JPH0550875A - 自動車のコンソールボツクス - Google Patents

自動車のコンソールボツクス

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JPH0550875A
JPH0550875A JP20189191A JP20189191A JPH0550875A JP H0550875 A JPH0550875 A JP H0550875A JP 20189191 A JP20189191 A JP 20189191A JP 20189191 A JP20189191 A JP 20189191A JP H0550875 A JPH0550875 A JP H0550875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cup holder
lid
console box
box body
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP20189191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Terada
隆 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP20189191A priority Critical patent/JPH0550875A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンソールボックスのリッドにカップホルダ
としての機能をも持たせることによりコンソールボック
スの有効利用を図る。 【構成】 リッドの下方にリッド同様にスライド自在な
カップホルダを設け、リッドにはカップホルダ側へ突出
して該カップホルダの一部と係合状態となる係合突出部
と、係合解除操作部とを設け、また、カップホルダには
コンソールボックス本体の一部に係止するロック部を設
けた。カップホルダ使用時には、係合解除操作部により
係合突起部を非係合状態とするとカップホルダとリッド
は別個に移動可能となるが、ロック部がカップホルダを
コンソール本体に対して係止状態とするので、リッドの
みがスライドしてカップホルダの使用が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動車のコンソールボ
ックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車のコンソールボックスとし
ては、例えば実開昭61−3147号公報に示されるも
のや、図5に示すようなものがある。1がコンソールボ
ックスであり、シフトレバー2の後方(図中A方向)に
配されて内部に小物を収納するようになっている。この
コンソールボックス1はコンソールボックス本体3と、
その開口3aに設けられている上下2枚のリッド4、5
から成る。これら上下2枚のリッド4、5は、前後にス
ライド自在に設けられており、閉時には上側リッド4が
開口3aの前側(図中B方向)半分を、また、下側リッ
ド5が後側半分を覆うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の技術
にあっては、上下側リッド4、5はコンソールボックス
本体3の内部に収納している小物を覆い隠すための蓋と
してのみの機能しか有していない。この発明は、このよ
うな従来の技術に着目してなされたものであり、コンソ
ールボックスのリッドにカップホルダとしての機能をも
持たせることによりコンソールボックスの有効利用を図
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動車の
コンソールボックスは、コンソールボックス本体の開口
に、該開口を開閉する少なくとも1枚のリッドをスライ
ド自在に設けると共に、該リッドの下方に同じくスライ
ド自在なカップホルダを設け、前記リッドに、常時カッ
プホルダ側へ突出して該カップホルダの一部とスライド
方向において係合状態となる係合突出部と、使用時該係
合突出部を反突出方向へ戻す係合解除操作部と、を設
け、前記カップホルダに、コンソールボックス本体の一
部に係止する方向へ付勢されており、常時前記係合突出
部にて反付勢方向へ押されて非ロック状態となり且つ使
用時前記付勢力にてロック状態となるロック部を、設け
たものである。
【0005】
【作用】この発明に係る自動車のコンソールボックスに
よれば、リッドの下方にリッド同様にスライド自在なカ
ップホルダを設け、リッドにはカップホルダ側へ突出し
て該カップホルダの一部とスライド方向において係合状
態となる係合突出部と、係合解除操作部とを設け、ま
た、カップホルダにはコンソールボックス本体の一部に
係止するロック部を設けた。そして、常時(カップホル
ダ非使用時)に、前記係合突出部によりリッドとカップ
ホルダが一体で移動可能とし、且つカップホルダがコン
ソールボックス本体に対して非ロック状態となるように
したため、リッドとカップホルダは一体でスライドして
コンソールボックスは従来通り通常の使用ができる。ま
た、カップホルダ使用時には、係合解除操作部により係
合突起部を非係合状態とするとカップホルダとリッドは
別個に移動可能となるが、ロック部がカップホルダをコ
ンソール本体に対してロック状態とするので、リッドの
みがスライドしてカップホルダの使用が可能となる。
【0006】
【実施例】以下この発明の好適な一実施例を図1〜図4
に基づいて説明する。コンソールボックス本体10の開
