JPH0558248U - 射出成形型 - Google Patents

射出成形型

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JPH0558248U JP7398192U JP7398192U JPH0558248U JP H0558248 U JPH0558248 U JP H0558248U JP 7398192 U JP7398192 U JP 7398192U JP 7398192 U JP7398192 U JP 7398192U JP H0558248 U JPH0558248 U JP H0558248U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、薄肉の成形品を射出成形する際で
も比較的低圧で成形出来、しかもヒケ等の不良の生じに
くい射出成形型の改良に関する。 【構成】 金型2、3のゲート6近傍からキャビティ5
の充填末端側に延出するランナ溝部9を設け、このラン
ナ溝部9内に摺動自在に設けたスライドコア18を押圧
機構4によって薄肉キャビティ8に向けて押込み可能と
する。そして、射出された溶融樹脂をランナ溝部9を介
して充填するとともに、その後前進させて加圧し凝固さ
せる。又、押圧機構4に代えて押圧シリンダ32を設
け、この押圧シリンダ32によってスライドコア18を
所定圧で前進側に付勢しておき、樹脂を射出した際、射
出樹脂圧によって後退可能にするとともに、樹脂圧の減
衰につれてスライドコア18を元の位置に復帰させるよ
うにしてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薄肉の成形品を射出成形する際でも比較的低圧で成形出来、しかも ヒケ等の不良の生じにくい射出成形型の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば熱可塑性樹脂の射出成形において、ヒケ等の成形不良を防止する 成形法として特公昭39―1825号のような方法が知られている。この方法は 樹脂の射出成形に際しその一部に突出部を形成し、加圧成形中に冷却効果が未だ 成形物の芯層部にまで波及しない時期に該突出部を加圧し、射出圧に頼らず内圧 を高めることによって冷却収縮等に起因するヒケの発生等を防止するようにした ものである。 そしてかかる方法は、比較的肉厚の厚い成形品の場合は溶融樹脂の流れがスム ースであるため加圧が有効に作用し、射出圧や型締圧を高める必要がなくなると いう効果を有していた。 一方、ヒケ発生防止機構として例えば実開昭56―57818号のような装置 も提案されている。 この装置はキャビティ内の突出部成形用のコアの空腔に、スプリングで付勢さ れる作動ピンを摺動可能に設け、キャビティ内に充填された樹脂圧によって作動 ピンを後退させ、樹脂圧の減衰に伴って作動ピンを突出させるようにしたもので あり、この作動ピンの突出によってキャビティを加圧しようとするものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のような技術は特に前者の特公昭39―1825号の場合には薄 肉の製品を成形するような際には有効な解決策とはなり得なかった。すなわち、 特に肉厚の薄い製品ではキャビティ内の樹脂が冷えやすくなって流動性が低下し 、溶融樹脂を射出、充填する段階で大きな射出圧力や、大きな型締力を必要とす ることになるばかりでなく、上記のような加圧技術では、冷却固化段階で加圧す ることになって実効があがらないからである。 又、後者の実開昭56―57818号の場合も同様に、局部的な加圧であるた め、薄肉の平板状の製品を成形するような際には限界があった。すなわち、キャ ビティ全体を均一に加圧することが出来ないため残留応力に差が生じ、変形、ソ リ等の不具合が生じるからである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案の第1実施例では金型のキャビティに樹脂 溜め部を形成し、この樹脂溜め部に溜めた樹脂を押圧手段によってキャビティに 向けて押圧するようにした射出成形型において、金型のゲート近傍からキャビテ ィの充填末端側に向けて延出するランナ溝部を設け、このランナ溝部を樹脂溜め 部とするようにした。 