JP4595793B2 - 軸シール構造 - Google Patents

軸シール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4595793B2
JP4595793B2 JP2005338318A JP2005338318A JP4595793B2 JP 4595793 B2 JP4595793 B2 JP 4595793B2 JP 2005338318 A JP2005338318 A JP 2005338318A JP 2005338318 A JP2005338318 A JP 2005338318A JP 4595793 B2 JP4595793 B2 JP 4595793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
oil seal
lip
annular
seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005338318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007146879A (ja
Inventor
孝 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2005338318A priority Critical patent/JP4595793B2/ja
Publication of JP2007146879A publication Critical patent/JP2007146879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4595793B2 publication Critical patent/JP4595793B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

この発明は、軸シール構造に関し、特に、回転軸用のオイルシールと、オイルシールの抜け止め用の押え板を有する軸シール構造に関する。
従来の軸シール構造としては、例えば、図3に示すオイルシール55を用いた軸シール構造50が知られている。
この種の軸シール構造50では、静止部材に相当する軸ケース51と、該軸ケース51に対して回転する軸部材としての回転軸53が夫々配置され、軸ケース51と回転軸53との間に環状の隙間が形成されている。
環状の隙間に配置されたオイルシール55は、軸ケース51に保持されており、オイルシール55の内径部は、回転軸53の外周面54に摺接する環状のリップ部を備えている。
図3において右側(内側)のリップ部が主リップ部57であり、軸ケース51の内側からの潤滑油漏れを防止する。
また、図3における左側(外側)のリップ部はダストリップ部58であり、軸ケース51の外側からの塵埃や水分等の異物の侵入を防止する。
オイルシール55の外径部は軸ケース51に保持される保持部56を備えている。
因みに、この種のオイルシール55は、回転軸53用のオイルシール55として一般的なオイルシールであり、軸ケース51の外側から装着されるオイルシール55である。
さらに、軸シール構造50では、オイルシール55の外側端面59と当接する環状の押え板60が保持されている。
そして、軸ケース51の装着溝52には、Cリング61が装着されており、押え板60は、押え板60の外側に配置されたCリング61により抜け止めが図られている。
この軸シール構造50では、潤滑油の圧力あるいは機械的な力がオイルシール55に対する内圧として作用する場合、オイルシール55は外側へ移動しようするが、このとき、押え板60はオイルシール55の移動を防止する。
一方、関連する従来技術として、サイドリップを備えるオイルシールが存在する。
この種のオイルシールでは、主リップと、ダストリップと、サイドリップの夫々がリップ部に相当し、各リップが一体的に形成されている。
なお、オイルシールは押え板に相当する止め輪により静止部材に相当するケースからの抜け止めが図られている。
サイドリップは、軸部材において径方向に張設されたフランジ状の回転端面に摺接する(例えば、特許文献1を参照。)。
さらに、関連する別の従来技術として、油圧機械を操縦する操作弁に使用されるパッキングが存在する。
このパッキングでは、金属製補強環に設けたフランジ部と、ダストリップを備えたダストシールを重ねてパッキング押えによって、弁棒と弁体の間に介在させている。
つまり、ダストリップを有するダストシールは、シールリップを有するフランジ部と別体している(例えば、特許文献2を参照。)。
さらに別の関連する従来技術として、往復動軸用密封装置が存在する。
この往復動軸用密封装置におけるオイルシールは、金属製の取付環に軸方向内側を向いたピストンロッドの外周面に密接される主リップと、外筒及びロッドガイドとの間を密封する外周リップをゴム状弾性材料で一体成形したものであり、ダストシールは金属製の取付環に、軸方向外側を向いた状態でピストンロッドの外周面に密接されるダストリップゴム状弾性材料で一体成形したものとなっている(例えば、特許文献3を参照。)。
特開平8−14399号公報 実公昭56−47411号公報 特開2005−90569号公報
図3に示す従来の軸シール構造では、オイルシールの内側端面に作用する内圧が大きい場合には、押え板がオイルシールの外側端面を広く当接するように、押え板の径方向の寸法を大きく設定する必要がある。
押え板の径方向の寸法が大きく設定されると、オイルシールの外側端面における露出面積が相対的に少なくなり、例えば、特許文献1に示すサイドリップをオイルシールに設けることが困難となる。
