JPH0558091A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH0558091A
JPH0558091A JP22671891A JP22671891A JPH0558091A JP H0558091 A JPH0558091 A JP H0558091A JP 22671891 A JP22671891 A JP 22671891A JP 22671891 A JP22671891 A JP 22671891A JP H0558091 A JPH0558091 A JP H0558091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
display
sheet
print head
display surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP22671891A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Ito
正孝 伊藤
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Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示面上の画像を紙面に印刷するとともに、
紙面上の画像を表示面上に表示することもできる画像表
示装置を提供する。 【構成】 表示シート2(表示面)上の画像を紙面に印
刷する表示面画像読取スキャナ5とプリンタ6とに加
え、紙面上の画像を読み取る紙面画像読取装置7と、そ
の紙面画像読取装置7が読み取った紙面上の画像を表示
シート2上に表示するプリントヘッド8とを設ける。し
かもそのプリントヘッド8が塗布するインクとして、手
書きで書き込むペンに使われているインクと同じものを
用いることにより、このプリントヘッド8で表示シート
2上に表示させた画像についても、手書きの画像と同様
に自由に消すことができる。また、インターフェース1
0を付加することにより、外部装置との画像のやりとり
が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクによる画像の書
き込みと消去との繰り返しが可能な表示面を備えるとと
もに、その表示面に書き込んだ画像を表示面画像読取ス
キャナで読み取って、プリンタで紙面に印刷することの
できる画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像表示装置は、従来より電子
黒板と呼ばれ、会議等の場で広く利用されている。
【0003】図2は、従来の画像表示装置の構成を示す
概略図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は
側面図である。
【0004】図のようにこの画像表示装置では、正面に
長方形の開口部1aを設けた脚付きの箱型フレーム1内
に、表示面となる表示シート2が、左右のローラ3,4
に掛け渡された状態で配置されている。この表示シート
2は、その表面に、専用のインクを入れたペンを用い
て、手書きで文字や図形等の任意の画像を書き込むとと
もに、その画像を黒板消しで消去して、何度でも書き込
み,消去を繰り返すことのできるものである。そしてこ
の表示シート2は、図示せぬ駆動装置で一方のローラ3
を回転させることにより、エンドレスに走行する。
【0005】また、上記箱型フレーム1内の一方のロー
ラ3の後側には、表示シート2の幅(走行方向に対して
垂直な方向の長さ)全体をカバーして、その表示シート
2上の画像を読み取ることのできる表示面画像読取スキ
ャナ5が配置されている。
【0006】更に、上記箱型フレーム1の下部には、上
記表示面画像読取スキャナ5が読み取った表示シート2
上の画像を紙面に印刷するプリンタ6が配置されてい
る。
【0007】このプリンタ6で印刷を行う場合には、表
示シート2を走行させることにより、その表示シート2
上の画像を表示面画像読取スキャナ5で読み取らせる。
すると表示面画像読取スキャナ5は、表示シート2の走
行に伴って次々と読み取った画像のデータを電気信号の
形で順次プリンタ6へ送る。そしてプリンタ6は、その
表示面画像読取スキャナ5からの画像データに基づいて
表示シート2上の画像を紙面に印刷することになる。
【0008】このように、上記画像表示装置では、箱型
フレーム1の開口部1aに露出した表示シート2上に、
自由に画像を書き込んだり、またその画像を消したりと
いったように、通常の黒板やホワイトボードと同様に使
用することができる。その上、表示面画像読取スキャナ
5とプリンタ6とにより、表示シート2上の画像を紙面
に印刷して記録することができる。
【0009】即ち、この種の画像表示装置は、表示面が
大きい、部屋を暗くする必要がない、視認性が良い、容
易に任意の部分の書き込み,消去,訂正ができるといっ
た、黒板やホワイトボードの持つ利点に加え、表示面上
の画像を紙面に記録し保存することができるという大き
な利点を有するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の従来の画
像表示装置では、表示面である表示シート2上の画像を
紙面に印刷するのとは逆に、紙面上の画像を表示シート
2上に表示することはできないという欠点があった。
【0011】従って、例えば表示シート2から紙面に記
録した画像を、再び表示シート2上に表示したい場合に
は、改めて手書きで、その紙面上の画像を表示シート2
上に書き込まなければならない。
【0012】本発明は、上記欠点を除去するためになさ
れたもので、表示面上の画像を紙面に印刷するととも
に、紙面上の画像を表示面上に表示することもできる画
像表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像表示装置では、紙面上の画像を読
み取る紙面画像読取装置と、その紙面画像読取装置が読
み取った紙面上の画像を、表示面上にインクを塗布する
ことによって消去可能に表示するプリントヘッドとを設
けた。
【0014】
【作用】上記構成により、紙面上の画像を表示面上に表
