JPH0579786B2 - - Google Patents

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JPH0579786B2
JPH0579786B2 JP86292659A JP29265986A JPH0579786B2 JP H0579786 B2 JPH0579786 B2 JP H0579786B2 JP 86292659 A JP86292659 A JP 86292659A JP 29265986 A JP29265986 A JP 29265986A JP H0579786 B2 JPH0579786 B2 JP H0579786B2
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JP
Japan
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hinge
mounting plate
intermediate member
rear end
hinge arm
Prior art date
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JP86292659A
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JPS62189273A (ja
Inventor
Retsuku Eeritsuhi
Burisutoru Kurausu
Rutsupurehitaa Herumuuto
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Julius Blum GmbH
Original Assignee
Julius Blum GmbH
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Publication date
Application filed by Julius Blum GmbH filed Critical Julius Blum GmbH
Publication of JPS62189273A publication Critical patent/JPS62189273A/ja
Publication of JPH0579786B2 publication Critical patent/JPH0579786B2/ja
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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/12Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame
    • E05D7/123Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture
    • E05D7/125Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture the hinge having two or more pins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/04Hinges adjustable relative to the wing or the frame
    • E05D7/0407Hinges adjustable relative to the wing or the frame the hinges having two or more pins and being specially adapted for cabinets or furniture
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/20Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は調節装置付きヒンジに関し、更に詳
しくは、家具躯体の側壁内面前端部分に固定され
た取付板に中間部材を介して脱着可能に取付けら
れ、かつヒンジリンクなどに依り扉の内面に埋設
されたヒンジケーシングの如き他方のヒンジ部材
を前端部分に枢着されたヒンジアームを有し、前
