JPH0512923Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0512923Y2 JPH0512923Y2 JP14678885U JP14678885U JPH0512923Y2 JP H0512923 Y2 JPH0512923 Y2 JP H0512923Y2 JP 14678885 U JP14678885 U JP 14678885U JP 14678885 U JP14678885 U JP 14678885U JP H0512923 Y2 JPH0512923 Y2 JP H0512923Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- heat storage
- board
- lead terminals
- aqueous electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、IC基板等への直付け用のリード
端子を端子面に固着してなり、リチウムやナトリ
ウムなどの軽金属を負極活物質とする基板実装用
非水電解液電池に関するものである。
端子を端子面に固着してなり、リチウムやナトリ
ウムなどの軽金属を負極活物質とする基板実装用
非水電解液電池に関するものである。
〈従来の技術〉
各種エレクトロニクス機器の普及に伴い、その
中に組込まれるICメモリや時計回路などの停電
時のバツクアツプ用電源として、円筒形電池や偏
平形電池をプリント基板等に実装する方法が用い
られており、特に、広い温度特性、高エネルギー
出力、優れた貯蔵特性等の特長を有するリチウム
電池等の非水電解液電池が実用化されてからは広
く用いられている。この種の基板実装用非水電解
液電池は、長期間安定した動作を行なわせるた
め、電池端子面にニツケル線やニツケルメツキ金
属板等からできたリード端子の一端部をスポツト
溶接やレーザ溶接等により直接接続しておき、基
板への組込みに際しては、このリード端子の他端
部を基板端子穴に半田付けして取付けるという構
造を採つている。
中に組込まれるICメモリや時計回路などの停電
時のバツクアツプ用電源として、円筒形電池や偏
平形電池をプリント基板等に実装する方法が用い
られており、特に、広い温度特性、高エネルギー
出力、優れた貯蔵特性等の特長を有するリチウム
電池等の非水電解液電池が実用化されてからは広
く用いられている。この種の基板実装用非水電解
液電池は、長期間安定した動作を行なわせるた
め、電池端子面にニツケル線やニツケルメツキ金
属板等からできたリード端子の一端部をスポツト
溶接やレーザ溶接等により直接接続しておき、基
板への組込みに際しては、このリード端子の他端
部を基板端子穴に半田付けして取付けるという構
造を採つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
ところで、上記のようにリード端子を基板に半
田付けする場合、リード端子を通じての伝熱によ
り電池内部は加熱される。そして、このような熱
的影響により、電池内圧が上昇して電池の気密性
が低下したり、また、負極内のリチウムがセパレ
ータ近くまで溶融してセパレータが損傷したり、
溶融リチウムがセパレータを貫通して正極に達す
ることから電池内部短絡が起きて電池放電性能が
著しく低下する等といつた問題がある。
田付けする場合、リード端子を通じての伝熱によ
り電池内部は加熱される。そして、このような熱
的影響により、電池内圧が上昇して電池の気密性
が低下したり、また、負極内のリチウムがセパレ
ータ近くまで溶融してセパレータが損傷したり、
溶融リチウムがセパレータを貫通して正極に達す
ることから電池内部短絡が起きて電池放電性能が
著しく低下する等といつた問題がある。
〈問題点を解決するための手段〉
この考案の基板実装用非水電解液電池は、リチ
ウムやナトリウムなどの軽金属を活物質とする負
極を備え、電池端子面にリード端子を固着した非
水電解液電池であつて、リード端子の半田付け部
分から端子固着部分までの間の少なくとも一部に
蓄熱材を介在させ接触させてなることを要旨とす
る。
ウムやナトリウムなどの軽金属を活物質とする負
極を備え、電池端子面にリード端子を固着した非
水電解液電池であつて、リード端子の半田付け部
分から端子固着部分までの間の少なくとも一部に
蓄熱材を介在させ接触させてなることを要旨とす
る。
上記のような蓄熱材としては、例えばアルミニ
ウム等の熱伝導の良い金属を所要体積用いて適宜
な形状に成形したものが挙げられる。
ウム等の熱伝導の良い金属を所要体積用いて適宜
な形状に成形したものが挙げられる。
また、このような蓄熱材をリード端子に介在さ
せ接触させる手段としては、上記の如き良伝導性
金属をスポツト溶接などによりリード端子表面に
固着させる方法、あるいは蓄熱材中に形成した透
孔内にリード端子を挿入し嵌着させる等の適宜な
方法を用いればよい。
せ接触させる手段としては、上記の如き良伝導性
金属をスポツト溶接などによりリード端子表面に
固着させる方法、あるいは蓄熱材中に形成した透
孔内にリード端子を挿入し嵌着させる等の適宜な
方法を用いればよい。
〈作用〉
以上の手段を用いることにより、半田付け時リ
ード端子を通じて電池に伝わる熱の大部分は蓄熱
材に吸収され、電池への伝熱による加熱量は著し
く軽減される。
ード端子を通じて電池に伝わる熱の大部分は蓄熱
材に吸収され、電池への伝熱による加熱量は著し
く軽減される。
〈実施例〉
実施例 １
第１図Ａはこの考案を筒形非水電解液電池に適
用した例を示したもので、筒形電池１の正及び負
極端子にはリード端子２，３の一端部が夫々固着
されており、これらリード端子２，３の他端部は
夫々プリント基板６に形成された端子穴に挿入
後、半田付けされて半田７，８によりプリント基
板に取付けられている。
用した例を示したもので、筒形電池１の正及び負
極端子にはリード端子２，３の一端部が夫々固着
されており、これらリード端子２，３の他端部は
夫々プリント基板６に形成された端子穴に挿入
