JPH0557166B2 - - Google Patents

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JPH0557166B2
JPH0557166B2 JP63178276A JP17827688A JPH0557166B2 JP H0557166 B2 JPH0557166 B2 JP H0557166B2 JP 63178276 A JP63178276 A JP 63178276A JP 17827688 A JP17827688 A JP 17827688A JP H0557166 B2 JPH0557166 B2 JP H0557166B2
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JP
Japan
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drive roller
gear
drive
stator
electric motor
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JP63178276A
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JPS6434806A (en
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Fuubaa Tomasu
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BABARIA KAAGO TEKUNOROGII GmbH
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BABARIA KAAGO TEKUNOROGII GmbH
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Publication date
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Publication of JPH0557166B2 publication Critical patent/JPH0557166B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G13/00Roller-ways
    • B65G13/02Roller-ways having driven rollers
    • B65G13/06Roller driving means
    • B65G13/065Roller driving means with displacement of the roller

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンベヤ上で物品を搬送するための駆
動ローラーユニツトに関する。
〔従来の技術〕
物品を搬送するための駆動ローラーユニツトと
しては、駆動ローラーと、該駆動ローラーを回転
させるための電動機と、該電動機によつて駆動さ
れる駆動歯車と該駆動歯車に噛合う駆動ローラー
側歯部とを含み、前記電動機の回転力を前記駆動
ローラーに伝達する歯車装置と、前記駆動ローラ
ーを、下方の休止位置と搬送すべき物品の下面に
当接する上方の作動位置との間で、枠組に対し相
対的に移動させる案内装置と、該枠組に対し所定
位置に配された前記駆動歯車の回転軸と、を有す
るものがある。
この形式の駆動ローラーユニツトは、一例とし
て、ローラーコンベヤ及びボールコンベヤ上にお
いて移動可能な貨物収納容器を駆動するために使
用される。好ましい用途は、航空機の貨物室中の
貨物収納容器をローラーコンベヤ又はボールコン
ベヤによつて予定された保留個所に搬送するため
の、航空貨物輸送用の貨物取扱いシステムであ
る。
前記の形式の駆動ローラーユニツトは、米国特
許第3698539号に記載されている。この公知のユ
ニツトは、貨物室の床に固着すべき基枠と、この
基枠に一端を揺動可能に支承した軸受支持部とを
備えており、この軸受支持部は、揺動軸の近傍に
電動機を備えていると共に、揺動軸から隔たつた
個所に、回動可能ではあるが軸受支承部により支
承されて位置が規定された駆動ローラーと、軸受
支承部の自由端に連結されたカム制御装置とを備
えており、軸受支承部はこのカム制御装置によつ
て基枠に関して休止位置から作動位置に揺動する
ことができる。電動機の駆動軸は、衛星歯車装置
の入力部に歯車列を介して連結され、この衛星歯
車装置の一方の出力部は、駆動ローラーの駆動軸
に歯車装置を介して連結され、他の出力部は、カ
ム制御装置を駆動する。
休止位置では、軸受支持部は、基枠上に載置さ
れるので、駆動ローラーは、その上方のローラー
コンベヤ上に引出された貨物収納容器の底部から
