JPH0565172B2 - - Google Patents

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JPH0565172B2
JPH0565172B2 JP90248118A JP24811890A JPH0565172B2 JP H0565172 B2 JPH0565172 B2 JP H0565172B2 JP 90248118 A JP90248118 A JP 90248118A JP 24811890 A JP24811890 A JP 24811890A JP H0565172 B2 JPH0565172 B2 JP H0565172B2
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time
grill
timer
ignition
operating
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Manabu Tooyama
Hachiro Takeuchi
Tetsuo Tatematsu
Seiji Moriguchi
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Rinnai Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、作動時間が所定時間以上になると自
動的に加熱を停止させるためのタイマを備えたグ
リルの制御装置に関する。
[従来の技術] 例えば、ガスグリルは、ガステーブル等の前面
に開閉扉を備えていて、グリルバーナが燃焼中か
否かは外からは容易に判別できない。このため、
特開昭61−38322号公報の発明のように、消火忘
れに対する安全性を考慮して、グリル等の調理器
の使用を開始してから一定時間(例えば15分)が
経過すると自動的に加熱を停止するためにタイマ
が備えられた調理器の安全装置がある。
このような場合、単に安全性のみからだけでは
なく、使い易さの点から、実開昭58−46949号公
報にかかる実用新案登録願の考案のように、タイ
マの作動時間を任意に設定できるガス器具があ
る。
このように、タイマを備えた調理器等では、タ
イマの動作終了とともに加熱を停止させて、グリ
ルの作動終了をブザー等の報知器によつて使用者
に知らせるものがある。
一方、グリルバーナを始め、多くのバーナ、ガ
ス器具には、特開昭62−293016号公報の発明のよ
うに、燃焼中にはサーモカツプルの起電力によつ
て電磁安全弁を開き、失火してサーモカツプルの
温度が低下すると自動的にガス通路を閉じるもの
が多く用いられている。
[発明が解決しようとする課題] 一般に、グリルによる調理では、調理が終わる
前に途中で加熱が停止されてしまうと調理が不完
全になり、再度加熱を行つても、調理物に適切な
水分が維持されなくなつたり、味が落ちるなどす
ることから、調理の終わるまで加熱を継続する必
要がある。
これに対し、従来のグリルでは、タイマによる
一定時間あるいは任意に設定された作動時間が経
過すると自動的に加熱が終了してしまい、このと
き報知器によつて加熱終了を知らせるため、うつ
かりして、報知によつて加熱終了に気が付いたと
きには、加熱が一旦停止してしまつていて、その
ときタイマの設定時間が不適切であつたりして調
理が不十分である場合には、その度に、改めて点
火操作等を行つて再加熱をする必要が生じるが、
上記のように味が落ちる等の不具合が生じる。
またこの場合に、サーモカツプルの温度が下が
つてしまうと、サーモカツプルが十分に加熱され
るまで、点火操作ボタン等を操作し続ける必要が
あり、大変面倒である。
本発明は、タイマによつてグリルの作動時間を
制限して安全性を確保しつつ、必要な時間だけ継
続してグリルを使用することが容易な制御装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、グリルの使用開始操作に関連して作
動を開始し一定時間作動するタイマを備え、該タ
イマの作動中にのみ加熱源を作動させるグリルの
