JPH0570498A - ポリペプチド - Google Patents

ポリペプチド

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JPH0570498A
JPH0570498A JP9617691A JP9617691A JPH0570498A JP H0570498 A JPH0570498 A JP H0570498A JP 9617691 A JP9617691 A JP 9617691A JP 9617691 A JP9617691 A JP 9617691A JP H0570498 A JPH0570498 A JP H0570498A
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sequence
seq
amino acids
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polypeptide
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JP9617691A
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Inventor
Toru Kurome
徹 黒目
Yasuko Tanaka
靖子 田中
Fumitsugu Hino
文嗣 日野
Ikunoshin Katou
郁之進 加藤
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Takara Shuzo Co Ltd
Original Assignee
Takara Shuzo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抗ヒトGMP−140モノクローナル抗体の
抗原認識領域、特にそのCDRを解明し、血清診断や臨
床応用等において有用な、ヒトGMP−140を特異的
に認識することのできるアミノ酸配列を有するポリペプ
チド、及び塩基配列を提供する。 【構成】 ヒトのGMP−140を特異的に認識するこ
とができるポリペプチド、及びそれをコードする塩基配
列。配列表により特定した大別して2種類のポリペプチ
ドがある。 【効果】 ヒトGMP−140を認識するモノクローナ
ル抗体の抗原認識部位が特定され、該認識部位を含有す
るポリペプチドの遺伝子工学的製造手段が提供された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒトのGMP−140を
特異的に認識することができるアミノ酸配列を有するポ
リペプチド及びそれをコードするDNA塩基配列に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、GMP−140に対するモノクロ
ーナル抗体は、血小板の活性化、血管内皮細胞の活性
化、炎症の発生機序などの基礎研究への利用の他に、血
清診断、標識化抗体による血栓炎症の画像診断、及び抗
血栓、抗炎症効果を有する抗体の生体への投与など臨床
応用も試みられている。GMP−140に対するモノク
ローナル抗体はマクエバー(R.P.McEver)ら〔ジャ
ーナル オブ バイオロジカル ケミストリー(J.Bi
ol. Chem. )第259巻、第9799頁(1984)〕
がS12というクローンを、また、フューリエ(B.Fu
rie )ら〔ジャーナル オブ バイオロジカルケミスト
リー、第259巻、第9121頁(1984)〕がKC
4というクローンを発表して以来、種々のモノクローナ
ル抗体が開発されてきた。本発明者らは、特願平1−2
87861号明細書に記載のようにGMP−140測定
に適した抗ヒトGMP−140モノクロナール抗体(P
L7−6、WGA−1)産生株を樹立し、これらは微工
研菌寄第11072号(FERM P−11072)及
び微工研菌寄第11073号(FERM P−1107
3)として工業技術院微生物工業技術研究所に寄託され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、該PL
7−6を始めとし、現在までGMP−140に対するモ
ノクローナル抗体を構成する軽鎖と重鎖、更には抗原を
特異的に認識し結合する機能を有する可変領域のアミノ
酸配列及び遺伝子構造については全く知られていない。
また、モノクローナル抗体産生細胞株は、一般に継代と
共にその抗体産生能の低下することが知られており、こ
の問題を解決するために抗体産生細胞の細胞クローニン
グや抗体遺伝子をクローニング後、遺伝子導入すること
によって大量発現させることなどが行われている。更に
最近ではマウス由来の可変領域及びヒトの定常部領域か