口10aには、上下2枚のリッド11、12がスライド
自在に設けられている。そして、コンソールボックス1
3を使用しない時には従来と同様に上側リッド(リッ
ド)11が開口10aの前側(図中B方向)半分を、ま
た、下側リッド12が後側(図中A方向)半分を覆うこ
とによりコンソールボックス本体10内部に収納されて
いる小物等を覆い隠している。
【0007】上側リッド11の下面には、薄板状のカッ
プホルダ14が該上側リッド11に対してスライド自在
に設けられている。また、上側リッド11の前端部11
aには、常時(カップホルダ14非使用時)上ピン(係
合突出部)15が上スプリングバネ16によって付勢さ
れて下方(突出方向C)に突出しており、カップホルダ
14の上面に形成されている係止孔(一部)14aに係
合状態となっているので、上側リッド11とカップホル
ダ14は前後方向(スライド方向)に係止状態となって
いる。この上ピン15は、中央付近がピン17aで回動
自在に軸支されている連結棒17により解除ボタン(係
合解除操作部)18と連結されている。従って、カップ
ホルダ14使用時には、解除ボタン18を下方に押すこ
とにより上ピン15は上スプリングバネ16に逆らって
上方(反突出方向D)へ移動するため、上側リッド11
とカップホルダ14の係止状態が解除される。
【0008】一方、カップホルダ14の上面中央部には
前後方向へ延びる補強リブ19が設けられ、その左右両
側にカップ20等を保持するための丸孔21が各々1個
づつ形成されている。また、カップホルダ14の上面前
端14bで、前記上ピン15の真下位置には、前述のよ
うに上ピン15が嵌合してカップホルダ14と上側リッ
ド11とを係止状態とするための係止孔14aが形成さ
れている。
【0009】さらに、カップホルダ14の前端には、ロ
ック爪22aを前端に有するロックレバー(ロック部)
22と、前記上スプリングバネ16よりもバネ係数の小
さな下スプリングバネ23によって常時上向き(付勢方
向)に付勢された下ピン24が設けられている。ロック
爪22aはカップホルダ14の前端面14cから突出し
ていて閉時にはコンソールボックス本体10の内壁10
bに形成されているロック孔(一部)10cに嵌入す
る。また、下ピン24は、係止孔14aの内部に位置し
て上下動自在となっている。そして、ロックレバー22
はその中央部をピン22bにより回動自在に軸支され、
後端が前記下ピン24に連結されているので、ロック爪
22aは常時下向き(付勢方向)に付勢されている。
【0010】しかし、解除ボタン18を操作しない状態
では下ピン24が上ピン15により下方へ押し下げられ
ているので、ロック爪22aは付勢方向に逆らって上方
に位置することになり、カップホルダ14はコンソール
ボックス本体10に対して非ロック状態となっている。
【0011】また、カップホルダ14使用時に解除ボタ
ン18を下向きに操作すると、前述のように上ピン15
が上方に移動してカップホルダ14と上側リッド11の
係止状態が解除され、この上ピン15の移動に伴って下
ピン24も上方へ移動するので、ロック爪22aが下方
に移動してロック孔10cに係止され、カップホルダ1
4はコンソールボックス本体10に対してロック状態と
なる。
【0012】次に、使用状態を説明する。常時、コンソ
ールボックス13を使用する際には、解除ボタン18を
操作せずに上側リッド11を前後にスライドさせる。解
除ボタン18を操作しない時は、上側リッド11とカッ
プホルダ14は互いに前後方向に係止状態となってお
り、且つカップホルダ14はコンソールボックス本体1
0に対して非ロック状態(図1参照)となっているの
で、カップホルダ14は上側リッド11と一体的にスラ
イドする。これにより、コンソールボックス13は通常
の使用ができる(図4参照)。
【0013】一方、カップホルダ14の使用時には、解
除ボタン18を下向きに操作しながら上側リッド11を
後方へスライドさせる。解除ボタン18を下げると、上
側リッド11とカップホルダ14の係止状態が解除さ
れ、且つカップホルダ14はコンソールボックス本体1
0に対してロック状態(図2参照)となるので、カップ
ホルダ14が露出して使用可能状態となる(図3参
照)。
【0014】このようにして常時には上側リッド11と
カップホルダ14は一体に移動するので、上側リッド1
1をスライドさせることによりコンソールボックス13
を従来通り使用することができる。また、解除ボタン1
8を押した状態で上側リッド11をスライドさせると、
カップホルダ14はコンソールボックス本体10にロッ
クされているため上側リッド11のみがスライドして、
カップホルダ14が使用可能状態となる。これにより、
コンソールボックス13の有効利用を図ることができ
る。
【0015】なお、上記実施例においては、上下2枚の
スライド式リッド11、12を有する場合について述べ
たが、リッドの枚数は特に限定するものではない。1枚
でも、あるいは2枚以上でも同様の効果を得ることがで
きる。また、上記実施例では、カップホルダ14を上側
リッド11の下面に該上側リッド11に対してスライド
自在に設けたが、上側リッドとは別個に開口10aに対
してスライド自在としてもよいし、下側リッド12の下
に設けてもよい。さらに、リッド11、12のスライド
方向は前後方向に限らず、左右方向にスライドするもの
であってもよい。加えて、上記実施例において用いた上
下スプリングバネ16、23は、これに限らず、所定方
向に力を付勢する弾性体で置き換えることもできる。
【0016】
【発明の効果】この発明に係る自動車のコンソールボッ