又、第2実施例では、前記押圧手段を樹脂溜め部内で摺動自在なスライドコア と、このスライドコアを押圧側に付勢する押圧源と、押圧側へのスライドコアの 前進位置を規制する位置決め手段によって構成し、この位置決め手段によって通 常時のスライドコアの先端面を前記樹脂溜め部の付根部に臨ませるとともに、前 記押圧源の付勢力を、射出樹脂圧によってスライドコアが樹脂溜め部内に後退し 且つ樹脂圧の減衰につれてスライドコアが元の位置に復元可能となる圧力とした 。
【0005】
【作用】
金型のゲート近傍からキャビティ末端側に向けて延出するランナ溝部によって 樹脂の充填性を向上させ、充填後はこのランナ溝部に溜めた樹脂を押圧して冷却 凝固させれば、射出圧を然程高めなくても有効にヒケ防止が図れる。従って型締 力も小さく出来る。 又、かかるランナ溝部に押圧手段を設ければ、成形品の全体を均一に加圧する ことが出来、残留応力に差が生じない。 又、第2実施例のように当初スライドコアを前進させておいて射出前の段階で は樹脂溜め部内を塞ぐ状態にすることで、樹脂充填時にキャビティから排出すべ きエア量が少なくなり、エア抜き不足によって生じる強度の低下、寸法精度の狂 いといった成形不良が抑制され、又、スライドコアの後退によって樹脂圧が吸収 されるため、低圧で成形することが出来る。
【0006】
【実施例】
本考案の射出成形型の実施例について添付した図面に基づき説明する。 図1は本考案の第1実施例の射出成形型の一例を示す型全体の縦断面図、図2 、図3はは押圧手段による作用図であり、図2は加圧前、図3は加圧後、図4は 加圧する前の樹脂の形状を示す斜視図である。
【0007】 図1に示すように、本考案の射出成形型1は、上下一対の金型2、3と、成形 型本体の押圧機構4を備えており、両金型2、3が型合せして形成するキャビテ ィ5内にはゲート6を介して溶融樹脂が注入される。そしてこの金型3のゲート 6には、不図示の射出機に連なるスプル7が連通される。
【0008】 キャビティ5の形状は、例えば図4Aに示すような成形過程途中の樹脂Wの形 状に合せた形状に形成されており、薄肉平板部Woに対応する薄肉キャビティ部 8(図1、図2)と、突出部Wrに対応するランナ溝部9(図1、図2)を備え ている。
【0009】 そしてランナ溝部9は一端側が前記ゲート6に直接連通し、他端側が溶融樹脂 の充填末端側に向けて延出している。
【0010】 又、例えば前記薄肉平板部Woの厚み、すなわち薄肉キャビティ部8の厚みは 約2mm程度であり、突出部Wrの高さ、すなわちランナ溝部9の深さは約2m mから5mm程度、幅約1.5mm程度である。
【0011】 押圧機構4は固定板11と、この固定板11と下型3間に取り付けられた押出 板ガイド12と、この押出板ガイド12によって案内されて上下動可能な3枚の 第1、第2、第3押出板13、14、15を備えている。
【0012】 そして第1押出板13には、圧縮ロッド16を挿通せしめる挿通孔13aとリ ターンピン17を設けているが、その細部について説明する。
【0013】 図2に示す圧縮ロッド16は、第1押出板13に設けた挿通孔13aを摺動自 在に貫き、その上端にはスライドコア18を取り付けている。そしてこのスライ ドコア18は前記ランナ溝部9の形状に合せて形成され、該ランナ溝部9内に入 り込んで中を摺動自在に上下動出来るようにしている。
【0014】 又、圧縮ロッド16の下端側には大径部16aが設けられており、一方、前記 挿通孔13aにはこの大径部16aと略同径の大径孔部13bが設けられている 。
【0015】 そして大径孔部13bの上下方向の深さは、大径部16aの高さ方向の厚みよ り大きく形成されており、このため大径部16aの下面が第1押出板13の下面 と面一になった際、大径孔部13b内に上下間隔sの遊動空間部が形成されるよ うにしている。そしてこの遊動空間部の間隔sは、概略、図4に示す突出部Wr の高さ、すなわちランナ溝部9の深さに一致させている。