らなるキメラ抗体、二種の異った抗原特異性を有する双
特異キメラ抗体、一本鎖抗体、及び抗体活性をもつ単一
CDR(相補性決定領域)に相当するオリゴペプチド等
の開発がなされている。このように、遺伝子工学的手法
による抗体の産生更に、改良抗体の開発において、その
遺伝子の分離更にアミノ酸配列を含めた構造の解明は必
須である。特に、抗体の特異性が可変領域の中でもCD
Rという特定の領域に限定されることは当分野ではよく
知られていることで、例えば抗体の親和性を改良する目
的でCDRのアミノ酸を置換することが広く行われてお
り、CDRのDNA塩基、アミノ酸配列の解明は特に重
要である。すなわち、本発明の目的は、抗ヒトGMP−
140モノクローナル抗体の抗原認識領域、特にそのC
DRを解明し、血清診断や臨床応用等において有用な、
ヒトGMP−140を特異的に認識することのできるア
ミノ酸配列を有するポリペプチド、及び塩基配列を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明の第1の発明はヒトのGMP−140を特異的に認
識することができるポリペプチドに関し、下記一般式
(1)及び(2)から選択される。また、本発明の第2
の発明は第1の発明のポリペプチドをコードする塩基配
列に関する。 FR1 −CDR1L−FR2 −CDR2L−FR3 −CDR3L−FR4 ・・・(1) (上式中FR1 は23〜28個の、FR2 は14〜16
個の、FR3 は30〜34個の、FR4 は9〜11個の
それぞれ天然に存在するアミノ酸を含んで成るポリペプ
チド残基であり、CDR1Lは配列表の配列番号1で、
CDR2Lは配列表の配列番号2で、CDR3Lは配列
表の配列番号3でそれぞれ表され、ここでアミノ酸Cy
sは酸化状態においてS−S架橋を形成していることが
ある)、 FR5 −CDR1H−FR6 −CDR2H−FR7 −CDR3H−FR8 ・・・(2) (上式中FR5 は29〜36個の、FR6 は10〜16
個の、FR7 は32〜35個の、FR8 は12〜14個
のそれぞれ天然に存在するアミノ酸を含んで成るポリペ
プチド残基であり、CDR1Hは配列表の配列番号4
で、CDR2Hは配列表の配列番号5で、CDR3Hは
配列表の配列番号6でそれぞれ表され、ここでアミノ酸
Cysは酸化状態においてS−S架橋を形成しているこ
とがある)
【0005】上記各式中FRはフレームワーク領域を示
し、各FRは天然に存在するアミノ酸及び修飾されたア
ミノ酸で構成されていればよいが、中でも最も好ましい
のはFR1 が一般式(3): A−B ・・・ (3) (上式中、Aは水素、アシル基、又はGly残基であ
り、Bは配列表の配列番号7で示されるものである)の
ポリペプチド残基、FR2 が配列表の配列番号8で示さ
れるポリペプチド残基、FR3 が配列表の配列番号9で
示されるポリペプチド残基、FR4 が配列表の配列番号
10で示されるポリペプチド残基、FR5 が一般式
(4): C−D ・・・ (4) (上式中、CはGlu、Gln、Pyr、水素、アシル
化Glu又はアシル化Glnであり、Dは配列表の配列
番号11で示されるものである)のポリペプチド残基、
FR6 が配列表の配列番号12で示されるポリペプチド
残基、FR7 が配列表の配列番号13で示されるポリペ
プチド残基、FR8 が配列表の配列番号14で示される
ポリペプチド残基であり、ここでアミノ酸Cysは酸化
状態においてS−S架橋を形成していることがある。
【0006】本発明者らは、上記の点にかんがみ、鋭意
研究した結果、抗ヒトGMP−140モノクローナル抗
体PL7−6のCDRを含む可変領域をコードするcD
NAを分離し、該DNA塩基配列を解明し、特にCDR
領域のアミノ酸配列を特定することで本発明を完成し
た。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
使用する抗ヒトGMP−140モノクローナル抗体産生
細胞としては前記特願平1−287861号明細書記載
のハイブリドーマPL7−6(FERM P−1107
3)がある。該細胞を培養し、細胞中より、RNAを調
製し、例えばオリゴテックスTM−dT30を用い、mR
NAを精製することにより、抗体産生細胞のmRNAを
調製することができ、次に該mRNAを逆転写すること
によって、cDNAを調製することができる。cDNA
を合成する際に、例えばW.アルテンブルガー(W.Al
tenburger )らの報告〔ヌクレイック アシツズ リサ
ーチ( Nucleic Acids Research )、第9巻、第971
〜981頁(1981)〕のDNA配列より軽鎖定常領
域側スペシフィックプライマー、例えば配列表の配列番
号15のプライマー(C−1)を構築し、該プライマー
