JPH05732A - 用紙捌き機能を備えた自動給紙装置 - Google Patents

用紙捌き機能を備えた自動給紙装置

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Publication number
JPH05732A
JPH05732A JP6646791A JP6646791A JPH05732A JP H05732 A JPH05732 A JP H05732A JP 6646791 A JP6646791 A JP 6646791A JP 6646791 A JP6646791 A JP 6646791A JP H05732 A JPH05732 A JP H05732A
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JP
Japan
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paper
sheet
paper feed
plate
feeder
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JP6646791A
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English (en)
Inventor
Takashi Imamura
孝 今村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05732A publication Critical patent/JPH05732A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C3/00Glass compositions
    • C03C3/04Glass compositions containing silica
    • C03C3/076Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
    • C03C3/089Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron
    • C03C3/091Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium
    • C03C3/093Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing boron containing aluminium containing zinc or zirconium

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】自動的に用紙の捌き作業が行える用紙捌き機能
を備えた自動給紙装置を得る。 【構成】用紙12が載置される給紙台10には、用紙1
2を挟持搬送する呼出ローラー、分離ローラー等が一体
となって配設されており、本体部としてのユニット型自
動給紙装置Mのキャビネット104に軸支されたシャフ
ト106で回転可能に軸支されている。従って、エンド
プレート14が略水平となる位置まで給紙台を回転さ
せ、用紙12をセットし、この状態から給紙台10をユ
ニット型自動給紙装置Mのキャビネッ104側へ倒す
と、用紙12は、エンドプレート14に寄り掛かった状
態となるので、給紙台10の上に瓦状に積載される。こ
れによって、用紙12の捌き作業が省略できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給紙装置へ用紙を
供給する前に行われる捌き作業を自動的に行う用紙捌き
機能を備えた自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、写真用のプリント袋、新聞紙等に
は、広告宣伝用の多種の用紙(以下「用紙」とは、チラ
シ、印刷物、現像後の写真プリントとネガフィルムを顧
客に返却するプリント袋へ入れる宣伝広告用のチラシ等
を意味することとする。)が折り込まれている。この用
紙の数は大量であるため、手作業で同種の用紙から各々
一枚づつ抜取り、多種の用紙をワンセットとしてまとめ
るのは大変な手間を要する。
【0003】そこで、折り込み作業の時間短縮を図るた
め、自動的に多種の用紙をワンセットとしてまとめる自
動給紙装置が提案されている。
【0004】この自動給紙装置には、用紙が挿入される
挿入口が複数個設けられており、これらの挿入口から挿
入された用紙が一定の時間差をおいて、単一の搬出口か
ら搬出されることにより、受箱内へ多種の用紙がそのま
ま折込み可能に載置されていくようになっている。この
ため、自動給紙装置には、用紙の挿入口に向かって平板
状の給紙台が固定され、この給紙台の上に用紙が積載さ
れるようになっている。
【0005】ところで、この給紙台から供給される用紙
を、挿入口の内側に配置された呼出ローラーによって、
一枚づつ挟持搬送(いわゆる重走防止)するためには、
作業員がチラシを捌いて給紙台の上に積載する必要があ
り、この捌き作業は手間と熟練を要していた。また、用
紙を給紙台に載置する際、作業員が用紙を抱えて自動給
紙装置の挿入口の方向に移動しなければならなかったの
で、作業効率も低下していた。