記中間部材の前端が取付板前端との間で回転軸受
により枢着可能に係合しており、かつ後端が取付
板後端の突出部に係合するフツク部材を有する旋
回レバーによつて固定されており、該取付板に対
して家具躯体の奥行き方向に沿つた中間部材の移
動を規制するために、該中間部材に形成された位
置決め縁とこれに係合するよう取付板側に配設さ
れた対向面とを有するヒンジに関するものであ
る。
普通のヒンジにおいては、ヒンジアームは締付
けスクリユによつて取付板に装着され、前記締付
けスクリユは一般に、細長い孔を貫通してヒンジ
アームの家具本体の奥行き方向への調節を可能に
させる。
最近、スナツプ嵌合によりヒンジアームを取付
板に装着する方式が知られてきた。例えば、ドイ
ツ連邦共和国特許第3026796A1号明細書および同
第3039328A1号明細書において、1つのヒンジア
ームと1つの装着板をもつヒンジが示され、ここ
において、固定される2つの部材が、ヒンジアー
ムを装着板の案内部分に挿入しかつヒンジアーム
を長さ方向へ移動することによつて、互いにスナ
ツプ嵌めされる。取付板にヒンジアームを固定す
る同様の方法がドイツ連邦共和国特許第
2460127A1号明細書に開示され、このヒンジにお
いて、ヒンジアームが取付板の横方向案内部分内
に挿入可能で、かつ偏心部材によつて取付板に締
付けることができる。
ヒンジアームの上述の固定方法は、ヒンジアー
ムが家具本体を組み立てる際に取付板に極めて迅
速に固定できること、および取付作業には工具を
必要としないという利点をもつ。この利点はヒン
ジアームが取り付けられる間は扉を保持しなけれ
ばならないので重要な利点とは言えない。例え
ば、扉を一方の手で保持しかつ他方の手でヒンジ
アームを取り付け、この場合、ヒンジアームが締
付けスクリユを用いて固定されるときにはねじ回
しで締付スクリユを締付けるのにさらに第2の人
手が必要である。
ヒンジアームまたは中間部材が前方から取付板
に挿入されなければならない構造のヒンジはしば
しば傾きが生ずるという不利点がある。これは多
数のヒンジをもつ丈の高い扉の場合に、特に多く
オーストリア国特許第360856号明細書に開示され
たヒンジは、その中間部材が一端において取付板
と係合されかつ他端には旋回レバーを具備し、こ
のレバーを用いて中間部材が取付板に固定され
る。この発明の課題はそのようなヒンジを改良す
ることである。
ヨーロツパ特許第A3−0043903号明細書には、
取付板上に押接されかつばねに依つて作用される
拘捉レバーによつて保持されたヒンジアームを含
むヒンジが開示されている。ばねおよび拘捉レバ
ーは取付板の止め部分に対してヒンジアームを常
時押圧している。この構造の不利点は、ヒンジア
ームの確実な支持がばねの力次第であり、かつこ
のばねのヒンジアームを常時、すなわち長年に亘
つて保持していなければならないことである。
この発明の目的は家具本体を組み立てる際に取
付板に極めて迅速、容易、且つ確実に固定でき、
その際何ら特別に工具を必要としないという利点
をもつ上記した種類のヒンジを改良することにあ
る。
この発明によれば、上記目的は前記した調節装
置付きヒンジにおいて、前記中間部材が互いに平
行な2枚の横側フランジを有するU形断面を有し
ており、前記取付板が基底部材および該基底部材
の後方部において該部材の軸線に対して横方向に
延びる膨出部を有しており、前記旋回レバーが中
間部材の後端部との間に配設された脚付きバネに
よつて下方に向けて弾性的に偏倚されており、前
記対向面が該基底部材とその膨出部の共通の後端
面であることによつて達成される。
このヒンジアームは中間部材および取付板の剛
性部分によつてすき間なく配置されるので、ヒン
ジアームは長期間に亘つて絶対的に確実に保持さ
れる。旋回レバーに作用するばねは、取付け作業
中に取付板の突起の背後に旋回レバーを押し付け
るためのみに用いられる。この簡単な操作により
中間部材は確実に取付板上に固定保持される。
この発明の1実施例によると、後端部は旋回レ
バーのフツク部材にまで延びている。
この発明に関連する別の発明によれば、上記目
的は前記した調節装置付きヒンジにおいて、前記
中間部材が互いに平行な2枚の横側フランジを有
するU形断面と有しており、前記旋回レバーが中
間部材の後端部との間に配設された脚付きバネに
よつて下方に向けて弾性的に偏倚されており、前
記位置決め縁が互いに平行な横側フランジの間に
保持された固定用ボルトの前縁であり、また前記
