JPH0576987A - 鋳物砂中の非鉄金属回収装置 - Google Patents
鋳物砂中の非鉄金属回収装置Info
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- JPH0576987A JPH0576987A JP3268364A JP26836491A JPH0576987A JP H0576987 A JPH0576987 A JP H0576987A JP 3268364 A JP3268364 A JP 3268364A JP 26836491 A JP26836491 A JP 26836491A JP H0576987 A JPH0576987 A JP H0576987A
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- B03C1/00—Magnetic separation
- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
- B03C1/23—Magnetic separation acting directly on the substance being separated with material carried by oscillating fields; with material carried by travelling fields, e.g. generated by stationary magnetic coils; Eddy-current separators, e.g. sliding ramp
- B03C1/24—Magnetic separation acting directly on the substance being separated with material carried by oscillating fields; with material carried by travelling fields, e.g. generated by stationary magnetic coils; Eddy-current separators, e.g. sliding ramp with material carried by travelling fields
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- B03C1/02—Magnetic separation acting directly on the substance being separated
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- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C5/00—Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose
- B22C5/06—Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose by sieving or magnetic separating
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ アルミニウム鋳物の鋳物砂からアルミニウム
を自動的に効率よく回収すること。 ［構成］ シェイクアウトマシーン１、これに下流側に
順に第１のスクリーンＳ、このふるい下を受けるベルト
コンベヤＱ、ふるい上を受ける第１のアルミニウムセパ
レータ１１、これにより分離されるアルミニウム大片、
アルミニウム小片を含む砂だま、及び鉄片をそれぞれ回
収するベルトコンベヤ２１、２２、２３、ベルトコンベ
ヤ２２の排出物を受ける破砕機２６、この排出物を受け
る第２の振動ふるい装置３０、このふるい下を受ける回
収砂ベルトコンベヤ３４、このふるい上を受ける第２の
アルミニウムセパレータ４０からなっている。
を自動的に効率よく回収すること。 ［構成］ シェイクアウトマシーン１、これに下流側に
順に第１のスクリーンＳ、このふるい下を受けるベルト
コンベヤＱ、ふるい上を受ける第１のアルミニウムセパ
レータ１１、これにより分離されるアルミニウム大片、
アルミニウム小片を含む砂だま、及び鉄片をそれぞれ回
