JPH0558144A - 自動車用空気調和装置とそのダクトケーシング - Google Patents

自動車用空気調和装置とそのダクトケーシング

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JPH0558144A
JPH0558144A JP22160591A JP22160591A JPH0558144A JP H0558144 A JPH0558144 A JP H0558144A JP 22160591 A JP22160591 A JP 22160591A JP 22160591 A JP22160591 A JP 22160591A JP H0558144 A JPH0558144 A JP H0558144A
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air
air conditioner
duct
temperature control
casing
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Tadashi Suzuki
正 鈴木
Toshikatsu Ito
敏勝 伊藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準温調形の自動車用空気調和装置と、左右
独立温調形の自動車用空気調和装置、前後独立温調形の
自動車用空気調和装置の部品共用化を図り、コストの低
減を図る。 【構成】 自動車用空気調和装置のダクトケーシング1
を、空気流に沿う方向に平行に3分割する。両側の部分
ケーシング1a,1cは、標準温調形,左右独立温調
形,前後独立温調形に共通のものとして使用し、中央に
設ける部分ケーシングを夫々の温調形専用のものを用い
ることで、各温調形の空気調和装置を組み立てる。中央
に設ける部分ケーシングとしては、左右独立温調形では
中央に空気流方向の仕切板を設けてこの仕切板にて左右
の通路を画成し、前後独立温調形の中央部分ケーシング
1b”は両サイドに仕切板9b,9cを設けて3つの通
路を画成し、標準温調形では何も仕切板を設けないもの
を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用空気調和装置に
係り、特に、左右独立温調機能や後席独立温調機能等の
機能別空気調和装置の部品共用化を図るに好適な自動車
用空気調和装置とそのダクトケーシングに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載する空気調和装置の機能と
しては、通常の温調機能のもの、左右独立に温調可能な
もの、後席独立に温調可能なもの等があり、メーカとし
ては空気調和装置を搭載する車種毎、あるいはユーザの
希望等により種々の空気調和装置を組み立てなければな
らない。特開昭57−167819号公報には、車室内
を、前席右,前席左,後席の3つのゾーンに分割し、各
ゾーンの空調を行えるような空気調和装置について記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
左右独立温調機能をもった空気調和装置はその機能用と
して作られた専用の部品を組み立てて製造し、後席独立
温調機能をもった空気調和装置はその機能用として作ら
れた専用の部品を組み立てて製造するようになってい
る。このため、空気調和装置のメーカ側としては、各機
能用として専用の部品を用意しなければならず、コスト
が嵩み部品の在庫も各種取り揃えておかなければならな
いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、各種機能の空気調和装置
の部品の共用化を図りコストの低減等を図ることのでき
る自動車用空気調和装置とそのダクトケーシングを提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、自動車用空
気調和装置のダクトケーシングを空気流に平行に3分割
し、両側の部分ダクトケーシングは共用部品とし、中央
の部分ダクトケーシングとして、標準温調形のもの、左
右独立温調形のもの、前後独立温調形のものを用いるこ
とで、夫々の温調形の空気調和装置を構成することで、
達成される。
【0006】
【作用】ダクトケーシングの内、3分割した両側のダク
トケーシングを各温調形で共用部品とし、中央のダクト
ケーシングのみ各温調形専用のものを使用する構成のた
め、2/3以上の部品が共用でき、安価で信頼性の高い
空気調和装置を製造することができ、更に、開発工数が
短縮できる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例に係る自動車用空気調