制御装置において、前記タイマの作動が終了する
所定時間前に報知を行う報知手段と、前記タイマ
の作動時間を延長する作動時間延長手段とを設け
たことを技術的手段とする。
[作用] 本発明では、使用開始操作を行うとタイマが作
動を開始し、合わせてグリルが作動し、加熱源に
よる加熱が行われる。
タイマの作動が終了する所定時間前になると、
報知手段によつて報知が行われる。
使用者は、この報知に基づいて、グリルの作動
終了が近付いたことを感知し、調理物に対して加
熱時間の不足を感じた場合には、作動時間延長手
段を操作して、タイマの作動時間を延長させるこ
とができる。
従つて、グリルは、タイマの作動時間延長に伴
つて引き続いて作動して加熱が継続される。
[発明の効果] 本発明では、グリルにおける加熱源の作動が終
了する前に、報知に基づいてグリルの作動時間を
延長させることができるため、タイマの設定時間
が不適切であつたりして調理時間が不十分な場合
に、うつかりしていて、途中で加熱を停止させて
しまうことを防止できる。
従つて、調理時間の不足によつて調理を失敗し
てしまうことを少なくできる。
また、加熱源がバーナであるガスグリル等の場
合には、消火させてしまつた場合に生じる再点火
のための操作が不要となり、煩わしさがなくな
る。
[実施例] 次に本発明を実施例に基づいて説明する。
第2図は、本発明のグリルの制御装置を備えた
ガステーブル1を示し、このガステーブル1の上
面には、2つのガスこんろ2,3が設けられ、ガ
ステーブル1の手前側の正面には、ガステーブル
1内部にグリル内箱が設けられたグリル4へ調理
物を出し入れするためのグリル開閉扉4aと、各
ガスこんろ2,3およびグリル4をそれぞれ操作
するための点消火ボタン5,6,7と、各ガスこ
んろ2,3およびグリル4の作動状態を設定する
ための操作パネル20が設けられている。
各ガスこんろ2,3は通常の加熱動作を行うと
ともに、被調理物の温度が一定温度以上に上昇し
た場合に燃焼を停止する安全機能を有して、その
ために各ガスこんろ2,3のこんろバーナ2a,
3aの中央部には、鍋等の調理用容器の温度を検
出するためのサーミスタを内蔵した温度センサ2
b,3bが備えられ、温度センサ2b,3b検出
温度に基づいて後述する制御回路30によつて安
全制御が行われ、安全が確保される。
温度センサ2b,3bの回りには、各こんろバ
ーナ2a,3aの炎によつて温度センサ2b,3
bの検出温度に影響が出ないようにするために、
防炎壁2c,3cが備えられている。
なお各温度センサ2b,3bは、図示しないば
ねによつてガステーブル1の上方へ向かつて押圧
支持されていて、検出部が調理容器等に対して弾
性接触して、密着するようになつている。
各こんろバーナ2a,3aおよびグリル開閉扉
4aの奥に設けられ調理物に対して上下にそれぞ
れ配された2つのバーナからなるグリルバーナ4
bには、第3図に示すとおり、図示しない燃料ガ
スの供給口と接続されるガス管8から分岐して設
けられた燃料供給管8a,8b,8cが接続され
ている。
また各バーナ2a,3a,4bには、点火のた
めの火花放電を行うための点火電極2d,3d,
4dと、燃焼熱を感知して起電力を発生するサー
モカツプル2e,3e,4eとが備えられてい
る。
各燃料供給管8a,8b,8cには、燃料ガス
の遮断、ガス量の調節を行うために一体的構成さ
れた弁機構11,12,13が設けられている。
各弁機構11,12,13を構成する弁機能部
としては、それぞれ下流側より上流側へ向かつて
燃料調節弁11a,12a,13a、メーン弁1
1b,12b,13b、電磁安全弁11c,12
c,13cがある。
各燃料調節弁11a,12a,13aは、ガス
テーブル1の正面に設けられたガス量調節レバー
5a,6a,7aによつて弁開度が変化し、各バ
ーナへの燃料供給量を調節する。
メーン弁11b,12b,13bは、ガステー
ブル1の正面に設けられた点消火ボタン5,6,
7の操作に応じて開閉するもので、点消火ボタン
5,6,7の押し操作によつて開状態と閉状態と
が交互に変更されるカム機構を有している。