クスは、以上説明したように、リッドの下方にリッド同
様にスライド自在なカップホルダを設け、リッドにはカ
ップホルダ側へ突出して該カップホルダの一部とスライ
ド方向において係合状態となる係合突出部と、係合解除
操作部とを設け、また、カップホルダにはコンソールボ
ックス本体の一部に係止するロック部を設けた。そし
て、常時(カップホルダ非使用時)に、前記係合突出部
によりリッドとカップホルダが一体で移動可能とし、且
つカップホルダがコンソールボックス本体に対して非ロ
ック状態となるようにしたため、リッドとカップホルダ
は一体でスライドしてコンソールボックスは従来通り通
常の使用ができる。また、カップホルダ使用時には、係
合解除操作部により係合突起部を非係合状態とするとカ
ップホルダとリッドは別個に移動可能となるが、ロック
部がカップホルダをコンソール本体に対して係止状態と
するので、リッドのみがスライドしてカップホルダの使
用が可能となる。これによりコンソールボックスの有効
利用を図ることができる。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のコンソールボックスの上
側リッドとカップホルダとの係止状態及びカップホルダ
とコンソールボックス本体との非ロック状態の詳細を示
す断面図である。
【図2】上側リッドとカップホルダとの非係止状態及び
カップホルダとコンソールボックス本体とのロック状態
の詳細を示す断面図である。
【図3】カップホルダとして使用している状態を示す斜
視図である。
【図4】従来同様にコンソールボックスを使用している
状態を示す図3相当の斜視図である。
【図5】従来の自動車のコンソールボックスを示す斜視
図である。
【符号の説明】 10…コンソールボックス本体 10a…開口 11…上側リッド(リッド) 12…下側リッド(リッド) 14…カップホルダ 15…上ピン(係合突出部) 18…解除ボタン(係合解除操作部) 22…ロックレバー(ロック部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソールボックス本体の開口に、該開
    口を開閉する少なくとも1枚のリッドをスライド自在に
    設けると共に、該リッドの下方に同じくスライド自在な
    カップホルダを設け、 前記リッドに、常時カップホルダ側へ突出して該カップ
    ホルダの一部とスライド方向において係合状態となる係
    合突出部と、使用時該係合突出部を反突出方向へ戻す係
    合解除操作部と、を設け、 前記カップホルダに、コンソールボックス本体の一部に
    係止する方向へ付勢されており、常時前記係合突出部に
    て反付勢方向へ押されて非ロック状態となり且つ使用時
    前記付勢力にてロック状態となるロック部を、設けたこ
    とを特徴とする自動車のコンソールボックス。
JP20189191A 1991-08-12 1991-08-12 自動車のコンソールボツクス Pending JPH0550875A (ja)

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JP20189191A JPH0550875A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 自動車のコンソールボツクス

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JPH0550875A true JPH0550875A (ja) 1993-03-02

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JP20189191A Pending JPH0550875A (ja) 1991-08-12 1991-08-12 自動車のコンソールボツクス

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030006501A (ko) * 2001-07-13 2003-01-23 기아자동차주식회사 차량의 소물함 장치
US6616206B2 (en) * 2002-01-04 2003-09-09 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Center console assembly
US6719344B2 (en) 2001-12-12 2004-04-13 Mazda Motor Corporation Center console of vehicle
JP2015009665A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 小島プレス工業株式会社 コンソール
US9333920B2 (en) 2014-06-09 2016-05-10 Honda Motor Co., Ltd. Sliding and removable cup holder assembly for vehicle
US9428092B2 (en) 2014-06-09 2016-08-30 Honda Motor Co., Ltd. Sliding and removable cup holder assembly for vehicle
CN110606012A (zh) * 2019-10-30 2019-12-24 奇瑞汽车股份有限公司 汽车扶手箱

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