和装置の構成図であり、共用部品を用い標準温調方式の
自動車用空気調和装置としたものである。図2は、図1
に示す自動車用空気調和装置を空気流方向に切断した断
面図である。
【0008】1は空気調和装置の各構成機器を包合する
ダクトケ−シングである。このダクトケ−シング1は、
図1に示す様に、空気流方向に並列に3つの部分ケーシ
ング1a,1b,1cが並べられ、各部分ケーシング1
a,1b及び1b,1c間が図4に示すクランプ具30
にて一体に結合されることで図3の様に構成されてい
る。ダクトケ−シング1には、図2に示す様に、ブロワ
モ−タ2,蒸発器3およびヒ−タコア4が、空気の流れ
る方向に順番に装着されている。ブロワモ−タ2の対向
部にはインテークボックス2cが取り付けられている。
インテークボックス2cには車室内に開口する空気導入
口2aと車室外に開口する空気導入口2bが設けられ、
インテ−クドア5によりブロワモータ2との連通が制御
されるようになっている。
【0009】ヒータコア4の蒸発器3側にはエアミック
スドア6が配置され、エアミックスドア6で遮られヒ−
タコア4をバイパスした冷風と、エアミックスドア6を
通りヒ−タコア4を通過した温風との割合をエアミック
スドア6の開度により調整し、車内に吹出す空気の温度
を調整する。
【0010】図5は、本発明の一実施例による共用部品
により組み立てた左右独立温調方式の自動車用空気調和
装置の構成図である。部分ダクトケ−シング1a,1c
は図1の部分ダクトケ−シング1a,1cと同じものを
使用しているが、これらの中間に用いる部分ダクトケ−
シング1bのみ左右独立温調専用のものを使用している
点が異なる。即ち、左右独立温調用空気調和装置の専用
ダクトケ−シング1b’は、中央部に仕切板9aが設け
られ、この仕切板9aと部分ケ−シング1aとで右側用
温調通路が形成され、またこの仕切板9aと部分ケ−シ
ング1cとで左側用温調通路が形成される。これらの
左,右温調通路毎に右側温調用エアミックスドア6a,
左側温調用エアミックスドア6cが設けられている。各
温調通路の断面は図2と同じである。
【0011】図6は、本発明の一実施例に係る共用部品
を用いて組み立てた左右独立温調且つ後席独立温調機能
を備えた自動車用空気調和装置の構成図である。この空
気調和装置も、図1,図5の空気調和装置と同様に、部
分ケ−シング1a,1cは共通の同じものを使用し、中
央の部分ケ−シング1b”のみを後席独立温調用の専用
ケ−シングとしている。この実施例では、部分ケ−シン
グ1a,1b”,1cが夫々別の3系統の温調通路を形
成するように、部分ケーシング1b”の両側に仕切板9
b,9cが設けられている。そして、夫々の温調通路毎
にエアミックスドア6a,6b,6cが取り付けられて
いる。部分ケ−シング1a,1cの断面は図2と同様で
あり、部分ケ−シング1b”の断面は図7に示す機器構
成となる。この図7おいて、8bはデフロスタドアであ
り、10は後席吹出ドアである。即ち、エアミックスド
ア6bにより空気調和された空気は後席吹出ドア10を
開放することにより後席に温調された空気が吹出され、
デフロスタモ−ド時には後席吹出ドア10を閉止し、デ
フロスタドア8bを開放することにより全空調能力をデ
フロスタのために供給する。モ−ドドア11は、吹出風
温の高低により吹出口を選択するためのものである。
【0012】次に、本発明の一実施例に係る自動車用空
気調和装置用制御装置について説明する。図8は本発明
の一実施例に係る自動車用空気調和装置を制御する制御
装置の構成図である。12は予め定めた制御プログラム
に従ってソフトウェアのデジタル演算処理を実行するシ
ングルチップのマイクロコンピュ−タであり、発振周波
数数メガヘルツの水晶振動子13が接続され、図示を省
略した車載バッテリより電源供給を受けて作動する。こ
のマイクロコンピュ−タ12は、演算手順を予め定めた
自動制御プログラムを格納したROMと、このROMか
ら順次読み出した自動制御プログラムを実行する中央処
理部(CPU)と、水晶振動子13の発振信号に基づき
各種演算のための基準クロックパルスを生成するクロッ
ク発生部と、各種信号の入出力を調整する入出力(I/
O)回路部とを主要構成部として備える1チップ大規模
集積回路(LSI)からなっている。
【0013】まず、図1に示した標準形空気調和装置の
制御について説明する。マイクロコンピュ−タ12に
は、外気センサ14と、車内センサ15と、日射センサ
16と、吹出温センサ17とがA/D変換器18を介し
て接続され、これら各センサの検出信号がデジタル信号
に変換されて入力される。また、マイクロコンピュ−タ
12には、温度設定器19と、モ−ド設定器20と、風
量設定器21が接続され、これらの設定信号がデジタル
