JPH0558297A - 列車混雑度通知システム - Google Patents
列車混雑度通知システムInfo
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- JPH0558297A JPH0558297A JP24275991A JP24275991A JPH0558297A JP H0558297 A JPH0558297 A JP H0558297A JP 24275991 A JP24275991 A JP 24275991A JP 24275991 A JP24275991 A JP 24275991A JP H0558297 A JPH0558297 A JP H0558297A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 列車側には人数検出用センサ１および空席検
出用センサ２が設けられ、これらセンサによって、乗車
人数と空席数を検出する。乗車率演算手段１０３は、検
出された乗車人数と空席数に基づき列車の乗車率を演算
し、この乗車率情報を駅構内情報処理装置２０１に送信
する。駅構内情報処理装置２０１では、この乗車率情報
を受信し、列車の乗車率のみ、または乗車率と空席数を
表示装置２０２に表示させる。 【効果】 列車乗車の際に、乗客に対して的確な混雑情
報を提供することができる。
出用センサ２が設けられ、これらセンサによって、乗車
人数と空席数を検出する。乗車率演算手段１０３は、検
出された乗車人数と空席数に基づき列車の乗車率を演算
し、この乗車率情報を駅構内情報処理装置２０１に送信
する。駅構内情報処理装置２０１では、この乗車率情報
を受信し、列車の乗車率のみ、または乗車率と空席数を
表示装置２０２に表示させる。 【効果】 列車乗車の際に、乗客に対して的確な混雑情
報を提供することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、列車毎の乗車率を測定
し、これを乗車駅の表示装置に表示させる列車混雑度通
知システムに関する。
し、これを乗車駅の表示装置に表示させる列車混雑度通
知システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、列車の運行に際して、乗車率を知
る方法は、人員による判断で行うしかなかった。即ち、
列車乗車の際に、乗客が列車の混雑度を予め知る方法と
しては、駅員が行うホームでのアナウンス程度しかなか
った。このため、通常、駅員が次の列車の混雑度をアナ
ウンスする場合は、ラッシュ時等、かなり混雑度が大き
い場合のみであって、普通の混雑度での運行状態では、
次の列車の混雑度は、その都度アナウンスすることはな
かった。従って、通常の乗車の際に乗客が列車の混雑度
を予知する方法としては、その乗客の経験によるところ
が大きく、全ての乗客が容易に次の列車の混雑度を知る
ことはできなかった。
る方法は、人員による判断で行うしかなかった。即ち、
列車乗車の際に、乗客が列車の混雑度を予め知る方法と
しては、駅員が行うホームでのアナウンス程度しかなか
った。このため、通常、駅員が次の列車の混雑度をアナ
ウンスする場合は、ラッシュ時等、かなり混雑度が大き
い場合のみであって、普通の混雑度での運行状態では、
次の列車の混雑度は、その都度アナウンスすることはな
かった。従って、通常の乗車の際に乗客が列車の混雑度
を予知する方法としては、その乗客の経験によるところ
が大きく、全ての乗客が容易に次の列車の混雑度を知る
ことはできなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来
は、乗客が次の列車の混雑度を知る方法は、駅員による
アナウンス程度しかなかった。このため、乗客にとっ
て、乗り慣れた駅での乗車に際しては、ある程度の予測
が可能であるが、乗車経験が少ない駅での乗車では、全
く予測ができず、次の列車が混雑しているのか、あるい
はすいているのかは全く分からず、乗車する列車の選択
判断の基準がなかった。本発明は、上記従来の問題点を
解決するためになされたもので、乗客がこれから来る列
車の混雑度を容易に知ることができる列車混雑度通知シ
ステムを提供することを目的とする。
は、乗客が次の列車の混雑度を知る方法は、駅員による
アナウンス程度しかなかった。このため、乗客にとっ
て、乗り慣れた駅での乗車に際しては、ある程度の予測
が可能であるが、乗車経験が少ない駅での乗車では、全
く予測ができず、次の列車が混雑しているのか、あるい
はすいているのかは全く分からず、乗車する列車の選択
