JPH0226763A - サーマル記録装置 - Google Patents

サーマル記録装置

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JPH0226763A
JPH0226763A JP17717688A JP17717688A JPH0226763A JP H0226763 A JPH0226763 A JP H0226763A JP 17717688 A JP17717688 A JP 17717688A JP 17717688 A JP17717688 A JP 17717688A JP H0226763 A JPH0226763 A JP H0226763A
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ink sheet
recording
gradation
data
platen
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JP17717688A
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English (en)
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Yoshiyuki Mizoguchi
溝口 芳之
Nobutaka Watanabe
渡辺 宜孝
Koichi Tanno
幸一 丹野
Keiichi Ikeda
恵一 池田
Ikumasa Ikeda
池田 育正
Hideaki Kawamura
秀明 河村
Hideo Takiguchi
英夫 滝口
Jun Kawai
潤 河合
Mayumi Yamamoto
真由美 山本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • H04N1/4005Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales with regulating circuits, e.g. dependent upon ambient temperature or feedback control
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は昇華性インク或いは溶融性インクのいずれかを
塗布したインクシートを使用して、記録紙に熱転写で記
録するサーマル記録装置に関するものである。
[従来の技術] カラーコンピュータ・グラフィックやカラービデオ等の
表示されたカラー画像をプリント出力するカラープリン
タの開発が近年盛んに行われている。これらカラープリ
ンタのうちサーマルヘッドを用いた熱転写法によるカラ
ープリンタとして、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)さらには黒(Bk)の色材が塗布されたイン
クシートを用い、サーマルヘッドによって記録紙に転写
し、多色・多階調のカラー画像を得るプリンタがある。
カラー記録を行うインクシートとして代表的なものに、
昇華性インクが塗布された昇華性インクシートと溶融性
インクが塗布された溶融性インクシートがある。一般に
、昇華性インクシートは階調記録に適しているが、イン
クの受容層を有する高価で特殊な記録紙を必要とし、溶
融性インクシートの場合は安価な普通紙に記録できるが
階調記録に適していないという特徴がある。
[発明が解決しようとする課題] 従来、これら昇華性インクシートや溶融性インクシート
による熱転写記録はそれぞれ単独の熱転写プリンタによ
り実現されている。このため、印刷するデータの種類や
印刷費用等に鑑み、使用するインクシートを変更したい
ときは、少なくとも2台のプリンタを用意しなければな
らなかった。
このことはユーザーにとって大きな経済的負担となって
いた。そこで、これら2種類のインクシートを交換可能
に装着して記録できる熱転写プリンタの出現が期待され
ていた。
このような熱転写プリンタを実現するためには、前述し
たようにインクシートにより階調の再現性が異なるため
、例えば階調再現性の小さい溶融性インクシートを用い
て階調記録を行なう場合、昇華性インクシートの場合と
同じようにサーマルヘッドを認動しても、その特性の違
いにより異なる階調度で記録されてしまうという問題が
ある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、溶融性イ
ンクシートと昇華性インクシートとに対応して記録デー
タの変換方法を変更することにより、いずれのインクシ
ートの場合でもREIN性の良い記録を行うことができ
るサーマ、少記録装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明のサーマル記録装置は
以下の様な構成からなる。即ち、インクシートを介し熱
転写法により記録するサーマル記録装置であって、装着
されているインクシートが溶融性インクシートか昇華性
インクシートかを判別する判別手段と、溶融性インクシ
ートの装着時、入力した1画素データをサーマルヘッド
の各発熱素子に対応した複数ドツトに分割し、入力画素
の階調度に対応して各ドツトの階調度を決定する第1の
階調決定手段と、昇華性インクシートの装着時、入力し
た1画素データに前記複数ドツトを割当て、前記1画素
データの階調度に対応して前記複数ドツトの階調度を決
定する第2の階調決定手段と、前記第1及び第2の階調
決定手段により決定された各ドツトの階調度に従って前
