JPH055752U - 紙幣搬送ユニツト - Google Patents

紙幣搬送ユニツト

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JPH055752U
JPH055752U JP6270391U JP6270391U JPH055752U JP H055752 U JPH055752 U JP H055752U JP 6270391 U JP6270391 U JP 6270391U JP 6270391 U JP6270391 U JP 6270391U JP H055752 U JPH055752 U JP H055752U
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JP
Japan
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banknote
transport unit
bill
unit
ball lending
Prior art date
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Pending
Application number
JP6270391U
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 伊藤
Original Assignee
狭山精密工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH055752U publication Critical patent/JPH055752U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ユニットの両側面部に設けられ玉貸機に
連結される紙幣受入口に取り付け、長さを標準化した幾
つかの紙幣受入接続具を着脱自在にし、長さの異なる数
種類の紙幣受入接続具を、玉貸機と搬送ユニットとの距
離に応じて付け代えるだけで、遊戯場ごとに異なる玉貸
機裏間の距離寸法の違い、即ち標準的な幾種類かの島幅
に容易に対応出来るようにする。 【構成】 紙幣受入口110,120に着脱自在な紙幣
受入接続具112,122と、紙幣受入口を経て供給さ
れる紙幣と、ジョイント部500を通して送り込まれ紙
幣とを挾持搬送する合流案内機構部100と、合流案内
機構部から送り込まれる紙幣を挾持して搬送する搬送部
200と、搬送ユニットを駆動するための駆動機構60
0とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、島の両側のパチンコ遊戯台間に配設された各玉貸機の紙幣識別機か ら供給される紙幣を合流、挟持して搬送方向へ搬送する紙幣送り機構を構成した 紙幣搬送ユニットに関し、更に詳しくは遊戯場ごとに異なる島の両側の玉貸機裏 間の距離寸法の違いに対応出来る、着脱自在な紙幣受入接続具を具備した紙幣搬 送ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊戯場では、複数台のパチンコ遊戯台とそれらに挟まれて設置された 玉貸機の列の二つを小間隔を隔てた背中合わせの状態に配設し、この全体を島と 称している。当該島の中で背中合わせの状態で位置する玉貸機では、玉貸機裏の 間の距離がパチンコ遊戯場ごとに異なる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように玉貸機裏の間隔がパチンコ遊戯場ごとに異なるため、玉貸機の紙幣 識別機から送られて来る紙幣を集めてスタッカまで搬送する紙幣搬送機構を島の 中に設置するに際しては、現場で玉貸機と紙幣搬送機構との距離に応じて両者の 接続部の部品が紙幣の受け渡しを行い得るような仕様に一々加工しなくては成ら ない。このため所要部品点数が多く成り、コストが高くつき、作業性が著しく悪 いものと成っているのである。
【0004】 本考案は上述したような問題点に鑑み、島の中で背中合わせの状態で位置する 玉貸機裏の距離が一般的には80,110,140ミリメートルと成っている点 に着目し、玉貸機と紙幣搬送機構との距離に応じ接続方向の寸法が標準化された 接続具を利用することによって、所要部品点数が少なく、コストが安くつき、現 場で一々細かい加工を行う必要が無く、極めて作業性のよい紙幣搬送ユニットの 提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
係る目的を達成するため、本考案の紙幣搬送ユニットは、両側のパチンコ台間 に配設された各玉貸機の紙幣識別機から供給される紙幣をその肉厚方向から挟持 して搬送する紙幣搬送機構の搬送路に複数のユニットに分割して連設されている 紙幣搬送ユニットの1ユニットであり、紙幣搬送ユニットの両側面部に設けられ 玉貸機に連結される紙幣受入口110,120に着脱自在な紙幣受入接続具11 2,122と、前記紙幣受入口110,120を経て供給される紙幣と、前段紙 幣搬送ユニットからジョイント部500を通して送り込まれる紙幣とを挾持搬送 する紙幣合流案内機構部100と、該紙幣合流案内機構部100から送り込まれ る紙幣を挟持して搬送する搬送部200と、当該紙幣搬送ユニットを一括駆動す るための駆動機構600とから構成されていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案の紙幣受入接続具112,122は、当該紙幣搬送ユニットの両側面部 に設けられて玉貸機に連結される紙幣受入口110,120に対して着脱自在で あるため、玉貸機の紙幣識別機方向へ突出する腕の長さの異なる数種類の紙幣受 入接続具112,122を、玉貸機と当該紙幣搬送ユニットとの距離に応じて付 け代えるだけで、本考案の紙幣搬送ユニットは遊戯場ごとに異なる玉貸機裏間の 距離寸法の違い、即ち標準的な幾種類かの島幅にすぐに対応出来るのである。