JPH0579509A - 直動転がり案内ユニツトのストツパー - Google Patents
直動転がり案内ユニツトのストツパーInfo
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- JPH0579509A JPH0579509A JP3268972A JP26897291A JPH0579509A JP H0579509 A JPH0579509 A JP H0579509A JP 3268972 A JP3268972 A JP 3268972A JP 26897291 A JP26897291 A JP 26897291A JP H0579509 A JPH0579509 A JP H0579509A
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- Japan
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- track rail
- stopper
- bolt
- track
- rail
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/10—Arrangements for locking the bearings
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q16/00—Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
- B23Q16/001—Stops, cams, or holders therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/005—Guide rails or tracks for a linear bearing, i.e. adapted for movement of a carriage or bearing body there along
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/0638—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
- F16C29/064—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with two rows of balls, one on each side of the rail
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライドユニットの停止作用が確実であり、
トラックレールへの特別の加工が不要で、トラックレー
ルへの固定位置に限定がなく、トラックレールをきず付
ける危険性もなく、かつ、製作コストがかからない直動
転がり案内ユニットのストッパーを提供する。 【構成】 合成樹脂製で略倒コ字形のストッパー本体２
の一方の下垂脚１０の内側にフック部９を突設し、他方
の下垂脚１３にネジ孔１２を貫設する。トラックレール
４の一方の側面６の軌道溝８にフック部９を嵌入させ
て、ストッパー本体２をトラックレール４に取付けた
後、合成樹脂製のボルト３をネジ孔１２に螺入する。ト
ラックレール４の他方の側面７の軌道溝１１にボルト３
の先端を強く押し付け、ボルト３の先端とフック部９と
でトラックレール４の両側面６，１１を挟圧して、スト
ッパー１をトラックレール４に固定する。
トラックレールへの特別の加工が不要で、トラックレー
ルへの固定位置に限定がなく、トラックレールをきず付
ける危険性もなく、かつ、製作コストがかからない直動
転がり案内ユニットのストッパーを提供する。 【構成】 合成樹脂製で略倒コ字形のストッパー本体２
の一方の下垂脚１０の内側にフック部９を突設し、他方
の下垂脚１３にネジ孔１２を貫設する。トラックレール
４の一方の側面６の軌道溝８にフック部９を嵌入させ
て、ストッパー本体２をトラックレール４に取付けた
後、合成樹脂製のボルト３をネジ孔１２に螺入する。ト
