JPH056840U - Icハンドラのデバイス滑走用シユート - Google Patents

Icハンドラのデバイス滑走用シユート

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JPH056840U
JPH056840U JP6074191U JP6074191U JPH056840U JP H056840 U JPH056840 U JP H056840U JP 6074191 U JP6074191 U JP 6074191U JP 6074191 U JP6074191 U JP 6074191U JP H056840 U JPH056840 U JP H056840U
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lever
magazine
chute
loader
sliding
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康宏 木村
光 興津
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日立電子エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プラテン等の搬送用治具を位置決め及び分離
を行う機構が搬送用治具の係合部材に対する係合の解除
を行うときに、搬送用治具の搬送方向とは反対方向に押
動する力が働かないようにする。 【構成】 第2レバー12は第1レバー11に枢支ピン
14によって枢着されて第2レバー12は第1レバー1
1に対して水平方向に回動自在となっている。ガイド3
の壁部にはベアリングローラ15が立設され、第2レバ
ー12と第1レバー11の本体部11aとの間には、第
2レバー12を第1レバー11側に近接する方向にばね
16で付勢する。よって第2レバー12は常時ベアリン
グローラ15と当接させ、第2レバー12の係合解除時
においては、第1レバー11の本体部11aが、ロータ
リアクチュエータ13の回動軸13aを中心として回動
する際に、第2レバー12はばね16の作用によって枢
支ピン14を中心としてプラテンの搬送方向に回動せし
められ、次位プラテン1Rに対してその搬送方向とは反
対方向に押動する力が働かない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパッケージ部の一側から複数のリード部を延在させたICデバイス、 即ちZIP(Zigzag Inline Package)型のデバイスをマ ガジンから試験・測定部に送り込むためのICハンドラのデバイス滑走用シュー トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ICハンドラは、一般に図1に概略示した構成となっている。同図において、 1はローダ部、2は測定部、3はアンローダ部である。ローダ部1にはデバイス Dを収容するマガジン4がセットされ、このマガジン4を傾斜させることによっ て、内部に収容したデバイスDを順次ローダ側シュート5に送り込み、このロー ダ側シュート5からICテスタTのテストヘッドHに対向配設した測定部2にお ける垂直シュート6に移行させて、この垂直シュート6の所定の位置に位置決め ・クランプして、垂直シュート6自体をテストヘッドH側に移行させて、デバイ スDのリードLをこのテストヘッドHのコネクタに接続させることによって、こ のデバイスDの電気的特性の試験・測定が行われる。また、このテストが終了し たデバイスDは、垂直シュート6からアンローダ部3のアンローダ側シュート7 に移行させて、このアンローダ側シュート7の出口部に設けた分類部8において 、テスト結果に基づいて品質毎に分類分けしてマガジン4に再収容させるように している。
【0003】 ここで、このICハンドラで取り扱われるデバイスDとしては、所定の長さ寸 法を有するパッケージ部Pの一側から多数のリード部Lが延在されており、この リード部Lは交互に左右に湾曲するようにして延在した、所謂ZIP型のデバイ スである。従って、このようなデバイスDを収容するマガジン4は図2に示した ように、スティック状の本体部を有し、この本体部の左右の側壁4a,4aの中 間部に内方に突出する滑走部4b,4bを延在させるように構成している。そし て、デバイスDのリードLはこの滑走部4b,4bの間に隙間から下方に延在さ せるようにして搬送されることになる。ところで、デバイスDはかなり不安定な ものであることから、それが傾倒しないようにガイドするために、左右の側壁4 a,4aはデバイスDのパッケージ部Pに対して僅かな隙間をもって対面させ、 また滑走部4b,4bにおける滑走面は相互に近接する方向に向けて下方に傾斜 する傾斜面となっており、これによってできるだけデバイスDを立てた状態にし て滑走させるようにしている。また、ローダ側シュート5も、図3に示したよう に、マガジン4と同様、左右の側壁5a,5aと、その中間位置に内方に突出す る滑走部5b,5bとを備え、側壁5a,5a間の間隔はデバイスDのパッケー ジ部Pの厚みより僅かに広くなっており、また滑走部5b,5bも傾斜した状態 となっている。
