JPH055428A - アルコールエンジンの制御装置 - Google Patents

アルコールエンジンの制御装置

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JPH055428A
JPH055428A JP15835291A JP15835291A JPH055428A JP H055428 A JPH055428 A JP H055428A JP 15835291 A JP15835291 A JP 15835291A JP 15835291 A JP15835291 A JP 15835291A JP H055428 A JPH055428 A JP H055428A
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JP
Japan
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exhaust
engine
alcohol
valve
fuel
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Withdrawn
Application number
JP15835291A
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English (en)
Inventor
Asao Tadokoro
朝雄 田所
Haruo Okimoto
晴男 沖本
Seiji Tajima
誠司 田島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】アルコール含有燃料を使用燃料とするエンジン
において、エンジン出力の向上及び排気系の信頼性の向
上を図る。 【構成】エンジン1の排気通路28に並列に他の排気通
路31を設け、該排気通路31に開閉弁32を配置す
る。該開閉弁32を設定エンジン回転数未満のとき閉制
御して排気ガス圧力を高め、設定エンジン回転数以上の
とき開制御して排気ガス圧力の上昇を抑制する。使用燃
料のアルコール濃度が設定値(例えば80%)以上に高
いときには、上記設定エンジン回転数を低回転数側に変
更する。これにより、使用燃料のアルコール濃度が高く
なるほど排気ガス量が増大し排気ガス圧力が上昇するこ
とによるエンジン作動室7への排気ガスの持込み量の増
大を抑制してエンジン出力の向上が図られるとともに、
排気ガス温度の上昇が抑制されて、排気系の信頼性が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコール含有燃料を
使用燃料とするエンジンにおいて、その排気系の排気圧
力を調整するための制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アルコールエンジンの制御装
置として、例えば特開平1ー244133号公報に開示
されるように、ガソリン燃料とメタノール等のアルコー
ル燃料とを所定割合で混合したアルコール含有燃料を使
用燃料とするアルコールエンジンが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アルコール
燃料はガソリン燃料に比較して発熱量が低い関係上、使
用する燃料のアルコール濃度が高いときには、低いとき
に比して、同一出力を発揮するためには燃料量を増量す
る必要があると共に、アルコール燃料の組成及び燃焼特
性から同量のガソリン燃料に比して排気ガスの分子数が
増大するため、同一エンジン運転状態であっても、ガソ
リンを使用燃料とする場合に比して排気ガス量が増大し
て排気ガス圧力が上昇し、その結果、この高圧の排気ガ
スの一部がエンジン燃焼室に持ち込まれ、混合気の燃焼
速度を遅延させて、高出力の発生が制限されたり、高温
の排気ガス温度により排気系の温度の過上昇を招く場合
がある。
【0004】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、上記の如くアルコール含有燃料を使
用燃料とする場合であっても、ガソリン燃料の使用時の
場合と同様のエンジン出力の向上を図るとともに、排気
ガス温度の上昇を抑制して排気系の信頼性を確保するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、アルコール含有燃料のアルコール濃度
が高いときは排気ガス圧力が上昇することから、その燃
料のアルコール濃度に基いて排気圧力を可変調整するこ
ととする。
【0006】つまり、請求項1記載の発明の具体的な解
決手段は、アルコール含有燃料が供給されるアルコール
エンジンの制御装置を対象として、排気通路の排気圧力
を可変調整する可変排圧手段と、上記アルコール含有燃
料のアルコール濃度を検出する濃度検出手段と、該濃度
検出手段により検出したアルコール濃度が設定値以上の