収するベルトコンベヤ２１、２２、２３、ベルトコンベ
ヤ２２の排出物を受ける破砕機２６、この排出物を受け
る第２の振動ふるい装置３０、このふるい下を受ける回
収砂ベルトコンベヤ３４、このふるい上を受ける第２の
アルミニウムセパレータ４０からなっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鋳物砂中の非鉄金属回収
装置に関し、特に鋳物砂中のアルミニウムの回収装置に
関する。
装置に関し、特に鋳物砂中のアルミニウムの回収装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術及びその問題点】従来のアルミニウム鋳物
鋳造後の鋳物砂からアルミニウム片を回収するのに、シ
ェイクアウトマシーンにかけられて鋳物から落下する鋳
物砂をふるいによりふるい分けて、ふるい下を鋳物砂の
回収コンベヤ上に供給し、またふるい上はアルミニウム
選別用のベルトコンベヤに供給し、このベルトコンベヤ
に沿って作業員が何人か立ち並び、次から次へと運ばれ
てくるふるい上の砂だま中のアルミニウム片を肉眼で見
て選別し、これをコンテナ等に収容するようにしてい
た。然るに人手による選別であるので当然のことながら
選別効率は悪く、人的コストが高くついてアルミニウム
回収コストを上昇させていた。
鋳造後の鋳物砂からアルミニウム片を回収するのに、シ
ェイクアウトマシーンにかけられて鋳物から落下する鋳
物砂をふるいによりふるい分けて、ふるい下を鋳物砂の
回収コンベヤ上に供給し、またふるい上はアルミニウム
選別用のベルトコンベヤに供給し、このベルトコンベヤ
に沿って作業員が何人か立ち並び、次から次へと運ばれ
てくるふるい上の砂だま中のアルミニウム片を肉眼で見
て選別し、これをコンテナ等に収容するようにしてい
た。然るに人手による選別であるので当然のことながら
選別効率は悪く、人的コストが高くついてアルミニウム
回収コストを上昇させていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、人手を必要とせず、非鉄金属鋳造後の
鋳物砂から非鉄金属、例えばアルミニウム片を自動的
に、且つ精選率よく回収することのできる鋳物砂中にお
ける非鉄金属回収装置に関する。
に鑑みてなされ、人手を必要とせず、非鉄金属鋳造後の
鋳物砂から非鉄金属、例えばアルミニウム片を自動的
に、且つ精選率よく回収することのできる鋳物砂中にお
ける非鉄金属回収装置に関する。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】上記目的は鋳造後の鋳
物から鋳物砂を振動により落下させるシェイクアウトマ
シーンと、該鋳物砂から回収砂をふるい下とする第１ふ
るい装置と、該第１ふるい装置のふるい上を受け、大片
の非鉄金属と砂だまとに分離する第１非鉄金属分離機
と、前記砂だまを破砕する破砕機と、該破砕機の排出物
を受けて回収砂をふるい分ける第２ふるい装置と、該第
２ふるい装置のふるい上を受け、前記砂だまに含まれて
いた小片の非鉄金属と回収砂とに分離する第２非鉄金属
分離機とからなる鋳物砂中の非鉄金属回収装置によって
達成される。
物から鋳物砂を振動により落下させるシェイクアウトマ
シーンと、該鋳物砂から回収砂をふるい下とする第１ふ
るい装置と、該第１ふるい装置のふるい上を受け、大片
の非鉄金属と砂だまとに分離する第１非鉄金属分離機
と、前記砂だまを破砕する破砕機と、該破砕機の排出物
を受けて回収砂をふるい分ける第２ふるい装置と、該第
２ふるい装置のふるい上を受け、前記砂だまに含まれて
いた小片の非鉄金属と回収砂とに分離する第２非鉄金属
分離機とからなる鋳物砂中の非鉄金属回収装置によって
達成される。
【０００５】
【作用】鋳造後の非鉄金属鋳物がシェイクアウトマシー
ンにかけられる。これから鋳物砂がふるい落とされる。
ンにかけられる。これから鋳物砂がふるい落とされる。
【０００６】これは第１ふるい装置にかけられ、ふるい
下は回収砂として所定の場所に搬送される。ふるい上は
第１非鉄金属分離機に供給され、ここで大片の非鉄金属
と砂だまとに分離される。砂だまは破砕機により破砕さ
れ、これからの排出物は第２ふるい装置に供給される。
このふるい下は回収砂として所定の場所に搬送され、ふ
るい上は第２の非鉄金属分離機に供給され、ここで回収
すべき砂と小片のアルミニウムとに分離される。よって
第１非鉄金属分離機及び第２非鉄金属分離機からアルミ