【0016】 一方、リターンピン17は、その下端が第1押出板13に固着されており、下 型3と第1押出板13の間の中間部にリターンスプリング20を巻装せしめてい る。そして後述するように、このリターンスプリング20は押出板13、14復 帰用のものである。
【0017】 又、前記スライドコア18には、コア引戻しバー21を設けている。すなわち このコア引戻しバー21は、スライドコア18の復帰用のものであり、下型3に 対して摺動自在とされるとともに下端延出部が下型3外に突出して、この突出部 に引戻しスプリング22を設けている。
【0018】 ところで第2押出板14は、以上のような第1押出板13の下方に設けられて いるが、第1押出板13の挿通孔13aの位置に対応して貫通孔14aを備えて いる。そしてこの貫通孔14a内を、以下に述べる第3押出板15の押出しブロ ック15aが挿通している。
【0019】 第3押出板15は最下方の押出板であり、上記のように上面に押出しブロック 15aを備え、この押出しブロック15aによって前記圧縮ロッド16の大径部 16a下面に当接可能にしている。すなわち、この押出しブロック15aの高さ は第2押出板14の板厚より大きくし、この押出しブロック15aの高さと第2 押出板14の板厚の差は、略々第1押出板13の大径孔部13bの遊動空間部の 間隔sに一致させている。
【0020】 そして固定板11には図1に示すようなノックアウト孔11aを設けており、 このノックアウト孔11aを通して下方からエジェクタロッド23が昇降動する 。
【0021】 以上のような構成による射出成形型1において、不図示の射出ノズルからゲー ト6を介してキャビティ5内に溶融樹脂を射出する。すると溶融樹脂はランナ溝 部9を通して薄肉キャビティ部8内に充填されることとなり、ランナ溝部9によ って流動性が向上しているため充填が極めて円滑となり、且つ均一に充填される 。
【0022】 充填が終えると、例えば油圧駆動によってエジェクタロッド23を所定ストロ ーク前進させてランナ溝部9内の溶融樹脂を加圧する。すなわち、エジェクタロ ッド23によって第3押出板15を、例えば遊動空間部の間隔s程度のストロー ク分押し込むことによって、図3に示すように、第1押出板13の位置を元の位 置に保ったままキャビティ内を加圧することが出来る。
【0023】 そして実施例では、スライドコア18の先端面18aをランナ溝部9の付根部 9aの位置、つまり薄肉キャビティ部8と面一になる位置まで押し込んで成形品 に突出部を形成しないようにしている。勿論このスライドコア18による押し込 みの位置は自由である。
【0024】 この状態で冷却固化を待つが、内部圧力の増加によってヒケ等の成形不良が抑 制される。そして凝固が完了すると型開きして成形品を取り出す。つまり、エジ ェクタロッド23を更に前進させ、第1押出板13を上昇させて圧縮ロッド16 、スライドコア18を前進させて成形品を突出す。
【0025】 尚、以上のようなランナ溝部9は、例えば製品の大きさ、形状等によって複数 設けるようにしてもよく、又、この複数のランナ溝部9を交差させて図4Bに示 すような交差状の突出部Wrを形成するようにしてもよい。
【0026】 次に、押圧機構の形態のみを変えた本考案の第2実施例について図5及至図7 に基づき説明する。 図5から図7は本押圧機構の作動を示す作用図であり、図5は射出前、図6は 射出時、図7は最終成形時の状態図である。
【0027】 本形態の押圧機構31は、固定板11に取り付けられた押圧源としての押圧シ リンダ32を備えており、この押圧シリンダ32には、該シリンダ32内を摺動 自在なピストン33と、このピストン33に連結するロッド34が設けられてい る。