後、半田付けされて半田７，８によりプリント基
板に取付けられている。
プリント基板上面に位置するリード端子２，３
の片側面には、立方体あるいは長方体の形状の蓄
熱材４，５が夫々固着されており、これら蓄熱材
４，５はプリント基板上面に支持された状態とな
つており、リード端子２，３は蓄熱材４，５の固
着後に上述のようにしてプリント基板６に取付け
られる。
の片側面には、立方体あるいは長方体の形状の蓄
熱材４，５が夫々固着されており、これら蓄熱材
４，５はプリント基板上面に支持された状態とな
つており、リード端子２，３は蓄熱材４，５の固
着後に上述のようにしてプリント基板６に取付け
られる。
ところで、このように構成したので、リード端
子付きの筒形電池１をプリント基板に実装する際
には蓄熱材４，５が一種の位置決め材としても機
能し、筒形電池１とプロント基板６との間に図示
のような隙間が確実且つ容易に形成された状態で
の半田付け作業が可能となり、作業能率向上につ
ながる。このような隙間の存在により、半田付け
時における半田槽の熱や取付け後における基板上
のICチツプ等の発熱による電池への熱的影響を
可及的に小さくできることは言うまでもない。
子付きの筒形電池１をプリント基板に実装する際
には蓄熱材４，５が一種の位置決め材としても機
能し、筒形電池１とプロント基板６との間に図示
のような隙間が確実且つ容易に形成された状態で
の半田付け作業が可能となり、作業能率向上につ
ながる。このような隙間の存在により、半田付け
時における半田槽の熱や取付け後における基板上
のICチツプ等の発熱による電池への熱的影響を
可及的に小さくできることは言うまでもない。
実施例 ２
第１図Ｂはこの考案をボタン形非水電解液電池
に適用した例を示したもので、ボタン形電池１１
の正及び負極端子にはリード端子１２，１３の一
端部が夫々固着されている。リード端子１２，１
３の下部分は図中下方に互いに漸次大きく離間す
るように折曲されており、これらリード端子１
２，１３の他端部は夫々プリント基板１６の端子
穴に挿入後半田１７，１８により半田付けされて
取付けられている。
に適用した例を示したもので、ボタン形電池１１
の正及び負極端子にはリード端子１２，１３の一
端部が夫々固着されている。リード端子１２，１
３の下部分は図中下方に互いに漸次大きく離間す
るように折曲されており、これらリード端子１
２，１３の他端部は夫々プリント基板１６の端子
穴に挿入後半田１７，１８により半田付けされて
取付けられている。
リード端子１２，１３のプリント基板上面部分
には、立方体あるいは長方体の形状の蓄熱材１
４，１５が嵌着されており、実施例１と同じくこ
れら蓄熱材１４，１５はプリント基板上面に支持
され、またリード端子１２，１３は蓄熱材嵌着後
にプリント基板１６に取付けられる。そして、こ
のように構成したので、実施例１の場合と同じく
蓄熱材１４，１５が一種の位置決め材として働い
て半田付け作業能率向上を図れるという利点があ
る。
には、立方体あるいは長方体の形状の蓄熱材１
４，１５が嵌着されており、実施例１と同じくこ
れら蓄熱材１４，１５はプリント基板上面に支持
され、またリード端子１２，１３は蓄熱材嵌着後
にプリント基板１６に取付けられる。そして、こ
のように構成したので、実施例１の場合と同じく
蓄熱材１４，１５が一種の位置決め材として働い
て半田付け作業能率向上を図れるという利点があ
る。
〈考案の効果〉
以上のように構成されるこの考案の基板実装用
非水電解液電池によれば、リード端子を通じて電
池に伝わる半田付け時の熱的影響を著しく軽減で
きて電池気密性向上並びに電池放電性能向上を図
れるという効果を奏する。
非水電解液電池によれば、リード端子を通じて電
池に伝わる半田付け時の熱的影響を著しく軽減で
きて電池気密性向上並びに電池放電性能向上を図
れるという効果を奏する。
第１図Ａは本考案の実施例を示した部分断面平
面図、第１図Ｂは他例を示した部分断面平面図で
ある。 ２，３，１２，１３……リード端子、４，５，
１４，１５……蓄熱材、６，１６……プリント基
板。
面図、第１図Ｂは他例を示した部分断面平面図で
ある。 ２，３，１２，１３……リード端子、４，５，
１４，１５……蓄熱材、６，１６……プリント基
板。
Claims (1)
- リチウムやナトリウムなどの軽金属を活物質と
する負極を備え、電池端子面にリード端子を固着
した非水電解液電池であつて、該リード端子の半
田付け部分から端子固着部分までの間の少なくと
も一部に蓄熱材を介在させ接触させてなることを
特徴とする基板実装用非水電解液電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14678885U JPH0512923Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14678885U JPH0512923Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6254460U JPS6254460U (ja) | 1987-04-04 |
| JPH0512923Y2 true JPH0512923Y2 (ja) | 1993-04-05 |
Family
ID=31059572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14678885U Expired - Lifetime JPH0512923Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512923Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP14678885U patent/JPH0512923Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6254460U (ja) | 1987-04-04 |
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