対向面が前記取付板の表面に穿設された切り込み
部分の内側面である事に依つて達成される。
前記取付板の切り込み部分は、半円形断面を有
し、種々の半径を持つ事が好ましく、一方前記固
定用ボルトは円形断面を有している事が好まし
い。
以下、図面を参照してこれらの発明の実施例に
就いて以下に詳細に説明する。なお、これらの発
明と直接関連しないヒンジケーシングやヒンジリ
ンクのような部材は現在の技術水準に従つて広汎
に製造されるので、ここでの図示は省略する。
第1図から第11図に示されているように、こ
れらヒンジの本質的な部材は、ヒンジアーム1、
取付板2および旋回レバー4をもつ中間部材3で
ある。
ヒンジアーム1は取り付けられる扉寄りの部分
の上面に穿設された雌ねじ孔に螺合する接合部調
節スクリユ6を具備し、中間部材3の前端部分を
支持しており、同時に該ヒンジアームが取付けら
れる躯体に対する前記扉の横方向建付け位置の調
節を可能にしている。また前記接合部調節スクリ
ユの後方には溝穴8が穿設され、同様に扉の奥行
調節に用いられる締付けスクリユ5が挿通され、
且つ前記中間部材3の後端部分に穿設された雌ね
じ孔に螺合し、前記ヒンジアーム1を中間部材3
に装着している。また、接合部調節スクリュ6の
頭部6′は中間部材3の前端部に穿設されたスロ
ツト9と相対移動可能に係合されている。このよ
うな構成によりヒンジアーム1は締付けスクリュ
5を緩めることにより、溝穴8の長さに亘つて家
具躯体の奥行き方向に移動可能となり、所定位置
において前記締付けスクリュ5を締めることによ
り扉の奥行き方向の調節は完了する。一方前記接
合部調節スクリュ6は回動することによつて中間
部材3とヒンジアーム1との間隔を調節可能とな
つており、この間隔が直接扉の躯体に対する横方
向位置に対応している。
中間部材3は両側に互いに平行な2枚の横側フ
ランジ3′,3′を備えたU形断面を有し、そして
取付板2はこれら2枚の横側フランジ間に挿入さ
れる。
前記横側フランジ3′は前端下方に突出する円
形の保持用突出部3aを連成されており、この中
心位置間には該中間部材3を取付板2に枢着する
ためのピン10が取付けられている。一方、取付
板2は前端部分に前記ピン10を係合するための
切り込み部分11が穿設され、これらピンおよび
切り込み部分は中間部材3に対する回転軸受を形
成している。なお、取付板2はその後端部にも切
り込み部分12を有している。
前記横側フランジ3′の後端部19間には旋回
レバー4を枢着しかつ該レバーを偏倚している脚
付きばね7を部分的に巻装するボルト13が前記
ピン10と平行に取付けられており、上記旋回レ
バーは取付板2の切り込み部分12と係合する前
端部に向いて突出するフツク部分15とこの部分
とほぼ反対方向に突出するハンドル4′を具備し
ている。更に、上記旋回レバー4は前記ボルト1
3の中央部分を露出せしめ且つ上方に開口する凹
所14を穿設しており、この凹所内に前記ばね一
方の脚が配置され、他方の脚が当接する中間部材
3の後端部に対して該旋回レバー4を下方に向け
て弾性的に偏倚している。
ヒンジアーム1が第1図に示す位置から第2図
の位置に押動されると、脚付きばね7の弾性力に
より前記旋回レバー4のフツク部分15が取付板
2の後端部を形成している突出部22を越えて自
動的に前記切り込み部分12内にスナツプ嵌合
し、依つてヒンジアーム1は取付板2に固定され
るのが理解されよう。
前向き方向へ、即ち第2図において矢印V方向
へヒンジアームが不慮に移動するのを防ぐため
に、中間部材3はその後方端部に後述する凹部3
0に依つて画成された後端部19を備えており、
ヒンジアーム1が取付位置にあるときは取付板2
の伸延方向に沿つた基台を形成している基底部材
20の直後に位置される。基底部材20は後述す
るその膨出部20′と共にそれらの後端面を形成
している対向面21を有し、後端部19はこの対
向面21に直接当接する位置決め縁28を備えて
いる。この装置において旋回レバー4はヒンジア
ーム1が第1図における矢印Aの方向へ取付板2
から持ち上げることは防止されねばならない。し
かしながらこの方向に作用する力は実際の使用に
おいては極めて小さいものである。これに対して
矢印V方向に作用する大半の力成分は後端部19
と基底部材20との間で受け持たされ確実且つ堅
固な固定状態が得られる。
取付板2の上にヒンジアーム1の中間部材3か
ら成るユニツトの心出し作用を容易にかつ良好に
するために、基底部材20は該軸線に対して横方