電磁安全弁11c,12c,13は、各メーン
弁11b,12b,13bの開閉動作に関連して
開閉され、メーン弁11b,12b,13bが閉
状態の場合には閉状態に維持され、メーン弁11
b,12b,13bを閉状態から開状態へ変更す
る場合の点消火ボタン5,6,7の点火押し操作
がそのまま継続された場合に開状態を維持し、そ
の押し操作が解除(停止)されてカム機構によつ
てメーン弁11b,12b,13bを開状態にす
る開弁位置に維持されている場合には、別途設け
られたコイルにサーモカツプル2e,3e,4e
からの一定以上の電流値が通電されている場合に
のみ開状態を維持し、電流値が小さい場合には、
閉状態となつてガスの供給を停止する。
また弁機構11,12,13には、他に、メー
ン弁11b,12b,13bが閉状態から開状態
に変更される場合の点消火ボタン5,6,7の点
火押し操作が行われている場合にのみ接点を閉じ
る点火スイツチ11d,12d,13dが設けら
れている。
なお、各点消火ボタン5,6,7には、各メー
ン弁11b,12b,13bを開状態にする開弁
位置を検知するために、開弁位置検出用の信号ス
イツチ11e,12e,13eが備えられてい
る。
以上の構成を有するガステーブル1において、
各バーナは、ガステーブル1内に設けられた制御
回路30によつて制御される。
制御回路30は、マイクロコンピユータを中心
として形成されたもので、第1図に示すとおり、
各バーナに対応してこんろ制御部31,32とグ
リル制御部33の各機能部からなる。
各こんろ制御部31,32は、点消火ボタン
5,6に連動する点火スイツチ11d,12dが
接点を閉じたとき、点火電極2d,3dで火花放
電を行い、各こんろバーナ2a,3aでの燃焼を
開始する。
また各こんろバーナ2a,3aの燃焼中には、
サーモカツプル2e,3eからの出力によつて電
磁安全弁11c,12cのコイルを通電して弁体
の吸着を行つて開状態に維持する。各こんろバー
ナ2a,3aが被調理物の煮こぼれ等によつて失
火して、サーモカツプル2e,3eの出力が下が
つた場合には、電磁安全弁11c,12cへの通
電電流が下がり、弁体を吸着できなくなるため、
失火検知状態として電磁安全弁11c,12cが
閉じられ、燃料ガスの供給が停止される。
また、燃焼中には、温度センサ2b,3bによ
る鍋等の調理用容器の検知温度に基づいて被調理
物の温度を監視して過熱を防止するための自動停
止制御も行われる。
この過熱の防止のための制御としては、煮物等
のための焦げ付き防止のために、被調理物の温度
が約130℃以上になつたとき燃料供給を停止する
ローカツト動作と、天麩羅等の調理ができるよう
にさらに制限温度を約250℃まで高くしたハイカ
ツト動作との2とおりがあり、本実施例では、操
作パネル20に設けられた切替スイツチ21b,
21cによつて操作が行われる度に動作モードが
切り替えられ、動作モードの切り替えに対応し
て、点消火ボタン5,6に近接して設けられた緑
色LED22b,22cと赤色LED23b,23
cによつてそれぞれローカツト動作とハイカツト
動作の各モードであることが表示される。
ここではより安全な動作を行うために、使用開
始とともに制限温度の低いローカツト動作モード
になり、切替スイツチ21b,21cを押すと動
作モードが変更されてハイカツト動作になり、そ
れぞれの動作モードにおいて、前述の温度が検知
されると、電磁安全弁11c,12cへの通電が
停止されて、燃料供給が停止される。
この場合、点消火ボタン5,6はメーン弁11
b,12bを開状態に維持した状態のまま電磁安
全弁11c,12cのみが閉じられることになる
ため、温度検知による自動停止制御を行つたこと
を示すために、後述するブザー34によつて報知
してその旨を使用者に知らせ、点消火ボタン5,
6の押し操作によるメーン弁11b,12bの閉
弁操作を促す。
この報知は、自動停止制御されるときに点灯し
ている各LED22b,22c,23b,23c
を点滅動作に変更するようにしてもよい。
グリル制御部33によるグリル4の制御では、
上記の各こんろバーナ2a,3aの場合と同様