判断の基準がなかった。本発明は、上記従来の問題点を
解決するためになされたもので、乗客がこれから来る列
車の混雑度を容易に知ることができる列車混雑度通知シ
ステムを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明における第１の発
明の列車混雑度通知システムは、列車側に設けられ、該
列車の乗車人数を検出する人数検出用センサと、前記列
車側に設けられ、前記人数検出用センサにより検出され
た乗車人数に基づき列車の乗車率を演算する乗車率演算
手段と、乗車駅側に設けられ、前記乗車率演算手段によ
って演算された各列車毎の乗車率情報を受信し、この受
信情報によって列車の乗車率を、駅構内に設けられた表
示装置に表示させる駅構内情報処理装置とを備えたもの
である。また、第２の発明の列車混雑度通知システム
は、列車側に設けられ、該列車の乗車人数を検出する人
数検出用センサと、前記列車側に設けられ、空席数を検
出する空席検出用センサと、前記列車側に設けられ、前
記人数検出用センサおよび空席検出用センサにより検出
された乗車人数および空席数に基づき列車の乗車率と空
席数を演算する乗車率演算手段と、乗車駅側に設けら
れ、前記乗車率演算手段によって演算された各列車毎の
乗車率情報を受信し、この受信情報によって列車の乗車
率と空席数とを、駅構内に設けられた表示装置に表示さ
せる駅構内情報処理装置とを備えたものである。
明の列車混雑度通知システムは、列車側に設けられ、該
列車の乗車人数を検出する人数検出用センサと、前記列
車側に設けられ、前記人数検出用センサにより検出され
た乗車人数に基づき列車の乗車率を演算する乗車率演算
手段と、乗車駅側に設けられ、前記乗車率演算手段によ
って演算された各列車毎の乗車率情報を受信し、この受
信情報によって列車の乗車率を、駅構内に設けられた表
示装置に表示させる駅構内情報処理装置とを備えたもの
である。また、第２の発明の列車混雑度通知システム
は、列車側に設けられ、該列車の乗車人数を検出する人
数検出用センサと、前記列車側に設けられ、空席数を検
出する空席検出用センサと、前記列車側に設けられ、前
記人数検出用センサおよび空席検出用センサにより検出
された乗車人数および空席数に基づき列車の乗車率と空
席数を演算する乗車率演算手段と、乗車駅側に設けら
れ、前記乗車率演算手段によって演算された各列車毎の
乗車率情報を受信し、この受信情報によって列車の乗車
率と空席数とを、駅構内に設けられた表示装置に表示さ
せる駅構内情報処理装置とを備えたものである。
【０００５】
【作用】本発明の列車混雑度通知システムにおいては、
列車側には人数検出用センサおよび空席検出用センサが
設けられ、これらセンサによって、乗車人数と空席数を
検出する。乗車率演算手段は、検出された乗車人数と空
席数に基づき列車の乗車率を演算し、この乗車率情報を
駅構内情報処理装置に送信する。駅構内情報処理装置で
は、この乗車率情報を受信し、列車の乗車率のみ、また
は乗車率と空席数を表示装置に表示させる。従って、列
車乗車の際に、乗客に対して的確な混雑情報を提供する
ことができる。
列車側には人数検出用センサおよび空席検出用センサが
設けられ、これらセンサによって、乗車人数と空席数を
検出する。乗車率演算手段は、検出された乗車人数と空
席数に基づき列車の乗車率を演算し、この乗車率情報を
駅構内情報処理装置に送信する。駅構内情報処理装置で
は、この乗車率情報を受信し、列車の乗車率のみ、また
は乗車率と空席数を表示装置に表示させる。従って、列
車乗車の際に、乗客に対して的確な混雑情報を提供する
ことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図２は本発明の列車混雑度通知システムの実
施例を示すブロック図である。図のシステムは、大きく
分けると、列車１００側にある装置と、駅２００にある
駅構内装置より構成される。列車１００側の装置とは、
各車両１０毎に設置された人数検出用センサ１、空席検
出用センサ２および車両内情報処理装置１１と、列車毎
に設けられた列車内情報処理装置１０１とからなり、駅
構内装置とは、各駅２００に設けられた駅構内情報処理
装置２０１および表示装置２０２とからなる。人数検出
用センサ１は、赤外線センサ等からなり、各車両の天井
部に、例えば車両の前部、中央部、後部等、適宜の個数
が設置されている。また、空席検出用センサ２は、乗客
が座る時の座席の沈み込みを検出することが可能なスイ
ッチ、例えば、通常のオン／オフスイッチや圧力センサ
等から構成され、車両の各座席、即ち、７人掛けの座席
