JPH0564106U - 走行体の停止制御装置 - Google Patents

走行体の停止制御装置

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JPH0564106U
JPH0564106U JP901792U JP901792U JPH0564106U JP H0564106 U JPH0564106 U JP H0564106U JP 901792 U JP901792 U JP 901792U JP 901792 U JP901792 U JP 901792U JP H0564106 U JPH0564106 U JP H0564106U
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JP
Japan
Prior art keywords
stacker crane
shield plate
optical sensor
stop position
stop
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Pending
Application number
JP901792U
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English (en)
Inventor
浩孝 岩田
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカクレーン等の走行体の停止位置の調
整作業を簡単化する。 【構成】 スタッカクレーンの停止位置に位置検出用遮
蔽板22を設け、この遮蔽板22に孔26、27を穿設
する。スタッカクレーンには、この遮蔽板22を検出す
るための光センサ23、33を設ける。光センサ23、
33が発する光は、遮蔽板22によって遮断され、これ
により光センサ23、33は遮蔽板22を検出する。ス
タッカクレーンが停止位置に接近し、一方の光センサ2
3が遮蔽板22の端部を検出しすると、所定の遅れ時間
経過後に、スタッカクレーンは制動を開始し、光センサ
23が孔26を検出した位置において停止する。スタッ
カクレーンを停止位置において正確に停止させるため、
遅れ時間の調整はコンピュータを用いて自動的に行われ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動倉庫等において、例えばスタッカクレーンをラックに対して所 定の位置に停止させる走行体の停止制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ユニット式ラックを有する自動倉庫として、スタッカクレーンがラック 列の間の通路を走行し、ラックに対する荷物の入出庫を行うように構成されたも のが知られている。このような自動倉庫においてスタッカクレーンは、所定のラ ック位置において停止し、このラックに対する荷物の入出庫を行う。
【0003】 スタッカクレーンを所定の位置で停止させるため、停止位置には遮蔽板が設け られ、スタッカクレーンには光センサが設けられる。すなわち、スタッカクレー ンが走行して光センサが遮蔽板を検出することにより、ブレーキ機構が作動し、 光センサが遮蔽板の中央付近にきた時にスタッカクレーンは停止する。この停止 制御は、スタッカクレーンの慣性が考慮されており、光センサが遮蔽板を検出す るとタイマが作動し、検出から所定時間が経過するとブレーキ機構が作動するよ うになっており、停止位置はタイマを調整することにより行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこのようなタイマの調整は、光センサが遮蔽板の中央付近にきたか否 かを目視により判断して行われるため、正確な調整を行うために時間を要し、ま た熟練を要するという問題があった。 本考案は、スタッカクレーン等の走行体の停止位置の調整作業を簡単化するこ とを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る走行体の停止制御装置は、走行体の停止位置に設けられた位置検 出用部材と、走行体に設けられ、位置検出用部材を検出するセンサと、このセン サが位置検出用部材を検出することにより走行体を制動させる手段とを備え、位 置検出用部材には、上記停止位置に対応した部位に、上記センサにより検出され ない非検出部が形成されることを特徴としている。
【0006】
【実施例】
以下図示実施例により本考案を説明する。 図1はスタッカクレーンの概略の構成を示すものである。スタッカクレーン1 0は、上下方向に平行延び一対のマスト11、12を有し、これらのマスト11 、12の上下には、上部フレーム13と下部フレーム14がそれぞれ設けられる 。上部フレーム13および下部フレーム14に設けられたローラ(図示せず)は 、それぞれガイドレール15および走行レール16に案内される。したがってス タッカクレーン10は、駆動装置17によって制御され、図示しないラックに沿 って走行する。マスト11、12の間には昇降台18が昇降自在に設けられる。 昇降台18は昇降駆動装置19に制御されて昇降し、所定のラックに対する荷物 の入出庫を行う。
