JPH0552464U - 流体制御弁 - Google Patents

流体制御弁

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JPH0552464U
JPH0552464U JP11037591U JP11037591U JPH0552464U JP H0552464 U JPH0552464 U JP H0552464U JP 11037591 U JP11037591 U JP 11037591U JP 11037591 U JP11037591 U JP 11037591U JP H0552464 U JPH0552464 U JP H0552464U
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JP
Japan
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iron core
shaft
valve body
valve
fixed iron
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Application number
JP11037591U
Other languages
English (en)
Inventor
一美 大倉
Original Assignee
株式会社京浜精機製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 流体制御弁の製造コストの低減と小型化を図
る。 【構成】 弁本体1内に固定鉄心12の長手方向軸心線
X−Xに沿う非磁性材料よりなるシャフト9を配置し、
前記シャフト9の固定鉄心12に対向する一端9Cの近
傍には磁性材料よりなる可動鉄心10を固定して配置
し、シャフト9の弁座2に対向する他端9Aには、弁座
2を閉塞し得る弁体11Bを備えたベローズ11を配置
し、前記、シャフト9の一端9Cを固定鉄心12の長手
方向軸心線X−Xに沿うとともに可動鉄心10に向けて
穿設された第1ガイド孔12B内に摺動自在に案内保持
し、シャフト9の他端9Aを固定鉄心12の長手方向軸
心線X−Xに沿うとともに一次側流路3に開口する、弁
本体1又は、弁本体1に螺着された調整スクリュー13
に穿設した第2ガイド孔13A内に摺動自在に案内保持
したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用内燃機関に用いられる流体制御弁に関し、そのうち特に、可 動鉄心の端部に弁座を閉塞する弁体が形成されたベローズを備えた可動鉄心の支 持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の流体制御弁は特開平1−116306号公報に示される。これによると 、固定鉄心に対向して配置される可動鉄心の長手方向軸心線に沿って上下方向に シャフトがのび、このシャフトの上端には弁座を閉塞しうる弁体を備えたベロー ズが固定され、シャフトの下端は固定鉄心を貫通して固定鉄心外へと突出する。 ベローズと可動鉄心の上端との間のシャフトには第1の板バネの中心部が固定的 に配置され、第1の板バネの外周部は弁本体に穿設された位置決め収納孔に配置 されて固定される。 又、固定鉄心を貫通して下方に向けて突出するシャフトの下端には第2の板バネ の中心部が固定的に配置され、第2の板バネの外周部は弁本体の位置決め収納孔 に配置されて固定される。このように、シャフトが第1の板バネ、第2の板バネ によって支持されたことによると、シャフトの長手方向軸心線における移動は許 容され、長手方向軸心線に直交する周方向における振れは抑止される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例によると次の不具合を有す。 シャフトは固定鉄心を貫通して配置されるものであり、シャフトの軸心方向 の長さが大型化する。これによると、流体制御弁を小型にまとめることが困難と なるもので特に車輌への搭載の自由度が阻害される。 