【0006】なお、ここでいう捌き作業とは、図2に示
すように瓦状となるように用紙を給紙台上の積載するこ
とをいう。瓦状に積載する方式としては、図8に示すよ
うに用紙12の上から下へずらし、用紙12の最上部か
ら挿入していく方式も考えられているが、用紙12が詰
まった時その発見がし難く、最上部に詰まった用紙12
が除去しにくいという欠点を有している。従って一般的
には、図2に示すように用紙12の上から下にずらして
行く方式が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る事実を考
慮し、自動的に用紙の捌き作業が行える用紙捌き機能を
備えた自動給紙装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の用紙捌き
機能を備えた自動給紙装置は、給紙台の載置板上に積載
された用紙を呼出ローラーに向かって送り出し次に用紙
搬送手段で用紙を挟持搬送し、さらにこの呼出ローラー
から用紙搬送手段に渡って形成される用紙搬送経路の末
端に配置された搬出ローラーによって用紙を搬出口から
搬出するユニット型自動給紙装置が複数個組み合わされ
た自動給紙装置において、ユニット型自動給紙装置の本
体部と別体に構成され回転可能にユニット型自動給紙装
置のキャビネットに軸支される給紙台と、前記給紙台に
前記載置板と所定の角度をもって配設され載置板上に積
載された用紙を搬送ローラーに向かって送り出すエンド
プレートと、を有することを特徴としている。
【0009】請求項2記載の用紙捌き機能を備えた自動
給紙装置は、エンドプレートと載置板との角度を調整す
る角度調整手段を備えたことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明に係る用紙捌き機能を備えた自動給紙装
置においては、給紙台に用紙を積載する際、給紙台に設
けられた軸材を中心として給紙台を自動給紙装置の本体
部から離間する方向へ回転させながら持ち上げ、給紙台
に配備されているエンドプレートが略水平面となる位置
で給紙台の回転を停止する。次に水平状態に積重ねられ
た用紙を、紙面がエンドプレート上にくるように載置
し、用紙の縁部を載置板へ当接させる。用紙のセットが
完了した後、給紙台を自動給紙装置側へ押し倒し、給紙
台の載置板を水平状態とする。この時、用紙はエンドプ
レートに寄り掛かった状態となっているので、用紙の縁
部が載置板上を滑って、載置板上に瓦状に積載される。
その後、所定の角度をもって配設されたエンドプレート
によって搬送ローラーに向かって一枚一枚送り出され、
重送されることがない。
【0011】
【実施例】
(自動給紙装置Mの概略構成)第1実施例に係る用紙捌
き機能を備えた自動給紙装置は、ユニット型自動給紙装
置Mが複数個組み合わされて構成され、それぞれのユニ
ット型自動給紙装置Mは、用紙送り出し機能及び用紙搬
送機能を備えている(本実施例では2台のユニット型自
動給紙装置Mが組合わされた場合について説明する)。
【0012】図1に示されるように、ユニット型自動給
紙装置Mには、呼出ローラー20から搬出ローラー30
に渡って形成され用紙を搬送する用紙搬送経路Rとは別
に、ユニット型自動給紙装置M相互間において、用紙1
2を搬送する用紙案内経路Gを備えている。すなわち、
上部に配置されたユニット型自動給紙装置Mの用紙案内
経路Gと下部に配置されたユニット型自動給紙装置Mの
用紙案内経路Gとが連結するように、ユニット型自動給
紙装置Mを複数個配置することによって、一定の時間差
をおき、最下方に配置されたユニット型自動給紙装置M
の搬出口50から用紙12、13を搬出して、自動的に
用紙12、13をワンセットとしてまとめることができ
るようになっている。
【0013】以下搬送機構は同一であるので、下部のユ
ニット型自動給紙装置Mについて説明する。
【0014】図1に示されるように、ユニット型自動給
紙装置Mは、給紙台10に積載された用紙12を呼出ロ
ーラー20に向かって送り出す送出手段としてのエンド
プレート14を備えている。
【0015】エンドプレート14は、移動用モーター1
6に駆動力を付与されて移動する移動用ベルト18に固
定されている。これにより、エンドプレート14は移動
用ベルト18に牽引され呼出ローラー20方向(矢印A
方向)またはこれと逆方向に移動可能となっている(図
4参照)。
【0016】図5に示されるように、呼出ローラー20
は、自重によって用紙12を載置板22との間で挟持搬
送するようになっており、呼出ローラー20のシャフト
24に固定されたギア26がギア28と噛み合ってい
る。このギア28は、分離ローラー32のシャフト34
に固定されたギア36と噛み合っている。シャフト34
にはさらにギア38が固定されており、ギア38は、シ
ャフト42に軸支された電磁式の給紙クラッチ40のギ
ア44と噛み合っている。シャフト42の先端部には、
ギア45が固定されており、ギア46を介して送り出し
ローラー48のシャフト52に固定されたギア54か
ら、シャフト52の回転力が伝達されるようになってい
る。このように構成することにより、給紙クラッチ40
のオンオフによって、ギア54から伝達されるギア46
の駆動力を制御することにより、呼出ローラー20と、
分離ローラー32の駆動が制御されるようになってい
る。
【0017】また、分離ローラー32の下方には、押圧
調整機能を有する摩擦板56が配置されており、分離ロ