とき、排気圧力の上昇を抑えるように上記可変排圧手段
を制御する排圧制御手段とを設ける構成としている。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明の可変排圧手段を特定して、排気通路に配置
する抵抗要素で構成し、排圧制御手段を、排圧を低下さ
せるように上記抵抗要素を制御するもので構成する。
【0008】更に、請求項3記載の発明では、可変排圧
手段及び排圧制御手段を限定して、前者を、エンジン回
転数が設定回転数未満のとき排気圧力を高め、上記設定
回転数以上のとき排気圧力を低下させるもので構成し、
後者を、上記可変排圧手段の設定回転数を低く変更する
もので構成する。
【0009】加えて、請求項4記載の発明では、更に吸
気充填量を可変調整するもので可変排圧手段を構成し、
吸気充填量の増大を抑制するものでもって排圧制御手段
を構成する。
【0010】また、請求項5記載の発明では、アルコー
ル含有燃料の供給量を調整するもので可変排圧手段を構
成し、エンジンの高出力時にアルコール含有燃料の供給
量を減量させるもので排圧制御手段を構成する。
【0011】
【作用】以上の構成により、請求項1記載の発明では、
使用燃料のアルコール濃度が設定値以上に高いときに
は、可変排圧手段が排圧制御手段により制御されて、排
気圧力の上昇が抑制される。ここに、排圧上昇の抑制
は、請求項2記載の発明では排気通路に配置された抵抗
要素がその排気通路を流下する排気流に対する抵抗を低
下させる方向に制御されることにより行われ、請求項4
記載の発明では吸気充填量の増大を抑制することにより
排圧上昇が抑制され、請求項5記載の発明ではエンジン
の高出力時にアルコール含有燃料が減量され、これに代
えてアルコール濃度の低いガソリン等の燃料が供給され
ることにより排気ガス量が減少して排圧上昇が抑制され
る。また、請求項3記載の発明では、排圧制御の基準と
なる設定回転数が低く変更される分、早期に抵抗要素が
排圧の低下方向に制御されることにより、その分、排圧
の上昇が抑制される。
【0012】そして、上記のような排圧上昇の抑制によ
り、排気ガスの一部がエンジン燃焼室に持込まれる量が
低減されて、混合気の燃焼性が良好に確保され、エンジ
ン出力が向上すると共に、排気ガス温度の上昇が抑制さ
れて、排気系及びこれに配置される機器の信頼性が確保
される。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
5記載の発明のアルコールエンジンの制御装置によれ
ば、使用するアルコール含有燃料のアルコール濃度が高
いときには、排気ガス中の分子数の増大による排気ガス
量の増大によって排気圧力の上昇の程度が、アルコール
濃度の低いときに比較して大きい状況であるが、その排
気圧力の上昇を抑制したので、排気ガスの一部がエンジ
ン燃焼室に持込まれる量を低減して、エンジン出力の向
上を図ることができるとともに、排気ガス温度の上昇を
抑制して、排気系及びこれに配置する機器の信頼性の向
上を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は請求項1〜請求項3記載の発明の実
施例を示す。同図は、タ―ボ過給機付ロ―タリピストン
エンジンを示し、201はエンジンであって、該エンジ
ン201には手動式トランスミッションが連結され、該
トランスミッションには、ギヤ位置を検出するギヤポジ
ションセンサ259が設けられている。各気筒の排気通
路202,203は互いに独立して設けられている。そ
して、これら二つの排気通路202,203の一方には
プライマリターボ過給機204のタービン205が、ま
た、他方にはセカンダリターボ過給機206のタービン
207がそれぞれ配設されている。つまり、このエンジ
ン201では、各気筒の排気通路202,203を独立
して第1および第2の両排気ターボ過給機204,20
6のタービン205,207に導くことにより、両排気
ターボ過給機204,206によって過給を行う領域で
排気動圧を両タービン205,207に効果的に作用さ
せて過給効率を向上させるようにしている。上記二つの
排気通路202,203は、両タービン205,207
の下流において合流して一本の排気通路224になって
いる。
【0016】また、吸気通路209は図示しないエアク
リーナの下流で二つに分かれ、その第1の分岐通路21
0の途中には第1排気ターボ過給機204のブロア21
1が、また、第2の分岐通路212の途中には第2排気
ターボ過給機206のブロア213が配設されている。
これら分岐通路210,212は、分岐部において互い
に対向し、両側に略一直線に延びるよう形成されてい
る。また、二つの分岐通路210,212は各ブロア2
11,213の下流で再び合流する。そして、再び一本
になった吸気通路209にはインタークーラ214が配
設され、その下流にはサージタンク215が、またイン