ラックレール４の他方の側面７の軌道溝１１にボルト３
の先端を強く押し付け、ボルト３の先端とフック部９と
でトラックレール４の両側面６，１１を挟圧して、スト
ッパー１をトラックレール４に固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラックレール上に、
スライドユニットが滑動自在に跨架されている直動転が
り案内ユニットにおいて、運搬，包装あるいは包装を解
いて機台に装着する際などに、トラックレール上からス
ライドユニットが滑落するのを防止するため、トラック
レールに装着するストッパーに関する。
スライドユニットが滑動自在に跨架されている直動転が
り案内ユニットにおいて、運搬，包装あるいは包装を解
いて機台に装着する際などに、トラックレール上からス
ライドユニットが滑落するのを防止するため、トラック
レールに装着するストッパーに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のストッパーとしては、既に、実
公昭６２ー８４３２号公報または特開平２ー３００５１
７号公報に示されるものが知られている。
公昭６２ー８４３２号公報または特開平２ー３００５１
７号公報に示されるものが知られている。
【０００３】しかし、実公昭６２ー８４３２号公報に示
されるストッパーには、ストッパー下面の位置決め突起
を嵌入させるためのみの係止溝をトラックレールの頂面
に切削する必要があるため、トラックレール製作工程が
増加する、及び、ストッパーの固定位置が限定されると
いう問題がある。
されるストッパーには、ストッパー下面の位置決め突起
を嵌入させるためのみの係止溝をトラックレールの頂面
に切削する必要があるため、トラックレール製作工程が
増加する、及び、ストッパーの固定位置が限定されると
いう問題がある。
【０００４】次に、特開平２ー３００５１７号公報に示
されるストッパーであるが、図４に示されるように、該
ストッパーのストッパー本体Ｅは、ボルトＡがネジ孔Ｂ
にねじ込まれることによって、ネジ孔Ｂを有する部位が
トラックレールＣの頂面Ｄに対して上方に持ち上げら
れ、ストッパー本体Ｅを咬縮させる曲げモーメントＭ
１，Ｍ２が発生して、フック部Ｆ１，Ｆ２とトラックレ
ールＣの軌道溝Ｇ１，Ｇ２との接点Ｈ１，Ｈ２に作用す
る狭圧力Ｐ１，Ｐ２が倍力されるようになっている。
されるストッパーであるが、図４に示されるように、該
ストッパーのストッパー本体Ｅは、ボルトＡがネジ孔Ｂ
にねじ込まれることによって、ネジ孔Ｂを有する部位が
トラックレールＣの頂面Ｄに対して上方に持ち上げら
れ、ストッパー本体Ｅを咬縮させる曲げモーメントＭ
１，Ｍ２が発生して、フック部Ｆ１，Ｆ２とトラックレ
ールＣの軌道溝Ｇ１，Ｇ２との接点Ｈ１，Ｈ２に作用す
る狭圧力Ｐ１，Ｐ２が倍力されるようになっている。
【０００５】ところで、ネジ孔Ｂを有する部位がトラッ
クレールＣの頂面Ｄに対して上方に持ち上げられると、
ストッパー本体Ｅには、ネジ孔Ｂを有する部位に、該部
位の断面積が小さいため、応力集中が発生する。このた
め、特開平２ー３００５１７号公報に示されるストッパ
ーでは、ストッパー本体Ｅの剛性を大きくする必要が生
じるが、ストッパー本体Ｅの剛性を大きくすると、前記
接点Ｇ１，Ｇ２において軌道溝Ｆ１，Ｆ２がきず付けら
れる危険性が高くなり、該危険性をなくすためにストッ
パー本体Ｅにゴム等の弾性材でライニングを施すと、ス
トッパー本体Ｅの製作費が高くなるという問題が生じ
る。
クレールＣの頂面Ｄに対して上方に持ち上げられると、
ストッパー本体Ｅには、ネジ孔Ｂを有する部位に、該部
位の断面積が小さいため、応力集中が発生する。このた
め、特開平２ー３００５１７号公報に示されるストッパ
ーでは、ストッパー本体Ｅの剛性を大きくする必要が生
じるが、ストッパー本体Ｅの剛性を大きくすると、前記
接点Ｇ１，Ｇ２において軌道溝Ｆ１，Ｆ２がきず付けら
れる危険性が高くなり、該危険性をなくすためにストッ
パー本体Ｅにゴム等の弾性材でライニングを施すと、ス
トッパー本体Ｅの製作費が高くなるという問題が生じ
る。
【０００６】また、ストッパー本体Ｅの剛性を大きくす