【0004】 このように構成することによって、傾斜状態にして設けられているローダ側シ ュート5におけるデバイスDの入口部分にマガジン4を対面させて、このマガジ ン4をローダ側シュート5の傾斜角と同じ角度だけ傾斜させると、マガジン4内 のデバイスDは自重で滑走して順次ローダ側シュート5内に送り込まれるように なる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、デバイスDは、前述したように極めて搬送条件の悪く、自重滑走さ せるときに、その姿勢の制御が困難なZIP型デバイスであることから、マガジ ン4からローダ側シュート5への移行時に頻繁にジャミングが発生するという欠 点があった。このジャミング発生原因としては、デバイスDの滑走時における姿 勢制御を正確に行うために、マガジン4においても、またローダ側シュート5に おいても、左右の側壁及び滑走部により区画形成されるデバイスDのパッケージ 部Pの収容空間が比較的狭い状態となっており、しかもマガジン4は一般にプラ スチックの成形品からなるもので、その寸法・形状にばらつきがあるところから 、マガジン4側のパッケージ部Pの収容空間とローダ側シュート5のパッケージ 部Pの収容空間との間に位置ずれが生じ、このためにデバイスDのパッケージ部 Pがローダ側シュート5の入口部分のエッジに衝当する等、デバイスDの円滑な 移行が損なわれるという事態が発生するのである。
【0006】 本考案は以上のような従来技術の欠点や問題点を解消するためになされたもの であって、その目的とするところは、マガジンからローダ側シュートに円滑にデ バイスを移行させることができるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本考案は、左右の側壁と、この側壁から相互 に近接する方向に向けて突出する滑走部とを有し、マガジンへの接続部における 左右の側壁をICデバイスのパッケージ長の1/2以下の長さ分の呼び込み用テ ーパ壁となし、前記滑走部の先端部をこのテーパ壁から直線壁への移行部の位置 に配置すると共に、この滑走部にも呼び込みテーパ壁を形成する構成としたこと をその特徴とするものである。
【0008】
【作用】
このように構成することによって、マガジンに対して下流側に位置するシュー トの入口部分はテーパ部が形成されて、マガジンにおけるデバイス出口部分より 開口面積が広く、しかも滑走部が設けられていないので、デバイスは確実にシュ ート内に入り込ませることができる。ただし、このときにおいては、デバイスの 重心はマガジン内に位置しているから、広口のシュートの入口部分に移行したデ バイスはマガジン側でその姿勢がある程度規制されている状態が保たれる。そし て、シュートを構成する左右の側壁は入口部分から奥部に向けて徐々に狭くなっ ているので、デバイスはマガジン内への進行に伴ってそのパッケージ部の左右の 両側が左右の側壁にガイドされるようになる。然る後に、しかもデバイスの重心 位置がなおもマガジン内に残っている状態で、そのパッケージ部の先端が滑走部 に接触する。ここで、この滑走部においても、呼び込みテーパ部が設けられてい るので、デバイスは確実に滑走部に乗り上げることになる。そして、このように して滑走部に乗り移った後に、この滑走部の呼び込みテーパ部により上下方向の 姿勢の矯正が行われて、デバイスは完全にシュートに移行する。この結果、デバ イスは確実にシュートに移行することになり、ジャミングの発生は確実に防止さ れる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図4及び図5に基づいて説明する。 マガジン4としては、前述した従来技術のものと同様の構成のものが用いられ る。然るに、ローダ側シュート10は、基本的には従来技術のローダ側シュート 5と同様であるが、そのマガジン4への接続部は以下に示すように構成されてい る。
【0010】 即ち、ローダ側シュート10におけるデバイスDの入口部には、その左右の側 壁11,11にはその端部側から連続的に厚みが増大するテーパ壁部11a,1 1aとなっている。従って、このローダ側シュート10はその入口部が最も広く 、奥部に向かって連続的に狭くなっている。また、この左右の側壁11,11に 連設されて、デバイスDのパッケージ部Pが摺接・滑走する滑走部12,12は 、側壁11,11におけるテーパ壁部11a,11aを設けた部分には形成され ておらず、直線状となった部位から設けられている。しかも、この滑走部12, 12においても、その端部側から所定の長さにわたって呼び込みテーパ部12a ,12aが形成されている。ここで、滑走部12の先端部、即ち左右の側壁11 ,11がテーパ壁部11a,11aから直線状態の壁部に移行する部位は、マガ ジン4をこのローダ側シュート10に接続したときに、このマガジン4の先端部 からデバイスDの重心位置であるパッケージ長の1/2の寸法より短い間隔とな っている。
