JPH0581772U - 車両用レーダ装置 - Google Patents

車両用レーダ装置

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JPH0581772U
JPH0581772U JP2912492U JP2912492U JPH0581772U JP H0581772 U JPH0581772 U JP H0581772U JP 2912492 U JP2912492 U JP 2912492U JP 2912492 U JP2912492 U JP 2912492U JP H0581772 U JPH0581772 U JP H0581772U
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繁 平山
孝史 山本
誠 山ノ井
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Koito Manufacturing Co Ltd
Hino Motors Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停車中での光軸調整を可能とする。 【構成】 走行速度が35km/h以下であれば、前方
物体までの距離の測定は行わない。但し、ダイアグモニ
タが接続されいて、接続後音量調整スイッチが3秒間押
し続けられた場合には、停車状態であることを確認のう
え(ステップ104)、またダイアグモニタ5が接続さ
れていることを確認のうえ(ステップ105)、前方物
体までの距離の測定を許可する(ステップ106)。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、走行速度が所定値以下であるとき前方物体までの距離の測定を禁 止する車両用レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、高速道路上での居眠り運転や脇見運転による追突事故などを未然に防止 することを目的として、車両用レーダ装置が提案されている。 図5は、この種の車両用レーダ装置としてレーザレーダ3をトラック1に搭載 し、前方車両2との間の車間距離Dを測定している状況を示す図である。 同図において、3−1はレーザレーダヘッドであり、送光部と受光部とを有し ている。送光部から送られたレーザ光LSは、前方車両2の後端部に組み付けら れたリフレクタ4で反射し、反射レーザ光LRとして受光部へ導かれる。レーザ レーダ3では、レーザ光LSの発射タイミングと反射レーザ光LRの受光タイミ ングとから車間距離Dを演算し、この演算した車間距離Dを運転席に設けられた ディスプレイユニット3−2(図6参照)にて表示する。 ディスプレイユニット3−2には、その前面に車間距離表示部3−21が設け られており、測定される刻々の車間距離Dがこの車間距離表示部3−21にてデ ジタル表示される。 トラック1と前方車両2とが接近し、車間距離Dが安全車間距離以下になると 、ディスプレイユニット3−2に設けられたブザー(図示せず)が追突警報を発 する。なお、上記した安全車間距離は、速度検出センサ3−4から出力される車 速パルスに基づき、自車速度を計算したうえ、この自車速度に応じて変化するも のとされている。
【0003】 このレーザレーダ3では、トラック1の走行速度が例えば35km/h以下に なると、その作動が自動的に停止する。すなわち、35km/h以下になると、 その寿命を長くさせることを目的として、また電力消費の軽減を目的として、レ ーザダイオードの駆動を自動的に停止し、前方物体までの距離の測定が禁止され る。このとき、車間距離表示部3−21での表示は「−−」となり、安全車間距 離については設定そのものが行われない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のレーザレーダ3によると、走行速度が35k m/h以下であるとき前方物体までの距離の測定が禁止されるため、すなわちレ ーザダイオードの駆動が禁止されるため、停車中に光軸調整を行うことができな いという問題がある。 このような問題に対して、疑似車速パルス発生器を用意し、疑似的に走行車速 度を高め、レーザダイオードを強制的に駆動させるものとして、光軸調整を行う ことが考えられている。 しかし、このような方式を採用すると、疑似車速パルス発生器という特殊な他 に使い道のないものを用意しなければならない。 また、疑似的にしろ走行速度を高めるため、走行速度に応じた安全車間距離の 設定がなされ、光軸調整時に追突警報が発せられ、耳ざわりとなる。 また、疑似車速パルス発生器の取り外しを忘れた場合、走行中における安全車 間距離の設定が狂ってしまい、安全上問題となる。また、実走行中、光軸調整を する使用者がいるかもしれず、危険である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような課題を解決するためになされたもので、少なくとも停車中 での前方物体までの距離の測定を、所定のスイッチ操作に応じて許可するように したものである。