記サーマルヘッドの各発熱素子を駆動して記録する記録
手段とを備える。
他の請求項によれば、 複数ドツトはn×nのドツトマトリクスで構成され、昇
華性インクシートのときは前記ドツトマトリクスの各ド
ツトは入力した1画素データの階調度に設定されている
[作用コ 以上の構成によれば、熔融性インクシートが装着されて
いると判別すると、入力した1画素データを複数ドツト
に分割し、入力画素の階調度に対応して各ドツトの階調
度を決定する。それら各ドツトに対応するサーマルヘッ
ドの各記録要素を決定された階調度に対応してサーマル
ヘッドを発熱駆動する。一方、昇華性インクシートが装
着されているときは、入力した1画素データに複数ドツ
トを割当て、その画素データの階調度に対応して複数ド
ツトの階調度を決定し、1画素データを複数ドツトに対
応させて記録するように動作する。
また、溶融性インクシートへの記録時には、ドツトマト
リクスの各ドツトは昇華性インクシートの場合に比して
1/n2の階調度を有している。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[カラープリンタの説明(第1図、第2図)]第1A図
および第1B図は本発明の一実施例の熱転写カラープリ
ンタの回路構成を示すブロック図であり、このうち第1
A図は入力画像処理部、第1B図は第1C図に示した機
構を含むプリンタ部である。
画像処理部30において、電話回線入力端31から入力
されたカラー画像をカラー復調器34に入力する。この
カラー画像は復調器34によってN T S C信号あ
るいは色差信号に復調され、スイッチ32が(b)側に
接続されているとき、デコーダ35によりR,G、B信
号に分解される。
また、画像処理部30は電話回線入力端31の他にビデ
オ入力端子36を有し、ビデオ入力端36に入力した映
像信号も、スイッチ32を(a)側に切換えることによ
ってデコーダ35に入力している。このデコーダ35に
よってRGB信号に分解されたカラー画像信号は、A/
D変換器37により、例えばRGB各信号ごとに1画素
当り6ビツト(64階調)の多値データに変換され、R
GBメモリ38に記憶される。
40はRGB信号データをそれぞれC(シアン)、M(
マゼンタ)、Y(イエロー)信号に変換する色変換回路
である。この色変換回路40によりYMC信号データに
変換されたカラー画像データ信号は、第1B図に示すプ
リンタ部41に送出される。なお、上記各回路ブロック
およびスイッチ32は第1B図に示すCPU42により
制御される。なお、CPU42は第11図のフローチャ
ートにて後述される処理手順等を格納するROM、制御
におけるワークエリアとして用いられるRAMを有して
いる。
プリンタ部41において、画像処理部30から出力され
た画像データは、第7図に示すような記録する画像の1
ライン毎に]噴次バッファメモリ43に格納され、バッ
ファメモリ43で一旦保持された後、CPU42の制御
に基づいて記録速度に同期して、第2B図に詳細を示す
画素データ変換テーブル45に出力される。ここで、装
着されているインクシートの種類に対応した画素データ
変換が実行され、ヘッド駆動パルス制御回路44に出力
される。ヘッド駆動パルス制御回路44の構成は第2A
図に詳しく示されており、その詳細は後程詳しく説明す
る。46は表示部で、CPU42は後述するようにイン
クシート132の種類を判別してその判別結果や、記録
紙の有無更には各種エラー表示等を表示部46に表示す
る。
次に、プリンタ部41の構成について説明するが、第1
B図のプリンタ部41の機構部は第1C図の側断面図に
詳しく示されているので、以下第1C図を参照して説明
する。なお、第1B図と第1C図において共通部分は同
一記号で示している。
第1C図において101は普通紙カセット、201は昇
華性インク用記録紙を収納するカセットである。第1C
図に示すように、プリンタは2つのカセット101と2
01を同時に装着することかてぎる。カセット101に
は溶融性インクシート等による熱転写で使用される普通
紙が、カセット201には例えば昇華性インクが塗布さ
れたインクシートよりのインクの受容層を持つ昇華型熱
転写記録紙が収納されるようになっている。
2種類の記録紙が同サイズの場合、それぞれ異なった方
のカセットに誤って収納される可能性がある。従って本
例プリンタにおいては、普通記録紙301および昇華型
熱転写記録紙302の裏側に、それぞれ第4図に示すよ
うなマークを付しておき、カセット装着時にこのマーク
と対向するような位置に配設されたそれぞれの反射型フ
ォトセンサ102あるいは202により、普通紙301
あるいは昇華型熱転写記録紙302を検出する。
そのため、カセット101に昇華型熱転写記録紙302
が、カセット201に普通紙301が誤収納されたり、
表裏逆に収納されたりある。いはマーキングのない普通
紙等が収納されても、フォトセンサ102あるいは20
2は記録紙を検出せず、紙無しとして表示部46に適当
な表示を行うようにしている。
カセット101および201に収納された各々の記録紙
は、対応するピックアップローラ103および2031
分離ローラ104,105、及び204.205等によ
りプリンタ本体に給紙される。上記ローラのそれぞれの
駆9jJ#iはモータ106および206であり、これ
らを選択的に駆動することにより普通紙301または昇
華型熱転写記録紙302がプリンタ本体内に給紙される
ことになる。
107.108および207,208はそれぞれ紙ガイ
ドであり、上記給紙機構により給紙された普通紙あるい
は昇華型熱転写記録紙は、それぞれこれら紙ガイドによ
