JPH0551147A - 電子写真装置の用紙搬送装置 - Google Patents
電子写真装置の用紙搬送装置Info
- Publication number
- JPH0551147A JPH0551147A JP3210596A JP21059691A JPH0551147A JP H0551147 A JPH0551147 A JP H0551147A JP 3210596 A JP3210596 A JP 3210596A JP 21059691 A JP21059691 A JP 21059691A JP H0551147 A JPH0551147 A JP H0551147A
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- endless belt
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- Pending
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
得る電子写真装置の定着装置を提供する。 【構成】 転写部10と定着部14との間に通気性の無
端ベルト19を有するベルトコンベア13設け、転写部
10に対して最小の用紙12の長さより短い間隔を開け
て位置する吸気ファンと定着部14に対して最小の用紙
12の長さより短い間隔を開けて位置する吸気ファンと
を含む複数の吸気ファン21,22を互いに最小の用紙
12の長さよりも短い間隔を開けて用紙搬送方向に沿っ
て配設し、用紙12が転写部10から解放されて定着部
14に挾持されるまでの間において、常に用紙12を何
れかの吸気ファン21,22により無端ベルト19に吸
引して搬送力を付与することで、用紙12の斜行と送り
量の乱れとを防止する。
Description
送装置に関する。
ー画像を用紙に転写する転写部と、用紙に転写された転
写画像を定着する定着部との間にベルトコンベアを設
け、このベルトコンベアにより転写部から定着部に用紙
を搬送するようしにした電子写真装置の用紙搬送装置に
おいて、実開平1−75058号公報に記載されている
ように、ベルトコンベアを構成する通気性のある無端ベ
ルトの内方に吸気ファンを固定的に設け、吸気ファンの
吸気作用により用紙を無端ベルトの表面に吸引しながら
用紙をベルトコンベアで定着部に搬送するようにした考
案がある。
記載されているように、ベルトコンベアの無端ベルトの
幅方向に沿って複数の吸気ファンを配設し、搬送する用
紙幅に応じて駆動する吸気ファンを選択するようにした
考案がある。
て、始めは転写部により搬送力を受け、続いて吸気ファ
ンにより無端ベルトに吸引されて無端ベルトから搬送力
を受け、さらに定着部により搬送力を受けるが、従来の
ものは、転写部と定着部との間隔に対して使用する用紙
長さが著しく短い場合、用紙が転写部から離れて定着部
に達しない過程があり、かつ、吸気ファンから外れた位
置では用紙が無端ベルトに吸引されない過程がある。こ
の結果、用紙が斜行し、或いは、無端ベルトに対して用
紙がスリップして搬送位置が狂うことがある。
された考案は、無端ベルトが巻回される駆動ローラと従
動ローラとの両端を保持する側板の内面で用紙の両側を
案内するが、側板が電子写真装置の本体に固定されてい
るため、無端ベルト及び吸気ファンの交換やメンテナン
スに際しては、背面側の側板を本体から外した後に前面
側の側板を分解しなければならず、取り扱いが極めて面
倒である。
に記載された考案は、用紙幅が広い場合には、用紙幅方
向に沿設された吸気ファンのうち、駆動する吸気ファン
の数を増やすことにより、用紙の中央のみならず両側を
無端ベルトに確実に吸引することができるが、用紙が吸
気ファンの真上を過ぎると無端ベルトに対してスリップ
し易くなる。しかも、各種の用紙幅に対応させて用紙幅
方向に多数の吸気ファンを配列しなければならず、さら
に、無端ベルトの幅を最大幅の用紙に合わせて広くしな
ければならないのでコストが高くなる。
体の外周面で現像されたトナー画像を用紙に転写する転
写部とこの用紙に転写された転写画像を定着する定着部
とを所定の間隔を開けて配設し、前記転写部と前記定着
部との間に通気性のある無端ベルトを有するベルトコン
ベアを設け、前記転写部に対して最小の用紙長さより短
い間隔を開けて位置する吸気ファンと前記定着部に対し
て最小の用紙長さより短い間隔を開けて位置する吸気フ
ァンとを含む複数の吸気ファンを互いに最小の用紙長さ