距離をおいて下側におかれている。ローラーコン
ベヤ上において貨物収納容器を搬送する場合に
は、衛星歯車装置の入力部を駆動する電動機をひ
と先ずオンとする。この時点では、駆動ローラー
は、所定の制御トルクを与える様設定されたすべ
りクラツチによつて、回転を阻止されているた
め、電動機の駆動モーメントは、必然的に、衛星
歯車装置の他の出力部を介してカム制御ユニツト
に作用する。そのため、カム制御ユニツトは、駆
動ローラーが貨物収納容器の底部の下面と当接す
るまで、基枠内に支持されたカムを介して軸受支
持部を作動位置に向つて上方に揺動させる。その
当接によりカム制御ユニツトの運動は、貨物収納
容器の重量のため抑制され、駆動ローラーは、容
器の床に押付けられる。しかしカム制御ユニツト
を駆動する衛星歯車装置の出力部もその当接によ
つて抑制されるので、駆動ローラーを駆動する、
衛星歯車装置の他の出力部は、すべり継手の制御
トルクを克服する駆動トルクを駆動ローラーに伝
達するので、収納容器の底部に押付けられた駆動
ローラーは回転し始め、収納容器は駆動用電動機
の回転方向で定まる方向に向つて前進する。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来装置の場合、実際には、電動機から駆
動ローラーまで、或はカム制御装置までトルクを
伝達する、歯車装置全体の構成が、非杯に複雑で
あり、部材数も多いことが問題とされている。ま
たカム制御装置が必要なため、装置全体として、
機械的に可動な部分の数が多くなる。それによつ
て製造コストが高くなるだけでなく、航空機の構
造上最も望ましくない、過大な重量及び大形の構
造形式が必要な結果となる。更に、相対的に可動
な部分の数が多いため、摩耗し易くなり、航空機
の作動上必要な高度の安全性の見地から、保守作
業を頻繁に行なうことが必要となる。
更に、この駆動ローラーユニツトには、温度依
存性の非常に高い作動特性を示す、いわゆる流体
摩擦クラツチが、すべりクラツチとして用いられ
ている。航空機の貨物室にはその作動時に相当大
きな温度差が発生するので、最も苛酷な温度にお
いても必要な最小値を下回ることのないように、
すべりクラツチの設定トルクを、十分に高い値に
選定することが必要となる。しかしそれによつ
て、収納容器の底部に押付けられる駆動ローラー
の回転の開始に際して、必常に大きな力のピーク
が発生し、このピークが航空機の貨物室の床構造
に作用する。床構造の所定の限界荷重を上回るべ
きではないことと、衝撃荷重が特に好ましくない
こととのため、特にこのことは望ましくない。
更に、この公知の駆動ローラーユニツトは、構
造形式が非常に大きく、また各々の構造部分が多
少とも保護されることなく、互に隣接して配され
ているため、作動に際して、汚損と、それによる
作動のじよう乱とを勘案する必要があるだけでな
く、外部から侵入した異物又は直接の力の作用に
よる破損を勘案することが必要とされる。
ヨーロツパ特許B1−0149658号に示されてい
る、構造及び作用の類似した駆動ローラーユニツ
トの場合にも、構造形式が大きいことのほかに、
異物の侵入と外力の作用による問題が作動時に多
く発生する。
従つて、本発明の目的は上記欠点を解消した駆
動ローラーユニツト、即ち構造が簡単であり、較
的小形軽量でもあり、汚損及び損傷に対して保護
された、冒頭に述べた形式の駆動ローラーユニツ
トを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、この課題は、冒頭に述べた形
式の駆動ローラーユニツトにおいて、前記電動機
と前記歯車装置を、中空円筒状として形成した前
記駆動ローラーの内部に配設し、前記電動機の回
転子は前記駆動歯車を介して前記駆動ローラーに
回転力を伝達し、前記案内装置として構成する前
記電動機の固定子装置が、中空円筒状の外周面を
備え、該外周面は前記駆動歯車の回転軸に対して
偏心されると共に、前記駆動ローラーが固定子装
置の該外周面上に、これと同心的に枢支されるよ
うに前記回転子を囲み、前記歯部として構成する
内歯歯車が、駆動ローラーの内面上にこれと同心
的且つ回転一体的に配設され、該内歯歯車は、こ
れに対して偏心させた駆動歯車と同じ方向に駆動
されるように噛合うことを特徴とする、前記駆動
ローラーユニツトによつて解決される。
〔作用〕
従つて、本発明のこの構成によれば、全ての可
動部分、即ち、歯車装置、駆動電動機及び案内装
置は、中空円筒状の駆動ローラーの内部に取付け
られるので、これらの部分は全て汚損及び損傷か
ら保護される。
更に、本発明に係る駆動ローラユニツトにおい
ては全ての可動部分は、従来の駆動ローラーユニ
ツトの駆動ローラーの寸法に対応した寸法の駆動
ローラー自体の内部に取付けられるので、構造形
式が著しく縮小される。また、それに対応して重
量も減少する。
本発明の構成の特別の利点で、駆動ローラーユ
ニツト全体の外形寸法が、ローラーコンベヤに使
用されているそれ自体駆動されない支持ローラー
