JPH0550623A - 熱転写カラープリンタ - Google Patents
熱転写カラープリンタInfo
- Publication number
- JPH0550623A JPH0550623A JP3242609A JP24260991A JPH0550623A JP H0550623 A JPH0550623 A JP H0550623A JP 3242609 A JP3242609 A JP 3242609A JP 24260991 A JP24260991 A JP 24260991A JP H0550623 A JPH0550623 A JP H0550623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving layer
- thermal transfer
- layer
- plain paper
- ink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハガキ等の普通紙に熱転写を行ったときの画
像品位を高める。 【構成】 受容層および各色の昇華性インク層がシート
長手方向に順次積層されたインクシートをサーマルヘッ
ド１２により押圧して、受容層および各色の昇華性イン
ク層を普通紙に熱転写する。受容層を熱転写する際に、
インクシートにおける受容層の領域を検知手段１６によ
り検知する。サーマルヘッド１２は、ステッピングモー
タ１３により加圧され、プリンタ制御回路１７は、受容
層熱転写時の加圧力が、昇華性インク熱転写時の加圧力
より大きくなるように、ステッピングモータ１３のモー
タ制御回路１８に指示を送る。普通紙の表面に熱転写さ
れた受容層の表面が平滑になり、その上に形成される画
像の品位が向上する。
像品位を高める。 【構成】 受容層および各色の昇華性インク層がシート
長手方向に順次積層されたインクシートをサーマルヘッ
ド１２により押圧して、受容層および各色の昇華性イン
ク層を普通紙に熱転写する。受容層を熱転写する際に、
インクシートにおける受容層の領域を検知手段１６によ
り検知する。サーマルヘッド１２は、ステッピングモー
タ１３により加圧され、プリンタ制御回路１７は、受容
層熱転写時の加圧力が、昇華性インク熱転写時の加圧力
より大きくなるように、ステッピングモータ１３のモー
タ制御回路１８に指示を送る。普通紙の表面に熱転写さ
れた受容層の表面が平滑になり、その上に形成される画
像の品位が向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ハガキ等の普通紙に昇
華性インクが熱転写できる熱転写カラープリンタに関す
る。
華性インクが熱転写できる熱転写カラープリンタに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】昇華性インクを使用するこれまでの熱転
写カラープリンタは、各色の昇華性インク層がシート長
手方向に順次積層されたインクシートを用いて、専用紙
に画像形成を行っていた。図４に、専用紙への熱転写に
使用されるインクシートを示す。インクシートの表面に
は、イエロー、マゼンタ、シアンの３色を一組とする昇
華性インク層がシート長手方向に繰り返し積層されてい
る。画像形成のときは、専用紙の表面に予め積層された
受容層の上に、サーマルヘッドにより各昇華性インクを
順次熱転写する。
写カラープリンタは、各色の昇華性インク層がシート長
手方向に順次積層されたインクシートを用いて、専用紙
に画像形成を行っていた。図４に、専用紙への熱転写に
使用されるインクシートを示す。インクシートの表面に
は、イエロー、マゼンタ、シアンの３色を一組とする昇
華性インク層がシート長手方向に繰り返し積層されてい
る。画像形成のときは、専用紙の表面に予め積層された
受容層の上に、サーマルヘッドにより各昇華性インクを
順次熱転写する。
【０００３】このような専用紙への熱転写に対し、最近
は、ハガキ等の普通紙にも熱転写を行うことが考えられ
ている。その場合は、図５に示すように、各色の昇華性
インク層と共に、受容層が積層されたインクシートを使
用し、昇華性インクの熱転写に先立って受容層を普通紙
の表面に熱転写する。
は、ハガキ等の普通紙にも熱転写を行うことが考えられ
ている。その場合は、図５に示すように、各色の昇華性
インク層と共に、受容層が積層されたインクシートを使
用し、昇華性インクの熱転写に先立って受容層を普通紙