よりも短い間隔を開けて隣接させるとともに吸気側を用
紙搬送面側の前記無端ベルトの内面に対向させて前記用
紙の搬送方向に沿わせて配設した。
動部に連結された回転自在の出力部を有する支持体を転
写部と定着部との間に設け、前記支持体の中央部に着脱
自在に装着された枠体に、前記出力部に着脱自在に連結
される入力部を有する駆動ローラと従動ローラとの両端
を回転自在に設けてこれらの駆動ローラと従動ローラと
に通気性を有する無端ベルトを巻回するとともに複数の
吸気ファンを装着してベルトコンベアを形成した。
て、最小の用紙幅よりも無端ベルトの幅を狭くし、この
無端ベルトの幅よりも吸気ファンの径を小さく定めた。
対して著しく短い用紙を搬送する場合にでも、転写部か
ら解放されて定着部に挾持されるまでの中間過程におい
て、常に用紙を何れかの吸気ファンにより無端ベルトに
吸引して無端ベルトから用紙に搬送力を付与することが
でき、これにより、転写部と定着部との間の搬送過程に
おいて、用紙が自由に動き得る状態を回避して用紙の斜
行を防止するとともに用紙の送り量を正確に定めること
ができる。
た駆動ローラと従動ローラと吸気ファンとを保持する枠
体を支持体から容易に取り外すことができるため、無端
ベルトや吸気ファンのメンテナンスを容易に行うことが
できる。
吸気ファンにより無端ベルトに吸引させることができる
ため、無端ベルトの幅より小さい吸気ファンを用いても
吸引作用を促進させることができ、また、最小の用紙幅
より狭い無端ベルトを用いることによりコストダウンを
図ることができる。
基づいて説明する。まず、図2に電子写真装置の全体の
構造を示す。図中、1は回転自在の感光体で、この感光
体1の周囲には、この感光体1に電荷を印加して帯電さ
せる帯電チャージャ2と、この帯電部分に印字信号に基
づいてレーザー光3を照射して静電潜像を形成する露光
部(図示せず)と、感光体1上の静電潜像を現像する現
像器4と、感光体1上の現像画像が転写される中間転写
ベルト5と、感光体1を清掃するクリーニング部6とが
配列されている。この中間転写ベルト5は正逆回転自在
のモータに駆動されるローラ7を含む複数のローラ7に
巻回され、これらのローラ7の一つには電源8からバイ
アスが印加される。そして、中間転写ベルト5とこの中
間転写ベルト5に接触する転写ローラ9とにより転写部
10が形成されている。この転写ローラ9には電源11
からバイアスが印加される。
ン、イエローの複数の現像部を有し、カラー現像に際し
ては、これらの現像部により感光体1上の静電潜像を現
像するものである。また、前記中間転写ベルト5は、一
色の現像画像が感光体1から転写される度に図示しない
機構により感光体1から離反された状態でスタート位置
まで逆方向に駆動され、感光体1上に現像された次の色
の現像画像を転写させるために感光体1に接触された状
態で正方向に駆動される動作を繰り返す。これにより、
中間転写ベルト5に複数色の現像画像が重なって転写さ
れる。
て駆動される給紙部(図示せず)によって供給される用
紙12は、中間転写ベルト5と転写ローラ9との間を通
過する時に中間転写ベルト5に転写された画像が用紙1
2に転写される。この用紙12はベルトコンベア13に
より定着部14に搬送される。この定着部14は、ヒー
タを内蔵するヒートローラ15とプレスローラ16とよ
りなり、これらのヒートローラ15とプレスローラ16
とで用紙12を挾持して熱と圧力とを用紙12に付与す
ることにより、転写画像が定着される。
される駆動ローラ17と従動ローラ18とに通気性を有
する無端ベルト19を巻回することにより形成され、複
数のローラ20により支えられている。そして、このベ
ルトコンベア13には複数の吸気ファン21,22が用
紙12の搬送方向に沿って配設されている。
1,22の吸気側の開口部23は用紙搬送面側の無端ベ
ルト19の内面に対向され、右方の吸気ファン21の開
口部23の外側縁と前記転写部10との間隔L1と、隣
接する吸気ファン21,22の開口部23の内側縁の間
隔L2と、左方の吸気ファン22の開口部23の外側縁
と前記定着部14との間隔L3とは、最小の前記用紙1
2の長さよりも短い間隔に定められている。
着部14との間隔に対して、例えば2分の1以下の短い
用紙12を搬送する場合にでも、転写部10から解放さ
れて定着部14に挾持されるまでの中間過程において、
常に用紙12を何れかの吸気ファン21,22により無
端ベルト19に吸引して無端ベルト19から用紙12に
搬送力を付与することができる。これにより、転写部1
