JPH0557610A - 研削加工方法 - Google Patents

研削加工方法

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JPH0557610A
JPH0557610A JP21548991A JP21548991A JPH0557610A JP H0557610 A JPH0557610 A JP H0557610A JP 21548991 A JP21548991 A JP 21548991A JP 21548991 A JP21548991 A JP 21548991A JP H0557610 A JPH0557610 A JP H0557610A
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JP
Japan
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grinding
work
grinding wheel
abrasive grain
grindstone
Prior art date
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Pending
Application number
JP21548991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kawahara
原 孝 郎 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削砥石によりワークの研削加工を行いつ
つ、ワークに当接していない部分の研削砥石を洗浄する
研削加工方法。 【構成】 研削砥石28の回転中心から半径方向に離隔
した位置の砥粒部35をワーク26に当接させる。そし
て、研削液を超音波発振器30により超音波発振させ
て、ワーク26に当接する砥粒部35から離隔した位置
の砥粒部35に向けて噴射し、研削砥石28によりワー
ク26を研削加工しながら砥粒部35を洗浄する研削加
工方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削砥石を使用した研
削加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】研削砥石を使用して高精度、高能率に研
削加工を行なうには、研削砥石の目詰りを防止して常に
切れ味のよい状態に研削砥石を保つことが重要である。
【0003】そして、従来から採られている最も一般的
な方法は、研削砥石の目詰りが生ずると研削砥石の砥粒
部をドレッサに接触させて目立てを行う方法である。
【0004】また、最近、半導体や光電子機器分野など
では研削砥石の粒度が微細化され、超精密鏡面加工とと
もに加工物の寸法精度の要求がますますきびしくなって
いる。これに対しては上記の方法では研削砥石はすぐに
目詰りをおこし寿命は短く、生産性は極めて悪い。そし
て、これらを解決する方法として、電解ドレッシング研
削、電解ドレス振動研削、超音波振動研削等がおこなわ
れている。
【0005】次に、これらの方法につき、先ず、電解ド
レッシング研削の一例として例えば特開平2−2321
62号公報に記載のものを図2により説明する。
【0006】最初にツルア1の導電性砥石部2に対しノ
ズル3から研削液を供給し、電極4及び給電ブラシ5を
それぞれ陰極及び陽極として電源装置6に接続して電解
ドレッシングを行いつつ駆動軸7を回転させ、被ツルー
イング砥石8の導電性砥石部9にツルア1によりツルー
イングを実施する。しかるのち、被ツルーイング砥石8
の導電性砥石部9にノズル3から研削液を供給しつつ電
極11及び給電ブラシ12を陰極及び陽極になるように
スイッチ13,14を切り換え、ツルーイング後の被ツ
ルーイング砥石8の導電性砥石部9の電解ドレッシング
を行う。また、図3に示すものは、特開平2−2321
63号公報に記載のもので、前述の電解ドレッシング研
削によるドレッシング装置に振動テーブル15とパルス
発振器16と駆動用電源17とを設け、振動テーブル1
5を振動させることによりこの振動テーブル15に載置
される被削材18を振動させつつ導電性砥石によって研
削するとともに導電性砥石にドレッシングを行う方法で
ある。
【0007】さらに、図4に示すものは、特開平2−2
32164号公報に記載のもので、被加工物19を保持
する被加工物保持部20と砥石21を保持する砥石保持
部22とを備え、被加工物保持部20及び砥石保持部2
2の少なくとも一方に砥石21による被加工物19の研
削箇所へ超音波を印加する超音波振動子23を埋設し
て、砥石21の目詰りを防止するようにしたものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の特開
平2−232162号公報に記載のもの及び特開平2−
232163号公報に記載のものは、研削砥石に電流を
流して電解作用を利用し、結合材を溶解させることで目
詰りを防止する方法なので、漏電を起こさぬように各種
の絶縁対策が必要であり、また、研削液も電解作用に適
応したものが必要でその選択にも制限を受けるという問
題がある。また、特開平2−232164号公報に記載
のものは、研削砥石あるいはワークに超音波振動を与え
つつ研削加工を行う方法であり、研削砥石あるいはワー
クの回転部に超音波発振器を内装させるので、構造的に
むずかしく、したがって、回転部の高剛性化ができず、
高精度を必要とする研削加工には不向きである等の問題
があった。
【0009】本発明はこれに鑑み、研削加工を行いつつ
研削砥石の洗浄を行うことにより、高精度の研削加工が
できる研削加工方法を提供することを、目的としてなさ
れたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明においては、研削砥石の回転中心から半径方
向に離隔した位置の砥粒部をワークに当接させ、研削液
を超音波発振器により超音波発振させてワークに当接す
る砥粒部から離隔した位置の砥粒部に向けて噴射し、研
削砥石によりワークを研削しながら研削砥石の砥粒部を
洗浄することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】研削砥石の砥粒部をワークに当接させるととも