向に延びかつ部分的に上方に持ち上がつたほぼ台
形断面を有する膨出部20′を具備している。さ
らに中間部材3はこの膨出部の横断面にほぼ対応
した輪郭を備えた横側フランジ3′を切欠くこと
によつて形成された凹部30を有しており、この
凹部は前記した後端部19を画成すると共にその
後方の縦縁が前記した位置決め縁28を形成して
いる。
これら膨出部20′と凹部30とは上述した取
付板2の前端に穿設された切り込み部分11とこ
れに係合可能な中間部材3に取付けられたピン1
0と共に位置決め調節装置を形成しており、第2
図および第3図からも明らかなように、上記した
膨出部20′の後方面は前記した対向面21と同
一平面に位置し、かつ同じく前記した後端部19
の位置決め縁28と使用時に当接する。この状態
において中間部材3の後端部19は上述した旋回
レバー4のフツク部分15を覆う位置にまで延び
ている。
第4図から第11図までに示された本発明に関
連する別の発明に基づく実施例において、上記し
た位置決め手段は前述の実施例における凹部30
に代えて固定用ボルト18を横側フランジ3′間
に備え、一方膨出部20′に代えて前記固定用ボ
ルト18を受け入れるための切り込み部分32を
取付板2の表面に備えている。前述の実施例と同
様にこれら固定用ボルト18および切り込み部分
32はヒンジアームの全長の後半部分に配設され
ている。
ヒンジアーム1を取り付けた中間部材3が取付
板2に取り付けられた時、即ち使用時にはこの固
定用ボルト18は切り込み部分32内に位置する
こととなり、家具躯体の奥行き方向への動きが上
述の実施例に示されたのと同じピン10と共に防
止される。なお、この実施例においては第4図お
よび第8図に詳しく示されているように、上記固
定用ボルト18の断面が円形であり、これとの整
合性を良好にするために上記切り込み部分32は
半円形断面を備えている。取付板2上への中間部
材3の心出しはこのようにして達成される。しか
しながら上記切り込み部分32の径は種々の長さ
が可能であるが少なくともボルトの径より大きく
設定すべきであり、ことに依つてボルトの切り込
み内への係合は容易になる。そして使用時におい
て固定用ボルトの前縁は位置決め縁28を形成し
ており、この実施例においては円弧状に湾曲して
いる。この位置決め縁28に対応して対向面21
が切り込み部分32の内側面に形成されており、
この実施例においては同じく円弧状に湾曲してお
り、これら位置決め縁と対向面とはしつくりと当
接することとなる。
第1図および第4図に示した各実施例を比較し
てみれば判るように、これら実施例の実質的相違
点は、上述した基底部材20の膨出部20′と中
間部材3の凹部30とが円形断面の切り込み部分
32と固定用ボルト18とに依つて置き換えられ
た点と、旋回レバー4のフツク部分15がフオー
ク状の脚部25によつて形成され、かつ関連する
取付板2の後端の突出部22にカム23が配設さ
れている点とにおいて容易に見出される。
中間部材3にヒンジアーム1を取り付けた後の
位置調整は上述した実施例で説明したのと同様の
方法で締付スクリユ5および接合部調節スクリユ
6に依つて行われる。
また、この中間部材とヒンジアームとの組立体
は旋回レバー4のハンドル4′を脚付ばね7の弾
性偏倚に逆らつてボルト13を軸に上方に旋回す
るとフツク部分15或いは脚部25が切り込み部
分12から外れるので取付板2から持ち上げるこ
とが出来、更に取付板前端部の切り込み部分11
から中間部材3の前端下方に位置する保持用突出
部3aに取り付けられたピン10を外す事により
容易に取付板2から解放する事が可能である。
旋回レバー4は、ボルト13に関してハンドル
4′とは反対の方向に僅かに突出した先端部31
を備え、上記した解放動作はハンドルの旋回とは
反対方向にこの先端部31が旋回し取付板の端部
表面に押接されるので梃子の原理が作用し、中間
部材3は取付板2から容易かつ確実に持ち上げら
れる。また、固定用ボルト18とピン10との間
に或る程度の引締力が作用していてもこれら部材
間の解放には何ら障害とはならない。
第4図および、第10図に詳細に示されている
ように、この実施例において旋回レバー4のフツ
ク部分15は2又に分かれたフオーク状となつた
脚部25によつて形成されており、このフツク部
分と当接する取付板の突出部22は先の実施例に
おいても同様であるが上方角部が斜めに面取りさ
れてフツク部分先端が滑動する傾斜面26を提供
