JPH0560941A - 光素子および光フアイバの接続方法 - Google Patents

光素子および光フアイバの接続方法

Info

Publication number
JPH0560941A
JPH0560941A JP22082691A JP22082691A JPH0560941A JP H0560941 A JPH0560941 A JP H0560941A JP 22082691 A JP22082691 A JP 22082691A JP 22082691 A JP22082691 A JP 22082691A JP H0560941 A JPH0560941 A JP H0560941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
face
optical
optical fiber
waveguide
optical waveguide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22082691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Doi
正治 土居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP22082691A priority Critical patent/JPH0560941A/ja
Publication of JPH0560941A publication Critical patent/JPH0560941A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光通信や情報処理の分野において利用される
導波型光素子や導波型光制御素子に関し、接続点におけ
る損失と損失の温度依存性が小さく接続の容易な光素子
および光ファイバの接続方法の提供を目的とする。 【構成】 光導波路2が開口する端面61に光導波路2の
端面を含む底面62を一辺とする三角溝63が設けられ、光
ファイバ3に装着された補強材7の光ファイバ3と直交
する端面を端面61に当接させたとき、三角溝63の底面62
の法線と光導波路2がなす角度θ1 、三角溝63の底面62
の法線と光ファイバ3がなす角度θ2 、光導波路2の屈
折率n1 および光ファイバ3の屈折率n2 との間に、n
1Sinθ1 =n2Sinθ2 なる関係が成り立つように端面61
と三角溝63の底面62とがなす角度、および端面61と光導
波路2とがなす角度を選定するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光通信や情報処理の分野
において利用される導波型光素子や導波型光制御素子に
係り、特に接続点における損失が小さく接続が容易な光
素子および光ファイバの接続方法に関する。
【0002】近年、光通信や情報処理の分野において光
導波路を具えた光路変換素子や分配器などの導波型光素
子や、電気光学的な効果を応用して光信号を制御する導
波型光制御素子等の開発が進められている。
【0003】しかし、かかる導波型光素子や導波型光制
御素子は光ファイバを介して信号が入出力される場合が
多く、光導波路と光ファイバの接続点における損失が導
波型光素子や導波型光制御素子の特性を大きく左右す
る。
【0004】そこで接続点における損失が小さく接続が
容易な光素子および光ファイバの接続方法の開発が要望
されている。
【0005】
【従来の技術】図3は従来の接続方法を示す側断面図で
ある。図において導波型光素子や導波型光制御素子(以
下光素子と称する)1は光導波路2を具えており、かか
る光導波路2に接続される光ファイバ3は接続部の周囲
が補強材4によって補強されている。そして光素子1の
端面と補強材4の端面との間に介在させた接着材5によ
って接続状態が維持される。
【0006】光導波路2と光ファイバ3の端面を突き合
わせて接続するとその界面において光が反射し、光導波
路2や光ファイバ3を伝播して戻る反射光によって信号
波形が乱されるという現象が生じる。そこで通常はスネ
ルの法則を満たす角度で光導波路2と光ファイバ3を接
続し反射戻り光の影響を抑制している。
【0007】即ち、光導波路2の屈折率をn1 、光ファ
イバ3の屈折率をn2 とし、突き合わせる界面の法線と
光導波路2がなす角度をθ1 、界面の法線と光ファイバ
3がなす角度をθ2 としたとき、n1Sinθ1 =n2Sinθ
2 になるようθ1 およびθ2を決めることによって反射
戻り光の影響を最小限に抑制することができる。
【0008】そこで光素子1の端面を法線と光導波路2
との角度がθ1 になるように傾斜させると共に、その端
面に当接させる補強材4の端面を法線と光ファイバ3と
の角度がθ2 になるように傾斜せしめ、端面を当接し接
着したときにスネルの法則を満たす角度で光導波路2と
光ファイバ3が接続されるよう構成している。
【0009】また、光導波路2の端面に斜めに当接可能
なように光ファイバ3の先端を球状に加工すると共に、
光素子1の端面と補強材4の端面との間に接着材5を介
在させても確実に光導波路2に当接するように、光ファ
イバ3の先端を傾斜せしめた補強材4の端面から突出さ