であれば７個というように、各車両の座席数だけ設置さ
れている。車両内情報処理装置１１は、これら人数検出
用センサ１および空席検出用センサ２からの検出情報に
基づき各車両毎の乗車率を演算するマイクロコンピュー
タ等から構成されている。
説明する。図２は本発明の列車混雑度通知システムの実
施例を示すブロック図である。図のシステムは、大きく
分けると、列車１００側にある装置と、駅２００にある
駅構内装置より構成される。列車１００側の装置とは、
各車両１０毎に設置された人数検出用センサ１、空席検
出用センサ２および車両内情報処理装置１１と、列車毎
に設けられた列車内情報処理装置１０１とからなり、駅
構内装置とは、各駅２００に設けられた駅構内情報処理
装置２０１および表示装置２０２とからなる。人数検出
用センサ１は、赤外線センサ等からなり、各車両の天井
部に、例えば車両の前部、中央部、後部等、適宜の個数
が設置されている。また、空席検出用センサ２は、乗客
が座る時の座席の沈み込みを検出することが可能なスイ
ッチ、例えば、通常のオン／オフスイッチや圧力センサ
等から構成され、車両の各座席、即ち、７人掛けの座席
であれば７個というように、各車両の座席数だけ設置さ
れている。車両内情報処理装置１１は、これら人数検出
用センサ１および空席検出用センサ２からの検出情報に
基づき各車両毎の乗車率を演算するマイクロコンピュー
タ等から構成されている。
【０００７】図３に、車両内情報処理装置１１のブロッ
ク図を示す。図の装置は、演算部１２と制御部１３とか
らなる。演算部１２は、各人数検出用センサ１および空
席検出用センサ２からの情報に基づき、各車両毎の乗車
率の演算を行う機能を有し、制御部１３は、列車内情報
処理装置１０１からの検出開始指令を車両間通信線を介
して受信し、各センサの検出開始を行う等の制御を行う
機能を有している。列車内情報処理装置１０１は、マイ
クロコンピュータ等からなり、列車の先頭車両あるいは
最後尾車両等、列車内の一つの車両内に設けられてい
る。
ク図を示す。図の装置は、演算部１２と制御部１３とか
らなる。演算部１２は、各人数検出用センサ１および空
席検出用センサ２からの情報に基づき、各車両毎の乗車
率の演算を行う機能を有し、制御部１３は、列車内情報
処理装置１０１からの検出開始指令を車両間通信線を介
して受信し、各センサの検出開始を行う等の制御を行う
機能を有している。列車内情報処理装置１０１は、マイ
クロコンピュータ等からなり、列車の先頭車両あるいは
最後尾車両等、列車内の一つの車両内に設けられてい
る。
【０００８】図１に、列車内情報処理装置１０１および
後述する駅構内情報処理装置２０１と表示装置２０２の
構成を示す。列車内情報処理装置１０１は、車両乗車率
演算部１０２、乗車率演算手段１０３、制御部１０４、
記憶部１０５、タイマ部１０６、通信制御部１０７とか
らなる。車両乗車率演算部１０２は、車両内情報処理装
置１１の演算部１２と同様の機能を有するもので、各人
数検出用センサ１および空席検出用センサ２からの検出
情報に基づき、列車内情報処理装置１０１の設置されて
いる車両の乗車率を演算する機能を有している。乗車率
演算手段１０３は、各車両の演算部１２および前記の車
両乗車率演算部１０２からの乗車率演算結果に基づき、
列車としての乗車率を演算する機能を有している。記憶
部１０５は、制御部１０４の行う処理のプログラム等を
格納するメモリであり、タイマ部１０６は、列車発車時
から所定時間経過したかを検出するためのタイマであ
る。制御部１０４は、記憶部１０５に格納されたプログ
ラム等に基づき、車両乗車率演算部１０２、乗車率演算
手段１０３、通信制御部１０７の各制御を行うプロセッ
サである。通信制御部１０７は、制御部１０４によって
制御され、駅構内情報処理装置２０１の送受信制御を行
う装置である。
後述する駅構内情報処理装置２０１と表示装置２０２の
構成を示す。列車内情報処理装置１０１は、車両乗車率
演算部１０２、乗車率演算手段１０３、制御部１０４、
記憶部１０５、タイマ部１０６、通信制御部１０７とか
らなる。車両乗車率演算部１０２は、車両内情報処理装
置１１の演算部１２と同様の機能を有するもので、各人
数検出用センサ１および空席検出用センサ２からの検出
情報に基づき、列車内情報処理装置１０１の設置されて
いる車両の乗車率を演算する機能を有している。乗車率
演算手段１０３は、各車両の演算部１２および前記の車
両乗車率演算部１０２からの乗車率演算結果に基づき、
列車としての乗車率を演算する機能を有している。記憶
部１０５は、制御部１０４の行う処理のプログラム等を