【0006】
【作用】
したがってこの考案によれば、所定のスイッチ操作を行えば、停車中、自車速 度を疑似的に高めることなく、前方物体までの距離の測定を行うことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案に係る車両用レーダ装置を実施例に基づき詳細に説明する。
【0008】 図2はこの車両用レーダ装置の一実施例であるレーザレーダの制御部の要部構 成を示すブロック図であり、この制御部3−3はディスプレイユニット3−2’ (図3参照)内に構築されている。
【0009】 ディスプレイユニット3−2’は、図6に示したディスプレイユニット3−2 と対応するものであって、本実施においてはダイアグモニタ(後述)用の接続カ プラ3−22’を備えている。なお、図3において、3−21’は車間距離表示 部、3−23’は追突警報の音量調整スイッチ、3−24’は安全車間距離の遠 中近モード設定スイッチ(距離スイッチ)、3−25’は故障表示ランプ、3− 26’は電源スイッチである。
【0010】 制御部3−3は、CPU3−31,ROM3−32,RAM3−33を備え、 各種入力情報がインターフェイス3−34を介してCPU3−31へ与えられ、 CPU3−31での各種処理情報がインターフェイス3−34を介して出力され る。
【0011】 本実施例のレーザレーダでは、電源スイッチ3−26’をオンとした状態で、 停車中に、図4に示すように、ディスプレイユニット3−2’のカプラ3−22 ’へカプラ5−1を嵌め合わせてダイアグモニタ5を通信ケーブル5−2を介し て接続し、音量調整スイッチ3−23’を3秒間押し続けると、現在出力してい るダイアグコードの転送終了後、前方物体までの距離の測定が許可される。
【0012】 すなわち、走行速度が35km/h以下であるがために禁止されていた前方物 体までの距離の測定が、停車状態でディスプレイユニット3−2’にダイアグモ ニタ5を接続し、音量調整スイッチ3−23’を3秒間押し続けるというスイッ チ操作に応じて、許可される。
【0013】 上述した動作をさらに詳しく述べると、CPU3−31は、走行速度が3.6 km/h以下である場合を停車状態と判定し、停車状態においてディスプレイユ ニット3−2’へダイアグモニタ5が接続されると、故障の種類に応じて「−1 −」,「−2−」等の表示を車間距離表示部3−21’上で行うと共に、その表 示内容を示すダイアグコードをダイアグモニタ5へ転送する。このとき、ディス プレイユニット3−2’の故障表示ランプ3−25’およびダイアグモニタ5の LED5−3は、同期して点滅する。
【0014】 ダイアグモニタ5へのダイアグコードの転送終了後、CPU3−31は、音量 調整スイッチ3−23’が3秒間押し続けられた事実に基づき、レーザダイオー ドを駆動し、前方物体までの距離の測定を許可する。これにより、停車中、レー ザダイオードの光軸調整が可能となる。この場合、35km/h以下の走行速度 域では安全車間距離が設定されないため、光軸調整時に追突警報が発せられるこ とはない。
【0015】 光軸調整後、ダイアグモニタ5をディスプレイユニット3−2’から切り離す と、レーザダイオードが非駆動状態とされ、前方物体までの距離の測定は禁止状 態へ戻される。
【0016】 なお、前方物体までの距離の測定が許可されている状態で、走行速度が3.6 km/h以上となるか、または電源スイッチ3−26’がオフ状態とされると、 35km/h以下の走行速度域で許可されていた前方物体までの距離の測定は禁 止状態へ戻される。
【0017】 図1は上述したCPU3−31の処理動作を簡略化して示したフローチャート である。 CPU3−31は、ROM3−32に格納されたプログラムに従い、ステップ 101において走行速度を監視する。走行速度が35km/h以上であれば、前 方物体までの距離の測定を行う(ステップ102)。走行速度が35km/h以 下であれば、前方物体までの距離の測定は行わない。