りプラテン120へと送られる。121,122はピン
チローラであり、不図示のバネによってプラテン120
側に付勢されており、プラテン120との間に記録紙を
挟みながら記録紙を搬送している。モータ123はステ
ッピングモータであり、プラテン120を不図示の減速
機構を介して駆動する。124は紙ガイド、125は記
録済みの記録紙を排出する排紙トレイである。
126は紙ガイドレバーであり、紙ガイドレバー126
は不図示のバネとプランジャによって付勢されており、
プランジャオン時にはプランジャの吸引力により第1C
図に示す実線の状態に、プランジャオフ時にはバネの付
勢力によって破線の状態に定位される。
第6図にプラテン120と紙ガイドレバー126及び記
録紙の幅方向との位置関係を示す。プラテン120の長
手方向の長さは記録紙の幅より若干狭く形成されており
、かつ斜線で示した記録範囲全域においてヘッドの当接
を受けることができる長さを有している。また、紙ガイ
ドレバー126はプラテン1200両側に、記録紙の幅
の範囲内にあるように配設されており、記録紙の搬送を
ガイドしている。
従って、第1C図に示すように紙ガイドレバー126が
実線で示される位置にある時には、記録紙は紙ガイドレ
バー126の12aの側の側面でガイドされ、ピンチロ
ーラ121.および122を経て再びヘッド130によ
る記録位置へと送られる。また、紙ガイドレバー126
が破線で示される位置にある時には、記録紙は紙ガイド
レバー126の12b側(上側)の側面でガイドされ、
プラテン120から離れて排紙トレイ125へと排出さ
れる。
次に、ヘッド130のプラテン120への当接の機構に
ついて説明する。131はへラドアップ/ダウン用のモ
ータであり、モータ131の駆動力によってヘッド13
0が、インクシート132および記録紙を介してプラテ
ン120へ押しつけられたり(ダウン状態)、プラテン
120より離反される(アップ状態)。即ち、モータ1
31の軸に取り付けられたウオームギヤ133から得ら
れた回転は、不図示の減速機構を介して第3図に示すギ
ヤ19および20へと伝えられる。ギヤ20のヘッド駆
動軸134にはヘッド130と回転板とが一体で取り付
けられており、回転板22とギヤ21にはI戻りコイル
ばね23の両端がそれぞれ固定されている。
従って、モータ131を駆動してギヤ20を第3図中矢
印で示す反時計回り方向に回転させると、バネ23を介
して回転板22にも同方向の力が働き、ヘッド駆動@1
34、さらにはヘッド130か第1C図に示す矢印A方
向へ駆動され、これによってヘッド130はプラテン1
20に当接する。さらにモータ131を駆動してギヤ2
0を反時計回り方向に回転させると、涙りバネ23はチ
ャージされて、そのチャーシカによりヘッド130はプ
ラテン120へと押しつけられる。このとき、ギヤ20
の回転位相を不図示の検出機構で検出することによりバ
ネ23のチャージ量を検知して、ヘッド130のプラテ
ン120への押しつけ力を少なくとも2段階に制御する
ことができる。ここでいう2段階の押し付は力とは、普
通紙を使用したときの押し付は力と、昇華型熱転写記録
紙を使用したときの最適押付は力である。また、モータ
131を上記方向と逆方向(時計回り方向)に駆動すれ
ば、ギヤ20は第3図中矢印とは逆方向に駆動され、ヘ
ッド130は軸134を中心に第1C図中矢印A方向と
は逆方向に回動して破線で示す位置に駆動され、プラテ
ン120から離反される。
また、第3図に示すヘッド押付は機構は、ヘッド130
によるプラテン120への押付は力をプラテン120の
長手方向に対して一様に分布させるために、ギヤ19.
20と回転板22および1戻リコイルバネ23の機構は
、プラテン120を支える不図示の2枚の地板の両方に
配設されている。また、モータ131の軸にウオームギ
ヤ133を取り付けているため、バネ23をチャージし
てヘッド130をプラテン120へ押付けた後にモータ
131への通電を切った場合も、バネ23のチャーシカ
によってモータ131の軸が逆回りさせられてヘッド1
30のプラテン120への押付けが解かれることはない
[インクシートとその駆動系の説明(第5図)]次に、
インクシート132の構成とその駆動°系について説明
する。第5図に示すように、インクシート132には、
シート位置検出のためのマーク16aが設けられた透明
部分子と、カラー記録を行うためのイエローY、マゼン
タM、シアンCの3つの染料がそれぞれ塗布された部分
からなる4つの部分がこの順序に従って連続して形成さ
れている。透明部分子は印刷する色の同期を取るための
部分であり、この部分子を検知すると次にイエロー7部
分がくることが検知できる。
また昇華性インクシートでは、Y、M、C部にはそれぞ
れ昇華型染料が塗布されており、このときはカセット2
01の昇華型熱転写紙を用いてカラー記録が行われ、溶
融性インクシートでは、Y、M、C部にはそれぞれ溶融
性インクが塗布されており、このときはカセット101
に収納されている普通紙を用いてカラー記録が行われる
。16bは昇華性インクシートにのみ付加されているマ
ークで、溶融性インクシートには付加されていない。従
って、昇華性インクシートには位置決めマーク16aと
識別用マーク16bとが付され、溶融性インクシートに
は位置決め用マーク16aのみが付されている。
なお、これらインクシートの種類を表すマークの位置は
これに限定されるものでなく、例えば単色のインクシー
トの場合であれば、インクシートの記録に使用されない
端部にインクシートの長さ方向に沿ってインクシートの
種類を示す線を、例えは昇華性インクシートのときは第