また、内圧が大きい場合でも耐圧度の高いオイルシールを用いることも考えられるが、オイルシールの構造上の相違からオイルシールの装着の向きが軸部材の内側からとなる等、オイルシールの使用上の制約を受ける場合がある。
一方、特許文献2において示されるダストリップを有するダストシールが、シールリップを有するフランジ部と別体である場合でも、パッキング押えの径方向の寸法が大きく設定されると、サイドリップを設けることが困難であることに変わりはない。
他方、特許文献3において示される技術では、主リップと外周リップが金属製の取付環に一体形成されたオイルシールとは別に、ダストシールが別の金属製の取付環に一体形成されたダストリップを設けているが、軸部材に相当するピストンロッドは積極的に回転する軸部材ではない。
つまり、特許文献3において示されたオイルシールは、軸部材が積極的に回転される前提で構成されたオイルシールではなく、軸部材の回転に適したオイルシールではない。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、オイルシールが回転軸等の回転する軸部材に適用するオイルシールであるとき、サイドリップ等の新たなリップ体をオイルシールとは別に独立して設けることができる軸シール構造の提供にある。
上記課題を達成するため、本発明は、静止部材と、該静止部材に対して回転する軸部材が配置され、前記軸部材は、回転軸と、前記静止部材の外側端面と対向するフランジ状の環状部材とから構成され、前記環状部材は外径方向へ向かう複数箇所で屈曲され、前記静止部材と前記軸部材との間に環状の隙間が形成され、前記隙間に配置されるオイルシールが前記静止部材に保持され、前記オイルシールの内径部は、前記軸部材の外周面に摺接する環状のリップ部を備え、前記オイルシールの外径部は前記静止部材に保持される保持部を備え、前記オイルシールは前記静止部材の外側からの挿入により前記保持部に保持され、前記静止部材は、前記オイルシールの外側端面と当接する環状の押え板を保持する軸シール構造であって、前記押え板は、前記オイルシールと独立して前記環状部材の内側面と摺接する環状のリップ体を有することを特徴とする。
本発明では、環状の押え板が、オイルシールと独立して軸部材の外周面と摺接する環状のリップ体を有することから、押え板の径方向の寸法が大きく設定され、オイルシールの外側端面における露出面積が相対的に少なくなっても、無理なくサイドリップ等のリップ体をオイルシール以外に設けることができる。
また、本発明では、上記の軸シール構造において、前記リップ体は、前記オイルシールにおける前記リップ部と異なる材料により形成されてもよい。
この場合、オイルシールの外側に位置する押え板におけるリップ体の材料と、オイルシールにおけるリップ部の材料が夫々異なることにより、リップ体やリップ部に必要な機能に併せて材料を選択することができる。
本発明によれば、オイルシールが回転軸等の回転する軸部材に適用するオイルシールであるとき、サイドリップ等の新たなリップ体をオイルシールとは別に独立して設けることができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る軸シール構造について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る軸シール構造を軸部材の軸方向に沿って破断して示す断面図である。
図1に示すように、この実施形態に係る軸シール構造10は、静止部材である軸ケース11に装着されるオイルシール22と、オイルシール22の外側に配置される押え板と、軸部材としての回転軸18における環状部材19に摺接されるリップ体33と、押え板32の抜け止めを図るCリング34とから主に構成されている。
〔軸ケース、回転軸について〕
まず、軸ケース11と回転軸18について説明する。
軸ケース11は、軸ケース11に対して回転する回転軸18を挿通する挿通孔16を有している。
挿通孔16に挿通される回転軸18は、軸ケース11の内側(図1における右側)において軸受(図示せず)により支持されている。
回転軸18には、軸ケース11の外側端面12と対向するフランジ状の環状部材19が装着されており、環状部材19は回転軸18とともに軸部材を構成する。
環状部材19は、軸ケース11の外側から異物(例えば、塵埃及び水分。)が入りにくくするための部材であり、図1に示すように外径方向へ向かう複数の箇所で屈曲されている。
挿通孔16における軸ケース11の外側付近では、軸ケース11と回転軸18との間に環状の隙間が形成されている。
隙間において、軸ケース11の外側端面12から内側へ向けて比較的広く設定された空間部17が形成されている。
この空間部17はオイルシール22が収容される空間部であり、空間部17を臨む軸ケース11の内周面13の一部は、オイルシール22を保持する保持面として機能する。
保持面として機能する内周面13の一部は、回転軸18の軸芯方向と平行な面となっている。
空間部17を臨む軸ケース11の内周面13の外側付近にはCリング34を装着するための装着溝14が形成されている。
空間部17の軸方向の内側には、挿通孔16を縮径するように回転軸18へ向けて延設された軸ケース11の延設部15が形成されている。
延設部15の内周面は、回転軸18の外周面20と対峙して接近した状態にある。
延設部15の外側面には、装着されたオイルシール22の内側端面30が当接し、オイルシール22の内側への移動を規制する。
〔オイルシールについて〕
次に、オイルシール22について説明する。
オイルシール22は軸ケース11に保持され、回転する回転軸18に対して摺接する。