を用いcDNA合成を行うことにより、効率よく抗体軽
鎖のcDNAを調製することができる。また、例えば
D.L.ロバート(D.L.Robert)らの報告〔ジーン
( Gene )、第82巻、第371〜377頁(198
9)〕に記載されている配列表の配列番号16に示す重
鎖定常領域側スペシフィックプライマー(C−3)を合
成し、該プライマーを用いcDNA合成を行うことによ
り、効率よく、抗体重鎖のcDNAを調製することがで
きる。次にcDNAのクローニングを行えばよいが、c
DNAのクローニングには、例えばS.サイキ(S.Sa
iki )らのPCR〔サイエンス( Science )、第230
巻、第1350〜1354頁(1985)〕を応用する
のが最も簡便である。PCRには例えば前記のプライマ
ーのC−1、及び前出ジーンに記載の配列表の配列番号
17に示す軽鎖可変領域側ミックスプライマー(VL)
を合成して用い、目的のDNAを増幅すればよい。また
必要に応じ、増幅DNAを2ndPCRを行えば、効率
良く微量のDNAも増幅することができる。例えば前出
ジーンに記載の配列表の配列番号18に示す軽鎖定常領
域側スペシフィックプライマー(C−2)を新たに合成
し、ミックスプライマーVLと2ndPCRを行うこと
により、目的の軽鎖可変領域をコードするDNAを得る
ことができる。このとき、例えば前記アンテンブルガー
らの報告のDNA配列より、配列表の配列番号19のプ
ローブ(LP)を構築し、合成プローブを用い、増幅D
NAのサザンハイブリダイゼーションを行えば、目的D
NAの増幅を確認することができる。抗体重鎖可変領域
をコードするDNAは、PCR用プライマーとして、例
えば前出ジーンに記載の配列表の配列番号20に示す重
鎖可変領域側ミックスプライマー(VH)を合成し、前
出の定常領域側スペシフィックプライマー(C−3)と
PCRを行うことにより増幅でき、増幅DNAは、セル
( Cell )、第18巻、第559〜568頁(197
9)、ヌクレイック アシッズ リサーチ、第9巻、第
1365〜1381頁(1981)、ネーチャー( Nat
ure )、第283巻、第786〜789頁(1980)
にそれぞれ記載のDNA配列より構築した配列表の配列
番号21のプローブ(HP)により確認することができ
る。増幅されたDNAは、例えばアガロースゲル電気泳
動後、ゲルから切り出し、精製後、DNAブランティン
グキット(宝酒造社)を用いて末端を平滑化し、例えば
pUCベクターのHinc IIサイトにサブクローニング
し、ジデオキシ法によりシークエンシングすることによ
り、その塩基配列を決定することができる。前記一般式
(1)で表されるポリペプチドの1例のモノクローナル
抗体PL7−6軽鎖可変領域のアミノ酸配列及びその塩
基配列の1例を配列表の配列番号22に示し、前記一般
式(2)で表されるポリペプチドの1例の該抗体重鎖可
変領域のアミノ酸配列及びその塩基配列の1例を配列表
の配列番号23に示す。なお、本発明のポリペプチドを
コードする塩基配列とは、本発明のポリペプチドをコー
ドする塩基配列であればどのような塩基配列でもよい。
配列表の配列番号22のAsp1 −Cys23は一般式
(1)のFR1 の一例、Lys24−Ala40はCDR1
L、Trp41−Val54はFR2 の一例、Tyr55−S
er62はCDR2L、Gly63−Cys94はFR3 の一
例、Gln95−Phe104 はCDR3Lであり、Gly
105 −Lys103 がFR4 の一例である。また、配列表
の配列番号23のGlu1 −Phe29は一般式(2)の
FR5 の一例、Thr30−Val37はCDR1H、Ly
38−Ile48はFR6 の一例、Gly49−Lys63
CDR2H、Phe64−Ser98はFR7 の一例、Gl
99−Ala105 はCDR3H、Tyr106 −Ala
117 はFR8 の一例である。本発明者らは、特願平1−
287861号明細書に記載の方法でPL7−6モノク
ローナル抗体を精製し、次にその軽鎖及び重鎖のN末端
アミノ酸配列を決定した。その配列を配列表の配列番号
24、25に示す。すなわち配列表の配列番号24は軽
鎖可変領域のN末端アミノ酸配列、配列表の配列番号2
5は重鎖可変領域のN末端アミノ酸配列を示し、配列表
の配列番号24は、配列表の配列番号22の相当部位
に、配列表の配列番号25は配列表の配列番号23の相
当部位に一致する。
【0008】本発明のポリペプチドをコードするDN
A、あるいは例えば位置指定突然変異導入法等で改変し
た変異体DNAは遺伝子工学的な手法により、ベクター
例えばpSV2型ベクターに組込み、発現細胞例えばS
P210細胞を形質転換し、該ポリペプチド及びポリペ
プチド誘導体を得ることができる。また、同様な手法で