5図の右側に、溶融性インクシートのときは左側という
ように設けて、プリンタはこの線の位置をフォトセンサ
等により読取ってインクシートのf!頚を判別するよう
にしても良い。
第1C図において、ステッピングモータ139かインク
シート132の送り機構の駆動源であり、モータ139
の回転が駆動@140に伝達されてインクシート132
が矢印B方向に巻取られる。また、ロール状のインクシ
ート132の回転軸141には適当なフリクションが与
えられているため、巻取軸140によりインクシート1
32が巻取られるときは、軸141が巻取軸140に対
して負荷となり、インクシート132がたるむことがな
い。さらに、ヘッド130をプラテン120に押当てた
状態でプラテン120を回転駆動した場合でも、記録紙
とインクシート132の摩擦力や静電気力によりインク
シート132がたるむことがないように、ヘッド130
をプラテン120に押し当てる力を調節できるようにな
っている。
[インクシートのマーク検出 (第1C図、第5図)] 第1C図において、135および136はそれぞれフォ
トダイオードとフォトトランジスタで、2組の透過型の
フォトセンサ(135−1,136−1及び135−2
,136−2)を構成している。これらは前述したよう
に、インクシート132にマーキングされたマーク16
aあるいは16bを検出するためのものであり、マーク
16aを検出するもの(135−1と136−1)とマ
ーク16bを検出するもの(135−2と133−2)
とが、それぞれ記録紙の幅方向に2組配設されている。
いま、サーマルヘッド130がダウンした状態で、1組
のフォトセンサによりマーク16aが検出されると、イ
ンクシート132の記録開始用初期位置に設定されてい
ることになる。このとき、もう一方の組のフォトセンサ
によりマーク16bが検出されていれば、装着されてい
るインクシート132は昇華性インクシートであると判
別でき、マーク16bが検出できなければ溶融性インク
シートであると判別できる。
また、第5図に示すようにインクシート132のマーク
16bの下流側には、プリンタ本体におけるフォトセン
サ135,136の位置からヘッド130による記録位
置13a(第1C図)までの長さL°°だけの透明部分
がある。従って、マーク16aがフォトセンサ135及
び136により検出されている状態では、インクシート
Yの先頭部分がヘッド130に対向しており、これによ
り記録開始のためのインクシートの初期位置設定がなさ
れたことになる。
また、ステッピングモータ123と139の減速系にお
ける減速比は、それぞれ123,139を同様に駆動し
た時、ヘッド130の記録位置13aでの記録紙とイン
クシートとの送りはインクシートの方が速くなるように
設定されているが、巻取り軸140には不図示のスリッ
プ機構が設けられているため、ヘッドやプラテン部での
記録紙の送り量と同様の量のインクシートが巻取られ、
その差分はスリップ機構が吸収するように構成されてい
る。
[ヘッド駆動パルス制御回路の説明 (第2図、第8図〜第10図)] ヘッド駆動パルス制御回路44は、第2A図に示すよう
な構成から成る。
第8図はサーマルヘッド130の構成を示す図である。
230は発熱抵抗素子で、この実施例では12pel(
12発熱素子/ m m )の素子間隔で、記録紙の幅
方向に1ライン分設けられている。233は1ライン分
の記録データをラッチするラッチ回路、234はシフト
レジスタである。シフトレジスタ234に入力されたシ
リアルデータ444はクロックパルスCLKにより類1
次シフトインされ、ラッチ信号235によりラッチ回路
233にラッチされてパラレルデータに変換される。こ
うして、各発熱抵抗素子230に対応する記録データが
ラッチ回路233に保持される。そして、ストローブ信
号5TB445により電圧を印加するタイミングおよび
時間が定められ、データのある素子の出力トランジスタ
231が“オン”される。こうして、対応する発熱抵抗
素子230!、:通電されて発熱駆動される。
第2A図において、450は所定の周波数クロックCL
Kを出力する発振器、451はクロック信号CLKを、
例えばサーマルヘッド130の1ラインの発熱素子数分
を計数する毎にラッチ信号235を出力する分周回路で
ある。440は入力した画素データの各画素に対応し、
シフトレジスタ234の各レジスタ段へ階調データ44
4をCLK信号に同期して転送する階調変換デコーダで
ある。カラー画像を処理する場合は、Y、M、C各色毎
に階調変換デコーダ440で階調変換が行なわれる。
階調カウンタ441はラッチ信号235を入力する毎に
カウントアツプする階調カウンタで、CPU42の指示
信号61に基づき、例えば昇華性インクシートのときは
mode4(6ビツト)の計数を、溶融性インクシート
のときはmod16(4ビツト)の計数を実施している
9階調変換デコーダ440は階調カウンタ441よりの
計数値と、入力した各画素データとを比較し、画素デー
タの方が大きいかまたは等しいときに階調データ444
として“1”を出力し、画素データの方が小さくなると
“0”を出力している。
ストローブ信号発生回路442は、ラッチ信号より少し
遅れてストローブ信号5TB445を出力し、これによ
り発熱素子が駆動されて記録が行なわれる。443は昇
華性インクシート用のSTB信号のパルス幅の調整デー
タを収納している階lROMテーブル、447は溶融性
インクシート用階調ROMで、溶融性インクシート用の
5TEI信号パルス幅の調整データを収納している。こ
れらROMにはヘッド温度検出器よりの温度補正信号4