【0018】 但し、ステップ101を経たステップ103において、「カプラ接続信号が発 生中で、カプラ接続信号発生後、スイッチが3秒以上継続して押された」ことを 確認すると、すなわち「ディスプレイユニット3−2’へダイアグモニタ5が接 続されいて、接続後、音量調整スイッチ3−23’が3秒間押し続けられた」こ とを確認すると、停車状態であることを確認のうえ(ステップ104)、またダ イアグモニタ5が接続されていることを確認のうえ(ステップ105)、前方物 体までの距離の測定を開始する(ステップ106)。そして、ステップ104へ 戻り、以降の動作を繰り返す。
【0019】 ステップ104にて停車状態が確認されなくなると、すなわち走行速度が3. 6km/h以上となると、またステップ105にてダイアグモニタ5との接続状 態が確認されなくなると、ステップ101へ戻り、それまで許可していた前方物 体までの距離の測定を禁止状態へ戻す。
【0020】 なお、上述した実施例においては、停車状態でディスプレイユニット3−2’ へダイアグモニタ5を接続し音量調整スイッチ3−23’を3秒間押し続けた場 合に距離の測定を許可するものとしたが、例えば専用のスイッチをディスプレイ ユニット3−2’へ設けるものとし、ダイアグモニタ5の接続に関係なく、この 専用のスイッチを停車状態でオンとした場合に距離の測定を許可するなどとして もよい。
【0021】 また、上述した実施例においては、前方物体までの距離の測定を許可する範囲 を3.6km/h以下(停車状態)としたが、さらにその速度域を広げてもよく 、完全に停車しているときにのみ許可するものとしてもよい。
【0022】
【考案の効果】 以上説明したことから明らかなように本考案によれば、所定のスイッチ操作を 行えば、停車中、走行速度を疑似的に高めることなく、前方物体までの距離の測 定を行うことができ、すなわち走行速度を疑似的に高めることなく停車時に光軸 調整を行うことが可能となり、疑似車速パルス発生器の使用を不要として、疑似 車速パルス発生器を使用することによる各種問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した制御部におけるCPUでの特有の
処理動作を簡略化して示したフローチャート。
【図2】本考案に係る車両用レーダ装置の一実施例であ
るレーザレーダの制御部の要部構成を示すブロック図。
【図3】このレーザレーダのディスプレイユニットを示
す正面図。
【図4】このディスプレイユニットにダイアグモニタを
接続した状態を示す図。
【図5】レーザレーダをトラックに搭載し前方車両との
間の車間距離を検出している状況を示す図。
【図6】従来のレーザレーダのディスプレイユニットを
示す正面図。
【符号の説明】
3−2’ ディスプレイユニット 3−21’ 車間距離表示部 3−22’ カプラ 3−23’ 音量調整スイッチ 5 ダイアグモニタ 5−1 カプラ 5−2 通信ケーブル 3−3 制御部 3−31 CPU 3−32 ROM 3−33 RAM 3−34 インターフェイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山ノ井 誠 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行速度が所定値以下であるとき前方物
    体までの距離の測定を禁止する車両用レーダ装置におい
    て、 少なくとも停車中での前方物体までの距離の測定を所定
    のスイッチ操作に応じて許可する距離測定許可手段を備
    えたことを特徴とする車両用レーダ装置。
JP1992029124U 1992-04-06 1992-04-06 車両用レーダ装置 Expired - Fee Related JP2578181Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11342830A (ja) * 1998-06-03 1999-12-14 Nippon Seiko Kk 車両用乗員拘束保護装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827708U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 日産自動車株式会社 車間距離検知装置
JPH0320791U (ja) * 1989-07-12 1991-02-28
JPH04242899A (ja) * 1990-12-28 1992-08-31 Mitsubishi Automob Eng Co Ltd 車間距離検知・警報装置におけるレーザレーダの光軸調整方式

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