しており、この実施例においてはその中央に突出
するカム23が形成されており、このカムは前記
脚部の2又の間隔に対応する幅を有している。
ヒンジアーム1および中間部材3が取付板2上
にスナツプ嵌めされた時、フツク部分15の2又
の脚部25はカム23の両側部を通過して突出部
22の下側の形成された切り込み部分12に係合
する。旋回レバー4の先端部31の内面に凹設さ
れた接触面24はカム23の表面に当接し、この
事は使用時において、フツク部分15の脚部25
および前記先端部31とで突出部22を後方から
包み込む形で嵌め合い係合することを意味する。
依つて中間部材3は家具躯体の奥行き方向のみ
ならず横方向についても堅固に取付板に保持され
ることとなる。
第11図に示すようにカム23と脚部25とを
逆に配置する事も可能である。取付板2の後端の
傾斜面26に2つのカム23を離間して配設し、
これらの間に1本の脚部25が嵌入可能となつて
おり、取付板2にヒンジアーム1を取り付ける際
には前述の実施例と同様な操作を行えば良く、こ
の実施例の場合、脚部が1本であり係合時に前記
傾斜面26上を摺動する際の抵抗はより少ないの
で、極めて僅かな力で、例えば指1本で突出部2
2の下端の切り込み部分12に係合する。
旋回レバー4の横方向の支持作用を改良するた
めに、第4図による示されているように使用時に
カム23の両側面に当接するように先端部31の
内面隅部に前記した接触面24に対して垂直に形
成された横側面27が配設されている。
第5図において、ヒンジアーム1はカバー部材
29で覆う事が好ましく、このことに依つて締付
スクリユ5および接合部調節スクリユ6を不用意
に動かされる事が防止される。
以上説明したように、本発明に依るヒンジはワ
ンタツチでしかも指1本で旋回レバーを枢動する
ことに依つてヒンジアームを取付板に取り付けら
れ、さらに家具躯体の奥行き方向の安定性に対し
ては取付板側の基底部材に形成された膨出部と中
間部材に穿設された凹部との係合により、また関
連する別の発明においては、取付板の表面に設け
た半円形断面の切り込み部分に中間部材の横側フ
ランジ間に差し渡した固定用ボルトを嵌入せしめ
る事により夫々保証されるので、極めて堅固にま
た確実に家具躯体に取付けられると言う効果を有
するものであり、上記目的は完全に達成されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる実施例によるヒンジ
アームおよび取付板の縦断面図を示し、第2図は
同じくヒンジアームおよび取付板の縦断面図で、
ヒンジアームが取付位置にあるときの状態を示
し、第3図は同じく第2図中において円で囲つた
区域を拡大した図であつて、取付板および中間部
材の側面図、第4図は、関連する別の発明の実施
例によるヒンジアームおよび取付板の縦断面図、
第5図は、同じくヒンジアームが取付板に係合さ
れたときの状態を示す縦断面図、第6図は固定用
ボルトの区域における中間部材の水平断面図、第
7図は、第6図の線A−Aに沿つた断面図、第8
図は、第6図の線B−Bに沿つた断面図、第9図
は、旋回レバーが係合する突出部の区域における
取付板の上面図、第10図は、第5図における線
−に沿つた水平断面図、第11図は、2つの
カムを含む取付板の突出部の説明用斜視図を示
す。 図中の符号、1……ヒンジアーム、2……取付
板、3……中間部材、4……旋回レバー、5……
締付スクリユ、6……調節スクリユ、7……脚付
きばね、8……溝穴、9……スロツト、10……
ピン、11……切り込み部分、12……切り込み
部分、13……ボルト、14……凹所、15……
フツク部分、16……締付けスクリユ、17……
案内装置、18……固定用ボルト、19……後端
部、20……基底部材、21……対向面、22…
…突出部、23……カム、24……接触面、25
……脚部、26……傾斜面、27……横側面、2
8……位置決め縁、29……カバー部材、30…
…凹所、31……先端部、32……切り込み部
分。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 家具躯体の側壁内面前端部分に固定された取
    付板2に中間部材3を介して脱着可能に取付けら
    れ、かつヒンジリンクなどに依り扉の内面に埋設
    されたヒンジケーシングの如き他方のヒンジ部材
    を前端部分を枢着されたヒンジアーム1を有し、
    前記中間部材3の前端が取付板前端との間で回転