全遺伝子を決定し、本発明のポリペプチドを含む抗体を
生産することもできる。
【0009】また、本発明に係るポリペプチドの誘導体
とは、例えば、ヒトGMP−140分子への認識特異性
を保有している断片、例えば一価のFab断片及び二価
の(Fab′)2 断片、マウス−ヒトキメラモノクロー
ナル抗体、双特異性キメラ抗体、一本鎖抗体、酵素、蛍
光マーカー、金属キレート、細胞増殖抑制物質又は細胞
胞毒性物質、アビジン、ビオチン、抗血小板薬、血栓溶
解剤等との接合体、並びに放射能ラベル化抗体等であ
り、これらは、それぞれ公知の方法で調製し、目的に応
じ使用することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に具体的に
説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもの
ではない。
【0011】実施例1 PL7−6ハイブリドーマ細胞
からのmRNA分画の単離、精製 培養したハイブリドーマ細胞(FERM P−1107
3)からグアニジン−塩化セシウム法により全RNAを
調製し、オリゴテックスTM−dT30(宝酒造社)を用
いてmRNAを精製した。PL7−6ハイブリドーマ細
胞5×107 個より全RNA 127μgを得、精製後
約23μgのmRNAを得た。
【0012】実施例2 mRNAからのcDNA合成 上記ポリ(A)−mRNA約2μgより、アルシャム社
製cDNA合成キット(コード番号RPN−1256)
を使って軽鎖定常領域側スペシフィックプライマーC−
1、又は重鎖定常領域側スペシフィックプライマーC−
3を用いて、逆転写し、cDNAファーストストランド
を合成した。
【0013】実施例3 PCR法によるPL7−6モノ
クローナル抗体軽鎖可変領域cDNAのクローニング (1)PCR法によるcDNAの増幅 上記合成したcDNA 1μl(約0.1μg)を0.
5ml用チューブに取り、ジーンアンプTMキット(宝酒造
社)中、10μlの10倍濃縮増幅用緩衝液〔100mM
トリス−HCl: pH 8.3、500mM KCl、15
mM MgCl2 、0.01%(W/V)ゼラチン〕、1
6μlの1.25mM dNTP混合液(dATP、dG
TP、dCTP、TTP)、0.1μg(20pmol)の
可変領域側ミックスプライマーVL、0.1μg(20
pmol)の定常領域側スペシフィックプライマーC−1、
0.5μlの5ユニット/μlアンプリタックTM(宝酒
造社)を加え、滅菌水を加えて、100μlとし、10
0μlのミネラルオイル(シグマ社)を重層した後、自
動遺伝子増幅装置サーマルサイクラー(宝酒造社)によ
り増幅を行った。反応条件は、94℃で30秒間(熱変
性)→55℃で2分間(アニーリング)→72℃で1分
間(合成反応)のサイクルを25サイクル行った。次に
上記反応液2μlを0.5ml用チューブに取り、ジーン
アンプTMキット中、5μlの10倍濃縮増幅用緩衝液、
16μlの1.25mM dNTP混合液、0.1μg
(20pmol)の可変領域側ミックスプライマーVL、
0.1μg(20pmol)の定常領域側スペシフィックプ
ライマーC−2、0.5μlの5ユニット/μlのアン
プリタックTMを加え、滅菌水を加えて100μlとし、
100μlのミネラルオイルを重層した後、上記と同一
の反応条件にて、自動遺伝子増幅装置サーマルサイクラ
ーにより増幅を行った。 (2)サザンハイブリダイゼーションによる軽鎖可変領
域cDNA増幅の確認 上記反応液を10μl取り、1%アガロースゲル(宝酒
造社)にて電気泳動を行い、ナイロンメンブラン ハイ
ボンド( Hybond )−N(アマシャム社)を用いてサザ
ンハイブリダイゼーションを行った。プローブはプロー
ブLP10pmolをメガラベルキット(宝酒造社)を用い
〔γ−32P〕ATPで末端標識したものを用いた。この
サザンハイブリダイゼーションの結果、PL7−6モノ
クローナル抗体、軽鎖可変領域cDNA約380bpの
断片が増幅されていることが確認できた。 (3)サブクローニング及び配列決定 上記PL7−6モノクローナル抗体、軽鎖可変領域cD
NA断片をアガロースゲルから切り出し、精製した後、
DNAブランティングキット(宝酒造社)を用いて、末
端を平滑化し、pUC18ベクターのHinc IIサイトに
サブクローニングし、ジデオキシ法によりシークエンシ
ングし、モノクローナル抗体PL7−6軽鎖可変領域c
DNAの配列表の配列番号22で示した339bpの塩
基配列を決定した。
【0014】実施例4 PCR法によるPL7−6モノ
クローナル抗体重鎖可変領域cDNAのクローニング (1)PCR法によるcDNAの増幅 上記合成したcDNA 1μl(約0.1μg)を0.
5ml用チューブに取り、ジーンアンプTMキット中、10
