JPH0578188U - 突入電流防止回路 - Google Patents
突入電流防止回路Info
- Publication number
- JPH0578188U JPH0578188U JP2353492U JP2353492U JPH0578188U JP H0578188 U JPH0578188 U JP H0578188U JP 2353492 U JP2353492 U JP 2353492U JP 2353492 U JP2353492 U JP 2353492U JP H0578188 U JPH0578188 U JP H0578188U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- emitter
- inrush current
- collector
- circuit
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- Pending
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Landscapes
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
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- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランジスタを使用してコレクタからエミッ
タに流れる電流をＯＮ／ＯＦＦ制御する回路において，
安価で実装面積が少なく，トランジスタの劣化を防止で
きるようにする。 【構成】 トランジスタのエミッタとベースの間にコン
デンサを接続し，ベースの電圧がＬＯＷになったときエ
ミッタとコレクタの間の電圧が徐々に大きくなるように
する。
タに流れる電流をＯＮ／ＯＦＦ制御する回路において，
安価で実装面積が少なく，トランジスタの劣化を防止で
きるようにする。 【構成】 トランジスタのエミッタとベースの間にコン
デンサを接続し，ベースの電圧がＬＯＷになったときエ
ミッタとコレクタの間の電圧が徐々に大きくなるように
する。
Description
【０００１】
本考案はトランジスタを使用してコレクタからエミッタに流れる電流をＯＮ／ ＯＦＦする回路の改良に関するものである。
【０００２】
トランジスタのコレクタからエミッタに流れる電流は，トランジスタのベース 電流をコントロールする事によりＯＮ・ＯＦＦすることができるが，ＯＦＦから ＯＮにコントロールする過渡期において流れる電流は，負荷が軽い場合突入電流 として大きな電流が流れる場合がある。 従来，この種の回路は図２に示すように電源ＯＮ時に突入電流が流れないよう に一旦，回路に直列に配置した抵抗８に電流を流し，突入電流が流れる時間が経 過した後直列抵抗をショートする方法があったが，高価なリレーおよびこのリレ ーの動作をコントロールする回路が必要となる欠点があった。 リレーをコントロールする制御回路には，突入電流が流れる時間を遅延させるた めの回路（サーミスタ又はマイクロコントロール等）も必要となり回路が高価と なる。 また，これらの回路部品が必要なため，実装面積も広く必要となる欠点があっ た。 更に，突入電流防止を行わない状態でトランジスタでＯＦＦ／ＯＮした場合はト ランジスタのコレクタからエミッタに流れる電流は，過大となりトランジスタを 劣化させる要因でもあった。
【０００３】
本考案の目的は，これらの欠点を除去し，安価で，実装面積を少なくして，突 入電流を防止した回路を提供すること，また，ＯＮ／ＯＦＦするトランジスタの 安全動作領域（ＡＳＯ）で確実に動作させトランジスタの劣化を防止することに ある。
【０００４】
本考案は上記目的を達成するために，突入電流を少なくする方法としてエミッ タとベースの間にコンデンサを接続し，ベースの電圧がＬＯＷになった時エミッ タとコレクタ間の電圧を徐々に大きくするものである。
【０００５】
その結果，ＯＦＦからＯＮにコントロールした過渡期において，コレクタに流 れる電流はエミッタとコレクタ間の電圧が徐々に大きくなるにしたがって徐々に 大きく流れ突入電流としては流れないものである。
【０００６】
以下，この考案の一実施例を図１により説明する。 １は電流をＯＮ／ＯＦＦコントロールするトランジスタ，２はトランジスタ１ をコントロールするトランジスタ，３は抵抗，４はコンデンサ，５は入力端子， ６は出力端子，７はＯＮ／ＯＦＦコントロールする制御端子である。 まず，ＯＦＦの時はコントロールするトランジスタ２のコレクタ電圧は抵抗３ により１Ｎ５の入力電圧と同じである。 ここでコントロール端子７をＨＩＧＨにしトランジスタ２がＯＮするとこのト ランジスタ２のコレクタ電圧はＯＶとなる。このとき電流をＯＮ／ＯＦＦするト ランジスタ１のエミッタとベース間にはコンデンサ４が接続されているため，Ｉ Ｎ５の電圧と逆の電圧が加わることになる。 したがって，コレクタからエミッタに流れる電流は，エミッタとベース間のコ ンデンサ４に充電する過渡期間だけ徐々に流れることになり，ＩＮ５から流れる 突入電流を抑えることができる。 すなわち，ＯＦＦからＯＮにコントロールした瞬間に流れるＩＮの突入電流は コンデンサ４を入れる前より少なくすることができる。
【０００７】
【考案の効果】 本考案によれば，突入電流を防止するための方法として，コンデンサ１個で実 現できるため，安価で，実装面積を少なくできるものである。 更にＯＮ／ＯＦＦするトランジスタのコレクタからエミッタに流れる電流は徐 々に流れるためトランジスタの劣化を防止する効果もある。
【図１】本考案の１実施例を示す回路図である。
【図２】従来の突入電流防止回路である。
１ 電流をＯＮ／ＯＦＦコントロールするトランジスタ ２ トランジスタ１をコントロールするトランジスタ ３ 抵抗 ４ コンデンサ ５ 入力端子 ６ 出力端子 ７ ＯＮ／ＯＦＦコントロールする制御端子 ８ 過渡期に電流を流す抵抗 ９ リレー接点 １０ リレー １１ リレーの動作を遅延させるサーミスタ
Claims (1)
- 【請求項１】 トランジスタのコレクタとエミッタ間を
流れる電流をＯＮ／ＯＦＦし電源の接続と開放を行う回
路において，前記トランジスタのエミッタとベースとの
間にコンデンサを接続したことを特徴とする突入電流防
止回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2353492U JPH0578188U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 突入電流防止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2353492U JPH0578188U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 突入電流防止回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0578188U true JPH0578188U (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=12113129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2353492U Pending JPH0578188U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 突入電流防止回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0578188U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07191766A (ja) * | 1993-11-15 | 1995-07-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 回路カードの接続用電力制御回路 |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP2353492U patent/JPH0578188U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07191766A (ja) * | 1993-11-15 | 1995-07-28 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 回路カードの接続用電力制御回路 |
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