タークーラ214とサージタンク215の間に位置して
スロットル弁216が配設されている。このスロットル
弁216には、その開度を検出するスロットルセンサ2
60が連結されている。また、吸気通路209の下流端
は分岐してエンジン201の各気筒に対応した二つの独
立吸気通路217,218となり、図示しない各吸気ポ
―トに接続されている。そして、これら各独立吸気通路
217,218には各々燃料噴射弁219,220が配
設されている。
【0017】上記各燃料噴射弁219,220には、図
示しないが、燃料供給通路を経てアルコール燃料とガソ
リン燃料とを一定割合で混合したアルコール含有燃料を
貯溜する燃料タンクに接続されて該アルコール含有燃料
が供給され、該各燃料噴射弁219,220からエンジ
ン201にアルコール含有燃料を噴射供給する。上記燃
料タンク内には、その貯溜するアルコール含有燃料のア
ルコール濃度を検出する濃度検出手段としての濃度セン
サが配置される。
【0018】上記吸気通路209の上流側には、上記第
1および第2の分岐通路210,212の分岐部上流に
位置して、吸入空気量を検出するエアフローメータ22
1が設けられている。
【0019】2つの排気通路202,203は、第1排
気および第2排気の両ターボ過給機204,206の上
流において、比較的小径の連通路222によって互いに
連通されている。そして、第2排気側のタービン207
が配設された排気通路203には、上記連通路222の
開口位置直下流に排気カット弁223が設けられてい
る。また、上記連通路222の途中から延びてタービン
205,207下流の合流排気通路224に連通するウ
エストゲ―ト通路225が形成され、該ウエストゲート
通路225には、ダイアフラム式のアクチュエータ22
6がリンク結合されたウエストゲート弁227が配設さ
れている。そして、上記ウエストゲート通路225のウ
エストゲート弁227上流部分と第2排気側タービン2
07につながる排気通路203の排気カット弁223下
流とを連通させる洩らし通路228が形成され、該洩ら
し通路228には、ダイアフラム式のアクチュエータ2
29にリンク連結された排気洩らし弁230が設けられ
ている。
【0020】排気カット弁223はダイアフラム式のア
クチュエータ231にリンク連結されている。一方、第
2排気ターボ過給機206のブロア213が配設された
分岐通路212には、ブロア213下流に吸気カット弁
232が配設されている。この吸気カット弁232はバ
タフライ弁で構成され、やはりダイアフラム式のアクチ
ュエータ233にリンク結合されている。また、同第2
排気ターボ過給機側の分岐通路212には、ブロア21
3をバイパスするようにリリーフ通路234が形成さ
れ、該リリーフ通路234にはダイアフラム式の吸気リ
リーフ弁235が配設されている。
【0021】排気洩らし弁230を操作する上記アクチ
ュエータ229は、導管236により第1排気ターボ過
給機204のブロア211が配設された分岐通路210
のブロア211下流に連通されている。そして、このブ
ロア211下流側の圧力が設定圧力以上となったとき、
アクチュエータ229が作動して排気洩らし弁230が
開き、それによって、排気カット弁223が閉じている
ときに少量の排気ガスが洩らし通路228を流れて第2
排気ターボ過給機側のタービン207に供給される。し
たがって、第2排気ターボ過給機206は、排気カット
弁223が開く前に予め回転を開始する。
【0022】吸気カット弁232を操作する上記アクチ
ュエータ233の圧力室は、導管237により電磁ソレ
ノイド式三方弁238の出力ポートに接続されている。
また、排気カット弁223を操作する上記アクチュエー
タ231は、導管239により電磁ソレノイド式の別の
三方弁240の出力ポートに接続されている。さらに、
吸気リリーフ弁235を操作するアクチュエータ241
の圧力室は、導管242により電磁ソレノイド式の別の
三方弁243の出力ポートに接続されている。吸気リリ
ーフ弁235は、後述のように、排気カット弁223お
よび吸気カット弁232が開く前の所定の時期までリリ
ーフ通路234を開いておく。そして、それにより、洩
らし通路228を流れる排気ガスによって第2排気ター
ボ過給機206が予回転する際に、吸気カット弁232
上流の圧力が上昇してサージング領域に入るのを抑え、
また、ブロア213の回転を上げさせる。
【0023】上記ウエストゲート弁227を操作する上
記アクチュエータ226は、導管244により電磁ソレ
ノイド式の三方弁245の出力ポートに接続されてい
る。
【0024】上記4個の電磁ソレノイド式三方弁23
8,240,243,245及び2個の燃料噴射弁21
9,220は、マイクロコンピュータを利用して構成さ
れたコントロールユニット246によって制御される。
コントロールユニット246には、エンジン201の回
転数を検出するエンジン回転数センサ261の出力信
