2861292 U JP2861292 U JP 2861292U JP 2861292 U JP2861292 U JP 2861292U JP H0581841 U JPH0581841 U JP H0581841U
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JP
Japan
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slit
photomask
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light
exposure apparatus
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Application number
JP2861292U
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English (en)
Inventor
純 野中
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スリット走査型投影露光装置における光源か
らの光の有効利用を図り、露光装置の大型化を回避する
一方で露光時間の短縮を可能にする。 【構成】 フォトマスク6とワーク7とを走査テーブル
1上に載置した上でフォトマスク6をスリット状に照明
し、このスリット状照明部分を投影光学系によりワーク
に結像させながら走査テーブルを移動させるスリット走
査型投影露光装置において、同一光源8からの光を複数
個のスリット9(9a,9b)を用いてそれぞれフォト
マスク6の異なる部分を照明し、かつこれらスリット状
照明部分S1,S2をそれぞれ個別の投影光学系11,
12によりワーク7に投影露光するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスリット走査型投影露光装置に関し、特に露光時間の短縮を図った露 光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の露光装置として、例えば本出願人が提案したものがある(平成3年特 許願第287432号)。この露光装置は、所要のパターンが形成されたフォト マスクと、パターンが露光されるワークとを同一のテーブルに載置し、フォトマ スクのスリット状の領域をミラーと投影レンズで構成された投影光学系によりワ ークに投影させる。そして、テーブルを投影光学系に対して移動させることで、 フォトマスクを走査しながらワークに対するパターン投影を可能とするものであ る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この先の露光装置では、投影光学系が1つの系統であるため、フォトマスクを 照明する光源からの光のうち、投影光学系で走査を行うスリット状の領域の光の みが利用され、スリット以外の領域の光は利用されないことになる。このため、 光源の全光量に対する投影光量の割合が小さく、露光を完了するまでの時間が長 くなるという問題がる。
【0004】 或いは、露光時間を短縮するためには、光源に大光量のものを用いる必要があ り、露光装置の大型化、高価格化をまねき、実用的ではないという問題がある。 本考案の目的は、光源からの光の有効利用を図り、露光装置の大型化を回避す る一方で露光時間の短縮を可能にしたスリット走査型投影露光装置を提供するこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の露光装置は、同一光源からの光を複数個のスリットを用いてそれぞれ フォトマスクの異なる部分を照明し、かつこれらスリット状照明部分をそれぞれ 個別の投影光学系によりワークに結像するように構成する。
【0006】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の概 略斜視構成図、図2はその正面構成図である。これらの図において、1は走査テ ーブルであり、一対のレール2上を往復移動できるように構成される。この走査 テーブル1上には走査テーブルと略同形状のキャリッジ3がノブ4により上下位 置が調整できるように搭載され、更にこのキャリッジ3上の一側には支持台5が 搭載されてここにフォトマスク6が支持される。この支持台はキャリッジ3上で のX方向、Y方向の平面位置が調整可能とされているがそのための機構の図示は 省略する。又、前記キャリッジ上の他側にはフォトマスク6のパターンが投影さ れるワーク7が載置されている。
【0007】 一方、前記走査テーブル1の下方、更に言えばフォトマスク6を支持する支持 台5の下方位置には光源8が配置され、かつ光源と走査テーブルとの間には前記 レール2と直交する方向に延びる一対のスリット9a,9bを互いに所要の間隔 で離して形成したスリット板9が配置される。又、光源8とこのスリット板9と の間にはコンデンサレンズ10が介挿され、コンデンサレンズ10は光源8から の光をそれぞれのスリット9a,9bに集光させる。