と同じであるため、本発明に係る駆動ローラーユ
ニツトを或るローラーコンベヤにおいてその所望
の個所にその時々の要求に即応して支持ローラー
と交換して使用しうることにある。
本発明による駆動ローラーユニツトを電動機へ
の給電によつて作動させる場合には、電動機の固
定子装置と回転子との間に駆動トルクが作用す
る。しかし重い回転子は、その固有の慣性のため
最初は静止状態に保たれるため、電動機の駆動ト
ルクは、枠体に対して位置固定された駆動歯車の
回転軸線の回りに固定子装置を回転させる。駆動
歯車の回転軸線に対して固定子装置が偏心されて
いるため、その上に支承された駆動ローラーは、
その下方の休止位置から上方の作動位置へと移動
し、この上方の作動位置において、その上方にあ
る被搬送物の底面に当接する。そのため固定子装
置はそれ以上回動できなくなり、従つて、電動機
の駆動トルクは、回転子の慣性に打勝ち、回転子
は回転し始める。回転子の回転は、駆動歯車に伝
達され、駆動歯車は、駆動ローラーの内歯と噛合
つているので、この駆動ローラーを同じ方向に回
転させる。駆動ローラーは、被搬送物の底面に押
付けられているので、接線方向の搬送力が被搬送
物に伝達される。そのため被搬送物は所望のよう
にローラーコンベヤ上において移動する。好まし
い態様として、回転子は、減速歯車装置を介し
て、駆動歯車に結合されることができる。そのた
め通浄の電動機を、その効率に従つた所望の高回
転数域において使用でき、しかも駆動ローラーの
所望の低回転数が実現される。
減速歯車装置を、駆動歯車の回転軸線の方向に
軸向きに縦続された3つの歯車装置段によつて形
成された衛星歯車装置として形成すると、特に有
利となる。この種の減速歯車装置の構成は、構造
が非常にコンパクトで、特に径方向の寸法が小さ
いことが特徴であり、加えて、減速比も高くとる
ことが可能である。
本発明の原理としては、電動機を始動させた際
に駆動ローラーを、その休止位置から収納容器の
底部に接した作動位置に上昇させ、案内装置とし
て固定子装置を動作させるのは、回転子が大きな
慣性をもつことに加えて、歯車装置の慣性及び摩
擦によつて回転に対し制動されることを利用する
ものではある。しかしながら特別に、枠組に対し
て駆動歯車を制動する制動装置を補助的に設ける
と、駆動ローラーユニツトにとつて特に有利とな
る。この制動装置を使用した場合、歯車装置の製
造公差及びいろいろの因子に依存するその固有の
摩擦とは無関係に、どんな場合にも、駆動ローラ
ーユニツトに給電した際に、ひと先ず駆動ローラ
ーがその作動位置に上昇して、その上方にある被
搬送物に押付けられた後、駆動ローラーの本来の
回動が開始されることが一層確実にされる。その
態様として、制動装置としては、回転数や温度に
実際上依存しない制動トルクを与える機械的なロ
ーラー摩擦制動装置が好適である。
本発明の好ましい実施態様様によれば、固定子
巻線を収納し、回転子に対し同軸とし、且つ回転
対称に形成された固定子本体と、該固定子本体を
囲んで固定子に対し偏心させて形成した固定子ハ
ウジングとによつて、固定子装置を形成し、横断
面形状が円形の固定子ハウジングの周面上に駆動
ローラーを支承させる。このように2つの部分か
ら固定子装置を形成したことによつて、汎用され
ている電動機の構造部分を、これら固定子本体及
び回転子として使用することが可能となる。その
場合、固定子ハウジングのみは、偏心性が必要な
ため、特別の構造部分として製作する。
有利には、外形として円筒形の固定子ハウジン
グに、軸方向に通し孔を、該円筒の軸と偏心させ
て形成し、この通し孔に固定子本体を収容する。
固定子本体はこの通し孔より短いので通し孔の内
側壁の他の部分には、減速歯車装置の冠(クラウ
ン)歯車となる内歯を形成する。このよに固定子
ハウジングを減速歯車装置の一体的な構造部分と
して形成しうるため、機構部分が節減され、重量
が減少する。本発明の特に有利な実施態様として
はモータを3相の非同期電動機とする。寸法の割
に駆動トルクが大きいからである。
本発明の別の好ましい実施態様によれば、固定
子巻線に対する給電は、複数の同心的なスリツプ
リングを介して行なわせ、スリツプリングは、枠
組に対して位置を規定された、ばねにより付勢さ
れた接触部材と共働させる。これらの接触部材
は、ローラーコンベヤ構造中の対応した給電導線
に電気的に接続することができる。
有利には、駆動ローラーは、軸受の軸受面及び
内歯を支持する内側金属ローラー本体と、耐摩耗
性合成樹脂特にシヨアーかたさがほぼ60シヨアー
Aのスチレン−ブタジエン共重合体からできてい
る、ローラー本体の外周面上に取付けられたロー
ラーケースとによつて形成する。この場合、駆動
ローラーは、弾性ではあるが、使用に際して特に
耐久性及び耐摩耗性の高い表面をもつことにな
り、しかも歯車装置の一方の構造部分である内歯
は、ローラー本体に直接形成できるため、全体の
重量及び構造部分の数が減少する。
〔実施例〕
