JPH0557609A - 研削盤のドレツシング装置 - Google Patents

研削盤のドレツシング装置

Info

Publication number
JPH0557609A
JPH0557609A JP6217391A JP6217391A JPH0557609A JP H0557609 A JPH0557609 A JP H0557609A JP 6217391 A JP6217391 A JP 6217391A JP 6217391 A JP6217391 A JP 6217391A JP H0557609 A JPH0557609 A JP H0557609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dressing
grinding
grindstone
sensor
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6217391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Fukuoka
仁 福岡
Masato Kusaka
政人 日下
Takuji Saeki
卓司 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP6217391A priority Critical patent/JPH0557609A/ja
Publication of JPH0557609A publication Critical patent/JPH0557609A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】スローアウェイチップの外周研削などに使用さ
れる研削盤において、砥石のドレッシングを自動的に行
う。 【構成】砥石16の研削抵抗を監視し、この値の大小に
よって、砥面の良否を判断し、この判断結果によって、
警報を作動させ、あるいは、砥石16にドレッシング砥
石20を相対的に接近させて自動的にドレッシングを行
うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スローアウェイチップ
の外周研削などに使用される研削盤に係り、特に、砥石
のドレッシングを自動的に行うようにした研削盤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スローアウェイチップの製造にお
いては、外周を所定形状に仕上げるため、あるいは、外
周に刃付けをするため、研削盤による加工が行われてい
る。
【0003】また、上記研削加工に伴う砥石の研削面の
劣化を防止するため、研削面に対してドレッシング処理
を定期的に行うことが必要とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、砥石のドレ
ッシング時期は必ずしも一律に判定し得るものではな
く、ドレッシングの不足による、加工時間の延長、砥石
負荷の増加などが生じたり、ドレッシングの過剰によ
る、研削作業の無用の中断や、砥石の過剰な消耗といっ
た問題が生じる。また、時期の判定が人為的に行われる
ため、作業員による個人差が生じ易いという問題があ
る。本発明は、適正なドレッシングを実行して、能率的
な研削作業を行うことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め本願の請求項1においては、砥石と、該砥石を駆動す
る駆動手段と、前記砥石の砥面をドレッシングするドレ
ッシング手段と、前記砥石の研削抵抗を検出するセンサ
と、該センサの検出値を基準値と比較して、その結果を
出力する判別手段とから構成してなるものである。
【0006】また請求項2においては、砥石と、該砥石
を駆動する駆動手段と、前記砥石の砥面をドレッシング
するドレッシング手段と、該ドレッシング手段を前記砥
面に対して相対的に近接させまたは離間させるドレッシ
ング操作手段と、前記砥石の研削抵抗を検出するセンサ
と、該センサの検出値によって前記ドレッシング操作手
段を制御する制御手段とから構成してなるものである。
【0007】
【作用】上記構成によれば、砥石の研削抵抗の測定結果
から砥面の良否をを判別することができる。また、この
判別結果を利用して、ドレッシングの要否を作業者に知
らせ、あるいは、ドレッシング操作手段を制御すること
により、常に砥石を良好な状態に維持することができ
る。
【0008】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例を示すも
のである。
【0009】符号10はモータであって、このモータ1
0の回転はプーリ12および14を介して研削砥石16
に伝達されるようになっている。一方、符号18はスロ
ーアウェイチップなどのワークであって、後述する第1
の送り装置により、図中矢印イまたはロの方向へ移動す
ることができるようになっている。この研削砥石16の
研削面18の近傍には、ドレッシング砥石20が設けら
れており、このドレッシング砥石20は、モータ22に
よって駆動されるようになっている。また前記ドレッシ
ング砥石20も前記ワークと同じく、図示しない第2の
送り装置により、図中矢印ハまたはニの方向(砥面に近
接し、あるいは離間する方向)に移動するようになって
いる。さらに、前記モータ10は電源24から電源の供
給を受けるようになっている。
【0010】前記ワークを支持するチャック28は、送
り装置30に支持されている。この送り装置30は、例
えば送りねじ機構により構成されており、実施例の場
合、前記チャック28に連結されたねじ軸32に螺合す
るめねじ34をギア36,38を介してモータ40に駆
動させることにより、チャック28が昇降するようにな
っている。
【0011】前記送り装置30を構成するモータ40の
負荷電流は、センサ42に検出されるようになってい
る。検出された電流信号はフィルター44に供給され、
このフィルター44により、DC、あるいはきわめて低
周波の信号のみがコントローラ48へ伝達されるような
っている。すなわち、定常的な振動や突発的な大電流が
カットされるようになっている。また前記センサ42の
負荷は、ワーク18の切削抵抗が大きい場合には大き
く、また、小さい場合には小さくなるから、事実上、切
削抵抗検出器、あるいは、切削抵抗に起因する機械系の
歪を検出する検出器としての機能を果たせばよく、例え
ば、チャック28およびその支持機構の一部に歪計(歪
ゲージ)48を設け、この歪計48の出力を図中破線で
示すようにフィルター44を介してコントローラ46へ
供給することなどによっても同様の機能を果たすことが
できる。さらに、切削抵抗の増加は砥石16、および、
その軸34を支持している機械系の歪をも増加させるか
ら、これらに設けられた歪ゲージを用いて切削抵抗を検
出するようにしてもよい。
【0012】ついで、前記コントローラ34が行う制御
の内容を、ドレッシング装置の作用とともに説明する。
【0013】ステップ1 研削装置を起動させるとスタートする。
【0014】ステップ2 ドレッシングが必要な場合に立てられるドレッシングフ
ラグDFLを判断し、DFL=0、すなわち、ドレッシ
ング不要の場合にはステップ3へ、必要な場合にはステ
ップ20へ進む。
【0015】ステップ3 ワーク18を送って砥石16に接近させると、モータ1
0の負荷が徐々に上昇して行く。また、ワーク18の研
削回数nに1を、異常振動回数jにゼロをそれぞれ代入
する。
【0016】ステップ4 センサ42、あるいは歪計48によって測定された研削
抵抗あるいはこれに伴う機械系の歪に関する測定値δ