46が入力されており、この温度補正信号446を基に
各色ごとに最適な階調特性が得られるような補正データ
が記憶されている。448は装着されているインクシー
ト132の種類に対応してCPU42により切換えられ
、インクシート132の種類に対応した階調補正データ
をストローブ発生回路442に出力するスイッチである
[画素データ変換の説明 (第2B図〜第2F図)] 第2B図はバッファメモリ43より読出した画像データ
の各画素を、装着されているインクシートの種類に対応
して変換する画素データ変換テーブルの構成を示すブロ
ック図である。
図において、51は読出された画像データの色(MMC
)に対応して切換えられるスイッチ、52は後述する変
換データを内蔵した変換メモリで、バッファメモリ43
よりの画像データをアドレスとして入力し、CPU42
よりの制御信号47に従って、溶融性インクシートが装
着されているときは4ビツトデータを、昇華性インクシ
ートが装着されているときは6ビツトデータを出力して
いる。制御信号47のうち53はインクシート132の
種類を指示する指示信号、54はインクシートが溶融性
インクシートのときに出力される、2×2のマトリクス
のx、yアドレス信号をである。
次に、この変換メモリ52のデータ構成について説明す
る。
第2C図はサーマルヘッド130への印加エネルギーと
記録濃度との関係を、インクシートの種類に対応して示
した図である。58は昇華性インクシートを使用したと
きの印加エネルギーと記録濃度との関係を示し、59は
溶融性インクシートを使用したときの印加エネルギーと
記録濃度との関係を示している。このように、昇華性イ
ンクシートの場合は、印加されたエネルギーに対してほ
ぼ比例した記録濃度が得られるが、溶融性インクシート
の場合はその値が△E近傍で急激に濃くなり、昇華性イ
ンクシートのような多階調記録がむずかしくなっている
そこで、例えばいま入力した画像データの階調度を64
階調(6ビツト)とすると、昇華性インクシートの場合
はそのまま645jJi(6ビツト)で出力するが、溶
融性インクシートの場合は入力した1画素データを2×
2の4ドツトに分割し、1ドツトを16階調で表現して
(4X16=)64階調で表現することにより、溶融性
インクシートの場合でも見かけ上、階調度が低下しない
ようにしている。なお、溶融性インクシートの場合は入
力した1画素が4ドツトで記録されるため、記録された
画像データの大きさを同じにするために昇華性インクシ
ートの場合でも、入力された1画素データを2×2ドツ
トで表現している。ただし、このとき記録される各ドツ
トの階調度は入力画素データの階調度に等しくなってい
る。
第2D図はこの実施例で使用される画素変換マトリクス
の一例を示し、図のようにx、y軸を定めてアドレスを
設定している。
第2E図は変換メモリ52の溶融性インクシート用テー
ブルデータの作成処理を示すフローチャートで、このデ
ータ作成処理は変換メモリ52のデータ構成を説明する
ために示したもので、この実施例のカラープリンタで実
行される必要はなく、このような特性を有するデータが
メモリ52に格納されていれば良い。なお、昇華性イン
クシート用の変換データとして各アドレスにはそのアド
レス(画像データ)と同じデータが格納されているため
、バッファメモリ43より読出されたデータがそのまま
ヘッド駆動パルス制御回路44に出力される。
第2E図において、ステップ5100では画素データD
を“01にし、ステップ5tot、1゜2でそれぞれy
−0,x=Oにする。ステップS3ではd。を(D/4
)の整数部分とし、d、を(D/4)の余りに設定する
。ステップ5104では第2D図のマトリクスのうち、
(x、y)で指示された画素とdlの値とを比較し、d
、の方が大きければステップ5105に進み、その画素
部分に(d0+1)を書込み、そうでなければステップ
5106に進み、doをその画素部分に書込む。こうし
て、まずマトリクスの(0,0)に対応する位置にデー
タを書込み、それ以降(1゜o)、(o、i、(t、t
)の順に各画素位置に書込んでいく。このようにして4
画素分が書込まれるとステップ5111に進み、画素デ
ータDを+1し、前述の処理を画素データDが最大階調
度(64)以上になるまで繰返し実行する。
こうして、第2D図のマトリクスを基に入力画素データ
の階調度に対応して作成された変換データを第2F図に
示す。ここでは、各マトリクスの下部に入力画素の階調
度を()で示している。
従って、例えば入力画素の階調度が“10“のときは、
60で示されたデータに変換されて各ドツトが4ビツト
で出力される。ここで各ドツトの階調度は昇華性インク
シートの場合と同様に、ヘッド駆動パルス制御部44の
制御により階調記録される。
第2G図は入力画素データ(pi〜Pn)と溶融性イン
クシートの場合の記録密度及び昇華性インクシートの場
合の記録密度の関係を示した図である。
第2G図において(a)は入力画素データ列を示し、P
1〜Pnがそれぞれ各画素に対応している。(b)は入
力画素データが溶融性インクシート用に変換されて記録
されるドツトデータを示し、62の斜線部分が画素P1
が変換されて記録される。ドツトk。−に3は画素P1
が変換されたドツトデータを示し、第2F図に示された
マトリクス部分に相当しており各1ドツトが12Pel
のサーマルヘッド130の1つの発熱素子に対応してい
る。(C)は昇華性インクシートの場合の印刷ドツト列
を示し、1つの入力画素データが水平方向に2画素ずつ
2列に亙って記録され、合計4個のドツトで記録される
(6Pal)。こうすることにより、入力した画像デー
