JP2534192Y2 - 引出し付き本立 - Google Patents

引出し付き本立

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JP2534192Y2
JP2534192Y2 JP1991049730U JP4973091U JP2534192Y2 JP 2534192 Y2 JP2534192 Y2 JP 2534192Y2 JP 1991049730 U JP1991049730 U JP 1991049730U JP 4973091 U JP4973091 U JP 4973091U JP 2534192 Y2 JP2534192 Y2 JP 2534192Y2
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Inventor
泰一 徳田
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、書棚等の棚装置の収容
部に取付けることが可能な引出し付き本立に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、書棚等の棚装置の収容部内に棚板
を取付け、その下面に引出しを設けるとともに、棚板の
上面には書籍等を支持する仕切板等を立設した構造のも
のは存在する。また、机天板上に載置する本立の載置板
の下方に引出しを設けたものも存在する。
【0003】しかし、従来の本立は、書棚等の棚装置に
一体的に組み込みんだ構造のものか、又は机天板上に載
置する独立使用のものであった。
【0004】このような従来の一体組み込み型の本立で
は、机と書棚を離れて設置した場合等において、頻繁に
使用する書籍を手近に収容したいといった要望に答える
ことができず、また独立使用型の本立では、机天板上を
広く使用したい場合等において、その本立の収容保管が
不便である。仮に、独立使用型の本立を書棚等に収容す
る場合には、書棚に予めその空間を設けておく必要があ
るとともに、収容できた場合にも外観性や収まりが悪
く、振動や書籍の出し入れの際に落下する危険性もあ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、書籍等の棚装置の収
容部内に一体的に組み込み収容可能であるとともに、取
出して机天板上に載置して使用することも可能な引出し
付き本立を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の課題解
決のために、上面に載置板を有する本体部内に引出しを
設けるとともに、該載置板の上面に書籍等の側方支持及
び仕切り用に複数の支持部材を突設してなり、本体部の
両側には後方へ開放し、前方を閉止したガイド溝をそれ
ぞれ形成するとともに、背後に背板を有する書棚等の棚
装置の収容部に面する両側に前記ガイド溝を前方からス
ライド係合する支持レールを対向突設し、前記収納部
に、本体部の両側を引き出し分離可能に支持してなる引
出し付き本立を構成した。
【0007】
【作用】以上の如き内容からなる本考案の引出し付き本
立は、本体部の両側に後方へ開放し、前方を閉止したガ
イド溝をそれぞれ形成するとともに、書籍等の棚装置の
収容部に面する両側に前記ガイド溝を前方からスライド
係合する支持レールを対向突設したスライド支持手段に
よって、背後に背板を有する書籍等の棚装置の収容部内
に本体部を引き出し分離可能に支持することにより、書
棚と一体となして使用することが可能であり、また収容
部から取出して独立状態で机天板上に載置し、頻繁に使
用する書籍等を手近に収容することができるものであ
り、更に本体部に引出しを設けていることから、この引
出しに小物類を収容することが可能である。また、前記
本立を棚装置の収容部内に装着した状態で、支持レール
に沿って本立を手前に引き出すことにより、本体部上面
の載置板の前端から収容部背後の背板までの奥行を大き
くして、奥行幅の大きな書籍を安定に載置することも可
能である。
【0008】
【実施例】次に添付図面に示した実施例に基づき更に本
考案の詳細を説明する。
【0009】図1〜図3は本考案の代表的実施例を示
し、図中1は書棚、2は収容部、3は本立をそれぞれ示
している。本考案で用いた書棚1は、両側板4,4の上
下に天板5と地板6を固定し、背後に背板7を取付ける
とともに、内部に複数の棚板8,…を固定した構造を有
し、上下棚板8,8間、天板5と棚板8間及び地板6と
棚板8間に中仕切板9,…を取付け、更に側板4と中仕
切板9間には小棚板10,…を適宜取付けたものであり、
適所に本考案に係る収容部2を設けている。本実施例で
は、下方の棚板8を机天板と略一致した高さに設定し、
その上部の側板4と中仕切板9間に収容部2を設けてい
る。しかし、本考案の主旨から明らかなように本考案は
図示した書棚1に限定されるものではなく、少なくとも
収容部2を有する棚装置、例えば机上棚等にも適用でき
るものである。
【0010】本考案の本立3は、図1〜図6に示すよう
に、上面に載置板11を有する本体部12内に引出し13,13
を並設するとともに、該載置板11の上面に書籍等の側方
支持及び仕切り用に複数の支持部材14,…を突設したも
のである。更に詳しくは、本体部12は載置板11の下方に
間隔を置いて略同一平面形状の底板15を配するととも
に、載置板11と底板15の両側間に側片16,16を設け、更
に背後に後片17を設けた前面開口した箱形のものであ
る。そして、この本体部12の内部には適宜仕切片を設け
て複数の引出し13,13を引き出し可能に内装している。
また、前記載置板11に上面には、金属棒を略コ字形に折
り曲げて形成した支持部材14の両先端を、その上面に埋
設したブッシュ18に嵌挿して立起状態で装着している。
本実施例では、支持部材14を両側端と中間部に4個設け
ている例を示したが、少なくとも2個以上あればよいの
である。また、支持部材14も上述したものに限定され