次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて
一層詳細に説明する。本発明の他の目的、特徴及
び利点はこれにより明らかになるであろう。
最初に第1〜3図を参照して、本発明による駆
動ローラーユニツトの基本的な構造及び作用につ
いて説明する。第1〜3図は、説明の都合上、非
常に概略化されている。
第1図に示すように、駆動ローラーユニツト
は、基本的に、中空円筒状の駆動ローラー1から
成り、駆動ローラー1の内部室には、電動機8が
収納してあり、電動機8は、駆動ローラー1を駆
動できるように歯車装置3に連結されている。駆
動ローラーユニツト全体は、枠体ないし枠組2と
して用いられ搬送軌道の一部を成す、上端が開放
されたU字形の構造体の内部に収納されている。
電動機8は、固定子装置82と、枠組2及び固
定子装置82に対して回動可能に支承された回転
子80とを含み、回転子80の回転子軸は、第1
図に箱として示した減速歯車装置31を駆動し、
歯車装置31の出力軸自身は、駆動歯車30を回
動不可能に支持している。駆動歯車30の回転軸
は、枠組2に対して定まつた位置に配されてい
る。
電動機8の固定子装置82は、(図示しない)
界磁巻線を含み、電動機技術では既知のように、
径方向のわずかな間隔で、回転子80を囲んでい
る。しかし、固定子装置82の外周は回転子80
の回転軸線と直角な面での断面形状は円形である
が、従来の電動機の場合とは相違して回転子80
の回転軸線に対して偏心し、更に注意すべきは駆
動歯車30の回転軸線に対しては偏心した形状と
なつていることである。
駆動ローラー1は、ほぼ中空シリンダーとして
形成された内側ローラー本体10と、ローラー本
体10の外周面を覆つている弾性材料製のローラ
ー皮覆11とから成つている。第1図でみて左側
の軸方向の端面近くに、ローラー本体10の内面
に、内歯歯車12が一体的に成形によつて形成し
てあり、この内歯歯車12は、ローラー本体10
と同心的に形成され、ローラー本体10に対して
偏心させた駆動歯車30と噛合つている。駆動ロ
ーラー1は、ニードル軸受又は球軸受して形成さ
れた軸受13を介して、固定子装置82の円筒外
周面上に同心的に回動可能に支承されているの
で、駆動歯車30と内歯歯車12との噛合いが常
時保たれると共に、駆動歯車30の回転軸線に対
する駆動ローラー1と内歯歯車12との偏心配置
も保持される。
第2図は、第1図に示した駆動ローラー1の休
止位置と、駆動ローラー1の内歯歯車12との駆
動歯車30の偏心噛合いとを示している。この偏
心性によつて駆動ローラー1の外周面の上部が、
この休止位置において、その上方のコンベヤ上に
ある被搬送物100から成る距離におかれること
も図示されている。
この休止位置において、電動機8への電源の供
給が開始されると、他の既知の電動機の場合と同
様に、回転子80と固定子装置82との間に駆動
トルクが作用する。しかし重い回転子80の大き
な慣性、減速歯車装置31の各部の慣性、駆動ロ
ーラー1の慣性、並びに、歯車装置3及び減速歯
車装置31の摩擦力により、回転子80は、最初
は静止しているため、電動機8の駆動トルクは、
回転子80の所定の回転方向と逆の方向に固定子
装置82を回転させる。そのため、固定子装置8
2の偏心部分は、駆動歯車30の回転軸線の回り
に回動し上方に向うので、駆動ローラー1もそれ
に伴つて上方に移動する。この移動は、第3図に
示すように、駆動ローラー1がコンベヤ上の被搬
送物100の底面に突当たるまで続けられる。駆
動ローラー1のそれ以上の移動は、この被搬送物
100の自重によつて阻止されので、固定子装置
82もそれ以上回転できなくなる。その結果、回
転子80は、前述の抑制力に抗して回転し始め
る。回転子80のこの回転は、減速歯車装置31
を介して駆動歯車30に、同じ方向に伝達され、
駆動歯車30は、第3図に矢印によつて示したよ
うに、内歯歯車12を、またそれと共に駆動ロー
ラー1を、同じ方向に回転させる。被搬送物10
0の下面に押し付けられている駆動ローラー1の
回転によつて接線方向の力が被搬送物100に及
ぼされるため、被搬送物100は、第3図におい
てその上方に示した矢印の方向に移動する。
この状態で、電動機8への給電を遮断すると、
回転子80は静止し、固定子装置82は、その上
部に支承された駆動ローラー1と共に、その偏心
部分の慣性によつて、駆動歯車30の回りに再び
下向きに回動して、第2図に示すように被搬送物
100と接触しない休止位置に向つて下方向に動
く。
以上に説明した構成において、枠組2と駆動歯
車30との間に制動トルクを作用させる制動装置
7を、第1図に示すように配設してもよい。制動
装置7は、駆動ローラー1の休止位置において電
動機8への給電を開始した際に回転子80の最初
の静止位置を保持するために用いられる。制動装
置7は不可欠ではないが、歯車装置3と減速歯車
装置31との固有の摩擦が受ける作動時の変化及