タサイズが同じであれば、溶融性インクシートによる記
録サイズと昇華性インクシートによる記録サイズがとが
同じになる。
次に、実施例のサーマルヘッド130の発熱駆動方法に
ついて説明する。
第9図はヘッド通電時間とサーマルヘッド130による
記録濃度の関係を示す図であり、Poの濃度を得るため
には、(Bl + B2 + B3 + B4+Bs)
の時間、発熱抵抗素子230に通電するようにする。第
9図から明らかなように、ヘッド130への通電時間と
その記録濃度とは比例しておらず、例えばPlの記録濃
度を得るためにはヘッド130に約(Bl+82)の通
電時間が必要である。
第10図は第9図に示すような通電時間と記録濃度特性
を有するカラープリンタにおける、カラー画像記録時の
ヘッド駆動および制御パルスを示す図である。
ここでサーマルヘッド130はラインヘッドであり、7
0は1ライン分のデータ記録タイミングを示している。
いま、第2A図の階調変換デコーダ440に入力される
1画素当りの画像データが、例えば6ビツトで構成され
ているとすると、1画素当り64通りのデータの種類を
取りつる。
従って、この場合はN階調のNは“64″となる。まず
、シフトレジスタ234に1ライン分のデータの1回目
のSTB信号に対する階調データ444が転送され、ラ
ッチ信号235によりラッチ回路233にラッチされる
。次に、STB信号B1が出力されて、B、のパルス幅
だけデータ“1”が出力された発熱素子が駆動される。
この発熱駆動の間に次のデータがシフトレジスタ234
に入力され、STB信号が立ち下がるとラッチ信号23
5によりラッチ回路233にラッチされる。こうして次
に、STB信号が82の聞出力される。このような動作
が64回(STB信号81〜B64)実行されて1ライ
ン分の記録が行われる。
即ち、階調変換デコーダ440は画像データを入力し、
その画像のうち記録するラインのm番目の画素データの
値が“20”であったとき、その画素データの位置に対
応しているシフトレジスタ234のm段目に、階調カウ
ンタ441の値を参照しながら、前半の20個のデータ
が“1°゛で、後半の44 (64−20)偲のデータ
が°0”となるようなデータ71を合計64回出力する
(昇華性インクシートの場合)。但し、このときシフト
レジスタ234の他の段は対応する画素の階調度に応じ
てデータがセットされていることはもちろんであり、溶
融性インクシートのときは合計16回出力される。
このとき、各ストローブ信号STBは、第9図に示した
理由により、第10図に示すようにSTB信号の出力回
数に対応してそのパルス幅が変更されている。このよう
なSTB信号のパルス幅調整を実行しているのがストロ
ーブ信号発生回路442である。このストローブ信号発
生回路442は前述したように、インクシート132の
種類に対応した階調データを対応するROMテーブルよ
り入力しており、インクシート132の種類に対応して
STB信号445の幅や周期等を調整している。
[カラープリンタの動作説明 (第11図)1次に、カ
ラー記録のシーケンスについて第11図に示すフローチ
ャートを参照して説明する。このフローチャートで示さ
れた制御プログラムはCPU42のROMに格納されて
いる。
まず、ステップS1で第1A図で示した画像信号入力端
の選択、即ち電話回線入力端31或いはビデオ入力端3
6から入力するかを、自動もしくは手動により行ない、
ステップS2において入力されたカラー画像データをR
GBメモリ38に記憶する。次に、ステップS3でサー
マルヘッド130をプラテン120に当接させる。この
とき、型動モータ131によってt戻りコイルバネ23
を適切にチャージすることにより、熱転写プリントに最
適なヘッド130とプラテン120とによる押し圧とす
る。
次にステップS4でプラテン120の回転駆動とインク
シート132の巻取りを開始し、第5図に示したインク
シート132の初期位置出しを行なう。ここで、フォト
ダイオード135からの信号を検出するフォトトランジ
スタ136は、第5図に示すマーク16aを検出するた
めの135−1.136−1とマーク16bを検出する
ための135−2,136−2の2組より成り、ステッ
プS5において136−1が検出信号を出力するまで第
5図に示した矢印方向にインクシート132を6勅する
ステップS5でマーク16aがフォトトランジスタ13
6により検知されると、サーマルヘッド130とインク
シート132は互いに記録可能な位置に設定されている
ことになる。こうして、ステップS6でインクシート1
32の巻取りとプラテン120の回転駆動を停止し、ス
テップS7でフォトセンサ136−2によりマーク16
bの検出を行うことにより、インクシート132の種類
を判別する。即ち、反射型フォトセンサ136−2によ
りマーク16bが検知されると、このインクシート13
2は昇華性インクシートであるためステップS7からス
テップS8に進み、フォトセンサ136−2がマーク1
6bを検出しなければ溶融性インクシートとしてステッ
プS12に進む。ここで検出されたインクシートの種類
はCPt142のRAMに記憶され、後述する制御に使
用される。
ステップS8ではスイッチ448を(a)側に切換える
とともに、昇華性インクシートであることを表示部46
に表示し、ステップS9で昇華性インクシート用の記録
紙がカセット201に収納されているかを判別し、カセ
ット201に昇華性インク用記録紙が収納されていれば
ステップS9に進みサーマルヘッド130をアップして
プラテンより離反させ、ステップSllでモータ206
によりピックアップローラ203や分離ローラ204.