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を説明するが、本考案はこの実施例にのみ限定されるもの ではない。即ち本考案の思想を逸脱しない限りに於いては種々バリエーションを 与えることが出来、これらもまた本考案の権利範囲である。
【0008】 図1は本考案の紙幣搬送ユニットの一実施例を示す斜視図、図2は同側面図、 図3は同平面図、図4は同縦断面図、図5は図3のX−X断面図、図6は腕の長 さの異なる紙幣受入接続具112,122に付け代えた状態を表わす縦断面図で ある。
【0009】 図1は、2個の紙幣搬送ユニットを接続した状態を示したものであり、両側の パチンコ台間に配設された各玉貸機の紙幣識別機から供給される紙幣と前段の搬 送部から送り込まれる紙幣とを合流し、その肉厚方向から挟持して搬送する紙幣 搬送装置の1ユニットであり、玉貸機の紙幣識別機から紙幣受入具111,12 1と紙幣受入口110,120を経て供給される紙幣と、前段の搬送部200の 後端接続部220からジョイント部500を経て前端接続部210を通して送り 込まれる紙幣とを挟持搬送する紙幣合流案内機構部100と、該紙幣合流案内機 構部100から送り込まれる紙幣を挾持して搬送する搬送部200と、前段の搬 送部200の後端接続部220を当接して固定するために、前端接続部210に 取り付けたL字型固定具300と、更に前段の搬送部200の後端接続部220 と前端接続部210との取り付け間隔を調節するためにL字型固定具300に取 り付けたスペーサー400と、及び当該紙幣搬送ユニットを一括駆動するための 駆動機構600とから成るものであり、この単体の紙幣搬送ユニットを連設する ことによってパチンコ遊戯場の紙幣搬送機構を構成する。前記紙幣受入具111 ,121(図4を参照)は必要に応じて着脱自在な紙幣受入接続具112,12 2(図6を参照)を取り付けるためのものである。
【0010】 上述したように島の中で背中合わせの状態で位置する玉貸機裏の距離が一般的 には80,110,140ミリメートルと成っており、実測によれば当該紙幣搬 送ユニットでは、玉貸機裏の間の距離が80ミリメートルの場合に紙幣受入接続 具112,122を必要とせず、距離が110ミリメートルの場合には、腕の長 さが15ミリメートルの紙幣受入接続具112,122を紙幣受入具111,1 21に取り付け、距離が140ミリメートルの場合には、腕の長さが30ミリメ リートルの紙幣受入接続具112,122(図6のもの)を紙幣受入具111, 121に取り付けるように設定している。つまり30ミリメリートルの紙幣接続 具を装着した場合でも受渡される紙幣が、識別機又は搬送ユニットの搬送力の影 響を受けているので、接続具内で停留することがない訳であるから、中空形状で あってよいのである。
【0011】 前記ジョイント部500は、前端接続部210に取り付けられたL字型固定具 300とスぺーサー400とから成り、前記L字固定具300は、前段搬送部2 00の後端接続部220の周囲4側面に内2側面に当接させ、固定することで前 段の紙幣搬送ユニットを左右方向で位置合わせと同時に上下方向でも位置合わせ が出来る。前記スペーサー400は、紙幣を通過させる紙幣肉厚方向の間隙を設 けて対設された複数対のガイド板401,402から構成される。スペーサー4 00は、現場に配設されている複数のパチンコ台や玉貸機等の長さに亘る部分を 接合組立された紙幣搬送ユニットの全長と合致させるためのもので、前段の搬送 部200の後端接続部220と前端接続部210との間に配置し、固定する訳で ある。
【0012】 駆動機構600は、紙幣合流案内機構部100の下部に設けたモータ600の 主軸歯車602に噛合する歯車603,604で、駆動軸610と従動軸620 を同方向に回転し、該駆動軸610に取り付けられた駆動プーリ611は、その 駆動プーリ611を押圧して従動回転するバネ付きローラ612との間に、前記 紙幣合流案内機構部100の紙幣受入口110,120からの紙幣を紙幣搬送方 向に合流し挟持して、該駆動プーリ611と対を為した駆動プーリとの間に捲回 された駆動ベルト616の回転で、補助プーリ614とそのプーリ614を押圧 して従動回転するバネ付きローラ615との間に挟持搬送する搬送部200を形 成している。また前記従動軸620に取り付けられた駆動補助ローラ621は、 その駆動補助ローラ621を押圧して従動回転するバネ付きローラ622との間 に搬送部200からジョイント部500にガイドされて送り込まれてくる紙幣を 挟持して、前記駆動プーリ611とバネ付きローラ612との間に送り込み、前 記紙幣受入口110,120からの紙幣と合流して紙幣搬送方向へ搬送する駆動 機構600を構成している。尚紙幣搬送方向の至端にはスタッカと呼称される紙 幣貯蓄容器が設けられている。