び製造公差を考慮しなくともよいように、回転子
80に作用する一定の不可欠な制動トルクを付与
する。更に、回転子80、減速歯車装置31、歯
車装置3及び駆動ローラー1の必要な慣性の大き
さに寄与する重量を、制動装置7の採用によつて
小さな値に保つことも可能となる。制動装置7
は、概略的に図示したように、機械的なローラー
式の摩擦制動装置として形成することも可能であ
り、その場合、相互に回動可能とした一対の制動
デイスクの間に、多数の回転制動子を、ばねによ
つて付勢された状態で、制動デイスクの円周方向
に沿つて配設することも可能である。
次に第4〜8図を参照して、いろいろの点で図
を簡略化した本発明による駆動ローラーユニツト
のより具体的な実施例について説明する。第4図
の中央縦断面図において、駆動ローラーユニツト
は、横断面でみて上方に開放したU字形のローラ
ーコンベヤの構造体(枠組2となる)中に収納さ
れており、この枠組2中の、図において左右の軸
方向端部に、スナツプホルダー4により保持され
ている。これらのスナツプホルダーは、ローラー
コンベヤの構造体中の対応した形状の開口中に嵌
合されている。スナツプホルダー4を備えたこの
形式のローラーコンベヤの構成は、本出願人の係
属中の西ドイツ特許願「ローラーコンベヤ装置」
に詳細に説明されている。
この実施例による駆動ローラーユニツトは、特
に第4図に示したように、外部の駆動ローラー1
と、駆動ローラー1の内部に収納されている、固
定子装置82及び回転子80を備えた電動機とを
備えている。固定子装置82は、固定子本体84
と、極めて概略的に図示された固定子巻線96と
を備えている。固定子本体84は、通常の形で、
本体において回転対称に形成され、回転子80を
わずかな間隔をおいて同心的に囲んでいる。固定
子ハウジング85は、固定子装置82を囲んでお
り、固定子ハウジング85の外周面は、本体にお
いて円筒状であり、この円筒に対して偏心された
通し孔が、固定子ハウジング85に形成されてい
る。この偏心された通し孔には、固定子ハウジン
グ85と回転一体的に結合された固定子本体84
が収容されているが、固定子本体84は、この通
し孔の長手方向の一部分(第4図でみて右側の部
分)のみを通つて延在している。第4図でみて右
側の、この通し孔の先端の付近には、径方向の軸
受フランジ86が形成してあり、この軸受フラン
ジは、固定子ハウジング85に回転一体的に結合
されており、回転子80に対して同心的なころが
り軸受89を備えている。軸方向にみてこの軸受
フランジ86の外側に、固定子ハウジング85の
軸方向の右側の先端に接する位置において、前記
通し孔の内部に、別のころがり軸受88が、ころ
がり軸受89に対して同心的に配設されている。
固定子ハウジング85に貫通形成された前記通し
孔のほぼ中央部には、別の軸受フランジ87が配
設してあり、この軸受フランジは、固定子ハウジ
ング85に回転一体的に連結してあり、前記通し
孔に対して同心的なころがり軸受90を備えてい
る。
第4図にみて左側の固定子ハウジング85の端
面には、この端面と面一に、別の径方向軸受フラ
ンジ93がボルト95によつて固着してあり、軸
受フランジ93は、固定子ハウジング85の前記
通し孔の長手方向軸線に対してセンター位置に、
ころがり軸受92を備えている。更に、第4図で
みて左側の端面の近傍に、この端面から距離をお
いて、固定子ハウジング85の前記通し孔中に、
更に別のころがり軸受91が配設してあり、この
ころがり軸受91も、この通し孔に対して同心的
に配設されている。
ころがり軸受88は、固定子装置82の右側の
端面において、軸受デイスク78上に着座してい
るので、固定子装置82全体は、軸受デイスク7
8上において自由に回動することができる。軸受
デイスク78は、軸方向外方に(第4図でみて右
方に)突出している矩形の付加部材77を備えて
おり、この付加部材は、スナツプホルダー4を介
して駆動ローラーユニツト全体を枠組2中に保持
するために用いられる。ころがり軸受92は、固
定子ハウジング85の左側端面のところで、別の
軸受ピン76上に着座し、固定子ハウジング85
をこの軸受ピン76上に枢支する。軸受ピン76
は、外方に(第4図でみて左方に)突出している
矩形の付加部材75を備えており、その付加部材
75は、付加部材77と同様に、駆動ローラーユ
ニツト全体を枠組2中にスナツプホルダー4を介
して保持するために用いられる。
固定子ハウジング85と回転一体的に連結され
た固定子本体84の内部には、電動機の回転子8
0が、慣用されるように収納されている。この回
転子80は、回転子本体79から成り、回転子本
体79は、回転子軸81上に同心的且つ回転一体
的り着座している。回転子軸81は、回転子本体
79の両方の端面において、これらの端面から先
に突出している。第4図において、左側の外方に
突出している回転子軸81の先端は、固定子ハウ
ジング85に対して回動自在に、ころがり軸受9
0を介して支承されており、回転子本体79から