ニウムが効率よく分離されることができる。
下は回収砂として所定の場所に搬送される。ふるい上は
第１非鉄金属分離機に供給され、ここで大片の非鉄金属
と砂だまとに分離される。砂だまは破砕機により破砕さ
れ、これからの排出物は第２ふるい装置に供給される。
このふるい下は回収砂として所定の場所に搬送され、ふ
るい上は第２の非鉄金属分離機に供給され、ここで回収
すべき砂と小片のアルミニウムとに分離される。よって
第１非鉄金属分離機及び第２非鉄金属分離機からアルミ
ニウムが効率よく分離されることができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例による鋳物砂中のアル
ミニウム回収装置について図面を参照して説明する。
ミニウム回収装置について図面を参照して説明する。
【０００８】図１は本発明の実施例によるアルミニウム
回収装置の全体を示すものであるが、Ａはアルミニウム
鋳造後の鋳物の初期の処理段階を示し、Ｂは第１のアル
ミニウム回収段階及びＣは第２のアルミニウム回収段階
を示す。
回収装置の全体を示すものであるが、Ａはアルミニウム
鋳造後の鋳物の初期の処理段階を示し、Ｂは第１のアル
ミニウム回収段階及びＣは第２のアルミニウム回収段階
を示す。
【０００９】初期の段階Ａにおいては公知のようにアル
ミニウム鋳物鋳造後のこの鋳物は、図示するようにクレ
ーン等を使って人手Ｈにより図２及び図３に詳細を示す
シェイクアウトマシーン１に載置される。ここで後述す
るように鋳物砂が下方のホッパ２に落下せしめられ、砂
を落下させたアルミニウム鋳物Ｍは同じくクレーン等を
使用して冷却ゾーン（ハンガーライン）に自動的に搬送
される。このラインの途上、図示するように第１の所定
位置により人手により砂、中子落とし等が行なわれる。
この後、第２の所定位置に同ラインにより搬送されて、
図示するように作業員により、せき、湯口折り等が行な
われる。その他公知の鋳造作業が行なわれる。
ミニウム鋳物鋳造後のこの鋳物は、図示するようにクレ
ーン等を使って人手Ｈにより図２及び図３に詳細を示す
シェイクアウトマシーン１に載置される。ここで後述す
るように鋳物砂が下方のホッパ２に落下せしめられ、砂
を落下させたアルミニウム鋳物Ｍは同じくクレーン等を
使用して冷却ゾーン（ハンガーライン）に自動的に搬送
される。このラインの途上、図示するように第１の所定
位置により人手により砂、中子落とし等が行なわれる。
この後、第２の所定位置に同ラインにより搬送されて、
図示するように作業員により、せき、湯口折り等が行な
われる。その他公知の鋳造作業が行なわれる。
【００１０】次に第１のアルミニウム回収段階であるＢ
における構成及びこの上流側に設けられるシェイクアウ
トマシーン１につき説明する。
における構成及びこの上流側に設けられるシェイクアウ
トマシーン１につき説明する。
【００１１】シェイクアウトマシーン１は図２及び図３
に示すように枠体３にスクリーン４が張架されており、
その全体はコイルばね５により地上に支持され、この排
出口６下に上述のホッパ２が配設されている。ケーシン
グ３の側壁部には一対の振動電動機Ｍ1 、Ｍ2 が固定さ
れており、これは公知の構造を有するが、その回転軸の
両端部にアンバランス・ウエイトＷ、Ｗをつけており、
この回転により遠心力が生ずるが、同期作用により上下
方向に直線振動力Ｖを発生する。これによりスクリーン
４の上に載置されたアルミニウム鋳物Ｍは小さなジャン
プ運動と共にスクリーン４に対し衝げきを繰り返し、こ
の鋳物Ｍに付着している鋳物砂をスクリーン４から下方
に落とす。
に示すように枠体３にスクリーン４が張架されており、
その全体はコイルばね５により地上に支持され、この排
出口６下に上述のホッパ２が配設されている。ケーシン
グ３の側壁部には一対の振動電動機Ｍ1 、Ｍ2 が固定さ
れており、これは公知の構造を有するが、その回転軸の
両端部にアンバランス・ウエイトＷ、Ｗをつけており、
この回転により遠心力が生ずるが、同期作用により上下
方向に直線振動力Ｖを発生する。これによりスクリーン
４の上に載置されたアルミニウム鋳物Ｍは小さなジャン
プ運動と共にスクリーン４に対し衝げきを繰り返し、こ
の鋳物Ｍに付着している鋳物砂をスクリーン４から下方
に落とす。
【００１２】第１のアルミセパレータ１１は公知の構造
を有するが、駆動ローラ１２と従動ローラ１３との間に