0と定着部14との間の搬送過程において、用紙12が
自由に動き得る状態を回避して用紙12の斜行を防止す
るとともに用紙12の送り量を正確に定めることができ
る。
実施例を図3ないし図5に基づいて説明する。前記実施
例と同一部分は同一符号を用い説明も省略する。図3に
示すように、電子写真装置の本体に位置決めされて固定
された支持体24と、この支持体24に支持されるベル
トコンベア25とが設けられいる。この支持体24の上
面には用紙搬送面26が形成され、中央部にはベルトコ
ンベア25の枠体27を位置決めして着脱自在に支持す
る凹部28が形成されている。この凹部28の一側の端
部にはギヤ29を介してモータ(図示せず)に連結され
た出力部30が回転自在に保持されている。
に示すように、枠体27の両端に回転自在に保持された
駆動ローラ17と従動ローラ18とに通気性を有する無
端ベルト19を巻回するとともに、複数の吸気ファン2
1,22を用紙12の搬送方向に沿って配列することに
より形成されている。駆動ローラ17の一端には前記出
力部30から回転力を受ける入力部31が形成され、枠
体27の側面には出力部30を入力部31に係合させる
ための切欠27aが形成されている。
最小の用紙12の幅WPよりも小さい寸法に定められ、
前記吸気ファン21,22の開口部23の径WFは無端
ベルト19の幅WBより小さい寸法に設定されている。
ベルト19により搬送されるが、幅広の用紙12の両側
は支持体24の用紙搬送面26により支えられる。そし
て、無端ベルト19が巻回された駆動ローラ17と従動
ローラ18と吸気ファン21,22とを保持する枠体2
7を支持体24から容易に取り外すことができるため、
無端ベルト19や吸気ファン21,22のメンテナンス
を容易に行うことができる。
ァン21,22により無端ベルト19に吸引させること
ができるため、無端ベルト19の幅WBより小さい吸気
ファン21,22を用いても吸引作用を促進させること
ができ、また、最小の用紙12の幅WPより狭い幅WBの
無端ベルト19を用いることによりコストダウンを図る
ことができる。
像されたトナー画像を用紙に転写する転写部とこの用紙
に転写された転写画像を定着する定着部とを所定の間隔
を開けて配設し、前記転写部と前記定着部との間に通気
性のある無端ベルトを有するベルトコンベアを設け、前
記転写部に対して最小の用紙長さより短い間隔を開けて
位置する吸気ファンと前記定着部に対して最小の用紙長
さより短い間隔を開けて位置する吸気ファンとを含む複
数の吸気ファンを互いに最小の用紙長さよりも短い間隔
を開けて隣接させるとともに吸気側を用紙搬送面側の前
記無端ベルトの内面に対向させて前記用紙の搬送方向に
沿わせて配設したので、転写部と定着部との間隔に対し
て著しく短い用紙を搬送する場合にでも、転写部から解
放されて定着部に挾持されるまでの中間過程において、
常に用紙を何れかの吸気ファンにより無端ベルトに吸引
して無端ベルトから用紙に搬送力を付与することがで
き、これにより、転写部と定着部との間の搬送過程にお
いて、用紙が自由に動き得る状態を回避して用紙の斜行
を防止するとともに用紙の送り量を正確に定めることが
できる効果を有する。
動部に連結された回転自在の出力部を有する支持体を転
写部と定着部との間に設け、前記支持体の中央部に着脱
自在に装着された枠体に、前記出力部に着脱自在に連結
される入力部を有する駆動ローラと従動ローラとの両端
を回転自在に設けてこれらの駆動ローラと従動ローラと
に通気性を有する無端ベルトを巻回するとともに複数の
吸気ファンを装着してベルトコンベアを形成したので、
無端ベルトが巻回された駆動ローラと従動ローラと吸気
ファンとを保持する枠体を支持体から容易に取り外すこ
とができるため、無端ベルトや吸気ファンのメンテナン
スを容易に行うことができる効果を有する。
て、最小の用紙幅よりも無端ベルトの幅を狭くし、この
無端ベルトの幅よりも吸気ファンの径を小さく定めたの
で、用紙の中央部を複数の吸気ファンにより無端ベルト
に吸引させることができるため、無端ベルトの幅より小
さい吸気ファンを用いても吸引作用を促進させることが
でき、また、最小の用紙幅より狭い無端ベルトを用いる
ことによりコストダウンを図ることができる効果を有す
る。
る。
る。
斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体の外周面で現像されたトナー画像
を用紙に転写する転写部とこの用紙に転写された転写画
