JPH0568070U - 電池の接点構造 - Google Patents

電池の接点構造

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JPH0568070U
JPH0568070U JP712792U JP712792U JPH0568070U JP H0568070 U JPH0568070 U JP H0568070U JP 712792 U JP712792 U JP 712792U JP 712792 U JP712792 U JP 712792U JP H0568070 U JPH0568070 U JP H0568070U
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JP
Japan
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battery
electrode
contact
permanent magnet
contact structure
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Application number
JP712792U
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English (en)
Inventor
幸聖 小迫
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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    • Y02E60/12

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造によって電池収納室内の接点部と
乾電池の電極を確実に導通させることができる電池の接
点構造を提供すること。 【構成】 磁性材料で構成された電極を有する電池に対
する接点構造であって、上記電池を収納する電池収納室
の上記電極に対応する位置に、該電極に対する磁気吸引
作用を有する永久磁石を設け、この永久磁石の電極側の
面に、該永久磁石の磁気吸引作用によって該電極に接触
する接点部を位置させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電池収納室における電池の接点構造に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】
乾電池を電源として使用する電化製品は、電池収納室を一般に備えている。こ の電池収納室には、電池の出力電圧を取り出すため、その電極に接触する接点部 を不可欠とする。この接点部は、電極との接触圧力を確保するため従来、ばね性 を有する導電材料で板形状やコイル形状に形成されていた。
【0003】 しかしこの接点部のばね性は、経年変化、あるいは電池挿脱時の塑性変形によ り損なわれることがあり、その結果、接触不良を起こし、所定の出力電圧が得ら れないことがあった。
【0004】
【考案の目的】
本考案は、上述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造によっ て電池収納室内の接点部と乾電池の電極を確実に導通させることができる電池の 接点構造を提供することを目的とする。
【0005】
【考案の概要】
本考案は、電池の電極が一般的に強磁性材料からなることに着目し、永久磁石 との間に作用する磁気吸引力を利用して接触圧力を得るという着想に基づいて成 されたものである。 すなわち本考案は、磁性材料で構成された電極を有する電池に対する接点構造 において、電池収納室の電池の電極に対応する位置に、該電極に対する磁気吸引 作用を有する永久磁石を設け、この永久磁石の電極側の面に、該永久磁石の磁気 吸引作用によって該電極に接触する接点部を位置させたことを特徴としている。
【0006】 接点部は、永久磁石と電極との間に作用する磁気吸引力で、該電極に接触する ものであれば、如何なるものでもよいが、例えばフレキシブル基板に設ければ、 磁気吸引力によってより確実に接触させることができる。
【0007】 永久磁石は、電池収納室に固定し、あるいは可動に支持することができる。固 定の場合、接点部はフレキシブル基板に設けることが好ましく、可動の場合には 、その可動永久磁石に一体に接点部を設けることが好ましい。
【0008】
【実施例】
以下図示実施例に基づいて本考案を説明する。本考案の接点構造は、電池使用 機器一般に使用可能であるが、図はいずれも、本考案による電池の接点構造をカ メラ10(図5)に適用した実施例を示す。
【0009】 図1は第1の実施例を示す。その内部に乾電池11を収納する電池収納室12 は、カメラ側壁13、カメラ10の内部に位置する固定部14、および電池蓋1 5に囲まれている。電池蓋15は、図の左方向に圧縮ばね16によって常時付勢 された係止部材17を有している。この係止部材17は図の左右方向にスライド 移動可能であり、右方向にスライド移動させた場合、係止部材17の左端部がカ メラ側壁13に設けられた凹部13aとの係合を解除する。よって、この状態か ら電池蓋15を、ピン18を軸として開けることができる。電池蓋15の電池収 納室12側の面には、電池収納室12内に収納される乾電池11に抗する押え板 19が設けられている。この押え板19は電池蓋15と一体に設けられており、 係止部材17を支持する役割も兼ねている。
【0010】 乾電池11のプラス電極11aに対向する位置には、図示しない回路基板から 延出され、プラス電極11aと接触する部分だけその導体部分を露出する接点部 20aを有するフレキシブル基板20が設けられている。このフレキシブル基板 20には、そのプラス電極11aと接触する面とは反対側の面に、永久磁石21 が固着されている。永久磁石21は、電池収納室12の外側から固定部14に設 けられた開口部14aを通るホルダー22に固定されており、このホルダー22 によって永久磁石21が電池側への抜け止めがなされ、かつ、乾電池11の挿入 方向に所定量移動できる。
【0011】 一方、乾電池11のマイナス電極11bに対向する位置には、プラス電極11 a側の接点部20aと同様に、接点部25aを有するフレキシブル基板25が設 けられている。マイナス電極11bと接触するフレキシブル基板21の面とは反 対側の面に、永久磁石26が固着されている。プラス電極11a側に設けられた 永久磁石21は、ホルダー22および開口部14aを介して固定部14で支持さ れているが、この永久磁石26は、固定部14等で支持されていない。なお、永 久磁石26を対向する押え板19に固着し、永久磁石26が押え板19で支持さ れるようにしてもよい。