に、グリルバーナ4bについてサーモカツプル4
eによる失火等の検出による安全制御が行われる
一方で、過熱に対しては、温度検知によるもので
はなく、加熱時間を制限することによつて安全を
確保する。
そのために、グリル制御部33には、タイマ部
33aが備えられている。
タイマ部33aは、点消火ボタン7の点火押し
操作を行い、信号スイツチ13eが接点を閉じた
とき作動を開始し、通常では15分が経過すると、
自動的に電磁安全弁13cを閉じて燃料ガスの供
給を停止するように作用する。
またタイマ部33aは、作動時間を設定するた
めに、操作パネル20にタイマ設定キー24と7
セグメントによつて作動時間を2桁のアラビア数
字で表示する時間表示部25とを備えていて、15
分以内で任意の時間を作動時間として設定でき
る。
ここでは、前述のとおり、作動開始とともに15
分が設定され、その後、タイマ設定キー24の押
し操作があると、設定時間が1分になり、その
後、さらにタイマ設定キー24の押し操作が1回
ある度に1分ずつ設定時間が繰り上がり、最大で
15分を設定できる。
このように、タイマ部33aでは、タイマ設定
キー24の押し操作によつて設定時間が繰り上が
るため、タイマ部33aが作動している間であれ
ば、タイマ設定キー24によつていつでも設定時
間を延長することができる。従つて、特にタイマ
設定キー24を操作しない場合には、15分間で自
動的に加熱が終わるのに対して、タイマ部33a
の作動終了前にタイマ設定キー24を操作した場
合には、作動時間を容易に延長できるため、調理
に時間が掛かる場合であつても、グリルバーナ4
bを消火させないまま継続して使用でき、調理の
失敗を少なくできる。
また、タイマ設定キー24によつて作動時間を
設定した場合においても、同様に作動時間の延長
ができるため、あらかじめ設定した時間が適切で
ない場合にも、連続して加熱を行うことができ
る。
なお、時間表示部25では、タイマ部33aの
作動時間が1分以上の場合には分単位で時間を表
示し、1分以下になつた場合には秒単位で表示
し、このとき、作動時間の延長操作があつた場合
には、最初の操作で1分が設定され、以後、分単
位で作動時間が繰り上がる。
特に本発明では、タイマ部33aの作動時間の
延長を容易に行うことができるようにするため
に、グリルバーナ4bによる加熱の終了が近付い
たことを知らせるための報知手段としてブザー3
4が備えられている。
このブザー34は、タイマ部33aによつてグ
リルバーナ4bの消火動作が行われる30秒前に報
知動作を行うようになつているため、ブザー34
による報知を受けてタイマ設定キー24を操作す
れば、必ずグリルバーナ4bの使用時間を延長す
ることができる。従つて、グリルバーナ4bを継
続して使用したい場合に、うつかりしていて、グ
リルバーナ4bが消火されてしまうことがない。
またブザー34は、タイマ部33aの作動終了
時の報知と、作動終了後にも、点消火ボタン7に
よるメーン弁13bの閉弁操作(消火操作)が行
われるまで、1分経過する度に繰り返し報知を行
い、使用者に対して前記操作(メーン弁13bの
閉弁操作)を促す。
さらに、グリル制御部33には、グリルバーナ
4bの着火を表示するための着火ランプ26が点
消火ボタン7に近接して設けられている。
着火ランプ26は、グリルバーナ4bに近接し
て設けられるサーモカツプル4eによつて検知さ
れる温度が所定温度以上になつた場合に点灯さ
れ、検知温度が下がつた場合には、失火検知状態
として消灯される。
グリル制御部33では、点消火ボタン7による
メーン弁13bの閉弁操作が行われなくて信号ス
イツチ13eが接点を閉じている状態にあるの
に、失火検出等によつて電磁安全弁13cが閉じ
た場合には、ブザー34で報知を使用者に知らせ
る。
この報知は、着火ランプ26を点滅動作に変更
するようにしてもよい。
なお、ガステーブル1の正面に設けられたロツ
クレバー9は、年少者等が不注意によつて点火操
作を行わないようにするために、各点消火ボタン
5,6,7の押し操作ができなくなるようにロツ
クするものである。