ーラー32とで用紙12を挟持搬送するようになってい
る(図1参照)。
【0018】なお、これら呼出ローラー20、ギア2
8、分離ローラー32、給紙クラッチ40及び摩擦板5
6は、一体となって給紙台10に配設されており、本体
部としてのユニット型自動給紙装置Mのキャビネット1
04に対して回転可能とされている(図3参照)。
【0019】図1に示されるように、本体部に配置され
る送り出しローラー48、張力調整プーリ58、用紙案
内経路Gの上部に位置する案内ローラー62、搬出口5
0側に位置する搬出ローラー30及び搬送用モーター6
4の回転軸に固定されたプーリ66には、搬送ベルト6
0が巻掛けてあり、搬送用モーター64のチラシ搬送方
向への回転力が付与されるようになっている。
【0020】また、これら送り出しローラー48、案内
ローラー62、搬出ローラー30には、用紙12の用紙
搬送経路Rまたは用紙案内経路Gと対峙して、挟持圧調
整可能な追従ローラー68が配置されており、これによ
ってチラシ12を搬出口50方向へ挟持搬送するように
なっている。 (給紙台の構成)図1及び図4に示されるように、給紙
台10は用紙12が載置される矩形状の載置板22と、
この載置板22の長手辺に沿って下方に屈曲される側板
70、及び載置板22の幅方向に沿って取付けられた端
部壁72とで箱型状に構成されている。この載置板22
の中央部には、長手方向に沿って長方形状のガイド孔7
4が形成されている。エンドプレート14は矩形状のプ
レートで上端部及び側部には補強用の脚板15が形成さ
れ、またその下辺部14Aの中央部から支持板76が突
出形成されている。この支持板76は、所定の曲率でチ
ラシ12送り出し方向(矢印A方向)と反対側へ緩やか
に屈曲されその先端部の両縁部からチラシ12の送り出
し方向へ向かって一対のブラケット78が立設されてい
る。
【0021】ブラケット78には、載置板22の幅方向
に沿って軸孔80が形成されている。また、対向するブ
ラケット78の間には、軸孔81を備えた直方体の固定
部材82が嵌め込まれるようになっている。このブラケ
ット78は、移動ベース83に取付けられるようになっ
ている。すなわち、ブラケット78、固定部材82及び
移動ベース83が組み合わされることによって、エンド
プレート14は、軸孔80、軸孔81及び移動ベース8
3に形成される軸孔85を挿通する軸材84を中心とし
て回転可能とされ、また移動ベース83に牽引されて移
動するようになっている。移動ベース83は、平板部8
6とこの平板部の両端部から下方に直角に屈曲する側壁
部88で構成されている。この平板部86は中央部から
端部に向かって切り取られ、切り残された平板部86に
はネジ孔90が形成されている。この移動ベース83
は、ガイド孔74の長手方向に沿いガイド孔74の両側
に渡って配置された移動ベルト18の端部をエンドレス
に挟持固定する2枚の板状の固定板92へ、移動ベース
83のねじ孔90に螺合されるねじ94によって、固定
板92と一体に固定されるようになっている。この固定
板92には、載置板22の上面側から摺動部材96、9
7が固定されている。これによって、この摺動部材96
は、載置板22の上面に載置され、移動ベルト18に牽
引される移動べース83を懸架しながら、載置板22上
を摺動することとなる(図1参照)。
【0022】一方、エンドプレート14の用紙12の送
り出し方向と反対面の略中央部には、断面略U字状の取
付金具98が固着されている。この取付金具98には、
側面形状が略台形状とされたステー100が固定されて
いる。このステー100の端面100Aは、載置板22
との当接面となっている。この端面100Aが載置板2
2の上面と当接することにより、エンドプレート14の
傾斜角が制限されている。
【0023】また、給紙台10の側板70の左端部付近
には、貫通孔102形成されている。この貫通孔102
には、両端部が自動給紙装置Mのキャビネット104に
軸支されたシャフト106が挿通固定され、このシャフ
ト106を軸として給紙台10全体が矢印B方向に回転
可能となっている(図3参照)。
【0024】図3に示されるように、給紙台10には、
シャフト106を軸として給紙台10が自動給紙装置M
から持ち上げられた時、この給紙台10を支える支持部
材108が設けられている。支持部材108は2つのア
ーム110、112から構成され、その端部はそれぞれ
側板70と自動給紙装置Mのキャビネット104に回転
可能に軸支されている。アーム110とアーム112と
の接合部は、ピン114で軸支されると共に、アーム1
10、112が略直線状態となったとき、矢印Bと反対
方向の回動を阻止する図示しないストッパーを備えてい
る。一方、ユニット型自動給紙装置Mのキャビネット1
04の左上端には、ピン113が設けられ、給紙台10
が矢印B方向に回転されたとき、エンドプレート14の
先端部を支持し、エンドプレート14を略水平状態に保
持するようになっている。
【0025】また、図1及び図4に示されるように、給
紙台10の幅方向の略中央部には、エンドプレート14
の移動用モーター16が固定されている。この移動用モ
ーター16の回転軸にはモータープーリー116が固着
され、ベルト118が巻掛けられている。このベルト1
18の他方はプーリー120へ巻掛けられ、移動用モー
ター16の回転力が伝達されるようになっている。この