右側外方に突出している回転子軸81の部分は、
ころがり軸受89を介して回動自在に支承されて
いる。
駆動ローラー1は、基本的に、固定子装置82
を囲む中空シリンダーとして形成されている。駆
動ローラー1は、ローラー本体10と、ローラー
本体10の外面を覆つてこれに強く結合されたロ
ーラー皮覆11とから成つている。ローラー皮覆
11は、耐摩耗性の弾性材料、特に、シヨアーか
たさが約60シヨアーAのスチレン−ブタジエン共
重合体からできており、ローラー本体10は、例
えば金属製である。ローラー本体10の両方の軸
方向の端面の近傍には、ローラー本体10の内面
側に、ころがり軸受13、特にニードル軸受が配
設してあり、この軸受は、固定子ハウジング85
の円筒外周面上にローラー本体10を枢支してい
る。第4図において左側の端面に隣接するローラ
ー本体10には、径方向内方に突出するように、
径方向の厚みを大きくした部分が形成してあり、
この部分の内面には、内歯歯車12が、中空円筒
状のローラー本体10の長手方向軸線に対して同
心的に形成されている。この内歯歯車12には、
外周溝が形成してあり、この外周溝にはOリング
28が収容されている。Oリング28は、固定子
ハウジング85又はそれに固着された軸受フラン
ジ93の隣接した外周面に対して封止作用をす
る。
固定子ハウジング85に貫通形成された通し孔
の内部において、回転子軸81を支承する軸受フ
ランジ87の第4図でみて左側に、減速歯車装置
31として、軸方向に縦続された3段の歯車列か
ら成る衛星歯車装置が配設されている。この衛星
歯車装置は、その機能上普通の形態で作成されて
いる。衛星歯車装置は、第1段として、衛星歯車
保持装置32を含み、この保持装置32には軸受
ピン35を介して3個の衛星歯車33が支承され
ており、これらの衛星歯車は、回転子軸81の左
側端において外歯83によつて形成された太陽歯
車と噛み合つて回転する。
第4図でみて左側の軸受ピン35の先端は、歯
車装置の第2段の太陽歯車39の径方向フランジ
に支承されており、このフランジは、第1段の衛
星歯車保持装置32にボルト34を介して固着さ
れている。第2段の衛星歯車保持装置40は、第
1段の場合と同様に、所属する衛星歯車保持装置
41の軸受ピンに支承されていると共に、歯車装
置の第3段の太陽歯車44の径方向フランジに支
承されている。この第3段も、衛星歯車46を備
えており、これらの衛星歯車は、夫々の衛星歯車
保持装置45に支承されていると共に、歯車装置
の第3段の開始点として役立つ駆動歯車30の、
第4図でみて左側に太陽歯車44に軸方向に後続
している径方向フランジにも支承されている。駆
動歯車30のこの径方向フランジは、歯車装置の
第3段の衛星歯車45に、ボルト47を介して強
く連結されている。固定子ハウジング85の内側
壁は、この減速歯車装置31の全域に亘つて、ク
ラウン歯車94を備えており、このクラウン歯車
は、衛星歯車保持装置33,40,46と噛合つ
ている。これは、一例として歯車装置の第3段に
ついて第6図に図示されている。
従つて、この構成によれば、衛星歯車装置の3
つの段に共通のクラウン歯車は、固定子ハウジン
グ85と一体的に形成されているので、重量が減
少すると共に、部品数も減少する。
歯車装置の各々の段の間の摩擦を減少させるた
めに、第4図でみて左側に示した太陽歯車の端面
と、それに隣接した部分、例えば次の太陽歯車、
又は、歯車装置の第3段の場合には、駆動歯車3
0の径方向フランジとの間に、自由に動くことの
できる軸受デイスク36が配設されている。
駆動歯車30は、前述したように、減速歯車装
置31の第3段の出力部に、回転一体的に連結さ
れている。この駆動歯車30は、中空シリンダー
状の本体27から成り、この本体の軸線は、駆動
歯車30の回転軸線である。この中空円筒状の本
体27は、第4図でみて右側の端面において、前
述した径方向フランジによつて閉止され、この径
方向フランジには、歯車装置の第3段の衛星歯車
46の軸受ピン48が支承されている。該径方向
フランジは、この第3段の衛星歯車保持装置45
にボルト47を介して回転一体的に連結されてい
る。駆動歯車30の中空円筒状の本体27は、前
記径方向フランジに続いて、固定子ハウジング8
5を貫通する前記通し孔中に回動可能に、その軸
線に対して同心的に、しかし固定子ハウジング8
5の外周面に対して偏心して、ころがり軸受91
を介して支承されている。第4図でみてころがり
軸受91の左方にある駆動歯車30の部分は、外
歯29を備えておりこの外歯は、ローラー本体1
0の内歯歯車12と噛合つている。
駆動歯車30の中空円筒状の本体27の内部室
中には、機械的なころがり摩擦制動装置として形
成された制動装置が配設してあり、この制動装置
は、駆動歯車30を、枠組2に対して或る規定さ
れた仕方で制動する。第4図に示すように、軸方
向右方に突出している軸受ピン76の先端は、周
フランジにおいて、ころがり軸受92の内輪上に