【0028】 そして、このロッド34は継手35を介して圧縮ロッド16に連結されており 、この圧縮ロッド16の延出端部にスライドコア18が取り付けられている。 そして、このスライドコア18は第1実施例の場合と同じくランナ溝部9内で 摺動自在とされている。
【0029】 ところで、押圧シリンダ32には、図5に示すような一対の加圧エア給排ポー ト32a、32bが設けられ、ピストン33を一定圧Poで付勢している。 つまり、この付勢方向はスライドコア18が薄肉キャビティ部8に向けて進む 方向であり、薄肉キャビティ部8を押圧出来る方向である。
【0030】 又、下型3の下面には位置決め手段としてのストッパ部材36が取り付けられ ている。そして、前記圧縮ロッド16は、このストッパ部材36を摺動自在に貫 いており、このストッパ部材36の下面に前記継手35の上面が当接することで 、スライドコア18の押圧側への移動量を規制する。
【0031】 又このストッパ部材36下面に前記継手35の上面が当接した時点で、スライ ドコア18の先端面18aがランナ溝部9の付根部9aに臨むようにし、つまり 、押圧側に付勢されるスライドコア18によって常時ランナ溝部9が塞がれるよ うにしている。
【0032】 ところで、前記押圧シリンダ32に供給される加圧エアの圧力Poと、射出さ れた樹脂のキャビティ5内の圧力との関係は図8の通りである。
【0033】 すなわち、射出された溶融樹脂のキャビティ5内における圧力は、当初急カー ブで上昇し、最大ピークに達した後凝固が進行するにつれて減衰してゆく。そし て押圧シリンダ32の設定圧Poは最大圧力P1より小さく、しかも溶融樹脂の凝 固が完了する前の段階で樹脂の流動性が残っている状態での圧力としている。
【0034】 従ってキャビティ5内の樹脂圧の時間的変化の曲線は、キャビティ5内の樹脂 圧が設定圧Poに達する前の段階のステージA、キャビティ5内の樹脂圧が設定 圧Poより高くなるステージB、再びキャビティ5内の樹脂圧が設定圧Poより低 くなるステージCの三態様に区分される。
【0035】 以上のような押圧機構31を備えた射出成形型の作用について説明する。
【0036】 溶融樹脂を射出する前の段階では、図5に示すように、スライドコア18は押 圧シリンダ32の設定圧Poによって継手35がストッパ部材36に当接する位 置まで押されており、その先端面18aをランナ溝部9の付根部9aに臨ませて いる。つまり、スライドコア18によってランナ溝部9を塞いだ状態にしている 。
【0037】 次いで、溶融樹脂がゲート6を介してキャビティ5内に射出されると、溶融樹 脂は当初のステージAのうちはキャビティ末端に向けて薄肉キャビティ8内を流 動する。そして、樹脂圧が押圧シリンダ32の設定圧Poを越えてステージBに 達すると、スライドコア18は樹脂圧によってランナ溝部9内を摺動して後退し 、それ以降に供給される溶融樹脂はこのランナ溝部9を介して充填される(図6 )。 従ってランナ溝部9内には熱い溶融樹脂が充填完了まで供給され続けられるこ とになる。
【0038】 この際、射出充填される樹脂量は一定値になるよう制御されているが、例えば 温度条件、ペレット等の材料との関係、射出時間等によって僅かながら変化する ことがあり、このような場合に事前に一定の深さのランナ溝部9をキャビティ内 に設定しておくと、各ショットごとに樹脂の流れが微妙に変化しやすくなること があるともいわれており、かかる点で本案のように当初ランナ溝部9を塞いでお けば問題とならない。
【0039】 又、ランナ溝部9を塞いでおくことで、予め一定の深さのランナ溝部9をキャ ビティ内に設定することに較べてキャビティ5内のエア含有量(樹脂充填時のエ ア排出量)が少なくなり、エア排出不良に起因する例えば表面状態の悪化、強度 の低下、寸法精度の狂い等の不具合を抑制することも出来る。
【0040】 こうしてキャビティ5内に充填された樹脂が凝固し始め、圧力が設定圧Poよ り下がってステージCに至るとスライドコア18は復元を始め、薄肉キャビティ 8を加圧しつつ前進する。そして最終的に元の状態まで戻るとストッパ部材36 によって停止する(図7)。