μlの10倍濃縮増幅用緩衝液、16μlの1.25mM
dNTP混合液、0.1μg(20pmol)の可変領域
側ミックスプライマーVH、0.1μg(20pmol)の
定常領域側スペシフィックプライマーC−3、0.5μ
lの5ユニット/μlアンプリタックTMを加え、滅菌水
を加えて100μlとし、100μlのミネラルオイル
を重層した後、自動遺伝子増幅装置サーマルサイクラー
により増幅を行った。 反応条件は、94℃で30秒間(熱変性)→55℃で2
分間(アニーリング)→72℃で1分間(合成反応)の
サイクルを25サイクル行った。 (2)サザンハイブリダイゼーションによる重鎖可変領
域cDNA増幅の確認 上記反応液を10μl取り、1%アガロースゲル(宝酒
造社)にて電気泳動を行い、ナイロンメンブラン ハイ
ボンド( Hybond )−N(アマシャム社)を用いてサザ
ンハイブリダイゼーションを行った。プローブはプロー
ブHP10pmolをメガラベルキット(宝酒造社)を用い
〔γ−32P〕ATPで末端標識したものを用いた。この
サザンハイブリダイゼーションの結果、PL7−6モノ
クローナル抗体、重鎖可変領域cDNA約390bpの
断片が増幅されていることが確認できた。 (3)サブクローニング及び配列決定 上記PL7−6モノクローナル抗体、重鎖可変領域cD
NA断片をアガロースゲルから切り出し、精製した後、
DNAブランティングキット(宝酒造社)を用いて、末
端を平滑化し、pUC18ベクターのHinc IIサントに
サブクローニングし、ジデオキシ法によりシークエンシ
ングし、モノクローナル抗体PL7−6重鎖可変領域c
DNAの配列表の配列番号23で示した351bpの塩
基配列を決定した。
【0015】実施例5 PL7−6モノクローナル抗体
軽鎖可変領域N末端アミノ酸配列決定 (1)PL7−6モノクローナル抗体軽鎖及び重鎖の分
割、精製 メソッズ イン エンザイモロジー( Methods in Enzy
mology )、第25巻、第185頁(1972)に記載の
方法により、PL7−6モノクローナル抗体約4mgを塩
酸グアニジン存在下、ジチオスレイトール(DTT)に
より還元し、続いて、ヨードアセトアミドにより、遊離
のチオール基をカルボキシアミドメチル化することによ
り、保護し、軽鎖及び重鎖の分割を行った。次に、反応
液をセファデックスG−100(ファルマシア社)ゲル
ろ過カラムクロマトグラフィーにかけ、1Mプロピオン
酸で溶出した。SDS電気泳動により溶出画分をチェッ
クし、軽鎖及び重鎖の単一バンドを示す画分より、軽鎖
及び重鎖それぞれ約1mgを回収、精製した。 (2)軽鎖N末端アミノ酸配列決定 上記SDS電気泳動において軽鎖単一バンドを示す画分
を0.1M酢酸で透析した後、濃縮し、SDS電気泳動
を行い、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)膜にウエス
タンブロッティングし、プロテインシークエンサー(ア
プライドバイオシステムズ社、モデル477A)によ
り、配列表の配列番号24に示す軽鎖可変領域N末端ア
ミノ酸配列を決定した。このアミノ酸配列は、配列表の
配列番号22に示すPCR法により決定したcDNA配
列に基づくアミノ酸配列によく一致した。
【0016】実施例6 PL7−6モノクローナル抗体
重鎖可変領域N末端アミノ酸配列決定 (1)PL7−6モノクローナル抗体軽鎖及び重鎖の分
割、精製 上記実施例5−(1)の方法により、PL7−6モノク
ローナル抗体重鎖約1mgを得た。 (2)重鎖N末端アミノ酸配列決定 上記実施例5−(2)の方法により、配列表の配列番号
25に示す重鎖可変領域N末端アミノ酸配列を決定し
た。このアミノ酸配列は配列表の配列番号23に示すP
CR法により決定したcDNA配列に基づくアミノ酸配
列によく一致した。
【0017】
【発明の効果】本発明により、ヒトGMP−140を認
識するモノクローナル抗体の抗原認識部位が特定され、
該認識部位を含有するポリペプチドの遺伝子工学的製造
手段が提供された。
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:17 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Lys Ser Ser Gln Ser Leu Leu Asn Ser Ser Asn Gln Lsy Asn Tyr 1 5 10 15 Leu Ala 配列番号:2 配列の長さ:8 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Tyr Phe Ala Ser Thr Arg Glu Ser 1 5 配列番号:3 配列の長さ:10 