ず、単に板状のものでもよく、その載置板11への取付構
造も任意である。
【0011】そして、前記本立3の本体部12の両側に
は、後方へ開放し、前方を閉止したガイド溝19をそれぞ
れ形成し、該ガイド溝19を書棚1の収容部2に面した側
板4及び中仕切板9に対向突設した支持レール20,20に
前方からスライド係合させ、もって本立3を前後引き出
し可能に支持するのである。尚、図5にはガイド溝19を
側片16に設けた例を示し、図6には載置板11の側端面に
ガイド溝19に設けた例を示している。また、このような
ガイド溝19と支持レール20とのスライド支持手段を採用
することにより、本立3を引き出して分離させることが
可能となるのである。しかし、この支持手段は本実施例
に限定されるものではなく、側板4と中仕切板9に断面
L字形の支持レール20を突設し、該支持レール20に本体
部12を単に載支するだけでもよいのである。
【0012】また、本立3を書棚1の収容部2に装着し
た状態で、引出し13を引き出した場合に、本体部12も同
時に引き出されないように、前記ガイド溝19と支持レー
ル20の適所にストッパー手段を設けておくことが好まし
い。
【0013】本考案における収容部2は、固定的でなく
てもよく、図2に示したように、上下棚板8,8間に設
けた中仕切板9を左右に移動固定できるようにすれば、
側板4と中仕切板9間に形成される収容部2の位置も変
更可能である。ここで、図示しないが上下棚板8,8間
に二枚の中仕切板9,9を設け、その間を収容部2とな
すことも勿論可能である。
【0014】次に、前記本体部12に内装した引出し13
は、本立3を書棚1に組み込み装着した状態でも、机天
板上に載置した状態でも引き出し可能であることを要す
る。そのため、引出し13の前板21の下端は、本体部12の
下端より上方に設定している。そして、引き出すための
把手22は、図6に示したものは前板21の前面に突設した
例を示している。この把手22は通常のつまみ型のものを
示している。
【0015】図7〜図9には本立3を机天板23上に載置
した状態を示し、この状態で引出し13を容易に引き出せ
るように各図にその例を示している。図7は、本体部12
の底板15の下面両側にスペーサー片24,24を突設し、引
出し13の把手22は、前板21の下縁の後部をくり抜いて形
成した例を示している。また、図8は、引出し13の前板
21の下端を本体部12の底板15より若干上方に位置させ、
前板21の前面中央部に把手22をくり抜き形成した例を示
している。最後に、図9は、図8と略同様であるが、把
手22を前板21の上縁の後部をくり抜いて形成した例を示
している。
【0016】
【考案の効果】以上にしてなる本考案の引出し付き本立
は、上面に載置板を有する本体部内に引出しを設けると
ともに、該載置板の上面に書籍等の側方支持及び仕切り
用に複数の支持部材を突設してなり、本体部の両側には
後方へ開放し、前方を閉止したガイド溝をそれぞれ形成
するとともに、背後に背板を有する書棚等の棚装置の収
容部に面する両側に前記ガイド溝を前方からスライド係
合する支持レールを対向突設し、前記収納部内に、本体
部の両側を引き出し分離可能に支持してなるので、書籍
等の棚装置の収容部内に本体部を支持して書棚と一体と
なして使用することができ、外観性がよく、収まりがよ
いので、使用中に不意に落下することもないのである。
そして、前記本立を棚装置の収容部内に装着した状態
で、支持レールに沿って本立を手前に引き出すことによ
り、本体部上面の載置板の前端から収容部背後の背板ま
での奥行を大きくして、奥行幅の大きな書籍を安定に載
置することができる。また、収容部から引き出し分離し
て取出し、独立状態で机天板上に載置して使用すること
ができ、頻繁に使用する書籍等を手近に収容することが
できるものである。更に、本体部に引出しを設けている
ことから、この引出しに小物類を収容することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の代表的実施例を示す書棚に組み込んだ
状態の斜視図
【図2】同じく正面図
【図3】同じく縦断面図
【図4】同じく要部の縦断面図
【図5】同じく要部の横断面図
【図6】本考案の引出し付き本立の斜視図
【図7】本体部の下面にスペーサー片を取付けた他の実
施例を示す引出し付き本立の一部省略縦断面図
【図8】引出しの前板中央部に把手をくり抜き形成した
他の実施例を示す本体部の一部省略縦断面図
【図9】引出しの前板上縁に把手をくり抜き形成した他
の実施例を示す本体部の一部省略縦断面図
【符号の説明】
1 書棚 2 収容部 3 本立 4 側板 5 天板 6 地板 7 背板 8 棚板 9 中仕切板 10 小棚板 11 載置板 12 本体部 13 引出し 14 支持部材 15 底板 16 側片 17 後片 18 ブッシュ 19 ガイド溝 20 支持レール 21 前板 22 把手 23 机天板 24 スペーサー片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に載置板を有する本体部内に引出し
    を設けるとともに、該載置板の上面に書籍等の側方支持
    及び仕切り用に複数の支持部材を突設してなり、本体部
    の両側には後方へ開放し、前方を閉止したガイド溝をそ
    れぞれ形成するとともに、背後に背板を有する書棚等の
    棚装置の収容部に面する両側に前記ガイド溝を前方から
    スライド係合する支持レールを対向突設し、前記収納部
    内に、本体部の両側を引き出し分離可能に支持してなる
    ことを特徴とする引出し付き本立。
JP1991049730U 1991-05-31 1991-05-31 引出し付き本立 Expired - Fee Related JP2534192Y2 (ja)

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