号、エンジン201の吸入空気量を検出するエアフロー
メータ221の出力信号、トランスミッションのギヤ位
置を検出するギヤポジションセンサ259の出力信号の
ほか、スロットル弁216の開度を検出するスロットル
センサ260の出力信号、第1排気ターボ側ブロア21
1下流の過給圧P1を検出するブーストセンサ262の
出力信号等が入力され、それらの信号に基づいて後述の
ような制御が行われる。
【0025】吸気カット弁232制御用の上記電磁ソレ
ノイド式三方弁238の一方の入力ポートは、導管24
7を介して負圧タンク248に接続され、他方の入力ポ
ートは導管249を介して差圧検出弁250の出力ポー
トに接続されている。負圧タンク248には、スロット
ル弁216下流の吸気負圧がチェック弁251を介して
導入されている。また、排気カット弁制御用の上記三方
弁240の一方の入力ポートは大気に解放されており、
他方の入力ポートは、導管252を介して、上記負圧タ
ンク248に接続された上記導管247に接続されてい
る。一方、吸気リリーフ弁235制御用の三方弁243
の一方の入力ポートは上記負圧タンク248に接続さ
れ、他方の入力ポートは大気に解放されている。また、
ウエストゲート弁227制御用の三方弁245の一方の
入力ポートは大気に解放されており、他方の入力ポート
は、導管254により導管236に接続されている。
【0026】上記差圧検出弁250の一方の入力ポート
は、導管273を介して、吸気カット弁232の下流側
に接続され、第1排気ターボ側ブロア211下流側の過
給圧P1を上記差圧検出弁250に導入する。また、上
記差圧検出弁250の他方の入力ポートは、導管274
を介して吸気カット弁232上流に接続され、吸気カッ
ト弁232が閉じているときの吸気カット弁232上流
側の圧力P2を上記差圧検出弁250に導入するように
なっている。この両入力ポートから導入される圧力P
1,P2の差(P2−P1)が所定値以上になると、上
記差圧検出弁250の出力ポート270が開かれる。こ
の出力ポートは、導管249を介して、吸気カット弁2
32制御用の三方弁238の入力ポートの一つに接続さ
れている。したがって、該三方弁238がONで吸気カ
ット弁232操作用のアクチュエータ233の圧力室に
つながる導管237を差圧検出弁250の出力ポートに
つながる上記導管249に連通させている状態で、吸気
カット弁232上流の圧力つまり第2排気側の過給圧P
2が第1排気側の過給圧P1に近づいてきて、差圧P1
−P2がなくなり、更に、差圧P2−P1が所定値より
も大きくなると、該アクチュエータ233に大気が導入
され、吸気カット弁232が開かれる。また、三方弁2
38がOFFになってアクチュエータ233側の上記導
管237を負圧タンク248につながる導管247に連
通させたときには、該アクチュエータ233に負圧が供
給されて、吸気カット弁232が閉じられる。
【0027】排気カット弁223は、排気カット弁22
3制御用の三方弁240がOFFで排気カット弁223
操作用アクチュエータ231が圧力室につながる導管2
39を負圧タンク248側の導管252に連通させたと
き、該アクチュエータ231に負圧が供給されることに
よって閉じられる。また、この三方弁240がONとな
って出力側の上記導管239を大気に解放すると、排気
カット弁223は開かれ、第2排気ターボ過給機206
による過給が行われる。
【0028】吸気リリーフ弁235は、吸気リリーフ弁
235制御用の三方弁243がOFFで吸気リリーフ弁
235操作用アクチュエータ241の圧力室につながる
導管242を負圧タンク248側に連通させたとき、該
アクチュエータ241に負圧が供給されることによって
開き、また、この三方弁243がONでアクチュエータ
241の圧力室につながる上記導管242を大気に解放
すると閉じられる。
【0029】また、ウエストゲート弁227操作用アク
チュエータ226は、ウエストゲート弁227制御用の
三方弁245がONのとき導管254を介して第1排気
側ブロア211下流に連通し、このブロア下流の圧力が
所定値以上になったとき、アクチュエータ226が作動
してウエストゲート弁227を開き、排気をリリ―フし
て過給圧特性を適正化するようにしている。また、この
三方弁245がOFFのとき大気に解放されてウエスト
ゲート弁227は閉じる。
【0030】本実施例では、排気カット弁223、吸気
カット弁232および吸気リリーフ弁235の開閉作動
にいずれもヒステリシスが設けられている。また、高吸
入空気量域から低吸入空気量域への移行時に排気カット
弁223が閉じて吸気カット弁232が開いた状態が続
くときの第2排気ターボ側ブロアへの吸気逆流を防ぐた
めに、この領域においては排気カット弁223が閉じた
時を起点として所定時間(例えば2秒)経過後に吸気カ
ット弁232を強制的に閉じるようにしている。