に、超音波発振器により超音波発振させた研削液をワー
クに当接する砥粒部から離隔する砥粒部に向けて噴射す
ることにより、研削砥石によりワークを研削しつつ研削
砥石の砥粒部が洗浄される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図1に示す一実施例を参照し
て説明する。なお、本実施例は、本発明を横軸対向形ロ
ータリ平面研削盤に適用した場合で、図1はその研削加
工装置の縦断面を示している。
【0013】研削加工装置24は、箱体25と、ワーク
26を装着する主軸頭27と、研削砥石28を装着する
砥石頭29と超音波発振器30とを備えている。
【0014】箱体25は、鋼板等よりなり、主軸頭27
に設けられたワーク26と砥石頭29に設けられた研削
砥石28とを内設するようにして主軸頭27と砥石頭2
9とに装着されている。
【0015】そして、ワーク26と研削砥石28との当
接状況が見える位置にはプラスチック板が使用されてお
り、箱体25の下部には研削液の排出口31と排出配管
32とが設けられている。また、箱体25には図示しな
い蓋がワーク26及び研削砥石28を取外すために設け
られている。主軸頭27は、ワーク26の装着されるワ
ーク軸33を有し、このワーク軸33は、図示しないモ
ータにより回転するようになっている。砥石頭29は、
研削砥石28の装着される砥石軸34を有し、この砥石
軸34は図示しないモータにより回転するようになって
いる。そして、砥石軸34と、ワーク軸33との間には
所定のオフセット(L)を設けて砥石頭29と主軸頭2
7とは対向して配設されている。また、研削砥石28の
外周端部には砥粒部35が形成されている。
【0016】超音波発振器30は、噴射口36を有して
おり、この噴射口36が研削砥石28の砥粒部35に向
かうようにして箱体25に装着されている。そして、高
周波発振された研削液37によって砥粒部35に付着す
る微細な汚れ等が瞬時に除去されるようになっている。
なお、38は洗浄液の供給配管、39は電源コードを示
している。
【0017】次に、この研削加工装置24による研削加
工方法について説明する。
【0018】先ず、主軸頭27のワーク軸33にワーク
26を装着し、主軸頭27を図示しない移動装置により
図1に示す矢印A方向へ移動して研削砥石28の砥粒部
35をワーク26の所定の位置へ当接させる。しかるの
ち、超音波発振器30を作動させて供給配管38からの
研削液に発振を与え噴射口36から研削砥石28の砥粒
部35に向けて噴射する。次いで、ワーク26及び研削
砥石28を回転させることによりワーク26と研削砥石
28の砥粒部35との当接部にも超音波発振された研削
液37がかかるとともに超音波発振された研削液37の
エネルギーにより砥粒部35の目詰まりが洗浄される。
そして、研削加工が終了するとワーク26、研削砥石2
8及び超音波発振器30を停止し、主軸頭27を図1に
示す矢印B方向へ移動し、ワーク軸33からワーク26
を取外して完了する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による研削
加工方法は、研削砥石の回転中心から半径方向に離隔し
た位置の砥粒部をワークに当接させ、研削液を超音波発
振器により超音波発振させて、ワークに当接する砥粒部
から離れた位置の砥粒部に噴射するようにしたので、ワ
ークを研削加工しながら研削液のエネルギーにより砥粒
部の洗浄を行うことができる。したがって、研削砥石は
常に切れ味の良い状態に保たれ生産性が大巾に向上する
とともに研削砥石の長寿命化を図ることができる。そし
て、研削加工に使用する研削液を洗浄に利用するために
研削液の供給及び回収に特別な装置を必要とすることは
ない。さらに、回転する研削砥石に通電することがない
ので作業の安全性は高く、研削砥石の砥石軸の構造が簡
単になるので装置が安価になるなどの優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の研削加工方法に使用する研削加工装置
の一実施例を示す縦断面図。
【図2】従来技術の研削加工方法に使用する装置の概略
【図3】従来技術の研削加工方法に使用する装置の概略
【図4】従来技術の研削加工方法に使用する装置の概略
【符号の説明】
24 研削加工装置 26 ワーク 28 研削砥石 30 超音波発振器 35 砥粒部 37 研削液

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研削砥石の回転中心から半径方向に離隔し
    た位置の砥粒部をワークに当接させ、研削液を超音波発
    振器により超音波発振させてワークに当接する砥粒部か
    ら離隔した位置の砥粒部に向けて噴射し、研削砥石によ
    りワークを研削しながら研削砥石の砥粒部を洗浄するこ
    とを特徴とする研削加工方法。
JP21548991A 1991-08-27 1991-08-27 研削加工方法 Pending JPH0557610A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000997A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Nachi Fujikoshi Corp 研削砥石の砥粒面洗浄装置
KR20170015150A (ko) * 2015-07-30 2017-02-08 가부시기가이샤 디스코 연삭 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006000997A (ja) * 2004-06-21 2006-01-05 Nachi Fujikoshi Corp 研削砥石の砥粒面洗浄装置
KR20170015150A (ko) * 2015-07-30 2017-02-08 가부시기가이샤 디스코 연삭 장치
JP2017030071A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 株式会社ディスコ 研削装置

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