ると、ストッパー本体Ｅを持ち上げるためのボルトＡの
剛性も大きくする必要が生じるが、ボルトＡの剛性も大
きくすると、ボルトＡをネジ孔Ｂにねじ込んで、トラッ
クレールＣの頂面Ｄに対して上方にストッパー本体Ｅを
持ち上げるときに、トラックレールＣの頂面Ｄがボルト
Ａの先端で強圧されてきず付けられる危険性が高くな
る。
ると、ストッパー本体Ｅを持ち上げるためのボルトＡの
剛性も大きくする必要が生じるが、ボルトＡの剛性も大
きくすると、ボルトＡをネジ孔Ｂにねじ込んで、トラッ
クレールＣの頂面Ｄに対して上方にストッパー本体Ｅを
持ち上げるときに、トラックレールＣの頂面Ｄがボルト
Ａの先端で強圧されてきず付けられる危険性が高くな
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従来技述の前記問題点
に鑑み、本発明は、直動転がり案内ユニットにおけるス
ライドユニットの停止作用が確実であり、トラックレー
ルへの特別の加工が不要で、トラックレールへの固定位
置に限定がなく、トラックレールをきず付ける危険性も
なく、かつ、製作コストがかからない直動転がり案内ユ
ニットのストッパーを提供することを課題としている。
に鑑み、本発明は、直動転がり案内ユニットにおけるス
ライドユニットの停止作用が確実であり、トラックレー
ルへの特別の加工が不要で、トラックレールへの固定位
置に限定がなく、トラックレールをきず付ける危険性も
なく、かつ、製作コストがかからない直動転がり案内ユ
ニットのストッパーを提供することを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、合成樹脂製のストッパー本体及び合成樹
脂製のボルトからなり、トラックレールの頂面から該ト
ラックレールの両側面に至る略倒コ字状の前記ストッパ
ー本体には、前記トラックレールの一方の側面の軌道溝
に嵌入されるフック部が一方の下垂脚に突設され、前記
トラックレールの他方の側面の軌道溝に対峙するネジ孔
が他方の下垂脚に貫設されており、該ネジ孔に前記ボル
トが螺入されて、前記ボルトの先端が軌道溝に当接さ
れ、前記ボルトの先端と前記フック部とで前記トラック
レールの両側面を挟圧して、前記ストッパー本体が前記
トラックレールに固定されるという構成とされている。
め、本発明は、合成樹脂製のストッパー本体及び合成樹
脂製のボルトからなり、トラックレールの頂面から該ト
ラックレールの両側面に至る略倒コ字状の前記ストッパ
ー本体には、前記トラックレールの一方の側面の軌道溝
に嵌入されるフック部が一方の下垂脚に突設され、前記
トラックレールの他方の側面の軌道溝に対峙するネジ孔
が他方の下垂脚に貫設されており、該ネジ孔に前記ボル
トが螺入されて、前記ボルトの先端が軌道溝に当接さ
れ、前記ボルトの先端と前記フック部とで前記トラック
レールの両側面を挟圧して、前記ストッパー本体が前記
トラックレールに固定されるという構成とされている。
【０００９】
【作用】本発明に係るストッパーでは、ストッパーが前
記構成とされているので、図３に示すように、ストッパ
ー本体２の一方の下垂脚１０に突設されているフック部
９をトラックレール４の一方の側面６の軌道溝８に嵌入
させ、ストッパー本体２の他方の下垂脚１３に貫設され
ているネジ孔１２にボルト３を螺入して、該ボルト３の
先端１６をトラックレール４の他方の側面７の軌道溝１
１に押し付け当接させると、フック部９と軌道溝８との
接点及びボルト３の先端１６と軌道溝１１との接点にそ
れぞれ押圧力Ｐ３，Ｐ４が発生し、該押圧力Ｐ３，Ｐ４
でトラックレール４の両側面６，７を挟圧し、フック部
９とボルト３の先端１６とでトラックレール４を挟持し
て、ストッパー１がトラックレール４に固定される。
記構成とされているので、図３に示すように、ストッパ
ー本体２の一方の下垂脚１０に突設されているフック部
９をトラックレール４の一方の側面６の軌道溝８に嵌入
させ、ストッパー本体２の他方の下垂脚１３に貫設され
ているネジ孔１２にボルト３を螺入して、該ボルト３の
先端１６をトラックレール４の他方の側面７の軌道溝１
１に押し付け当接させると、フック部９と軌道溝８との
接点及びボルト３の先端１６と軌道溝１１との接点にそ