格納するメモリであり、タイマ部１０６は、列車発車時
から所定時間経過したかを検出するためのタイマであ
る。制御部１０４は、記憶部１０５に格納されたプログ
ラム等に基づき、車両乗車率演算部１０２、乗車率演算
手段１０３、通信制御部１０７の各制御を行うプロセッ
サである。通信制御部１０７は、制御部１０４によって
制御され、駅構内情報処理装置２０１の送受信制御を行
う装置である。
【０００９】駅構内情報処理装置２０１は、通信制御部
２０１ａと、制御部２０１ｂとからなる。通信制御部２
０１ａは、列車内情報処理装置１０１とのデータの送受
信を行う装置であり、制御部２０１ｂは、通信制御部２
０１ａを介して受信した列車１００のデータを表示装置
２０２に表示させるための装置である。表示装置２０２
は、ＣＲＴや液晶表示装置あるいは電光掲示装置等から
なり、駅構内のホーム上部に設けられている。
２０１ａと、制御部２０１ｂとからなる。通信制御部２
０１ａは、列車内情報処理装置１０１とのデータの送受
信を行う装置であり、制御部２０１ｂは、通信制御部２
０１ａを介して受信した列車１００のデータを表示装置
２０２に表示させるための装置である。表示装置２０２
は、ＣＲＴや液晶表示装置あるいは電光掲示装置等から
なり、駅構内のホーム上部に設けられている。
【００１０】次に、上記実施例の動作について説明す
る。図４は、列車内情報処理装置１０１の動作を示すフ
ローチャートである。先ず、列車内情報処理装置１０１
の制御部１０４は、列車が発車したか否かを検出し（ス
テップＳ１）、列車の発車を検出した場合は、その後一
定時間待機する（ステップＳ２）。ここで、列車発車の
検出方法としては、車両のドア閉により列車の発車と判
断する方法や図示しない列車の走行制御部からの情報に
より発車を検知する等の方法がある。また、列車発車後
一定時間待機する理由は、乗客の位置が安定するのを待
つためであり、発車してから３０秒程度の待機時間とす
る。一定時間が経過すると、制御部１０４は、各車両の
車両内情報処理装置１１に検出開始指令を送出する（ス
テップＳ３）。これにより、車両内情報処理装置１１の
制御部１３は、検出処理を行う（ステップＳ４）。
る。図４は、列車内情報処理装置１０１の動作を示すフ
ローチャートである。先ず、列車内情報処理装置１０１
の制御部１０４は、列車が発車したか否かを検出し（ス
テップＳ１）、列車の発車を検出した場合は、その後一
定時間待機する（ステップＳ２）。ここで、列車発車の
検出方法としては、車両のドア閉により列車の発車と判
断する方法や図示しない列車の走行制御部からの情報に
より発車を検知する等の方法がある。また、列車発車後
一定時間待機する理由は、乗客の位置が安定するのを待
つためであり、発車してから３０秒程度の待機時間とす
る。一定時間が経過すると、制御部１０４は、各車両の
車両内情報処理装置１１に検出開始指令を送出する（ス
テップＳ３）。これにより、車両内情報処理装置１１の
制御部１３は、検出処理を行う（ステップＳ４）。
【００１１】図５は、この検出処理を示すフローチャー
トである。制御部１３は、列車内情報処理装置１０１か
ら検出命令を受信すると（ステップＳ４１）、人数検出
用センサ１および空席検出用センサ２に作動開始指示を
与える（ステップＳ４２）。そして、各センサからの検
出終了を待機し、検出が終了すると（ステップＳ４
３）、演算部１２は、空席検出用センサ２からのデータ
を基に空席数を求め、人数検出用センサ１からのデータ
を基に車両内立席人数を集計し、これらの結果から空席
数と車両内乗車率を演算する（ステップＳ４４）。その
後、演算した空席数と乗車率のデータを列車内情報処理
装置１０１に送信する（ステップＳ４５）。列車内情報
処理装置１０１は、各車両の車両内情報処理装置１１か
らの検出データの受信が終了するのを待機し、全ての車
両の検出データが揃うと（ステップＳ５）、乗車率演算
手段１０３は、列車内乗車率を演算する（ステップＳ
６）。その後、この列車内乗車率、各車両の乗車率およ
び空席数のデータを通信制御部１０７を介して送信し
（ステップＳ７）、これ以降は次の停車駅まで待機状態
となる（ステップＳ８）。
トである。制御部１３は、列車内情報処理装置１０１か
ら検出命令を受信すると（ステップＳ４１）、人数検出
用センサ１および空席検出用センサ２に作動開始指示を
与える（ステップＳ４２）。そして、各センサからの検
出終了を待機し、検出が終了すると（ステップＳ４
３）、演算部１２は、空席検出用センサ２からのデータ
を基に空席数を求め、人数検出用センサ１からのデータ
を基に車両内立席人数を集計し、これらの結果から空席