プーリー120はシャフト122に固定されており、シ
ャフト122の両端部は両側の側板70に軸支されてい
る(図2参照)。このシャフト122の中央部には、さ
らに小プーリー124が固定されている。この小プーリ
ー124の図面右上方には、シャフト126に軸支され
たプーリー128が配置されている。また、給紙台10
の回転軸となるシャフト106には、プーリー130が
軸支されている。一方、側板70の右端側には、シャフ
ト134に軸支されたプーリー135が配置されてい
る。これらのプーリー124、126、130及び13
4には、移動ベルト18が巻掛けてある。これによっ
て、移動用モーター16の正逆方向の回転力が、水平駆
動力として移動ベルト18に伝達され、この移動ベルト
18に固定されたエンドプレート14をガイド孔74に
沿って矢印A方向または反対方向に移動可能としてい
る。
【0026】また、載置板22の長手方向の両端部に
は、水平部と上方へ直角に屈曲する台形状の側壁部を有
するガイド板136設けられている。このガイド板13
6は、載置板22上に載置される用紙12の長手方向縁
部をガイドするようになっている。
【0027】さらに、載置板22の右方向端部付近に
は、支持板138が載置板22の長手方向の両端部から
上方に向かって立設されている。この支持板138に
は、分離ローラー32、及び給紙クラッチ40を支持す
るシャフト34、42の両端部が軸支されている(図5
参照)。
【0028】図2に示されるように、この支持板138
にはロック部材140が備えられている。このロック部
材140の略中央部は支持板138に固定されたピン1
42に軸支されている。このロック部材140は、ロッ
ク部材140の略中央部に一端が固定され、他端が支持
板138に固定されたばね144で矢印C方向に回転力
を付勢されている。ロック部材140の先端部にはフッ
ク146が形成され、自動給紙装置Mのキャビネット1
04に設けられた係止ピン148に係止可能とされてい
る。
【0029】次に、本発明の第1実施例に係る給紙台1
0の操作方法を説明する。
【0030】まず、ロック部材140をばね144の付
勢力に抗して、矢印C方向に回転させ、係止ピン148
に係止されているフック146を解除する(図2参
照)。これによって、給紙台10は、ユニット型自動給
紙装置Mのキャビネット104に軸支されシャフト10
6を回転軸として、矢印B方向へ回転可能となる(図3
参照)。
【0031】次に、給紙台10の先端部を掴んで給紙台
10に配設されたエンドプレート14が略水平状態とな
るまで、給紙台10全体を持ち上げ、支持部材108で
給紙台を支持する。
【0032】次に、図3に示すように、略垂直状態に用
紙12の紙面をエンドプレート14の上に載置し、用紙
12の縁部を揃えて載置板22に当接させる。従って、
作業員は用紙12をエンドプレート14の上に置くだけ
で作業を終了することができ、また給紙台10の方が後
方へ移動してくるので、移動する必要もない。このとき
エンドプレート14は、ピン113で略水平状態に支持
されているので、用紙12の重量にも耐えることができ
る。
【0033】次に、支持部材108の図示しないストッ
パーを解除し、用紙12が積載された給紙台を矢印Bと
反対方向へ倒す。このときエンドプレート14は、用紙
12の荷重でステー100の端面100Aが載置板22
の上面22と当接するまで回転して所定角度傾斜するの
で、載置板22が水平状態となった時、用紙12の最下
部の紙面はエンドプレート14へ寄っ掛かった状態とな
る。このため用紙12の縁部が載置板22の上面を滑っ
て、図2の示すような用紙12は、瓦状の状態となって
給紙台10にセットされる。用紙12がセットされる
と、エンドプレート14が矢印A方向に移動し、用紙1
2の最下部から一枚一枚呼出ローラー20へ送り出され
ていく。すなわち、作業員は用紙12を給紙台10の上
に積載するだけで、自動的に用紙12が捌かれ、また給
紙台10は持ち上げられた状態では、手前に移動してい
るので、用紙12を給紙台に載置するために、作業員が
移動する必要もない。さらに用紙12は、瓦状に積載さ
れているので、重送されることがない。
【0034】次に、第2実施例について説明する。
【0035】第2実施例では、より多くの用紙12をセ
ットできるように、給紙台10が持ち上げられた状態で
給紙台10の載置板22の面とエンドプレート14の面
とが直交するようになっている。
【0036】すなわち、図6に示されるように、エンド
プレート14のブラケット78にカムフオロア150の
一端150Aが固定されている。このカムフオロア15
0の他端150Bは、給紙台10の回転軸であるシャフ
ト106に固定されたカム152の外周に当接してい
る。
【0037】従って、給紙台10が持ち上げられると、
カム152にカムフオロア150の他端150Bが押し
上げられ、カムフオロア150の一端150Aを矢印B
と反対方向に回転させる。これに伴って軸材84に軸支
されているエンドプレート14のブラケット78が矢印
Bと反対方向に回転する。これによって、給紙台10が
略垂直に持ち上げられた状態では、エンドプレート14
と給紙台10の載置板22が直交するようになってい
る。
【0038】また、第3実施例として、図7に示すよう
に、エンドプレート14のブラケット78にプーリー1
54が固定されている。このプーリー154は、シャフ