像を定着する定着部とを所定の間隔を開けて配設し、前
記転写部と前記定着部との間に通気性のある無端ベルト
を有するベルトコンベアを設け、前記転写部に対して最
小の用紙長さより短い間隔を開けて位置する吸気ファン
と前記定着部に対して最小の用紙長さより短い間隔を開
けて位置する吸気ファンとを含む複数の吸気ファンを互
いに最小の用紙長さよりも短い間隔を開けて隣接させる
とともに吸気側を用紙搬送面側の前記無端ベルトの内面
に対向させて前記用紙の搬送方向に沿わせて配設したこ
とを特徴とする電子写真装置の用紙搬送装置。 - 【請求項2】 駆動部に連結された回転自在の出力部を
有する支持体を転写部と定着部との間に設け、前記支持
体の中央部に着脱自在に装着された枠体に、前記出力部
に着脱自在に連結される入力部を有する駆動ローラと従
動ローラとの両端を回転自在に設けてこれらの駆動ロー
ラと従動ローラとに通気性を有する無端ベルトを巻回す
るとともに複数の吸気ファンを装着してベルトコンベア
を形成したことを特徴とする請求項1記載の電子写真装
置の用紙搬送装置。 - 【請求項3】 最小の用紙幅よりも無端ベルトの幅を狭
くし、この無端ベルトの幅よりも吸気ファンの径を小さ
く定めたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子写
真装置の用紙搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210596A JPH0551147A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子写真装置の用紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3210596A JPH0551147A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子写真装置の用紙搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551147A true JPH0551147A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16591945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3210596A Pending JPH0551147A (ja) | 1991-08-22 | 1991-08-22 | 電子写真装置の用紙搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0551147A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110260395A1 (en) * | 2008-07-31 | 2011-10-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
JP2022547924A (ja) * | 2019-09-09 | 2022-11-16 | カマ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 印刷物光沢加工のための方法および装置 |
-
1991
- 1991-08-22 JP JP3210596A patent/JPH0551147A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110260395A1 (en) * | 2008-07-31 | 2011-10-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
US8668197B2 (en) * | 2008-07-31 | 2014-03-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying apparatus and image forming apparatus |
JP2022547924A (ja) * | 2019-09-09 | 2022-11-16 | カマ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 印刷物光沢加工のための方法および装置 |
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