JPH05509372A - 触媒転化器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 触媒転化器 本発明は主に自動車用の触媒転化器に関する。

触媒転化器は自動車エンジンからの排気ガスを、大気に放出する前に無害化する 処理に用いられる。この処理は多孔質のセラミックブロックであって、その孔が 適当な触媒で被覆されたものを入れた室に、排気ガスを通すことによって行われ る。

セラミックブロックの入れられた室は２つのハーフシェルの端を溶接して作られ 、入り口と出口を有する。ブロックは繊維材料によって包まれ、この繊維材料は 転化器を外の低温から断熱し、室の膨張と摩擦に対してのセラミックブロックの 緩衝材および減音材として働（。

一般に使用される繊維材料は５ＡＦＦＩＬの商標名で販売される９５％アルミナ の低密度マットである。最近では２つの繊維材料パッドが使用され、ひとつは第 一のハーフシェルの中におかれ、もうひとつは転化器ブロックが第一の繊維材料 のバンドの上に置かれたときは、転化器ブロックの頂部に１かれる。この方法は 幾つかの点で不満足なものである。第一にパッドが合わず、触媒転化器ブロック の端を保護しないことがある点である。第二に、繊維材料はあらかじめ切断され その重量が許容範囲内に調整されるが、得られるパッドの厚さが非常に大きく変 化する点である。このような厚みの変化は触媒転化器を一緒に置いたときに問題 を引き起こす。英国特許出願番号２１７１１８ＯＡと２２０５９２９Ａにおいて 、セラミックブロックを包み、触媒転化器のフィッティングを容易にする方法が 提案されている。

これらの方法は多くの場合には問題がないが、プラスチック材料の複数層が繊維 材料の層の間またはその周囲に存在するときには、繊維材料の汚染物貿源となり 繊維材料の効果を損なうことがある。

本発明の目的は繊維材料を触媒転化器ブロックの周囲に設ける方法を提供し、上 記の不都合を解消もしくは緩和することである。

本発明により、触媒転化器ブロック用の繊維材料パッドが、好ましくはシールさ れた外装中に設けられる。外装の向かい合った面を引っ張ることにより、少なく とも一部の領域または部分において外装がその厚さを減少させることが好ましい 。外装の面を互いに引っ張ることは、さまざまな方法によりなしうる。たとえば 、衣類などにラベルをつけるのに利用されるプラスチックタグであって、その両 端にＴバーを有する薄い柔軟なプラスチック欅が使用できる。そのようなタグは 、特別に設計された機械により挿入される。または外装の向かい合った面を手ま たは機械で縫うこともできる。

タグまたはステッチは外装の別々の場所に所望のパターンでまたはランダムに設 けることができる。ステッチまたはタックは別々のラインで、互いに交差するよ うに、ひとつの連続線として、または特に製造上望ましい公知の配置で設けるこ とができる。タグまたはステッチの配置と間隔は繊維材料のパッドのサイズによ る。

タグ、ステッチ又はタックの位置とその張力を選択することにより、繊維材料を 含む外装の厚さを調整することができ、外装に含まれる繊維材料のパッドの初期 の厚さと無関係に所望の範囲の厚さにすることができる。

本発明で使用される外装は好ましくはプラスチック材料で作られ、重なり合った ノートの端に沿ってヒートシールされるか、または折られた適当なプラスチック 材料をヒートシールしてシールされる。プラスチック材料はそれ自体十分に強（ 、タグまたはステッチの挿入に耐え、たとえば裂けることもない。さらに、プラ スチック材料は空気透過性のものが、繊維材料のパッドを触媒転化器のハーフシ ェルおよび／またはブロックの形に追随して曲げることができ、タグやステッチ により圧縮できるので好ましい。ポリプロピレン繊維のようなプラスチック繊維 で作られた不繊布が本発明における外装を作るのに適している。

本発明は以下において実施例に基づいて説明される。図１は外装中の繊維材料の パッドを、図２は第一のステッチを設けた外装中の繊維材料のパッドを、図３は 第二のステッチを設けた外装中の繊維材料のパッドを、図４は第三のステッチを 設けた外装中の繊維材料のパッドを、図５はタグを設けた外装中の繊維材料のパ ッドを、図６は第四のステッチを設けた外装中の繊維材料のパッドを示す。