【0008】 又、前記走査テーブルの上方には、一対の投影光学系11,12が配設される 。これら投影光学系11,12は、それぞれの投影レンズ13,14が前記レー ル2方向に向けて配置されており、各投影レンズ13,14と前記フォトマスク 6及びワーク7との間にはそれぞれ走査テーブル1の上面に対して45度傾斜さ れたミラー15〜20を配設している。ここで、ミラー15〜17はスリット9 aからの光を垂直に反射させて投影レンズ13に入射させるように構成し、ミラ ー18はスリット9bからの光を垂直に反射させて投影レンズ14に入射させる ように構成する。又、ミラー19,20はそれぞれ投影レンズ13,14からの 光を垂直に反射させてワーク7上に投射するように構成される。尚、この実施例 においては、一方の投影光学系11に設けたミラー15〜17は、他方の投影光 学系12との光軸距離を等しくするために複数枚のミラー構成とされている。
【0009】 この構成によれば、光源8からの光はコンデンサレンズ10で集光された上で 対応するスリット9a,9bを通して射出され、走査テーブル1及び支持台5を 通してフォトマスク6をスリット状S1,S2に照明する。更に、フォトマスク 6を透過した光はそれぞれの投影光学系11,12によりワーク上に結像される 。即ち、フォトマスク6の透過光はミラー15,16,17と、18とでそれぞ れ走査テーブル1の上面と平行な方向に反射され、投影レンズ13,14を透過 し、ミラー19,20で走査テーブルの上面と垂直な方向に向けて反射されてワ ーク7上に結像される。一方、走査テーブル1はレール2上を移動されるため、 一対のスリット9a,9bによりスリット状照明部分はフォトマスク6上で走査 されることになり、この結果このスリット状照明部分はワーク7面上を移動され ながら順次投影露光されることになり、走査による投影露光が行われる。
【0010】 そして、このとき一対のスリット9a,9bが隣接されているため、フォトマ スク6ではスリット状照明部分S1,S2が並列された状態となり、したがって フォトマスクの同一パターンが連続して2回照明され、これに対応してワーク7 では同一部分が連続して2回投影露光されることになる。このとき各スリット9 a,9bを通してフォトマスク6の照明を行い、かつワーク7に対して露光を行 うために用いられるそれぞれの光は同一光源8からの光を利用しているため、結 果として2倍の光量で露光を行うことと等価になる。これにより、従来に比較し て露光光量を増大させ、その分露光時間を短縮することが可能となる。一方、露 光光量を2倍にしても光源は従来と同一のものでよく、露光装置が大型になるこ とはない。 尚、前記実施例ではスリットを2個設けた例を示しているが、スリット及び投 影光学系を3個以上設けてもよい。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、同一光源からの光を複数個のスリットを用いて それぞれフォトマスクの異なる部分を照明し、このスリット状照明部分をそれぞ れ個別の投影光学系によりワークに結像するように構成しているので、光源の光 を有効利用して露光光量を増大させ、露光時間を短縮することができるとともに 、光源に大光量のものを用いる必要もなく、露光装置の大型化が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の光学系の斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【符号の説明】
1 走査テーブル 6 フォトマスク 7 ワーク 8 光源 9 スリット板 11,12 投影光学系 13,14 投影レンズ 15〜20 ミラー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトマスクとワークとを走査テーブル
    上に載置した上でフォトマスクをスリット状に照明し、
    このスリット状照明部分を投影光学系によりワークに結
    像させた状態で前記走査テーブルを移動させるようにし
    たスリット走査型投影露光装置において、同一光源から
    の光を複数個のスリットを用いてそれぞれフォトマスク
    の異なる部分を照明し、かつこれら複数のスリット状照
    明部分をそれぞれ個別の投影光学系によりワークに結像
    するように構成したことを特徴とするスリット走査型投
    影露光装置。
JP2861292U 1992-04-03 1992-04-03 スリット走査型投影露光装置 Pending JPH0581841U (ja)

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JP2861292U Pending JPH0581841U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 スリット走査型投影露光装置

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JP (1) JPH0581841U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242173A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Orc Mfg Co Ltd 露光描画装置
JP2008268888A (ja) * 2007-03-28 2008-11-06 Orc Mfg Co Ltd 露光描画装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008242173A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Orc Mfg Co Ltd 露光描画装置
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