JPH0564127U - 短冊状ワークの整列装置 - Google Patents

短冊状ワークの整列装置

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JPH0564127U
JPH0564127U JP352392U JP352392U JPH0564127U JP H0564127 U JPH0564127 U JP H0564127U JP 352392 U JP352392 U JP 352392U JP 352392 U JP352392 U JP 352392U JP H0564127 U JPH0564127 U JP H0564127U
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JP
Japan
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work
slit
guide
guide slit
slits
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JP352392U
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Inventor
昌俊 小川
Original Assignee
帝人製機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ワークの向きを容易に揃えること
ができ、自動化に適した短冊状ワークの整列装置を提供
することを目的とする。 【構成】 ワーク1A、1Bが挿入されるスリット11を有す
るワーク受け台10と、該受け台10を載置してスリット11
との直交方向に移動する移動プレート20と、スリット11
と平行なガイドスリット51を有するガイドブロック50
と、所定位置でスリット51と一直線上に並ぶスリット61
が形成された回転テーブル60と、スリット11の何れかと
スリット51が一直線上に並ぶよう移動プレート20を移動
させる駆動手段40と、スリット11からスリット51にワー
クを押し出す第1押し体70と、そのワークをスリット61
に押し出す第2押し体80と、スリット51内のワークの向
きを検知する光電スイッチ55と、その検知情報に基づき
ワークの向きを一定にするよう回転テーブルを回転させ
るロータリーシリンダ62とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、短冊状のワークの向きを同一方向に揃えて次の工程へ受け渡すこと のできる短冊状ワークの整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品等の小型部品を低コストに製造するため、金属材料を樹脂中に インサートして複合部品を成形するような射出成形システムが多用されている。 このような成形システムにおいては、1サイクルの成形動作で複数個の成形品 を加工するために複数本の帯状又は短冊状金属材料を金型内に並列に挿入する場 合がある。その場合、図4に示すように、成形金型の樹脂通路(ランナ)等を効 率良く形成する必要から、帯状に連設される短冊状のワーク1A、1Bのうち一 方のワーク1Bを他方のワーク1Aとは前後逆向きにした成形加工が行なわれ、 これによってワーク1A、1Bの樹脂被覆部分1aが互いに離隔するよう(キャ ビティ間のピッチを広げるよう)になっている。また、ワーク1A、1Bは樹脂 被覆後に搬送方向所定位置で所定長さ毎に切断されて短冊状に形成され、図示し ないロボット等の移載装置により図中矢印で示すように上方に90度回動され、 その樹脂被覆部1aが上になるよう立てられて図示しないワーク受け台の所定位 置に整列して載置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の成形システムにあっては、互いに前後逆向き のワーク1A、1Bをそのままの向き関係でワーク受け台上に載置するワーク整 列方式であったため、ワーク1A、1Bが満載されたワーク受け台を次工程のラ インやロボットに受け渡す際には、ワーク受け台上に載置したワーク1A、1B のうち何れか一方を逆向きに置き換える人手による整列作業が必要であった。す なわち、次工程の機械が対応可能なようにワーク1A、1Bの向きを揃える必要 があり、そのためワーク整列作業に大変な手間がかかるとともに、成形システム 全体の自動化を妨げることになっていた。