【0031】そして、上記第1及び第2の排気ターボ過
給機204,206により、排気通路202,203に
配置された抵抗要素を構成している。また、上記両過給
機204,206の作動領域は、図3に示すように、エ
ンジン回転数とスロットル弁開度とで定まる領域のう
ち、破線で示す切換ラインAの内側の領域では第1の排
気ターボ過給機204のみが作動し、該吸気量ラインA
の外側の領域では両過給機204,206の双方を作動
させる領域に設定されている。よって、上記図3破線で
示す切換ラインA未満の領域で第1の排気ターボ過給機
204のみを作動させて、排気通路の排圧を高める一
方、切換ラインA以上のエンジン回転数の領域で第1及
び第2の排気ターボ過給機204,206の双方を作動
させて、排気通路の排圧を低下させるよう、排気通路の
排圧を可変調整するようにした可変排圧手段300を構
成している。
【0032】次に、上記過給機の作動台数切換制御を図
2の制御フローに基いて説明する。スタートして、ステ
ップSa1でスロットルセンサ260等の各種センサか
らの信号を読込んだ後、ステップSa2で濃度センサか
らのアルコール含有燃料のアルコール濃度CAが設定値
(例えば80%)以上か否かを判別し、CA<80%の
場合には、通常通りステップSa3で図3の破線で示す
切換ラインAを基準ラインとして設定する一方、CA≧
80%の高い場合には、ステップSa4で図3の切換ラ
インAよりも低エンジン回転数及び低スロットル弁開度
側に変更した切換ラインBを基準ラインとして設定す
る。
【0033】そして、その後、ステップSa5でエンジ
ン201の現在の運転領域を判別し、現在の運転領域が
上記設定した切換ライン未満の場合には、ステップSa
6で第1の排気ターボ過給機204のみを作動させる一
方、切換ライン以上の場合には、ステップSa7で第1
及び第2の排気ターボ過給機204,206を作動させ
て、リターンする。
【0034】よって、上記図2の制御フローにおいて、
ステップSa2,Sa4により、図3の切換ラインの設
定エンジン回転数を破線で示す切換ラインAから実線で
示す切換ラインBに低く変更して、排気圧力の上昇を押
えるように上記可変排圧手段300を制御するようにし
た排圧制御手段301を構成している。
【0035】したがって、本実施例においては、第1の
排気タ−ボ過給機204のみが作動する領域おいて、図
3破線の切換ラインA近傍の領域では排気圧力は高くな
る。この排気圧力は、使用するアルコール含有燃料のア
ルコール濃度が設定値(80%)以上に高い場合には顕
著に高くなり、その一部がエンジン201の燃焼室に持
込まれる量が多くなる状況である。
【0036】しかし、使用燃料のアルコール濃度が設定
値(80%)以上の場合には、上記切換ラインAが低回
転側の切換ラインBに変更されて、両切換ラインA,B
で挟まれる領域では本来第1の排気タ−ボ過給機1のみ
が作動するものの、第2の排気タ−ボ過給機206も作
動し、これにより排気通路の排気圧力が低下する。その
結果、燃焼室への排気の持込み量が減少し、エンジン出
力の向上が図られると共に、排圧の低下に伴い排気ガス
温度も低下して、排気系及びこれに配置される触媒装置
等の配置機器の信頼性が良好に確保される。
【0037】図4は請求項1〜請求項3記載の発明の他
の実施例を示す。同図において、1はロータリエンジン
であって、該ロータリエンジン1は、2節トロコイド状
の内周面2aを有するロータハウジング2と、その両側
に位置するサイドハウジング3とで形成されたケーシン
グ4内を、略三角形状のロータ5が出力軸としてのエキ
セントリックシャフト6に支承されて遊星回転運動し、
該ロータの回転に伴ってケーシング4内を3つの作動室
7,7,7に区画して、吸気、圧縮、爆発、膨張および
排気の各行程を順次行うものである。
【0038】上記サイドハウジング3の一方には、ロー
タ5の側面により開閉される吸気ポート10が開口さ
れ、該吸気ポート10には、吸気を作動室7に供給する
1つの吸気通路11が接続されていて、該吸気通路11
の上流端はエアクリーナ12を介して大気に連通すると
共に、吸気通路11の途中には、吸入空気量を調整する
スロットル弁13と、該スロットル弁13の上流側でエ
ンジン1の吸入空気量を検出するエアフローセンサ14
と、上記スロットル弁13の下流側で燃料を噴射供給す
る1次側及び2次側の2個の燃料噴射弁15,16とが
各々設定距離隔てて直列に配設され、該1次側噴射弁1
5は上記吸気ポート10の近傍に配置されている。
【0039】上記1次側及び2次側の噴射弁15,16
は、燃料ポンプ20を介設した燃料供給通路21に直列
に接続されると共に、該燃料供給通路21の上流端は燃
料タンク22に連通接続されると共に、途中には燃料圧
力を調整するプレッシャーレギュレータ23と、燃料圧
力の脈動抑制用のダンパー24とが介設されている。そ
して、余剰燃料は燃料戻し通路25を経て上記燃料タン