支承されている。第4図でみて右側の、この周フ
ランジの縁部には、リング状の皿形ばね53が支
承されており、この皿形ばねの外周は、軸受ピン
を自由に回動可能に囲む第一の制動デイスク51
に押付けられている。第一の制動デイスク51の
外周は、回動不可能に、しかし軸方向に可動に、
駆動歯車30の中空円筒状本体27の内面に結合
されている。第二の制動デイスク50は、第一の
制動デイスク51と平行に、これから距離をおい
て、矩形の付加部材74を介して、回動不可能
に、しかし軸方向に多少移動しうるように、軸受
ピン76に連結されている。両方の制動デイスク
50,51の間及び制動デイスク50と駆動歯車
30の径方向フランジの内側径方向面との間に
は、複数の回転制動子52が円周方向に分配され
た形で配設してあり、これらの回転制動子52
は、皿形ばね53によつて、所定の仕方で締付け
られることによつて所定の制動力を発生させる。
この形式のころがり摩擦制動装置自体は、構成及
び作用が当業者によつて知悉されており、ここで
は説明しない。
第4図に示した駆動ローラーユニツトの右側端
の拡大図である第7図には、電動機8の固定子巻
線のための給電装置が図示されている。
固定子ハウジング85に、またそれと共に固定
子本体84に、回転一体的に連結されている、軸
受フランジ86は、第7図において右側の端面
に、4つの同心状の、またころがり軸受88の回
転軸線に対して同心状の、接触スリツプリング6
1を有し、これらのスリツプリングは、相互に且
つ軸受フランジ86及び軸受デイスク78から絶
縁されている。各々のスリツプリング61は、固
定子巻線96の所属する端子に導電接続されてい
る。軸受デイスク78には、軸方向に延長する4
つの通し孔が、その各々が各1つのスリツプリン
グ61に向つて形成されている。これら通し孔の
各々には2つの接触部材60,62が軸方向に移
動可能に配設してあり、ばね63によつて互に反
対方向に付勢され、内側の各接触部材60が夫々
のスリツプリング61に対して押付けられ、外側
の各接触部材62は、弾性絶縁封止板70中の
夫々の通し孔を通つて軸方向外方に付勢されてい
る。封止板70は、軸受デイスク78の第7図に
おいて右側の端面に固定されている。
軸受デイスク78に形成された通し孔のそれぞ
れ外側の端部には、径方向内方に突出するカラー
64が一体的に成形され、このカラーに、外側接
触部材62の外周フランジが押えられているの
で、外側接触部材62は、ばね63の作用の下に
軸受デイスク78の通し孔から完全に押出すこと
はできない。もちろん全ての接触部材60,62
は、軸受デイスク78に対して絶縁されており、
各1つの接触部材60は、夫々の接触部材62と
その通し孔の内部において導電結合されている。
なお第7図において、2つのスリツプリング6
1について2つだけの接触部材が図示されてい
る。残りのスリツプリング61のための他の2つ
の接触部材は、軸受デイスク78の外周に沿つて
角度的にずらせて配置されているため、第7図の
断面図では見えない。
以上に説明した接触装置を備えた駆動ローラー
ユニツトを、枠組2として用いられるローラーコ
ンベヤの構造体中に収容する(第4図参照)と、
ローラーコンベヤの長手方向に延長する接触軌条
との電気的接触が外側接触部材62によつて確保
される。これは本出願人の同日出願のドイツ特許
願「ローラーコンベヤ装置」に記載されている。
その場合、ローラーコンベヤの構造体中に駆動ロ
ーラーユニツトを挿入すると、封止板60は、そ
の厚さ方向に圧縮されるので、接触部材62の外
側端は、第7図において右方に、封止板70の表
面から先に突出し、ローラーコンベヤの接触軌条
と導電接触する。その際に、弾性封止板は、塵芥
又は水分の侵入に対して接触部材62を確実に封
止する。
以上に説明した本発明の実施例に用いられる電
動機は、好ましくは、籠形回転子を回転子80と
して備えた多相非同期電動機とする。
尚ここで説明した実施例は単に一例であり本発
明の範囲内で種々の他の実施例、変形例が可能で
ある。
〔発明の効果〕
本発明に係る駆動ローラーユニツトはその構造
を極めて簡単なものとすることができたので、部
品点数が少なく、小形軽量ともなり、運搬取扱い
に便利となつたばかりでなくコストも大幅に低減
できる。
更に寸法形状が単に支持するのみのローラーと
同じように製作できるので互換性が生じ任意の位
置に駆動ローラーを置くことができる。
又従来装置のように流体継手を使用していない
ので、従来装置に比べ温度等により動作が影響さ
れることが少なく、動作が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による駆動ローラーユニツト
の基本的な構成及び作用を説明するための駆動ロ
ーラーユニツトの概略的な中央縦断面図、第2図
は、第1図の−線に沿つて見た端面図であ
り、駆動ローラーユニツトを休止位置において示
す図、第3図は、第2図と同様の端面図であり、