信号として入力される。
【0014】マイクロコンピュ−タ12は、各センサの
検出信号および上記の各設定信号に基づいて各種の計算
および判定を処理し、ブロワモ−タ2、インテ−クドア
5、エアミックスドア6、温風閉止ドア7、デフベント
ドア8、フロアドア9を制御するための各種信号を発生
する。インテ−クドア5はアクチュエ−タ22により駆
動され、エアミックスドア6及び温風閉止ドア7はアク
チュエ−タ23により駆動され、デフベントドア8とフ
ロアドア9はアクチュエ−タ24によりリンク機構25
を介して駆動される。また、ブロワモ−タ2は駆動回路
26により駆動される。
【0015】アクチュエ−タ22はマイクロコンピュ−
タ12からの内外気指令信号を受けてラッチし、インテ
−クドア5を作動させることにより内外気を切換える。
アクチュエ−タ23はマイクロコンピュ−タ12からの
開度制御の指令信号を受けてラッチし、その指令信号に
応じてエアミックスドア6と温風閉止ドア7の開度を調
整して吹出温度を制御する。アクチュエ−タ24はマイ
クロコンピュ−タ12からの開度指令信号を受けてラッ
チし、リンク機構25により各吹出口切換ドア8,9を
作動させることにより、調和空気の吹出口を選択する。
駆動回路26はマイクロコンピュ−タ12からの指令信
号に応じてブロワモ−タ2の回転速度を連続的に制御す
る。上記構成による空気調和装置の作動は、例えば、特
公昭63−37727号公報により既に公知にものであ
り、ここでの説明は省略する。尚、図1,図2におい
て、ヒ−タコア4に接続される温水制御系および蒸発器
3に接続される冷凍サイクル系は、本実施例の構成を説
明する上で必要ない為、図示を省略してある。
【0016】次に、上述した空気調和装置の制御方法の
一実施例を説明する。図9は、自動制御ル−チンの処理
手順を示すフロ−チャ−トである。この制御処理はマイ
クロコンピュ−タ12により行なわれる。尚、このフロ
−チャ−トは本発明実施例の要点に係る吹出風温制御に
ついてのみ示すものであり、他の制御機能については前
述した公知文献を参照し得るので、ここでは省略する。
【0017】今、マイクロコンピュ−タ12が作動状態
に入ると、数百msecの周期にて図示(図9)の空気調
和制御プログラムの処理を実行する。まず、ステップ1
01では、外気センサ14からの信号Taと、車内セン
サ15からの信号Trと、日射センサ16からの信号Z
mと、吹出温センサ17からの信号Tdと、温度設定器
19からの温度設定信号Tsと、モ−ド設定器20から
の吹出口切換信号Mと、風量設定器21からの風量設定
信号Qと取得し、ステップ102に進む。ステップ10
1の処理にて入力されたデ−タにより、吹出モ−ドの判
定を行なう。この判定に際して、モ−ド設定器20から
の設定信号Mがマニュアルモ−ド指定を示していれば、
その指定されているモ−ドになるようにアクチュエ−タ
24に開度指令信号を送り、調和空気の吹出口を選択す
る。設定信号Mがオ−トモ−ドになっていれば、外気セ
ンサ14からの信号Taに基づいて図10に示すように
吹出モ−ドを選択し、吹出口切換を実行する。即ち、外
気温が高い夏期にはベントモ−ドを、外気温が低い冬期
にはヒ−タモ−ドを、また、春や秋等の中間期にはバイ
レベルモ−ドを選択する。
【0018】次に、ステップ103でベント吹出風温の
目標吹出温度を演算する。その算出は、例えば外気セン
サ14からの信号Taと日射センサ16からの信号Zm
を用い、図11に示す方法によって行なう。図11の目
標吹出温度は、温度設定器19により25℃に設定した
場合のものであり、設定温度の変化により、上下に平行
移動する。最後に、ステップ104で風量設定器21か
らの設定信号Qにより吹出風量演算を行ない、図12に
より風量制御を行なう。
【0019】ここでは標準形空気調和装置と重複する部
分の説明は省略し、左右独立温調形空気調和装置特有の
制御方法についてのみ説明する。図13は、左右独立温
調形空気調和装置用制御装置の構成図である。右側温調
用エアミックスドア6aと温風閉止ドア7aはアクチュ
エ−タ23aにより駆動され、左側温調用エアミックス
ドア6c温風閉止ドア7cはアクチュエ−タ23cによ
り駆動される。そして、アクチュエ−タ23a,23c
はマイクロコンピュ−タ12からの夫々の開度制御指令
信号を受けてラッチし、その開度制御指令信号に応じて
エアミックスドア6a,6cと、温風閉止ドア7a,7
cの開度を調整して左右の吹出温度を独立制御する。ま
た、吹出温度の制御は、右側と左側の夫々の温調通路の
吹出口近傍に吹出温センサ17a,17cを設置し、吹
出温度が右側と左側の夫々の温度設定器22a,22c
で設定した目標吹出温度になるように、フィ−ドバック
制御する。
【0020】次に、左右独立温調に後席独立温調機能を