ク22に戻される。上記燃料タンク22内には、ガソリ
ンとメタノールとを混合したアルコール含有燃料Aが貯
溜されていると共に、該アルコール含有燃料Aのアルコ
ール濃度を例えば周知の光学式により検出する濃度検出
手段としての濃度センサ26が配置されている。
【0040】また、27はエンジン1の排気ポ−トであ
って、該排気ポ−ト27には排気通路28が連通接続さ
れ、該排気通路28には上流から順に触媒コンバータ2
9及びサイレンサ30が配設され、該サイレンサ30に
は排気通路28と並列に他の排気通路31が接続され、
該排気通路31の途中には排圧コントロール用の抵抗要
素としての開閉弁32が配置され、該開閉弁32はモー
タ33により駆動される。尚、図中35,35は点火プ
ラグ、36,36は点火コイルである。
【0041】更に、図1において、40はスロットル弁
13の開度を検出する開度センサ、41はスロットル弁
13下流側の吸気負圧を検出する負圧センサであって、
該各センサ及び上記濃度センサ26の検出信号は、内部
にCPU等を備えたコントローラ45に入力されてい
る。該コントローラ45は、上記排気通路31の開閉弁
32をエンジン運転状態に応じて開閉制御する機能を有
する。
【0042】次に、上記コントローラ45による開閉弁
32の制御を図5の制御フローに基いて説明する。スタ
ートして、ステップSb1で上記開度センサ40等の各
種信号を読み込んだ後、ステップSb2で開閉弁32の
開閉を切換えるエンジン回転数Nesを、図6に示すよ
うに濃度センサ26により検出したアルコール含有燃料
Aのアルコール濃度CAに応じて、アルコール濃度CA
が高くなるほど低回転数になるように設定する。
【0043】その後は、ステップSb3で実際のエンジ
ン回転数を把握し、該エンジン回転数Neを上記設定切
換回転数Nesと比較し、Ne<Nesの低回転時に
は、ステップSb4で開閉弁32を閉制御し、Ne≧N
esの高回転時には、ステップSb5で開閉弁32を開
制御して、リターンする。
【0044】よって、上記図5の制御フローにおいて、
ステップS3〜Sb5により、エンジン回転数Neが設
定値Nes未満のとき開閉弁32を閉制御して排気通路
28の排気圧力を高め、設定値Nes以上のとき開閉弁
32を開制御して排気圧力を低下させるようにした可変
排圧手段46を構成している。また、同制御フローのス
テップSb2により、アルコール濃度CAが高くなるほ
ど、上記可変排圧手段46の切換回転数Nesを低回転
数側に低く変更する排圧制御手段47を構成している。
【0045】したがって、本実施例においては、燃料タ
ンク22内のアルコール含有燃料Aのアルコール濃度C
Aが低い際には、排気通路31の開閉弁32は、エンジ
ン回転数Neが比較的高い設定切換回転数Nesに上昇
した時点で開動作する。
【0046】しかし、アルコール濃度CAが高くなっ
て、同一運転状態でも排圧の上昇の程度が大きくなった
状況では、上記の切換回転数Nesが低回転数側に変更
されて、エンジン回転数が比較的低回転数の段階で開閉
弁32が早期に開作動するので、排気通路28の排圧の
上昇が抑制される。よって、上記実施例と同様に、排気
ガスの作動室7への排気ガスの持込み量を減少させてエ
ンジン出力の向上を図ることができると共に、排気ガス
温度を低下させて排気系及びこれに配置する触媒コンバ
ータ29等の信頼性を確保することできる。
【0047】図7は請求項4記載の発明の実施例を示
し、2ロータ式の過給機付きロータリエンジン1´の制
御装置に適用したものであって、2つの独立吸気通路の
うち高負荷用の2次側吸気通路をアルコール濃度が設定
値以上のときには強制的に閉状態を維持して、吸気充填
量の増大を抑制するようにしたものである.つまり、図
7において、2個のロータハウジング2´,2´と、そ
の両側に位置するセンターハウジング3a´及び2個の
サイドハウジング3b´,3b´とで形成された2つの
ケーシング4´,4´内には、各々ロータ5´によって
作動室7´が区画され、該各作動室7´,7´には、各
々互いに独立した1次側吸気通路50及び2次側吸気通
路51が連通している。該各吸気通路50,51には、
各々1次側噴射弁15´が作動室7´近傍に配置される
と共に、2次側噴射弁16´が作動室7´の近傍位置よ
りも上流側に配置されている。
【0048】上記1次側及び2次側吸気通路50,51
は、各々上流側が集合され、この1次側集合吸気通路5
2には1次側スロットル弁53が配置され、2次側集合
吸気通路54にも上記1次側スロットル弁53と連動す
る2次側スロットル弁55が配置されている。
【0049】そして、上記各スロットル弁53,55下
流側は互いに連通路56にて連通されていると共に、該
連通路56の下流側の2次側集合吸気通路54には、該
通路54を開閉する常閉型の開閉弁57が配置されてい
る。該開閉弁57にはアクチュエータ58が接続され、
