JPH05503745A - 地中パイプラインの設置方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パイプを次々に地中に押し込むことによりパイプを地中に設置する方 法に関する。予め地中に付勢された掘削パイプは、トンネル内に引き込まれる又 は押し込まれるこれらの対応した最終的なパイプと置き換えられ、土は、除去さ れる最初の掘削シリンダの内側にあってトンネルから除去される。本発明は、道 路の下にパイプラインを導入する場合等に、特に、石を含まない細粒土内にパイ プを設置するのに適している。

パイプの直径が小さく長さが短いときには、十分な力を加えて所望の方向にパイ プを押し込む土移動法を用いることが可能である。パイプの端部に設けた成形ヘ ッドにより、パイプの横断面により必要とされるだけの土を移動させる。このよ うな装置は、ＤＥ−１８１１４２１号公報及びＦｌ−５１７２６号公報に開示さ れている。これらの方法によれば、土は側方に付勢されて押し固められ、孔を拡 大して後に生じた土は、更に押し固められるか孔から除去される。孔は、崩壊す ることなく開いたままであれば拡大可能である。

スエーデン公報第４４６４７２号は、開始時の掘削に付加部分を次々に加えるこ とにより、地中に円筒状部分を付勢する方法を開示している。円筒状部分は、シ リンダが建造中のトンネル内にあるとき、公知の方法により除去された土により 充填される。

孔を形成するために、或いは孔を拡大するためにアーμを必要とする方法は、孔 が崩壊し易いという欠点を有する。この方法の場合、例えば地中に付勢するとき 、アーμでケーブルを牽引することが好ましい。

スエーデン公報第４４６４７２号による方法において、土搬送装置によりパイプ から土を除去することができるように、大径のパイプ（２ｍ）が使用される。

それよりパイプの直径が大きくなると、道路又は鉄道の下に押し込んだとき、道 路を損傷する運動や移動を引き起こすことになる。

本発明による方法は、上述した欠点に基本的な改良を加えたものである。本発明 に係る方法は、以下の請求の範囲に記載した特徴を有している。

本発明の最大の特徴は、トンネルの掘削過程における道路の崩壊を防ぐことがで きる点にある。シリンダを、ハンマの急速な衝撃により地中に付勢すると、道路 の土は元の位置に止まり、移動することはない。トンネルの外側の土又は地中物 質は除去されず、トンネルの横断面内に位置する土のみが除去される。このため 、トンネル上方での沈下は見られない。

以下、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。

図１は、道路下に付勢された掘削シリンダを示す。

図２は、掘削シリンダと交換するための、最終的なパイプの押し込みを示す。

図３は、道路下の最終的なパイプの牽引を示す。

図４は、配管間のフランジを示す。

図５は、最終的な配管の牽引／押し込み部を示す。

図６は、掘削シリンダの円錐状継手を示す。

図１では、本発明は道路Ｉの下にトンネルを掘削するのに適用されている。シリ ンダ２．３．４はハンマ６により付勢されて道路の下に貫入する。衝撃は一番後 ろのシリンダに付与され、フランジ５を介して伝えられる。第１のシリンダは、 少なくとも前方の尖った端部が耐磨耗性の材料で形成されている。シリンダには 土が詰まっているが、衝撃が瞬間的であるため、土はシリンダの貫入にも拘わら ず移動することかできない。

図２には、トンネルの外側パイプ８による押し込みが示されている。この押し込 みは、油圧シリンダ７を介して一定の力で行われる。シリンダは支持板１０を介 して土の壁ＩＩにより支持されている。外側バイブ８はフランジ９を介して押し 込まれ、一番後方のシリンダに常に押圧力を付与している。ケーブル１２は、最 初のシリンダ２に固定されており、同時に道路の下を通されている。配管８が” 　シ１ルダ２．３．４の位置にくると、掘削した土はシリンダの内側にある状態 でトンネルから除去される。

図３には、油圧シリンダ７による外側バイブ８の押し込み、及び同時にキャタピ ラ１３により行われる牽引が示されている。配管の内側では予め、牽引されるケ ーブル１２がフランジ９に固定されると共に、第１のシリンダ２から延びるケー ブルの反対側端部はキャタピラに固定される。これにより、キャタピラは配管全 体を牽引することができる。牽引は牽引装置単独で行うこともできるが、ｌ＼ン マ打ち又は押し込みにより或いは全ての既存の方法を併用して補助することが極 めて好ましい。

図４において、配管４及び５の間に配置されたフランジ５が示されている。フラ ンジは配管８及びシリンダ４のための肩部を有する。このフランジは、ケーブル 用の中央孔Ｉ８を有する。このフランジは、掘削された土が最終的な配管８内に 移動するのを防いでおり、前記上が掘削パイプの内側にあって確実にトンネルか ら除去されるようにしている。本方法は、最終的な配管８の直径が、掘削パイプ の直径と同様に極めて大きい場合に、非常に有効である。

図５において、一番後ろの最終的な配管８のフランジ９か示されている。フラン ジはケーブル１２等の牽引具用の固定手段１４を備えている。フランジは、次々 のパイプの端部に反復して取り付けるための肩部を有している。