れぞれ押圧力Ｐ３，Ｐ４が発生し、該押圧力Ｐ３，Ｐ４
でトラックレール４の両側面６，７を挟圧し、フック部
９とボルト３の先端１６とでトラックレール４を挟持し
て、ストッパー１がトラックレール４に固定される。
【００１０】前述の係止状態で固定されているストッパ
ー１に、トラックレール４に跨架されているスライドユ
ニット１３が滑動して衝突すると、ストッパー１をトラ
ックレール４から脱落させる回転モーメントＭ３がスト
ッパー１に発生するが、該回転モーメントＭ３に対し
て、トラックレール４の両軌道溝８，１１とストッパー
１との係合力である前記押圧力Ｐ３，Ｐ４、フック部９
と軌道溝８及びボルト３の先端１６と軌道溝１１とのこ
じり作用並びにストッパー１とトラックレール４との当
接部分に発生する摩擦力が対抗するため、本発明に係る
ストッパー１は、転倒が阻止され、スライドユニット１
３の滑動に対して良好な停止機能を発揮する。
ー１に、トラックレール４に跨架されているスライドユ
ニット１３が滑動して衝突すると、ストッパー１をトラ
ックレール４から脱落させる回転モーメントＭ３がスト
ッパー１に発生するが、該回転モーメントＭ３に対し
て、トラックレール４の両軌道溝８，１１とストッパー
１との係合力である前記押圧力Ｐ３，Ｐ４、フック部９
と軌道溝８及びボルト３の先端１６と軌道溝１１とのこ
じり作用並びにストッパー１とトラックレール４との当
接部分に発生する摩擦力が対抗するため、本発明に係る
ストッパー１は、転倒が阻止され、スライドユニット１
３の滑動に対して良好な停止機能を発揮する。
【００１１】ところで、本発明に係るストッパー１に
は、フック部９と軌道溝８との接点及びボルト３の先端
１６と軌道溝１１との接点に前記押圧力Ｐ３，Ｐ４の反
力Ｒ１，Ｒ２が発生し、該反力Ｒ１，Ｒ２によって、ス
トッパー本体２の両下垂脚１０，１３を拡開させる曲げ
モーメントＭ４，Ｍ５が発生する。しかし、本発明に係
るストッパー１では、特開平２ー３００５１７号公報に
示されるストッパーと異なり、ネジ孔１２を有する下垂
脚１３の下端が開放されているため、曲げモーメントＭ
４，Ｍ５に起因する圧縮及び引張応力がネジ孔１２を有
する部位に殆ど発生しない。従って、本発明に係るスト
ッパー１は、特開平２ー３００５１７号公報に示される
ストッパーと比べて、ストッパー本体２に必要な剛性が
小さくて済み、ストッパー本体２及びボルト３を合成樹
脂で製作することが可能になる。
は、フック部９と軌道溝８との接点及びボルト３の先端
１６と軌道溝１１との接点に前記押圧力Ｐ３，Ｐ４の反
力Ｒ１，Ｒ２が発生し、該反力Ｒ１，Ｒ２によって、ス
トッパー本体２の両下垂脚１０，１３を拡開させる曲げ
モーメントＭ４，Ｍ５が発生する。しかし、本発明に係
るストッパー１では、特開平２ー３００５１７号公報に
示されるストッパーと異なり、ネジ孔１２を有する下垂
脚１３の下端が開放されているため、曲げモーメントＭ
４，Ｍ５に起因する圧縮及び引張応力がネジ孔１２を有
する部位に殆ど発生しない。従って、本発明に係るスト
ッパー１は、特開平２ー３００５１７号公報に示される
ストッパーと比べて、ストッパー本体２に必要な剛性が
小さくて済み、ストッパー本体２及びボルト３を合成樹
脂で製作することが可能になる。
【００１２】
【実施例】実施の一例を図１〜図３に基づいて以下に説
明する。
明する。
【００１３】本発明に係るストッパー１は、合成樹脂性
のストッパー本体２と合成樹脂性のボルト３から構成さ
れている。ストッパー本体２は、トラックレール４の頂
面５からトラックレール４の両側面６，７に至る略倒コ
字状で、一方の下垂脚１０の内面には、トラックレール
４の一方の側面６の軌道溝８に嵌入される倒台形状のフ
ック部９がトラックレール４の長手方向に沿って突設さ
れ、他方の下垂脚１３には、ボルト３を螺入させるため
のネジ孔１２がトラックレール４の他方の側面７の軌道
溝１１に対峙する位置に貫設されている。
のストッパー本体２と合成樹脂性のボルト３から構成さ
れている。ストッパー本体２は、トラックレール４の頂
面５からトラックレール４の両側面６，７に至る略倒コ
字状で、一方の下垂脚１０の内面には、トラックレール