数と車両内乗車率を演算する（ステップＳ４４）。その
後、演算した空席数と乗車率のデータを列車内情報処理
装置１０１に送信する（ステップＳ４５）。列車内情報
処理装置１０１は、各車両の車両内情報処理装置１１か
らの検出データの受信が終了するのを待機し、全ての車
両の検出データが揃うと（ステップＳ５）、乗車率演算
手段１０３は、列車内乗車率を演算する（ステップＳ
６）。その後、この列車内乗車率、各車両の乗車率およ
び空席数のデータを通信制御部１０７を介して送信し
（ステップＳ７）、これ以降は次の停車駅まで待機状態
となる（ステップＳ８）。
【００１２】次に駅構内情報処理装置２０１の動作につ
いて説明する。図６は、駅構内情報処理装置２０１の動
作を示すフローチャートである。先ず、制御部２０１ｂ
は、今までの表示内容をクリアし（ステップＳ１１）、
次の情報を受信するまで待機する（ステップＳ１２）。
そして、列車内情報処理装置１０１から送信された情報
を受信すると、その情報を表示装置２０２に表示させる
（ステップＳ１３）。その後は、次の列車１００の到着
を待機し（ステップＳ１４）、列車到着が検出されると
ステップＳ１１に戻って、それまで表示していた表示内
容をクリアする。図７に、表示装置２０２の表示例を示
す。この表示例では、例えば１５両編成の列車の混雑度
を表すのに、各車両の空席数と乗車率を２、３両毎に画
面上をスクロールさせて表示するようにしたものであ
る。また、画面下方に列車全体の乗車率を表示してい
る。
いて説明する。図６は、駅構内情報処理装置２０１の動
作を示すフローチャートである。先ず、制御部２０１ｂ
は、今までの表示内容をクリアし（ステップＳ１１）、
次の情報を受信するまで待機する（ステップＳ１２）。
そして、列車内情報処理装置１０１から送信された情報
を受信すると、その情報を表示装置２０２に表示させる
（ステップＳ１３）。その後は、次の列車１００の到着
を待機し（ステップＳ１４）、列車到着が検出されると
ステップＳ１１に戻って、それまで表示していた表示内
容をクリアする。図７に、表示装置２０２の表示例を示
す。この表示例では、例えば１５両編成の列車の混雑度
を表すのに、各車両の空席数と乗車率を２、３両毎に画
面上をスクロールさせて表示するようにしたものであ
る。また、画面下方に列車全体の乗車率を表示してい
る。
【００１３】尚、上記実施例では、車両内情報処理装置
１１が各車両毎の乗車率を演算するようにしたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、各車両は、人数検
出用センサ１および空席検出用センサ２のデータを列車
内情報処理装置１０１に送出するのみとし、列車内情報
処理装置１０１で各車両の乗車率と空席数を演算するよ
う構成してもよい。また、列車内情報処理装置１０１と
駅構内情報処理装置２０１との情報通信を無線通信で行
うよう構成したが、有線通信で行っても良いことはもち
ろんである。更に、駅２００の表示装置２０２に表示さ
れる表示例として、図７に示すものを説明したが、この
他にも例えば、各車両の混雑度を表示色を変化させるこ
とによって表示することも可能である。そして、表示装
置２０２もＣＲＴではなく、固定的な各車両の構成を表
すような表示装置とし、全車両をすべて一度に表示させ
るよう構成してもよい。
１１が各車両毎の乗車率を演算するようにしたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、各車両は、人数検
出用センサ１および空席検出用センサ２のデータを列車
内情報処理装置１０１に送出するのみとし、列車内情報
処理装置１０１で各車両の乗車率と空席数を演算するよ
う構成してもよい。また、列車内情報処理装置１０１と
駅構内情報処理装置２０１との情報通信を無線通信で行
うよう構成したが、有線通信で行っても良いことはもち
ろんである。更に、駅２００の表示装置２０２に表示さ
れる表示例として、図７に示すものを説明したが、この
他にも例えば、各車両の混雑度を表示色を変化させるこ
とによって表示することも可能である。そして、表示装
置２０２もＣＲＴではなく、固定的な各車両の構成を表
すような表示装置とし、全車両をすべて一度に表示させ
るよう構成してもよい。
【００１４】また、上記実施例では、人数検出用センサ
１と空席検出用センサ２とを用い、列車１００毎の乗車
率と空席数を表示装置２０１に表示するようにしたが、
列車１００の各車両１０毎に人数検出用センサ１のみを
設置し、これによって各車両の乗車人数を検出するよう
にし、各車両の乗車率のみを表示装置２０１に表示させ