ベルト１４が巻装されており、従動ローラ１３は非金属
でなる、例えば合成樹脂でなり、これと同軸に外周部に
交互にＮ、Ｓ、Ｎ、Ｓ・・・と磁化された永久磁石１５
を取りつけた回転磁石１６が取りつけられており、これ
は電動機１７により高速で矢印に示す方向に回転駆動さ
れ、また駆動ローラ１２は電動機１８により矢印方向に
駆動され、よってベルト１４は矢印ａで示す方向に走行
させられる。またこの排出端にはアルミ大片収集用のコ
ンベヤ２１、アルミ小片を含む砂だまの収集用コンベヤ
２２及び鉄片を収集するコンベヤ２３が並列に配置され
ている。アルミ小片を含む砂だまの収集用コンベヤ２２
の排出端下には一対の弾性ローラ２５を含む破砕機２６
が配設されており、この下方に第２のふるい装置として
の振動ふるいコンベヤ３０が配設されている。これは公
知の構造を有し、トラフ３１にスクリーン３２を張架さ
せており、このふるい下は排出口３３を通って回収砂コ
ンベヤ３４に供給される。またこのふるい上は第２アル
ミニウムセパレータ４０に供給され、これは上述のアル
ミセパレータ１１と同一の構成を有するもので、その詳
細な説明は省略する。その排出端にはアルミ小片収集用
ベルトコンベヤ４１、これに並列して回収砂収集用ベル
トコンベヤ４２が並列配置されている。
を有するが、駆動ローラ１２と従動ローラ１３との間に
ベルト１４が巻装されており、従動ローラ１３は非金属
でなる、例えば合成樹脂でなり、これと同軸に外周部に
交互にＮ、Ｓ、Ｎ、Ｓ・・・と磁化された永久磁石１５
を取りつけた回転磁石１６が取りつけられており、これ
は電動機１７により高速で矢印に示す方向に回転駆動さ
れ、また駆動ローラ１２は電動機１８により矢印方向に
駆動され、よってベルト１４は矢印ａで示す方向に走行
させられる。またこの排出端にはアルミ大片収集用のコ
ンベヤ２１、アルミ小片を含む砂だまの収集用コンベヤ
２２及び鉄片を収集するコンベヤ２３が並列に配置され
ている。アルミ小片を含む砂だまの収集用コンベヤ２２
の排出端下には一対の弾性ローラ２５を含む破砕機２６
が配設されており、この下方に第２のふるい装置として
の振動ふるいコンベヤ３０が配設されている。これは公
知の構造を有し、トラフ３１にスクリーン３２を張架さ
せており、このふるい下は排出口３３を通って回収砂コ
ンベヤ３４に供給される。またこのふるい上は第２アル
ミニウムセパレータ４０に供給され、これは上述のアル
ミセパレータ１１と同一の構成を有するもので、その詳
細な説明は省略する。その排出端にはアルミ小片収集用
ベルトコンベヤ４１、これに並列して回収砂収集用ベル
トコンベヤ４２が並列配置されている。
【００１３】本実施例の鋳物砂中のアルミニウム回収装
置は以上のように構成される。次にこの作用について説
明する。
置は以上のように構成される。次にこの作用について説
明する。
【００１４】図１に示すようにアルミニウム鋳造ライン
の初期段階Ａにおいて作業員Ｈはクレーン等を使ってア
ルミニウム鋳物Ｍをシェイクアウトマシーン１の上に載
置する。振動電動機Ｍは常時駆動されており、アルミニ
ウム鋳物Ｍは振動力により付着している鋳物砂を落下さ
せ、下方のホッパ２に排出させる。これは第１のスクリ
ーンＳ上に排出され、ここを重力作用で転動落下してい
くときにふるい下はホッパｈに排出され、この下方に配
設された回収砂収集コンベヤＱにより所定の場所へと搬
送される。またスクリーンＳのふるい上は図４に詳細が
示されるアルミセパレータ１１によりベルトコンベヤ１
４上を図において右方に移動させられるが、この排出端
には回転磁石１６の高速回転により交互に配設された永
久磁石Ｎ、Ｓ、Ｎ、Ｓ・・・・の磁束がベルト１４上の
アルミニウム片にうず電流を発生する。これと回転磁石
１３からの磁束の相互作用により矢印Ｃ1 、Ｃ2 、Ｃ3
の軌跡でアルミニウム大片が最も大きい水平方向の速度
成分を受けてアルミニウム大片収集コンベヤ２１上で受
けられ、また砂だま（アルミ小片含む）はＣ2 の軌跡に
よりアルミ小片・砂だま収集コンベヤ２２により排出さ
れる。更に鉄片はＣ3 の軌跡を描き、回転磁石１３に吸
いつけられた形で最も長くベルトコンベヤ１４上に付着
して、そのほぼ下端部からコンベヤ２３上に排出され
る。
の初期段階Ａにおいて作業員Ｈはクレーン等を使ってア
ルミニウム鋳物Ｍをシェイクアウトマシーン１の上に載
置する。振動電動機Ｍは常時駆動されており、アルミニ
ウム鋳物Ｍは振動力により付着している鋳物砂を落下さ