    軸受10,11により枢動可能に係合しており、
    かつ後端が取付板後端の突出部22に係合するフ
    ツク部材15を有する旋回レバー4によつて固定
    されており、該取付板に対して家具躯体の奥行き
    方向に沿つた中間部材の移動を規制するために、
    該中間部材に形成された位置決め縁28とこれに
    係合するよう取付板側に配設された対向面21と
    を有するヒンジにおいて、 前記中間部材3が互いに平行な2枚の横側フラ
    ンジ3′,3′を有するU形断面を有しており、 前記取付板2が基底部材20および該基底部材
    の後方部において該部材の軸線に対して横方向に
    延びる膨出部20′を有しており、 前記旋回レバー4が中間部材の後端部19との
    間に配設された脚付きバネ7によつて下方に向け
    て弾性的に偏倚されており、 前記対向面21が該基底部材とその膨出部の共
    通の後端面であることを特徴とする調節装置付き
    ヒンジ。 2 後端部19が旋回レバー4のフツク部材15
    にまで延びていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の調節装置付きヒンジ。 3 前記位置決め縁28が前記後縁部19を画成
    している横側フランジに切り欠かれた凹部30の
    後方の縦縁であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項に記載の調節装置付きヒン
    ジ。 4 家具躯体の側壁内面前端部分に固定された取
    付板2に中間部材3を介して着脱可能に取付けら
    れ、かつヒンジリンクなどに依り扉の内面に埋設
    されたヒンジケーシングの如き他方のヒンジ部材
    を前端部分に枢着されたヒンジアーム1を有し、
    前記中間部材3の前端が取付板前端との間で回転
    軸受10,11により枢動可能に係合しており、
    かつ後端が取付板後端の突出部22に係合するフ
    ツク部材15を有する旋回レバー4によつて固定
    されており、該取付板に対して家具躯体の奥行き
    方向に沿つた中間部材の移動を規制するために、
    該中間部材に形成された位置決め縁28とこれに
    係合するよう取付板側に配設された対向面21と
    を有するヒンジにおいて、 前記中間部材3が互いに平行な2枚の横側フラ
    ンジ3′,3′を有するU形断面を有しており、 前記旋回レバー4が中間部材の後端部19との
    間に配設された脚付きバネ7によつて下方に向け
    て弾性的に偏倚されており、前記位置決め縁28
    が互いに平行な横側フランジ3′,3′の間に保持
    された固定用ボルト18の前縁であり、また前記
    対向面21が前記取付板2の表面に穿設された切
    り込み部分32の内側面である事を特徴とする調
    節装置付きヒンジ。 5 前記切り込み部分32が前記取付板2の後半
    部分に位置している事を特徴とする特許請求の範
    囲第4項に記載の調節装置付きヒンジ。 6 前記切り込み部分32が半円形断面を有し、
    かつ種々の半径を有する事を特徴とする特許請求
    の範囲第4項または第5項に記載の調節装置付き
    ヒンジ。 7 前記固定用ボルト18が円形断面を有してい
    る事を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    調節装置付きヒンジ。
JP61292659A 1985-12-10 1986-12-10 調節装置付きヒンジ Granted JPS62189273A (ja)

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AT313/86 1986-02-10

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JPS62189273A JPS62189273A (ja) 1987-08-19
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JP61292659A Granted JPS62189273A (ja) 1985-12-10 1986-12-10 調節装置付きヒンジ

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