JPH057696Y2 - - Google Patents

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JPH057696Y2
JPH057696Y2 JP1986180820U JP18082086U JPH057696Y2 JP H057696 Y2 JPH057696 Y2 JP H057696Y2 JP 1986180820 U JP1986180820 U JP 1986180820U JP 18082086 U JP18082086 U JP 18082086U JP H057696 Y2 JPH057696 Y2 JP H057696Y2
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pair
discharge lamp
terminals
back plate
ballast
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、けい光灯等の放電灯に用いる裏面
端子型の放電灯安定器に関するものである。
〔背景技術〕
放電灯器具本体への非取付面となる表面に端子
を用いた放電灯安定器では、端子が放電灯器具本
体よりも高くなるため、放電灯器具本体内での各
部品を接続する配線が平面上にできず放電灯安定
器や各部品の上下左右を通る。そのため、配線が
見苦しく、かつ配線が長くなり、また放電灯安定
器の充電部を保護するカバーが必要になる。この
カバーは表面に取付けるものであるため、取付ね
じ等で容易に外れないようにする必要があり、部
品点数増加や構造複雑化の問題がある。
そこで、第4図および第5図に示す裏面端子型
の放電灯安定器が用いられている。この放電灯安
定器は、安定器外装61の取付面となる裏面板6
2aの内面近傍に位置して端子64を設け、裏面
板62aには配線を端子64にはんだ付けするた
め等に用いる切欠孔65を形成したものである。
安定器外装61はベース板62とカバー63とか
らなり、ベース板62の底壁が前記裏面板62a
となる。端子64はコイルボビン等の絶縁基材6
6の側端面から突出させたものである。ベース板
62は取付ねじ等で放電灯器具本体67に取付け
られる。放電灯器具本体67にはカウンタシンク
からなる浮上り部68を設け、端子64およびこ
の端子64に配線を接続したはんだ等と放電灯器
具本体67との絶縁距離が確保できるようにして
いる。
しかし、この構造では浮上り部68を設ける必
要があつて放電灯器具本体67の加工が複雑とな
る。また、放電灯安定器の取付位置が浮上り部6
8を設けた位置に限定され、さらには浮上り部6
8があるために他の部品の取付けが制限されると
いう問題点がある。
〔考案の目的〕
この考案は、放電灯器具本体に絶縁距離確保用
の浮上り部を加工する必要がなく構造の簡単な裏
面端子型の放電灯安定器を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の放電灯安定器は、安定器外装の取付
面となる裏面板の両端内面近傍に位置して一対の
端子を設け、前記裏面板に前記一対の端子が露出
した結線作業用の一対の切欠孔を設けるととも
に、この一対の切欠孔に前記一対の端子を覆う一
対の絶縁カバーを設けた放電灯安定器において、
前記一対の端子を前記安定器外装内の絶縁基材か
ら前記裏面板の長手方向端部側へ突出させて前記
裏面板の両端近傍にこの裏面板の幅方向一側に片
寄せて配置し、前記一対の切欠孔を前記絶縁基材
の裏面の前記一対の端子の近傍部分を露出させて
前記一対の端子と同方向に片寄せて設け、前記絶
縁基材の裏面の前記一対の切欠孔内露出部分に取
付孔を設け、前記一対の絶縁カバーを互いに同一
形状のものにして各々前記裏面板の長手方向に並
んだ一対の取付爪を形成し、この一対の取付爪の
うちの片方の取付爪で前記絶縁基材の前記取付孔
に嵌入させて前記一対の絶縁カバーを取付けるよ
うにしている。
この考案の構成によれば、安定器外装の結線作
業用の切欠孔に端子を覆う絶縁カバーを設けたの
で、裏面板の近傍に端子を有する裏面端子型であ
りながら、放電灯器具本体に絶縁距離確保用の浮
上り部を設ける必要がない。絶縁カバーは放電灯
器具本体と放電灯安定器の一部との間に介在させ
るので、放電安定器の非取付時に抜け落ちない程
度の取付け強度が取付爪だけで十分に得られる。
このため、放電灯安定器の表面に設ける場合と異
なり、ねじ等を用いずに簡単に取付構造で脱落し
ないようにできる。また、絶縁カバーは裏面板よ
り裏側へ突出しないので、放電灯器具本体への取
付状態で放電灯安定器の高さが変化しない。ま
た、端子に接続する配線を放電灯安定器の片側か
ら出せるように端子を片寄らせて配置し、絶縁カ
バーに一対の取付爪を設け、一対の絶縁カバーに
同一形状のものを使用しているので、部品種類数
の削減を図ることができる。
実施例 この考案の実施例を第1図ないし第3図に基づ
いて説明する。この放電灯安定器は、安定器外装
1の取付面となる裏面板2aの両端内面近傍に市
して一対の端子4を設け、裏面板2aに一対の端
子4が露出した結線作業用の一対の切欠孔5を設
けるとともに、一対の切欠孔5に一対の端子4を
覆う樹脂製等の一対の絶縁カバー6を設けたもの
である。安定器外装1は略ハツト形断面のベース
板2と表カバー3とで形成され、ベース板2の底
壁が裏面板2aとなる。ベース板2と表カバー3
とはかしめ部7で互いに巻込み状態にかしめてあ
る。安定器外装1内にはコイルボビンとなる絶縁
基材8にコイルを巻装したもの等が収容してあ
り、端子4は絶縁基材8の両端から突出してい
る。すなわち、裏面板2aの長手方向両端近傍に
端部側へ突出して端子4を設けてある。これら端
子4は、配線を放電灯安定器の一側部で導出でき
るように、裏面板2aの幅方向一側に片寄せてあ
り、これに応じて切欠孔5も同方向に片寄せてあ
る。切欠孔5は、絶縁基材8の裏面の端子4の近
傍部分まで露出する大きさとしてあり、この露出
部分で絶縁基材8に取付孔9が形成してある。
絶縁カバー6は、両方の切欠孔5に設けるもの
とも互いに同一形状のものであり、各々裏面板2
aの長手方向に並んだ一対の取付爪10を有す
る。これら一対の取付爪10のうち、片方の取付
爪10を絶縁基材8の取付孔9に嵌入させて絶縁
カバー6の取付けが行われる。他方の取付爪10
は、端子4の先端側に位置して切欠孔5内に遊嵌
させておく。取付爪10は第3図のように一対の
逆止弾性割爪10aからなる。
第2図のように、ベース板2は放電灯器具本体
11に取付ねじ等で取付ける。
この構成によると、切欠孔5に端子4を覆う絶
縁カバー6を設けたので、裏面板2aの近傍に端
子4を有する裏面端子型でありながら、放電灯器
具本体11に絶縁距離確保用の浮上り部を設けな
くても絶縁耐圧性が十分に得られる。また、端子
4に配線を接続したはんだが異常時に外れても、
絶縁カバー6のため、配線が放電灯器具本体11
に接触せず、安全である。絶縁カバー6は絶縁基
材8と放電灯器具本体11との間に介在させるの
で、放電灯安定器の非取付時に抜け落ちない程度
の取付け強度を有するものであればよく、取付爪
10で十分に取付け強度が得られる。そのため、
ねじ止め等が不要であり、設計製造が容易であ
る。絶縁カバー6は裏面板2aよりも裏側へ突出
しないので、放電灯器具本体11への取付状態で
放電灯安定器の高さが変化しない。
さらに、この実施例では端子4に接続する配線
を放電灯安定器の片側から出せるように端子4を
片寄らせて配置してあるが、絶縁カバー6に一対
の取付爪10を設けることにより、このように片
寄せ配置しながら、両側の絶縁カバー6に同一形
状のものを使用できるようにし、部品種類数の削
減を図つている。これにつき説明する。裏面板2
aは放電灯器具本体11への熱伝導を良くして放
電灯安定器の放熱が良好に行えるように、放電灯
本体11との接触面積が大きいことが望ましい。
そのため、切欠孔5は小さいことが望ましく、端
子4を片寄らせた場合は切欠孔5も裏面板2aの
一側に片寄らせることが必要となる。しかし、こ
のように切欠孔5を片寄らせると、切欠孔5の幅
方向中央に取付孔9を設けることができなくな
る。そのため、絶縁カバー6に1個の取付爪10
を設けただけでは、左右両側の切欠孔5に設ける
絶縁カバー6につき、取付爪10の位置が異なる
2種のものが必要となる。そこで、この実施例で
は絶縁カバー6に2個の取付爪10を設け、図の
左の切欠孔5と右の切欠孔5とで互いに逆の取付
爪10を用いることにより、このような取付孔9
に対する非対称の切欠孔5に対して同じ絶縁カバ
ー6を用いられるようにしている。端子4の外側
に遊嵌した取付爪10は遊んでいるが、はんだが
外れた場合に配線がベース板2に当ることを防止
し、安全性が向上する。
〔考案の効果〕
この考案の放電灯安定器は、安定器外装の結線
作業用の切欠孔に端子を覆う絶縁カバーを設けた
ので、裏面板の近傍に端子を有する裏面端子型で
ありながら、放電灯器具本体に絶縁距離確保用の
浮上り部を設ける必要がない。絶縁カバーは灯電
灯器具本体と放電灯安定器の一部との間に介在さ
せるので、放電灯安定器の非取付時に抜け落ちな
い程度の取付け強度が取付爪だけで十分に得られ
る。このため、放電灯安定器の表面に設ける場合
と異なり、ねじ等を用いずに簡単な取付構造で脱
落しないようにできる。また、絶縁カバーは裏面
板よりも裏側へ突出しないので、放電灯器具本体
への取付状態で放電灯安定器の高さが変化しな
い。また、端子に接続する配線を放電灯安定器の
片側から出せるように端子を片寄らせて配置し、
絶縁カバーに一対の取付爪を設け、一対の絶縁カ
バーに同一形状のものを使用しているので、部品
種類数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の分解斜視
図、第2図はその正面図、第3図は同じくその部
分拡大斜視図、第4図は従来例の正面図、第5図
はその裏面図である。 1……安定器外装、2……ベース板、2a……
裏面板、3……表カバー、4……端子、5,5′,
5″……切欠孔、6,6′,6″……絶縁カバー、
9……取付孔、10……取付爪、11……放電灯
本体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 安定器外装の取付面となる裏面板の両端内面近
    傍に位置して一対の端子を設け、前記裏面板に前
    記一対の端子が露出した結線作業用の一対の切欠
    孔を設けるとともに、この一対の切欠孔に前記一
    対の端子を覆う一対の絶縁カバーを設けた放電灯
    安定器において、 前記一対の端子を前記安定器外装内の絶縁基材
    から前記裏面板の長手方向端部側へ突出させて前
    記裏面板の両端近傍にこの裏面板の幅方向一側に
    片寄せて配置し、前記一対の切欠孔を前記絶縁基
    材の裏面の前記一対の端子の近傍部分を露出させ
    て前記一対の端子と同方向に片寄せて設け、前記
    絶縁基材の裏面の前記一対の切欠孔内露出部分に
    取付孔を設け、前記一対の絶縁カバーを互いに同
    一形状のものにして各々前記裏面板の長手方向に
    並んだ一対の取付爪を形成し、この一対の取付爪
    のうちの片方の取付爪で前記絶縁基材の前記取付
    孔に嵌入させて前記一対の絶縁カバーを取付ける
    ようにしたことを特徴とする放電灯安定器。
JP1986180820U 1986-11-25 1986-11-25 Expired - Lifetime JPH057696Y2 (ja)

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JPS6384809U JPS6384809U (ja) 1988-06-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6211441A (ja) * 1985-07-10 1987-01-20 富士システムズ株式会社 レ−ザ−手術用体内***用チユ−ブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325686Y2 (ja) * 1981-04-10 1988-07-13
JPH057695Y2 (ja) * 1985-04-13 1993-02-26

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JPS6211441A (ja) * 1985-07-10 1987-01-20 富士システムズ株式会社 レ−ザ−手術用体内***用チユ−ブ

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