図６は、シリンダ１５の端部において、円錐状の端部形状１６がノ１ンマ工具１ ７により如何に形成されるかを示している。このノ１ンマ６はシリンダ１５に衝 撃を伝える円錐状の工具部１７を備えている。円錐状の工具部１７は、／１ンマ 打ちが開始されシリンダの円錐状端部１６を鍛造する際に、直接シリンダ内に貫 入する。ハンマ打ちを継続して一定時間経過すると、円錐状に鍛造された端部と シリンダ１５は、地中に貫入し始める。このようにして、シリンダ間は極めて密 になり、優れた衝撃及び力伝達継手を形成する。シリンダと工具部１７とは、横 方向に或いは上下方向にずらすと同時に円錐状継手を牽引して開放することによ り、簡単に解放することができる。シリンダ１５の前側縁部は、それらが前方の シリンダ内に付勢されるとき、ある程度収縮する。

各シリンダ１５を解放して中を空にするには、それらをトンネルから押し出すと き、ハンマ、衝撃或いは振動を用いることができる。最も重要な解放方法は、円 錐状継手が解放したときに、解放されたシリンダを前方のシリンダの方向から離 すことである。円錐状継手Ｉ６が解放することができるときには、それを平らに することも可能である。

本発明は、好ましい実施例に基づいて例示的に説明してきたが、本発明はいかな る意味においても、上記実施例に限定されるものではない。変形例は、以下の請 求の範囲に記載したような発明の概念の範囲内で可能である。

国際調査報告 １Ｍｍ’ｅｌ１１６Ｎｍｌ　Ａｗｌｉよ０．。、、、　ＰＣＴ／Ｆｌ　９０１０ ０２５２国際調査報告 ＰＣＴ／ＦＩ　９０１００２５２

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．トンネル掘削中、次々に結合された断面が多角形又は円形のシリンダを地中 に貫入させたときに、第１のシリンダ（２）の前方縁部により掘削された土か前 記シリンダ内に移動する、地中にパイプライン（８）又はトンネルの外壁を設置 する方法であって、 地中用の最終的なパイプ／配管（８）を押し込む及び／又は牽引することにより 、土の入った前記シリンダ（２、３、４、１５）をパイプ／配管（８）と置き換 え、前記シリンダをトンネルから外に出すときに、トンネルから掘削された土を 、前記シリンダの内側にある状態でトンネルから除去することを特徴とする方法 。
2. ２．請求の範囲第１項記載の方法であって、地中に付勢されて土が充填される前 記次々のシリンダ（１５）を、円錐状の重ね継手で一つずつ結合することを特徴 とする方法。
3. ３．請求の範囲第三項又は第２項記載の方法であって、前記シリンダ（１５）の 他方の端の円錐部（１６）を、ハンマ（６）の円錐状の工具（１７）により形成 することを特徴とする方法。
4. ４．請求の範囲第１項乃至第３項記載の方法であって、前記シリンダが、例えば 、ケーブル（１２）等の牽引具を前記シリンダにより掘削されるトンネル内に牽 引するときには、この牽引具を、その他端部から第１の貫入シリンダ（２）に固 定し、トンネル内への配管（８）の牽引又は押し込みを前記牽引具により行うと きには、前記牽引具の反対側の端部を牽引／押し込みフランジ（９）に固定する ことを特徴とする方法。
5. ５．請求の範囲第１項乃至第４項記載の方法であって、地中へのシリンダ又はパ イプ（８）の貫入を、計画トンネルライン内に予め取り付けた牽引具（１２）に より行うことを特徴とする方法。
6. ６．請求の範囲第１項乃至第５項記載の方法であって、前記シリンダ（２、３、 ４、１５）及び／又はパイプ（８）を、ハンマ工具により、又はハンマ工具と牽 引／押し込み装置により、地中に付勢することを特徴とする方法。
7. ７．請求の範囲第１項乃至第６項記載の方法であって、前記シリンダ及び／又は パイプの牽引及び／又は押し込みにおいて、作業機を単独で、或いは補助力源と して使用することを特徴とする方法。
8. ８．請求の範囲第１項乃至第７項記載の方法であって、力を伝達し、シリンダと 配管（８）を結合するフランジ（５）により、土が前記シリンダから前記配管の 方へ移動するのを防ぎ、更に、前記フランジに、前記フランジを通って牽引具（ １２）を案内するための孔を設けたことを特徴とする方法。
9. ９．請求の範囲第１項乃至第８項記載の方法であって、地中に、前記シリンダ（ ２、３、４、１５）より小さい或いは実質的に等しい外径を有する配管又はパイ プ（８）を設置することを特徴とする方法。
10. １０．請求の範囲第１項及び第２項乃至第９項のうち１項以上に記載の方法であ って、 地中に設置すべきパイプと同様、貫入シリンダ（２、３、４、１５）は、断面が 丸いシリンダ、又は４つ以上の側面を有するシリンダであり、前記シリンダを次 々に配置することにより、対応する配管を形成することを特徴とする方法。
11. １１．請求の範囲第１項及び第２項、及び第３項乃至第１０項のうち１項以上に 記載の方法であって、 振動数が大きい衝撃又は振動をシリンダ（２、３、４、１５）に付与して、前記 シリンダからの土の除去、又はシリンダ間の円錐状継手の解放を容易に行い得る ようにすることを特徴とする方法。
12. １２．請求の範囲第１項及び第２項乃至第１１項記載の方法であって、トンネル の外壁として、コンクリート製のパイプをトンネル内に設置することを特徴とす る方法。