ト106に固定された固定プーリー156とタイミング
ベルト158で連絡されている。
【0039】これによって、給紙台10を持ち上げる
と、予め設定されたプーリー比によってエンドプレート
14の載置板22に対する傾斜角を変化させることがで
きる。なお、エンドプレート14が移動する時には、シ
ャフト106は、ユニット型自動給紙装置Mのキャビネ
ット104に設けられた図示しない長穴に沿って、エン
ドプレート14と一体となって移動するようになってい
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る用紙
捌き機能を備えた自動給紙装置では、給紙台を持ち上
げ、エンドプレート上に用紙をセットして、次に給紙台
を倒すだけで、給紙台上に用紙が瓦状に積載されるの
で、熟練者でなくても簡単に用紙をセットできる。
【0041】さらに、用紙をセットする時には、給紙台
は作業員側に移動しているので、作業員は移動しなくて
も、用紙をセットすることができ、作業効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る捌き機能を備えた自動給紙装置の
搬送機構を示した側面図である。
【図2】本発明に係る捌き機能を備えた自動給紙装置の
給紙台を示した側面図である。
【図3】本発明に係る捌き機能を備えた自動給紙装置の
給紙台を持ち上げた状態を示した側面図である。
【図4】本発明に係る捌き機能を備えた自動給紙装置の
給紙台を示した分解斜視図である。
【図5】本発明に係る捌き機能を備えた自動給紙装置の
用紙取込み部付近を示した斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るエンドプレートに角
度調整機能を付加した給紙台を示す概略図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るエンドプレートに角
度調整機能を付加した給紙台を示す概略図である。
【図8】用紙が瓦状に積載された状態を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 給紙台 14 エンドプレート 106 シャフト 150 カムフオロア(角度調整手段) 152 カム(角度調整手段) 154 プーリー(角度調整手段) 156 プーリー(角度調整手段) 158 タイミングベルト(角度調整手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙台の載置板上に積載された用紙を呼
    出ローラーに向かって送り出し次に用紙搬送手段で用紙
    を挟持搬送し、さらにこの呼出ローラーから用紙搬送手
    段に渡って形成される用紙搬送経路の末端に配置された
    搬出ローラーによって用紙を搬出口から搬出するユニッ
    ト型自動給紙装置が複数個組み合わされた自動給紙装置
    において、ユニット型自動給紙装置の本体部と別体に構
    成され回転可能にユニット型自動給紙装置のキャビネッ
    トに軸支される給紙台と、前記給紙台に前記載置板と所
    定の角度をもって配設され載置板上に積載された用紙を
    搬送ローラーに向かって送り出すエンドプレートと、を
    有することを特徴とする用紙捌き機能を備えた自動給紙
    装置。
  2. 【請求項2】 前記エンドプレートと前記載置板との角
    度を調整する角度調整手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の用紙捌き機能を備えた自動給紙装置。
JP6646791A 1991-03-29 1991-03-29 用紙捌き機能を備えた自動給紙装置 Pending JPH05732A (ja)

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JP6646791A JPH05732A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 用紙捌き機能を備えた自動給紙装置

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JP6646791A JPH05732A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 用紙捌き機能を備えた自動給紙装置

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JP (1) JPH05732A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9065675B2 (en) 2008-04-22 2015-06-23 3M Innovative Properties Company Microstructured adhesive article

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9065675B2 (en) 2008-04-22 2015-06-23 3M Innovative Properties Company Microstructured adhesive article

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