次に、以上の構成からなる本実施例のガステー
ブル1におけるグリル4の作動を第4図に基づい
て説明する。
時間t1に、使用者が、点消火ボタン7を操作し
て押すと、メーン弁13bが開状態になるととも
に電磁安全弁13cが開状態となり、グリルバー
ナ4bへ燃料ガスが供給される。
このとき、信号スイツチ13eおよび点火スイ
ツチ13dが接点を閉じ、グリル制御部33にお
いては、信号スイツチ13eの閉動作に対応し
て、タイマ部33aが作動を開始するとともに、
時間表示部25には15分を示す数字が現れ、これ
らと並行して図示しない高電圧発生回路によつて
点火電極4dで火花放電が行われる。
グリルバーナ4bでは、供給された燃料ガスが
点火されて着火し、それによつてサーモカツプル
4eが加熱される。
時間t2にサーモカツプル4eの温度が十分に上
昇すると、サーモカツプル4eの出力に基づいて
着火検知状態となつて着火ランプ26で着火が表
示されるとともに、電磁安全弁13cが吸着され
て開状態に維持される。
使用者は、着火ランプ26の表示に対応して点
消火ボタン7の押し操作を解除すると、カム機構
によつてメーン弁13bが開状態に維持され、こ
のとき電磁安全弁13cが開状態に維持されてい
るため、燃料ガスは継続してグリルバーナ4bへ
供給される。
グリルバーナ4bの着火の確認後に、使用者
は、グリル4の使用時間を設定するために、必要
に応じてタイマ設定キー24を操作すると、時間
表示部25の表示時間が変化し、タイマ部33a
の操作時間はそれに対応して設定され、以上の操
作により、タイマ部33aの作動時間Tが設定さ
れ、それに対応して、タイマ部33aの作動終了
時刻が、例えば時間tnと設定される。
グリル4によつて調理を行う間、タイマ部33
aの作動時間Tが時間の経過とともに次第に減少
し、それに対応して時間表示部25の表示時間が
減少する。
タイマ部33aの残りの作動時間Tが1分を切
り、時間t3に残り時間が30秒になると、ブザー3
4によつて報知が行われる。
この場合、ブザー34は、例えば第5図に示す
ような、パルス幅の小さい5つのパルス信号によ
つて駆動され、使用者がタイマ部33aの作動時
間の終了が近付いたことに気が付き易くしてい
る。
従つて、使用者は、被調理物の調理状態を確認
し、そのとき加熱時間が短く、調理が不十分であ
れば、一点鎖線に示すとおり、タイマ設定キー2
4を操作してタイマ部33aの作動時間Tを延長
させることができる。
この結果、作動時間Tの延長により、作動終了
時刻は時間t4になり、グリル4の使用を開始して
から時間t4まで連続して加熱を行うことができ
る。
従つて、調理中に加熱が中止されてしまつて、
調理が中途半端になり、調理を失敗してしまうこ
とがない。
時間t4になると、タイマ部33aの作動時間T
が終了し、時間表示部25の表示時間は0分とな
り、電磁安全弁13cが閉じられてグリルバーナ
4bの消火動作が行われる。
このとき、ブザー34によつて消火動作が行わ
れたことが知らせられる。
この場合には、ブザー34は、第6図に示すよ
うに、パルス幅が大きくなつた5つのパルス信号
によつて駆動されるため、ブザー音の発生時間が
長くなり、点消火ボタン7によるメーン弁13b
の閉弁操作を促すのに適切である。
点消火ボタン7で閉弁操作を行うと、メーン弁
13bの開ロツクが解除されて閉じるとともに、
信号スイツチ13eがオフとなり、時間表示部2
5の表示が消える。
上記の実施例では、点火操作後に、タイマ部3
3aへの時間設定を行つたが、多数の調理を行う
ために、特に調理時間を設定しない場合にも、タ
イマ部33aの作動終了の30秒前にブザー34に
よつて報知されたときに作動時間を延長すればよ
いため、うつかりしていて、調理の途中で消火さ
れてしまうことがない。
また、タイマ設定キー24による作動時間の延
長の操作をしない場合には、点火操作後、一定の
作動時間、例えば15分間でグリルバーナ4bが自
動的に消火されるため、タイマ部33aの作動時
間に残り時間がある場合に、被調理物をグリル4
内から取り出してしまい、そのとき点消火ボタン
7の消火操作を忘れてしまつても、タイマ33a