【0007】 スタッカクレーン10を所定の位置において停止させるため、スタッカクレー ンの停止位置には位置検出用遮蔽板(図示せず)が設けられ、また下部フレーム 14の側部には、この遮蔽板を検出するための検出部21が設けられる。
【0008】 図2は検出部21と位置検出用遮蔽板22を示すものである。検出部21は光 センサ23、33を有し、これらの光センサ23、33は後述するように、位置 検出用遮蔽板22を検出する。光センサ23の本体は一対の脚部23a、23b を有し、他方の光センサ33も同様に一対の脚部33a、33bを有している。 スタッカクレーン10が矢印Aに沿って走行した時、遮蔽板22は脚部23a、 23b間および脚部33a、33b間の間隙を通過する。
【0009】 図3は光センサ23と位置検出用遮蔽板22を示す。光センサ23の一方の脚 部23aには発光素子24が設けられ、他方の脚部23bには、この発光素子2 4に対向して受光素子25が設けられる。他方の光センサ33も同様な構成を有 する。遮蔽板22はスタッカクレーンの停止位置に設けられ、スタッカクレーン の走行方向に沿って所定の長さを有している。スタッカクレーンが停止位置に接 近した時、遮蔽板22は光センサ23の発光素子24と受光素子25の間に位置 し、発光素子24が発する光を遮断する。これにより光センサ23は遮蔽板22 を検出し、駆動装置17(図1)がスタッカクレーンを制動して停止させる。
【0010】 遮蔽板22は図4に示すように、左端部から所定距離だけ離れた位置に孔26 、また右端部から所定距離だけ離れた位置に孔27をそれぞれ有する。遮蔽板2 2は、光センサ23が孔26に対向し、また光センサ33が孔27に対向した位 置がスタッカクレーンの停止位置になるように、位置決めして固定されている。 したがってスタッカクレーンの停止位置において、光センサ23、33の光は遮 蔽板22によって遮断されない。なお、光センサ23、33が2つの孔26、2 7を検出する順によって、スタッカクレーンの走行方向が判断される。
【0011】 本実施例におけるスタッカクレーンの停止制御を、図5を参照して説明する。 なおこの図において、横軸は時間、縦軸はスタッカクレーンの速度を示す。 スタッカクレーンが停止位置に接近し、一方の光センサ23が遮蔽板22の端 部を検出してから所定の遅れ時間tが経過すると、スタッカクレーンは直線的に 減速し、時間t1において停止する。この停止位置において、遮蔽板22の孔2 6は光センサ23の発光素子24と受光素子25の間に、また他の孔27は光セ ンサ33の発光素子と受光素子の間に位置しており、光センサ23、33は遮蔽 板22を検出していない。すなわち遅れ時間tは、光センサ23、33が遮蔽板 22の孔26、27に対向する位置おいてスタッカクレーンが停止するように、 設定される。
【0012】 遅れ時間tは、スタッカクレーンの慣性および制動機構の性能等を考慮して定 められる。すなわちスタッカクレーンの作動の調整作業おいて、スタッカクレー ンが、光センサ23、33が孔26、27にそれぞれ合致した所で停止するよう に、制動機構の制御タイマが調整される。この制御タイマ、すなわち一方の光セ ンサ23、33が遮蔽板22を検出してから制動制御が開始するまでの時間の調 整は、本実施例において、次に述べるようにコンピュータにより自動的に行われ る。
【0013】 図6は、タイマの調整を行うプログラムのフローチャートを示す。 ステップ101では、最終的に定められる遅れ時間tよりも極めて短い作動時 間t0 が、遅れ時間tの初期値としてセットされる。ステップ102ではスタッ カクレーンが走行を開始する。次いで、ステップ103において、光センサ23 が遮蔽板22の端部を検出したか否かが判断される。光センサ23が遮蔽板22 の端部を検出すると、ステップ104においてタイマがスタートする。ステップ 105において、タイマがスタートしてから時間tを経過したと判断されると、 ステップ106に進み、タイマが停止されるとともに、制動機構が始動され、ス タッカクレーンが制動される。
【0014】 ステップ107では、スタッカクレーンが停止したか否かが判断され、ステッ プ10が停止するとステップ108において、光センサ23が遮蔽板22の孔2 6を検出したか否か、つまり受光素子25が発光素子24の発光を検出したか否 かが判断される。ここでこの調整作業の最初の段階では、上述したように、ステ ップ101において設定された遅れ時間tが極めて短い。このため最初は、光セ ンサの発光素子24と受光素子25が遮蔽板22の端部と孔26の中間に位置す る状態で、スタッカクレーンは停止する。したがって、ステップ109において 、時間tに対して調整時間Δtが加算された新たな遅れ時間tが求められる。そ して、再びステップ102〜108が実行されてスタッカクレーンが走行駆動さ れ、上述したのと同様にして遮蔽板22による停止制御が行われる。