【0012】 以上の構成の本考案の電池の接点構造の作用を説明する。先ず、電池蓋15を 開けて乾電池11を電池挿入室12内に挿入する際、フレキシブル基板25と該 フレキシブル基板25に固着した永久磁石26が電池収納室12内に入らないよ うに電池蓋15と共にカメラ10の外側に出しておく。そして、電池収納室12 に乾電池11を正規に挿入すると、永久磁石21の作用によってフレキシブル基 板20の接点部20aがプラス電極11aに押し付けられ導通が確保される。次 に、永久磁石26を指で摘んでフレキシブル基板25の接点部25aを乾電池1 1のマイナス電極11bに位置させると、永久磁石26の作用によってフレキシ ブル基板25の接点部25aがプラス電極11aに押し付けられ導通が確保され る。最後に電池蓋15を閉じる。したがって、接点部20aとプラス電極11a ,および接点部25aとマイナス電極11bのそれぞれの接触は確実なものとな る。
【0013】 図2は、本考案による電池の接点構造の第2の実施例を示している。この実施 例では、第1の実施例における乾電池11のプラス電極11aに対する接点構造 のみ異なるので、マイナス電極11b側の接点構造の図示を省略している。図示 しない回路基板から延出され、プラス電極11aと接触する部分だけその導体部 分を露出する接点部30aを有するフレキシブル基板30は、その端部を電池収 納室12の上部にあたる固定部14に対して螺子31で固定されている。接点部 30aと反対側の面には永久磁石31が固着しており、この永久磁石31の作用 によって接点部30aはプラス電極11aに押し付けられている。
【0014】 図3は、本考案による電池の接点構造の第3の実施例を示している。この実施 例でも、第1の実施例における乾電池11のプラス電極11aに対する接点構造 のみ異なるので、マイナス電極11b側の接点構造の図示を省略している。この 実施例では、導電性を有する材料から構成された永久磁石40の下側面が、プラ ス電極11aに対する接点部40aとなっている。永久磁石40は、固定部14 に設けられた開口部14aを通るホルダー41と一体に固定されている。さらに 、図示しない回路基板から延出したリード線42の端部が、ホルダー41の内部 を通ってホルダー41外部に突出した永久磁石40の接続部40bと半田付け等 で接続されている。一体となったホルダー41と永久磁石40は、開口部14a 内で上下方向に所定量可動できる構造になっている。
【0015】 図4は、本考案による電池の接点構造の第4の実施例を示している。ここでの カメラ10に使用される乾電池は、リチウムパック電池等の同一面上にプラス電 極50とマイナス電極51の両電極を備えた乾電池52が使用されている。この 図では、乾電池52の電極を有しない下方部分の図示は省略している。この実施 例では、基本的に第1の実施例での図1に示したプラス電極11aに対する接点 構造部、すなわち接点部20aを有するフレキシブル基板20、永久磁石21、 ホルダー22、および開口部14aから構成される接点構造部がプラス電極50 とマイナス電極51のそれぞれに対して備わっている。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案の電池の接点構造によれば、接点部を永久磁石を用いて乾 電池の電極に接触をさせているので、従来の板形状やコイル形状のばね性を有す る接点部を用いる必要がなく、従って、経年変化や塑性変形に起因して接触不良 を起こすことのない確実な導通を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す、図5のA−A線
に沿う断面図である。
【図2】本考案の第2の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図3】本考案の第3の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図4】本考案の第4の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図5】本考案の電池の接点構造を適用したカメラの斜
視外観図である。
【符号の説明】
10 カメラ 11 乾電池(電池) 12 電池収納室 13 カメラ側壁 14 固定部 15 電池蓋 16 圧縮ばね 17 係止部材 18 ピン 19 押え板 20 フレキシブル基板 20a 接点部 21 永久磁石 22 ホルダー 25 フレキシブル基板 25a 接点部 26 永久磁石

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料で構成された電極を有する電池
    に対する接点構造であって、 上記電池を収納する電池収納室の上記電極に対応する位
    置に、該電極に対する磁気吸引作用を有する永久磁石を
    設け、 この永久磁石の電極側の面に、該永久磁石の磁気吸引作
    用によって該電極に接触する接点部を位置させたことを
    特徴とする電池の接点構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、接点部は、フレキシ
    ブル基板に設けられている電池の接点構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、永久磁石
    は、電池収納室に可動に支持されている電池の接点構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、永久磁石
    は、電池収納室に固定されている電池の接点構造。
JP712792U 1992-02-20 1992-02-20 電池の接点構造 Pending JPH0568070U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009500785A (ja) * 2005-06-30 2009-01-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 電池、及び該電池を衣類に取り付ける方法
KR101051484B1 (ko) * 2007-07-27 2011-07-22 주식회사 엘지화학 무용접 접속방법

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