の表面に熱転写する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ハガキ等の
普通紙は、一般に、繊維等による凹凸のために、表面の
平滑性が悪い。そのため、普通紙の表面に熱転写された
受容層も、表面の平滑性が悪くなり、その上に熱転写さ
れた画像の品位を低下させるという問題を生じていた。
普通紙は、一般に、繊維等による凹凸のために、表面の
平滑性が悪い。そのため、普通紙の表面に熱転写された
受容層も、表面の平滑性が悪くなり、その上に熱転写さ
れた画像の品位を低下させるという問題を生じていた。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であり、普通紙にも高品位の画像を形成できる熱転写カ
ラープリンタを提供することを目的とする。
であり、普通紙にも高品位の画像を形成できる熱転写カ
ラープリンタを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる熱転写カ
ラープリンタは、受容層および各色の昇華性インク層が
シート長手方向に順次積層されたインクシートと、サー
マルヘッドとを用いて、普通紙に受容層および各色の昇
華性インク層を順次熱転写することによりフルカラー画
像を形成する熱転写カラープリンタであって、前記イン
クシートにおける受容層の領域を検知する検知手段と、
該検知手段の出力データに基づいて、前記受容層の転写
時に昇華性インク層の転写時よりもサーマルヘッドの押
圧力を大きくする加圧制御手段とを具備したことを特徴
としている。
ラープリンタは、受容層および各色の昇華性インク層が
シート長手方向に順次積層されたインクシートと、サー
マルヘッドとを用いて、普通紙に受容層および各色の昇
華性インク層を順次熱転写することによりフルカラー画
像を形成する熱転写カラープリンタであって、前記イン
クシートにおける受容層の領域を検知する検知手段と、
該検知手段の出力データに基づいて、前記受容層の転写
時に昇華性インク層の転写時よりもサーマルヘッドの押
圧力を大きくする加圧制御手段とを具備したことを特徴
としている。
【０００７】
【作用】受容層の転写時にサーマルヘッドの押圧力が大
きくなるので、受容層が普通紙の内部によく浸透し、熱
転写された受容層の表面平滑性が向上する。そのため、
受容層上に熱転写された画像の品位が向上する。
きくなるので、受容層が普通紙の内部によく浸透し、熱
転写された受容層の表面平滑性が向上する。そのため、
受容層上に熱転写された画像の品位が向上する。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は本発明の一実施例にかかる熱転写カラープ
リンタの加圧機構を示す側面図、図２は熱転写カラープ
リンタの主要構成を示すブロック図、図３は受容層転写
時と昇華性インク層転写時の加圧力の相違を示すグラフ
である。
する。図１は本発明の一実施例にかかる熱転写カラープ
リンタの加圧機構を示す側面図、図２は熱転写カラープ
リンタの主要構成を示すブロック図、図３は受容層転写
時と昇華性インク層転写時の加圧力の相違を示すグラフ
である。
【０００９】ここに示された熱転写カラープリンタは、
図５に示すインクシート１０を用いて普通紙への熱転写
を行う。インクシート１０の表面には、受容層と、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの３色を一組とする昇華性イン
ク層とがシート長手方向に繰り返し積層されている。こ
のインクシート１０は、カートリッジに収容されて、熱
転写カラープリンタに装着される。
図５に示すインクシート１０を用いて普通紙への熱転写
を行う。インクシート１０の表面には、受容層と、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの３色を一組とする昇華性イン
ク層とがシート長手方向に繰り返し積層されている。こ
のインクシート１０は、カートリッジに収容されて、熱
転写カラープリンタに装着される。
【００１０】熱転写カラープリンタに装着されたインク
シート１０は、図１に示すように、プラテンローラ１１
に支持された普通紙に、サーマルヘッド１２により押し
付けられる。サーマルヘッド１２は、普通紙への押し付
けのために、ステッピングモータ１３により加圧され
る。そして、このサーマルヘッド１２による押し付け
で、まず、インクシート１０における受容層が普通紙の
