JPH055638Y2 - - Google Patents

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JPH055638Y2
JPH055638Y2 JP1985116220U JP11622085U JPH055638Y2 JP H055638 Y2 JPH055638 Y2 JP H055638Y2 JP 1985116220 U JP1985116220 U JP 1985116220U JP 11622085 U JP11622085 U JP 11622085U JP H055638 Y2 JPH055638 Y2 JP H055638Y2
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battery
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electrode lead
lead body
case
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ボタン形電池やコイン形電池等の
偏平形電池を収納し、プリント基板等に実装され
る基板実装用電池ケースに関するものである。
〈従来の技術〉 最近の各種エレクトロニクス機器の普及に伴
い、機器中に組込まれるICメモリ、時計回路等
の停電用バツクアツプ対策として種々な手段が用
いられている。その中の1つの手段として、円筒
形電池や偏平形電池をバツクアツプ電源として
IC基板等に実装する方法が用いられており、特
に、広い温度特性、高エネルギー出力、優れた貯
蔵特性等の特長を有するリチウム電池が実用化さ
れてからは広く利用されている。このような基板
実装用電池は、長期間安定した動作を行なわせる
ために、スポツト溶接やレーザ溶接等によりリー
ド体の一端を電池の正・負極端子に直接接続し、
リード体他端は基板にハンダ付け等により取付け
る構成が知られている他、電池交換に便利である
ように、基板にあけた穴内に電池を位置させ、そ
の状態で、リード体他端を取付金具により該基板
の表と裏に取付ける提案(実開昭57−198869号公
報)がある。また、リード体を電池端子に溶接す
るときの熱で電池特性を損なう不都合を避けるた
めに、電池を側方から挿入可能にした枠状金属部
材に電池の上方押え片を形成し、これを基板にマ
ウントする一方、該電池の片方の電極と接触する
ジヤンパー線を該基板にマウントする提案(実開
昭60−7162号公報)とか、更には、絶縁材のケー
スに電池を収め、これを基板に装着することで、
基板に設けたリード体との電気的接続が達成され
るもの(実開昭57−97372号公報)がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前記した基板実装用電池ケースは、上部材と下
部材で電池を挟んだ後、掛具で係止するというも
のであつて、基板装着時に基板側のリード体が挿
入され電池と電気的接続がなされるための透孔を
穿設したり、また確実な装着のために余分なガイ
ドピン構造を設ける必要があつて構造が比較的面
倒であつた。
この考案の目的は、かかる問題点を解消するこ
とにある。
〈問題点を解決するための手段〉 以上の問題点に鑑みなされたこの考案の基板実
装用電池ケースは、 上端を開口とした有底偏平筒状の弾性絶縁材製
のケース本体と、そのケース本体に一体成形され
る正極リード体と負極リード体を有し、 そのケース本体の開口は該ケース本体内に収納
すべき電池の直径よりやや小径となし、該ケース
本体の内周面には電池正極缶外周面係止用の環状
溝と、電池取出し用の切欠溝を形成し、 上記正極リード体は上記ケース本体の内周面か
ら底面を貫通して外部へ突出させ、上記負極リー
ド体は該底面上からその底面を貫通して外部へ突
出させてなるものである。
〈作用〉 上記した基板実装用電池ケースは、ケース本体
の下方に突出する正極リード体と負極リード体を
基板の穴に挿通しハンダ付けすることで基板に実
装される。電池を装着するには、ケース本体の弾
性に抗して上端の開口から押し込む。これによつ
て電池は確実に保持され、同時に電気的導通が達
成される。装着された電池の取出しは、ドライバ
ー等の先を切欠溝に差し込んで行う。ケース本体
は絶縁体であるから、シヨートの虞はない。
〈実施例〉 基板実装用電池ケースの実施例を示した第1図
において、1は合成樹脂等の弾性絶縁材からなる
ケース本体である。ケース本体1は、収納すべき
電池4(第2図A参照)の直径よりやや小径の開
口を上端に有する弾性絶縁材の有底偏平筒状をな
す。ケース本体1の凹部1aの高さは電池4厚よ
り深い。凹部1aの内周面1bの中間よりやや浅
い位置には電池径と略等しい外径の4環状溝1c
が形成され、内周面1bの一部には切欠溝1eが
形成されている。
上記した内周面1bには、他端部がケース本体
1の下面外部へ突出した正極リード体2の一端部
が位置し密着している。一方、凹部1aの底面1
dには、他端部がケース本体1の下面外部へ突出
した負極リード体3の一端部が位置している。こ
の負極リード体3の一端部は、凹部1a内に電池
がその厚さ方向に押込まれた時に、負極端子面を
押込みと逆方向に弾撥するような形状、例えば第
1,2図に示した如き板バネ形状となつている。
正極リード体2と負極リード体3は、ケース本体
1の成形時に一体成形される。
この基板実装用電池ケースは、第2図Aに示し
たように、外部に突出する正極リード体2と負極
リード体3を基板5に穿設した穴に挿通しハンダ
6付けして取付ける。電池4は上から押込んで開
口部分の弾変形により挿入可能で、電池外周面が
ケース本体1の内周面1b及び環状溝1cに収納
保持された状態では、電池4の正極缶外周面は正
極リード板2の一端部に当接し、また負極端子板
は負極リード板3の一端部に弾性圧接しており、
更に、第2図Aにおいて上方向に押圧された電池
4の正極缶外周面は環状溝1cにより係止され保
持された状態となつている。
また、電池収納時においては、第2図b,cに
示したように、切欠溝1eと電池外周との間には
隙間7が形成され、この隙間7にドライバーなど
を差し込んで電池4を容易に取出し、交換するこ
とができる。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案の基板実装用電池ケー
スは、ケース本体と、正極リード体および負極リ
ード体の一体成形品として得られるものであり、
ケース本体の弾性を利用して電池の保持と電気的
接続を同時に達成し、その電池の取出しも切欠溝
を穿設するだけでよいという、構造や取扱が至極
簡単である点で優れている。また、電池装着操作
の方向が上下方向であるから、側方から電池を装
着する場合に必要とした無駄な基板部分が無用と
なつて、基板面積の有効活用を図れるといつた利
点もある。更に、ケース本体から突出する正極リ
ード体と負極リード体を基板の穴に挿通しハンダ
付けするときには、充分安定した装着ができて、
安定装着に他の手段を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示した斜視図、第
2図Aは実施例の使用状態を示した断面図、第2
図Bは使用時の平面図、第2図Cは第2図Bにお
けるA−A線断面図である。 1……ケース本体、2……正極リード体、3…
…負極リード体、1a……凹部、1b……内周
面、1c……環状溝、1e……切欠溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上端を開口とした有底偏平筒状の弾性絶縁材製
    のケース本体1と、そのケース本体1に一体成形
    される正極リード体2と負極リード体3を有し、 そのケース本体1の開口は該ケース本体1内に
    収納すべき電池4の直径よりやや小径となし、該
    ケース本体1の内周面1bには電池正極缶外周面
    係止用の環状溝1cと、電池取出し用の切欠溝1
    eを形成し、 上記正極リード体2は上記ケース本体1の内周
    面1bから底面1dを貫通して外部へ突出させ、
    上記負極リード体3は該底面1d上からその底面
    1dを貫通して外部へ突出させてなる 基板実装用電池ケース。
JP1985116220U 1985-07-29 1985-07-29 Expired - Lifetime JPH055638Y2 (ja)

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JPS6225462U JPS6225462U (ja) 1987-02-16
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