せ、下方のホッパ２に排出させる。これは第１のスクリ
ーンＳ上に排出され、ここを重力作用で転動落下してい
くときにふるい下はホッパｈに排出され、この下方に配
設された回収砂収集コンベヤＱにより所定の場所へと搬
送される。またスクリーンＳのふるい上は図４に詳細が
示されるアルミセパレータ１１によりベルトコンベヤ１
４上を図において右方に移動させられるが、この排出端
には回転磁石１６の高速回転により交互に配設された永
久磁石Ｎ、Ｓ、Ｎ、Ｓ・・・・の磁束がベルト１４上の
アルミニウム片にうず電流を発生する。これと回転磁石
１３からの磁束の相互作用により矢印Ｃ1 、Ｃ2 、Ｃ3
の軌跡でアルミニウム大片が最も大きい水平方向の速度
成分を受けてアルミニウム大片収集コンベヤ２１上で受
けられ、また砂だま（アルミ小片含む）はＣ2 の軌跡に
よりアルミ小片・砂だま収集コンベヤ２２により排出さ
れる。更に鉄片はＣ3 の軌跡を描き、回転磁石１３に吸
いつけられた形で最も長くベルトコンベヤ１４上に付着
して、そのほぼ下端部からコンベヤ２３上に排出され
る。
【００１５】コンベヤ２１からはアルミ大片が所定の場
所に搬送される。またコンベヤ２２から排出された砂だ
まは破砕機２６に供給され、ここで砂だまが細かい砂に
破砕され、この中にアルミ小片を含むのであるが、これ
が弾性ローラ２５から第２のふるい装置としての振動コ
ンベヤ３０に供給され、スクリーン３２上を振動により
移送される途上においてふるい下は排出口３３よりベル
トコンベヤ３４上に排出され、ここで回収砂として所定
の場所に搬送される。ふるい上は上述したアルミセパレ
ータ１１と同様な構成のアルミセパレータ４０に供給さ
れ、ここでアルミニウム小片がベルトコンベヤ４１によ
りアルミニウム回収位置へと移送され、またベルトコン
ベヤ４２により回収すべき砂として所定の場所に搬送さ
れる。以上のようにして本実施例によればアルミ鋳物か
ら自動的にアルミニウム片を精選率良く回収することが
できる。
所に搬送される。またコンベヤ２２から排出された砂だ
まは破砕機２６に供給され、ここで砂だまが細かい砂に
破砕され、この中にアルミ小片を含むのであるが、これ
が弾性ローラ２５から第２のふるい装置としての振動コ
ンベヤ３０に供給され、スクリーン３２上を振動により
移送される途上においてふるい下は排出口３３よりベル
トコンベヤ３４上に排出され、ここで回収砂として所定
の場所に搬送される。ふるい上は上述したアルミセパレ
ータ１１と同様な構成のアルミセパレータ４０に供給さ
れ、ここでアルミニウム小片がベルトコンベヤ４１によ
りアルミニウム回収位置へと移送され、またベルトコン
ベヤ４２により回収すべき砂として所定の場所に搬送さ
れる。以上のようにして本実施例によればアルミ鋳物か
ら自動的にアルミニウム片を精選率良く回収することが
できる。
【００１６】以上本発明の実施例について説明したが、
勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技
術的思想に基いて種々の変形が可能である。
勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技
術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【００１７】例えば以上の実施例ではアルミセパレータ
として、いわゆる永久磁石の回転によるセパレータを用
いたが、これに限ることなくリニアパルスモータを用い
て分離させる型式のセパレータを用いてもよい。
として、いわゆる永久磁石の回転によるセパレータを用
いたが、これに限ることなくリニアパルスモータを用い
て分離させる型式のセパレータを用いてもよい。
【００１８】また以上の実施例ではアルミニウム鋳物に
ついて説明したが、他の非鉄金属の鋳物の鋳物砂から、
この非鉄金属を回収するようにすることもできる。
ついて説明したが、他の非鉄金属の鋳物の鋳物砂から、
この非鉄金属を回収するようにすることもできる。
【００１９】
【発明の効果】以上述べたように本発明の鋳物砂中の非
鉄金属回収装置によれば、自動的に精選率よく鋳物砂か
ら非鉄金属を回収することができる。
鉄金属回収装置によれば、自動的に精選率よく鋳物砂か
ら非鉄金属を回収することができる。
【図１】本発明の実施例による鋳物砂中のアルミニウム
回収装置の全体を示す側面図である。
回収装置の全体を示す側面図である。