せている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の接続方
法は光素子の端面と補強材の端面を斜めに加工する必要
があり部品形成コストを高騰させる。また先端が球状に
加工された光ファイバの補強材端面からの突出量を50μ
m 以下に設定することは困難で、その結果、光素子と補
強材の間に介在する接着材の厚さが50μm を超し温度変
動に伴う熱膨張によって挿入損失の変動が大きくなる。
更に伝播される光の偏光方向が限定されている偏波保持
型の光ファイバに適用すると、損失が最も小さくなるよ
う光ファイバの偏光方向と光導波路の偏光方向を合致さ
せる前に、光ファイバの偏光方向に対する補強材の傾斜
方向を調節しなければならないという問題があった。
【0011】本発明の目的は接続点における損失と損失
の温度依存性が小さく接続の容易な光素子および光ファ
イバの接続方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる光素
子を示す側断面図である。なお全図を通し同じ対象物は
同一記号で表している。
【0013】上記課題は光導波路2が開口する端面61に
光導波路2の端面を含む底面62を一辺とする三角溝63が
設けられ、光ファイバ3に装着された補強材7の光ファ
イバ3と直交する端面を端面61に当接させたとき、三角
溝63の底面62の法線と光導波路2がなす角度θ1 、三角
溝63の底面62の法線と光ファイバ3がなす角度θ2 、光
導波路2の屈折率n1 および光ファイバ3の屈折率n2
との間に、n1Sinθ1 =n2Sinθ2 なる関係が成り立つ
ように端面61と三角溝63の底面62とがなす角度、および
端面61と光導波路2とがなす角度を選定してなる本発明
の光素子。
【0014】および光ファイバ3に装着された補強材7
の光ファイバ3と直交する端面を前記光素子の端面61に
当接し、球状に加工されてなる光ファイバ3の先端を光
導波路2の端面に突き合わせると共に、端面61と補強材
7の間に介在せしめ且つ前記三角溝63に充填した接着材
5によって、光ファイバ3に装着された補強材7の端面
を光素子の端面61に接合する本発明になる接続方法によ
って達成される。
【0015】
【作用】図1において光導波路が開口する端面に光導波
路の端面を含む底面を一辺とする三角溝が設けられ、光
ファイバに装着された補強材の光ファイバと直交する端
面を端面に当接させたときに、三角溝の底面の法線と光
導波路がなす角度θ1 、三角溝の底面の法線と光ファイ
バがなす角度θ2 、光導波路の屈折率n1 および光ファ
イバの屈折率n2 との間に、n1Sinθ1 =n2Sinθ2
る関係が成り立つように端面と三角溝の底面とがなす角
度および端面と光導波路とがなす角度を選定した本発明
の光素子は、補強材の端面を斜めに加工する必要がない
ため部品形成コストの低減を可能にする。しかも偏波保
持型の光ファイバに適用しても光ファイバの偏光方向に
対する補強材の傾斜方向を調節する必要が無い。
【0016】また光ファイバに装着された補強材の光フ
ァイバと直交する端面を前記光素子の端面に当接し、球
状に加工されてなる光ファイバの先端を光導波路の端面
に突き合わせると共に、端面と補強材の間に介在せしめ
且つ前記三角溝に充填した接着材で補強材を光素子に接
合することによって、光ファイバの補強材端面からの突
出量が50μm 以上になって突出量を肉眼で精度良く設定
することが可能になり、光素子の端面と補強材の間に介
在せしめた接着材の厚さが50μm 以下になって熱膨張に
伴う挿入損失の変動を低減できる。
【0017】即ち、接続点における損失と損失の温度依
存性が小さく接続の容易な光素子および光ファイバの接
続方法を実現することができる。
【0018】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお図2は本発明になる光素子の他の実施例を
示す側断面図である。
【0019】図1において本発明になる光素子6は端面
61に光導波路2の端面を含む底面62を一辺とする三角溝
63が設けられており、一方、光ファイバ3の先端は光フ
ァイバ3と直交する端面を有するルビービーズ等の補強
材7で補強されている。
【0020】また接着材5は光素子6の端面61と補強材
7の間に介在せしめると共に三角溝63に充填されてお
り、先端が球状に加工された光ファイバ3を光導波路2
の端面に突き合わせた状態で補強材7の端面が光素子6
の端面61に接合されている。
【0021】かかる光導波路2と光ファイバ3の接続に
おいて接続点での反射戻り光の影響を抑制するには、光
導波路2と光ファイバ3の接続点においてスネルの法則
1Sinθ1 =n2Sinθ2 なる関係が成り立たなければな
らない。
【0022】なお、上式においてθ1 は三角溝63の底面
62の法線と光導波路2がなす角度、θ2 は三角溝63の底
面62の法線と光ファイバ3がなす角度、n1 は光導波路
2の屈折率、n2 は光ファイバ3の屈折率を表す。
【0023】光ファイバ3は補強材7の端面と直交して
おりn1Sinθ1 =n2Sinθ2 なる関係が成り立つには、
先ず端面61と三角溝63の底面62とがなす角度は三角溝63
の底面62の法線と光ファイバ3がなす角度θ2 に等しく
