JPH0579198A - 浴室ユニツトにおける浴槽の取付構造 - Google Patents

浴室ユニツトにおける浴槽の取付構造

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JPH0579198A
JPH0579198A JP3133079A JP13307991A JPH0579198A JP H0579198 A JPH0579198 A JP H0579198A JP 3133079 A JP3133079 A JP 3133079A JP 13307991 A JP13307991 A JP 13307991A JP H0579198 A JPH0579198 A JP H0579198A
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JP
Japan
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bathtub
waterproof pan
installation base
fitting hole
bathroom unit
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JP3133079A
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Masayuki Kamite
正行 上手
Mari Suzuki
麻里 鈴木
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴室ユニットにおいて、防水パンと浴槽との
間の止水性を損なうことなく、防水パンと浴槽との間の
湿式によるシーリング作業をなくす。 【構成】 防水パン3を洗い場3aとこの洗い場3aに
連続して洗い場3aより高さの高い浴槽設置台部3bを
備えた構造とし、浴槽設置台部3bに浴槽10の干渉を
除く嵌合孔15とこの嵌合孔15を囲む排水溝16を形
成する。そして、浴槽設置台部3bの上にセットされる
浴槽10をシンク部10aとフランジ部10bとから構
成し、浴槽10を浴槽設置台部3b上に載せたときに、
フランジ部10bの下に排水溝16が位置するようにす
る。排水溝16は、その端部を洗い場3aに開口させて
おき、排水溝16に流れてきた水を洗い場3aに落とし
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洗い場とこの洗い場に連
続して洗い場より高さの高い浴槽設置台部を備えた防水
パンに、浴槽設置台部の上から浴槽を載置するようにし
た浴室ユニットにおける浴槽の取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室ユニットの防水パンに、防水
パンとは別体の浴槽を載置するようにした浴室ユニット
における浴槽の取付構造では、防水パンへの浴槽取付
後、浴槽と防水パンとの間の接合部にシーリング材を使
った防水作業を施し、防水パンと浴槽との間の止水を完
璧にして浴槽水周りからの漏水を遮断するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、防水パンと
浴槽との間における従来の防水作業は、湿式のシーリン
グ材を浴槽と防水パンとの間の接合部に充填する作業で
あるため、その作業性が悪いといった問題点があった。
【0004】本発明は前記事情に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、防水パンと浴槽との間の
止水性を損なうことがなく、また防水パンと浴槽との間
のシーリング作業をなくしてその作業性を向上させるこ
とのできる浴室ユニットにおける浴槽の取付構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、洗い場とこの洗い場に連続して洗い場よ
り高さの高い浴槽設置台部を備えた防水パンに、浴槽設
置台部の上から浴槽を載置するようにした浴室ユニット
における浴槽の取付構造であって、前記浴槽設置台部に
浴槽のシンク部の干渉を除いてこのシンク部を挿入する
嵌合孔を形成するとともに、浴槽設置台部の上面に前記
嵌合孔を囲みかつ端部が洗い場に開口する排水溝を形成
し、かつこの排水溝を浴槽のフランジ部下面に位置させ
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明では、浴槽フランジ部と防水パンとの間
より侵入する水は、浴槽設置台部の上に形成された排水
溝に集水され、排水溝を介して洗い場に流れ落ちる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
しく説明する。図1ないし図3は本発明にかかる浴槽の
取付構造を適用した浴室ユニットの一実施例を示すもの
で、これらの図において、符号1は四角枠状に組まれた
芯材とこの芯材の両面に貼られた合板とからなる木質パ
ネルPによって略箱型に組まれたユニット本体、符号2
はこのユニット本体1の内側に組み込まれかつ全体がF
RP等の樹脂により成形された浴室構造物である。
【0008】前記ユニット本体1は、鉄骨造の底部構造
体1aの上に、木質パネルPを面方向に接合して側壁部
並びに天井部を構築してなるもので、側壁部の一部には
窓Wが設けられるとともに出入り口となる開口部Kが備
えられている。
【0009】また、前記浴室構造物2は、図3に示すよ
うに、基本的には、底板部(防水パン)3、壁部4、天
井部5をそれぞれFRP等の樹脂により一体成形し、各
部分を接合して箱状に組み立ててなる構成とされてい
る。
【0010】そして実施例では、浴室構造物2の内部中
央には、脱衣室を兼ねたランドリー室R1 が設けら
れ、このランドリー室R1を間に挾んでその左右にそれ
ぞれ洗面室R2 と浴室R3が配置されるとともに、前
記ランドリー室R1には洗濯機Wが備えられている。
【0011】前記ランドリー室R1 は、図2に示すよ
うに、円筒型のタワー6によって区画されており、また
浴室R2とランドリー室R1との出入口には浴室R1の