【0004】 そこで、本考案は、短冊状のワークの向きを容易に揃えることができ、自動化 に適した短冊状ワークの整列装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、本考案は、短冊状のワークが挿入される複数の平行なス リットを有するワーク保持体と、ワーク保持体を所定位置に載置するとともに該 ワーク保持体のスリットと直交する方向に移動可能な移動台と、前記ワークが挿 入されるガイドスリットを有し、該ガイドスリットが移動台に載置されたワーク 保持体のスリットと平行になるよう所定位置に配置されたガイドブロックと、ガ イドブロックに近接して設けられ、所定回転位置で前記ガイドスリットと一直線 上に並ぶ回転スリットが形成された回転テーブルと、移動台の停止時にワーク保 持体のスリットのうち任意のスリットと前記ガイドスリットとが一直線上に並ぶ ように移動台を所定送り量単位で移動させる移動台駆動手段と、前記ガイドスリ ットと一直線上に並んだワーク保持体のスリットから前記ガイドスリットに前記 ワークを押し出す第1押し体と、前記ガイドスリット内に挿入されたワークを該 ガイドスリットと一直線上に並んだ前記回転スリットに押し出す第2押し体と、 ガイドブロックのガイドスリット内に挿入されたワークの向きを検知する検知手 段と、回転テーブルを前記所定回転位置に位置させるとともに、前記検知手段の 検知情報に基づきワークの向きが所定の向きであるとき回転テーブルを180度 回転させる回転制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0006】 また、請求項2記載の考案は、前記ガイドブロックが、前記ガイドスリット側 に向かって突出および没入し該突出時にガイドスリット内に挿入された前記ワー クを所定位置で衝止するストッパ部材を有することを特徴とするものであり、 請求項3記載の考案は、前記移動台が、前記ワーク保持体の両側方をガイドす る側方ガイドと、両側方ガイドに挟まれたワーク保持体を移動台上に固定する固 定手段と、を有することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
請求項1記載の考案では、移動台の移動によりワーク保持体のスリットの何れ かがガイドブロックのガイドスリットと一直線状に並ぶと、該スリット内のワー クが第1押し体により押し出されてガイドスリットに挿入されるとともに検知手 段によってその向きを検知され、さらに第2押し体により押し出されて回転テー ブルの回転スリット内に挿入される。そして、検知手段により検知されたワーク の向きが所定の向きであるとき、回転テーブルが180度回転されることで回転 テーブル上のワークの向きが一定の向きに変更される。
【0008】 請求項2記載の考案では、ストッパ部材がガイドスリット内に突出してワーク をガイドスリットの所定位置に停止させる。したがって、簡単な検知手段を用い てワークの向きを正確に検知することが可能になる。 請求項3記載の考案では、移動台上のワーク保持体が両側方で側方ガイドにガ イドされるとともに固定手段によってその位置を固定される。したがって、ワー ク保持体が移動台上に正確に位置決めされてガイドスリットに対するワーク保持 体のスリット位置精度が向上し、整列作業の信頼性が高まる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1〜図3は本考案に係る短冊状ワークの整列装置の一実施例を示している。 なお、本実施例のワークは従来例で示したものと同一であるため、その構成に ついては同一符合を付して重複する説明を省略する。
【0010】 まず、構成を説明する。 図1〜図3において、10は平板状のワーク受け台(ワーク保持体)であり、ワ ーク受け台10は短冊状のワーク1A、1Bが挿入される複数の平行なワーク挿入 スリット11を有している。このワーク受け台10は移動プレート20(移動台)の所 定位置に載置されており、移動プレート20はワーク挿入スリット11の延在方向と 直交する図中Y方向に移動可能になっている。具体的には、移動プレート20は、 ワーク受け台10の両側方をガイドする側方ガイド21L、21Rと、両側方ガイド21 L、21Rに挟まれたワーク受け台10を移動プレート20上の所定位置に固定する固 定手段22と、ワーク受け台10の側方ガイド21L、21R間への挿入時にワーク受け 台10の先端を衝止する先端位置決め部材23とを有している。固定手段22は、例え ば移動プレート20の側端部に固定されたエアーシリンダからなり、そのピストン 22aを側方ガイド21Lを通してワーク受け台10の側端面に向かって出没するよう になっている。
【0011】 また、移動プレート20は、架台30の支持部30a、30bの間に渡設されたガイド 棒31にスライド軸受32を介して支持されるとともに、ガイド棒31と同一高さでか つ平行に設けられたボールねじ33にボールナット34を介して支持されており、水 平姿勢でY方向に移動できるようになっている。ボールネジ33はその一端側で軸 受体35により架台30上に支持され、他端で継手36を介してパルスモータ37に連結 されており、パルスモータ37は架台30に固定されたブラケット38に取り付けられ ている。また、パルスモータ37は図示しない駆動回路に接続されており、この駆 動回路は移動プレート20の停止時にワーク受け台10のワーク挿入スリット11のう ち任意のスリット11と後述するガイドブロック50のガイドスリット51とが一直線 上に並ぶよう移動プレート20を所定送り量単位で移動・停止されるようになって いる。すなわち、この駆動回路は、ガイド棒31、スライド軸受32、ボールねじ33 、ボールナット34、継手36およびパルスモータ37と共に、移動プレート20を移動 させる駆動手段40(移動台駆動手段)を構成している。