この実施形態のオイルシール22は、金属製の断面略L字状の補強環23と、補強環23を囲繞するフッ素ゴム製の弾性体24と、回転軸18に対する締め付け力を付与するガータスプリング31とから構成されている。
補強環23はオイルシール22の芯材としてオイルシール22の強度を維持する機能を有する。
弾性体24はフッ素ゴムを材料としていることから耐熱性に優れており、回転軸18が高速で回転し、弾性体24が回転軸18との摺接による熱を受けても変質するおそれは殆どない。
弾性体24の断面形態は略コ字状であり、弾性体24には補強環23の外周に位置する保持面に対応する保持部25と、延設部15寄りに設定された断面山形状のリップ部としての主リップ部26と、主リップ部26の外側に位置する別のリップ部としてのダストリップ部27が形成されている。
保持部25は、軸ケース11における内周面13の一部(保持面)に保持される外周面を形成している。
つまり、オイルシール22の外径部は、軸ケース11に保持される保持部25を備える。
主リップ部26は、回転軸18の外周面21に対して周方向に亘って当接し、オイルシール22の内側から外側への潤滑油漏れを防止する。
従って、回転軸18が回転すると、主リップ26は回転軸18の外周面21に摺接する。
主リップ部26の外周側には環状溝28が形成されており、環状溝28にガータスプリング31が装着されている。
装着溝28に装着されたガータスプリング31の締め付け力は主リップ部26を回転軸18の外周面21へ押し付ける付勢力となっている。
ダストリップ部27は、主リップ部26よりも外側に位置し、やや外側へ向けて張設されている。
ダストリップ部27の先端は、回転軸18の外周面21に対して周方向に亘って当接し、オイルシール22の外側からの異物(塵埃、水分等)の侵入を防止する。
つまり、オイルシール22の内径部は、回転軸18の外周面21に摺接する環状の主リップ部26とダストリップ部27を備える。
また、弾性体24の外側端面29は、回転軸18の軸芯方向と直角な環状の平面を形成して、オイルシール22の外側端面を構成し、さらに、補強環23の内側に位置する弾性体24の内側端面30が、オイルシール22の内側端面を構成している。
なお、この実施形態では、オイルシール22の内側となる軸ケース11内には、潤滑油が充填されている。
〔押え板について〕
次に、押え板32について説明する。
オイルシール22が軸ケース11に装着された状態では、環状の押え板32がオイルシール22の外側に配置される。
この実施形態では、オイルシール22の外側端面29の大部分と当接する押え板32となっている。
押え板32は、オイルシール22と独立して回転軸18と摺接する環状のリップ体33を有する。
図1に示すように、押え板32は、弾性材料から形成されたリップ体33を備える。
リップ体33の基部は、押え板32の内周面の外側寄りの一部と外側面の内周面寄りの一部に亘って溶着されている。
リップ体33における基部から先端部は、回転軸18の外周面21からやや離れるように外側へ張設されており、リップ体33の外側端は環状部材19の内側面に当接している。
リップ体33は環状部材19と軸ケース11の間に侵入する異物がオイルシール22へ入り込むことを防止する。
つまり、リップ体33はサイドリップとしての機能を実質的に果たす。
この実施形態では、リップ体33は二トリルゴム(NBR)を材料としており、オイルシール22において用いたフッ素ゴムと比較して耐熱性に劣るものの耐水性に優れている。
〔Cリングについて〕
Cリング34は、押え板32の外側への抜け止めを図るための部材であり公知のものであり、Cリング34は、軸ケース11の装着溝14に装着される。
この実施形態では、Cリング34は押え板32の外側面における外周付近に亘って当接可能である。
オイルシール22が内圧を受けて内側へ移動しようとする場合に、押え板32の外側面に当接してオイルシール22及び押え板32の移動を規制する。
次に、この実施形態に係る軸シール構造10を構成する各要素の組み付けの手順について説明する。
まず、軸ケース11に対してオイルシール22を軸ケース11の外側から装着する。
次に、押え板32をオイルシール22の外側に臨ませ、さらに、Cリング34を装着溝14に装着する。
最後に回転軸18を挿通孔16へ挿通すれば、軸シール構造10を構成する各要素の組み付けが完了する。
次に、この実施形態に係る軸シール構造10の作用について説明する。
回転軸18が回転すると、オイルシール22における主リップ部26及びダストリップ部27は、回転軸18の外周面21と摺接する、
このとき、押え板32におけるリップ体33は、環状部材19の内側面に対して摺接する。
オイルシール22の内側となる軸ケース11内に充填されている潤滑油は、主リップ部26により遮られてオイルシール22の外側へ漏れるおそれは少ない。
他方、環状部材19と軸ケース11の間から入り込む異物は、まず、リップ体33により遮られる。
リップ体33は耐水性に優れたニトリルゴムを用いていることから、水分に繰り返し曝されても変質するおそれは殆どない。
リップ体33を越えて軸ケース11の内側へ向けて侵入する異物が存在する場合、ダストリップ部27により遮られる。
ところで、潤滑油の圧力が高い場合や、回転軸18の軸方向への僅かな移動による機械的な力を受ける場合など、オイルシール22に対して内圧が作用する場合がある。
この場合、オイルシール22が軸ケース11に対して外側へ移動しようとする。
このとき、オイルシール22が軸ケース11に対して移動しようとしても、Cリング34により抜け止めが規制される押え板32が、オイルシール22の外側への移動を規制する。