出入口をそれぞれ開閉するドアー7がタワー6の外形に
沿って設けられている。
【0012】また、前記洗面室R2には、便座を外側に
向けた暖房洗浄付きの洋式便器8が取り付けられ、前記
浴室R1には気泡式( バブルジェット式)の浴槽10が
本発明にかかる取付構造によって設けられている。
【0013】この浴槽10の取付構造は、より具体的に
は、洗い場3aとこの洗い場3aに連続して洗い場3a
より高さの高い浴槽設置台部3bを備えた防水パン3
に、浴槽設置台部3bの上から浴槽10を載置するよう
にした構成となっており、また浴槽10は、水を貯める
シンク部10aの周囲に浴槽設置台部3bと同じ形態の
フランジ部10bを備えた基本構造となっている。
【0014】そして、前記浴槽設置台部3bには浴槽1
0のシンク部10aの干渉を除いてこのシンク部10a
を挿入する嵌合孔15が形成され、またこの嵌合孔15
を囲むようにして浴槽設置台部3bの上面には端部が洗
い場3aに開口する排水溝16が形成され、かつこの排
水溝16は浴槽10のフランジ部10b下面に位置させ
られた構造となっている。
【0015】なお、図中符号30はテレビ収納部に収め
られたテレビである。
【0016】次ぎに、以上のように構成された浴槽の取
付構造の作用について説明する。図2および図3に示す
ように、防水パン3に浴槽10を据え付けるには、ユニ
ット本体1の内部に防水パン3を組み立てた後、浴槽設
置台部3bの嵌合孔15に沿って、浴槽10のシンク部
10aを落とし込み、浴槽設置台部3bの上に、浴槽1
0のフランジ部10bを載置する。
【0017】実施例では、浴槽設置台部3b上に浴槽1
0のシンク部10aを囲むようにして排水溝16が形成
されているので、前述の操作により浴槽10がセットさ
れた後においては、浴槽10のフランジ部10bと浴槽
設置台部3bとの間に侵入する水は全て嵌合孔15に向
かう前に、排水溝16によって集水され、排水溝16を
通って排水溝16の端部より洗い場3aに流れ落ちるの
で、防水性が向上することとなる。
【0018】したがって、実施例の浴槽の取付構造で
は、浴槽10の据付操作を、防水パン3の浴槽設置台部
3bに浴槽10を上から落とし込んでセットする単純作
業となすことができ、防水パン3と浴槽10との間で防
水処理のためのコーキング作業を必要とせず、浴槽設置
の際の作業性を向上することができる。
【0019】なお、本発明は前述した実施例に限定され
るものではなく、他の浴室ユニットの構造においても適
用できることはもちろんである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は洗い場と
この洗い場に連続して洗い場より高さの高い浴槽設置台
部を備えた防水パンに、浴槽設置台部の上から浴槽を載
置するようにした浴室ユニットにおける浴槽の取付構造
であって、前記浴槽設置台部に浴槽のシンク部の干渉を
除いてこのシンク部を挿入する嵌合孔を形成するととも
に、浴槽設置台部の上面に前記嵌合孔を囲みかつ端部が
洗い場に開口する排水溝を形成し、かつこの排水溝を浴
槽のフランジ部下面に位置させたことを特徴とするもの
であるから、浴槽フランジ部と防水パンとの間より侵入
する水を、浴槽設置台部の上に形成された排水溝に集水
して、排水溝を介して洗い場に流れ落とすことができ、
防水パンと浴槽との間の止水性を損なうことがなく、ま
た防水パンと浴槽との間のシーリング作業をなくし得て
その作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例にかかる浴槽の取付構造を適用した浴
室ユニットを示す斜視図である。
【図2】同じく一実施例にかかる浴槽の取付構造を適用
した浴室ユニットを示す平面図である。
【図3】同じく一実施例にかかる浴槽の取付構造を適用
した浴室ユニットを示す正面図である。
【符号の説明】
1 ユニット本体 2 浴室構造物 3 防水パン 3a シンク部 3b 浴槽設置台部 10 浴槽 10a シンク部 10b フランジ部 15 嵌合孔 16 排水溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗い場とこの洗い場に連続して洗い場よ
    り高さの高い浴槽設置台部を備えた防水パンに、浴槽設
    置台部の上から浴槽を載置するようにした浴室ユニット
    における浴槽の取付構造であって、 前記浴槽設置台部には浴槽のシンク部の干渉を除いてこ
    のシンク部を挿入する嵌合孔が形成されるとともに、浴
    槽設置台部の上面には前記嵌合孔を囲みかつ端部が洗い
    場に開口する排水溝が形成され、かつこの排水溝は浴槽
    のフランジ部下面に位置していることを特徴とする浴室
    ユニットにおける浴槽の取付構造。
JP3133079A 1991-06-04 1991-06-04 浴室ユニットにおける浴槽の取付構造 Expired - Lifetime JP2549474B2 (ja)

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JP2549474B2 JP2549474B2 (ja) 1996-10-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126340A (ja) * 1983-12-14 1985-07-05 ユニチカ株式会社 コアヤ−ンの製造方法
JPS61109748A (ja) * 1984-11-01 1986-05-28 Teijin Ltd 4−置換−5−アルケニリデン−2−シクロペンテノン類およびその製法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60126340A (ja) * 1983-12-14 1985-07-05 ユニチカ株式会社 コアヤ−ンの製造方法
JPS61109748A (ja) * 1984-11-01 1986-05-28 Teijin Ltd 4−置換−5−アルケニリデン−2−シクロペンテノン類およびその製法

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