４の一方の側面６の軌道溝８に嵌入される倒台形状のフ
ック部９がトラックレール４の長手方向に沿って突設さ
れ、他方の下垂脚１３には、ボルト３を螺入させるため
のネジ孔１２がトラックレール４の他方の側面７の軌道
溝１１に対峙する位置に貫設されている。
【００１４】トラックレール４上にスライドユニット１
３が滑動自在に跨架されている直動転がり案内ユニット
１４において、トラックレール４上からスライドユニッ
ト１３が滑落するのを防止するため、ストッパー１をト
ラックレール４に取付けて固定するには、トラックレー
ル４の一方の端１５から、トラックレール４の一方の側
面６の軌道溝８にストッパー本体２のフック部９を嵌入
させながら、トラックレール４の長手方向に沿って適切
な位置までストッパー本体２を移動させた後、ストッパ
ー本体２のネジ孔１２にボルト３を螺入させて、トラッ
クレール４の他方の側面７の軌道溝１１にボルト３の先
端１６を強く押し付け、フック部９とボルト３の先端１
６とでトラックレール４の両側面６，７を挟圧し、フッ
ク部９とボルト３の先端１６とでトラックレール４を挟
持させて、ストッパー１をトラックレール４に固定す
る。
３が滑動自在に跨架されている直動転がり案内ユニット
１４において、トラックレール４上からスライドユニッ
ト１３が滑落するのを防止するため、ストッパー１をト
ラックレール４に取付けて固定するには、トラックレー
ル４の一方の端１５から、トラックレール４の一方の側
面６の軌道溝８にストッパー本体２のフック部９を嵌入
させながら、トラックレール４の長手方向に沿って適切
な位置までストッパー本体２を移動させた後、ストッパ
ー本体２のネジ孔１２にボルト３を螺入させて、トラッ
クレール４の他方の側面７の軌道溝１１にボルト３の先
端１６を強く押し付け、フック部９とボルト３の先端１
６とでトラックレール４の両側面６，７を挟圧し、フッ
ク部９とボルト３の先端１６とでトラックレール４を挟
持させて、ストッパー１をトラックレール４に固定す
る。
【００１５】前記のようにしてトラックレール４に固定
されたストッパー１をトラックレール４から取外すに
は、前記と逆に、ボルト３を緩めた後、トラックレール
４の長手方向に沿って、かつ、トラックレール４の一方
の端１５に向かってストッパー１を移動させて、トラッ
クレール４の一方の端１５からストッパー１を取外す。
されたストッパー１をトラックレール４から取外すに
は、前記と逆に、ボルト３を緩めた後、トラックレール
４の長手方向に沿って、かつ、トラックレール４の一方
の端１５に向かってストッパー１を移動させて、トラッ
クレール４の一方の端１５からストッパー１を取外す。
【００１６】ところで、ストッパー１をトラックレール
４に固定すると、ストッパー本体２の両下垂脚１０，１
３を拡開させる曲げモーメントＭ３，Ｍ４が両下垂脚１
０，１３に発生し、曲げモーメントＭ３，Ｍ４に起因す
る圧縮応力がストッパー本体２の内側の両隅部１７，１
８に集中するため、両隅部１７，１８が補強されて肉厚
とされている。
４に固定すると、ストッパー本体２の両下垂脚１０，１
３を拡開させる曲げモーメントＭ３，Ｍ４が両下垂脚１
０，１３に発生し、曲げモーメントＭ３，Ｍ４に起因す
る圧縮応力がストッパー本体２の内側の両隅部１７，１
８に集中するため、両隅部１７，１８が補強されて肉厚
とされている。
【００１７】なお、実施例ではフック部９の形状が断面
台形状とされているが、フック部９の形状は、断面台形
状に限定されず、断面円弧状等でもよく、トラックレー
ル４の一方の軌道溝に嵌入させられて、該軌道溝に当接
させられる形状であればよい。
台形状とされているが、フック部９の形状は、断面台形
状に限定されず、断面円弧状等でもよく、トラックレー
ル４の一方の軌道溝に嵌入させられて、該軌道溝に当接
させられる形状であればよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明に係るストッパーは、以上説明し
た構成，作用のものであるため、以下の効果を奏する。
た構成，作用のものであるため、以下の効果を奏する。
【００１９】トラックレールが必然的に具備している両
側面の軌道溝を利用するのみで確実に固定されるため、