シャフトの振れ防止の為に2枚の板バネを設けたことによると、部品点数が 増加するとともに板バネをシャフトへ組みつける為の工数が増加する。 これによると流体制御弁の製造コストが上昇して好ましいものでない。 本考案になる流体制御弁は前記不具合に鑑みなされたもので、流体制御弁を構成 する各部品の製造コストの低減と組みつけを容易とすることによって流体制御弁 の製造コストを低減するとともに可動鉄心の長手軸心方向を短くして小型化され た流体制御弁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案になる流体制御弁は前記目的達成の為に、弁本体を弁座にて一次側流路 と二次側流路とに区分し、前記弁座の開口を、ソレノイドに生起する磁力によっ て、固定鉄心に向けて移動する可動鉄心に、一体的に設けられたベローズの端部 に形成した弁体によって制御した流体制御弁において、 弁本体内に固定鉄心の長手方向軸心線に沿う非磁性材料よりなるシャフトを配置 し、 前記シャフトの固定鉄心に対向する一端の近傍には磁性材料よりなる可動鉄心を 固定して配置し、 シャフトの弁座に対向する他端には、弁座を閉塞し得る弁体を備えたベローズを 配置し、 前記、シャフトの一端を固定鉄心の長手方向軸心線に沿うとともに可動鉄心に向 けて穿設された第1ガイド孔内に摺動自在に案内保持し、 シャフトの他端を固定鉄心の長手方向軸心線に沿うとともに一次側流路に開口す る、弁本体又は、弁本体に螺着された調整スクリューに穿設した第2ガイド孔内 に摺動自在に案内保持したものである。
【0005】
【作用】
可動鉄心は固定鉄心内を貫通しないので可動鉄心を短く形成できるもので、こ れによって流体制御弁を小型化できる。又、シャフトのセンタリング支持は、シ ャフトの一端を固定鉄心の第1ガイド孔にて摺動自在に案内保持し、シャフトの 他端を第2ガイド孔にて保持したことによって行なったので部品点数の削減と組 みつけ工数の削減を達成できた。
【0006】
【実施例】
以下、本考案になる流体制御弁の一実施例を図により説明する。 図1は流体制御弁の縦断面図、図2は図1のZ−Z線における要部拡大横断面図 である。 1は弁本体であって、流路に設けた弁座2によって一次側流路3と二次側流路4 とに区分され、一次側流路3は例えば大気に連絡され、二次側流路4は例えば気 化器の吸気路に連絡される。(気化器は図示されない) 5は二次側流路4より係止段部6を介して弁本体1の上端Aに向かって開口する 位置決め収納孔であって円筒形をなす。
【0007】 12は固定鉄心であって、その周囲にボビン15を介してソレノイド7が巻回 され、ソレノイド7の周囲に磁性材料よりなるハウジング8が配置される。ハウ ジング8は円筒形状をなし、その下部8Aは位置決め収納孔5内へ圧入又は挿入 され、上部8Bは固定鉄心12の側方拡大鍔部12Aにカシメて結合される。而 して固定鉄心12、ハウジング8及び後述する可動鉄心によって磁気回路が形成 される。
【0008】 9は、弁本体1内にあって固定鉄心12の長手方向軸心線X−Xに沿う非磁性 材料よりなるシャフトであり、弁座2側のシャフト9の他端9Aの近傍には弁座 2に対向する第1段部9Bが形成され、固定鉄心12側のシャフト9の一端9C の近傍には固定鉄心12に対向する第2段部9Dが形成される。
【0009】 10はシャフト9の第2段部9D上に配置されて固定鉄心12に対向する磁性 材料よりなる可動鉄心であり、11はその内外の圧力差に応じて伸縮動作するベ ローズであって、胴部に伸縮自在な蛇腹部11Aが形成され、蛇腹部11Aの下 端には弁座2を開閉する弁体11Bが形成され、蛇腹部11Aの上端には蛇腹部 11Aより大径の鍔部11Cが形成される。尚、弁体11Bには蛇腹部11Aの 内外を連通する連通孔11Dが穿設される。 本実施例において鍔部11Cは薄板金属材料をプレス加工によって形成して蛇腹 部11Aの上部に気密的に結合し、環状の鍔部11Cが外側方に向かってのびる 。このベローズ11はシャフト9の第1段部9B上に配置され、弁体11Bが弁 座2に対向する。