該アクチュエータ58は、1次側集合吸気通路52の吸
気負圧がチェック弁60を経て導かれる負圧タンク61
と、該負圧タンク61の負圧をダイヤフラム機構62の
負圧室62aに導く電磁弁63とで構成され、該電磁弁
63のON時には、負圧タンク61の負圧をダイヤフラ
ム機構62の負圧室62aに導いて、そのダイヤフラム
62bの偏倚により開閉弁63を開作動させるように構
成されている。
【0050】次に、上記電磁弁63のON−OFF制
御,つまり開閉弁57の開閉制御を図8の制御フローに
基いて説明する。同図において、スタートして、ステッ
プSc1で各種センサからの信号を読込んだ後、ステッ
プSc2で図9に実線で示す設定吸気量ラインを基準
に、運転状態が該設定吸気量ライン未満か否かを判別
し、該吸気量ライン未満の運転状態では、ステップSc
3で電磁弁63をOFF制御して開閉弁57を閉状態に
し、2次側集合吸気通路54を閉じる。一方、運転状態
が上記の設定吸気量ライン以上の場合には、ステップS
c4で使用燃料のアルコール濃度CAが設定値(80
%)以上か否かを判別し、CA<80%の低い場合には
通常通りステップSc5で電磁弁63をON制御して開
閉弁57を開動作させ、2次側吸気通路54を開くが、
アルコール濃度CAがCA≧80%の高い場合には、ス
テップSc3に戻って電磁弁63をOFF制御して開閉
弁57を閉じ、2次側集合吸気通路54を閉じて吸気充
填量の増大を抑制する。
【0051】よって、上記の制御フローのステップSc
2,Sc3及びSc5により、開閉弁57を開閉制御し
てエンジン1への吸気充填量を図9の設定吸気量ライン
以上の領域で増大するように可変調整するようにした可
変排圧手段50を構成している。また、同制御フローの
ステップSc3及びSc4により、アルコール濃度CA
が設定値(80%)以上に高いとき、開閉弁57の閉制
御により2次側集合吸気通路54を閉じて、吸気充填量
の増大を抑制するようにした排圧制御手段51を構成し
ている。
【0052】したがって、本実施例においては、使用燃
料のアルコール濃度が設定値(80%)以上に高い場合
には、開閉弁57の閉制御により2次側集合吸気通路5
4を閉じて吸気充填量の増大が抑制され、これにより排
気通路の排気圧力の増大が抑えられるので、以上の説明
と同様にエンジン出力の向上並びに排気系及びこれに配
置する機器の信頼性の向上を図ることができる。
【0053】図10は請求項5記載の発明の実施例を示
し、エンジンの高出力時にアルコール含有燃料の供給量
を減量し、その燃料相当分をガソリン燃料で補うことに
より、排気ガス量の増大を抑制するものである。
【0054】つまり、同図において、スタートして、ス
テップSd1で吸入空気量Qの他、エンジン回転数N
e、エンジン冷却水温tw等のエンジン状態の検出信号
を入力すると共に、ステップSd2で外気条件、例えば
外気温度to、外気圧力po等を入力し、ステップSd
3で車両の状態、例えば車載エアコンの状態や自動変速
機の変速位置等を入力する。
【0055】その後、ステップSd4で基本噴射パルス
幅τoを演算する。この演算は、吸入空気量Q及びエン
ジン回転数Neに基いて、演算式τo=k・Q/Ne
(kは修正係数である)により算出する。続いて、ステ
ップSd5で外気温度補正量kto,水温補正量kw ,大
気圧補正量kpo,アルコール濃度補正量kCAを演算し、
これ等補正値の合計値k(=kto+kw +kpo+kCA)
を求める。ここに、アルコール濃度補正量kCAは、アル
コール濃度CAが大になるのに応じて比例的に増大する
特性に基いて設定する。
【0056】その後、ステップSd6で混合気の空燃比
のフィードバック制御において、空燃比センサで検出し
た実際の空燃比と運転状態に応じた目標空燃比とのズレ
が設定値以上か否かを判別し、ズレが設定値未満の場合
にはステップSd7で空燃比のフィードバック制御によ
る補正燃料としてアルコール含有燃料を使用することと
して、上記空燃比のズレに対応するアルコール含有燃料
の補正値kA を演算する。これに対し、空燃比のズレが
設定値以上に大きい場合には、ステップSd8でフィー
ドバック制御による補正燃料としてガソリン燃料を使用
することとして、空燃比のズレに対応するガソリンの補
正値kG を演算すると共に、ステップSd9で前回のア
ルコール燃料の補正値kA をそのまま保持しておく。
【0057】その後、ステップSd10でエンジン運転
状態が高吸気量域であるガソリンの供給領域にあるか否
かを判別し、このガソリン供給領域にある場合には先ず
ステップSd11で使用燃料のアルコール濃度CAが設
定値(80%)以上か否かを判別し、CA<80%の場
合にはステップSd12で通常通りガソリンの燃料増量
分kG'をエンジン冷却水温度tw や外気温度to に応じ
て演算する。これに対し、アルコール濃度CAがCA≧
80%の高い場合には、ステップSd13でアルコール