は、フィルター44を経由することにより、振動成分が
除去された後、コントローラ46へ供給される。したが
って、万一、ワークや砥石の部分的な欠陥、予期しない
外力などによって突発的に大きな研削抵抗や機械系の歪
が発生したとしても、この振動はコントローラ46には
無視される。
【0017】ステップ5 前記測定値δが基準値Cを越えるか否かを判断する。こ
の基準値Cは、例えば、無負荷時における研削抵抗、あ
るいは、歪の測定値に基づき、絶対値として、あるい
は、相対値として設定されている。そして、砥面が劣化
した状態では、ワーク18の送りが一定の場合、前記測
定値が大きくなる。
【0018】ステップ6 測定値δが基準値Cを越えた回数jをインクリメントす
る。
【0019】ステップ7 所定量送ったか、すなわち、ある面の研削が終了したか
否かを判断し、終了したことを条件として、次のステッ
プへ進む。また、終了していない場合には前記ステップ
4へ戻って研削を続行する。
【0020】ステップ8 研削回数nをインクリメントする。
【0021】ステップ9 研削回数nが設定値Nに達したか否かを判断し、達しな
い場合には前記ステップ4へ戻り、達した場合には次の
ステップ10へ進む。なお、ここにいう設定値Nは、ス
ローアウエイチップにおける被研部分の数、例えば平面
形状が四辺形の場合にはN=4、三角形の場合にはN=
3に設定されている。
【0022】ステップ10 過振動回数jを基準値Jと比較し、これを越える場合に
は、ステップ11へ進んでドレッシングフラグDFLに
1を立て、越えない場合にはステップ12へ進んでドレ
ッシングフラグDFLに0を立て、いずれの場合もステ
ップ13へ進んで制御を終了する。なお前記基準値J
は、研削回数N以下の値に設定されており、例えばJ=
1と設定されている場合、一つのチップを加工する間
に、一つの辺における加工に過振動が生じた場合にも、
迅速にドレッシングすべき旨が判定され、1を越える値
に設定された場合には、突発的な過負荷を砥面の劣化と
判定してしまうことがない。
【0023】そして、以上のステップにより、一つのワ
ークに対する研削が終了する。一方、前記ステップ2に
おいて、ドレッシングフラグDFLに1が立てられてい
る場合には、次のようなステップへ進む。
【0024】ステップ20 ドレッシング砥石20を砥石16の砥面へ接近させる。
【0025】ステップ21 ドレッシング砥石20が所定量送られたことを条件に次
のステップへ進む。なお、ドレッシング砥石20の送り
は、予め設定された距離だけ送られたか否か、あるい
は、ドレッシング砥石20の負荷が所定値以上となった
か、などの基準によって判断される。
【0026】ステップ22 所定量送られ、あるいは、所定のドレッシングが終了す
ると、送りを停止し、さらに、ドレッシングフラグDF
Lに0を立てる。
【0027】このような処理により、砥石20の表面状
態を常時監視して、最適な時期にドレッシングを行わせ
ることができる。
【0028】なお、実施例ではコントローラによるドレ
ッシング時期の判断によって、ドレッシング砥石を自動
的に研削砥石へ接近させてドレッシングを行うようにし
たが、前記判断結果をドレッシング命令の出力のみにと
どめ、この命令によってアラーム等を作動させて、人手
によりドレッシングを行うようにしてもよいのはもちろ
んである。
【0029】さらに、研削抵抗、および、これにともな
う歪の検出箇所は上記実施例の軸受け部以外、例えば軸
受けのハウジング、さらには、ワーク支持しているチャ
ックや、送り機構などであってもよいのはもちろんであ
る。
【0030】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
る。この実施例では、ワーク18を支持する刃物台50
に、該刃物台50の三方向への変形を検出して電気信号
に変換する三分力計52を設け、この三分力計52から
出力される信号をフィルター32を介してコントローラ
34に供給するようにしたものである。前記三分力計5
2は、例えば検出方向を異にして配置された歪ゲージに
より構成されて刃物台50の変形を電気信号に変換する
ようになっている。この実施例にあっても、前記一実施
例と同様に、歪の電気信号の変化に基づいて的確にドレ
ッシング時期の判定を行うことができる。
【0031】なお、上記実施例では、ワークの送り機構
の負荷を介して研削抵抗を検知するようにしたが、ワー
クを固定して、研削砥石側に送り機構を設ける方式の場
合には、この研削砥石の送り機構の負荷を介して研削抵
抗を検知し、この研削抵抗に基づく判断にしたがって研
削砥石をドレッシング砥石に接近させるべく送り機構を
動作させればよい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、本発明は、
砥石の研削抵抗を検知してこれを基準値と比較すること
により、自動的にドレッシングを行うことができるか
ら、砥面が劣化した場合にこれを迅速に判定して、砥面
を常に理想的な状態に保って能率的にスローアウェイチ
ップを加工することができる。また、上記ドレッシング
時期の判断、あるいは、ドレッシングの実行は、設定値
に基づいて一律に実行されるから、操作者の経験や技量
に関わらず安定した品質を実現することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すコントローラの動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 モータ 16 砥石 18 ワーク 20 ドレッシング砥石 28 検出器 30 送り装置 32 ねじ軸 42 センサ 44 フィルター 46 コントローラ 48 歪計 50 刃物台 52 三分力計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】砥石と、該砥石を駆動する駆動手段と、前
    記砥石の砥面をドレッシングするドレッシング手段と、
    前記砥石の研削抵抗を検出するセンサと、該センサの検
    出値を基準値と比較して、その結果を出力する判別手段
    とからなることを特徴とする研削盤のドレッシング装
    置。
  2. 【請求項2】砥石と、該砥石を駆動する駆動手段と、前
    記砥石の砥面をドレッシングするドレッシング手段と、
    該ドレッシング手段を前記砥面に対して相対的に近接さ
    せまたは離間させるドレッシング操作手段と、前記砥石
    の研削抵抗を検出するセンサと、該センサの検出値によ
    って前記ドレッシング操作手段を制御する制御手段とか
    らなることを特徴とする研削盤のドレッシング装置。
JP6217391A 1991-03-26 1991-03-26 研削盤のドレツシング装置 Withdrawn JPH0557609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6217391A JPH0557609A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 研削盤のドレツシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6217391A JPH0557609A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 研削盤のドレツシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557609A true JPH0557609A (ja) 1993-03-09