【0010】 そして、固定鉄心12の可動鉄心10に対向する端部には固定鉄心12の長手 方向軸心線X−Xに沿う第1ガイド孔12Bが穿設されるもので、この第1ガイ ド孔12Bがシャフト9の一端9Cを摺動自在に案内する。
【0011】 又、一次側流路3の底部には弁本体3に螺着された調整スクリュー13が開口 するもので、この調整スクリュー13は調整スクリュー13と弁体11Bとの間 に縮設されて弁体11Bを弁座2より引離す方向に作用するスプリング23のバ ネ力を調整する。そして、この調整スクリュー13には、固定鉄心12の長手方 向軸心線X−Xに沿い、一次側流路3内に開口する第2ガイド孔13Aが穿設さ れる。而して第1ガイド孔12Bと第2ガイド孔13Aの孔の軸心は固定鉄心1 2の長手方向軸心線X−Xに沿って同一線上に配置されることになる。そして、 この第2ガイド孔13Aがシャフト9の他端9Aを摺動自在に案内する。 尚、24は固定鉄心12と可動鉄心10との間に縮設され、可動鉄心10を固定 鉄心12より引離す作用をなす可動鉄心スプリングであり、可動鉄心スプリング 24のバネ力はスプリング23のバネ力より強く設定される。
【0012】 組みつけは以下により行なわれる。 まずシャフトアッセンブリーSは図3の如く形成される。 シャフト9の第1段部9B上にベローズ11を固定的に取着するもので、具体的 には弁体11Bの中心に穿設した取りつけ孔11Eをシャフト9の他端9Aを介 して第1段部9Bに向けて圧入した。このベローズ11のシャフト9への取着は 圧入、カシメ、接着、ナット締め等その取着手段は適宜決定される。これによる と、シャフト9の他端9Aの近傍にベーロズ11の弁体11Bが固定的に配置さ れ、鍔部11Cは第1段部9Bより上方(第2段部9D側)に位置する。 次に、シャフト9の一端9Cを介して可動鉄心10の中心に設けた取りつけ孔1 0Aを第2段部9Dに向けて圧入する。これによると、可動鉄心10はシャフト 9の第2段部9D上に固定されるものである。 以上をもってシャフト9の一端9Cの近傍には可動鉄心10が固定的に配置され 、シャフト9の端端9Aの近傍には弁体11Bを含むベローズ11が固定的に配 置された。シャフト9の一端9Cは可動鉄心10より上方に向けて突出し、シャ フト9の他端9Aは弁体11Bより下方に向けて突出する。
【0013】 固定鉄心アッセンブリーKは図4の如く形成される。 ハウジング8の内底部8C上にソレノイド7を巻回されたボビン15を配置し、 ボビン15の中心に設けた貫通孔15A内に上方より固定鉄心12を挿入する。 これによると固定鉄心12の側方拡大鍔部12Aはボビン15の鍔部15B及び ハウジング8の上部8Bの係止段部8D上に配置され、かかる状態においてハウ ジング8の上部8Bを固定鉄心12の側方拡大鍔部12Aに向けて内方へカシメ る。
【0014】 そして、流体制御弁Vは次のように組みつけられる。 弁本体1の上端Aに開口する位置決め収納孔5内にシャフトアッセンブリーSを 挿入する。これによると、ベローズ11の鍔部11Cが弁本体1の係止段部6上 に配置される。 そして、ベローズ11の弁体11Bは弁座2に向けて配置され、可動鉄心10は 弁本体1の上端Aに向けて配置され、更にシャフト9の一端9Cは可動鉄心10 より上方に向けて突出する。
【0015】 次いで固定鉄心12と可動鉄心10との間に可動鉄心スプリング24を配置す るとともに固定鉄心アッセンブリーKのハウジング8の下部8Aを弁本体1の上 端Aより係止段部6に向けて位置決め収納孔5内へ圧入する。これによると、ハ ウジング8の下部8Aは、ベローズ11の鍔部11Cの外周部を係止段部6に押 圧して固定するものであり、もって固定鉄心アッセンブリーKが弁本体1に固定 された。 かかる状態において、シャフト9の一端9Cは固定鉄心12の第1ガイド孔12 B内に挿入され、シャフト9の一端9Cが第1ガイド孔12Bに摺動自在に案内 保持される。 一方、シャフト9の他端9Aは調整スクリュー13の第2ガイド孔13A内に挿 入され、シャフト9の他端9Aが第2ガイド孔13Aに摺動自在に案内保持され る。