示させることが可能となる。しかも上記プリントヘッド
が塗布するインクとして、表示面に手書きで書き込むペ
ンに使われているインクと同じものを用いることによ
り、このプリントヘッドで表示面上に表示させた画像に
ついても、手書きの画像と同様に自由に消すことができ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は、本発明に係る画像表示装置の構成
を示す概略図で、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は側面図である。尚、図1において、図2に示し
た従来例と相違ない構成要素については、同一の符号を
付して説明を省略する。
【0017】先ず、本発明に係る画像表示装置の第一の
実施例を説明する。
【0018】この実施例における画像表示装置では、従
来例における構成に加えて、紙面上の画像を読み取る紙
面画像読取装置7と、その紙面画像読取装置7が読み取
った紙面上の画像を表示面である表示シート2上に表示
するプリントヘッド8とが設けられる。
【0019】上記紙面画像読取装置7は、紙面を走査す
ることによってその紙面上の画像を読み取り、読み取っ
た画像のデータを電気信号の形で順次出力するもので、
本実施例では、箱型フレーム1の下部のプリンタ6の隣
に配置されている。
【0020】一方、上記プリントヘッド8は、上記紙面
画像読取装置7が読み取った画像を、表示シート2上に
インクを塗布することによって表示するものである。ま
た、このプリントヘッド8が塗布するインクには、表示
シート2に手書きで書き込むペンに使われているインク
と同じものが用いられる。従って、このプリントヘッド
8により表示シート2上に表示させた画像についても、
手書きの画像と同様に、黒板消しで自由に消すことがで
きる。
【0021】本実施例では、このプリントヘッド8とし
て、表示シート2の幅全体をカバーする長さのインクジ
ェット式のものが用いられ、そのインクジェット式のプ
リントヘッド8が箱型フレーム1内の一方のローラ4の
後側に配置されている。
【0022】表示面上に画像を消去可能に表示させる方
法としては、トナー画像を半定着させる方法もあるが、
本発明のようにプリントヘッド8を用いたインク塗布方
法の方が、従来の表示シート2をそのまま使用し得るこ
とから、大面積の表示面に対応させ易く、しかもより安
い費用で実現させることができる。
【0023】上記紙面画像読取装置7とプリントヘッド
8とで紙面上の画像を表示シート2上に表示させる場合
には、紙面画像読取装置7に紙面上の画像を読み取らせ
るのと同時に、表示シート2を読取速度に対応した所定
の速度で走行させる。するとプリントヘッド8が紙面画
像読取装置7からの画像データに基づいて、走行する表
示シート2上にインクを塗布し、紙面上の画像を表示シ
ート2上に再現する。このように、上記構成の画像表示
装置によれば、表示面画像読取スキャナ5とプリンタ6
とにより表示シート2上の画像を紙面に印刷することが
できるとともに、紙面画像読取装置7とプリントヘッド
8とにより、紙面上の画像を表示シート2上に表示させ
ることもできるため、表示シート2から紙面に記録した
画像を、再び紙面から表示シート2上に再現させたり、
あるいは任意の紙面上の文章や図を表示シート2上に大
きく表示させたりすることも可能になる。
【0024】尚、本実施例においては、表示面画像読取
スキャナ5とプリントヘッド8とを固定し、表示シート
2をエンドレスに走行させるように構成したが、それと
は逆に、表示シート2、あるいは表示シート2に代わる
表示板を固定し、表示面画像読取スキャナ5とプリント
ヘッド8とを、箱型フレーム1の開口部1aに露出した
表示シート2あるいは表示板の表面に沿って移動させる
ように構成してもよい。またその場合、表示シート2の
幅より短いプリントヘッドを、上下左右に移動させるよ
うにしてもよい。
【0025】更に、上記プリントヘッド8に、複数の色
のインクを塗布し得る多色ヘッドを用いれば、多色の画
像を表示させることも可能になる。
【0026】次に、本発明に係る画像表示装置の第二の
実施例を説明する。
【0027】この実施例における画像表示装置では、上
記第一の実施例における画像表示装置に、上記表示面画
像読取スキャナ5が読み取った表示シート2上の画像の
データを記憶するとともに、その記憶した画像データを
上記プリントヘッド8に供給する画像記憶装置9が付加
される。
【0028】上記第一の実施例における画像表示装置に
この画像記憶装置9を付加することにより、表示シート
2上の画像を紙面に印刷することなく、画像データとし
て記憶させておき、必要な時にその画像データを呼び出
して、プリントヘッド8で表示シート2上に可視画像と
して表示させることができる。
【0029】次に、本発明に係る画像表示装置の第三の
実施例を説明する。
【0030】この第三の実施例における画像表示装置
は、上記二つの実施例における画像表示装置をさらに発
展させたものである。即ちこの画像表示装置では、上記
第一または第二の実施例における画像表示装置に、イン
ターフェース10が付加される。図1には、上記画像記
憶装置9を付加した第二の実施例の画像表示装置に、こ
のインターフェース10を付加した状態を示してある。
【0031】上記インターフェース10は、コンピュー
タ等の外部装置(図示せず)にケーブル11で接続さ
れ、その外部装置から入力された画像データをプリント
ヘッド8に供給して可視画像として表示させるととも
に、表示面画像読取スキャナ5が読み取った表示シート
2上の画像のデータを外部装置へ出力するものである。
【0032】このインターフェース10を付加すること
により、上記第一または第二の実施例における画像表示
装置を、外部装置に接続した一台のプリンタ装置として
機能させ、外部装置で作成した様々の画像を、プリント
ヘッド8で表示シート2上に大きく表示させることがで
きる。しかもその表示させた画像に対し、自由に加筆,
訂正,消去を行うことができる。
【0033】また、表示シート2上の画像を、外部のコ
ンピュータで処理させたり、電子ファイルシステムで保