るよう構成しても良い。更に、各車両の空席数や乗車率
を表示するのではなく、列車全体の乗車率のみを表示す
るよう構成してもよく、この場合であっても、乗客に対
して的確な混雑度の情報提供を行うことができる。
１と空席検出用センサ２とを用い、列車１００毎の乗車
率と空席数を表示装置２０１に表示するようにしたが、
列車１００の各車両１０毎に人数検出用センサ１のみを
設置し、これによって各車両の乗車人数を検出するよう
にし、各車両の乗車率のみを表示装置２０１に表示させ
るよう構成しても良い。更に、各車両の空席数や乗車率
を表示するのではなく、列車全体の乗車率のみを表示す
るよう構成してもよく、この場合であっても、乗客に対
して的確な混雑度の情報提供を行うことができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、第１の発明の列車
混雑度通知システムによれば、列車に人数検出用センサ
を設け、このセンサから得られたデータに基づき列車の
乗車率を演算し、この演算結果を駅構内に設けられた表
示装置に表示させるようにしたので、列車乗車の際に、
乗客に対して的確な混雑情報を提供することができ、ひ
いては、列車混雑度の改善を図ることができる。また、
第２の発明によれば、更に空席検出用センサを設け、こ
の空席検出用センサから得られたデータに基づき、空席
数を演算して表示装置に表示させるようにしたので、更
に、乗客に対して的確な混雑情報を提供することができ
る。
混雑度通知システムによれば、列車に人数検出用センサ
を設け、このセンサから得られたデータに基づき列車の
乗車率を演算し、この演算結果を駅構内に設けられた表
示装置に表示させるようにしたので、列車乗車の際に、
乗客に対して的確な混雑情報を提供することができ、ひ
いては、列車混雑度の改善を図ることができる。また、
第２の発明によれば、更に空席検出用センサを設け、こ
の空席検出用センサから得られたデータに基づき、空席
数を演算して表示装置に表示させるようにしたので、更
に、乗客に対して的確な混雑情報を提供することができ
る。
【図１】本発明の列車混雑度通知システムの構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の列車混雑度通知システムの配置構成図
である。
である。
【図３】本発明の列車混雑度通知システムの車両内情報
処理装置の構成図である。
処理装置の構成図である。
【図４】本発明の列車混雑度通知システムの列車内情報
処理装置の動作を示すフローチャートである。
処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図５】本発明の列車混雑度通知システムの車両内情報
処理装置の動作を示すフローチャートである。
処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図６】本発明の列車混雑度通知システムの駅構内情報
処理装置の動作を示すフローチャートである。
処理装置の動作を示すフローチャートである。
【図７】本発明の列車混雑度通知システムにおける表示
装置の表示例を示す図である。
装置の表示例を示す図である。
１ 人数検出用センサ ２ 空席検出用センサ １００ 列車 １０３ 乗車率演算手段 ２００ 駅 ２０１ 駅構内情報処理装置 ２０２ 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷部 忍 東京都港区虎ノ門１丁目７番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 住田 利幸 東京都港区虎ノ門１丁目７番12号 沖電気 工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 列車側に設けられ、該列車の乗車人数を
検出する人数検出用センサと、 前記列車側に設けられ、前記人数検出用センサにより検
出された乗車人数に基づき列車の乗車率を演算する乗車
率演算手段と、 乗車駅側に設けられ、前記乗車率演算手段によって演算
された各列車毎の乗車率情報を受信し、この受信情報に
よって列車の乗車率を、駅構内に設けられた表示装置に
表示させる駅構内情報処理装置とを備えた列車混雑度通
知システム。 - 【請求項２】 列車側に設けられ、該列車の乗車人数を
検出する人数検出用センサと、 前記列車側に設けられ、空席数を検出する空席検出用セ
ンサと、 前記列車側に設けられ、前記人数検出用センサおよび空
席検出用センサにより検出された乗車人数および空席数
に基づき列車の乗車率と空席数を演算する乗車率演算手