【0016】 以上によると、ソレノイド7への非通電時において、弁体11Bは可動鉄心ス プリング24のバネ力によって弁座2に当接されて一次側流路3と二次側流路4 とを閉塞保持し、一方、ソレノイド7への通電時においては、ソレノイド7に流 れる電流に応じて可動鉄心10は固定鉄心12に向けて上方向に移動し、弁体1 1Bをして弁座2の開口を制御するものであり、ベローズ11は一次側流路3内 の圧力変化を弁体11Bの連通孔11Dを介してベローズ11内へ作用させて一 次側流路3内の圧力変化に対して補償し得る。
【0017】 ここで本考案によれば、シャフト9のセンタリング支持を、シャフト9の一端 9Cを固定鉄心12の第1ガイド孔12Bにて支持し、シャフト9の他端9Aを 調整スクリュー13の第2ガイド孔13Aにて2点支持するとともにシャフト9 の両端を支持したので、可動鉄心10、ベローズ11を固定されたシャフト9は 、固定鉄心12の長手方向軸心線X−Xに沿うシャフト9の長手方向軸心線Y− Yにおいて周方向に芯振れすることなく図において垂直方向に良好に移動しうる ものである。尚、本実施例における第2ガイド孔13Aは調整スクリュー13に 穿設したが弁本体1に直接穿設してもよい。
【0018】 尚、シャフト9の一端9C、他端9Aに、シャフト9の長手方向軸心線Y−Y に沿う逃し溝9Eを設けたことによると、シャフト9の一端9Cと固定鉄心12 の第1ガイド孔12B及びシャフト9の他端9Aと第2ガイド孔13Aとのセン タリング支持機能を有しつつその接触面積を減少させることができたので、シャ フト9の移動に対する摺動抵抗を減少でき、シャフト9の動特性を向上できたも のである。この逃し溝9Eに相当する逃し溝は第1ガイド孔12B及び第2ガイ ド孔13Aの内周に設けてもよいものである。
【0019】 又、ソレノイド7への通電によって、可動鉄心10が固定鉄心12にもっとも 近づき、弁体11Bが弁座2をもっとも開放した状態において、シャフト9の一 端9Cの端部9F(図1において上端)をガイド孔12Bの底部12C(図1に おいてガイド孔12Bの上底部)に当接するとともに可動鉄心10と固定鉄心1 2との間にわずかな空隙を形成させたことによると、可動鉄心10と固定鉄心1 2との間の空隙がマグネットキラーの役目をなし、ソレノイド7への通電を断っ た際におけるシャフト9、ベローズ11、を含む可動鉄心10の復帰性の向上を 図ることができる。 尚、シャフト9の端部9Fが固定鉄心12のガイド孔12Bの底部12Cに当接 するシャフト9が非磁性材料によって形成されたことにより固定鉄心12とシャ フト9との間に磁気が生ずるものでなくシャフト9の復帰に悪影響を及ぼすこと がない。
【0020】
【考案の効果】
以上の如く、本考案になる流体制御弁によると、弁本体を弁座にて一次側流路 と二次側流路とに区分し、前記弁座の開口を、ソレノイドに生起する磁力によっ て、固定鉄心に向けて移動する可動鉄心に、一体的に設けられたベローズの端部 に形成した弁体によって制御した流体制御弁において、 弁本体内に固定鉄心の長手方向軸心線に沿う非磁性材料よりなるシャフトを配置 し、 前記シャフトの固定鉄心に対向する一端の近傍には磁性材料よりなる可動鉄心を 固定して配置し、 シャフトの弁座に対向する他端には、弁座を閉塞し得る弁体を備えたベローズを 配置し、 前記、シャフトの一端を固定鉄心の長手方向軸心線に沿うとともに可動鉄心に向 けて穿設された第1ガイド孔内に摺動自在に案内保持し、 シャフトの他端を固定鉄心の長手方向軸心線に沿うとともに一次側流路に開口す る、弁本体又は、弁本体に螺着された調整スクリューに穿設した第2ガイド孔内 に摺動自在に案内保持したので、固定鉄心の軸心方向長さを短縮でき、これによ って流体制御弁をコンパクトにまとめることができ、車輌への搭載の自由度を大 きく向上できたものである。
【0021】 又、可動鉄心、ベローズを含むシャフトのセンタリング支持を、流体制御弁が 本来有するシャフトと固定鉄心、及びシャフトと調整スクリュー又は弁本体との 支持とによって行なったので、シャフトの支持に要する部品点数を削減すること ができ流体制御弁の製造コストの低減を図ることができた。