【0013】 上記説明は、本実施例の紙幣搬送ユニットを島の中央部、即ち両側の玉貸機と 当該紙幣搬送ユニットとの距離が等しく成る箇所に設置した例であるが、島の一 方の側に寄せて当該紙幣搬送ユニットを設置することも考えられ、その場合には 左右の紙幣受入口110,120に対して異なる腕の長さを有する紙幣受入接続 具112,122を取り付けることで対応することが可能である。
【0014】 尚本考案は上記実施例に限定されないから、紙幣搬送ユニットとして説明して きたがその紙幣が例えばカードであったり、名刺や、ハガキ状の可撓性の薄板状 のものであっても本考案の趣旨を妨げるものではない。紙幣受入接続具112, 122の材質や構成はそれが機能する限りに於いて任意であり、紙幣搬送ユニッ トの幣受入口110,120と玉貸機の位置がずれた場合を想定して紙幣受入接 続具112,122を可撓性の素材等で構成することも好ましい。また駆動機構 600に関しては、紙幣搬送ユニットとは別に設けたモータから任意の動力伝達 機構を介して各々の紙幣搬送ユニットに動力を供給するように構成することも可 能である。
【0015】
【考案の効果】
以上、本考案は、紙幣搬送ユニットの両側面部に設けられ玉貸機の紙幣識別機 に連結される紙幣受入口110,120に着脱自在な紙幣受入接続具112,1 22と、前記紙幣受入口110,120を経て供給される紙幣と前段紙幣搬送ユ ニットからジョイント部500を通して送り込まれる紙幣とを挟持搬送する紙幣 合流案内機構部100と、該紙幣合流案内機構部100から送り込まれる紙幣を 挟持して搬送する搬送部200と、当該紙幣搬送ユニットを一括駆動するための 駆動機構600とから構成されているので、玉貸機方向へ突出する腕の長さの異 なる数種類の紙幣受入接続具112,122を、玉貸機と当該紙幣搬送ユニット との距離に応じて付け代えるだけで、本考案の紙幣搬送ユニットは遊戯場ごとに 異なる玉貸機裏間の距離寸法の違い、即ち標準的な幾種類かの島幅に対応出来る ように成り、接続部の所要部品点数が少なくて済み、コストが安くつき、現場で 細かい加工を行う必要がなくなり、極めて作業性のよい紙幣搬送ユニットを提供 することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の紙幣搬送ユニットの全体斜視図であ
る。
【図2】本実施例の紙幣搬送ユニットの側面図である。
【図3】本実施例の紙幣搬送ユニットの平面図である。
【図4】本実施例の紙幣搬送ユニットの縦断面図であ
る。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】本実施例の紙幣搬送ユニットの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
100 紙幣合流案内機構部 110 紙幣受入口 111 紙幣受入具 112 紙幣受入接続具 120 紙幣受入口 121 紙幣受入具 122 紙幣受入接続具 200 搬送部 300 L字型固定具 400 スペーサー 401 ガイド板 402 ガイド板 500 ジョイント部 600 駆動機構

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 パチンコ台間玉貸機の紙幣識別機に短辺
    を立てた姿勢で挿入された紙幣を玉貸機背面の紙幣搬送
    ユニットに供給案内する機構において、供給側の識別機
    の紙幣搬送終端部と享受側の搬送ユニットの紙幣始端部
    間に紙幣が渡る寸法で紙幣を案内する、中空形状の紙幣
    受入接続具を介在させたことを特徴とする紙幣搬送ユニ
    ット。
JP6270391U 1991-07-12 1991-07-12 紙幣搬送ユニツト Pending JPH055752U (ja)

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JP6270391U JPH055752U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 紙幣搬送ユニツト

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JP6270391U JPH055752U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 紙幣搬送ユニツト

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JPH055752U true JPH055752U (ja) 1993-01-26

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JP6270391U Pending JPH055752U (ja) 1991-07-12 1991-07-12 紙幣搬送ユニツト

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995008373A1 (fr) * 1993-09-20 1995-03-30 Kabushiki Kaisha Ace Denken Ilot machine de jeu
JPH0840593A (ja) * 1994-08-02 1996-02-13 Yua Kaihatsu:Kk 遊技設備の紙幣類搬送装置

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