【0011】 このように構成することによって、マガジン4をローダ側シュート10の傾斜 角度と同じ角度となるように傾斜させて、このマガジン4からデバイスDを滑走 させると、まずデバイスDの先端部分がマガジン4からローダ側シュート10に 移行するが、このローダ側シュート10の入口部分は左右の側壁11,11はテ ーパ壁部11a,11aとなっており、しかも滑走部も設けられておらず、何等 の障害もない状態となっていることから、デバイスDは確実にローダ側シュート 10に移行する。而して、たとえマガジン4の寸法・形状にばらつきがあっても 、ローダ側シュート10の入口部分の開口面積はマガジン4の出口部分の開口面 積より十分広くなっているので、このマガジン4の出口部はローダ側シュート1 0の入口部に完全にオーバーラップさせることができる。
【0012】 そして、このようにしてローダ側シュート10に入り込んだデバイスDは、そ の重心はマガジン4側に位置しているので、その姿勢はマガジン4側で維持され るが、テーパ壁部11a,11a間が徐々に狭くなって行くので、このローダ側 シュート10の側壁11,11によりパッケージ部Pの左右方向が規制され、ロ ーダ側シュート10に倣うように左右方向の姿勢が矯正される。
【0013】 次に、デバイスDが、その重心がマガジン4側になおも残り、このマガジン4 側で上下方向の位置規制が行われている状態で、このデバイスDの先端部が滑走 部12,12に乗り移る。そして、滑走部12,12には呼び込みテーパ部12 a,12aが形成されているので、このデバイスDの先端が呼び込みテーパ部1 2a,12aで上下方向の姿勢を矯正されながら、ローダ側シュート10に完全 に移行する。この結果、たとえマガジン4における寸法精度がかなりラフなもの であったとしても、搬送条件の極めて悪いZIP型のデバイスDを円滑かつ確実 にローダ側シュート10に移行させることができ、この移行時にジャミングが発 生するおそれはない。
【0014】 さらに、ローダ側シュート10には、左右の側壁11,11のテーパ壁部11 a,11aが形成されている部位を避けた位置に滑走部12,12を設けるよう にしているので、構造が簡単で、製造も容易となる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、シュートにおけるマガジンへの接続部の左右 の側壁を搬送されるICデバイスのパッケージ長の1/2以下の長さ分の呼び込 み用テーパ壁となし、また滑走部の端部をこのテーパ壁から直線状となった部分 への移行部の位置に配置すると共に、この滑走部にも呼び込みテーパ壁を形成す る構成としたので、簡単な構造で、マガジンからシュートに移行するデバイスを 、このデバイスの重心がマガジン側に残っている間において何等の障害もなくシ ュートのデバイスの入口部分に入り込み、パッケージ部の左右の両側が徐々に規 制されて、その姿勢が矯正されて、次いで滑走部の呼び込みテーパ部により上下 方向の姿勢も矯正され、然る後に完全にシュート側に移行することになるので、 このマガジンからシュートへの移行部分においてジャミングが発生するおそれは なく、円滑かつ確実に移行することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ICハンドラの全体構成を示す説明図である。
【図2】マガジンの断面図である。
【図3】従来技術におけるローダ側シュートの断面図で
ある。
【図4】本考案の一実施例を示すマガジンからローダ側
シュートへの接続部の断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【符号の説明】
1 ローダ部 2 測定部 3 アンローダ部 4 マガジン 10 ローダ側シュート 11 側壁 11a テーパ壁部 12 滑走部 12a 呼び込みテーパ部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 パッケージ部の一側から複数のリードを
    延在させたICデバイスを多数収容したマガジンが設置
    され、このマガジンを傾斜させることにより送り出され
    るICデバイスを、測定部に搬送するためのシュートに
    おいて、左右の側壁と、この側壁から相互に近接する方
    向に向けて突出する滑走部とを有し、前記マガジンへの
    接続部における左右の側壁を前記ICデバイスのパッケ
    ージ長の1/2以下の長さ分の呼び込み用テーパ壁とな
    し、前記滑走部の先端部をこのテーパ壁から直線壁への
    移行部の位置に配置すると共に、この滑走部にも呼び込
    みテーパ壁を形成する構成としたことを特徴とするIC
    ハンドラのデバイス滑走用シュート。
JP6074191U 1991-07-08 1991-07-08 Icハンドラのデバイス滑走用シュート Expired - Lifetime JP2545294Y2 (ja)

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JPH056840U true JPH056840U (ja) 1993-01-29
JP2545294Y2 JP2545294Y2 (ja) 1997-08-25

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