【0012】 50はワーク1A、1Bが挿入される1つのガイドスリット51を有するガイドブ ロックであり、ガイドブロック50はブラケット52を介して架台30に支持されると ともに、そのガイドスリット51が移動プレート20上に載置されたワーク受け台10 のワーク挿入スリット11と平行になるようワーク受け台10に隣接する所定位置に 配置されている。このガイドブロック50はガイドスリット51側に向かって突出お よび没入するストッパ部材53を有しており、ストッパ部材53はその突出時にガイ ドスリット51内に挿入されたワーク1A又は1Bの先端に衝合してそのワーク1 A又は1Bを所定位置に停止させるようになっている。このストッパ部材53は例 えばエアーシリンダ54によって駆動されるピストンからなる。
【0013】 また、ガイドブロック50にはレーザー式光電スイッチ55が装着されており、こ の光電スイッチ55は、ガイドスリット51内に挿入されストッパ部材53によって所 定位置に停止されたワーク1A(ワークの向きが不規則であれば、順方向に向け られたワーク)又はワーク1B(ワークの向きが不規則であれば、逆方向に向け られたワーク)に対し、所定検知ポイントに向かってレーザー光を照射してその 反射光量を検知するものである。ここでの所定検知ポイントとは、ガイドスリッ ト51内に挿入されストッパ部材53によって所定位置に停止されたワーク1Aに対 してはその樹脂被覆部1aの形成領域から前後に外れた位置あるいは樹脂被覆部 1a間の空間内にあり、光電スイッチ55は前記所定位置に達したワーク1Bに対 しては所定反射光量を検知するがワーク1Aに対しては所定反射光量を検知しな いことになる。したがって、光電スイッチ55の出力(検知情報)によってワーク の向きが判別可能になる。すなわち、レーザー式光電スイッチ55はワーク1A又 は1Bの向きを検知する検知手段となっており、この光電スイッチ55の検知情報 は後述するコントロールユニットに送られる。
【0014】 また、ガイドブロック50の図1中の右側にはガイドスリット51の一端に近接す るよう回転テーブル60が設けられており、回転テーブル60には回転スリット61が 形成されている。この回転テーブル60は、架台30の下板100に固定されたロータ リーシリンダ62によってワーク受け台10およびガイドブロック50のスリット11、 51と回転スリット61とが略同一高さになる支持高さで回転(水平旋回)可能に支 持されており、回転テーブル60が所定回転位置にあるとき、ワーク挿入スリット 11、ガイドスリット51および回転スリット61が全て一直線上に並ぶようになって いる。また、ロータリーシリンダ62は図示しないコントロールユニットによって 制御されるようになっており、このコントロールユニットは回転テーブル60を前 記所定回転位置に位置させるようロータリーシリンダ62への作動流体の給排を制 御するとともに、前記レーザー式光電スイッチ55の検知情報に基づき、ワーク1 A又は1Bの向きが所定の向きであるとき(例えばその向きが逆方向であるとき )、回転テーブル60を図示位置から180度回転させるようになっている。すな わち、このコントロールユニットとロータリーシリンダ62とは回転テーブル60の 回転を制御する回転制御手段を構成している。
【0015】 一方、移動プレート20の上方には、ガイドスリット51と一直線上に並んだワー ク挿入スリット11からガイドスリット51にワーク1A又は1Bを押し出す第1押 し体70が設けられており、ガイドブロック50の上方には、ガイドスリット51内に 挿入されたワーク1A又は1Bをこのガイドスリット51と一直線上に並んだ回転 スリット61に押し出す第2押し体80が設けられている。これら第1押し体70およ び第2押し体80は共にロッドレスシリンダ90に支持されており、ロッドレスシリ ンダ90は架台30に立設されたブラケット110に水平に支持されている。具体的に は、第1押し体70はロッドレスシリンダ90の取付部91にブラケット71および水平 軸72を介して取り付けられ、水平軸72からガイドスリット51と一直線上に並んだ ワーク挿入スリット11の他端側に垂下する形で設けられている。また、第2押し 体80はロッドレスシリンダ90の取付部91にブラケット81および該ブラケット上の 垂直エアーシリンダ83を介して取り付けられ、エアーシリンダ82の伸長時にガイ ドスリット51内のワーク1A又は1Bに当接するようになっている。そして、ロ ッドレスシリンダ90の作動により前記取付部91が図1中X方向の一方側(右側) に移動するとき、ワーク挿入スリット11内のワーク1A又は1Bがガイドスリッ ト51へ、ガイドスリット51内のワーク1A又は1Bは回転スリット62にそれぞれ 押し出される。また、ロッドレスシリンダ90の作動により前記取付部91が図1中 X方向の他方側(左側)に移動するとき、垂直エアーシリンダ83が収縮すること で第2押し体80がガイドスリット51内のワーク1A又は1Bから上方に離隔し、 その状態で第1押し体70および第2押し体80が図1の状態まで復帰する。