この実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)環状の押え板32は、オイルシール22と独立して環状部材19の内側面と摺接する環状のリップ体33を有しているが、押え板32の径方向の寸法が大きく設定され、オイルシール22の外側端面29における露出面積が相対的に少なくなっても、無理なくサイドリップとして機能するリップ体33をオイルシール22以外に設けることができる。
(2)オイルシール22の外側に位置するリップ体33の材料と、オイルシール33における主リップ部26やダストリップ部27の材料が夫々異なることにより、リップ体33と、主リップ部26やダストリップ部27に必要な機能に併せて材料を選択することができる。
参考例
次に、参考例に係る軸シール構造について説明する。
図2に示すように、参考例に係る軸シール構造40の各要素は、リップ体を除き、基本的に第1の実施形態の軸シール構造10の各要素と同一構成である。
従って、参考例の軸シール構造40では、第1の実施形態と共通する要素については、第1の実施形態で用いた符号を共通して用い、第1の実施形態の説明を援用する
この参考例では、押え板32に設けられたリップ体41が、回転軸18における環状部材19ではなく、回転軸18の外周面21に当接するように設けられている。
従って、外側から内側へ向けてリップ体41、ダストシール部27、主リップ部26が
順番に位置することになる。
リップ体41を回転軸18の外周面に当接させる理由は、軸ケース11に対して回転軸18が軸方向に移動することがあっても、リップ体41と回転軸18との摺接状態が変わらず、リップ体41が回転軸18から離れることはない。
因みに、第1の実施形態のおけるリップ体33のように、リップ体33が環状部材19の内側面に当接する場合、軸ケース11に対して回転軸18が軸方向に大きく移動すると、リップ体33が回転軸18から離れたり、リップ体33が過度に変形するおそれがある。
参考例に係る軸シール構造40では、リップ体41が回転軸18の外周面21に摺接するため、上記の問題が生じることはない。
なお、本発明は、上記した第1の実施形態、参考例に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 第1の実施形態、参考例では、押え板におけるリップ体とオイルシールにおけるリップ部の材料を夫々異なる材料としたが、両者の材料が一致することを妨げる趣旨ではない。またオイルシールの弾性体の材料はフッ素ゴムに限らず適宜の弾性材料を選択でき、また、リップ体についてもアクリルゴム等の他の弾性材料を採用してもよい。
○ 第1の実施形態、参考例では、押え板の抜け止めを軸ケースに装着したCリングにより図るようにしたが、例えば、押え板を軸ケースに直接取り付けて固定するようにしてもよい。また、リップ体は押え板に対して溶着するだけでなく、例えば2枚の押え板の間にリップ体を配置して押え板によりリップ体を挟着するようにしてもよく、少なくとも、リップ体を押え板に取り付けることができる手段であればその手段は問われない。
○ 第1の実施形態、参考例では、軸シール構造の適用を具体的に示さなかったが、例えば、車両におけるブレーキ付近の車軸や駆動軸の回転軸に適用することができる。また、車両としては自動車のほか、荷役車両や建設車両を含む産業車両に本発明を適用することができる。
第1の実施形態に係る軸シール構造を軸部材の軸方向に沿って破断して示す断面図である。 参考例に係る軸シール構造の要部を軸部材の軸方向に沿って破断して示す断面図である。 従来の技術に係る軸シール構造の要部を軸部材の軸方向に沿って破断して示す断面図である。
符号の説明
10、40、50 軸シール構造
11、51 軸ケース
12 外側端面
13 内周面
14、52 装着溝
15 延設部
16 挿通孔
17 空間部
18、53 回転軸
19 環状部材
20、21、54 外周面
22、55 オイルシール
24 弾性体
26、57 主リップ部
27、58 ダストリップ部
32、60 押え板
33、41 リップ体
34、61 Cリング

Claims (2)

  1. 静止部材と、該静止部材に対して回転する軸部材が配置され、前記軸部材は、回転軸と、前記静止部材の外側端面と対向するフランジ状の環状部材とから構成され、前記環状部材は外径方向へ向かう複数箇所で屈曲され、前記静止部材と前記軸部材との間に環状の隙間が形成され、前記隙間に配置されるオイルシールが前記静止部材に保持され、前記オイルシールの内径部は、前記軸部材の外周面に摺接する環状のリップ部を備え、前記オイルシールの外径部は前記静止部材に保持される保持部を備え、前記オイルシールは前記静止部材の外側からの挿入により前記保持部に保持され、前記静止部材は、前記オイルシールの外側端面と当接する環状の押え板を保持する軸シール構造であって、前記押え板は、前記オイルシールと独立して前記環状部材の内側面と摺接する環状のリップ体を有することを特徴とする軸シール構造。
  2. 前記リップ体は、前記オイルシールにおける前記リップ部と異なる材料により形成されていることを特徴とする請求項1記載の軸シール構造。
JP2005338318A 2005-11-24 2005-11-24 軸シール構造 Expired - Fee Related JP4595793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005338318A JP4595793B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 軸シール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005338318A JP4595793B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 軸シール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007146879A JP2007146879A (ja) 2007-06-14