図１．によれば、代表的にはＳＡＦＥＭＬである繊維材料のパッドはポリプロピ レン繊維で作られた不繊布の外装置０中に封じ込まれる。５ＡＦＦＩＬのパッド を間に有する織物の重なり合った端部をヒートノールすることにより、または５ ＡＦＦ　Ｉ　Ｌのパッドの回りに折られた織物のノートの端部を一緒にヒートシ ールすることにより外装が作られる。ヒートソール結合部は１２として示される 。

このような外装されたパッドは触媒転化器中で、触媒転化器ブロックの一方の側 に、保護と減音のために使用される。

図２においては、図１に示された外装されたパッドに、厚さを減少する処理を施 している。すなわち、外装の向かい合った大きい面を互いに引っ張ることにより 厚さを減少させている。外装を通してステッチ１６をつくることにより引っ張る ことができる。ステッチ１６は連続した線で示されている。

図２のパッドはより薄いので、触媒転化器内により容易に設置することができ、 溶接されるハーフシェルの間にその端が挟まれる危険性が少ない。

図３では、ステッチ１１６が直線で示したように、交差した状態で設けられてい る。図４ではステッチ２１６が平行線で設けられている。

図５では、両端にＴバーを有する棒の形状の有するプラスチックタグ３１６（し ばしば衣類にラベルを付けるのに用いられる）が、外装の面を互いに引張り、外 装内部の繊維材料を圧縮するために使用されている。タグ３１６は機械により挿 入され、規則的に配置される。

図６は別々のステッチ４１６が使用されランダムに配置されている。

要約書 触媒転化器ブロック用の保護材料は、外装（１０）中の繊維材料のパッドを含む ものであり、該外装は、縫い合わせ（１６）のように、外装の対向する面を一緒 に引っ張ることによって少なくとも局部的な領域又は部分においてその深さが減 少せしめされていることを特徴とするものである。

国際調査報告 、−−＾＝、、ＰＣＴ／ＧＢ　９１１００７７３ρＣＴ／ＧＢ　９１１００７７ ３ 国際調査報告

Claims (19)

【特許請求の範囲】
1. １．外装中の繊維材料のパッドを含む接触転化器ブロック用の保護材料であって 、該外装が、該外装の対向する面を一緒に引っ張ることによって少なくとも局所 的な領域又は部分においてその深さが減少せしめられていることを特徴とする上 記保護材料。
2. ２．かかる対向する外装の面が、それを通るタグによって共に引っ張られている 請求の範囲第１項に記載の保護材料。
3. ３．該タグが、それぞれの端部にＴバーを有する厚手のロッドである請求の範囲 第２項に記載の保護材料。
4. ４．かかる対向する外装の面が、縫い合わせによって共に引っ張られている請求 の範囲第１項に記載の保護材料。
5. ５．かかるタグ又はかかる縫い合わせが外装の離隔した部分に与えられている請 求の範囲第２項、３項又は４項のいずれかに記載の保護材料。
6. ６．かかるタグ又は縫い合わせがランダムに配列されている請求の範囲第５項に 記載の保護材料。
7. ７．かかるタグ又は縫い合わせが規則正しいパターンで配列されている請求の範 囲第５項に記載の保護材料。
8. ８．かかる縫い合わせが別々のラインで与えられている請求の範囲第４項に記載 の保護材料。
9. ９．該ラインが互いに交差している請求の範囲第８項に記載の保護材料。
10. １０．該縫い合わせが連続ラインで与えられている請求の範囲第４項に記載の保 護材料。
11. １１．該外装がプラスチック材料のものである請求の範囲第１項〜第１０項のい ずれかに記載の保護材料。
12. １２．該外装がシールされている請求の範囲第１１項に記載の保護材料。
13. １３．該外装が、プラスチックシート材料の重なり合っている端部を共にヒート シールすることによって形成されている請求の範囲第１２項に記載の保護材料。
14. １４．該外装が空気透過性材料のものである請求の範囲第１項〜第１３項のいず れかに記載の保護材料。
15. １５．該空気透過性材料が不織布帛材料である請求の範囲第１４項に記載の保護 材料。
16. １６．該不織布帛材料がプラスチック繊維である請求の範囲第１５項に記載の保 護材料。
17. １７．該プラスチック繊維がポリプロピレンである請求の範囲第１６項に記載の 保護材料。
18. １８．繊維パッドがアルミナ製である請求の範囲第１項〜第１７項のいずれかに 記載の保護材料。
19. １９．実質的に添付図面の図２〜図６のいずれかを参照して上記に説明され、か つこれらに示されている触媒転化器ブロック用の保護材料。