付加した空気調和装置の制御について説明する。尚、標
準形や左右独立温調形空気調和装置と重複する部分の説
明は省略し、後席温調形空気調和装置の特有の制御方法
についてのみ説明する。図14は、後席独立温調形空気
調和装置用制御装置の構成図である。後席温調用エアミ
ックスドア6bと温風閉止ドア7bはアクチュエ−タ2
3bにより駆動される。そして、アクチュエ−タ23b
はマイクロコンピュ−タ12からの開度制御の指令信号
を受けてラッチし、その開度制御の指令信号に応じてエ
アミックスドア6cと温風閉止ドア7cの開度を調整
し、後席の吹出温度を独立制御する。また、吹出温度の
制御は、後席吹出口近傍に吹出温センサ17bを設置
し、吹出温度が後席温度設定器22cで設定した目標吹
出温度になるようにフィ−ドバック制御する。更に、ア
クチュエ−タ27により吹出口切換ドア11を作動し、
吹出温の高低により吹出口を切換える。前席の吹出口切
換設定器でデフロスタモ−ドを設定した時には、デフロ
スタドア8cを開放し、後席切換ドア10を閉止する。
これにより、空気調和装置の全能力をデフロスタ機能に
作用させる。
【0021】上述した実施例によれば、機能別専用ダク
トケ−シング1b,1b’,1b”を変えることによ
り、各温調機能別の空気調和装置を構成することができ
るので、部品の共用化率が高くなり、安価で信頼性が高
く、且つ、ユ−ザの希望する温調機能を有する自動車用
空気調和装置を低コストで組み立てることが可能とな
る。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、各種機能別の空気調和
装置の部品の共用化率を高めたので、各種機能別の空気
調和装置の製造コストを低下させ且つユ−ザの好みに合
わせた自動車用空気調和装置を組み立てることができる
という効果がある。また、自動車用空気調和装置の温調
機能が変っても、空気調和装置の基本構造が同一である
ため、温調性等の基本性能が同一となり、開発工数が短
縮できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した標準温調機能の自
動車用空気調和装置の構成図である。
【図2】図1の空気流に沿った断面図である。
【図3】図1に示す標準温調機能の自動車用空気調和装
置の上面外観図である。
【図4】部分ケーシングの接続部の拡大断面図である。
【図5】本発明の一実施例を適用した左右独立温調機能
の自動車用空気調和装置の構成図である。
【図6】本発明の一実施例を適用した左右独立温調機能
及び後席独立温調機能を持つ自動車用空気調和装置の構
成図である。
【図7】図6に示す自動車用空気調和装置の中央部の空
気流に沿っ断面図である。
【図8】図1に示す標準温調機能の自動車用空気調和装
置の制御装置の構成図である。
【図9】図8に示すマイクロコンピュータの制御手順を
示すフローチャートである。
【図10】図1に示す自動車用空気調和装置の吹出口切
換特性図である。
【図11】図1に示す自動車用空気調和装置の目標吹出
温特性図である。
【図12】車内温度と設定温度の差とブロワ電圧との関
係を示す特性図である
【図13】図5に示す左右独立温調形の自動車用空気調
和装置の制御装置の構成図である。
【図14】図6に示す左右独立温調に後席独立温調機能
を付加した自動車用空気調和装置の制御装置の構成図で
ある。
【符号の説明】
1a…右側用ダクトケ−シング、1b,1b’,1b”
…専用ダクトケ−シング、1c…左側用ダクトケ−シン
グ、3…蒸発器、4…ヒ−タコア、6(6a、6b、6
c)…エアミックスドア、9a,9b,9c…仕切板、
12…マイクロコンピュータ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器と、該蒸発器で冷却された空気を
    再加熱する加熱装置であるヒ−タコアと、該ヒ−タコア
    を通過し加熱された温風と、該ヒ−タコアをバイパスす
    る冷風との混合割合を変化させて吹出風温を調整するた
    めのエアミックスドアを備えたリヒ−トエアミックス方
    式の自動車用空気調和装置において、ヒ−タコア、エア
    ミックスドア、吹出口切換ドア等より構成されるヒ−タ
    ユニットを空気の流れる方向に3分割し、該3分割した
    ヒ−タユニットのケ−スの左右外側のケ−スを共通と
    し、中央部のケ−スを変えることにより温調機能別の装
    置の組み立てを可能にしたことを特徴とした自動車用空
    気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、標準形空気調和装置
    の場合にはヒ−タユニットの左右共通ケ−スの間に介在
    し一つの温調通路を形成する専用ケ−スとして機能し、