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Gln Gln His Tyr Ser Thr Pro Arg Thr Phe 1 5 10 配列番号:4 配列の長さ:8 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Thr Ser Tyr Trp Met His Trp Val 1 5 配列番号:5 配列の長さ:15 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Gly Tyr Ile Asn Pro Gly Thr Ala Tyr Thr Glu His Asn Glu Lys 1 5 10 15 配列番号:6 配列の長さ:7 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Gly Asn Pro Ala Trp Phe Ala 1 5 配列番号:7 配列の長さ:23 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Asp Ile Val Leu Ala Gln Ser Pro Ala Ser Leu Ala Met Ser Val 1 5 10 15 Gly Gln Lys Val Thr Met Ser Cys 20 配列番号:8 配列の長さ:14 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Trp Tyr Gln Gln Lys Pro Gly Gln Ser Pro Lys Leu Leu Val 1 5 10 配列番号:9 配列の長さ:32 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Gly Val Pro Asp Arg Phe Ile Gly Ser Gly Ser Gly Thr Asp Phe 1 5 10 15 Thr Leu Thr Val Ser Ser Val Gln Ala Glu Asp Leu Ala Asp Tyr 20 25 30 Phe Cys 配列番号:10 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Gly Gly Gly Thr Lys Leu Glu Ile Lys 1 5 配列番号:11 配列の長さ:28 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Val Gln Leu Gln Gln Ser Gly Ala Glu Leu Thr Lys Pro Gly Ala 1 5 10 15 Ser Val Asn Met Ser Cys Lys Ala Ser Gly Tyr Thr Phe 20 25 配列番号:12 配列の長さ:11 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Lys Gln Arg Pro Gly Gln Gly Leu GluTrp Ile 1 5 10 配列番号:13 配列の長さ:35 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Phe Lys Asp Lys Ala Thr Leu Thr Ala Asp Lys Ser Ser Ser Thr 1 5 10 15 Ala Tyr Met Gln Leu Ser Ser Leu Thr Ser Glu Asp Ser Ala Val 20 25 30 Tyr Tyr Cys Ala Ser 35 配列番号:14 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: 中間部フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Tyr Trp Gly Gln Gly Thr Leu Val Thr Val Ser Ala 1 5 10 配列番号:15 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:YES 配列の特徴:1-20 primer 配列: CCAGATGTTA ACTGCTCACT 20 配列番号:16 配列の長さ:14 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:YES 配列の特徴:1-14 primer 配列: GGCCAGTGGA TAGA 14 配列番号:17 配列の長さ:26 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:NO 配列の特徴:1-26 primer 配列: GAYATYGTSC