表面に熱転写され、次いで、受容層の上に各色の昇華性
インク層が、映像入力信号に応じて順番に熱転写され
る。プラテンローラ１１は、用紙搬送のために、ステッ
ピングモータ１４によりベルト駆動される。
シート１０は、図１に示すように、プラテンローラ１１
に支持された普通紙に、サーマルヘッド１２により押し
付けられる。サーマルヘッド１２は、普通紙への押し付
けのために、ステッピングモータ１３により加圧され
る。そして、このサーマルヘッド１２による押し付け
で、まず、インクシート１０における受容層が普通紙の
表面に熱転写され、次いで、受容層の上に各色の昇華性
インク層が、映像入力信号に応じて順番に熱転写され
る。プラテンローラ１１は、用紙搬送のために、ステッ
ピングモータ１４によりベルト駆動される。
【００１１】上記熱転写カラープリンタでは、図２に示
すように、熱転写に際してまず、インクシート１０にお
ける受容層の領域が、検知手段１６により検知される。
検知手段１６としては、例えば、インクシート１０に付
けられたマークを反射型のホトインターラプタ、ホトカ
プラ等で認識するものを使用することができる。検知手
段１６の出力データは、プリンタ制御回路１７に入力さ
れる。プリンタ制御回路１７は、検知手段１６から入力
されたデータに基づいて、受容層を熱転写するときのサ
ーマルヘッド１２に与える加圧力を指示する。
すように、熱転写に際してまず、インクシート１０にお
ける受容層の領域が、検知手段１６により検知される。
検知手段１６としては、例えば、インクシート１０に付
けられたマークを反射型のホトインターラプタ、ホトカ
プラ等で認識するものを使用することができる。検知手
段１６の出力データは、プリンタ制御回路１７に入力さ
れる。プリンタ制御回路１７は、検知手段１６から入力
されたデータに基づいて、受容層を熱転写するときのサ
ーマルヘッド１２に与える加圧力を指示する。
【００１２】サーマルヘッド１２は、前述したように、
ステッピングモータ１３により加圧される。このステッ
ピングモータ１３は、図３に示すように、駆動パルス数
が多くなるほど加圧力を大きくする。プリンタ制御回路
１７は、受容層の熱転写時に、昇華性インク層を熱転写
するときのパルス数Ｎよりも多いパルス数Ｍを、モータ
制御回路１８に指示する。これにより、サーマルヘッド
１２は、受容層の熱転写時に、昇華性インク層の熱転写
時よりも強くインクシート１０を押圧する。その結果、
受容層が普通紙の内部によく浸透し、熱転写された受容
層の表面平滑性が向上する。
ステッピングモータ１３により加圧される。このステッ
ピングモータ１３は、図３に示すように、駆動パルス数
が多くなるほど加圧力を大きくする。プリンタ制御回路
１７は、受容層の熱転写時に、昇華性インク層を熱転写
するときのパルス数Ｎよりも多いパルス数Ｍを、モータ
制御回路１８に指示する。これにより、サーマルヘッド
１２は、受容層の熱転写時に、昇華性インク層の熱転写
時よりも強くインクシート１０を押圧する。その結果、
受容層が普通紙の内部によく浸透し、熱転写された受容
層の表面平滑性が向上する。
【００１３】受容層の熱転写が終わると、インクシート
１０における昇華性インク層の熱転写が行われる。昇華
性インク層の熱転写に際しては、まず、映像入力信号が
アナログ処理回路１９に入力され、ここで同期分離、Ｙ
／Ｃ分離等の信号処理が行われる。次いで、その信号
が、画像処理回路２０で、３原色のＲ色、Ｇ色、Ｂ色の
色信号に分離される。そして、Ａ／Ｄ変換された各色信
号データが、プリンタ制御回路１７からの制御信号によ
り、インクシート１０における昇華性インク層の順番
で、階調処理回路２１に入力される。これにより、サー
マルヘッド１２がＢ色、Ｇ色、Ｒ色の順で３回駆動さ
れ、イエロー、マゼンタ、シアンの各昇華性インクが、
受容層の上に順番に重ねて熱転写される。
１０における昇華性インク層の熱転写が行われる。昇華
性インク層の熱転写に際しては、まず、映像入力信号が
アナログ処理回路１９に入力され、ここで同期分離、Ｙ
／Ｃ分離等の信号処理が行われる。次いで、その信号
が、画像処理回路２０で、３原色のＲ色、Ｇ色、Ｂ色の
色信号に分離される。そして、Ａ／Ｄ変換された各色信
号データが、プリンタ制御回路１７からの制御信号によ
り、インクシート１０における昇華性インク層の順番
で、階調処理回路２１に入力される。これにより、サー
マルヘッド１２がＢ色、Ｇ色、Ｒ色の順で３回駆動さ
れ、イエロー、マゼンタ、シアンの各昇華性インクが、