段と、 乗車駅側に設けられ、前記乗車率演算手段によって演算
された各列車毎の乗車率情報を受信し、この受信情報に
よって列車の乗車率と空席数とを、駅構内に設けられた
表示装置に表示させる駅構内情報処理装置とを備えた列
車混雑度通知システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24275991A JPH0558297A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 列車混雑度通知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24275991A JPH0558297A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 列車混雑度通知システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558297A true JPH0558297A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=17093850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24275991A Pending JPH0558297A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 列車混雑度通知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0558297A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005184176A (ja) * | 2003-12-17 | 2005-07-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 双方向通信端末および双方向通信システム |
| JP2007290574A (ja) * | 2006-04-26 | 2007-11-08 | Mitsubishi Electric Corp | 列車混雑度通知システム |
| JP2011207303A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Saxa Inc | 車両混雑度判定システム |
| US9014883B2 (en) | 2010-12-20 | 2015-04-21 | Mitsubishi Electric Corporation | In-vehicle congestion-status display system and congestion-status guidance method |
| CN107351870A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-11-17 | 深圳市盛路物联通讯技术有限公司 | 一种乘客引导方法及*** |
| JP2019171887A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-10 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 乗客重量均一化支援装置、及び乗客重量均一化支援方法 |
| WO2023032183A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 株式会社日立国際電気 | 座席監視システム及び座席監視方法 |
| JP2023067931A (ja) * | 2018-09-19 | 2023-05-16 | 株式会社東芝 | 案内システム及びプログラム |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP24275991A patent/JPH0558297A/ja active Pending
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| WO2023032183A1 (ja) * | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 株式会社日立国際電気 | 座席監視システム及び座席監視方法 |
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