駆動ローラーを被搬送物に当接させた上方作動位
置において示す図、第4図は、ローラーコンベヤ
の構造体に挿入された状態において示した本発明
の一実施例による駆動ローラーユニツトの中央縦
断面図、第5図は、第4図の−線に沿つた横
断面図、第6図は、第4図の−線に沿つた横
断面図、第7図は、第4図でみて右側の駆動ロー
ラーユニツトの部分を拡大して示す部分的な中央
縦断面図であり、ローラーコンベヤの部分は取除
いて示す図、第8図は、第5図と同様の横断面図
であり、駆動ローラーの休止位置を実線によつ
て、またその上昇した作動位置は1点鎖線によつ
てそれぞれ示す図である。 1……駆動ローラー、2……枠組、3……歯車
装置、8……電動機、12……内歯歯車(歯部)、
30……駆動歯車、80……回転子、82……固
定子装置、100……被搬送物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 物品を搬送するための駆動ローラーユニツト
    であつて、 駆動ローラーと、 該駆動ローラーを回転させるための電動機と、 該電動機によつて駆動される駆動歯車と該駆動
    歯車に噛合う駆動ローラー側歯部とを含み、前記
    電動機の回転力を前記駆動ローラーに伝達する歯
    車装置と、 前記駆動ローラーを、下方の休止位置と搬送す
    べき物品の下面に当接する上方の作動位置との間
    で、枠組に対し相対的に移動させる案内装置と、 該枠組に対し所定位置に配された前記駆動歯車
    の回転軸と、を有するものにおいて、 前記電動機と前記歯車装置を、中空円筒状とし
    て形成した前記駆動ローラーの内部に配設し、 前記電動機の回転子は前記駆動歯車を介して前
    記駆動ローラーに回転力を伝達し、 前記案内装置として構成する前記電動機の固定
    子装置が、中空円筒状の外周面を備え、該外周面
    は前記駆動歯車の回転軸に対して偏心されると共
    に、前記駆動ローラーが、固定子装置の該外周面
    上にこれと同心的に枢支されるように、前記回転
    子を囲み、 前記歯部として構成する内歯歯車が、駆動ロー
    ラーの内面上にこれと同心的且つ回転一体的に配
    設され、該内歯歯車は、これに対して偏心させた
    駆動歯車と同じ方向に駆動されるように噛合うこ
    とを特徴とする、駆動ローラーユニツト。 2 前記回転子80が減速歯車装置31を介して
    前記駆動歯車30に結合されたことを特徴とする
    請求項第1項記載の駆動ローラーユニツト。 3 減速歯車装置31が、駆動歯車30の回転軸
    線の方向に軸向きに縦続された3つの歯車装置段
    によつて形成された衛星歯車装置であることを特
    徴とする請求項第2項記載の駆動ローラーユニツ
    ト。 4 前記駆動歯車30を枠組2に対して制動する
    制動装置7を備えたことを特徴とする請求項第1
    〜3項の一に記載の駆動ローラーユニツト。 5 前記制動装置7を機械的な摩擦制動装置とし
    て形成したことを特徴とする請求項第4項記載の
    駆動ローラーユニツト。 6 固定子巻線96を収納し、前記回転子80に
    対して同軸的且つ回転対称に形成された、固定子
    本体84と、固定子本体84を囲んで前記回転子
    80に対し偏心させて形成した固定子ハウジング
    85とによつて、固定子装置82を形成し、横断
    面形状が円形の固定子ハウジング85の周面上に
    前記駆動ローラー1を支承させたことを特徴とす
    る請求項第1〜5項の一に記載の駆動ローラーユ
    ニツト。 7 前記固定子ハウジング85に軸方向に通し孔
    が偏心させて形成してあり、この通し孔の一部に
    前記固定子本体84が収容され、該通し孔の内側
    壁の他の部分には、減速歯車装置31のクラウン
    歯車となる内歯が形成されたことを特徴とする請
    求項第6項記載の駆動ローラーユニツト。 8 前記電動機8を多相非同期電動機として形成
    したことを特徴とする請求項第1〜7項の一に記
    載の駆動ローラーユニツト。 9 前記固定子巻線96に対する給電を複数の同
    心的なスリツプリング61を介して行ない、スリ
    ツプリング61は、前記枠組2に対して位置を規
    定されたばね負荷接触部材60と共働させたこと
    を特徴とする請求項第6〜8項の一に記載の駆動
    ローラーユニツト。 10 軸受13の軸受面及び前記内歯歯車12を
    支持する内側金属ローラー本体10と、耐摩耗性
    合成樹脂からできている、ローラー本体10の外
    周面上に取付けられたローラー皮覆11とによつ
    て、前記駆動ローラーを形成したことを特徴とす
    る請求項第1〜9項の一に記載の駆動ローラーユ
    ニツト。
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