受容層の上に順番に重ねて熱転写される。
【００１４】昇華性インクを熱転写するときは、サーマ
ルヘッド１２は、パルス数Ｎに相当する圧力で、インク
シート１０に押圧される。このとき、普通紙上の受容層
は、普通紙の表面の荒さにかかわらず、平滑な表面を有
するので、高品位なプリント画像が得られる。
ルヘッド１２は、パルス数Ｎに相当する圧力で、インク
シート１０に押圧される。このとき、普通紙上の受容層
は、普通紙の表面の荒さにかかわらず、平滑な表面を有
するので、高品位なプリント画像が得られる。
【００１５】
【発明の効果】以上、本発明にかかる熱転写カラープリ
ンタによる場合には、普通紙へ熱転写を行う際に、普通
紙の表面に受容層がサーマルヘッドによって強く押圧さ
れるので、普通紙の表面が荒いときも、受容層の表面が
平滑になる。従って、受容層の上に形成されるプリント
画像の品位が改善される。
ンタによる場合には、普通紙へ熱転写を行う際に、普通
紙の表面に受容層がサーマルヘッドによって強く押圧さ
れるので、普通紙の表面が荒いときも、受容層の表面が
平滑になる。従って、受容層の上に形成されるプリント
画像の品位が改善される。
【図１】本発明の一実施例にかかる熱転写カラープリン
タの加圧機構を示す側面図である。
タの加圧機構を示す側面図である。
【図２】熱転写カラープリンタの主要構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図３】受容層転写時と昇華性インク層転写時の加圧力
の相違を示すグラフである。
の相違を示すグラフである。
【図４】専用紙への熱転写に使用するインクシートの説
明図である。
明図である。
【図５】普通紙への熱転写に使用するインクシートの説
明図である。
明図である。
１０ インクシート １２ サーマルヘッド １３ ステッピングモータ １６ 受容層検知手段 １７ プリンタ制御回路 １８ モータ制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ４１Ｍ 5/26 8305−2Ｈ Ｂ４１Ｍ 5/26 Ｐ
Claims (1)
- 【請求項１】 受容層および各色の昇華性インク層がシ
ート長手方向に順次積層されたインクシートと、サーマ
ルヘッドとを用いて、普通紙に受容層および各色の昇華
性インク層を順次熱転写することによりフルカラー画像
を形成する熱転写カラープリンタであって、前記インク
シートにおける受容層の領域を検知する検知手段と、該
検知手段の出力データに基づいて、前記受容層の転写時
に昇華性インク層の転写時よりもサーマルヘッドの押圧
力を大きくする加圧制御手段とを具備したことを特徴と
する熱転写カラープリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242609A JPH0550623A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 熱転写カラープリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3242609A JPH0550623A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 熱転写カラープリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0550623A true JPH0550623A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=17091602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3242609A Pending JPH0550623A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 熱転写カラープリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0550623A (ja) |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP3242609A patent/JPH0550623A/ja active Pending
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