の動作終了とともに、電磁安全弁13cが閉じら
れるため、グリル4が過熱することがなく、安全
である。
(変形例) (ア) 上記実施例では、グリルバーナ4bの消火動
作が行われる30秒前に報知動作を行ついている
が、1分前に行う構成にして、被調理物の調理
状態の確認に余裕を持たせてもよい。なお、1
分もあれば、両面焼グリルの場合、被調理物を
裏返して調理状態を確認し、焼き足らない場
合、タイマを延長することも余裕をもつてでき
る。
(イ) 焼き具合の確認時間は、被調理物の量や種類
により異なるので、上記30秒前と1分前とを切
替スイツチで切り替えたり、可変できるように
してもよい。
(ウ) 上記実施例では報知手段にブザー34を用い
たが、メロデイーやチヤイム、または、「××
秒前です」という音声合成による報知であつて
もよい。
(エ) 上記実施例では、グリルバーナ4bの着火を
知らせるために、着火ランプ26を設けたが、
グリル4に関する着火ランプを設けないで、時
間表示部25を着火表示のために用いてもよ
い。
そのためには、点消火ボタン7の点火操作時
には、時間表示部25による時間の表示は行わ
れず、サーモカツプル4eによる着火検知があ
つたときに初めてタイマ部33aの作動時間と
して表示させるようにする。
この場合、タイマ部33aの作動開始は、上
記実施例と同様に点消火ボタン7による点火操
作時であつてもよいし、着火検知を兼ねて時間
表示を始める時でもよい。
(オ) 上記実施例では、点消火ボタンを点火操作し
た場合には、着火確認までは着火ランプでは一
切の表示が行われないが、点火操作とともに例
えば点滅させ、着火検知によつて連続点灯させ
るようにしたり、あるいは、複数の発光色で点
灯させることができるLEDを使用して、点火
操作時には緑色を発光させ、着火検知によつて
赤色を発光させるようにしてもよい。
(カ) 以上の実施例では、ガステーブルにおけるガ
スグリルを示したが、電気グリルでもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すガステーブルに
おける制御内容を説明するための機能ブロツク
図、第2図は本実施例のガステーブルを示す斜視
図、第3図は本実施例のガステーブルにおけるガ
ス回路を示すガス回路図、第4図は本実施例のガ
ステーブルにおけるグリルの作動説明のためのタ
イムチヤート、第5図および第6図は本実施例の
ブザーの発生音を説明するための波形図である。 図中、4……グリル、4b……グリルバーナ
(加熱源)、24……タイマ設定キー(作動時間延
長手段)、33……グリル制御部(グリルの制御
装置)、33a……タイマ部(タイマ)、34……
ブザー(報知手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 グリルの使用開始操作に関連して作動を開始
    し一定時間作動するタイマを備え、該タイマの作
    動中にのみ加熱源を作動させるグリルの制御装置
    において、 前記タイマの作動が終了する所定時間前に報知
    を行う報知手段と、前記タイマの作動時間を延長
    する作動時間延長手段とを設けたことを特徴とす
    るグリルの制御装置。
JP2248118A 1989-12-22 1990-09-18 グリルの制御装置 Granted JPH03236818A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2248118A JPH03236818A (ja) 1989-12-22 1990-09-18 グリルの制御装置
KR1019910010733A KR940002746B1 (ko) 1989-12-22 1991-06-26 그릴 제어장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33401989 1989-12-22
JP1-334019 1989-12-22
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