205を駆動してカセット201より記録紙をプラテン
120側に給紙する。
一方、溶融性インクシートのときはステップS12でス
イッチ448を(b)側に切換えるとともに、表示部4
6に熔融性インクシートであることを表示し、ステップ
S13でカセット101に普通紙が収納されているかを
調べる。普通紙が収納されていればステップS14に進
みサーマルヘッド130をアップしてステップS15に
進み、ピックアップローラ103や分離ローラ1041
05をモータ106により駆動し、普通紙をプラテン1
20側に給紙する。なお、ステップS9及びステップS
13で対応する記録紙が存在しないとぎはステップS1
6に進み、紙無し表示等のエラー処理を行う、なお、給
紙動作及び以下に示す記録紙の初期位置出し時(ステッ
プS17及び522)に、インクシートがプラテン12
0の回転により送られるのを防ぐために、給紙の前にヘ
ッド130をプラテン120より若干離してインクシー
ト132が記録紙と一緒に送られないようにしている。
次に、ステップS17において、不図示のプラテン12
0の回転位相角検出器によりプラテン120の回転位置
を検出し、ステップS18で記録紙の位置が記録可能な
位置になったと判断したならば、ステップS19におい
てサーマルヘッド130をダウンさせてプラテン120
に当接させ、ステップShoで第12C図のフローチャ
ートで示された記録処理を行い、1色分の画像データ(
Yデータ)を1ペ一ジ分記録する。このとき、ヘッド1
30の押し圧はインクシート132の種類に従ってそれ
ぞれ予め定められた各インクシートに最適な押し圧に制
御されている。1色分の画像データが1ペ一ジ分記録さ
れるとステップS21に進み、紙ガイドレバー126を
第1C図の実線で示した位置に変容させる。
次に、ステップS22〜S23において、記録紙はプラ
テン120の回転、により再び記録位置まで搬送される
。即ち、プラテン120の回転位置を基に、記録可能位
置に記録紙とインクシート132が配されるまでプラテ
ン120を回転させる。次に、ステップS24で次の色
のカラー記録を行う。なお、ステップS20とステップ
324における記録動作時には、前述したようにストロ
ーブ信号発生回路442から、装着されているインクシ
ート132に対応したSTB信号445が出力される。
また、この記録動作において、記録紙が記録可能な位置
に来た時点よりインクシート132も記録紙と同じ移動
速度で駆動して記録が行なわれる。こうしてステップ、
S25で、YMC3色のそれぞれのデータにつき、記録
が終了したと判断するとステップ326に進む。
ステップ526では排紙レバー126をオフにして第1
C図の点線位置に変移させ、ステップS27でプラテン
120の回転により記録済みの記録紙をトレイ125に
排出し、ステップ328でプラテン120の回転を停止
する。次に、ステップS29の処理により、続けて記録
を行なう場合はステップS3に戻り前述の動作を実施す
る。
第12C図は第12B図のステップS20及び24に示
された実施例の記録処理を示すフローチャートである。
ステップS30で装着されているインクシートの種類を
CPtJ42のRAMに記憶されている情報を基に判別
し、溶融性インクシートのときはステップS31で指示
信号61により4ビツトカウントを指示し、指示信号5
3で変換メモリ52の読出しデータを溶融性インクシー
ト用データにする。一方、昇華性インクシートのときは
ステップS32に進み、昇華性インクシート用の指示信
号53と61を出力する。ステップS33でバッファメ
モリ43より1画素データを読出し、ステップS34で
(x、y)アドレス信号54を(0゜0)に、ステップ
S35でアドレス信号54を(1,O)にする。そして
ステップ536で1ライン分のデータ読出しが終了した
かを調べ、1ライン分のデータ読出しが終了するまで前
述のステップS33〜36を実行する。
こうして1ライン分の記録が終了するとステップS37
に進み、装着されているインクシートの種類を判別し、
ステップ338と39でインクシートの種類に対応した
記録紙の送り速度を設定し、ステップS40で1ライン
分、インクシートの種類に対応する速度で記録紙を搬送
する。これは溶融性インクシートの方が昇華性インクシ
ートの場合よりも記録時間が短くて済み、更に、1ドツ
トの階調度が昇華性インクシートの場合に比して1/4
であるため、溶融性インクシートの記録時間が昇華性イ
ンクシートの場合に比して大幅に減少できるため、溶融
性インクシートの場合、記衾】紙の送り速度が早められ
るためである。
ステップS41ではステップS33と同じラインのデー
タを読出し、ステップS42〜44でドツトマトリクス
の2行目を記録する。こうして基に画素データの1ライ
ン分が2ラインに互って記録されるとステップ345に
進み、ステップS40の場合と同様にして記録紙を搬送
する。こうしてステップS46で1ペ一ジ分の画像デー
タの記録が終了していなければステップS47でバッフ
ァメモリ43の次の読出しアドレスを設定してステップ
333に戻り、1ページの記録処理が終了するまで前述
の処理が実行される。
以上説明したようにこの実施例によれば、装着されてい
るインクシートの種類を検出して、そのシートに対応し
た記録制御が実施できるため、例え溶融性インクシート
が装着されていても、階調記録ができる効果がある。
また、いずれのインクシートによる記録でも同じサイズ
の画像記録ができる効果がある。
[発明の効果] 以上の説明したように本発明によれば、溶融性インクシ
ートを用いても昇華性インクシートの場合と同様に階調
性の良い記録ができ、いずれのインクシートによっても
再生画像のサイズが同じになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は実施例のカラープリンタの画像
処理部およびプリンタ部の構成を示すブロック図、 第1C図は実施例のカラープリンタのプリンタ部の機構
部の側断面図、 第2A図はヘッド駆動パルス制御回路の概略構成を示す