含有燃料を設定量kA'だけ減量すると共に、ステップS
d14でエンジン冷却水温度tw や外気温度toに基い
て高吸気量に対応するガソリンの燃料増量分kG'と、上
記アルコール含有燃料の減量分(設定量kA')に相当す
る燃料量kG'' 分とのガソリン燃料を増量するようにガ
ソリンの増量燃料量(kG'+kG'' )を演算する。
【0058】そして、その後は、ステップSd15で増
減すべきガソリンの噴射量τG を演算式τG =(kG +
kG'+kG'' )にて算出決定すると共に、ステップSd
16で噴射すべき合計アルコール燃料量τA を演算式τ
A =(k+kA −kA')・τoにて算出決定し、ステッ
プSd17でこれ等の燃料を噴射するように燃料噴射弁
を作動制御して、ステップSd1に戻る。
【0059】よって、上記制御フローのステップSd4
により、アルコール含有燃料の供給量を調整する可変排
圧手段52を構成していると共に、ステップSd11及
びSd13により、エンジンの高出力時にアルコール含
有燃料の供給量を減少させるようにした排圧制御手段5
3を構成している。
【0060】したがって、本実施例においては、排気ガ
ス圧力が上昇する高出力時には、アルコール含有燃料量
が設定量kA'だけ減量されると共に、これに相当する量
kG'' のガソリン燃料が増量されるので、同一エンジン
出力を得ながら、排気ガス量を低減して排気ガス圧力を
低下させることができる。よって、以上の説明と同様に
排気ガスのエンジン燃焼室への持込み量を制限してエン
ジン出力の向上を図ることができると共に、排気ガス温
度を低下させて排気系及びこれに配置する触媒コンバー
タ等の機器の信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項3記載の発明の実施例を示す全体構成図
である。
【図2】排気タ−ボ過給機の作動個数の切換制御を示す
フローチャート図である。
【図3】同過給機の作動個数の切換ラインを示す説明図
である。
【図4】請求項3記載の発明の他の実施例を示す全体構
成図である。
【図5】開閉弁の開閉制御を示すフローチャート図であ
る。
【図6】同開閉弁の開閉の切換回転数特性を示す図であ
る。
【図7】請求項4記載の発明の実施例を示す全体構成図
である。
【図8】同電磁弁のON−OFF制御を示すフローチャ
ート図である。
【図9】同開閉弁の開領域及び閉領域を示す説明図であ
る。
【図10】請求項5記載の発明の実施例を示す燃料噴射
量制御を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1,201 エンジン 28 排気通路 32 開閉弁 46,50,52 可変排圧手段 300 可変排圧手段 47,51,53 排圧制御手段 301 排圧制御手段 54 2次側集合吸気通路 57 開閉弁 63 電磁弁 204 1次側排気タ−ボ過給機 206 2次側排気タ−ボ過給機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】アルコール含有燃料が供給されるアルコー
    ルエンジンの制御装置であって、排気通路の排気圧力を
    可変調整する可変排圧手段と、上記アルコール含有燃料
    のアルコール濃度を検出する濃度検出手段と、該濃度検
    出手段により検出したアルコール濃度が設定値以上のと
    き、排気圧力の上昇を抑えるように上記可変排圧手段を
    制御する排圧制御手段とを備えたことを特徴とするアル
    コールエンジンの制御装置。 【請求項2】可変排圧手段は排気通路に配置された抵抗
    要素であり、排圧制御手段は排圧を低下させるように上
    記抵抗要素を制御するものであることを特徴とする請求
    項1記載のアルコールエンジンの制御装置。 【請求項3】可変排圧手段は、エンジン回転数が設定回
    転数未満のとき排気圧力を高め、上記設定回転数以上の
    とき排気圧力を低下させるものであり、排圧制御手段は
    上記可変排圧手段の設定回転数を低く変更するものであ
    ることを特徴とする請求項2記載のアルコールエンジン
    の制御装置。 【請求項4】可変排圧手段は吸気充填量を可変調整する
    ものであり、排圧制御手段は吸気充填量の増大を抑制す
    るものであることを特徴とする請求項1記載のアルコー
    ルエンジンの制御装置。 【請求項5】可変排圧手段はアルコール含有燃料の供給
    量を調整するものであり、排圧制御手段はエンジンの高
    出力時にアルコール含有燃料の供給量を減量させるもの
    である請求項1記載のアルコールエンジンの制御装置。
JP15835291A 1991-06-28 1991-06-28 アルコールエンジンの制御装置 Withdrawn JPH055428A (ja)

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