    左右独立温調形空気調和装置の場合には左右共通ケ−ス
    の間に介在し二つの温調通路を形成する専用ケ−スとし
    て機能し、前後左右独立温調形の空気調和装置の場合に
    は左右共通ケ−スの間に介在し三つの温調通路を形成す
    る専用ケ−スとして機能する、機能別中央専用ケ−スを
    備えたことを特徴とした自動車用空気調和装置。
  3. 【請求項3】 蒸発器と、ヒータコアと、該ヒータコア
    を通過し加熱された温風と該ヒータコアをバイパスした
    冷風の混合割合を変化させて吹出温度を調整するエアミ
    ックスドアとが内蔵されるダクトケーシングを備えた自
    動車用空気調和装置において、空気流に平行に3つの部
    分ダクトケーシングを並べこれらを連結し一体として前
    記ダクトケーシングとしたことを特徴とする自動車用空
    気調和装置。
  4. 【請求項4】 蒸発器と、ヒータコアと、該ヒータコア
    を通過し加熱された温風と該ヒータコアをバイパスした
    冷風の混合割合を変化させて吹出温度を調整するエアミ
    ックスドアとが内蔵されるダクトケーシングを備えた自
    動車用空気調和装置において、空気流に平行に3つの部
    分ダクトケーシングを並べこれらを連結し一体として前
    記ダクトケーシングにすると共に、左右独立温調形専用
    の中央の部分ダクトケーシングとして空気流に沿う仕切
    板が中央に設けられ該仕切板により左右の部分ダクトケ
    ーシングとの間で左右の温調通路が画成されるものを用
    いることを特徴とする自動車用空気調和装置。
  5. 【請求項5】 蒸発器と、ヒータコアと、該ヒータコア
    を通過し加熱された温風と該ヒータコアをバイパスした
    冷風の混合割合を変化させて吹出温度を調整するエアミ
    ックスドアとが内蔵されるダクトケーシングを備えた自
    動車用空気調和装置において、空気流に平行に3つの部
    分ダクトケーシングを並べこれらを連結し一体として前
    記ダクトケーシングにすると共に、前後独立温調形専用
    の中央の部分ダクトケーシングとして空気流に沿う仕切
    板が両側に設けられ各仕切板により左右の部分ダクトケ
    ーシングとの間で左,中央,右の各温調通路が画成され
    るものを用いることを特徴とする自動車用空気調和装
    置。
  6. 【請求項6】 蒸発器と、ヒータコアと、該ヒータコア
    を通過し加熱された温風と該ヒータコアをバイパスした
    冷風の混合割合を変化させて吹出温度を調整するエアミ
    ックスドアとが内蔵されるダクトケーシングを備えた自
    動車用空気調和装置において、空気流に平行に3つの部
    分ダクトケーシングを並べこれらを連結し一体として前
    記ダクトケーシングにすると共に、標準温調形専用の中
    央の部分ダクトケーシングとして左右の部分ダクトケー
    シングとの間で1つの温調通路が形成されるものを用い
    ることを特徴とする自動車用空気調和装置。
  7. 【請求項7】 ユーザの指定により標準温調形,左右独
    立温調形,前後独立温調形のいずれかの空気調和装置を
    搭載する車両において、請求項4乃至請求項6のいずれ
    かの自動車用空気調和装置を搭載したことを特徴とする
    車両。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の自動車用空気調和装置の
    中央の部分ダクトケーシングにおいて、中央に空気流に
    沿う仕切板を備えることを特徴とするダクトケーシン
    グ。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の自動車用空気調和装置の
    中央の部分ダクトケーシングにおいて、両側に空気流に
    沿う隔壁を備え内部に専用のエアミックスドアを備える
    ことを特徴とするダクトケーシング。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の自動車用空気調和装置
    の中央の部分ダクトケーシングにおいて、両側の部分ダ
    クトケーシングとの間で1つの温調通路を形成すること
    を特徴とするダクトケーシング。
  11. 【請求項11】 請求項3記載の自動車用空気調和装置
    の両側の部分ダクトケーシングにおいて、請求項8乃至
    請求項10のいずれのダクトケーシングとも一体に連結
    する構造を備えることを特徴とするダクトケーシング。
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