JP4595793B2 true JP4595793B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=38208530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005338318A Expired - Fee Related JP4595793B2 (ja) 2005-11-24 2005-11-24 軸シール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4595793B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6081179B2 (ja) * 2012-12-14 2017-02-15 Nok株式会社 密封装置
CN105765277B (zh) * 2013-12-10 2017-11-17 日本精工株式会社 密封机构、密封机构的驱动装置、输送装置和制造装置
WO2015087925A1 (ja) * 2013-12-10 2015-06-18 日本精工株式会社 シール機構、シール機構の駆動装置、搬送装置及び製造装置
JP6015715B2 (ja) * 2013-12-10 2016-10-26 日本精工株式会社 シール機構、シール機構の駆動装置、搬送装置及び製造装置
JP6020435B2 (ja) * 2013-12-10 2016-11-02 日本精工株式会社 回転機構、回転駆動装置、搬送装置及び製造装置
KR101956636B1 (ko) * 2018-10-19 2019-03-11 평화오일씰공업 주식회사 오일씰 성능향상을 위한 더스트 차단용 회전커버

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10205625A (ja) * 1997-01-23 1998-08-04 Nok Corp 密封装置
JPH11148558A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Nok Corp 密封装置
JP2005193357A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Fanuc Ltd 工作機械用モータの多段オイルシール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10205625A (ja) * 1997-01-23 1998-08-04 Nok Corp 密封装置
JPH11148558A (ja) * 1997-11-14 1999-06-02 Nok Corp 密封装置
JP2005193357A (ja) * 2004-01-09 2005-07-21 Fanuc Ltd 工作機械用モータの多段オイルシール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007146879A (ja) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1729045B1 (en) Sealing device for reciprocating shaft
JP4595793B2 (ja) 軸シール構造
JP5216084B2 (ja) リップタイプシール
JP5041137B2 (ja) 密封装置
JP6043304B2 (ja) 低トルクラジアル軸封止組立体
KR102080668B1 (ko) 피스톤 일체형 시일
JP2007278459A (ja) オイルシール
JP4002702B2 (ja) 流体圧アクチュエータ
KR101268732B1 (ko) 디스크 브레이크
JP6262961B2 (ja) 密封装置
JP4743380B2 (ja) オイルシール
CN212251132U (zh) 密封装置
WO2009084355A1 (ja) クラッチレリーズ軸受およびこれを備えるクラッチレリーズ軸受装置
JP7042909B2 (ja) 密封装置及び密封装置による密封方法
JP4578158B2 (ja) 流体式変速機のクラッチピストン
JP2009097607A (ja) オイルシール
CN220488289U (zh) 组合式双面密封油封
JP6868438B2 (ja) 密封装置
CN113939675A (zh) 密封装置
JP2007009931A (ja) 密封装置
JP2009180284A (ja) クラッチレリーズ軸受およびこれを備えるクラッチレリーズ軸受装置
JP2008057710A (ja) 密封装置
CN111902662B (zh) 密封装置
JP7224248B2 (ja) 密封装置
JP2009180244A (ja) クラッチレリーズ軸受およびこれを備えるクラッチレリーズ軸受装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100906

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees