JPH0576341U - 引出し - Google Patents

引出し

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JPH0576341U
JPH0576341U JP1871292U JP1871292U JPH0576341U JP H0576341 U JPH0576341 U JP H0576341U JP 1871292 U JP1871292 U JP 1871292U JP 1871292 U JP1871292 U JP 1871292U JP H0576341 U JPH0576341 U JP H0576341U
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Pending
Application number
JP1871292U
Other languages
English (en)
Inventor
保久 松田
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1871292U priority Critical patent/JPH0576341U/ja
Publication of JPH0576341U publication Critical patent/JPH0576341U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引出し内部を収納物の大きさに応じて適宜区
画することができ、しかも嵩高で重量のある収納物で
も、奥行き方向及び間口方向のいずれにも安定的に支持
することができるようにする。 【構成】 引出しの間口方向に配設され奥行き方向にス
ライド可能な第1の仕切り部材4と、この第1の仕切り
部材4と交差して引出しの奥行き方向に配設され間口方
向にスライド可能な第2の仕切り部材5とを備える。こ
れによって、第1の仕切り部材4と第2の仕切り部材5
及び引出し1の内周面とによって、収納物の大きさに応
じた収納区画を形成することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、収納物の大きさに応じて、内部空間を任意に区画することができる 引出しに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より厨房内のフロアキャビネットや洗面化粧台等には、上面が開放した箱 型の引出しが備えられており、この引出し内には種々の大きさのものが収納され ている。このように大きさの異なるものを一つの引出し内に収納する場合、特に 醤油や油の入った瓶など嵩型のものは、引出しの出し入れの際に転倒し易い。
【0003】 このため、複数のものを整理した状態で収納し、且つ開閉時における嵩高のも のの転倒を防止するために、例えば実開平3−87432号公報に代表されるよ うに、間仕切りを設けた引出しが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながらこの種の間仕切りは、引出しの両側板に亘って設けられ、奥行き 方向にのみスライド可能で、間口方向には区画することはできない。このため収 納物の間口方向の安定性に欠け、特に引出しの間口が幅広くなる程、引出しの出 し入れの際に嵩高の収納物が横方向に倒れたり、また他の収納物と衝突するとい う問題がある。
【0005】 また、実公平3−49547号公報には、収納物保持用のアームを持つスライ ド可能な滑り部材を、間口方向に設けられた仕切り部材にスライド可能に備えた 引出しが開示されている。
【0006】 この引出しによると、滑り部材の収納物保持用のアームによって、引出し内部 が奥行き方向にも区画され、収納物の間口方向の傾きもある程度は防止すること ができる。しかしながら、このアームは滑り部材から片持ち梁式に突設したもの であり、引出しの奥行き方向を完全に区画することができず、特に重量のあるも のを安定的に支持することは困難である。
【0007】 そこで、本考案の目的は、引出し内部を収納物の大きさに応じて適宜区画する ことができ、しかも嵩高で重量のある収納物でも、奥行き方向及び間口方向のい ずれにも安定的に支持することができるようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の引出しは、上記目的を達成するために、引出しの間口方向に配設され 奥行き方向にスライド可能な第1の仕切り部材と、この第1の仕切り部材と交差 して引出しの奥行き方向に配設され間口方向にスライド可能な第2の仕切り部材 とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案の引出しにおいては、第1の仕切り部材と第2の仕切り部材とをそれぞ れ、間口方向及び奥行き方向にスライドさせることによって、第1の仕切り部材 と第2の仕切り部材及び引出しの内周面とによって、収納物の大きさに応じた収 納区画を形成することができる。
【0010】
【実施例】
図1は本考案の引出しの平面図、図2は同正面縦断面図、図3は同斜視図、図 4は図1の引出しを組み込んだキャビネットの斜視図である。
【0011】 図4において、キャビネット20は、上面にカウンターを載置して使用される 厨房のフロアーキャビネットで、従来から一般に採用されている構造を持つ。す なわち、前面及び上面を開口した箱型状本体21を有し、向かって左側に扉22 を設け、右側には上下2段に引出し1,2を配置している。
【0012】 下段の引出し1は、図1,図2及び図3に示すように、左右にはレール1eを 備えた側板1a,背部には背板1b、底部には底板1cを備え、前面には化粧板 を利用した前板1dを配置している。また、収納空間の上部には、収納区間を適 宜平面的に区画する、第1の仕切り部材4及び第2の仕切り部材5が配設されて いる。
【0013】 第1の仕切り部材4は、前板1d及び背板1b間に両端を固定されたガイド部 材6に、アタッチメント7を介して取り付けられている。また、第2の仕切り部 材5は、第1の仕切り部材4の上部に直角に交差して配置され、両端部は、ガイ ド部材8にアタッチメント9を介して取り付けられ、さらにこのガイド部材8は 、前記した側板1a上のガイド部材6に、ガイド用アタッチメント10を介して 固定されている。
【0014】 ガイド用アタッチメント10は、図6の斜視図及び図7の側面図に示すように 、長方形断面のガイド部材6に嵌合される上片10a及び下片10bからなる嵌 合部10cと、この嵌合部10cと直角方向に連設された中空状の取り付け部1 0dとからなり、下片10bの略中央には弾性変形可能な突起10eを設けてい る。
