JPH058134U - 軸封装置 - Google Patents

軸封装置

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Publication number
JPH058134U
JPH058134U JP404320U JP40432090U JPH058134U JP H058134 U JPH058134 U JP H058134U JP 404320 U JP404320 U JP 404320U JP 40432090 U JP40432090 U JP 40432090U JP H058134 U JPH058134 U JP H058134U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust seal
lip
dust
housing
locking lip
Prior art date
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Pending
Application number
JP404320U
Other languages
English (en)
Inventor
田 行 博 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP404320U priority Critical patent/JPH058134U/ja
Publication of JPH058134U publication Critical patent/JPH058134U/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、加工性、組付性を向上さ
せ、併せてダストシールの抜けを図ること。 【構成】 ダストシールの外端に外方に傾斜する係止リ
ップを設け、この係止リップをハウジングの内周に係合
させ、係止リップの抵抗でダストシールの抜け防止を図
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は油圧シリンダ等のアクチュエータにおける軸封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種、従来のアクチュエータたる油圧シリンダの軸封装置として、例えば図 5に示すものが開発されている。
【0003】 これは、シリンダ1内にハウジングたるベアリング2を設け、シリンダ1内に はピストンを介してロッドたるピストンロッド3が摺動自在に挿入され、ベアリ ング2の内周に設けたダストシール10のダストリップ11とオイルリップ12 とがピストンロッド3の外周に摺接してダストの侵入を防止すると共にオイルの 漏れを防止している。
【0004】 ダストリップ10は外周を金環13で保護され、更にベアリング2の内周に植 立したストッパ14で抜け止めを図っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の軸封装置ではストッパ14を設けるためにベアリング2 の内周に係止溝15を形成し、この係止溝15内にストッパ14を嵌合している ため、部品点数が多く、溝加工が困難であり、ダストシール10とストッパ14 との二つの組付け作業を必要とし、経済性、加工性、組付性に劣るものである。
【0006】 そこで、本考案の目的は部品点数が少なく、溝加工を必要とせず、組付性が向 上し、併せてダストシールの抜け防止が図れる軸封装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の構成はハウジング内にロッドを摺動自在 に挿入させ、ハウジングの内周に設けたダストシールのダストリップをロッド外 周に摺接させている軸封装置において、前記ダストシールの外端に外方に傾斜す る係止リップを設け、この係止リップをハウジングの内周に係合させたことを特 徴とするものである。
【0008】
【作用】
ダストシールにロッドの摺動時、又は内圧が作用して外方に抜け方向の力が作 用した時係止リップがハウジング内周に対してつっ張る為に抜け方向と逆の抵抗 が発生しダストシールの抜け防止が達成される。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例に係るアクチュエータたる油圧シリンダの軸封装置を 示す。
【0011】 シリンダ1内にハウジングたるベアリング2内にピストンを介してピストンロ ッド3が摺動自在に挿入され、ベアリング2の内周にはダストシール10とオイ ルシールOとブッシュBが設けられ、ダストシール10とオイルシールOとブッ シュBはピストンロッド3の外周に摺接し、ダストシール10の本体10aには ダストの侵入を防止するダストリップ11とオイルの漏れを防止するオイルリッ プ12とが設けられている。
【0012】 ダストシール10はベアリング2に設けた内周溝16内に嵌合し、その外周は 金環13で補強されると共に金環13を介してベアリング2の内周に当接してい る。
【0013】 ダストシール10の本体10aの外端、即ち、ダストリップ11と同一面側に は外方に傾斜する係止リップ4を形成し、この係止リップ4の外周端をベアリン グ2の内周面に係合させている。
【0014】 ダストシール10の本体10aは例えば、ゴムで成形され、係止リップ4は本 体10aと同一材料で一体成形されている。
【0015】 図2は本考案のダストシールの他の実施例を示し、これは係止リップ5を金属 でリング状に成形し、この係止リップ5の基端内周部を金環13にスポット溶接 すると共に基端外周部をダストシール10の本体10aでモールド結合したもの である。
【0016】 図3は他の実施例を示し、これは係止リップ6を金属又はゴムで成形し、その 環状基端部の外周に複数の突片6aを形成し、基端部をダストシール10の本体 10aでモールド結合したものである。
【0017】 図4は他の実施例を示し、これは金環13の外周に係止片13aと係止リップ 7とを交互に成形し、係止片13aを下方に折り曲げてモールド結合させ、係止 リップ7を外方に折り曲げて傾斜させ、これをベアリング2の外周に結合させた ものである。図1、図2、図3の作用、効果は図1の実施例と同じである。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば次の効果がある。 ダストシールの外端に外方に傾斜する係止リップが設けられ、この係止リップ がハウジングの内周に係合しているから、ダストシールに外方に抜け方向の力が 作用しても、係止リップがつっ張って抵抗が発生し、抜けが防止される。 ダストシールをハウジングに保持するためのストッパや、このストッパを固定 する溝加工を必要としないから、部品点数が少なく、加工性が向上し、組付性も 向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る軸封装置の断面図であ
る。
【図2】他の実施例に係るダストシールの断面図であ
る。
【図3】他の実施例に係るダストシールの断面図であ
る。
【図4】他の実施例に係るダストシールの断面図であ
る。
【図5】従来の軸封装置の断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ハウジングたるベアリング 3 ロッドたるピストンロッド 4,5,6,7 係止リップ 10 ダストシール 10a 本体

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ハウジング内にロッドを摺動自在に挿入
    させ、ハウジングの内周に設けたダストシールのダスト
    リップをロッド外周に摺接させている軸封装置におい
    て、前記ダストシールの外端に外方に傾斜する係止リッ
    プを設け、この係止リップをハウジングの内周に係合さ
    せたことを特徴とする軸封装置。
JP404320U 1990-12-21 1990-12-21 軸封装置 Pending JPH058134U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP404320U JPH058134U (ja) 1990-12-21 1990-12-21 軸封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP404320U JPH058134U (ja) 1990-12-21 1990-12-21 軸封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058134U true JPH058134U (ja) 1993-02-05

Family

ID=18513998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP404320U Pending JPH058134U (ja) 1990-12-21 1990-12-21 軸封装置

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JP (1) JPH058134U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129543Y1 (ja) * 1966-07-28 1976-07-26

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52112048A (en) * 1976-03-13 1977-09-20 Freudenberg Carl Selfftightening ring packing

Patent Citations (1)

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