Family

ID=13192470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6217391A Withdrawn JPH0557609A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 研削盤のドレツシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0557609A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220192A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Toyo Advanced Technologies Co Ltd 研削加工方法及び研削加工装置
JP2012135851A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Disco Corp 研削装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009220192A (ja) * 2008-03-13 2009-10-01 Toyo Advanced Technologies Co Ltd 研削加工方法及び研削加工装置
JP2012135851A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Disco Corp 研削装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5618221A (en) Method of dressing grindstone for NC grinder
US5072550A (en) Grinding method and grinding machine with controlled grinding force
US11261911B2 (en) Processing apparatus
JPS62173170A (ja) 砥石車のツル−イング装置
JPS5830110B2 (ja) ケンサクカコウセイギヨソウチ
US7016799B2 (en) Apparatus and method for checking the machining process of a machine tool
JPS6350145B2 (ja)
JPH10286743A (ja) 工作機械の工具異常検出装置及び工作機械の工具異常検出用プログラムを記録した記録媒体
JPH0557609A (ja) 研削盤のドレツシング装置
KR101476853B1 (ko) 공작 기계의 주축 진동 감지 및 주축 속도 자동 조절 시스템 및 그 방법
JPH0557608A (ja) 研削盤のドレツシング装置
JP3305732B2 (ja) 平面研削盤の制御方法
JP3510083B2 (ja) 研削装置
JPH1177491A (ja) 工具を用いる加工装置
JP2513342B2 (ja) 研削力制御研削におけるリトラクション研削方法および研削装置
JPH08257905A (ja) 自動定寸装置
TWI483812B (zh) 內孔研磨機的運作及電流式防損壞偵測方法
JPH0577160A (ja) 研削盤のドレツシング装置
JPS63295178A (ja) 研削盤の制御方法
EP0566853A2 (en) Method and apparatus for dressing a grinding wheel
JPH0577161A (ja) 研削盤のドレツシング装置
US4154024A (en) Electric control device for an automatic grinding machine
JPS63295177A (ja) 研削盤の制御方法
JPH01252343A (ja) 接触位置検出装置および該装置を用いた工作機械
JP2005059141A (ja) 研削方法および研削盤の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514