【0016】 なお、回転テーブル60の近傍には図示しないワーク搬送用のロボット又は移載 装置が設置されており、回転テーブル60上で所定の向きおよび位置に整置された ワーク1A又は1Bはこのロボット又は移載装置によって次の工程へと受け渡さ れるようになっている。 次に、作用を説明する。
【0017】 まず、所定形状の部品を連設した二列の帯状のワーク素材が成形金型内に挿入 され、この素材に部分的に樹脂が被覆された後、所定長さ毎の切断加工によって 複数のワーク1A、1Bが加工される。そして、これらのワーク1A、1Bがそ の前後の向きの異なる状態でワーク受け台10上に載置され、ワーク1A、1Bを 所定数載置したワーク受け台10が移動プレート20上にセットされる。このとき、 ワーク受け台10は左右の側方ガイド21L、21Rに案内されながらその先端が先端 位置決め部材23に衝止される所定位置まで押し込まれ、この所定位置に停止する 。次いで、固定手段22の作動によりピストン22aがワーク受け台10の側端面へ当 接示、ワーク受け台10が移動プレート20上に固定される。このとき、ワーク受け 台10の最先端のワーク挿入スリット11はガイドブロック50のガイドスリット51と 一直線上に並び、ワーク1B又は1Aをそのワーク挿入スリット11からガイドス リット51へ押し出すことが可能になる。
【0018】 次いで、図1、図2の図示位置に停止していた第1押し体70および第2押し体 80がロッドレスシリンダ90の作動によって図1中の右側へ移動し、ワーク1B又 は1Aがワーク挿入スリット11からガイドスリット51へ押し出される。このとき 、ガイドスリット51に先に挿入されたワークがあれば、そのワーク1A又は1B が第2押し体80によってガイドスリット51から回転スリット61の所定位置まで押 し出される。
【0019】 次いで、移動プレート20が所定送り量だけステップ送りされ、次のワーク挿入 スリット11がガイドスリット51と同一直線状に移動する。 一方、ワーク1A又は1Bのガイドスリット51への挿入動作と略同時に、エア ーシリンダ54の作動によりストッパ部材53がガイドスリット51側に向かって突き 出され、ガイドスリット51内に挿入されたワーク1A又は1Bがストッパ部材53 に衝止されて所定位置に停止する。そして、このときの光電スイッチ55の検知情 報が前記コントロールユニットに取り込まれてワーク1A又は1Bの向きが判別 される。
【0020】 ガイドブロック50のガイスリット51から回転テーブル60の回転スリット61にワ ーク1A又は1Bが挿入されると、前記コントロールユニットは前記ワークの向 きの判別結果に応じてロータリーシリンダ62を制御する。すなわち、ワーク1A 、1Bが最終的な整列方向と逆の向きになっていると、そのワーク(本実施例で はワーク1B)を支持した回転テーブル60を180度回転させてワークの向きを 前後逆向きに修正する。したがって、各ワーク1A、1Bは全て回転テーブル60 上で一定の向きに支持されることになる。
【0021】 次いで、この回転テーブル60上のワーク1A又は1Bが図示しないロボット又 は移載装置によって次工程に順次送られる。 このように本実施例においては、移動プレート20の移動によりワーク受け台10 のワーク挿入スリット11の何れかがガイドブロック50のガイドスリット51と一直 線状に並んだとき、そのワーク挿入スリット11内のワーク1A又は1Bが第1押 し体70により押し出されてガイドスリット51に挿入されるとともに、このワーク 1A又は1Bの向きが光電スイッチ55により検知され、ワーク1A又は1Bの向 きが所定の向きであるとき、回転テーブル60を180度回転させることにより回 転テーブル60上のワーク1A又は1Bの向きが一定にされる。したがって、次工 程へのワーク1A、1Bの受渡しに際して従来のような人手による置き換え作業 を行なう必要が全くなく、短冊状のワーク1A、1Bの向きを容易に揃えること ができるとともに、自動化に適した装置となる。
【0022】 また、本実施例では、ストッパ部材53がガイドスリット51内に突出してワーク 1A又は1Bをガイドスリット51の所定位置に停止させるから、光電スイッチ55 のような簡単な検知手段を用いてワーク1A、1Bの向きを正確に検知すること ができる。 さらに、移動プレート20上のワーク受け台10が両側方で側方ガイド21L、21R にガイドされるとともに固定手段22によってその位置を固定されるから、ワーク 受け台10が移動プレート20上に正確に位置決めされ、ガイドスリット51の直前に 停止するワーク挿入スリット11の位置精度が向上し、整列作業の信頼性を高める ことができる。