【0015】 一方、第1,第2の仕切り部材4,5を支持するアタッチメント7及び9は、 図8(a)の側面図に示すように、上片7a,9a及び下片7b,9bからなる 嵌合部7c,9cと、この嵌合部7c,9cと直角方向に連設された中空状の取 り付け部7d,9d及び、下片7b,9bに設けた突起7e,9eの基本構成は ガイド用アタッチメント10と同様であり、さらに同アタッチメント10の取り 付け部10dに相当する部分に、図8(b)に示す、仕切り部材4,5挿入用の 挿入孔11aを設けた弾性部材の受具11を嵌め込んでいる。その際、第1の仕 切り部材4用のアタッチメント7は、挿入孔11aが下となるように、また第2 の仕切り部材5用のアタッチメント9は、挿入孔11aが上方となるようにそれ ぞれ嵌め込んでいる。したがって、同一平面上に配置されたガイド部材6及び8 に対して、図4及び図5に示すように、第1,第2の仕切り部材4,5をそれぞ れ段違いに交差した状態に取り付けることができる。
【0016】 一方ガイド部材6及び8は、断面が長方形の中空状部材で、図9の底面図に示 すように、アタッチメント7,9,10の突起7e,9e,10eが係合する係 合孔6a,8aを一定間隔で設けている。したがって、図1の平面図に示す左側 のアタッチメント10の取り付け部10d内にガイド部材4の端部を差し込み、 他方の端部を右側のアタッチメント10の取り付け部10dに差し込むことによ り、係合孔6a内にアタッチメント10の突起10eが侵入し、ガイド部材8と 両側のアタッチメント10とが一体化されることとなる。
【0017】 上記構成において、下段に位置する第1の支持部材4及び、上段の第2の支持 部材5は、それぞれ奥行き方向及び間口方向に独立してスライド可能である。し たがって、従来のように単に奥行き方向だけではなく、収納物の大きさに応じて 間口方向にも任意の区画形成が可能となり、引出しの出し入れの際にも嵩高の醤 油や油の瓶などが間口方向に傾くのを有効に防止することができる。
【0018】 また、ガイド部材6,8及びアタッチメント7,9,10等は、基本部材を供 用することができるため、製造コストの低減が可能となる。さらに、ガイド部材 6,8の底面には、アタッチメント7,9の突起7e,9eと係止する係止孔6 a,8aを形成しているため、ガイド部材6,8を係止孔6a,8aの位置で確 実に位置決めすることができ、重量のある収納物の場合にもガイド部材6,8が ずれて移動することもない。
【0019】 なお、以上の実施例においては、厨房に設けるフロアキャビネットについて説 明したが、無論これに限定されるものではなく、洗面化粧台のキャビネットや一 般の家具の引出しにも適用することができる。
【0020】
【考案の効果】 以上に説明したように、本考案の引出しは、引出しの間口方向に配設され奥行 き方向にスライド可能な第1の仕切り部材と、この第1の仕切り部材と交差して 引出しの奥行き方向に配設され間口方向にスライド可能な第2の仕切り部材とを 備えている。このため、従来のように引出しの奥行き方向だけではなく、間口方 向も任意の区画形成が可能となり、嵩高の瓶等も引出し時に転倒させることなく 安定的に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の引出しの平面図である。
【図2】図1に示す引出しの正面断面図である。
【図3】図1に示す引出しの斜視図である。
【図4】図1に示す引出しを組み込んだキャビネットの
斜視図である。
【図5】図1に示す引出しのA−A線矢視断面図であ
る。
【図6】ガイド用アタッチメントの斜視図である。
【図7】図6に示すガイド用アタッチメントの側面図で
ある。
【図8】(a)はアタッチメントの側面図、(b)は
(a)のアタッチメントに使用する受具の斜視図であ
る。
【図9】ガイド部材の底面図である。
【符号の説明】
1,2 引出し、1a 側板、1b 背板、1c 定
板、1d 前板、4 第1の仕切り部材、5 第2の仕
切り部材、6 ガイド部材、7 アタッチメント、8
ガイド部材、9 アタッチメント、10 ガイド用アタ
ッチメント、10a 上片、10b 下片、10c 嵌
合部、10d 取り付け部、10e 突起、11 受
具、11a 挿入孔、20 キャビネット、21 本
体、22 扉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出しの間口方向に配設され奥行き方向
    にスライド可能な第1の仕切り部材と、この第1の仕切
    り部材と交差して引出しの奥行き方向に配設され間口方
    向にスライド可能な第2の仕切り部材とを備えたことを
    特徴とする引出し。
JP1871292U 1992-03-31 1992-03-31 引出し Pending JPH0576341U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1871292U JPH0576341U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 引出し

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1871292U JPH0576341U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 引出し

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0576341U true JPH0576341U (ja) 1993-10-19

Family

ID=11979270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1871292U Pending JPH0576341U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 引出し

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JP (1) JPH0576341U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010201063A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Cleanup Corp 収納庫
EP2734082A1 (de) * 2011-07-19 2014-05-28 Paul Hettich GmbH & Co. KG Schubkasten für möbel
WO2020071635A1 (ko) * 2018-10-02 2020-04-09 삼성전자주식회사 냉장고

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