TBACHCARTC NCCAGC 26 配列番号:18 配列の長さ:14 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:YES 配列の特徴:1-14 primer 配列: TGGTGGGAAG ATGG 14 配列番号:19 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:NO 配列の特徴:1-20 probe 配列: TACAGTTGGT GCAGCATCAG 20 配列番号:20 配列の長さ:29 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:NO 配列の特徴:1-29 primer 配列: GARGTVCAGC TVCAGCARTC NGGMGCMGA 29 配列番号:21 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸(合成DNA) ハイポセティカル配列:NO アンチセンス:NO 配列の特徴:1-22 probe 配列: CHGATGGGGS TGTYGTTTTG GC 22 配列番号:22 配列の長さ:339 配列の型:核酸 鎖の数:2本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列の特徴: 1-339 E CDS(抗ヒトGMP−140モノクローナル
抗体) 配列: GAT ATT GTC CTT GCT CAA TCA CCA GCC TCC CTG GCT ATG TCA GTA 45 Asp Ile Val Leu Ala Gln Ser Pro Ala Ser Leu Ala Met Ser Val 5 10 15 GGA CAG AAG GTC ACT ATG AGC TGC AAG TCC AGT CAG AGC CTT TTA 90 Gly Gln Lys Val Thr Met Ser Cys Lys Ser Ser Gln Ser Leu Leu 20 25 30 AAT AGT AGC AAT CAA AAG AAC TAT TTG GCC TGG TAC CAG CAG AAA 135 Asn Ser Ser Asn Gln Lys Asn Tyr Leu Ala Trp Tyr Gln Gln Lys 35 40 45 CCA GGA CAG TCT CCT AAA CTT CTG GTA TAC TTT GCA TCC ACT AGG 180 Pro Gly Gln Ser Pro Lys Leu Leu Val Tyr Phe Ala Ser Thr Arg 50 55 60 GAA TCT GGG GTC CCT GAT CGC TTC ATA GGC AGT GGA TCT GGG ACA 225 Glu Ser Gly Val Pro Asp Arg Phe Ile Gly Ser Gly Ser Gly Thr 65 70 75 GAT TTC ACT CTT ACC GTC AGC AGT GTG CAG GCT GAA GAC CTA GCA 270 Asp Phe Thr Leu Thr Val Ser Ser Val Gln Ala Glu Asp Leu Ala 80 85 90 GAT TAC TTC TGT CAG CAA CAT TAT AGC ACT CCT CGG ACG TTC GGT 315 Asp Tyr Phe Cys Gln Gln His Tyr Ser Thr Pro Arg Thr Phe Gly 95 100 105 GGA GGC ACC AAG CTG GAG ATC AAA 339 Gly Gly Thr Lys Leu Glu Ile Lys 110 配列番号:23 配列の長さ:351 配列の型:核酸 鎖の数:2本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列の特徴:1-351 E CDS(抗ヒトGMP−140モ
ノクローナル抗体) 配列: GAG GTC CAG CTC CAG CAG TCC GGA GCC GAA CTG ACA AAA CCT GGG 45 Glu Val Gln Leu Gln Gln Ser Gly Ala Glu Leu Thr Lys Pro Gly 1 5 10 15 GCC TCA GTG AAT ATG TCC TGC AAG GCT TCT GGC TAC ACC TTT ACT 90 Ala Ser Var Asn Met Ser Cys Lys Ala Ser Gly Tyr Thr Phe Thr 20 25 30 AGC TAC TGG ATG CAC TGG GTA AAA CAG AGG CCT GGA CAG GGT