【0022】 又、流体制御弁の組みつけは、サブアッセンブリー状態にあるシャフトアッセ ンブリーと固定鉄心アッセンブリーとを弁本体の位置決め収納孔内に順次挿入配 置すればよいので、その組みつけが極めて簡単に行なうことができ製造コストの 低減を達成できる。
【0023】 又、シャフトの外周又はガイド孔の内周にシャフトの長手方向軸心線に沿う逃 し溝を穿設したことによると、シャフトとガイド孔との摺動抵抗を減少させるこ とができたもので、可動鉄心、ベローズの開閉移動方向における動特性の向上を 図ることができたものである。
【0024】 又、可動鉄心が固定鉄心に吸引されて弁体が弁座を開放した際において、シャ フトの一端の端部をガイド孔の底部に当接させるとともに可動鉄心と固定鉄心と の間に空隙を形成させたことによると、格別なるマグネットキラー部材を用いる ことなくマグネットキラーに相当する空隙が固定鉄心と可動鉄心との間に形成で きたもので、ソレノイドへの通電を断った際における可動鉄心の復帰を確実に行 なうことができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案になる流体制御弁の一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】図1のZ−Zにおける固定鉄心とシャフトの要
部拡大横断面図である。
【図3】シャフトアッセンブリーを示す縦断面図であ
る。
【図4】固定鉄心アッセンブリーを示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 弁本体 2 弁座 9 シャフト 9A シャフトの他端 9C シャフトの一端 9E 逃し溝 9F シャフトの一端の端部 10 可動鉄心 11 ベローズ 11B 弁体 12 固定鉄心 12B 第1ガイド孔 12C ガイド孔の底部 13A 第2ガイド孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁本体を弁座にて一次側流路と二次側流
    路とに区分し、前記弁座の開口を、ソレノイドに生起す
    る磁力によって、固定鉄心に向けて移動する可動鉄心に
    一体的に設けられたベローズの端部に形成した弁体によ
    って制御した流体制御弁において、 弁本体1内に固定鉄心12の長手方向軸心線X−Xに沿
    う非磁性材料よりなるシャフト9を配置し、 前記シャフト9の固定鉄心12に対向する一端9Cの近
    傍には磁性材料よりなる可動鉄心10を固定して配置
    し、 シャフト9の弁座2に対向する他端9Aには、弁座2を
    閉塞し得る弁体11Bを備えたベローズ11を配置し、 前記、シャフト9の一端9Cを固定鉄心12の長手方向
    軸心線X−Xに沿うとともに可動鉄心10に向けて穿設
    された第1ガイド孔12B内に摺動自在に案内保持し、 シャフト9の他端9Aを固定鉄心12の長手方向軸心線
    X−Xに沿うとともに一次側流路3に開口する、弁本体
    1又は、弁本体1に螺着された調整スクリュー13に穿
    設した第2ガイド孔13A内に摺動自在に案内保持して
    なる流体制御弁。
  2. 【請求項2】 前記、シャフト9の一端9Cと他端9A
    の外周又は第1ガイド孔12Bと第2ガイド孔13Aの
    内周に、シャフト9の長手方向軸心線Y−Yに沿う逃し
    溝9Eを穿設してなる請求項1に記載の流体制御弁。
  3. 【請求項3】 前記、可動鉄心10が固定鉄心12に吸
    引されて弁体11Bが弁座2を開放した際において、シ
    ャフト9の一端9Cの端部9Fをガイド孔12Bの底部
    12Cに当接させるとともに可動鉄心10と固定鉄心1
    2との間に空隙を形成させてなる請求項1に記載の流体
    制御弁。
JP11037591U 1991-12-16 1991-12-16 流体制御弁 Pending JPH0552464U (ja)

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