JPH0550885A - ジヤツキ収納装置 - Google Patents

ジヤツキ収納装置

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Publication number
JPH0550885A
JPH0550885A JP3232187A JP23218791A JPH0550885A JP H0550885 A JPH0550885 A JP H0550885A JP 3232187 A JP3232187 A JP 3232187A JP 23218791 A JP23218791 A JP 23218791A JP H0550885 A JPH0550885 A JP H0550885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack
bracket
locking claw
gap
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3232187A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Okai
治美 岡井
Toshimitsu Ohira
年光 大平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3232187A priority Critical patent/JPH0550885A/ja
Publication of JPH0550885A publication Critical patent/JPH0550885A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、脱着が容易で、かつ自動車
走行中に脱落することなく確実に収納することが可能な
ジャッキ収納装置を提供することにある。 【構成】 本発明に係るジャッキ収納装置では、フロア
パネル2に固着される断面略コ字状のジャッキブラケッ
ト4の側面4bに係止爪8を設ける一方、ジャッキ7の
頭部9とアーム部11との間に隙間13を設けており、
該ジャッキ7の隙間13に前記係止爪8を差し込んで前
記ジャッキブラケット4内にジャッキ7を配置すると共
に、該ジャッキ7を拡張して前記ジャッキブラケット4
の側面4aおよび係止爪8に圧接させることにより固定
するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のジャッキ収納
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種自動車(主に乗用車)に
は、タイヤを交換する際などに車体を持ち上げるため、
図7に示すようなパンタグラフ型のジャッキ51が収納
されている。この種のジャッキ51は、車体側のフロア
パネルに固着されたジャッキブラケット52に固定保持
され、該ジャッキブラケット52は開口が横向きに配置
されている。しかして、ジャッキ51は、これをジャッ
キブラケット52内に差し込み、この状態でハンドル受
け53を回転させて頭部54を上昇させることにより上
下方向に拡張し、頭部54および底部55をジャッキブ
ラケット52の上下壁面52a,52bに圧接させ、該
ジャッキブラケット52とジャッキ51の頭部および底
部55との間に発生する摩擦力にて固定するように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のジャッキ収納装置では、ジャッキ51の頭部54お
よび底部55とジャッキブラケット52との間の摩擦力
のみにてジャッキ51を固定しているに過ぎないので、
自動車走行中の車体の振動等によりハンドル受け53が
ゆるむと、これに伴ってジャッキ51とジャッキブラケ
ット52間の摩擦力が減少し、ジャック51のガタつき
や脱落が起こりやくなるという欠点を有していた。そこ
で、従来においてはジャッキ51の脱落防止のために、
ジャッキブラケット52の上下壁面52a,52bに屈
曲片56,57を設け、これら屈曲片56,57にゴム
バンド58を引っ掛けてジャッキ51を固定する方法が
採られている。しかし、この固定方法は、部品点数が増
えることによって部品コストが高くなり、また操作性も
なくないためにジャッキ51の収納作業が面倒となり、
使用上不便であった。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、脱着が容易で、かつ自動車
走行中に脱落することなく確実に収納することが可能な
ジャッキ収納装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、フロアパネル
に固着される断面略コ字状のジャッキブラケットの側面
に係止爪を設ける一方、ジャッキの頭部とアーム部との
間に隙間を設け、該ジャッキの隙間に前記係止爪を差し
込んで前記ジャッキブラケット内にジャッキを配置する
と共に、該ジャッキを拡張して前記ジャッキブラケット
の側面および係止爪に圧接させることにより固定するよ
うに構成している。
【0006】
【作 用】本発明に係るジャッキ収納装置では、断面略
コ字状のジャッキブラケットの側面に係止爪を設け、該
係止爪をジャッキの隙間に差し込み、ジャッキブラケッ
ト内に配置したジャッキを拡張して固定しているため、
自動車走行中におけるジャッキのガタつきや脱落を防ぐ
ことが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図において1はキャブオーバタイプの自動車であ
り、この自動車1のフロアパネル2の中間部には、車体
後方へ向って上方に傾斜する傾斜面2aが水平面2bと
連続して形成されている。
【0009】上記フロアパネル2の上面には、ステー部
材3を介してジャッキブラケット4が固着されている。
このステー部材3は、下方へ屈曲形成した前後の脚部
5,6の下端がフロアパネル2の水平面2bと傾斜面2
aのそれぞれに固着されており、これによって後述する
ジャッキブラケット4の係止爪が車体前方側へ向って下
方に傾斜すべく配置されるように構成されている。この
ため、ステー部材3の前側脚部5は、後側脚部6よりも
長くなるように屈曲形成されている。
【0010】一方、上記ジャッキブラケット4は、横倒
しに配置したパンタグラフ型のジャッキ7を収納固定す
るもので、左右両側を上方へほぼ直角に折り曲げた断面
略コ字状に形成されており、下面にはステー部材3の平
坦面3aが溶着されている。また、ジャッキブラケット
4の左右両側面4a,4bのうち、右側の側面4bには
係止爪8が設けられている。この係止爪8は、ジャッキ
ブラケット4の右側端部中央を切欠くことによりほぼ逆
L字状に形成され、差込み片部8aが前部側から車体後
方へ向って延びている。しかして、係止爪8は、車体後
方に位置するジャッキブラケット4の右側側面4bと間
隔を置いて設けられおり、係止爪8が後述するジャッキ
7の隙間に差し込めるようになっている。
【0011】上記ジャッキ7は、図4に示す如くジャッ
キ頭部9とジャッキ底部10とがリンク機構のアーム部
11にて連結されており、ハンドル受け12の回転操作
によって拡張、収縮してジャッキ頭部9が上下動するよ