CTG 135 Ser Tyr Trp Met His Trp Val Lys Gln Arg Pro Gly Gln Gly Leu 35 40 45 GAA TGG ATT GGA TAC ATT AAT CCT GGC ACT GCT TAT ACT GAG CAC 180 Glu Trp Ile Gly Tyr Ile Asn Pro Gly Thr Ala Tyr Thr Glu His 50 55 60 AAT CAG AAG TTC AAG GAC AAG GCC ACA TTG ACT GCA GAC AAG TCC 225 Asn Gln Lys Phe Lys Asp Lys Ala Thr Leu Thr Ala Asp Lys Ser 65 70 75 TCC AGC ACA GCC TAC ATG CAA CTG AGC AGC CTG ACA TCT GAG GAC 270 Ser Ser Thr Ala Tyr Met Gln Leu Ser Ser Leu Thr Ser Glu Asp 80 85 90 TCT GCA GTC TAT TAC TGT GCA AGT GGT AAC CCC GCC TGG TTT GCT 315 Ser Ala Val Tyr Tyr Cys Ala Ser Gly Asn Pro Ala Trp Phe Ala 95 100 105 TAC TGG GGC CAA GGG ACT CTG GTC ACT GTC TCT GCA 351 Tyr Trp Gly Gln Gly Thr Leu Val Thr Val Ser Ala 110 115 配列番号:24 配列の長さ:21 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: N末端フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Asp Ile Val Xaa Xaa Gln Ser Pro Xaa Ser Leu Ala Met Ser Val 5 10 15 Gly Gln Lys Val Thr Met 20 配列番号:25 配列の長さ:27 配列の型:アミノ酸 鎖の数:1本鎖 トポロジ−:直鎖状 配列の種類:ペプチド フラグメント型: N末端フラグメント(抗ヒトGMP−140モノクロー
ナル抗体) 配列: Xaa Val Gln Leu Gln Gln Ser Gly Ala Glu Leu Thr Lys Pro Gly 1 5 10 15 Ala Ser Val Xaa Met Ser Xaa Lys Ala Ser Gly Tyr 20 25
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12P 21/08 8214−4B (C12P 21/02 C12R 1:91) (C12P 21/08 C12R 1:91) (72)発明者 加藤 郁之進 滋賀県大津市瀬田3丁目4番1号 寳酒造 株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)及び一般式(2)より
    選択され、ヒトのGMP−140を特異的に認識するこ
    とができるものであることを特徴とするポリペプチド。 FR1 −CDR1L−FR2 −CDR2L−FR3 −CDR3L−FR4 ・・・(1) (上式中FR1 は23〜28個の、FR2 は14〜16
    個の、FR3 は30〜34個の、FR4 は9〜11個の
    それぞれ天然に存在するアミノ酸を含んで成るポリペプ
    チド残基であり、CDR1Lは配列表の配列番号1で、
    CDR2Lは配列表の配列番号2で、CDR3Lは配列
    表の配列番号3でそれぞれ表され、ここでアミノ酸Cy
    sは酸化状態においてS−S架橋を形成していることが
    ある)、 FR5 −CDR1H−FR6 −CDR2H−FR7 −CDR3H−FR8 ・・・(2) (上式中FR5 は29〜36個の、FR6 は10〜16
    個の、FR7 は32〜35個の、FR8 は12〜14個
    のそれぞれ天然に存在するアミノ酸を含んで成るポリペ
    プチド残基であり、CDR1Hは配列表の配列番号4
    で、CDR2Hは配列表の配列番号5で、CDR3Hは
    配列表の配列番号6でそれぞれ表され、ここでアミノ酸
    Cysは酸化状態においてS−S架橋を形成しているこ
    とがある)
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリペプチドをコードす
    る塩基配列。
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