存,管理させたりすることも可能になる。つまりこの画
像表示装置を、画像情報処理システムに組み入れて利用
することができるようになる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る画像
表示装置では、紙面画像読取装置とプリントヘッドとを
設けたために、紙面上の画像を表示面上に表示させるこ
とが可能となり、よって、例えば表示面から紙面に記録
した画像を、再び表示面上に自動的に表示させることが
できる。その上、プリントヘッドで表示面上に表示させ
た画像に対しても、自由に加筆,訂正,消去を行うこと
ができる。
【0035】また、画像記憶装置を付加することによ
り、表示面上の画像を紙面に印刷することなく、画像デ
ータとしてこの画像記憶装置に記憶させておき、必要な
時にその画像データを呼び出して、プリントヘッドで表
示面上に可視画像として表示させることができる。
【0036】更に、インターフェースを付加することに
より、画像表示装置を、外部装置に接続した一台のプリ
ンタ装置として機能させるとともに、表示面上の画像
を、外部のコンピュータで処理させたり、電子ファイル
システムで保存,管理させたりすることも可能になる。
【0037】このように、本発明に係る画像表示装置に
よれば、従来の印刷機能付き画像表示装置の利用範囲を
さらに大きく広げることができる。例えば、この画像表
示装置のプリントヘッドによる自動表示機能を用いて、
野球場等のスポーツ施設のスコアボード、各種の案内や
広告のディスプレイ装置、図面の検図装置などとして利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置の構成を示す概略図
で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。
【図2】従来の画像表示装置の構成を示す概略図で、
(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図であ
る。
【符号の説明】
2 表示シート(表示面) 5 表示面画像読取スキャナ 6 プリンタ 7 紙面画像読取装置 8 プリントヘッド 9 画像記憶装置 10 インターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクによる画像の書き込みと消去との
    繰り返しが可能な表示面と、その表示面上の画像を読み
    取る表示面画像読取スキャナと、その表示面画像読取ス
    キャナが読み取った表示面上の画像を紙面に印刷するプ
    リンタとを備えた画像表示装置において、 紙面上の画像を読み取る紙面画像読取装置と、 その紙面画像読取装置が読み取った紙面上の画像を、上
    記表示面上にインクを塗布することによって消去可能に
    表示するプリントヘッドとを設けたことを特徴とする画
    像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像表示装置において、 上記表示面画像読取スキャナが読み取った表示面上の画
    像のデータを記憶するとともに、その記憶した画像デー
    タを上記プリントヘッドに供給し、可視画像として上記
    表示面上に表示させる画像記憶装置を付加したことを特
    徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像表示
    装置において、 外部装置に接続され、その外部装置から入力された画像
    データを上記プリントヘッドに供給し、可視画像として
    上記表示面上に表示させるとともに、上記表示面画像読
    取スキャナが読み取った表示面上の画像のデータを外部
    装置へ出力するインターフェースを付加したことを特徴
    とする画像表示装置。
JP22671891A 1991-09-06 1991-09-06 画像表示装置 Pending JPH0558091A (ja)

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JP22671891A JPH0558091A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 画像表示装置

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JP22671891A JPH0558091A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 画像表示装置

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JPH0558091A true JPH0558091A (ja) 1993-03-09

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JP22671891A Pending JPH0558091A (ja) 1991-09-06 1991-09-06 画像表示装置

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JP (1) JPH0558091A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5832730A (en) * 1994-02-21 1998-11-10 Komatsu Ltd. Device and method for suppressing vibration of a working machine
EP1031960A2 (en) * 1999-02-26 2000-08-30 Canon Kabushiki Kaisha Image display apparatus using ink application means, and ink and image erasing method for use in the apparatus

Cited By (4)

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