うに構成されている。また、ジャッキ頭部9とアーム部
11との間には、ジャッキブラケット4の係止爪8を差
し込める大きさに形成された隙間13が設けられてい
る。
【0012】本実施例においてジャッキ7を収納するに
は、まず収縮させた当該ジャッキ7を横に倒し、ジャッ
キ頭部9を車体右側に向ける。次いで、ジャッキ頭部9
側をジャッキブラケット4の右側側面4bと係止爪8と
の間に配置し、図5に示す矢印方向(車体前方)へ挿入
すると、これに伴い係止爪8の差込み片部8aはジャッ
キ頭部9とアーム部11との間の隙間13に差し込ま
れ、ジャッキ7がジャッキブラケット4内に設置され
る。そして、上記ジャッキ7のハンドル受け12を拡張
方向に操作してジャッキ底部10およびアーム部11を
ジャッキブラケット4の左側側面4aおよび係止爪8に
それぞれ圧接させると、係止爪8の差込み片部8aが隙
間13内に配置された状態で、ジャッキ7はジャッキブ
ラケット4内に収納固定される(図6参照)。なお、ジ
ャッキ7を使用する際には、上記した手順と逆の操作を
行ってジャッキ7をジャッキブラケット4から取り出
す。
【0013】本実施例のジャック収納装置においては、
係止爪8の差込み片部8aを隙間13に差し込んだ状態
で、横倒しに配置したジャッキ7をジャッキブラケット
4内に収納固定しているため、車体の振動等によりジャ
ッキ7がゆるみにくくなっている。しかも、ジャッキブ
ラケット4は、ステー部材3によって車体前方側に傾斜
しているため、仮にジャッキ7がゆるんでジャッキブラ
ケット4から脱落しそうになっても、ジャッキ7がジャ
ッキブラケット4の係止爪8にくい込み、従来のように
固定用バンドを用いることなくジャッキ7の脱落を防止
できる。
【0014】以上、本発明の一実施例につき述べたが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能
である。
【0015】例えば、既述の実施例においては、ステー
部材3を介してジャッキブラケット4をフロアパネル2
に固着したが、当該ステー部材3を用いることなくジャ
ッキブラケット4を直接フロアパネル2に固着してもよ
い。この際、ジャッキブラケット4はフロアパネル2の
形状に対応させて形成する必要がある。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るジャッキ収納
装置は、フロアパネルに固着される断面略コ字状のジャ
ッキブラケットの側面に係止爪を設ける一方、ジャッキ
の頭部とアーム部との間に隙間を設け、この隙間に前記
係止爪を差し込んで前記ジャッキブラケット内にジャッ
キを配置し、かつジャッキを拡張してジャッキブラケッ
トの側面および係止爪に圧接させることにより固定する
ように構成したので、ジャッキを容易に収納することが
でき、ジャッキの使用が便利になる。しかも、本発明の
ジャッキ収納装置によれば、ジャッキブラケット内に収
納したジャッキを確実に固定することが可能となるた
め、自動車走行中におけるジャッキのガタつきを防止で
きると共に、ジャッキの脱落を起こりにくくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るジャッキ収納装置を設
けたキャブオーバータイプの自動車を概念的に示す斜視
図である。
【図2】図1におけるA部のジャッキブラケットを拡大
して示す斜視図である。
【図3】上記ジャッキブラケットを示す側面図である。
【図4】上記ジャッキブラケット内に収納されるジャッ
キを示す斜視図である。
【図5】上記ジャッキブラケット内に収納する前のジャ
ッキを示す斜視図である。
【図6】上記ジャッキブラケット内にジャッキを収納し
た状態を示す図2におけるB−B線断面図である。
【図7】従来のジャッキ収納装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 フロアパネル 3 ステー部材 4 ジャッキブラケット 7 ジャッキ 8 係止爪 9 ジャッキ頭部 10 ジャッキ底部 11 アーム部 12 ハンドル受け 13 隙間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロアパネルに固着される断面略コ字状
    のジャッキブラケットの側面に係止爪を設ける一方、ジ
    ャッキの頭部とアーム部との間に隙間を設け、該ジャッ
    キの隙間に前記係止爪を差し込んで前記ジャッキブラケ
    ット内にジャッキを配置すると共に、該ジャッキを拡張
    して前記ジャッキブラケットの側面および係止爪に圧接
    させることにより固定するように構成したことを特徴と
    するジャッキ収納装置。
JP3232187A 1991-08-20 1991-08-20 ジヤツキ収納装置 Pending JPH0550885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3232187A JPH0550885A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ジヤツキ収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3232187A JPH0550885A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ジヤツキ収納装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0550885A true JPH0550885A (ja) 1993-03-02

Family

ID=16935367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3232187A Pending JPH0550885A (ja) 1991-08-20 1991-08-20 ジヤツキ収納装置

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JP (1) JPH0550885A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379633B1 (ko) * 2000-12-29 2003-04-10 현대자동차주식회사 잭의 보관구조
US8096610B2 (en) * 2007-08-30 2012-01-17 Ford Global Technologies, Llc Floor top crossmember
CN102490665A (zh) * 2011-12-05 2012-06-13 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车机械式千斤顶的固定支架及千斤顶的固定方法
WO2021194430A1 (en) * 2020-03-25 2021-09-30 Asian Honda Motor Co., Ltd. A jack mounting structure for a vehicle

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