【0015】 しかして遅れ時間tは、初期値t0 から次第に長くされ、スタッカクレーンを 数回走行させる間に、最適値が選定される。すなわちステップ108において、 スタッカクレーンが停止した状態において光センサ23が遮蔽板22の孔26を 検出していると判断されると、スタッカクレーンは所定の停止位置において停止 しているため、その時の遅れ時間tは最適値である。したがってこの場合、ステ ップ110において、コンピュータのメモリの所定領域に遅れ時間tが格納され る。以後、この遅れ時間tにより、スタッカクレーンの制動制御が行われる。
【0016】 その後、スタッカクレーンの停止位置が変化すると、上述した調整が行われ、 適当な遅れ時間tが設定される。
【0017】 なお、図6のプログラムでは、遅れ時間tは、光センサ23が遮蔽板22を検 出してから制動機構が作動するまでの時間であったが、他方の光センサ33が遮 蔽板22を検出してから制動機構が作動するまでの時間としてもよい。
【0018】 以上のように本実施例では、スタッカクレーンの停止制御における制動開始の 遅れ時間tは、従来のように作業員が試行錯誤によって調整するのではなく、自 動的に設定されるように構成されている。したがって、停止位置を正確に定める ための調整時間を短縮することができ、またその調整には熟練を要しない。
【0019】 なお上記実施例は、スタッカクレーンの走行における停止位置を制御するため の遅れ時間tに関するものであった。しかし本考案は、スタッカクレーン自体の 停止位置の制御に限定されず、スタッカクレーンに設けられた昇降台の昇降動作 における停止位置の制御における遅れ時間の設定も含むものである。
【0020】 また上記実施例において、停止位置には位置検出用遮蔽板22が設けられてい たが、位置検出用部材としては遮蔽板22に限定されず、板状以外の形状を有し ていてもよい。
【0021】 さらに、遮蔽板22に孔26を形成することに代えて、特定の反射率を有する 色を塗り、一方光センサ23、33として反射率を検出するものを用いてもよい 。
【0022】
【考案の効果】
以上のような本考案によれば、走行体の停止位置の調整作業が簡単化され、 調整時間を短縮化することが可能となるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスタッカクレーンの斜
視図である。
【図2】検出部を拡大して示す斜視図である。
【図3】光センサと位置検出用遮蔽板を示す正面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】スタッカクレーンの停止制御における速度の時
間的変化を示す図である。
【図6】スタッカクレーンの停止制御における遅れ時間
の調整プログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
10 スタッカクレーン 21 検出部 22 遮蔽板 23、33 光センサ 26、27 孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止位置に設けられた位置検出用部材
    と、走行体に設けられ、位置検出用部材を検出するセン
    サと、このセンサが位置検出用部材を検出することによ
    り走行体を制動させる手段とを備え、位置検出用部材に
    は、上記停止位置に対応した部位に上記センサにより検
    出されない非検出部が形成されることを特徴とする走行
    体の停止制御装置。
JP901792U 1992-01-30 1992-01-30 走行体の停止制御装置 Pending JPH0564106U (ja)

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JP901792U Pending JPH0564106U (ja) 1992-01-30 1992-01-30 走行体の停止制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019034827A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 村田機械株式会社 自動倉庫システム
CN110589387A (zh) * 2019-08-01 2019-12-20 郴州远大住宅工业有限公司 综合运输车自动对准装置和方法

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JP2019034827A (ja) * 2017-08-18 2019-03-07 村田機械株式会社 自動倉庫システム
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