【0023】 なお、上述の実施例ではワーク1A、1Bが互いに逆向きになって交互にワー ク受け台11に載置されるものとして説明したが、本実施例の短冊状ワークの整列 供給装置は、ワークの向きが全くばらばらになっているワーク受け台11に対して も同様に確実な整列作業を行なうことがで切るのは言うまでもない。また、回転 テーブル上のワークの向きは、必ずしも常に一定である必要はなく、次の工程に 最適な向きを前記コントロールユニット内のメモリに記憶させておき、その記憶 データに基づいて向きを変更するようなことも可能である。
【0024】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、ワーク保持体のスリット内に保持されたワーク を第1押し体70によりガイドスリット内に挿入するとともに該ワークの向きを検 知手段によって検知し、該ワークの向きが所定の向きであるとき回転テーブルを 180度回転させることで該テーブル上のワークの向きを一定にするようにして いるので、次工程へのワークの受渡しに際しての人手による置き換え作業等の必 要を無くし、短冊状のワークの向きを容易に揃えることができる自動化に適した 短冊状ワークの整列装置を提供することができる。
【0025】 請求項2記載の考案によれば、ストッパ部材をガイドスリット内に突出させて ワークをガイドスリットの所定位置に停止させるので、簡単な検知手段を用いて ワークの向きを正確に検知することができる。 請求項3記載の考案によれば、移動台上のワーク保持体を両側方で側方ガイド 、にガイドさせるとともに固定手段よってその位置を固定されるので、ワーク保 持体を移動台上に正確に位置決めすることができ、ガイドスリットの直前に停止 するワーク保持体のスリットの停止位置精度を向上させて整列作業の信頼性を高 めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る短冊状ワークの整列装置の一実施
例を示すその平面図である。
【図2】一実施例の正面図である。
【図3】一実施例のワーク保持体の構成を示す図であ
り、(a)はその平面図、(b)は(a)のB−B矢視
断面図、(c)は(a)のC−C矢視断面図である。
【図4】従来例の課題の説明図である。
【符号の説明】
1A、1B ワーク 10 ワーク受け台(ワーク保持体) 11 ワーク挿入スリット(ワーク保持体のスリット) 20 移動プレート(移動台) 21L、21R 側方ガイド 22 固定手段 23 先端位置決め部材 40 駆動手段(移動台駆動手段) 50 ガイドブロック 51 ガイドスリット 53 ストッパ部材 55 レーザー式光電スイッチ(検知手段) 60 回転テーブル 61 回転スリット 62 ロータリーシリンダ(回転制御手段) 70 第1押し体 80 第2押し体 90 ロッドレスシリンダ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】短冊状のワークが挿入される複数の平行な
    スリットを有するワーク保持体と、 ワーク保持体を所定位置に載置するとともに該ワーク保
    持体のスリットと直交する方向に移動可能な移動台と、 前記ワークが挿入されるガイドスリットを有し、該ガイ
    ドスリットが移動台に載置されたワーク保持体のスリッ
    トと平行になるよう所定位置に配置されたガイドブロッ
    クと、 ガイドブロックに近接して設けられ、所定回転位置で前
    記ガイドスリットと一直線上に並ぶ回転スリットが形成
    された回転テーブルと、 移動台の停止時にワーク保持体のスリットのうち任意の
    スリットと前記ガイドスリットとが一直線上に並ぶよう
    に移動台を所定送り量単位で移動させる移動台駆動手段
    と、 前記ガイドスリットと一直線上に並んだワーク保持体の
    スリットから前記ガイドスリットに前記ワークを押し出
    す第1押し体と、 前記ガイドスリット内に挿入されたワークを該ガイドス
    リットと一直線上に並んだ前記回転スリットに押し出す
    第2押し体と、 ガイドブロックのガイドスリット内に挿入されたワーク
    の向きを検知する検知手段と、 回転テーブルを前記所定回転位置に位置させるととも
    に、前記検知手段の検知情報に基づきワークの向きが所
    定の向きであるとき回転テーブルを180度回転させる
    回転制御手段と、 を備えたことを特徴とする短冊状ワークの整列装置。
  2. 【請求項2】前記ガイドブロックが、前記ガイドスリッ
    ト側に向かって突出および没入し該突出時にガイドスリ
    ット内に挿入された前記ワークを所定位置で衝止するス
    トッパ部材を有することを特徴とする請求項1記載の短
    冊状ワークの整列装置。
  3. 【請求項3】前記移動台が、前記ワーク保持体の両側方
    をガイドする側方ガイドと、両側方ガイドに挟まれたワ
    ーク保持体を固定する固定手段と、を有することを特徴
    とする請求項1又は2記載の短冊状ワークの整列装置。
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