【0041】 この間、キャビティ5内の樹脂圧は図8の破線で示すように最大圧力が低下し て、ステージB以降概略設定圧Poに近い均一な加圧力を受け、低圧成形が可能 となる。
【0042】 尚、本実施例のように押圧手段を加圧エアとすることで、例えば加圧力の調整 、変更が容易に行える。
【0043】
【考案の効果】
以上のように、本考案の射出成形型は、キャビテイ空間内にランナ溝部を設け 、このランナ溝部を活用して溶融樹脂を充填するとともに、充填後はこのランナ 溝部内の樹脂を加圧するようにしたため、充填時には樹脂の流動性が確保されて 充填性が向上し、充填後は内圧を高めた状態で凝固させて成形品質を高めること が出来る。 又、射出成形機の射出圧をむやみに高める必要がないため装置の小型化が可能 となり、設備経費を安価に抑えることが出来る。 しかも、ランナ溝部を介して成形品全体を均一に加圧することから、特に薄肉 製品であってもヒケ等を有効に抑制することが出来、変形、ソリ等のない製品を 寸法精度良く成形出来る。 又、樹脂溜め部内に設けたスライドコアによって当初樹脂溜め部を塞いでおき 、所定の圧力に達したところでスライドコアを移動させ圧力を吸収するようにす ることで、キャビティ内における最大樹脂圧が低下し低圧で成形することが出来 、しかもキャビティ内から排出すべきエアが少なくなってエア排出不良に伴う不 具合の発生頻度も少なくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の射出成形型の一例を示す
型全体の縦断面図
【図2】押圧機構の作動を示す作用図であり、加圧前の
状態図
【図3】押圧機構の作動を示す作用図であり、加圧後の
状態図
【図4】加圧する前の段階の樹脂形状を示す斜視図で、
Aはランナ溝部を1本としたもの、Bはランナ溝部を複
数としたもの
【図5】本考案の第2実施例の射出成形型の押圧機構の
作動を示す作用図であり、射出前の状態図
【図6】同押圧機構の作動を示す作用図であり、射出時
の状態図
【図7】同押圧機構の作動を示す作用図であり、最終成
形時の状態図
【図8】樹脂圧の時間的変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 射出成形型 4、31 押圧機構 5 キャビティ 6 ゲート 8 薄肉キャビティ部 9 ランナ溝部 9a 付根部 16 圧縮ロッド 18 スライドコア 18a 先端面 32 押圧シリンダ 36 ストッパ部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型のキャビティに樹脂溜め部を形成
    し、この樹脂溜め部にキャビティ内の溶融樹脂を加圧す
    るための押圧手段を設けるようにした射出成形型におい
    て、前記樹脂溜め部は、金型のゲート近傍からキャビテ
    ィの充填末端側に延出するランナ溝部で形成したことを
    特徴とする射出成形型。
  2. 【請求項2】 前記ランナ溝部は、前記ゲートに直接連
    通せしめたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形
    型。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は、樹脂溜め部内で摺動自
    在なスライドコアと、このスライドコアを押圧側に付勢
    する押圧源と、押圧側へのスライドコアの前進位置を規
    制する位置決め手段を備え、この位置決め手段によっ
    て、押圧側に付勢されるスライドコアの先端面を前記樹
    脂溜め部の付根部に臨ませるとともに、前記押圧源の付
    勢力を、射出樹脂圧によってスライドコアが樹脂溜め部
    内に後退し且つ樹脂圧の減衰につれてスライドコアが元
    の位置に復元可能となる圧力としたことを特徴とする請
    求項1又は請求項2に記載の射出成形型。
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