ブロック図、 第2B図は画素データ変換テーブルの構成図、第2C図
は溶融性インクシートと昇華性インクシートのそれぞれ
の印加エネルギーに対する記録濃度を示す図、 第2D図は画素変換マトリクス例を示す図、第2E図は
変換メモリの変換データ作成処理を示すフローチャート
、 第2F図は変換データマトリクス例を示す図、第2G図
は入力画素と各シート使用時の記録状態を示す図、 第3図は第1C図に示したサーマルヘッドの押付は機構
を示す斜視図、 第4図は実施例における記録紙のマーキングを説明する
ための上面図、 第5図は実施例におけるインクシートを説明するための
上面図、 第6図は第1C図に示した紙ガ・イドレバー、プラテン
および記録紙の配置構成を示す上面図、第7図は第1図
に示したバッファメモリの内容を示す概念図、 第8図は実施例におけるサーマルヘッドの詳細を示すブ
ロック図、 第9図は実施例におけるヘッド通電時間と画像濃度との
関係を示す線図、 第10図は実施例のプリンタ部におけるサーマルヘッド
を駆動する信号パルスの波形図、そして第11図は実施
例のカラープリンタにおける記録処理手順を示すフロー
チャートである。 図中、16a、16b・・・マーク、30・・・画像処
理部、34・・・カラー復調器、35・・・RGBデコ
ーダ、38・・・RGBメモリ、40・・・色変換回路
、41・・・プリンタ部、42・・・CPU、43・・
・バッフアメそり、44・・・ヘッド駆動パルス制御回
路、45・・・画素データ変換テーブル、46・・・表
示部、52・・・変漁メモリ、53.61・・・指示信
号、101.2011−カセット、120I・・プラテ
ン、126・・・紙ガイドレバー 130…サーマルヘ
ツド、132・・・インクシート、1315−フォトダ
イオード、136・・・フォトトランジスタ、230・
・・発熱抵抗素子、231・・・出力トランジスタ、2
32・・・AND回路、233・・・ラッチ回路、23
4・・・シフトレジスタ、301・・・普通紙、302
・・・昇華性復熱転写用記録紙、440・・・階調変換
デコーダ、441・・・階調カウンタ、442・・・ス
トローブ信号発生回路、443・・・昇華性インクシー
ト用階調ROM、444・・・階調データ、445・・
・ストローブ信号STB、447・・・溶融性インクシ
ート用階調ROM、448・・・スイッチ、450・・
・発振器、451・・・分周回路である。 ΔE −高1) 印grt工フルヤ゛− 第2C図 第2D図 第3 図 着九鴨 昇華性!#!!、転写用紀針気 第4図 第5図 第8図 第7 Ntl団 図 第9図 第 O図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクシートを介し熱転写法により記録するサー
    マル記録装置であつて、 装着されているインクシートが溶融性インクシートか昇
    華性インクシートかを判別する判別手段と、溶融性イン
    クシートの装着時、入力した1画素データをサーマルヘ
    ッドの各発熱素子に対応した複数ドットに分割し、入力
    画素の階調度に対応して各ドットの階調度を決定する第
    1の階調決定手段と、昇華性インクシートの装着時、入
    力した1画素データに前記複数ドットを割当て、前記1
    画素データの階調度に対応して前記複数ドットの階調度
    を決定する第2の階調決定手段と、前記第1及び第2の
    階調決定手段により決定された各ドットの階調度に従つ
    て前記サーマルヘッドの各発熱素子を駆動して記録する
    記録手段とを備えることを特徴とするサーマル記録装置
  2. (2)前記複数ドットはn×nのドットマトリクスで構
    成され、昇華性インクシートのときは前記ドットマトリ
    クスの各ドットは入力した1画素データの階調度に設定
    され、溶融性インクシートへの記録時には前記ドットマ
    トリクスの各ドットは昇華性インクシートの場合に比し
    て1/n^2の階調度を有していることを特徴とする請
    求項第1項に記載のサーマル記録装置。
JP17717688A 1988-07-18 1988-07-18 サーマル記録装置 Pending JPH0226763A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17717688A JPH0226763A (ja) 1988-07-18 1988-07-18 サーマル記録装置
DE1989627282 DE68927282T2 (de) 1988-07-18 1989-07-17 Vorrichtung und Verfahren zum Druck von Halbtonbildern mittels Thermo-Transfer
EP19890113072 EP0351754B1 (en) 1988-07-18 1989-07-17 Apparatus and method for printing halftone images by thermal transfer
US07/908,427 US5274395A (en) 1988-07-18 1992-06-30 Thermal transfer recording apparatus switchable between sublimable and fusible ink sheets

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5376602A (en) * 1993-12-23 1994-12-27 The Dow Chemical Company Low temperature, pressureless sintering of silicon nitride
JP2019038180A (ja) * 2017-08-25 2019-03-14 日本電産コパル株式会社 レーザーマーキング装置及びレーザーマーキング装置の濃度調整方法

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