トラックレールへの特別の加工が不要であると共に、ト
ラックレールへの固定位置に限定がない。
側面の軌道溝を利用するのみで確実に固定されるため、
トラックレールへの特別の加工が不要であると共に、ト
ラックレールへの固定位置に限定がない。
【００２０】トラックレールに跨架されているスライド
ユニットの滑動による衝突に対して、ボルトがトラック
レールの軌道溝に強く押し付けられることによりフック
部と軌道溝及びボルトの先端と軌道溝との接点に発生す
る押圧力、フック部と軌道溝及びボルトの先端と軌道溝
とのこじり作用並びにストッパーとトラックレールとの
当接部分に発生する摩擦力が複合されて対抗するので、
簡単な構造でありながら強い停止機能を発揮する。
ユニットの滑動による衝突に対して、ボルトがトラック
レールの軌道溝に強く押し付けられることによりフック
部と軌道溝及びボルトの先端と軌道溝との接点に発生す
る押圧力、フック部と軌道溝及びボルトの先端と軌道溝
とのこじり作用並びにストッパーとトラックレールとの
当接部分に発生する摩擦力が複合されて対抗するので、
簡単な構造でありながら強い停止機能を発揮する。
【００２１】ストッパー本体及びボルトが合成樹脂製で
あるため、トラックレール及びスライドユニットをきず
付ける危険性がない。
あるため、トラックレール及びスライドユニットをきず
付ける危険性がない。
【００２２】トラックレールをきず付けないための特別
の加工が不要であるため、製作コストがかからない
の加工が不要であるため、製作コストがかからない
【００２３】トラックレールへの取付け及び固定がボル
トのねじ込みで、トラックレールからの取外しがボルト
のねじ戻しで行われるため、トラックレールの幅が多少
異なる異種のトラックレールであっても、トラックレー
ルの幅の違いがボルトのねじ込み量の調整で対処できる
範囲内であれば、同一のストッパーの使用が可能とな
る。
トのねじ込みで、トラックレールからの取外しがボルト
のねじ戻しで行われるため、トラックレールの幅が多少
異なる異種のトラックレールであっても、トラックレー
ルの幅の違いがボルトのねじ込み量の調整で対処できる
範囲内であれば、同一のストッパーの使用が可能とな
る。
【図１】実施の一例の装着状態を示す斜視図である。
【図２】図１に示されるストッパーの一部断面拡大正面
図である。
図である。
【図３】図１に示される装置の一部省略拡大側面図であ
る。
る。
【図４】従来品の一例が装着された装置の一部省略側面
図である。
図である。
１ ストッパー ２ ストッパー本体 ３ ボルト ４ トラックレール ５ 頂面 ６，７ 側面 ８，１１ 軌道溝 ９ フック部 １０，１３ 下垂脚 １２ ネジ孔 １４ 直動転がり案内ユニット １６ ボルトの先端
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成３年１１月７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
Claims (1)
- 【請求項１】 合成樹脂製のストッパー本体及び合成樹
脂製のボルトからなり、トラックレールの頂面から該ト
ラックレールの両側面に至る略倒コ字状の前記ストッパ
ー本体には、前記トラックレールの一方の側面の軌道溝
に嵌入されるフック部が一方の下垂脚に突設され、前記
トラックレールの他方の側面の軌道溝に対峙するネジ孔
が他方の下垂脚に貫設されており、該ネジ孔に前記ボル
トが螺入されて、前記ボルトの先端が軌道溝に当接さ
れ、前記ボルトの先端と前記フック部とで前記トラック
レールの両側面を挟圧して、前記ストッパー本体が前記
トラックレールに固定される直動転がり案内ユニットの
ストッパー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3268972A JPH0579509A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 直動転がり案内ユニツトのストツパー |
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