【図２】同装置におけるシェイクアウトマシーンの部分
破断側面図である。
破断側面図である。
【図３】同正面図である。
【図４】同装置における要部の拡大側面図である。
１ シェイクアウトマシーン ４ スクリーン １１ アルミセパレータ ２１ アルミ大片コンベヤ ２２ アルミ小片砂だまコンベヤ ２３ 鉄片コンベヤ ２６ 破砕機 ３０ 振動ふるいコンベヤ ３４ 回収砂コンベヤ ４０ 第２アルミニウムセパレータ ４１ アルミ小片ベルトコンベヤ ４２ 砂ベルトコンベヤ
Claims (1)
- 【請求項１】 鋳造後の鋳物から鋳物砂を振動により落
下させるシェイクアウトマシーンと、該鋳物砂から回収
砂をふるい下とする第１ふるい装置と、該第１ふるい装
置のふるい上を受け、大片の非鉄金属と砂だまとに分離
する第１非鉄金属分離機と、前記砂だまを破砕する破砕
機と、該破砕機の排出物を受けて回収砂をふるい分ける
第２ふるい装置と、該第２ふるい装置のふるい上を受
け、前記砂だまに含まれていた小片の非鉄金属と回収砂
とに分離する第２非鉄金属分離機とからなる鋳物砂中の
非鉄金属回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03268364A JP3116459B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 鋳物砂中の非鉄金属回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03268364A JP3116459B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 鋳物砂中の非鉄金属回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576987A true JPH0576987A (ja) | 1993-03-30 |
| JP3116459B2 JP3116459B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=17457493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03268364A Expired - Fee Related JP3116459B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 鋳物砂中の非鉄金属回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3116459B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011194349A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Kiyota Chuki:Kk | 固化物自動粉砕装置 |
| CN104972061A (zh) * | 2015-07-09 | 2015-10-14 | 湖北亚钢金属制造有限公司 | 铸造型砂与铁丸自动分离回收装置 |
| CN105499486A (zh) * | 2015-12-15 | 2016-04-20 | 含山县大力精密机械有限公司 | 一种粘土砂砂处理装置 |
| CN106623770A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-05-10 | 浙江品川精密机械有限公司 | 铸造用树脂砂再生生产线 |
| KR102089572B1 (ko) * | 2018-10-24 | 2020-04-23 | 주식회사 에코비젼21 | 주조 공정의 주물품과 회수철의 선별 및 회수를 위한 주조 공정 운영 방법 |
| CN111604489A (zh) * | 2020-05-30 | 2020-09-01 | 绍兴市柯桥区凌丰机械厂 | 一种铸件振动落砂*** |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP03268364A patent/JP3116459B2/ja not_active Expired - Fee Related
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