JPH056753A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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Publication number
JPH056753A
JPH056753A JP4400191A JP4400191A JPH056753A JP H056753 A JPH056753 A JP H056753A JP 4400191 A JP4400191 A JP 4400191A JP 4400191 A JP4400191 A JP 4400191A JP H056753 A JPH056753 A JP H056753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
crampers
ring
shaped
clamper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4400191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Takeyama
邦彦 武山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin High Voltage Co Ltd
Original Assignee
Nissin High Voltage Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin High Voltage Co Ltd filed Critical Nissin High Voltage Co Ltd
Priority to JP4400191A priority Critical patent/JPH056753A/ja
Publication of JPH056753A publication Critical patent/JPH056753A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] ウエファ押えつけクランパを有するイオン注
入装置において、ウエファの円周部を均一な力で押える
とともに、クランパ開閉時、ウエファへの塵埃の落下、
付着を防ぐ。 [構成] 各半円リング状クランパ2a,2bは支持ア
−ム4a,4bに軸支され、同ア−ムに作用する押えば
ね9a,9bと、半円リング状クランパの突起部材13
a,13bに作用する圧縮ばね15a,15bのばね力
により、両クランパはウエファの円周部に均一な押しつ
け力を生じさせる。クランパ開閉時、支持ア−ムを回動
操作しも、両半円リング状クランパはウエファの上を移
動せず、同クランパからの塵埃はウエファ上に落下付着
しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半円リング状のウエフ
ァ押えつけクランパを有するイオン注入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イオン注入装置において、ウエファをウ
エファディスクのウエファ台に押えつけるクランプ機構
としては、例えば、円形(リング形)クランパでウエフ
ァの円周部を押えるもの、複数の爪形クランパでウエフ
ァの円周部の数個所を押えるものが存在する。
【0003】図4及び図5は円形クランプ機構について
の基本構成を示すものであって、図4は上面図、図5は
図4のA−A線での断面図を示す。円形(リング形)ク
ランプ1におけるリング状クランパ2は軸3により二股
状の支持ア−ム4に回動可能に軸支される。支持ア−ム
4はウエファディスク5にねじ6等で固着された軸受台
7に軸8により回動可能に取り付けられ、軸8に嵌装さ
れた押えばね9の各端末は支持ア−ム4及び軸受台7に
それぞれ係合し、押えばね9は、図5に示すように、支
持ア−ム4に軸支されたリング状クランパ2の段部10
がウエファ11の全円周部に当接してウエファ11の全
円周部をウエファディスク5に形成されたウエファ台1
2に均一に押しつけるように働く。リング状クランパ2
には突起部材13が設けられ、この突起部材と支持ア−
ム4に形成された突起部材の移動制限部14により、ク
ランパ2がウエファ11をウエファ台12に押しつけな
いとき、支持ア−ム4に対するクランパ2の回動角が制
限される。
【0004】ウエファ11へのイオン注入に際し、ウエ
ファ11をウエファ台12に押えつける場合、図示しな
いア−ム操作機構によりはね上げられていた支持ア−ム
4は図6に示すように矢印方向に同機構によって操作さ
れる。この操作過程で、リング状クランパ2のおよそ右
半分部分はウエファ台12上に載置されたウエファ11
の上面を通過するが、このときリング状クランパ2に付
着していた塵埃15がウエファ11上に落下、付着す
る。ウエファ11に塵埃が付着すると、その部分にはイ
オン注入が行われず、又は注入が浅くなり、製品不良の
一因となる。
【0005】この点、図示しないが爪形クランプ機構に
よるものは、複数の爪形クランパがウエファ台の周囲に
配置され、爪の先端でウエファの円周部の微小部分、ウ
エファのイオン注入領域外の小さな部分を押えつけるよ
うにしたものであり、各爪形クランパを操作しても、ク
ランパがウエファのイオン注入領域上を通過することは
ないから、クランパから塵埃が落ちてもウエファのイオ
ン注入領域に付着することはないが、ウエファの円周部
に均一な押しつけ力を作用させることができないという
不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ウエファ押
えつけクランプを有するイオン注入装置において、ウエ
ファのクランプ時に、ウエファの円周部に均一な押しつ
け力を作用させるとともに、クランプ開閉過程でクラン
パから塵埃がウエファの上面、イオン注入領域に落下付
着しないようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウエファ押え
つけクランパを有するイオン注入装置において、ウエフ
ァ押え部を、リングを二分割した形状の二つの半円リン
グで構成し、各半円リングをそれぞれ支持ア−ムに取り
付けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】リング押え部は、リングを二分割した形状の二
つの半円リングであるから、全体として、ウエファの全
円周部に均一な押しつけ力が発生し、また、各半円リン
グはそれぞれ支持ア−ムに取り付けられているから、ク
ランプ開閉過程で支持ア−ムを操作しても各半円リング
はウエファ上を通らず、半円リングから塵埃が落下して
もウエファには付着しない。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3により説
明する。図1は上面図、図2は図1のA−A線での断面
図であり、一対の半円リング形クランプ1a及び1bは
対向して配置される。各クランプ1a,1bにおけるリ
ングを二分割した形状の各半円リング状クランパ2a,
2bはそれぞれ軸3a,3bにより二股状の支持ア−ム
4a,4bに回動可能に軸支される。各支持ア−ム4
a,4bはウエファディスク5にねじ6等で固着された
軸受台7a,7bに軸8a,8bによって回動可能に取
り付けられる。軸8a,8bに嵌装された押えばね9
a,9bの各端末は支持ア−ム4a,4bと軸受台7
a,7bにそれぞれ係合する。押えばね9a,9bは、
図2に示すように、支持ア−ム4a,4bに軸支された
半円リング状クランパ2a,2bの段部10a,10b
がウエファ11の円周部に当接し、ウエファ11をウエ
ファディスク5に形成されたウエファ台12に押えるよ
うに作用する。
【0010】支持ア−ム4a,4bに軸支された半円リ
ング状クランパ2a,2bの回動を制限するために、各
半円リング状クランパ2a,2bに突起部材13a,1
3bが設けられ、その先端部分は各支持ア−ム4a,4
bに形成された移動制限部14a,14b内に位置す
る。移動制限部14a,14b内における突起部材13
a,13bの上側の空間部に圧縮ばね15a,15bが
配設される。このばねと前記押えばね9a,9bによっ
て、半円リング状クランパ2a及び2bは、全体として
ウエファ11の全円周部をウエファ台12に均一な力で
押えつけるように作用する。
【0011】イオン注入に当たり、ウエファ11の押え
つけのため、支持ア−ム4a,4bは図示しないア−ム
操作機構によって図3に示すように矢印方向に操作され
る。このとき、各半円リング状クランパ2a,2bはウ
エファの上面、イオン注入領域上を通過しないから、各
半円リング状クランパ2a,2bから塵埃16が落ちて
もせいぜいウエファ11の周辺端部分に落下するに留ま
り、ウエファ11のイオン注入領域には付着しない。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、一対の半円リング状クランパは、全体として
ほぼリングを形成し、ウエファの円周部を押えつけるこ
とができるから、全円周部に均一な押しつけ力を作用さ
せることができる。そして、ウエファをウエファ台に押
えつけるに際し、支持ア−ムを回動操作しても、各半円
リング状クランパはそれぞれ支持ア−ムに取り付けられ
ているから、ウエファの上面、イオン注入領域の上を移
動せず、同クランパからの塵埃はウエファ上に、イオン
注入領域内に落下、付着せず、製品不良の原因を生じさ
せない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の上面図である。
【図2】本発明の一実施例の断面図である。
【図3】本発明の一実施例の動作状況図である。
【図4】従来例の上面図である。
【図5】従来例の断面図である。
【図6】従来例の動作状況図である。
【符号の説明】
2a,2b 半円リング状クランパ 4a,4b 支持ア−ム 7a,7b 軸受台 9a,9b 押えばね 11 ウエファ 15a,15b 圧縮ばね

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ウエファ押えつけクランパを有するイオ
    ン注入装置において、ウエファ押え部を、リングを二分
    割した形状の二つの半円リングで構成し、各半円リング
    をそれぞれ支持ア−ムに取り付けたことを特徴とするイ
    オン注入装置。
JP4400191A 1991-02-18 1991-02-18 イオン注入装置 Pending JPH056753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4400191A JPH056753A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 イオン注入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4400191A JPH056753A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 イオン注入装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056753A true JPH056753A (ja) 1993-01-14

Family

ID=12679475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4400191A Pending JPH056753A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 イオン注入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH056753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117784A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Jeol Ltd 試料ホルダ及び試料取り付け取り外し治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117784A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Jeol Ltd 試料ホルダ及び試料取り付け取り外し治具

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