なければならない。
【0024】また端面61の法線と三角溝63の底面62の法
線がなす角度もθ2 に等しく端面61の法線と光導波路2
とがなす角度は、二つの法線がなす角度θ2 から三角溝
63の底面62の法線と光導波路2がなす角度θ1 を減じた
角度θ2 −θ1 になる。
【0025】即ち、光素子6の端面61は法線と光導波路
2との角度がθ2 −θ1 になるように傾斜させており、
三角溝63の光導波路2の端面を含む底面62は端面61との
間にθ2 なる角度をなすように形成されている。
【0026】かかる光素子において光導波路2の端面を
含む底面は光ファイバ3を突き合わせる面でもあり高精
度に仕上げたい。そこで本発明になる光素子の他の実施
例は図2に示す方法によって高精度な底面を有する三角
溝を形成している。
【0027】即ち、前記の実施例とは異なり光素子6の
端面64は法線と光導波路2との角度がθ1 になるように
傾斜させている。その表面は高精度に仕上げられており
端面64との間にθ2 なる角度をなすように一部が切り落
とされている。
【0028】また端面64上の光導波路2を挟み切り落と
された部分と対向する位置に台形のブロック65が接着さ
れており、端面64に対しθ2 なる角度をなすブロック65
の傾斜面66は前記切り落とされた部分と同一平面を形成
している。
【0029】このように光導波路が開口する端面に光導
波路の端面を含む底面を一辺とする三角溝が設けられ、
光ファイバに装着された補強材の光ファイバと直交する
端面を端面に当接させたときに、三角溝の底面の法線と
光導波路がなす角度θ1 、三角溝の底面の法線と光ファ
イバがなす角度θ2 、光導波路の屈折率n1 および光フ
ァイバの屈折率n2 との間に、n1Sinθ1 =n2Sinθ2
なる関係が成り立つように端面と三角溝の底面とがなす
角度および端面と光導波路とがなす角度を選定した本発
明の光素子は、補強材の端面を斜めに加工する必要がな
いため部品形成コストの低減を可能にする。しかも偏波
保持型の光ファイバに適用しても光ファイバの偏光方向
に対する補強材の傾斜方向を調節する必要が無い。
【0030】また光ファイバに装着された補強材の光フ
ァイバと直交する端面を前記光素子の端面に当接し、球
状に加工されてなる光ファイバの先端を光導波路の端面
に突き合わせると共に、端面と補強材の間に介在せしめ
且つ前記三角溝に充填した接着材で補強材を光素子に接
合することによって、光ファイバの補強材端面からの突
出量が50μm 以上になって突出量を肉眼で精度良く設定
することが可能になり、光素子の端面と補強材の間に介
在せしめた接着材の厚さが50μm 以下になって熱膨張に
よる挿入損失の変動を低減できる。即ち、接続点におけ
る損失と損失の温度依存性が小さく接続の容易な光素子
および光ファイバの接続方法を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば接続点におけ
る損失と損失の温度依存性が小さく接続の容易な光素子
および光ファイバの接続方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる光素子を示す側断面図である。
【図2】 本発明になる光素子の他の実施例を示す側断
面図である。
【図3】 従来の接続方法を示す側断面図である。
【符号の説明】
2 光導波路 3 光ファイバ 5 接着材 6 光素子 7 補強材 61、64 端面 62 底面 63 三角溝 65 ブロック 66 傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光導波路(2) が開口する端面(61)に該光
    導波路(2) の端面を含む底面(62)を一辺とする三角溝(6
    3)が設けられ、光ファイバ(3) に装着された補強材(7)
    の該光ファイバ(3) と直交する端面を該端面(61)に当接
    させたとき、 三角溝(63)の該底面(62)の法線と該光導波路(2) がなす
    角度θ1 、三角溝(63)の該底面(62)の法線と該光ファイ
    バ(3) がなす角度θ2 、該光導波路(2) の屈折率n1
    よび該光ファイバ(3) の屈折率n2 との間に、 n1Sinθ1 =n2Sinθ2 なる関係が成り立つように該端
    面(61)と三角溝(63)の該底面(62)とがなす角度、および
    該端面(61)と該光導波路(2) とがなす角度を選定してな
    ることを特徴とする光素子。
  2. 【請求項2】 光ファイバ(3) に装着された補強材(7)
    の該光ファイバ(3)と直交する端面を請求項1記載の光
    素子の端面(61)に当接し、球状に加工されてなる該光フ
    ァイバ(3) の先端を光導波路(2) の端面に突き合わせる
    と共に、 該端面(61)と該補強材(7) の間に介在せしめ且つ前記三
    角溝(63)に充填した接着材(5) によって、光ファイバ
    (3) に装着された該補強材(7) の端面を光素子の該端面
    (61)に接合することを特徴とした光ファイバの接続方
    法。
JP22082691A 1991-09-02 1991-09-02 光素子および光フアイバの接続方法 Withdrawn JPH0560941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22082691A JPH0560941A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 光素子および光フアイバの接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22082691A JPH0560941A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 光素子および光フアイバの接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560941A true JPH0560941A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16757159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22082691A Withdrawn JPH0560941A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 光素子および光フアイバの接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0560941A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07181343A (ja) * 1993-11-08 1995-07-21 Corning Inc 光導波通路部品およびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07181343A (ja) * 1993-11-08 1995-07-21 Corning Inc 光導波通路部品およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5046808A (en) Integrated optics chip and method of connecting optical fiber thereto
US5297228A (en) Method of connecting an optical fiber to an optical waveguide
JPH03125103A (ja) 光フアイバと基板上の光導波路との結合装置
US5671316A (en) Connecting structure of optical fiber to optical waveguide
CN113467111A (zh) 光波导元件
US5546488A (en) Waveguide-type optical path converter for converting a propagation direction of a light
JPH07128531A (ja) 光集積回路およびその作製方法
US5625726A (en) Optical waveguide substrate, an article comprising the same and a substrate coupled thereto for holding optical fibers
JPH11218626A (ja) 光導波路チップ
JPH0560941A (ja) 光素子および光フアイバの接続方法
WO1999061946A1 (en) Assembly of optical component and optical fibre
US4688883A (en) Integrated optics stress transducer
JPH06201930A (ja) ハイブリッド光導波回路およびその製造方法
US4469500A (en) Method of cleaving a crystal to produce a high optical quality corner
JP2672307B2 (ja) 導波路の光ファイバの接続構造
JPH05188239A (ja) 光ファイバ接続方法
JPS61144607A (ja) 反射戻り光防止機構
US20240176071A1 (en) Optical waveguide element, optical modulation device using optical waveguide element, and optical transmission device using optical waveguide element
JPH0718965B2 (ja) 光通信装置およびその製造方法
JP2001264553A (ja) 光ic
JPH05188234A (ja) 光ファイバ接続方法
JPH06242402A (ja) ファイバ型光アイソレータ
JPS6283731A (ja) 光スイツチ
JPS61156220A (ja) 光アイソレ−タ
JPS60173502A (ja) 導波形光分岐回路

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203